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JP2018143153A - シャリ玉成形移載装置 - Google Patents

シャリ玉成形移載装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャリ玉成形移載装置において、異形の容器をも搬送することができる。【解決手段】シャリ玉成形移載装置Mにおいて、市販のトレイTx等のような異形の容器を使用する場合は、第1コンベア30−1上に、第1コンベア30−1と異形のトレイTxとの構成(寸法や形状等)上の整合をとるアダプタADを介してトレイTxを載置して搬送する。アダプタADの上面にはトレイTxを収める窪みADdが形成されているとともに、アダプタADの長手方向両端近傍には第1コンベア30−1の搬送ベルトBの突起Pが入り込む逃げ孔ADhが形成されている。これにより、シャリ玉成形移載装置Mにおいて、専用の容器はもちろんこと、異形の容器をも使用することができる。【選択図】図14

Description

本発明は、シャリ玉成形移載装置に関し、例えば、成形されたシャリ玉を移載するための皿やトレイ等のような載置部材をシャリ玉成形移載装置の搬送手段に供給する技術に関するものである。
回転寿司店等において、シャリ玉成形機で成形されたシャリ玉は、皿に移し替えられてから魚介類等のような寿司種が盛り付けられ、来店客に提供されるようになっている。このシャリ玉成形機から皿へのシャリ玉の移載は、作業効率の向上等の観点から、人手を介することなく、シャリ玉皿盛付装置の盛付機構により自動的に行われることが多い。
このシャリ玉皿盛付装置のシャリ玉の盛付機構としては、例えば、シャリ玉成形用のターンテーブルの下方に皿搬送用のベルトコンベア等を設け、ターンテーブル孔内の盛付位置のシャリ玉を、その直下のベルトコンベアによって運ばれてきた皿の上に落下させる落下方式の盛付機構がある。なお、この落下方式による盛付機構を備えるシャリ玉皿盛付装置としては、例えば特開2011−139661号公報に開示されている。
特開2011−139661号公報
しかし、上記した落下方式の盛付機構を備えるシャリ玉皿盛付装置においては、専用の皿やトレイを搬送することはできるが、市販の皿やトレイ等のような異形の容器の場合、搬送コンベアと構成(寸法や形状等)上で整合がとれない場合があり使用することができない、という問題がある。
本発明は、シャリ玉成形移載装置において、専用の容器はもちろんのこと、専用の容器以外の異形の容器をも使用することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のシャリ玉成形移載装置は、米飯塊を押圧してシャリ玉を成形するシャリ玉成形手段と、前記シャリ玉成形手段の側方に配置され、前記シャリ玉を載せる専用の容器または異形の容器を搬送する搬送手段と、前記搬送手段上において、前記異形の容器と前記搬送手段との間に配置され、前記異形の容器と前記搬送手段との整合をとる整合部材と、前記シャリ玉成形手段で成形された前記シャリ玉を把持手段で把持して前記搬送手段で搬送された前記専用の容器または前記異形の容器に移載するシャリ玉移載手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1記載のシャリ玉成形移載装置において、前記搬送手段の搬送路において、前記シャリ玉移載手段よりも上流に、前記搬送手段に供給された前記専用の容器または前記異形の容器のうちのトレイを検出するトレイ検出手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または2記載のシャリ玉成形移載装置において、前記シャリ玉成形手段は、当該シャリ玉成形手段の前面側に回転可能な状態で設けられたターンテーブルと、前記ターンテーブルの周方向に沿って予め決められた間隔毎に設けられた複数個の成形孔と、前記成形孔に投入された米飯塊を押圧することで前記シャリ玉を成形する成形部材と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1、2または3記載のシャリ玉成形移載装置において、前記シャリ玉移載手段は、前記シャリ玉を把持する把持位置と前記シャリ玉を移載する移載位置とを繋ぐ線に沿って前記把持手段を往復移動させる移動手段を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャリ玉成形移載装置において、前記搬送手段は、前記専用の容器または前記異形の容器の搬送方向の上流側に位置して前記専用の容器または前記異形の容器を前記シャリ玉移載手段によるシャリ玉の移載位置まで搬送する第1搬送手段と、前記専用の容器または前記異形の容器の搬送方向の下流側に位置して前記シャリ玉移載手段によりシャリ玉が移載された前記専用の容器または前記異形の容器を次工程へと搬送する第2搬送手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、シャリ玉成形移載装置において、専用の容器はもちろんのこと、専用の容器以外の異形の容器をも使用することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係るシャリ玉成形移載装置の皿搬送時の一例の平面図である。 図1のシャリ玉成形移載装置を斜め前方から見た斜視図である。 図2のシャリ玉成形移載装置の要部拡大斜視図である。 図1のシャリ玉成形移載装置の皿供給機を構成するストック部の1列分の断面図である。 図1のシャリ玉成形移載装置の皿供給機を構成するストック部の1列分の図4とは異なる部分の断面図である。 (a)は図1のシャリ玉成形移載装置の要部拡大平面図、(b)は図6(a)の搬送コンベアの第1コンベアの拡大平面図である。 (a),(b)はそれぞれ図6(b)のI−I線およびII−II線の断面図である。 図1のシャリ玉成形移載装置の移載機の内部構造を示す要部斜視図である。 図8の移載機の把持部の要部断面図である。 図8の移載機の把持部の要部分解斜視図である。 図8の移載機の把持部の要部分解斜視図である。 (a)は図1のシャリ玉成形移載装置のトレイ検出用センサの配置例を示す平面図、(b)は図12(a)のトレイ検出用センサの側面図、(c),(d)はトレイの検出原理を説明するためのトレイ検出用センサの平面図である。 図1のシャリ玉成形移載装置の制御系を示すブロック図である。 異形のトレイを使用時の図1のシャリ玉成形移載装置を斜め前方から見た要部拡大斜視図である。 (a)は図14のシャリ玉成形移載装置で用いた異形のトレイ用のアダプタの一例の全体斜視図、(b)は図15(a)のIII−III線の断面図、(c)は図15(a)のIV−IV線の断面図である。 (a)はアダプタ載置後のアダプタおよび第1コンベアの平面図、(b)は図16(a)のアダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図である。 (a)は図16(a)のV−V線の断面図、(b)は図16(a)のVI−VI線の断面図である。 (a)は異形トレイ載置後の異形トレイおよび第1コンベアの平面図、(b)は図18(a)の異形トレイ、アダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図である。 (a)は図18(a)のV−V線の断面図、(b)は図18(a)のVI−VI線の断面図である。 (a)はシャリ移載後の異形トレイおよび第1コンベアの平面図、(b)は図20(a)の異形トレイ、アダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図である。 本実施の形態のシャリ玉成形移載装置の変形例の平面図である。 図21のシャリ玉成形移載装置の要部拡大平面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態のシャリ玉成形移載装置の構造例について図1〜図13を参照して説明する。まず、図1は本実施の形態に係るシャリ玉成形移載装置の皿搬送時の一例の平面図、図2は図1のシャリ玉成形移載装置を斜め前方から見た斜視図、図3は図2のシャリ玉成形移載装置の要部拡大斜視図である。
本実施の形態のシャリ玉成形移載装置Mは、成形したシャリ玉を専用の容器または異形の容器に自動で移載する装置であり、シャリ玉成形機(シャリ玉成形手段)10と、皿供給機20と、搬送コンベア(搬送手段)30と、移載機(シャリ玉移載手段)40とを備えている。シャリ玉成形機10、皿供給機20、搬送コンベア30および移載機40は、何れも共通のベース台50上に設置されている場合が例示されているが、これに限定されるものではない。
ここで専用の容器とは、シャリ玉成形移載装置Mで使用することを前提に構成(形状や寸法等)が規格化された皿またはトレイ等のような容器のことである。図1〜図5、図12(c)には専用の容器として、丸い皿Dが例示され、図1および図12(d)には、専用の容器として長方形状のトレイTが例示されている。ただし、専用の容器として角皿や長円状のトレイ等、他の形状の皿やトレイを用いても良い。
一方、異形の容器とは、シャリ玉成形移載装置Mで使用することを前提としていない市販の皿またはトレイ等のような規格外の容器のことである。異形の容器を使用する場合は、後述のアダプタを使用する。この異形の容器の使用例については図14以降で説明する。
シャリ玉成形機10は、シャリ玉Rを自動成形する装置であり、その上部には、投入蓋11を開いて開口部から米飯(酢飯等)が投入されるホッパ12が設置されている。このホッパ12の下方には、ホッパ12から供給された米飯をほぐして所定重量に計量分割して米飯塊とし、これをさらに下方のターンテーブル13の成形孔13aに投入する機構部(図示せず)が設けられている。
最下部のターンテーブル13は、例えば円柱板状に形成されており、その円形上面を上に向けた状態で、一方向(例えば反時計回りの方向)に間欠的に回転可能な状態で設けられている。このターンテーブル13の円形上面には、その周方向に沿って予め決められた間隔毎に複数個(例えば10個)の成形孔13aが形成されている。この成形孔13aに投入された米飯塊が、ターンテーブル13の回転に伴って成形孔13a内の成形下型とその上方の成形上型(成形部材:図示せず)とによって押圧されることで略俵形のシャリ玉Rが成形されるようになっている。
ターンテーブル13の各成形孔13aは、例えば、平面視で楕円形または長円形に形成されている。各成形孔13aは、その長手方向をターンテーブル13の径方向に沿わせた状態で配置されており、ターンテーブル13の円形上面に全体として放射状に配置されている。但し、シャリ玉成形機10は、米飯塊を押圧してシャリ玉Rを成形することができれば足り、本実施の形態のようにターンテーブル13を備えた構造に限定されるものではない。また、成形されるシャリ玉Rの形状は本実施の形態のような略俵形である必要はなく、例えば、手まり寿司と呼ばれる略球形のシャリ玉であっても良い。
このようなシャリ玉成形機10の背面側には皿供給機20が設けられている。皿供給機20のストック部21には、例えば、3列の皿供給列が設けられており、各皿供給列には複数枚の専用の丸い皿Dが高さ方向に積み重ねられた状態でストックされている。ストック部21の各皿供給列の皿Dは、後述の皿取出機構(図1〜図3には図示せず)によって最下部から順に1枚ずつ皿供給コンベア22に落下され、その皿供給コンベア22を通じて搬送コンベア30の第1コンベア30−1へと供給されるようになっている。
ストック部21には、例えば、来店客に提供される寿司の価格が皿Dの色で判別できるように、3色の皿Dが色別になって各々の皿供給列にストックされている。このストック部21の皿供給列の数は3列に限定されるものではないが、例えば、ストック部21の皿供給列を1列減らしてトレイ等のような他の容器の供給列にする(すなわち、3列より少なくする)と丸い皿Dの供給不足を招いてしまう場合があるので、その観点からは3列以上であることが好ましい。
ここで、図4および図5は図1のシャリ玉成形移載装置の皿供給機を構成するストック部の1列分の断面図を示している。皿供給機20を構成するストック部21の皿供給列の各々には上記した皿取出機構23が設置されている。図4に示すように、各皿取出機構23には、一対のローラ23a,23bが回転軸を中心に回転可能な状態で設置されている。一対のローラ23a,23bの外周側面には、ローラ23a,23bの径方向に窪む溝23c,23cがローラ23a,23aの軸方向(長手方向)に沿って延在した状態で形成されている。皿Dの保持状態時においては、ローラ23a,23bの溝23c,23cが互いに向かい合う位置に配置されており、その各々の溝23c,23c内に、ストック部21の最下位の皿Dの外周縁の一部が嵌まり込むことで最下位の皿Dが保持されている。また、最下部の皿Dの1つ上の皿Dは、その外周縁の裏側一部がローラ23a,23bの外周上部に乗った状態で保持されている。
また、各皿取出機構23にはモータ23dが設置されている。図5に示すように、このモータ23dの回転軸23d1にはギア23eが接続されている。このギア23eは、それに隣接するアイドラギア(図示せず)を介して、さらにそれに隣接するギア23fと接続されている。このギア23fは、一方のローラ23b(図4参照)の軸方向一端部に接続されている。そして、ローラ23bは、ギア23f、アイドラギアおよびギア23eを介してモータ23dの回転方向と同方向に回転するようになっている。
上記したアイドラギアは、ベルト用のプーリ23gと軸を同じくしてプーリ23gよりも図5の紙面の奥側にプーリ23gと一体的に設置されている。このベルト用のプーリ23gは、ベルト23hを介して、プーリ23iと機械的に接続されている。このプーリ23iは、他方のローラ23aの軸方向一端部に接続されている。そして、他方のローラ23aは、プーリ23i、ベルト23h、プーリ23g、アイドルギアおよびギア23eを介してモータ23dの回転方向とは逆方向に回転するようになっている。
このような皿取出機構23においては、モータ23dの回転制御によって一対のローラ23a,23bを各々が向き合う方向に回転させると、各々のローラ23a,23bの溝23c,23cが下方を向くので、溝23c,23cで保持されていた最下部の1枚の皿Dを皿供給コンベア22上に落下させることが可能になっている。なお、モータ23dの回転制御によって一対のローラ23a,23bの各々をさらに上記と同一の方向に回転させるとその途中において、落下した最下部の皿Dの1つ上の皿Dが溝23c,23cで保持されるようになっている。
次に、図1〜図3に示すように、搬送コンベア30は、皿供給機20から供給された専用の皿Dや手差し等で供給された専用または異形の容器を搬送する機構部であり、皿供給機20の1つの皿供給列と重なった状態でシャリ玉成形機10の側方に配置されている。
ここで、図6(a)は図1のシャリ玉成形移載装置の要部拡大平面図、図6(b)は図6(a)の搬送コンベアの第1コンベアの拡大平面図、図7(a),(b)はそれぞれ図6(b)のI−I線およびII−II線の断面図を示している。
図1〜図3、図6(a)に示すように、搬送コンベア30は、第1コンベア(第1搬送手段)30−1と、その下流に直列に配置された第2コンベア(第2搬送手段)30−2とを備えている。第1コンベア30−1は、搬送方向の上流側に位置して専用の容器(皿DやトレイT)または異形の容器を移載機40によるシャリ玉Rの移載位置まで搬送する搬送手段である。また、第2コンベア30−2は、搬送方向の下流側に位置して移載機40によりシャリ玉Rが移載された専用の容器(皿DやトレイT)または異形の容器を次工程(例えば、寿司種を盛り付ける工程など)へと搬送する搬送手段である。このように第1コンベア30−1と第2コンベア30−2とを、搬送コンベア30の長手方向に沿って直列に配置したことにより、トレイ等のような長尺の容器の搬送にも柔軟に対応することができる。
図6および図7に示すように、第1コンベア30−1は、専用または異形の容器の搬送をガイドするガイドレールGLと、そのガイドレールGLの延在方向に沿って専用または異形の容器を移動させる搬送ベルトBとを備えている。
ガイドレールGLは、専用または異形の容器の搬送方向に沿って延在した状態で設置されている。このガイドレールGLの上面において幅方向両端部にはガイド部G,Gが形成されている。このガイド部G,Gは、ガイドレールGLの上面の幅方向両端部が上方に折れ曲がることで形成されており、搬送される異形の容器の幅よりも僅かに広い間隔に設定されている。
なお、ガイドレールGLのガイド部G,Gは、搬送時において専用または異形の容器の両側をガイドする機能を有していれば足り、本実施の形態のようにガイドレールGLの上面の幅方向両端部が折れ曲がって形成されていなくてもよい。例えば、ガイドレールGLの上面の幅方向の両側に、容器幅よりも僅かに広い間隔で立ち上がった壁をガイドレールGLの延在方向に沿って形成するようにしてもよい。
専用の容器(皿DやトレイT)は、その底部がガイド部G,Gで挟まれることで安定した状態で搬送されるようになっている。一方、異形の容器は、その異形の容器とガイドレールGLと間に後述のアダプタが介在され、そのアダプタに装着された状態で搬送されるが、そのアダプタの底部がガイド部G,Gで挟まれることで安定した状態で搬送されるようになっている。
搬送ベルトBは、ガイドレールGLの幅方向中央に、ガイドレールGLの延在方向に沿って移動可能な状態で設置されている。この搬送ベルトBの表面には、専用または異形の容器をガイドレールGL(搬送ベルトB)の上面に載せるときに専用または異形の容器の位置を決めるための複数の突起(プロファイル)Pが搬送ベルトBの延在方向に沿って予め決められた間隔(プロファイルピッチ)毎に形成されている。このプロファイルピッチは、通常、専用の容器の搬送方向の長さに合わせて形成されている。
なお、第1コンベア30−1は、例えば、ブラシレスモータによって駆動されている。但し、第1コンベア30−1の駆動は、当該第1コンベア30−1上を移動する専用または異形の容器の位置決め制御が可能な駆動手段であれば良く、ブラシレスモータに限定されるものではない。
次に、図1〜図3に示すように、移載機40は、シャリ玉成形機10で成形されたシャリ玉Rを、搬送コンベア30の第1コンベア30−1で移載位置まで搬送された専用または異形の容器に移載する機構部であり、シャリ玉Rを専用または異形の容器に移載する把持部41を備えている。この把持部41には、シャリ玉Rを把持する一対のチャック(把持手段)41a,41aが設けられている。この一対のチャック41a,41aは、開閉および昇降が可能な上、水平面内に沿って正逆方向に旋回可能な構成になっている。
ここで、図8は図1のシャリ玉成形移載装置の移載機の内部構造を示す要部斜視図、図9は図8の移載機の把持部の要部断面図、図10および図11は図8の移載機の把持部の要部分解斜視図を示している。図8〜図10に示すように、一対のチャック41a,41aは、支持体41bに開閉可能な状態で支持されている。一対のチャック41a,41aの開閉は、チャック41aの上方に配置された開閉モータ41cと、チャック41a,41aの間に介在された引張バネ(図示せず)とによって行われる。すなわち、開閉モータ41cの回転軸に直結したカム41dには開閉軸41eが接続されている。この開閉軸41eは、カム41dの回転によって上下動するようになっている。この開閉軸41eが下方に移動したときに、チャック41a上部のチャック開閉板41fが押し下げられることで一対のチャック41a,41aが開く。一方、開閉軸41eによるチャック開閉板41fに対する押圧力が無くなると、一対のチャック41a,41aの間の引張バネの作用により一対のチャック41a,41aが閉じる構成になっている。
また、図8、図9および図11に示すように、一対のチャック41a,41aは、上下動(昇降)可能な状態で把持部41に支持されている。チャック41aの昇降は、昇降モータ41gの回転動力がギア41hを介してクランク41iに伝えられることで行われる。すなわち、昇降モータ41gの回転軸が回転するとそれによってクランク41iが上下動することで、クランク41iに機械的に接続された支持体41bおよび一対のチャック41a,41aが上下動するようになっている。
さらに、図9に示すように、一対のチャック41a,41aは、水平面内に沿って旋回可能な状態で把持部41に支持されている。チャック41aの旋回機構は、把持部41のチャック41aを支持して上下方向に配置されたロッド41jを旋回モータ41kで回転させる構成になっている。すなわち、チャック41aおよびこれを支持するロッド41jは、水平面内に回転可能な状態で把持部41に支持されている。このロッド41jの外周には、旋回モータ41kが設置されている。この旋回モータ41kの回転軸に接続された旋回モータギア41mは、ロッド41jの上部外周に取り付けられた旋回従動ギア41nと機械的に係合されており、旋回モータ41kが回転すると、旋回モータギア41mおよび旋回従動ギア41nを介して回転動力がロッド41jに伝達されてロッド41jが軸を中心に水平面内に沿って回転する構成になっている。ここでは一対のチャック41a,41aがロッド41jの旋回中心に位置している。なお、旋回モータ41kおよび各種ギアはチャック41aの上下と共に上下するようになっている。また、ロッド41jは中空状に形成されており、その中空内に上記した開閉軸41eが上下動可能な状態で設置されている。但し、旋回機構はこれに限定されるものではない。
また、把持部41は、モータ(移動手段)42(図8参照)で正逆2方向に周回動されるベルト(移動手段)43によってレール(移動手段)44上を滑走することにより、シャリ玉成形機10におけるシャリ玉Rの把持位置と第1コンベア30−1に搬送される専用または異形の容器へのシャリ玉Rの移載位置とを繋ぐ線に沿って直線的に往復移動することが可能となっている。なお、把持部41のモータ42はサーボモータにより構成されている。但し、モータ42についても、把持部41を位置決め制御可能であれば良く、サーボモータに限定されるものではない。
このように本実施の形態のシャリ玉成形移載装置Mによれば、第1コンベア30−1(搬送コンベア30)に搬送される専用または異形の容器に移載機40によってシャリ玉Rを移載する構成となっている。したがって、シャリ玉成形機10に汎用性を持たせることができ、シャリ玉Rを専用または異形の容器に移載するシャリ玉成形移載装置Mの一構成要素としての使用のみではなく、単独での使用も可能になる。また、専用または異形の容器としてトレイを使用する場合に、トレイの幅方向中央にトレイの搬送方向に沿って窪み等がある場合でもそれを避けてシャリ玉Rをトレイに移載することができる。
次に、図12(a)は図1のシャリ玉成形移載装置のトレイ検出用センサの配置例を示す平面図、図12(b)は図12(a)のトレイ検出用センサの側面図、図12(c),(d)はトレイの検出原理を説明するためのトレイ検出用センサの平面図である。なお、図12(a),(c),(d)においては図面を見易くするためトレイ検出用センサにハッチングを付した。
本実施の形態のシャリ玉成形移載装置Mにおいては、図1、図12等に示すように、第1コンベア30−1の搬送経路近傍において、皿供給機20よりも下流であり、移載機40(シャリ玉Rの移載位置)よりも上流に、図12(a),(b)に示すように、第1コンベア30−1上に専用または異形の容器が供給されたことを検出するトレイ検出用センサ(トレイ検出手段)32が設けられている。
このトレイ検出用センサ32は、例えば、発光部32aと、受光部32bとを備える透過型の光センサによって構成されている。発光部32aと受光部32bとは、図12(a)に示すように、平面で見ると第1コンベア30−1の外周の外側近傍に配置され、図12(b)に示すように、側面から見ると第1コンベア30−1上の専用の容器(皿DやトレイT)または異形の容器を挟むようにその上下に配置されている。なお、トレイ検出用センサ32の発光部32aと受光部32bとを、それらの間に専用または異形の容器を挟むようにガイドレールGLの上面の幅方向(第1コンベア30−1の搬送方向に直交する幅方向)の両側に配置するとともに、ガイドレールGLの上面に対してほぼ水平に配置しても良い。ただし、トレイ検出用センサ32は透過型の光センサに限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば反射型の光センサを使用しても良い。
ここで、図12(c),(d)に示すように、専用の長方形状のトレイTが供給された場合は、丸い皿Dよりも早くトレイ検出用センサ32での検出光が遮られることや皿Dよりも長い時間に渡って検出光が遮られることから、トレイTが供給されたことを自動的に検出することができる。なお、トレイTでないと検出された場合は皿Dが供給されたことを自動的に検出できる。もちろん、トレイTの供給のたびにトレイTを供給することをシャリ玉成形移載装置Mの入力部から入力しても良い。これらのことは、トレイ検出用センサ32の発光部32aと受光部32bとを、それらの間にトレイTを挟んで水平に配置した場合も同じである。また、異形の容器(皿やトレイ)の場合も同じである。
次に、図13は図1のシャリ玉成形移載装置の制御系を示すブロック図である。
シャリ玉成形移載装置Mを構成する制御部Cは、シャリ玉成形機10、皿供給機20、第1コンベア30−1、第2コンベア30−2および移載機40の動作を司り、上記シャリ玉Rを移載機40により搬送コンベア30上の専用または異形の容器に移載する制御を実行する制御回路である。
この制御部Cには、例えば、タッチパネル式の液晶表示部で構成される入力部(図示せず)60が電気的に接続されている。そして、作業者が当該入力部60を操作して所望のコマンド(1枚の専用または異形の容器に対するシャリ玉Rの盛り付け個数や配置の仕方など)を入力することにより、シャリ玉成形移載装置Mは入力内容に従って動作を実行するようになっている。
また、制御部Cは、皿供給機20の皿取出機構23(図4および図5参照)を制御することにより、皿供給機20のストック部21にストックされた皿Dを最下部から順に1枚ずつ皿供給コンベア22に落下させる制御を実行するようになっている。
また、制御部Cは、第1コンベア30−1の駆動モータを制御することにより、第1コンベア30−1上の専用または異形の容器を適切な位置に搬送する制御を実行するようになっている。また、制御部Cは、制御部Cに電気的に接続されたトレイ検出用センサ32からの情報に基づいて、第1コンベア30−1に供給された容器が皿なのかトレイなのかを自動的に認識することが可能になっている。もちろん、上記したようにトレイの供給を入力部60で入力しても良い。
また、制御部Cは、移載機40のモータ42を制御することにより、把持部41のチャック41aを適切な位置に移動する制御を実行するようになっている。さらに、制御部Cは、移載機40のチャック41aを水平面内に沿って旋回させる旋回モータ41k(図9参照)を制御することにより、シャリ玉Rを専用または異形の容器の適切な位置に移載する制御を実行するようになっている。したがって、シャリ玉Rを専用または異形の容器に柔軟かつ容易に移載することができる。
次に、シャリ玉成形移載装置Mにおいて、異形の容器を使用する場合について図14〜図20を参照して説明する。ここでは、異形の容器として、例えば、長方形状の市販のトレイTxを使用した場合について説明する。ただし、異形の容器として、角皿や長円状のトレイ等、他の形状の皿やトレイを使用することもできる。
まず、図14は異形のトレイを使用時の図1のシャリ玉成形移載装置を斜め前方から見た要部拡大斜視図、図15(a)は図14のシャリ玉成形移載装置で用いた異形のトレイ用のアダプタの一例の全体斜視図、図15(b)は図15(a)のIII−III線の断面図、図15(c)は図15(a)のIV−IV線の断面図を示している。
図14に示すように、シャリ玉成形移載装置Mにおいて、シャリ玉移載用の異形の容器として市販のトレイTxを使用する場合は、第1コンベア30−1上にアダプタ(整合部材)ADを介してトレイTxを載置する。これにより、シャリ玉成形移載装置Mをそのまま用いて異形のトレイTxに対応することができる。回転寿司店等においては、市販のトレイTxを用いた持ち帰り寿司も販売している。このために、持ち帰り寿司等の生産数はそれほど多くなくても、持ち帰り寿司専用のシャリ盛付装置を別個に用意している店も多い。これに対して、本実施の形態においては、持ち帰り寿司専用のシャリ盛付装置を別個に用意することなく、シャリ玉成形移載装置Mをそのまま用いて市販のトレイTxにシャリ玉Rを移載して、持ち帰り寿司を生産することができる。
異形のトレイTx用のアダプタADは、図15に示すように、例えば、異形のトレイTxの平面形状および寸法に合わせて平面長方形状の薄板により形成されている。アダプタADの裏面には、突出部ADpが形成されている。この突出部ADpの幅(短方向の寸法)は、例えば、専用の丸い皿Dの糸尻幅に合わせて形成されている。また、アダプタADの上面には、窪みADdが形成されている。この窪みADdに異形のトレイTxの底部を入れ込むことでアダプタAD上に載置されたトレイTxを固定することができるようになっている。
さらに、アダプタADの平面(窪みADdの底面)内において長手方向の両端近傍には、その表裏面を貫通する2個の逃げ孔ADhが形成されている。この逃げ孔ADhは、アダプタADを第1コンベア30−1のガイドレールGL上に載置したときに、搬送ベルトBの突起P上にアダプタADが乗り上げないように、突起Pを入れ込む孔である。なお、逃げ孔ADhの開口寸法は、突起Pに対して余裕を持って形成されている。また、アダプタADにおいて、搬送ベルトBの突起Pを入れ込むのは貫通孔に限定されるものではなく、例えば、溝にしても良い。その場合、アダプタADの前方と後方との両方とも溝にしても良いし、前方と後方の一方を孔にし、他方を溝にしても良い。
このようなアダプタADの変更により、例えば、幅が最大で150mm、高さが最大で35mmまでの異形の容器(皿やトレイTx)に対応することができる。なお、専用の丸い皿Dは、糸尻高さの分、シャリ玉Rの移載位置が高いので、アダプタADを使用したとしても高さの問題は生じない。
次に、異形のトレイTxおよびアダプタADの使用例について図16〜図20を参照して説明する。まず、図16(a)はアダプタ載置後のアダプタおよび第1コンベアの平面図、図16(b)は図16(a)のアダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図、図17(a)は図16(a)のV−V線の断面図、図17(b)は図16(a)のVI−VI線の断面図を示している。
異形のトレイTxを使用する場合は、予めシャリ玉成形移載装置Mの入力部60を通じて装置の設定(移載パターン等)を変更する。そして、第1コンベア30−1の動作を停止した状態で、アダプタADの長手方向を第1コンベア30−1のガイドレールGLの延在方向に合わせた状態でアダプタADをガイドレールGL上に載置する。このとき、アダプタADの裏面の突出部ADpがガイドレールGLの幅方向両側のガイド部G,Gで挟まれるとともに、アダプタADの逃げ孔ADhに搬送ベルトBの突起Pが挿入される。これにより、アダプタADを安定した状態でガイドレールGL上に固定することができる。
続いて、図18(a)は異形トレイ載置後の異形トレイおよび第1コンベアの平面図、図18(b)は図18(a)の異形トレイ、アダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図、図19(a)は図18(a)のV−V線の断面図、図19(b)は図18(a)のVI−VI線の断面図を示している。
第1コンベア30−1の動作を停止した状態で、異形のトレイTxの長手方向をアダプタADの長手方向に合わせた状態で異形のトレイTxをアダプタAD上に載置する。このとき、異形のトレイTxの底部がアダプタADの上面の窪みADdに嵌まり込むことにより、異形のトレイTxを安定した状態でアダプタAD上に固定することができる。
続いて、図20(a)はシャリ移載後の異形トレイおよび第1コンベアの平面図、図20(b)は図20(a)の異形トレイ、アダプタおよび第1コンベアの拡大斜視図を示している。
異形のトレイTxをアダプタAD上に載置した後、シャリ玉成形移載装置Mのオペレータスイッチを押して運転を開始すると、第1コンベア30−1の搬送ベルトBが動作する。すると、アダプタADの搬送方向の前側の逃げ孔ADhに挿入された突起Pの移動によってアダプタADが引っ張られる。これにより、異形のトレイTxはアダプタADに載せられて搬送される。
この異形のトレイTxの搬送途中において、トレイ検出用センサ32によって異形のトレイTxが検出され、その検出データに基づいて異形のトレイTxはシャリ玉Rの移載位置まで搬送される。そして、シャリ玉Rの移載位置において異形のトレイTx上にシャリ玉Rが移載される。このとき、本実施の形態のシャリ玉成形移載装置Mにおいては、移載機40のチャック41a,41aでシャリ玉Rを把持した状態で移載するので、異形のトレイTx上にシャリ玉Rを複数列に並べて移載することができる。
このように本実施の形態のシャリ玉成形移載装置Mにおいては、専用の容器(皿DやトレイT)はもちろんのこと、異形の容器(皿やトレイTx)にもシャリ玉Rを移載することができる。なお、移載が完了した異形のトレイTxはアダプタADに載せられたまま第2コンベア30−2に引き渡され次工程へと搬送される。
次に、本実施の形態のシャリ玉成形移載装置の変形例について図21および図22を参照して説明する。図21は本実施の形態のシャリ玉成形移載装置の変形例の平面図、図22は図21のシャリ玉成形移載装置の要部拡大平面図である。
本実施の形態においては、シャリ玉成形移載装置Mの第1コンベア30−1の上流側が皿供給機20の1つの皿供給列と交差し、さらに皿供給機20の背面から後方に張り出すように延在しており、その延在部に容器供給部31が形成されている。
容器供給部31は、専用の丸い皿D以外の専用の容器(角皿またはトレイT)または異形の容器(丸皿、角皿またはトレイTx)を供給する構成部である。このような容器供給部31を設けたことにより、皿供給機20の皿供給列を少なくすることなく、搬送コンベア30に専用または異形の容器を供給することができる。すなわち、丸い皿Dの供給不足を招くことなく、要求に応じて専用または異形の容器をも搬送コンベア30に供給することができる。
また、シャリ玉成形移載装置Mに、丸い皿D以外の専用の容器を供給する場合は、専用の容器をそのまま容器供給部31に載置すれば良いが、異形の容器を供給する場合は、上記したようにアダプタADを介して異形の容器を容器供給部31に載置する。この場合、容器供給部31は、シャリ玉成形移載装置Mの外側に張り出しており、第1コンベア30−1の搬送ベルトBの突起Pを簡単に目視確認することができるので、アダプタADを第1コンベア30−1上に位置合わせ良く簡単に載置することができる。また、アダプタADの上面を目視確認することができるので、専用または異形の容器をアダプタAD上に位置合わせ良く簡単に載置することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
以上の説明では、本発明の装置をシャリ玉成形移載装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく種々適用することができ、例えば、シャリ玉成形機で成形されたシャリ玉の外周側面に海苔を巻いた軍艦巻を専用または異形の容器に移載する軍艦巻成形移載装置に適用することもできる。
10 シャリ玉成形機
11 投入蓋
12 ホッパ
13 ターンテーブル
13a 成形孔
20 皿供給機
21 ストック部
22 皿供給コンベア
23 皿取出機構
23a,23b ローラ
23c 溝
23d モータ
23d1 回転軸
23e,23f ギア
23g プーリ
23h ベルト
23i プーリ
30 搬送コンベア
30−1 第1コンベア
30−2 第2コンベア
31 容器供給部
32 トレイ検出用センサ
40 移載機
41 把持部
41a チャック
41b 支持体
41c 開閉モータ
41d カム
41e 開閉軸
41f チャック開閉板
41g 昇降モータ
41h ギア
41i クランク
41j ロッド
41k 旋回モータ
41m 旋回モータギア
41n 旋回従動ギア
42 モータ
43 ベルト
44 レール
50 ベース台
60 入力部
M シャリ玉成形移載装置
C 制御部
GL ガイドレール
G ガイド部
B 搬送ベルト
P 突起
D 皿
T,Tx トレイ
AD アダプタ
ADp 突出部
ADd 窪み
ADh 逃げ孔
R シャリ玉

Claims (5)

  1. 米飯塊を押圧してシャリ玉を成形するシャリ玉成形手段と、
    前記シャリ玉成形手段の側方に配置され、前記シャリ玉を載せる専用の容器または異形の容器を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段上において、前記異形の容器と前記搬送手段との間に配置され、前記異形の容器と前記搬送手段との整合をとる整合部材と、
    前記シャリ玉成形手段で成形された前記シャリ玉を把持手段で把持して前記搬送手段で搬送された前記専用の容器または前記異形の容器に移載するシャリ玉移載手段と、
    を備えることを特徴とするシャリ玉成形移載装置。
  2. 前記搬送手段の搬送路において、前記シャリ玉移載手段よりも上流に、前記搬送手段に供給された前記専用の容器または前記異形の容器のうちのトレイを検出するトレイ検出手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のシャリ玉成形移載装置。
  3. 前記シャリ玉成形手段は、
    当該シャリ玉成形手段の前面側に回転可能な状態で設けられたターンテーブルと、
    前記ターンテーブルの周方向に沿って予め決められた間隔毎に設けられた複数個の成形孔と、
    前記成形孔に投入された米飯塊を押圧することで前記シャリ玉を成形する成形部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載のシャリ玉成形移載装置。
  4. 前記シャリ玉移載手段は、前記シャリ玉を把持する把持位置と前記シャリ玉を移載する移載位置とを繋ぐ線に沿って前記把持手段を往復移動させる移動手段を備えることを特徴とする請求項1、2または3記載のシャリ玉成形移載装置。
  5. 前記搬送手段は、
    前記専用の容器または前記異形の容器の搬送方向の上流側に位置して前記専用の容器または前記異形の容器を前記シャリ玉移載手段によるシャリ玉の移載位置まで搬送する第1搬送手段と、
    前記専用の容器または前記異形の容器の搬送方向の下流側に位置して前記シャリ玉移載手段によりシャリ玉が移載された前記専用の容器または前記異形の容器を次工程へと搬送する第2搬送手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャリ玉成形移載装置。
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