JP2018091448A - Shaft coupling, damper device, and impact torque reduction device - Google Patents
Shaft coupling, damper device, and impact torque reduction device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018091448A JP2018091448A JP2016236617A JP2016236617A JP2018091448A JP 2018091448 A JP2018091448 A JP 2018091448A JP 2016236617 A JP2016236617 A JP 2016236617A JP 2016236617 A JP2016236617 A JP 2016236617A JP 2018091448 A JP2018091448 A JP 2018091448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cam follower
- shaft coupling
- members
- end side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
Description
本発明は、一方の部材に対して他方の部材が相対的に回動する際に当該回動への制動力を増減するための軸継手、ダンパ装置および衝撃トルク低減装置に関するものである。 The present invention relates to a shaft coupling, a damper device, and an impact torque reduction device for increasing or decreasing a braking force for rotation when the other member rotates relative to one member.
従来、回転伝達系を構成する入力軸および出力軸が連結される軸継手や、引き戸、開閉蓋に使用されるダンパ装置にあっては、二つの部材が相対的に回動する際に当該回動に制動力を与えてその回動を制動したり、当該回動に重量感を持たせたりするような目的で利用されることがある。このような場合、軸継手、ダンパ装置ではそれぞれの目的に応じた機構が採用されている。この種の軸継手の一例としては、特許文献1に示す軸継手がある。
Conventionally, in a shaft coupling to which an input shaft and an output shaft constituting a rotation transmission system are coupled, and a damper device used for a sliding door and an opening / closing lid, when the two members rotate relatively, It may be used for the purpose of giving a braking force to the movement to brake the rotation or giving the rotation a heavy feeling. In such a case, the shaft coupling and the damper device employ a mechanism corresponding to each purpose. As an example of this type of shaft coupling, there is a shaft coupling shown in
前述の軸継手およびダンパ装置によれば、二つの部材間に急激な回動が生じるとこの回動に制動を与えたり、当該部材間の緩やかな回動に対しては重量感をもたせたりする作用効果はそれぞれ得られている。 According to the above-described shaft coupling and damper device, if a sudden rotation occurs between the two members, the rotation is braked or a sense of weight is given to the gentle rotation between the members. Each effect is obtained.
そして、上述した特許文献1記載の軸継手では、相対的に回動する二つの部材の一方に配置され伸縮可能に構成された伸縮部材により伸方向に付勢されるカムフォロア部材と、他方の部材に一体に設けられカムフォロア部材に常に当接するように設けられたカム部材とを備え、カム部材のカム面にカムフォロア部材を当接させて、二つの部材間の相対的な回動によりカムフォロア部材を介して伸縮部材を伸縮させて当該回動への制動力が増大または減少するように構成しているものである。
In the shaft joint described in
しかしながら、カム部材からカムフォロア部材へと作用する作用力の方向が動作始端から終端に亘って漸次移動する配置となっている。そうなると、カムフォロア部材を設置する強度設計は、カム部材から押圧される全ての方向の作用力を加味して設定しなければならない。それはすなわち、伸縮部材並びにカムフォロア部材を固定、配置する箇所の強度を担保する上で、必要以上に強固に設定しなければいけないことを意味している。 However, the direction of the acting force acting from the cam member to the cam follower member is arranged to gradually move from the operation start end to the end. Then, the strength design for installing the cam follower member must be set in consideration of the acting force in all directions pressed from the cam member. In other words, it means that it must be set stronger than necessary in order to secure the strength of the place where the expandable member and the cam follower member are fixed and arranged.
本発明の目的は、上記問題を解決することであり、衝撃トルク低減装置やダンパ装置にも使用できる機構を備え、簡素な構成としつつも作用力に対し好適に対応し得る軸継手を提供することである。 An object of the present invention is to solve the above-described problem, and to provide a shaft coupling that can be used for an impact torque reduction device and a damper device, and that can appropriately cope with an acting force while having a simple configuration. That is.
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。 In order to achieve this object, the present invention takes the following measures.
本発明に係る軸継手は、相対的に回動する二つの部材の一方に配置され伸縮可能に構成された伸縮部材により伸方向に付勢されるカムフォロア部材と、他方の部材に一体に設けられ前記カムフォロア部材に常に当接するように設けられたカム部材とを備え、前記カム部材のカム面に前記カムフォロア部材を当接させて、二つの部材間の相対的な回動によりカムフォロア部材を介して前記伸縮部材を伸縮させて当該回動への制動力が増大または減少するように構成している軸継手であって、前記二つの部材が相対的に回動する動作中前記カム部材から前記カムフォロア部材を介して加えられる作用力の方向が変化しないことを特徴とする。 The shaft coupling according to the present invention is provided integrally with a cam follower member which is arranged in one of two relatively rotating members and is urged in an extension direction by an expansion / contraction member configured to be extendable / contracted, and the other member. A cam member provided so as to always abut against the cam follower member, the cam follower member is brought into contact with the cam surface of the cam member, and the cam follower member is interposed by relative rotation between the two members. A shaft coupling configured to expand or contract the telescopic member to increase or decrease the turning force, and the cam follower moves from the cam follower during an operation in which the two members rotate relatively. The direction of the acting force applied through the member is not changed.
このようなものであれば、カム部材から作用する力の方向が変化しないため、カムフォロア部材を配置する際にはカム部材から作用する一方向の作用力のみを加味して強度設計を行うことができる。その結果、簡素な構成を実現しつつも必要十分の強度を獲得し耐久性を有効に向上させた軸継手を提供することができる。 In such a case, the direction of the force acting from the cam member does not change, and therefore, when the cam follower member is arranged, the strength design can be performed by taking into consideration only the one-way acting force acting from the cam member. it can. As a result, it is possible to provide a shaft coupling that achieves a necessary and sufficient strength while effectively improving durability while realizing a simple configuration.
軸継手の耐久性をより向上させ得るようにするためには、作用力の方向を、伸縮部材の伸縮方向と一致させるように構成することが望ましい。 In order to further improve the durability of the shaft coupling, it is desirable to configure the direction of the acting force to coincide with the expansion / contraction direction of the expansion / contraction member.
また、スムーズな回動を安定して実現するための具体的な構成として、カムフォロア部材をカム部材との間の相対的な回動の中心線を挟む位置で点対称の位置に2個設け、各カムフォロア部材に対してカム部材を配置するという構成を挙げることができる。 In addition, as a specific configuration for stably realizing smooth rotation, two cam follower members are provided at point-symmetric positions at a position sandwiching the center line of relative rotation with the cam member, A configuration in which a cam member is arranged for each cam follower member can be given.
また、正逆両方向の回動に好適に対応し得る構成を実現するためには、カム部材を、カムフォロア部材の正転、逆転両方向の回動に対応するカム面を有するものとし、カムフォロア部材はカム面の中心付近に当接して位置するようにしていることが望ましい。 Further, in order to realize a configuration that can suitably cope with both forward and reverse rotations, the cam member has a cam surface corresponding to both forward and reverse rotations of the cam follower member, and the cam follower member is It is desirable to be positioned in contact with the vicinity of the center of the cam surface.
また、正逆両方向の回動に好適に対応し得る具体的な一例として、正転、逆転それぞれの動作時に優先的にカム面から付勢される対をなすカムフォロア部材が一の伸縮部材に対して設けられている構成を挙げることができる。 Further, as a specific example that can suitably cope with both forward and reverse rotations, a pair of cam follower members biased preferentially from the cam surface at the time of forward rotation and reverse rotation is applied to one telescopic member. Can be mentioned.
上述した本発明に係る軸継手は、ダンパ装置や衝撃トルク低減装置の構成要素として好適に利用することができる。 The above-described shaft coupling according to the present invention can be suitably used as a component of a damper device or an impact torque reduction device.
本発明は、簡素な構成を実現しつつも必要十分の強度を獲得し耐久性を有効に向上させた軸継手を提供することができる。 The present invention can provide a shaft coupling that achieves a necessary and sufficient strength while effectively improving durability while realizing a simple configuration.
以下、本発明の一実施形態に係る軸継手1を図面に基づき説明する。図1〜図7に示すように、この軸継手1は回転伝達系の駆動側部材の一例として図示しない回転駆動源の駆動軸と被動側部材の一例の伝達軸とを連結するためのもので、ダンパ装置や衝撃トルク低減装置を構成する一部材として好適に利用され得るものである。
Hereinafter, a
この軸継手1は、駆動軸が嵌合する入力軸21を備えた基端側部材2と、伝達軸が連結される出力軸31を備えた先端側部材3とを有している。
The
ここで、本実施形態に係る軸継手1は、相対的に回動する二つの部材である基端側部材2及び先端側部材3のうち一方の部材である基端側部材2に配置され伸縮可能に構成された伸縮部材たるピストン23により伸方向に付勢されるカムフォロア部材22と、他方の部材である先端側部材3に一体に設けられカムフォロア部材22に常に当接するように設けられたカム部材32とを備え、カム部材32のカム面33にカムフォロア部材22を当接させて、二つの部材間の相対的な回動によりカムフォロア部材22を介してピストン23を伸縮させて当該回動への制動力が増大または減少するように構成している軸継手1であって、基端側部材2及び先端側部材3が相対的に回動する動作中カム部材32からカムフォロア部材22を介して加えられる作用力Xの方向が変化しないことを特徴とする。
Here, the
以下、軸継手1の具体的な構成について説明する。
Hereinafter, a specific configuration of the
基端側部材2は、入力軸21と、この入力軸21とともに軸芯周りに回動動作し得るカムフォロア部材22と、カムフォロア部材22を進退可能に支持するピストン23と、このピストン23の基端側を入力軸21に対し直接的又は間接的に固定するピストン支持部材24とを有している。
The base
入力軸21には、この下面にはその中心に位置して底面視概略正方形状をなす入力穴21aが設けられている。しかしながら当該入力軸21の構成としては、当該入力穴21aに限られることはなく、入力側の図示しない駆動源の構成に応じて適宜、種々の形状を選択することができる。
The
カムフォロア部材22は、本実施形態ではカム部材32との間の相対的な回動の中心線である軸線S1を挟む位置で点対称の位置に二個設けられ、各カムフォロア部材22に対してカム部材32が配置されるようにしている。このカムフォロア部材22は、カム部材32に対し摺接し且つ転動し得るローラ25と、このローラ25を回転可能に軸支するローラ支持部26とを有している。
In this embodiment, two
ピストン23は、先端側に上記カムフォロア部材22を固定した概略円筒形状をなすシリンダ27と、このシリンダ27の基端側から当該シリンダ27の延出方向に沿って往復動作し得るピストンロッド28とを有している。換言すれば、このピストンロッド28はシリンダ27の長手方向に沿って一部がシリンダ27の内部から突没可能となるように動作可能に構成されている。このシリンダ27の内部には例えば対をなすシリンダ室が配され、これら対をなすシリンダ室には粘性流体が充填されており、ピストンロッド28の移動に伴って粘性流体が適宜移動する構成となっている。シリンダ27の内部には別途ピストンロッド28を伸方向へ弾性付勢する弾性部材たる図示しないコイルバネを配している。これらの構成により、ピストンロッド28は後退時よりも前進時に素早く移動できる構成となっている。また、粘性流体はその粘度により前述のシリンダ室間を移動する速度を適宜変化させ得る。すなわち、この粘性流体の粘度を調整することによりピストンロッド28とシリンダ27との相対動作に対する制動力を任意の大きさに設定することができる。ピストンロッド28は、シリンダ27に対し突没可能に構成される棒状をなすロッド本体28aと、このロッド本体28aの基端に設けられ入力軸21側に固定される固定端28bとを有している。
The
ピストン支持部材24は、上述したピストン23の基端側を固定しつつ、先端側部材3に対し相対回動し得るように先端側部材3に係り合うためのものである。このピストン支持部材24は、先端側部材3に対し相対回動し得るように係り合うために、先端側へ向けて突出した突起29を有している。
The
先端側部材3は、出力軸31と、この出力軸31に対し一体的に設けられたカム部材32とを有している。出力軸31は、図1〜3に示すように、先端側の構成要素に連結される位置まで延びる連結部31bと、この連結部31bに穿たれた係合穴31aとを有している。
The distal
カム部材32は、出力軸31に対し一体的に動作し得るよう出力軸31に一体に設けられるか或いは固定されてなるものである。このカム部材32は、ローラ25に対し常に接するように形成されたカム面33と、上述したピストン支持部材24に設けられた突起29を収容し且つ当該突起29を介して基端側部材2を相対回動し得るように案内する案内溝34とを有している。
The
また、カム部材32は、それぞれ出力軸31の軸線S1を挟んで点対称の形状をなす円弧でなるカム面33を有しており、この円弧は図6中に示す一方向に向かって出力軸31の軸線S1に徐々に接近する形状をなしている。カム部材32のカム面33には、入力軸21に保持されたカムフォロア部材22のローラ25が常時当接しており、ピストン23の押圧力がローラ25からカム面33へ常時付与されている。よって、ピストン23は、出力軸31及び入力軸21の相対的な回動あるいは一体な回動を可能にする両回動に対する制動力を有している。
Further, each
そして、上記軸継手1の動作について図6および図7に示して説明する。入力軸21が回転駆動源の駆動軸の回転を受けて一方向に回転すると、この入力軸21と一体にカムフォロア部材22が入力軸21の軸線S1を中心にして回転する。カムフォロア部材22の回転に伴い、カムフォロア部材22のローラ25に付与されるピストン23の制動力によりカム部を持つカム部材32がカムフォロア部材22と一体に回転して、入力軸21とともに出力軸31が一体に一方向へ回転することができる。
The operation of the
また、本発明に係る軸継手1は、入力軸21および出力軸31間に緩やかで相対的な回動が生じる時は、この相対的な回動に重量感を持たせることができるので、各種機器のダンパ装置としても利用可能である一方、入力軸21および出力軸31間に急激な相対回動が生じる時は、ねじ締め作業時における出力軸31の急激な衝撃トルクの発生を低減できるので、ねじ締め作業に適した衝撃トルク低減装置として利用可能である。さらに、軸継手1は、上述したようにカムフォロア部材22、ピストン23、カム部材32などの部品を備えて成るため、前記ダンパ装置及び衝撃トルク低減装置の部品の共通化を図って、それぞれのコストの低減を可能とする。
Further, the
また、入力軸21と出力軸31とが一体に回転する間に、被動側の負荷が大きくなって、伝達軸および出力軸31の回転が低下すると、入力軸21の回転に制動を加える方向の回転トルクが発生する。この回転トルクによる回転力がカム部材32のカム面33、カムフォロア部材22のローラ25間に作用する前記制動力より大きくなると、入力軸21および出力軸31間に相対的な回動を招き、すなわち出力軸31が入力軸21に対して回動し、両軸間に位相差が生じる。この時、当該回動によりカム部材32のカム面33が相対回動するので、カムフォロア部材22のローラ25が相対的にカム面33に沿って移動することになる。これにより、このローラ25およびこれを保持するピストン23のシリンダ27内で弾力付勢されたピストンロッド28を相対的に後退させながら、入力軸21及び出力軸31が相対回動することとなる。
In addition, when the load on the driven side increases and the rotation of the transmission shaft and the
ここで、本実施形態に係る軸継手1は、作用力Xの方向が、ピストン23の伸縮方向Yと一致している。換言すれば、カム面33から作用する力の方向がピストン23の作動方向と一致することを特徴としている。
Here, in the
加えて、2個のカムフォロア部材22がそれぞれ直進往復移動自在に、かつ入力軸21の軸線S1を挟む位置で点対称の位置に配置されている。この配置により、入力軸21の回転バランスが保たれている。
In addition, the two
なお、図示はしないが、カムフォロア部材22を付勢する手段はコイルバネのみであってもよく、また入力軸21と出力軸31とを駆動側、被動側が逆になるように使用してもよい。
Although not shown, the means for biasing the
以上のように、本実施形態に係る軸継手1は、先端側部材3及び基端側部材2が相対的に回動する動作中カム部材32からカムフォロア部材22を介して加えられる作用力Xの方向が変化しない、すなわち作用力Xが一定の方向に維持されていることを特徴とする。
As described above, the
斯かる構成により本実施形態では、カム部材32から作用する力の方向が変化しないため、カムフォロア部材22を配置する際にはカム部材32から作用する一方向の作用力Xのみを加味した強度設計が実現されている。その結果、簡素な構成を実現しつつも必要十分の強度を獲得し耐久性を有効に向上させた軸継手1が実現されている。
With this configuration, in this embodiment, the direction of the force acting from the
特に、軸継手1の耐久性をより向上させ得るようにするために本実施形態では、作用力Xの方向を、伸縮部材たるピストン23の伸縮方向Yと一致させるように構成している。
In particular, in order to make it possible to further improve the durability of the
また、スムーズな回動を安定して実現するための具体的な構成として本実施形態では、カムフォロア部材22をカム部材32との間の相対的な回動の中心線を挟む位置で点対称の位置に2個設け、各カムフォロア部材22に対してカム部材32を配置するという構成を適用している。
In the present embodiment, as a specific configuration for stably realizing smooth rotation, the
<変形例> <Modification>
以下、本実施形態の各変形例について詳述していく。当該変形例について上記実施形態の構成要素に相当するものに対しては同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。 Hereinafter, each modification of the present embodiment will be described in detail. In the modified example, components corresponding to the components of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
上記実施形態ではカム部材32は、カムフォロア部材22の正転方向のみに対応し、動作始端からは逆転方向に移動し得ない構成をなす軸継手1を開示した。しかし勿論、カムフォロア部材22の正転、逆転両方向の回動に対応するカム面33を有し、カムフォロア部材22はカム面33の中心付近に当接して位置する構成を否定するものではない。すなわち図8に示す軸継手1は、軸芯S1の延伸方向に直交する平面上に四つ設けられたカムフォロア部材22が正転、逆転方向共に良好に好適に移動し得るようにカム部材32が構成されており、正方向、逆方向共に好適に入力軸21及び出力軸31が好適に相対回動し得るものとなっている。
In the above-described embodiment, the
また図9に示すように、上記実施形態及び変形例では一のカムフォロア部材22に対し一のピストン23が支持している構成を開示したが勿論、カムフォロア部材22とピストン23との数を合致させる態様に本発明は限定されない。
Further, as shown in FIG. 9, in the above-described embodiment and the modification, the configuration in which one
すなわち、図9に示す軸継手1は正転、逆転それぞれの動作時に優先的にカム面33から付勢される、対をなすローラ25、25が一のピストン23に対して設けられている。また同図に示すピストン23であれば、軸芯S1上に一つだけ設ける構成であっても、上記実施形態同様の軸継手1を好適に実現することができる。
That is, the
また、上記実施形態ではカムフォロア部材22及びカム部材32との間の相対的回動の中心線に直交する平面状にカム部材32並びにカムフォロア部材22を配置した態様のみを開示したが勿論、図10に示すように、カムフォロア部材22はカム部材32との間の相対的回動の中心線である軸線S1に沿う方向に複数、換言すれば軸線S1が延出する方向に複数階層的にカムフォロア部材22が並べられている態様としてもよい。
In the above embodiment, only the mode in which the
このような構成により、軸継手1の径方向の寸法を効率的に削減し、同方向に関しよりコンパクトな軸継手1を提供することができる。
With such a configuration, the radial dimension of the
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。上記実施形態ではいずれも軸継手をダンパ装置や衝撃トルク低減装置を構成する一部材として適用する態様を開示する態様のみを開示したが勿論、当該軸継手を、部品同士を好適に締結すべく構成された部品締結機の一部分として構成する態様を妨げない。また、カムフォロア部材及びカム部材が係り合う具体的な方向や、カム面の具体的な表面形状といった詳細な構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 Although one embodiment of the present invention has been described above, the specific configuration of each part is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. In the above-described embodiments, only the mode for disclosing the mode in which the shaft coupling is applied as a member constituting the damper device or the impact torque reduction device is disclosed. Of course, the shaft coupling is configured to preferably fasten the components. It does not interfere with the aspect of constituting as a part of the made component fastening machine. Further, the detailed configuration such as the specific direction in which the cam follower member and the cam member are engaged and the specific surface shape of the cam surface can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
1・・・軸継手
2・・・二つの部材(基端側部材)
22・・・カムフォロア部材
23・・・伸縮部材(ピストン)
3・・・二つの部材(先端側部材)
32・・・カム部材
33・・・カム面
S1・・・回動の中心線
X・・・作用力
Y・・・伸縮方向
DESCRIPTION OF
22 ...
3. Two members (tip side member)
32 ...
Claims (8)
他方の部材に一体に設けられ前記カムフォロア部材に常に当接するように設けられたカム部材とを備え、
前記カム部材のカム面に前記カムフォロア部材を当接させて、二つの部材間の相対的な回動によりカムフォロア部材を介して前記伸縮部材を伸縮させて当該回動への制動力が増大または減少するように構成している軸継手であって、
前記二つの部材が相対的に回動する動作中前記カム部材から前記カムフォロア部材を介して加えられる作用力の方向が変化しないことを特徴とする軸継手。 A cam follower member which is arranged in one of two relatively rotating members and is urged in an extending direction by an elastic member configured to be extendable;
A cam member provided integrally with the other member and provided so as to always contact the cam follower member,
The cam follower member is brought into contact with the cam surface of the cam member, and the telescopic member is expanded and contracted via the cam follower member by relative rotation between the two members, so that the braking force to the rotation is increased or decreased. A shaft coupling configured to:
A shaft coupling, wherein a direction of an acting force applied from the cam member via the cam follower member does not change during an operation in which the two members rotate relatively.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236617A JP6929638B2 (en) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | Shaft joints, damper devices, impact torque reduction devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236617A JP6929638B2 (en) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | Shaft joints, damper devices, impact torque reduction devices |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018091448A true JP2018091448A (en) | 2018-06-14 |
JP6929638B2 JP6929638B2 (en) | 2021-09-01 |
Family
ID=62565866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016236617A Active JP6929638B2 (en) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | Shaft joints, damper devices, impact torque reduction devices |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6929638B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019216342A1 (en) | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 信越ポリマー株式会社 | Light control filter |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5191864A (en) * | 1975-02-10 | 1976-08-12 | ||
JPS59172831U (en) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | トヨタ自動車株式会社 | Power transmission joint |
JP2016114123A (en) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 日東精工株式会社 | Shaft coupling, damper device, impact torque reduction device and component fastening machine |
-
2016
- 2016-12-06 JP JP2016236617A patent/JP6929638B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5191864A (en) * | 1975-02-10 | 1976-08-12 | ||
JPS59172831U (en) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | トヨタ自動車株式会社 | Power transmission joint |
JP2016114123A (en) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 日東精工株式会社 | Shaft coupling, damper device, impact torque reduction device and component fastening machine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019216342A1 (en) | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 信越ポリマー株式会社 | Light control filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6929638B2 (en) | 2021-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5349615B2 (en) | Machine Tools | |
JP6112015B2 (en) | Tilt-type steering device | |
JP5403704B2 (en) | Low backlash gear mechanism and device | |
JP2007290635A (en) | Fastener | |
JP2018091448A (en) | Shaft coupling, damper device, and impact torque reduction device | |
JP6424782B2 (en) | Electric parking brake device | |
JP2009160885A (en) | Circular arc sliding structure of molding mold and molding method of circular arc shape part using molding mold | |
US10858043B2 (en) | Lock mechanism of actuator | |
US20240100676A1 (en) | Spring element and coupling device | |
US9845851B2 (en) | Spring mechanism and linear motion displacement mechanism | |
CN106939926B (en) | Parking brake | |
JP5108684B2 (en) | Rotation drive device and articulated arm device | |
WO2018008120A1 (en) | Output apparatus | |
JP7095946B2 (en) | Spline fitting device | |
JP6409551B2 (en) | Vehicle steering device | |
JP2021095929A (en) | Telescopic shaft and steering device | |
JP7055291B2 (en) | Tightening torque generation mechanism and hydraulic pulse wrench | |
JP2019152063A (en) | Door opening and closing device for vehicle | |
JP5912571B2 (en) | Horizontal roll device with variable trunk width | |
TW200833474A (en) | Transmission part positioning structure of torsion limiting transmission member | |
JP2007038869A (en) | Power steering device | |
KR101459430B1 (en) | Steering device for vehicle | |
JP5691929B2 (en) | Brake device | |
JP6501678B2 (en) | Linear actuator | |
JP2015214263A (en) | Tilt type steering device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200722 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210810 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6929638 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |