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JP2018087433A - ガイドレール機構 - Google Patents

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JP2018087433A JP2016230522A JP2016230522A JP2018087433A JP 2018087433 A JP2018087433 A JP 2018087433A JP 2016230522 A JP2016230522 A JP 2016230522A JP 2016230522 A JP2016230522 A JP 2016230522A JP 2018087433 A JP2018087433 A JP 2018087433A
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博 野口
Hiroshi Noguchi
博 野口
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Abstract

【課題】本発明は、コストアップを抑制しつつ視覚での違和感を緩和できるガイドレール機構を提供する。【解決手段】ガイドレール機構10において、ガイドレール部12は、シャッターカーテン36の幅方向の端部を支持する。装着部22は、ガイドレール部12を建物80の壁面82に取付ネジ28で取付けるための取付孔22hを有する。取付孔22hはガイドレール部12の外端12bより内側に設けられ、装着部22はシャッターカーテン36の外端部36bより外側に設けられる。装着部22は、外側に行くに従って壁面82から離れるように傾斜する傾斜部22eを含み、取付孔22hは傾斜部22eに設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の開口に取付けるシャッタのガイドレール機構に関する。
建物の開口に取付けるシャッタ装置が知られている。例えば特許文献1には建物の開口に設けられるシャッタ装置が記載されている。このシャッタ装置は、開口部の上部にシャッターボックスを設けるとともに、開口部の左右に縦長のガイドレールを設け、シャッターボックス内の巻取部に巻き取りおよび操り出し可能に設けられたシャッターカーテンの上下動をガイドレールでガイドするようにして、開口部を開閉可能に構成される。
特開2016−89531号公報
発明者は建物に取付けるシャッタのガイドレールについて以下の認識を得た。
シャッタのガイドレールを取付ける際に、ガイドレールの外側に張出した部分を建物の壁面にネジをねじ込んで固定することが考えられる。この場合、ガイドレールの外側に張出した部分がシャッタ装置の外観を構成するため、固定したネジの頭部が外側から見えて、見る者に視覚での違和感を与えるおそれがある。この違和感を緩和するために、ネジの周辺をカバーで覆うことも考えられるが、カバーのコストやカバーを取り付ける工数が余計に掛かるという課題がある。
このことから、発明者はガイドレールについて、コストアップを抑制しつつ視覚での違和感を緩和する観点から改善の余地があることを認識した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、コストアップを抑制しつつ視覚での違和感を緩和できるガイドレール機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のガイドレール機構は、シャッターカーテンの幅方向の端部を支持するガイドレール部と、ガイドレール部を建物の壁面に取付ネジで取付けるための取付孔を有する装着部と、を備える。シャッターカーテンの幅方向での内外方向において、取付孔はガイドレール部の外端より内側に設けられ、装着部はシャッターカーテンの外端部より外側に設けられる。
この態様によると、取付孔をガイドレール部の外端より内側に設けることができる。
本発明の別の態様もまた、ガイドレール機構である。このガイドレール機構は、シャッターカーテンの幅方向の端部を支持するガイドレール部と、ガイドレール部を建物の壁面に取付ネジで取付けるための取付孔を有する装着部と、を備える。シャッターカーテンの幅方向での内外方向において、装着部は、外側に行くに従って壁面から離れるように傾斜する傾斜部を含む。取付孔はガイドレール部の外端より内側において傾斜部に設けられる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、コストアップを抑制しつつ視覚での違和感を緩和できるガイドレール機構を提供することができる。
実施の形態に係るガイドレール機構を備えるシャッタ装置を示す正面図である。 図1のガイドレール機構を水平面で切断した断面を示す断面図である。 図1のガイドレール機構の装着部の周辺を拡大して示す断面図である。 図1のガイドレール機構を取付ける作業を説明する説明図である。 図1のガイドレール機構のガイド部の側面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施の形態、変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係るガイドレール機構10について説明する。図1は、実施の形態に係るガイドレール機構10を備えるシャッタ装置100を示す正面図である。図1は建物の外側から視たシャッタ装置の正面を示す。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は水平な左右方向に対応し、Y軸方向は水平な前後方向に対応し、Z軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。X軸方向は左方向あるいは右方向と、Y軸方向は前方向あるいは後方向と、Z軸方向で正方向を上方向、Z軸方向で負方向を下方向と表記することがある。このような方向の表記はガイドレール機構10の使用姿勢を制限するものではなく、ガイドレール機構10は任意の姿勢で使用されうる。
シャッタ装置100は、ガイドレール機構10と、下フレーム32と、上フレーム34と、シャッターカーテン36と、シャッターボックス38と、を備える。シャッタ装置100は、例えば、建物の窓部や出入口等が設けられた開口部を開閉するために好適に設けられる。図1の建物80の壁面82の開口部84には、矩形の窓部88が設けられており、シャッタ装置100は窓部88を覆うように設けられる。ガイドレール機構10は、縦長の部材であり、窓部88の左右の窓枠86それぞれの外側において壁面82に取付けられる。ここで、壁面82に取付けられることには、取付ネジ28が壁面82を貫通して建物80を構成する柱や梁等の躯体90にねじ込まれることを含む(図2も参照)。
下フレーム32は、窓部88の下側において、左右のガイドレール機構10の下端部それぞれの間に架けわたされる横長の部材である。上フレーム34は、窓部88の上側において、左右のガイドレール機構10の上端部それぞれの間に架けわたされる横長の部材である。下フレーム32と上フレーム34は壁面82に固定されてもよい。左右のガイドレール機構10と、下フレーム32と、上フレーム34と、は矩形状の取付枠35を構成する。シャッターボックス38は、取付枠35の上方において左右に延在する横長箱状の部材である。特に、シャッターボックス38は、左右のガイドレール機構10の上部の間に取付けられる。シャッターボックス38は、壁面82に固定されてもよい。シャッターボックス38の内部空間には、巻取り部(不図示)に巻き取られたシャッターカーテン36を収容する。
シャッターカーテン36は左右の外端部36bを有する正面視で矩形状の部材である。シャッターカーテン36は巻取り可能に形成される。本明細書において「シャッターカーテンの外端部」というときは、後述するスライド部36hおよびストッパ36jを含まない外端部36bをいう。また、「シャッターカーテンの幅」というときは、シャッターカーテン36の左右の外端部36bの間の幅をいう。シャッターカーテン36の幅方向W(図1においてX軸方向)において、シャッターカーテン36の幅を二等分した二等分線Mから離れる方向を内外方向の外側とし、接近する方向を内外方向の内側とする。
図2は、ガイドレール機構10を水平面で切断したA−A線断面図である。図2は上面視の断面を示す。ガイドレール機構10は、ガイドレール部12と、サイドフレーム部20と、を含む。ガイドレール部12はシャッターカーテン36の幅方向の両側を支持する縦長の部材である。ガイドレール部12は受入部14と連結部15を含む。受入部14と連結部15は、例えば押出し加工によって一体に形成されてもよい。受入部14は、シャッターカーテン36を上下動可能にガイドする断面略U字形状の部材である。受入部14は内向きに開口する開口部14dを有する。受入部14の内部には、その開口部14dを通してシャッターカーテン36の外端部36bが進入する。
受入部14には、シャッターカーテン36の外端部36bの外側の位置に中壁部14bが設けられる。中壁部14bは受入部14の受け入れ空間の中で前後に延在する部分で、前後の中間領域には左右に通じるスリット14sが形成される。スリット14sにはシャッターカーテン36の外端部36bの外側に結合されるスライド部36hが進入する。スリット14sを有する中壁部14bはシャッターカーテン36が上下動する際のガイドとなる。スライド部36hの先端にはストッパ36jが設けられる。ストッパ36jは、シャッターカーテン36が受入部14から外れないようにスリット14sの前後幅より大きな形状を有する。
連結部15はガイドレール部12から延出してサイドフレーム部20に連結される部分である。連結部15は外側連結部15aと内側連結部15cを含む。外側連結部15aは内側連結部15cの外側に離れて設けられる。外側連結部15aは、受入部14の外側端からサイドフレーム部20に向かってY軸方向で後ろ向きに伸び、延伸端に係合部15bを有する。係合部15bは後述する支持部25の第1支持部25bに係合する。内側連結部15cは、受入部14の内側部からサイドフレーム部20に向かってY軸方向で後ろ向きに伸び、後述する支持部25の第2支持部25cにネジ15eによって結合される。
サイドフレーム部20は、ガイドレール部12を壁面82に取付けるための縦長な部材である。サイドフレーム部20は、ガイドレール部12の壁面82側に設けられる。サイドフレーム部20は、装着部22と支持部25とを含む。装着部22と支持部25とは、例えば押出し加工によって一体に形成されてもよい。装着部22は壁面82に沿う形状(例えば帯形状)を有する。装着部22には複数の箇所(例えば3箇所)に、取付ネジ28が通るための取付孔22hが設けられる。複数の取付孔22hは、例えば縦方向(Z軸方向)に離隔して等間隔に設けられてもよい。取付孔22hは、ガイドレール部12を壁面82に取付ネジ28で取付けるため前後に貫通する孔である。装着部22は、壁面82に取付ネジ28によって装着される。取付ネジ28は取付孔22hを通って壁面82に進入し、間柱や梁など建物80の躯体90にねじ込まれる。
支持部25は、装着部22の外端近傍からガイドレール部12に向かってY軸方向で前向きに延びる部分で、先端側に第1支持部25bと第2支持部25cとを有する。第1支持部25bは係合部15bに係合し、第2支持部25cは内側連結部15cにネジ15eによって結合される。
図2は、各部のシャッターカーテン36の幅方向(X軸方向)の位置を示している。
図2において、P1は受入部14の内端の位置を、P2はシャッターカーテン36の外端部36bの外端の位置を、P3は中壁部14bの左右中心の位置を、P4はガイドレール部12の外端12bの位置を、Q1は装着部22の内端22bの位置を、Q2は装着部22の取付孔22hの左右中心の位置を、それぞれ示す。図2に示すように、P1〜P4及びQ1、Q2は内側から外側に向かってP1、P2、P3、Q1、Q2、P4の順に位置する。
視覚での違和感の観点から、ガイドレール機構10を固定した状態にて、取付ネジ28はできるだけ見えにくい位置に設けられることが望ましい。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、取付孔22hはガイドレール部12の外端12bより内側に設けられる。装着部22はシャッターカーテン36の外端部36bより外側に設けられている。特に、装着部22の内端22bは外端部36bより外側に設けられる。また、装着部22の内端22bはガイドレール部12の中壁部14bより外側に設けられてもよい。装着部22の内端22bは受入部14の内端より外側に設けられてもよい。
取付孔22hをガイドレール部12の外端12bより内側に設けると、取付ネジ28が既設の窓枠86の特に外端86eと干渉する懸念がある。取付ネジ28が窓枠86と干渉すると、施工の障害になるばかりか取付ネジ28で窓枠86を傷つけるおそれもある。このため、作業者は慎重に作業することになり作業効率が低下する可能性がある。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22には、外側に行くに従って壁面82から離れる方向に傾斜する傾斜部22eが形成され、傾斜部22eには取付孔22hが設けられている。取付孔22hが傾斜するから、取付ネジ28の先端部を取付孔22hから外向きに傾斜させてねじ込むことができる。
傾斜部22eの傾斜が過度に小さいと、取付孔22hを通る取付ネジ28の先端が窓枠86の外端86eと干渉するおそれがある。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、傾斜部22eの傾斜は、装着部22が壁面82に固定された状態で、取付ネジ28が窓枠86(特に外端)と干渉しないように設定されている。傾斜部22eの傾斜が過度に大きいと、取付孔22hを通る取付ネジ28の先端が建物80の躯体に届かないことが考えられ、この場合取付強度が不足するおそれがある。これらを踏まえ、実施の形態では、傾斜部22eの壁面82と平行な方向に対する傾斜角θは、一例として0°〜45°の範囲に設定してもよく、好ましくは5°以上に設定してもよい。
視覚での違和感の観点から、窓枠86の壁面82から露出する部分の外端86gはガイドレール部12に覆われることが望ましい。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、建物80に設置された窓枠86の外側にガイドレール部12を設ける場合に、ガイドレール部12の内端12cは窓枠86の壁面82からガイドレール部12側に露出する部分の外端86gより内側に位置している。正面から視たときに外端86gが見えにくくなり違和感を緩和することができる。
次に、装着部22の詳細な形状について説明する。図3は装着部22の周辺を拡大して示す拡大図である。壁面82の表面には凹凸が形成されている場合がある。このような凹凸を有する壁面82に平らな板部材を張り付けると、壁面82との間に隙間ができ易く、見た目に違和感を与えるそれがある。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22は、延伸部22dと、第1突出部22jと、第2突出部22kと、を含んでいる。延伸部22dは、傾斜部22eの外端から外側に延出している。第1突出部22jは、延伸部22dの外端近傍から壁面82に向かって突出している。第2突出部22kは、延伸部22dの内端近傍から壁面82に向かって突出している。
結露を抑制する観点から延伸部22dと壁面82との間に空気を通すことが望ましい。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、延伸部22dと第1突出部22jと第2突出部22kとは、壁面82との間に空間22sを形成している。この空間22sに空気を通すように構成してもよい。
雨などが装着部22と壁面82との間に浸入しないことが望ましい。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、傾斜部22eの内端近傍には、壁面82から離れる方向に突出する第3突出部22mが設けられている。第3突出部22mから壁面82わたってシール用のコーキング材を塗布するようにしてもよい。傾斜部22eと、延伸部22dと、第1突出部22jと、第2突出部22kと、第3突出部22mとは一体に形成されてもよい。
次に、建物80の壁面82にガイドレール機構10を取り付ける作業の一例を説明する。図4はガイドレール機構10を取付ける作業を説明する説明図である。この作業には取付ネジ28を回転させる工具であるスクリュウドライバ(以下、ドライバ76という)によってこの取付ネジ28をねじ込む作業を含む。
(1)まず、サイドフレーム部20にガイドレール部12に連結した状態のガイドレール機構10を準備する。
(2)壁面82から建物80の躯体90にわたって取付ネジ28をねじ込むための下孔を形成する。
(3)壁面82の予め定めた位置にガイドレール機構10をセットする。
(4)ガイドレール部12側から装着部22の取付孔22hに向かって取付ネジ28を差し込み、ドライバ76の先端76bを取付ネジ28の頭部に掛ける。
(5)図4に示すように、取付ネジ28に掛けたドライバ76を回転させ、取付ネジ28を下孔にねじ込む。
(6)すべての取付孔22hに取付ネジ28をねじ込むことでガイドレール機構10を取付ける作業は終了する。
壁面82に取付けられた左右のガイドレール機構10にはシャッターカーテン36がセットされる。
取付ネジ28の頭部に掛けたドライバ76を回転させる際に、ドライバ76の軸76cの角度を適切に保つことが望ましい。そこで、実施の形態のガイドレール機構10では、ガイドレール部12にはガイド部78が設けられている。ガイド部78は、ドライバ76によって取付ネジ28を回転させて取付ネジ28をねじ込むときにドライバ76の軸76cをガイドする。図5はガイド部78をX軸方向から視た側面図である。ガイド部78は目印78gを含んでもよい。作業者は目印78gに合わせてドライバ76の軸76cを支持することができる。ガイド部78は凹部78jを含んでもよい。作業者はドライバ76の軸76cを凹部78jに添わせて支持することができる。ガイド部78は、作業が終了した後に取り外しできるように着脱可能にガイドレール部12に設けられていてもよい。ガイド部78は目印78gが印刷されたシール状の部材であってもよい。
続いて、実施の形態のガイドレール機構10の特徴について説明する。
実施の形態のガイドレール機構10では、取付孔22hはガイドレール部12の外端12bより内側に設けられ、装着部22はシャッターカーテン36の外端部36bより外側に設けられる。この構成によれば、取付ネジ28が、シャッタを閉じた状態では見えなくなり、開いた状態でもガイドレール部12に隠れて見えにくくなり、視覚での違和感が緩和される。取付ネジ28を覆うための部材を省略することができる。装着部22の内端22bを外側に設けることで、装着部22の横幅を小さくすることができる。シャッタを閉じた状態では取付ネジ28を外すことが難しいので防犯効果が期待できる。
実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22は、外側に行くに従って壁面82から離れるように傾斜する傾斜部22eを含み、取付孔22hは傾斜部22eに設けられる。この構成によれば、傾斜する傾斜部22eに取付孔22hを形成することができる。取付孔22hを通る取付ネジ28の伸びる方向を、壁面82に垂直な方向に対して窓枠86から離れる方向に傾けることができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22は、外側に行くに従って壁面82から離れるように傾斜する傾斜部22eを含み、取付孔22hはガイドレール部12の外端12bより内側において傾斜部22eに設けられる。この構成によれば、壁面82に平行な部分に取付孔22hを形成する場合と比較して、ドライバ76の軸線を傾けることで、ガイドレール部12との干渉を受けにくくして、作業性を向上することができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、建物80に設置された窓枠86の外側にガイドレール部12を設けた状態において、傾斜部22eの傾斜は、装着部22を壁面82に固定した状態にて、取付ネジ28が窓枠86との干渉を避けるように設定される。この構成によれば、既存の窓枠86を傷つけることなく取付ネジ28を固定することが可能となり、作業者は安心して作業することができることで作業効率を向上させることができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、ガイドレール部12の内端12cは窓枠86の壁面82からガイドレール部12側に露出する部分の外端86gより内側に位置する。この構成によれば、窓枠86の壁面82から露出する部分の外端86gをガイドレール部12で覆うことにより、正面から視た違和感を軽減することができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22は、傾斜部22eの外端から外向きに伸びる延伸部22dと、延伸部22dの外端近傍から壁面82に向かって突出する第1突出部22jと、延伸部22dの内端近傍から壁面82に向かって突出する第2突出部22kと、を含む。この構成によれば、延伸部22dと第1突出部22jと第2突出部22kと壁面82との間に空間22sを形成することができる。これらの突出部が凹凸を跨ぐことで壁面82との密着性を改善して違和感を軽減することができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、装着部22は、傾斜部22eの内端近傍から壁面82から離れる方向に突出する第3突出部22mを含む。この構成によれば、シール材を塗布する場合に、第3突出部22mを有しない場合と比較して、より多くのシール材を塗布してシール材との接触面積を大きくすることで、シール性を向上させることができる。
実施の形態のガイドレール機構10では、ガイドレール部12には、取付ネジ28を回転させる工具であるドライバ76によって取付ネジ28をねじ込むときにドライバ76の軸76cをガイドするガイド部78が設けられる。この構成によれば、ドライバ76の軸76cをガイド部78で案内することで、作業者は軸76cの角度を適切に保ちながら取付ネジ28をねじ込むことができる。ネジ締めの不具合が減るから、作業者は安心して作業できて作業性が向上する。作業に不慣れな作業者であっても作業が可能になる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
(変形例1)
実施の形態の説明では、ガイドレール部12とサイドフレーム部20とを別々に形成して連結する例について説明したがこれに限られない。ガイドレール部12とサイドフレーム部20とは一体に形成されてもよい。
上述の変形例によれば、実施の形態に係るガイドレール機構10によって奏される作用効果と同様の作用効果が奏される。
上述した実施の形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
説明に使用した図面では、部材の関係を明瞭にするために一部の部材にハッチングを施しているが、当該ハッチングはこれらの部材の素材や材質を制限するものではない。
10・・ガイドレール機構、 12・・ガイドレール部、 20・・サイドフレーム部、 22・・装着部、 22e・・傾斜部、 22h・・取付孔、 22j・・第1突出部、 22k・・第2突出部、 22m・・第3突出部、 22s・・空間、 28・・取付ネジ、 36・・シャッターカーテン、 36b・・外端部、 76・・ドライバ、 76c・・軸、 78・・ガイド部、 82・・壁面、 86・・窓枠、 86e・・外端、 86g・・外端、 100・・シャッタ装置。

Claims (8)

  1. シャッターカーテンの幅方向の端部を支持するガイドレール部と、
    前記ガイドレール部を建物の壁面に取付ネジで取付けるための取付孔を有する装着部と、
    を備え、
    前記シャッターカーテンの幅方向での内外方向において、
    前記取付孔は前記ガイドレール部の外端より内側に設けられ、前記装着部は前記シャッターカーテンの外端部より外側に設けられることを特徴とするガイドレール機構。
  2. 前記装着部は、外側に行くに従って前記壁面から離れるように傾斜する傾斜部を含み、
    前記取付孔は前記傾斜部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のガイドレール機構。
  3. シャッターカーテンの幅方向の端部を支持するガイドレール部と、
    前記ガイドレール部を建物の壁面に取付ネジで取付けるための取付孔を有する装着部と、
    を備え、
    前記シャッターカーテンの幅方向での内外方向において、
    前記装着部は、外側に行くに従って前記壁面から離れるように傾斜する傾斜部を含み、 前記取付孔は前記ガイドレール部の外端より内側において前記傾斜部に設けられることを特徴とするガイドレール機構。
  4. 前記建物に設置された窓枠の外側に前記ガイドレール部を設けた状態において、前記傾斜部の傾斜は、前記装着部を前記壁面に固定した状態にて、前記取付ネジが前記窓枠との干渉を避けるように設定されることを特徴とする請求項2または3に記載のガイドレール機構。
  5. 前記ガイドレール部の内端は、前記窓枠の前記壁面から前記ガイドレール部側に露出する部分の外端より内側に位置することを特徴とする請求項4に記載のガイドレール機構。
  6. 前記装着部は、前記傾斜部の外端から外向きに伸びる延伸部と、前記延伸部の外端近傍から前記壁面に向かって突出する第1突出部と、前記延伸部の内端近傍から前記壁面に向かって突出する第2突出部と、を含むことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のガイドレール機構。
  7. 前記装着部は、前記傾斜部の内端近傍から前記壁面から離れる方向に突出する第3突出部を含むことを特徴とする請求項6に記載のガイドレール機構。
  8. 前記ガイドレール部には、前記取付ネジを回転させる工具によって前記取付ネジをねじ込むときに前記工具をガイドするガイド部が設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のガイドレール機構。
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