JP2018022958A - 車両用表示制御装置及び車両用モニタシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両で用いられるカメラで撮像したその車両周辺の画像をディスプレイに表示させる場合に、画像の表示によるドライバの煩わしさをより低減するとともに、ディスプレイの焼き付きを低減することを可能にする。【解決手段】車両に取り付けられたカメラで逐次撮像する自車後側方の画像を、各側方表示器40a,40bによって車両の車室内に位置するELパネルの表示領域に逐次表示させる表示制御部104と、視線特定部102で逐次特定する視線方向から視線の移動方向を特定する視線移動特定部103とを備え、表示制御部104は、視線特定部102で特定する視線方向がELパネルの表示領域に向いている場合であっても、視線移動特定部103で特定する視線の移動方向が表示領域を通過する変化をしていたことをもとに、通常画像よりも視認性を低下させた抑制画像を表示させる。【選択図】図3
Description
本発明は、車両で用いられるカメラで撮像したその車両周辺の画像を表示させる車両用表示制御装置及びこの車両用表示制御装置を含む車両用モニタシステムに関するものである。
従来、車両の後側方の像をサイドミラーに映したり車両の後方の像をルームミラーに映したりする代わりに、車両で用いられるカメラで撮像した車両後側方や後方の画像をディスプレイに表示させる、電子ミラーシステムといった車両用モニタシステムが知られている。しかしながら、電子ミラーシステムでは、ディスプレイ表示をドライバが確認するタイミング以外にもディスプレイに視認性の高い画像を表示させ続けていると、ドライバがこの画像を煩わしく感じるおそれがある。
そこで、この問題を解決する手段として、例えば、特許文献1には、ドライバの視線が、車両の後側方及び後方の撮像画像を表示させるディスプレイの、運転席前方に位置する表示領域に向いている場合には、通常画像をディスプレイに表示させる一方、表示領域外に向いている場合には、視認性を抑止した抑止画像を表示させる技術が開示されている。また、特許文献1には、ドライバの視線が表示領域から外れても、所定時間は視認性を抑止しない通常画像の表示を維持することで、画像の視認性の切り替わりによる違和感を抑制する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ドライバが車両の左右側方を目視によって直接確認する際に視線が表示領域を通過しただけでも、表示領域に所定時間は通常画像が表示され続けることになる。よって、ドライバが表示領域を確認する意図もないのに、通常画像が無駄に表示され続け、ドライバが煩わしさを感じるおそれがある。また、ドライバが表示領域を確認する意図もないのに、抑止画像よりも視認性の高い通常画像が無駄に表示され続けることで、表示領域に画像を表示させるディスプレイに焼き付きが生じてしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、車両で用いられるカメラで撮像したその車両周辺の画像をディスプレイに表示させる場合に、画像の表示によるドライバの煩わしさをより低減するとともに、ディスプレイの焼き付きを低減することを可能にする車両用表示制御装置及び車両用モニタシステムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の車両用表示制御装置は、車両で用いられ、車両に取り付けられたカメラ(20a,20b)で逐次撮像する車両周辺の画像を、ディスプレイ(40a,40b)によって車両の車室内に位置する表示領域に逐次表示させる表示制御部(104)と、車両のドライバの視線方向を逐次特定する視線特定部(102)とを備え、表示制御部は、視線特定部で特定する視線方向が表示領域に向いていないことをもとに、基準となる視認性よりも視認性を低下させた抑制画像を表示させる車両用表示制御装置であって、視線特定部で逐次特定する視線方向から視線の移動方向を特定する視線移動特定部(103)を備え、表示制御部は、視線特定部で特定する視線方向が表示領域に向いている場合であっても、視線移動特定部で特定する視線の移動方向が表示領域を通過する変化をしていたことをもとに、基準となる視認性の画像でなく抑制画像を表示させる。
また、上記目的を達成するために、本発明の車両用モニタシステムは、車両で用いられ、車両に取り付けられ、車両周辺の画像を撮像するカメラ(20a,20b)と、カメラで逐次撮像する車両周辺の画像を、車両の車室内に位置する表示領域に逐次表示させるディスプレイ(40a,40b)と、本発明の車両用表示制御装置(10)とを含む。
ドライバの視線の動きがディスプレイによって車両周辺の画像を表示させる表示領域を通過する変化をしていた場合、ドライバが表示領域を確認する意図がない可能性が高い。これに対して、本発明の構成によれば、視線特定部で特定する視線方向が表示領域に向いている場合であっても、視線移動特定部で特定する視線の移動方向が表示領域を通過する変化をしていたことをもとに、基準となる視認性の画像でなく抑制画像を表示させることになる。よって、視線方向が表示領域に向いている場合であっても、ドライバが表示領域を確認する意図がない可能性が高い状況においては、抑制画像を表示させることが可能になる。従って、ドライバが表示領域を確認する意図がない可能性が高い状況において、抑制画像よりも視認性の高い画像を無駄に表示させるのを防ぐことが可能になる。その結果、車両で用いられるカメラで撮像したその車両周辺の画像をディスプレイに表示させる場合に、画像の表示によるドライバの煩わしさをより低減するとともに、ディスプレイの焼き付きを低減することが可能になる。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態及び変形例を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態及び変形例の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態及び/又は変形例における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<電子ミラーシステム1の概略構成>
以下、本発明の実施形態1における電子ミラーシステム1について図面を用いて説明する。実施形態1の電子ミラーシステム1は、自車の後側方の像をサイドミラー(例えばドアミラー)に映す代わりに、サイドミラーに映る像を模した画像をディスプレイに表示させる、車両用モニタシステムである。図1に示すように、電子ミラーシステム1は、HCU(Human Machine Interface Control Unit)10、右後側方カメラ20a、左後側方カメラ20b、周辺監視ECU30、右側方表示器40a、左側方表示器40b、及びDSM(Driver Status Monitor)50を含んでいる。電子ミラーシステム1を用いる車両を以下では自車と呼ぶ。
<電子ミラーシステム1の概略構成>
以下、本発明の実施形態1における電子ミラーシステム1について図面を用いて説明する。実施形態1の電子ミラーシステム1は、自車の後側方の像をサイドミラー(例えばドアミラー)に映す代わりに、サイドミラーに映る像を模した画像をディスプレイに表示させる、車両用モニタシステムである。図1に示すように、電子ミラーシステム1は、HCU(Human Machine Interface Control Unit)10、右後側方カメラ20a、左後側方カメラ20b、周辺監視ECU30、右側方表示器40a、左側方表示器40b、及びDSM(Driver Status Monitor)50を含んでいる。電子ミラーシステム1を用いる車両を以下では自車と呼ぶ。
右後側方カメラ20a及び左後側方カメラ20bは自車の後側方を撮像する。右後側方カメラ20a及び左後側方カメラ20bは、入射する光を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子の撮像面へ光を入射させる光学系を有している。撮像素子としては、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ,CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を用いればよい。この右後側方カメラ20a及び左後側方カメラ20bが請求項のカメラに相当する。
右後側方カメラ20aは、自車の後方に撮像面を向けた姿勢にて、自車の右側面に取り付けられる。一例として、ドアミラーを備えた車両における右ドアミラーの設置位置と同様の位置に、右後側方カメラ20aが取り付けられる構成とすればよい。右後側方カメラ20aは、自車の右側方から後方(以下、右後側方)の範囲を、所定のフレームレートで撮像する。
左後側方カメラ20bは、自車の後方に撮像面を向けた姿勢にて、自車の左側面に取り付けられる。一例として、ドアミラーを備えた車両における左ドアミラーの設置位置と同様の位置に、左後側方カメラ20bが取り付けられる構成とすればよい。左後側方カメラ20bは、自車の左側方から後方(以下、左後側方)の範囲を、所定のフレームレートで撮像する。
周辺監視ECU30は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及びこれらを相互に接続するバス等からなるマイクロコンピュータを備え、不揮発性メモリに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。周辺監視ECU30は、各カメラ20a,20bの作動を制御する。また、周辺監視ECU30は、各カメラ20a,20bによって撮像される自車後側方の画像を逐次取得し、HCU10へ逐次転送する。
右側方表示器40aは、右後側方カメラ20aによって撮像された自車右後側方の画像を有機ELディスプレイパネル(以下、ELパネル)41aに表示する表示器である。右側方表示器40aのELパネル41aには、右後側方カメラ20aによって撮像された自車右後側方の画像の全体が表示される構成であってもよいし、トリミングされた画像が表示される構成であってもよい。右側方表示器40aのELパネル41aは、例えば図2に示すように、自車の車室内において、ウィンドシールドの右側に位置するピラーの根本近傍に配置すればよい。また、ELパネル41aは、表示領域を運転席のヘッドレストへ向けた姿勢にて自車の構造物に取り付ければよい。
左側方表示器40bは、左後側方カメラ20bによって撮像された自車左後側方の画像を右側方表示器40aと同様にしてELパネル41bに表示する表示器である。左側方表示器40bのELパネル41bは、図2に示すように、自車の車室内において、ウィンドシールドの左側に位置するピラーの根本近傍に配置すればよい。また、ELパネル41bは、表示領域を運転席のヘッドレストへ向けた姿勢にて自車の構造物に取り付ければよい。
右側方表示器40a及び左側方表示器40bでは、液晶ディスプレイ等の有機ELディスプレイ以外のディスプレイを用いる構成としてもよい。しかしながら、車両用のモニタシステムでは、あらゆる環境下において、ぼやけ及びブレのないカメラ映像を表示する性能が要求されることから、応答性能の高い有機ELディスプレイを用いることが好ましい。
各側方表示器40a,40bは、表示領域に映し出す自車後側方の画像の情報を、HCU10から取得する。各側方表示器40a,40bは、HCU10から入力されるこの情報に基づき、表示領域に自車後側方の画像を表示する。
DSM50は、一例として、近赤外光源及び近赤外カメラと、これらを制御する制御ユニット等とによって構成されている。DSM50は、近赤外カメラを自車の運転席側に向けた姿勢にて、例えばステアリングコラムカバーに配置される。なお、DSM50は、自車の運転席に着座したドライバの顔を撮像できる位置であれば他の位置に配置される構成であってもよく、インスツルメントパネルの上面等に配置される構成であってもよい。
DSM50は、近赤外光源によって近赤外光を照射されたドライバの頭部を、近赤外カメラによって撮影する。近赤外カメラによる撮像画像は、制御ユニットによって画像解析される。制御ユニットは、例えばドライバの視線方向を、撮像画像から逐次検出する。一例として、DSM50は、近赤外カメラによってドライバの顔を撮像した撮像画像から、画像認識処理によって顔の輪郭、目、鼻、口などの部位を検出する。そして、各部位の相対的な位置関係からドライバの顔向きを検出する。また、一例として、DSM50は、近赤外カメラによってドライバの顔を撮像した撮像画像から、画像認識処理によって、ドライバの瞳孔及び角膜反射を検出し、検出した瞳孔と角膜反射との位置関係から車室内の基準位置に対する視線方向を検出する。基準位置は例えば近赤外カメラの設置位置等とすればよい。視線方向は、顔向きも考慮して検出する構成とすればよい。DSM50は、検出したドライバの視線方向の情報をHCU10へ出力する。
HCU10は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及びこれらを相互に接続するバス等からなるマイクロコンピュータを備える。プロセッサは、プログラムに基づいて種々の演算処理を実行する。揮発性メモリは、プロセッサによる演算の作業領域として機能する。不揮発性メモリは、プログラム等の情報を格納する非遷移的実体的記憶媒体である。なお、HCU10での処理の詳細については以下で説明を行う。
<HCU10の概略構成>
続いて、図3を用いてHCU10の概略構成についての説明を行う。HCU10は、図3に示すように、撮像画像取得部101、視線特定部102、視線移動特定部103、及び表示制御部104を機能ブロックとして備える。なお、HCU10が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。このHCU10が請求項の車両用映像処理装置に相当する。
続いて、図3を用いてHCU10の概略構成についての説明を行う。HCU10は、図3に示すように、撮像画像取得部101、視線特定部102、視線移動特定部103、及び表示制御部104を機能ブロックとして備える。なお、HCU10が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。このHCU10が請求項の車両用映像処理装置に相当する。
撮像画像取得部101は、周辺監視ECU30から逐次転送されてくる、各カメラ20a,20bによって撮像された自車後側方の画像を逐次取得する。撮像画像取得部101は、取得した画像を表示制御部104に出力する。
視線特定部102は、DSM50から逐次出力されるドライバの視線方向の情報から、自車のドライバの視線方向を逐次特定する。視線特定部102は、ELパネル41a,41bの表示領域に対する自車のドライバの視線方向(図4参照)が少なくとも判別可能なように自車のドライバの視線方向を特定する。一例として、前述の基準位置とELパネル41a,41bの表示領域の位置との関係を予めHCU10の不揮発性メモリに記憶しておくことで、この関係を参照して、DSM50から逐次出力されるドライバの視線方向の情報から、ELパネル41a,41bの表示領域に対する自車のドライバの視線方向を特定すればよい。視線特定部102で特定した視線方向は、例えばHCU10の揮発性メモリに一定期間記憶しておく構成とすればよい。
視線移動特定部103は、視線特定部102で逐次特定する視線方向から視線の移動方向を特定する。詳しくは、視線移動特定部103は、前述の揮発性メモリに記憶されている、視線特定部102で逐次特定した視線方向の時系列データから、視線の移動方向を特定する。
表示制御部104は、撮像画像取得部101で取得した自車後側方の画像をもとに、基準となる視認性の自車後側方の画像(以下、通常画像)と、通常画像よりも視認性を低下させた自車後側方の画像(以下、抑制画像)とを切り替えて各側方表示器40a,40bに表示させる。ここで言うところの基準となる視認性の画像とは、抑制画像よりも視認性が高い画像であればよく、各カメラ20a,20bによって撮像された画像に対して、画像処理が行われたものであっても画像処理が行われていないものであっても構わない。また、抑制画像は、通常画像よりも画像の明るさを抑えた画像とすればよい。なお、抑制画像は、通常画像よりも画像の大きさを小さくした画像や通常画像よりも解像度を低下させた画像とする等、視認性が通常画像よりも低下した自車後側方の画像でありさえすればよい。
表示制御部104は、視線特定部102で特定する視線方向がELパネル41a,41bの表示領域に向いていない場合には、抑制画像を表示させる。また、表示制御部104は、視線移動特定部103で特定する視線の移動方向が、表示領域を通過する変化をした場合に、移動検知フラグをONにする。表示領域を通過する視線の移動方向の変化とは、例えば視線が右方向に移動を続けながら表示領域外から表示領域内を通過して表示領域外に至る変化を指している。ここでは視線が右方向に移動を続ける場合を例に挙げたが、視線が左方向に移動を続ける場合であってもよく、上方向や下方向や斜め方向に移動を続ける場合であってもよい。なお、視線が右方向に移動して表示領域外から表示領域内に移った後、視線が左方向に移動して表示領域内から表示領域外に移った場合のように、表示領域を通過しない視線の移動方向の変化については、表示制御部104が移動検知フラグをONにはしない。
表示制御部104は、移動検知フラグがONになるまでは、視線特定部102で特定する視線方向がELパネル41a,41bの表示領域に向いている場合、通常画像を表示させる。一方、移動検知フラグがONになってからの経過時間が規定時間内は、視線特定部102で特定する視線方向がELパネル41a,41bの表示領域に向いている場合であっても、抑制画像を表示させる。移動検知フラグがONになってからの経過時間が規定時間を超えた場合は、視線特定部102で特定する視線方向がELパネル41a,41bの表示領域に向いている場合に、通常画像を表示させる。
<HCU10での表示制御関連処理>
ここで、図5のフローチャートを用いて、HCU10での各側方表示器40a,40bに自車後側方の画像を表示させる処理に関連する処理(以下、表示制御関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、例えば、自車のイグニッション電源がオンになったときに開始する構成とすればよい。
ここで、図5のフローチャートを用いて、HCU10での各側方表示器40a,40bに自車後側方の画像を表示させる処理に関連する処理(以下、表示制御関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、例えば、自車のイグニッション電源がオンになったときに開始する構成とすればよい。
まず、ステップS1では、撮像画像取得部101が、各カメラ20a,20bによって撮像された自車後側方の画像の取得を開始する。以降は、表示制御関連処理が終了するまで、撮像画像取得部101が、自車後側方の画像を逐次取得するものとする。
ステップS2では、視線特定部102が、自車のドライバの視線方向を特定し、HCU10の揮発性メモリに記憶する。また、揮発性メモリに既に視線方向が記憶されていた場合には、新たに特定した視線方向を含む視線方向の時系列データから、視線移動特定部103が、視線の移動方向を特定する。
ステップS3では、S2で特定した視線方向がELパネル41a若しくはELパネル41bの表示領域に向いている場合(S3でYES)には、ステップS4に移る。一方、表示領域に向いていない場合(S3でNO)には、ステップS6に移る。なお、S3における判断は、例えば表示制御部104が行う構成とすればよい。
ステップS4では、表示制御部104で移動検知フラグが既にONになっていた場合(S4でYES)には、ステップS11に移る。一方、移動検知フラグがOFFになっていた場合(S4でNO)には、ステップS5に移る。ステップS5では、表示制御部104が、各側方表示器40a,40bに抑制画像を表示させ、ステップS12に移る。
ステップS6では、S2で特定した視線の移動方向が表示領域を通過する変化をしていた場合(S6でYES)には、ステップS7に移る。一方、表示領域を通過する変化をしていなかった場合(S6でNO)には、ステップS11に移る。なお、S6における判断は、例えば表示制御部104が行う構成とすればよい。
ステップS7では、表示制御部104で移動検知フラグが既にONになっていた場合(S7でYES)には、ステップS9に移る。一方、移動検知フラグがOFFになっていた場合(S7でNO)には、ステップS8に移る。ステップS8では、表示制御部104が、移動検知フラグをONにするとともに、タイマを起動し、ステップS11に移る。
ステップS9では、S8でタイマを起動してからの経過時間が規定時間に達した場合、つまりタイムアウトとなった場合(S9でYES)には、ステップS10に移る。一方、タイムアウトとなっていない場合(S9でNO)には、ステップS11に移る。ここで言うところの規定時間は、表示領域を確認する意図のないドライバの視線が表示領域を往復して通過する際にかかると推定される往復時間よりも長い時間であれば、任意に設定可能な時間である。また、規定時間は、表示領域を確認する意図のあるドライバの視線が、たまたま表示領域を通過してしまった後で表示領域に向いた場合に、なるべく迅速に抑制画像から通常画像に切り替えられる程度に短い時間となっていることが好ましい。
ステップS10では、表示制御部104が、移動検知フラグをクリアして移動検知フラグをOFFにするとともに、タイマをクリアし、ステップS11に移る。ステップS11では、表示制御部104が、各側方表示器40a,40bに通常画像を表示させ、ステップS12に移る。
ステップS12では、表示制御関連処理の終了タイミングであった場合(S12でYES)には、表示制御関連処理を終了する。一方、表示制御関連処理の終了タイミングでなかった場合(S12でNO)には、S2に戻って処理を繰り返す。表示制御関連処理の終了タイミングとしては、例えば自車のイグニッション電源がオフになったとき等が挙げられる。
<実施形態1での視認性の切り替わりについて>
続いて、図6のタイミングチャートを用いて、自車のドライバの視線方向と視線の移動方向と移動検知フラグと実施形態1での自車後側方の画像の視認性との関係を説明する。また、比較例として、特許文献1に開示の従来技術を適用したと仮定した場合の自車後側方の画像の視認性との関係も説明する。図6では、自車のドライバが車両右側方を目視で確認してから視線を正面に戻した後、続けて右側方表示器40aのELパネル41aの表示領域に表示される自車の右後側方の画像を確認して視線を正面に戻す動作を例に挙げて説明を行う。
続いて、図6のタイミングチャートを用いて、自車のドライバの視線方向と視線の移動方向と移動検知フラグと実施形態1での自車後側方の画像の視認性との関係を説明する。また、比較例として、特許文献1に開示の従来技術を適用したと仮定した場合の自車後側方の画像の視認性との関係も説明する。図6では、自車のドライバが車両右側方を目視で確認してから視線を正面に戻した後、続けて右側方表示器40aのELパネル41aの表示領域に表示される自車の右後側方の画像を確認して視線を正面に戻す動作を例に挙げて説明を行う。
図6のAが、視線方向の時間変化を示している。縦軸が視線方向を示しており、横軸が時間を示している。Aでは、視線方向の種類を、表示領域内と表示領域外とした場合を示している。図6のBが、視線の移動方向の時間変化を示している。縦軸が視線の移動方向を示しており、横軸が時間を示している。Bでは、視線の移動方向の種類を、左と右とした場合を示している。図6のCが、視線の移動状況の時間変化を示している。ここで言うところの視線の移動状況とは、視線が表示領域内を移動している状況と、視線が表示領域の左側の領域外(以下、左表示領域外)を移動している状況と、視線が表示領域の右側の領域外(以下、右表示領域外)を移動している状況との3種類とする。Cの縦軸が視線の移動状況を示しており、横軸が時間を示している。
図6のDが、移動検知フラグの時間変化を示している。縦軸が移動検知フラグのONOFFを示しており、横軸が時間を示している。図6のEが、実施形態1での自車後側方の画像の視認性の時間変化を示している。縦軸が視認性の高低を示しており、横軸が時間を示している。通常画像の表示時が視認性「高」であり、抑制画像の表示時が視認性「低」とする。図6のFが、従来技術での自車後側方の画像の視認性の時間変化を示している。縦軸が視認性の高低を示しており、横軸が時間を示している。通常画像の表示時が視認性「高」であり、抑制画像の表示時が視認性「低」とする。
まず、ドライバが車両右側方を目視で確認するまでについて説明を行う。自車のドライバの視線が左表示領域外において右に移動している状況では、実施形態1でも従来技術でも、抑制画像を表示させることになる。続いて、視線が表示領域内に達し、表示領域内において右に移動している状況では、実施形態1でも従来技術でも、通常画像を表示させることになる。そして、視線が右表示領域外に達した場合(つまり、表示領域を通過した場合)に、従来技術では所定時間は通常画像の表示が維持されるのに対し、実施形態1では通常画像から抑制画像に切り替えることになる。よって、従来技術では、視線が表示領域から外れても所定時間は無駄に通常画像を表示させ続けるのに対し、実施形態1では、この無駄が生じずに済む。また、表示領域を通過した場合に、移動検知フラグがONとなる。
続いて、ドライバが車両右側方を目視で確認してから視線を正面に戻すまでについて説明を行う。視線が右表示領域外において右に移動してから折り返して左へ移動し、再度表示領域内に達した場合に、従来技術では通常画像が表示されるのに対し、実施形態1では移動検知フラグがOFFになっていないので抑制画像が表示されることになる。視線が表示領域内を左に移動して通過する間も、従来技術では通常画像が表示され、実施形態1では抑制画像が表示されることになる。よって、従来技術では、ドライバが表示領域を確認する意図もないのに、通常画像が無駄に表示され続けるのに対し、実施形態1では、この無駄が生じずに済む。
そして、視線が左表示領域外に達した場合(つまり、表示領域を再度通過した場合)に、従来技術では所定時間は通常画像の表示が維持されるのに対し、実施形態1では抑制画像の表示が維持されることになる。よって、従来技術では、このタイミングでも、視線が表示領域外であっても所定時間は無駄に通常画像を表示させ続けるのに対し、実施形態1では、この無駄が生じずに済む。また、移動検知フラグがオンになってからの経過時間が規定時間に達することにより、移動検知フラグがOFFとなる。
続いて、ドライバが車両右側方を目視で確認したのに続いて右側方表示器40aのELパネル41aの表示領域に表示される自車の右後側方の画像を確認して視線を正面に戻すまでについて説明を行う。自車のドライバの視線が左表示領域外において右に移動している状況において、実施形態1では抑制画像を表示させる一方、従来技術では通常画像の表示が維持されることになる。続いて、視線が表示領域内に達した状況において、過去に表示領域を通過して移動検知フラグがオンになったものの、移動検知フラグが既にOFFとなっているので、実施形態1では、通常画像を表示させることになる。従来技術でも通常画像を表示させることになる。そして、視線が左に折り返して移動し、表示領域内から左表示領域外に戻った場合に、従来技術では所定時間は通常画像の表示が維持されるのに対し、実施形態1では通常画像から抑制画像に切り替えることになる。よって、従来技術では、このタイミングでも、視線が表示領域から外れても所定時間は無駄に通常画像を表示させ続けるのに対し、実施形態1では、この無駄が生じずに済む。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、前述したように、視線方向が表示領域に向いていない場合には、抑制画像を表示させるので、特許文献1に開示の従来技術に比べ、抑制画像よりも視認性の高い通常画像を無駄に表示させるのを防ぐことが可能になる。
実施形態1の構成によれば、前述したように、視線方向が表示領域に向いていない場合には、抑制画像を表示させるので、特許文献1に開示の従来技術に比べ、抑制画像よりも視認性の高い通常画像を無駄に表示させるのを防ぐことが可能になる。
また、実施形態1の構成によれば、前述したように、視線方向が表示領域に向いている場合であっても、視線が表示領域を通過する動きを示してから規定時間内の、ドライバが表示領域を確認する意図がない可能性が高い状況においては、抑制画像を表示させる。従って、ドライバが表示領域を確認する意図がない可能性が高い状況において、抑制画像よりも視認性の高い通常画像を無駄に表示させるのを防ぐことが可能になる。
さらに、実施形態1の構成によれば、視線が表示領域を通過する動きを示してから規定時間を超えた場合には、視線方向が表示領域に向いている場合に、通常画像を表示させることができる。よって、ドライバが表示領域を確認しようとして、たまたま表示領域を通過してしまった後で表示領域に視線を向けた場合でも、迅速に抑制画像から通常画像に切り替えることが可能になる。
なお、ELパネル41a,41bでは、自発光素子を用いているため、抑制画像よりも視認性の高い通常画像を無駄に表示させた場合、素子劣化による輝度低下が生じる。これに対して、実施形態1の構成によれば、通常画像を無駄に表示させるのを防ぐため、ELパネル41a,41bの素子劣化による輝度低下を低減することが可能になる。
(変形例1)
実施形態1では、各側方表示器40a,40bがELパネル41a,41bを用いる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、各側方表示器40a,40bがELパネルでなく液晶パネル等を用いる構成としてもよい。
実施形態1では、各側方表示器40a,40bがELパネル41a,41bを用いる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、各側方表示器40a,40bがELパネルでなく液晶パネル等を用いる構成としてもよい。
(変形例2)
実施形態1では、DSM50でドライバの視線方向を検出する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、眼電位センサで検出したドライバの眼電位とドライバの顔向きからドライバの視線方向を検出する構成としてもよい。また、ドライバの顔向きは、カメラで撮像した顔画像から検出する構成に限らず、Gセンサ等の慣性センサを用いて検出する構成としてもよい。また、運転席のシートやヘッドレストに設けられた赤外線センサ等の複数の測距センサによって、ドライバの頭部や肩等における複数のポイントまでの距離を計測し、計測した複数のポイントの距離からドライバの顔向きを検出する構成としてもよい。
実施形態1では、DSM50でドライバの視線方向を検出する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、眼電位センサで検出したドライバの眼電位とドライバの顔向きからドライバの視線方向を検出する構成としてもよい。また、ドライバの顔向きは、カメラで撮像した顔画像から検出する構成に限らず、Gセンサ等の慣性センサを用いて検出する構成としてもよい。また、運転席のシートやヘッドレストに設けられた赤外線センサ等の複数の測距センサによって、ドライバの頭部や肩等における複数のポイントまでの距離を計測し、計測した複数のポイントの距離からドライバの顔向きを検出する構成としてもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、自車の後側方の画像を各側方表示器40a,40bに表示させる場合を例に挙げて説明を行ったが、必ずしもこれに限らない。自車周辺の画像を自車の走行中に車室内でディスプレイに定常的に表示させる構成であれば、他のディスプレイに表示させる構成に適用してもよい。
実施形態1では、自車の後側方の画像を各側方表示器40a,40bに表示させる場合を例に挙げて説明を行ったが、必ずしもこれに限らない。自車周辺の画像を自車の走行中に車室内でディスプレイに定常的に表示させる構成であれば、他のディスプレイに表示させる構成に適用してもよい。
例えば、自車の後方の画像をディスプレイに表示させる構成に適用してもよい。この場合、ディスプレイは、ルームミラーを備えた車両におけるルームミラーの設置位置と同様の位置に、表示領域を運転席のヘッドレストに向けて設けられる構成とすればよい。他にも、ディスプレイは、運転席前方のウィンドシールドやコンバイナに画像を投影するHUD(Head-Up Display)であってもよい。HUDを用いる場合には、表示領域に自車の後方や後側方の画像を表示させる構成等とすればよい。HUDを用いる場合であっても、HUDの投射ユニットのパネルにおける焼き付きを低減することが可能になる。
なお、本発明は、上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態及び変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 電子ミラーシステム(車両用モニタシステム)、10 HCU(車両用表示制御装置)、20a 右後側方カメラ(カメラ),20b 左後側方カメラ(カメラ)、30 周辺監視ECU、40a 右側方表示器(ディスプレイ)、40b 左側方表示器(ディスプレイ)、41a,41b ELパネル、50 DSM、101 撮像画像取得部、102 視線特定部、103 視線移動特定部、104 表示制御部
Claims (6)
- 車両で用いられ、
前記車両に取り付けられたカメラ(20a,20b)で逐次撮像する前記車両周辺の画像を、ディスプレイ(40a,40b)によって前記車両の車室内に位置する表示領域に逐次表示させる表示制御部(104)と、
前記車両のドライバの視線方向を逐次特定する視線特定部(102)とを備え、
前記表示制御部は、前記視線特定部で特定する視線方向が前記表示領域に向いていないことをもとに、基準となる視認性よりも視認性を低下させた抑制画像を表示させる車両用表示制御装置であって、
前記視線特定部で逐次特定する視線方向から視線の移動方向を特定する視線移動特定部(103)を備え、
前記表示制御部は、前記視線特定部で特定する視線方向が前記表示領域に向いている場合であっても、前記視線移動特定部で特定する視線の移動方向が前記表示領域を通過する変化をしていたことをもとに、前記基準となる視認性の画像でなく前記抑制画像を表示させる車両用表示制御装置。 - 請求項1において、
前記表示制御部は、前記視線特定部で特定した視線方向が前記表示領域に向いている場合であっても、前記視線移動特定部で特定する視線の移動方向が、前記表示領域外から前記表示領域内を通過して前記表示領域外に変化していたことをもとに、前記基準となる視認性の画像でなく前記抑制画像を表示させる車両用表示制御装置。 - 請求項2において、
前記表示制御部は、前記視線特定部で特定した視線方向が前記表示領域に向いている場合であっても、前記視線移動特定部で特定する視線の移動方向が、前記表示領域外から前記表示領域内を通過して前記表示領域外に変化してから規定時間が経過するまでは、前記基準となる視認性の画像でなく前記抑制画像を表示させる車両用表示制御装置。 - 請求項3において、
前記表示制御部は、前記表示領域外から前記表示領域内を通過して前記表示領域外に変化する視線の移動方向の変化を特定した場合であっても、前記規定時間が経過した場合には、前記視線特定部で特定した視線方向が前記表示領域に向いている場合に、前記抑制画像でなく前記基準となる視認性の画像を表示させる車両用表示制御装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項において、
前記表示制御部は、前記表示領域外から前記表示領域内を通過して前記表示領域外に変化する視線の移動方向の変化を特定していない場合には、前記視線特定部で特定した視線方向が前記表示領域に向いている場合に、前記基準となる視認性の画像を表示させる車両用表示制御装置。 - 車両で用いられ、
前記車両に取り付けられ、前記車両周辺の画像を撮像するカメラ(20a,20b)と、
前記カメラで逐次撮像する前記車両周辺の画像を、前記車両の車室内に位置する表示領域に逐次表示させるディスプレイ(40a,40b)と、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用表示制御装置(10)とを含む車両用モニタシステム。
Priority Applications (1)
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JP2016151477A JP2018022958A (ja) | 2016-08-01 | 2016-08-01 | 車両用表示制御装置及び車両用モニタシステム |
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- 2016-08-01 JP JP2016151477A patent/JP2018022958A/ja active Pending
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