JP2018001640A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、インクを吐出する吐出波形要素を含んだ吐出用共通駆動波形を発生させる第1の駆動波形発生手段とは別に、ノズルから液を吐出させない程度にメニスカスを微振動させるための微振動波形要素を含んだ微振動用共通駆動波形を発生させる第2の駆動波形発生手段を備えた液体吐出ヘッドの駆動装置が記載されている。
図1は、実施形態1に係る「液体吐出装置」としてのプリンター100の構成を示す正面図、図2は、同ブロック図である。
プリンター100は、プリンター100に接続される画像処理装置110と共に印刷システム1を構成している。プリンター100は、画像処理装置110から受信する画素データを含む印刷データに基づいて、ロール状に巻かれた状態で供給される長尺状の印刷媒体としてのロール紙5に所望の画像を印刷するインクジェットプリンターである。
画像処理装置110は、プリンター制御部111、入力部112、表示部113、記憶部114などを備え、プリンター100に印刷を行わせる印刷ジョブの制御を行う。画像処理装置110は、好適例としてパーソナルコンピューターを用いて構成している。
画像処理装置110が動作するソフトウェアには、印刷する画像データを扱う一般的な画像処理アプリケーションソフトウェア(以下アプリケーションと言う)や、プリンター100の制御や、プリンター100に印刷を実行させるための印刷データを生成するプリンタードライバーソフトウェア(以下プリンタードライバーと言う)が含まれる。
入力部112は、ヒューマンインターフェイスとして情報入力手段である。具体的には、例えば、キーボードや情報入力機器が接続されるポートなどである。
表示部113は、ヒューマンインターフェイスとしての情報表示手段(ディスプレー)であり、プリンター制御部111の制御の基に、入力部112から入力される情報や、プリンター100に印刷する画像、印刷ジョブに関係する情報などが表示される。
記憶部114は、ハードディスクドライブ(HDD)やメモリーカードなどの書き換え可能な記憶媒体であり、画像処理装置110が動作するソフトウェア(プリンター制御部111で動作するプログラム)や、印刷する画像、印刷ジョブに関係する情報などが記憶される。
メモリー118は、CPU115が動作するプログラムを格納する領域や動作する作業領域などを確保する記憶媒体であり、RAM、EEPROMなどの記憶素子によって構成される。
プリンター100は、印刷部10、移動部20、制御部30などから構成されている。画像処理装置110から印刷データを受信したプリンター100は、制御部30によって印刷部10、移動部20を制御し、ロール紙5に画像を印刷(画像形成)する。
印刷データは、例えば、デジタルカメラなどによって得られた一般的な画像データ(例えば、RGBのデジタル画像情報)を、画像処理装置110が備えるアプリケーションおよびプリンタードライバーによってプリンター100で印刷できるように変換処理した画像形成用のデータであり、プリンター100を制御するコマンドを含んでいる。
移動部20は、走査部40、搬送部50などから構成されている。走査部40は、キャリッジ41、ガイド軸42、キャリッジモーター(図示省略)などから構成されている。搬送部50は、供給部51、収納部52、搬送ローラー53、プラテン55などから構成されている。
インクには、例えば、濃インク組成物からなるインクセットとして、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のインクセットにブラック(K)を加えた4色のインクセットなどがある。また、例えば、それぞれの色材の濃度を淡くした淡インク組成物からなるライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトイエロー(Ly)、ライトブラック(Lk)などのインクセットを加えた8色のインクセットなどがある。インクタンク、インク供給路、および同一インクを吐出するノズルまでのインク供給経路は、インク毎に独立して設けられている。
ガイド軸42は、走査方向に延在しキャリッジ41を摺接可能な状態で支持し、また、キャリッジモーターは、キャリッジ41をガイド軸42に沿って往復移動させる際の駆動源となる。つまり、走査部40(キャリッジ41、ガイド軸42、キャリッジモーター)は、制御部30の制御の下にキャリッジ41を(つまりは、印刷ヘッド13を)ガイド軸42に沿って走査方向に移動させる。
搬送ローラー53は、ロール紙5を走査方向と交差する搬送方向(図1に示すY軸方向)に移動させる駆動ローラーやロール紙5の移動に伴って回転する従動ローラーなどから成り、ロール紙5を供給部51から印刷部10の印刷領域(プラテン55の上面で印刷ヘッド13が走査移動する領域)を経由し、収納部52に搬送する搬送経路を構成する。
インターフェイス部31は、画像処理装置110のプリンターインターフェイス部119に接続され、画像処理装置110とプリンター100との間でデータの送受信を行う。
CPU32は、プリンター100全体の制御を行うための演算処理装置である。
メモリー33は、CPU32が動作するプログラムを格納する領域や動作する作業領域などを確保する記憶媒体であり、RAM、EEPROMなどの記憶素子によって構成される。
CPU32は、メモリー33に格納されているプログラム、および画像処理装置110から受信した印刷データに従って、駆動制御部34を介して印刷部10、移動部20を制御する。
移動制御信号生成回路35は、CPU32からの指示に従って、移動部20(走査部40、搬送部50)を制御する信号を生成する回路である。
吐出制御信号生成回路36は、印刷データに基づき、CPU32からの指示に従って、インクを吐出するノズルの選択、吐出する量の選択、吐出するタイミングの制御などをするためのヘッド制御信号を生成する回路である。
駆動信号生成回路37は、印刷ヘッド13が備える圧力発生部72(後述)を駆動する基本駆動信号(「第1の波形」としての第1駆動信号COM1および「第2の波形」としての第2駆動信号COM2など)を生成する回路である。基本駆動信号については後述する。
図3は、プリンタードライバーの基本機能の説明図である。
ロール紙5への印刷は、画像処理装置110からプリンター100に印刷データが送信されることにより開始される。印刷データは、プリンタードライバーによって生成される。
以下、印刷データの生成処理について、図3を参照しながら説明する。
マトリクス状に配置された画素の内の所定の方向に並ぶ1列分の画素に対応する画素データを、ラスタデータと言う。なお、ラスタデータに対応する画素が並ぶ所定の方向は、画像を印刷するときの印刷ヘッド13の移動方向(走査方向)と対応している。
この色変換処理は、RGBデータの階調値とCMYK色系データの階調値とを対応づけたテーブル(色変換ルックアップテーブルLUT)に基づいて行われる。なお、色変換処理後の画素データは、CMYK色系空間により表される例えば256階調のCMYK色系データである。
プリンタードライバーによるこれらの処理は、CPU115の制御の元にASIC116およびDSP117(図2参照)によって行われ、生成された印刷データは、プリンターインターフェイス部119を介してプリンター100に送信される。
図4は、印刷ヘッド13の下面から見た、ノズルの配列の例を示す模式図である。
図4に示すように、印刷ヘッド13は、各色のインクを吐出するための複数のノズル74が並んで形成されたノズル列(図4に示す例は、それぞれ♯1〜♯400の400個のノズルから成るブラックインクノズル列K、シアンインクノズル列C、マゼンタインクノズル列M、イエローインクノズル列Y、グレーインクノズル列LK、ライトシアンインクノズル列LC)を備えている。
印刷ヘッド13は、インクを吐出するノズル74およびノズル74に対応するように設けられた圧力発生部72を備えている。
圧力発生部72は、「圧力発生室」としてのキャビティ73、振動板71、アクチュエーター77などから構成されている。
振動板71は、キャビティ73を構成する面の少なくとも一部を構成しており(図5に示す例では、キャビティ73の天井面を構成している。)、振動板71の変位(撓み)によりキャビティ73の容積(つまりは内部圧力)が増減する。
アクチュエーター77は、圧電薄膜77a(ピエゾ素子)、圧電薄膜77aの表裏の一方の面を覆うように設けられた電極77b、圧電薄膜77aの表裏の他方の面を覆うように設けられた電極77cなどによって構成されている。アクチュエーター77は、キャビティ73との間に振動板71を挟むように、振動板71に積層して設けられており、振動板71を撓ませる(撓み振動させる)ことができる。
次に、図6を参照し、印刷ヘッド13の駆動制御について説明する。図6は、印刷ヘッド13を駆動する駆動制御系統の構成の例を説明するブロック図である。
前述したように、ヘッドユニット11は、印刷ヘッド13、ヘッド制御部14などにより構成されている。また、駆動制御部34は、吐出制御信号生成回路36および駆動信号生成回路37を備え、ヘッド制御部14を介して、印刷ヘッド13を駆動制御する。
より具体的には、駆動制御部34は、吐出制御信号生成回路36が生成するヘッド制御信号と駆動信号生成回路37が生成する基本駆動信号とに基づいて、ヘッド制御部14を介し、各ノズル74のそれぞれに対応する圧力発生部72(アクチュエーター77)を選択的に駆動する。
第1駆動信号COM1は、ヘッド制御部14が、アクチュエーター77を駆動してキャビティ73内のインクに圧力変動を生じさせることによりノズル74からインクを吐出させるための信号である。
第2駆動信号COM2は、ヘッド制御部14が、アクチュエーター77を駆動してキャビティ73内のインクに微振動(ノズル74に形成されたインクのメニスカスを面内振動させる振動)を付与するための信号である。
ベース信号VBSは、第1駆動信号COM1、あるいは、第2駆動信号COM2との電位差によりアクチュエーター77に、駆動パルスPS(インクを吐出させるための信号)を印加するための基準電位を与える信号である。
ヘッド制御部14は、ヘッド制御信号に基づき、第1駆動信号COM1と第2駆動信号COM2とを切り替え、また、タイミングを制御して、アクチュエーター77を駆動する。
駆動パルス選択データSI&SPは、インク滴を吐出させるべきノズル74に対応したアクチュエーター77を指定する画素データSIおよび吐出する量に係る第1駆動信号COM1の波形パターンデータSPを含んでいる。
ラッチ信号LAT、チャンネル信号CHは、第1駆動信号COM1のタイミングを定める制御信号である。ラッチ信号LATで一連の第1駆動信号COM1が出力され始め、チャンネル信号CH毎に駆動パルスPSが出力される。
次に、インクを吐出させるための駆動について説明する。
ヘッド制御部14は、図6に示すように、制御回路90、シフトレジスター91、ラッチ回路92、レベルシフター93、選択スイッチ94などから構成されている。
ヘッド制御部14は、制御回路90で、駆動制御部34から受信したヘッド制御信号から、波形選択信号q0〜q3を生成する。波形選択信号q0〜q3は、波形パターンデータSP、およびクロック信号CLK、ラッチ信号LAT、チャンネル信号CHなどタイミング信号に基づいて生成される。波形選択信号q0〜q3を生成するステップの説明は省略する。
なお、第1駆動信号COM1(駆動パルスPS1〜PS3)は、後述するように第2駆動信号COM2が矩形波であるのに対し、台形波を含む波形で構成されている。第1駆動信号COM1(駆動パルスPS1〜PS3)は、インク滴を吐出するタイミングおよび1回当たりの吐出量を精度良く制御する必要があるため、台形波、つまり、時間と共にその出力値を所定の値で変化させる(つまり所定の速度で変化させる)ことができる波形で構成している。
中ドットの形成時(ドット階調値が[10]の場合)には、期間T1〜T2において、波形選択信号q2によって、第1駆動信号COM1(すなわち駆動パルスPS1および駆動パルスPS2)が選択され、アクチュエーター77に印加される。
小ドットの形成時(ドット階調値が[01]の場合)には、期間T1において、波形選択信号q1によって、第1駆動信号COM1(すなわち駆動パルスPS1)が選択され、アクチュエーター77に印加される。
ドットを形成しない時(ドット階調値が[00]の場合)には、期間Tに亘って、波形選択信号q0によって、第1駆動信号COM1は選択されない。従って、インクを吐出させるための信号は、アクチュエーター77に印加されない。
ところで、キャビティ73内部のインクは、静止状態が継続すると、その粘度が変化して、インクの吐出特性が変化してしまう場合がある。例えば、溶媒に水や揮発性の溶剤を用いたインクの場合には、ノズル74付近の空気に触れる部分のインクは、溶媒の揮発により、その粘度が上昇する場合がある。また、インクにチキソ性液体を用いた場合においては、攪拌状態と静止状態では見かけ上の粘度が異なり、静止状態が継続すると、その粘度が上昇する。そこで、プリンター100は、安定してインクの吐出が行われるようにするために、キャビティ73内部のインクに微振動を付与し、撹拌されるようにすることで、ノズル74部分のインクの粘度変化を抑制している。第2駆動信号COM2は、キャビティ73内のインクに、この微振動を付与するための信号である。
以下に具体的に説明する。
ここで、面内振動とは、図9に概念的に示すように、メニスカス表面に振動波が形成される振動を言う。これに対し、図10は、従来のメニスカス表面の動きを概念的に示す図である。この様に、メニスカス表面に振動波が形成されるようにし、メニスカスの位置の大きな移動によってメニスカスの近傍で増粘したインクがノズルに連通するキャビティ73に拡散してしまうことを抑制している。
従って、メニスカスを面内振動させる第2駆動信号COM2の振幅は、第1駆動信号COM1の振幅より極小さく、インクを吐出させることがない信号であり、また、その周波数は、第1駆動信号COM1の周波数より高く、超音波帯以上の高周波振動である。また、第2駆動信号COM2は、メニスカスを面内振動させる信号であれば良いので、第1駆動信号COM1のように波形のタイミング制御を行う必要は無く、従って台形波で構成する必要はなく、信号を生成するためのデジタル信号に基づく矩形波で良い。
第2駆動信号COM2は、駆動信号生成回路37によって生成され、ヘッド制御部14(選択スイッチ94)に供給される。
中ドットの形成時には、波形選択信号q2によって、期間T1〜T2において、第1駆動信号COM1(すなわち駆動パルスPS1、駆動パルスPS2)が選択され、期間T3〜T4において、第2駆動信号COM2が選択され、アクチュエーター77に印加される。
小ドットの形成時には、期間T1において、波形選択信号q1によって、第1駆動信号COM1(すなわち駆動パルスPS1)が選択され、期間T2〜T4において、第2駆動信号COM2が選択され、アクチュエーター77に印加される。
ドットを形成しない時には、期間Tに亘って、波形選択信号q0によって、第2駆動信号COM2が選択され、アクチュエーター77に印加される。従って、インクを吐出しない期間が長期に亘る場合において、ノズル74に形成されたインクのメニスカスは、面内振動を継続する。
インクのメニスカスを面内振動させる第2駆動信号COM2を生成する駆動信号生成回路37を備えているため、インクを吐出しない期間において、メニスカスを面内振動させることにより、インクがノズル74に固着することが抑制される。
また、メニスカスの振動がノズル74先端領域における局所的な面内振動であるため、メニスカスにおいてインクが増粘した場合であっても、増粘したインクが振動(メニスカス面の移動)によってノズル74に連通する領域(キャビティ73)に拡散していくことが抑制される。また、インクの動きがメニスカスの表面、すなわち、ノズル74先端領域の空気に触れる界面に局所的に限定されるため、メニスカスにおいてインクが増粘した場合であっても、増粘したインクがノズル74に連通する領域(キャビティ73)に拡散していくことが抑制される。すなわち、インクの増粘による固着が抑制されると共に、増粘したインクをメニスカスの近傍に留め置くことができる。その結果、増粘したインクによって所定の吐出が行われない吐出不良に至った場合であっても、メニスカスの近傍に留め置かれ増粘したインクを排出するだけで良いため、より容易に状態を解消することができる。
図11は、変形例1に係るアクチュエーターの構成を示す要部断面図である。
実施形態1では、アクチュエーター77が、振動板71が形成するキャビティ73の天井領域の略全面に積層している図例(図5)を用いて説明した。しかし、図11に示すように、アクチュエーター77は、キャビティ73の天井領域の略全面に積層される構成でなくとも良い。つまり、キャビティ73の天井領域の一部を覆う領域にアクチュエーター77が、積層される構成であっても良い。
なお、本変形例では、アクチュエーター77による撓み振動が、振動板71を介してキャビティ73内のインクに効率的に伝わり、ノズル74に形成されたインクのメニスカスが効果的に面内振動するように、ヤング率が、圧電薄膜77aのヤング率より大きい振動板71を用いている。具体的には、圧電薄膜77aとしてPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)を用い、振動板71には、PZTよりヤング率の大きなシリコン(Si)基板を用いている。
振動板71のヤング率が、圧電薄膜77aのヤング率より大きいことにより、圧電薄膜77aの振動を、振動板71に吸収されることなく、あるいは、振動板71に吸収される度合いが少なく、キャビティ73に伝達することが可能になる。その結果、より効率的に、メニスカスを面内振動させることができる。
実施形態1では、好適例として、第2駆動信号COM2を周波数120KHz、振幅5Vの矩形波として形成していると説明したが、第2駆動信号COM2は、必ずしも矩形波である必要はない。ノズル74に形成されたインクのメニスカスを面内振動させることができる信号波形であれば良い。例えば、正弦波あるいは正弦波に近似する信号波であっても良い。
図12は、変形例3に係るアクチュエーターの構成を示す要部断面図である。
実施形態1では、アクチュエーター77に圧電薄膜77aを用い、圧電薄膜77aの撓み振動を利用してキャビティ73内のインクに圧力(振動)を発生させる例で説明したが、圧電薄膜77aによる撓み振動に限定するものではない。ノズル74に形成されたインクのメニスカスを面内振動させることができるアクチュエーターであれば良い。例えば、図12に示すアクチュエーター79のような、バルクタイプの圧電素子79aを利用したアクチュエーターであっても良い。
Claims (7)
- 液体を吐出するノズルおよび前記ノズルに対応するように設けられた圧力発生部を有する液体吐出ヘッドと、
前記ノズルから前記液体を吐出させるように前記圧力発生部を駆動する第1の波形および前記ノズルに形成された前記液体のメニスカスを面内振動させる第2の波形を生成する駆動波形生成手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2の波形の周波数が、前記第1の波形の周波数より高いことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第2の波形の振幅が、前記第1の波形の振幅より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
- 前記第1の波形が、台形波を含む波形で構成され、
前記第2の波形が、矩形波を含む波形で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 - 前記第2の波形の周波数が、100KHzから1MHzの周波数帯に含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記圧力発生部が、
前記ノズルに連通し前記液体を収容する圧力発生室と、
前記圧力発生室を構成する面の少なくとも一部を構成する振動板と、
前記振動板に積層され、前記振動板を介して前記圧力発生室の容積を変動させることにより前記液体を前記ノズルから吐出させることができる圧電薄膜と、を有し、
前記圧電薄膜が、前記第2の波形が印加されることにより撓み振動することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 - 前記振動板のヤング率が、前記圧電薄膜のヤング率より大きいことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
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