JP2018067937A - 装置、プログラム、コンピュータ可読記憶装置、およびｅＮＢ - Google Patents

Abstract

【課題】Ｄ２Ｄ通信に関するデバイス発見、特にセル間の近接サービス（ＰｒｏＳｅ）のＤ２Ｄ発見に際して、非同期モードＵＥの発見を可能にする。【解決手段】拡張型ノードＢ（ｅＮＢ）、ユーザ機器（ＵＥ）、およびＬＴＥネットワークにおける複数の近接サービスとデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見に関する複数のシグナリング方法において、ｅＮＢは、１または複数の隣接セルにより構成された複数のＤ２Ｄリソースを含むＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを第１ユーザ機器（ＵＥ）に送信することにより、セル間のデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見をサポートする。構成情報は、第１ＵＥのサービングセルと１または複数の隣接セルとの間の複数のタイミングオフセットを含む。【選択図】図２

Description

［優先権主張］ この出願は、２０１３年１０月３１日に出願された米国仮特許出願第６１／８９８，４２５号の優先権による利益を主張し、その全体が参照として本明細書に組み込まれる。

複数の実施形態は、無線通信に関連する。いくつかの実施形態は、複数の３ＧＰＰ ＬＴＥ（ロングタームエボリューション）ネットワークに関する。いくつかの実施形態は、ダイレクトなデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）通信に関する。いくつかの実施形態は、複数のＬＴＥネットワークにおけるデバイス発見に関する。

複数の近接性ベースアプリケーションおよび複数のサービスは、複数のセルラー無線／モバイルブロードバンドの複数の技術の進化に大きな影響をもたらし得る、急成長の社会的および技術的動向を表す。これらのサービスは、互いに近接している２つのデバイスまたは２名のユーザの認識に基づいており、複数のパブリックセーフティオペレーション、ソーシャルネットワーキング、モバイルコマース、広告、ゲームなどのような複数のアプリケーションを含み得る。デバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見は、Ｄ２Ｄサービスを可能とする第１のステップである。Ｄ２Ｄ通信に関するデバイス発見、特にセル間の近接サービス（ＰｒｏＳｅ）のＤ２Ｄ発見に関して多くの未解決の問題がある。

いくつかの実施形態が実装され得る例示的な動作環境を図示する。

いくつかの実施形態に従った無線チャネルの一部を図示する。

いくつかの実施形態に従ったセル間のＤ２Ｄ発見をサポートするための方法のフローチャートである。

いくつかの実施形態に従った通信デバイスの複数の基本コンポーネントのブロック図である。

様々な実施形態を実行するための機械のブロック図である。

以下の説明および複数の図面は複数の具体的な実施形態を十分に図示し、当業者がそれらを実施するのを可能とする。他の複数の実施形態は、構造的、論理的、電気的、プロセス上および他の複数の変更を組み込み得る。いくつかの実施形態の複数の部分および複数の特徴は、他の複数の実施形態のそれらに含まれ得、またはそれらに代用され得る。複数の請求項に記載の複数の実施形態は、複数のそれらの請求項の全ての利用可能な均等物を包含する。

図１は、いくつかの実施形態が実装され得る例示的な動作環境１００を図示する。動作環境１００において、進化型ノードＢ（ｅＮＢ）１０２は、サービングセル１０６内に複数の同期信号１０３を伝播する。いくつかの実施形態において、同期ソースあるいはピア無線ヘッド（ＰＲＨ）（図１において図示せず）として動作するＵＥのようなモバイルデバイスは、これらの同期信号１０３を伝播する。ＰＲＨはまた同期基準ポイントとして機能する。いくつかの実施形態において、複数の同期信号１０３は、共通のタイミング基準を定義する情報を備え得る。

様々な実施形態において、サービングセル１０６内に位置する１または複数のＵＥ１０８は、ｅＮＢ１０２から複数の同期信号１０３を受信し得、それらを複数の同期信号１０３により定義された共通のタイミング基準に従って同期動作モードに入るべく、用い得る。ＵＥ１０８のうちの１または複数は、ＬＴＥの複数の近接サービス（ＰｒｏＳｅ）をサポートし得る。いくつかの実施形態において、サービングセル１０６の外側に位置する複数のＵＥ１１０は、ｅＮＢ１０２からの複数の同期信号１０３を受信不可能となり得、非同期モードで動作し得る。これらのＵＥ１１０は、サービングセル１０６に対し、１または複数の隣接セル１１２内で動作し得る。

複数の同期モードＵＥ１０８は、複数の発見信号１０４を用いて互いを発見すべく、同期発見プロトコルを用い得る。同期発見プロトコルに従って、複数の同期モードＵＥ１０８は、複数の所定の周期的な時間間隔の間、エアインタフェースを監視、および／またはエアインタフェース上で複数の発見信号１０４を送信するだけでよい。同期発見プロトコルは、複数の同期モードＵＥ１０８が複数の周期的な時間間隔の合間にスリープ状態に入ることを可能とする低デューティサイクルを備え得、複数の同期モードＵＥ１０８の一部に複数の省エネルギーをもたらす。しかしながら、複数の非同期モードＵＥ１１０は同期発見プロトコルを用いることが不可能となり得、代わりに非同期発見プロトコルを用いる必要が生じ得る。非同期発見プロトコルは、複数の発見信号１０４を継続的に送信し、および／または他の複数のＵＥ１０８により送信された複数の発見信号１０４に関するエアインタフェースを継続的に監視することを複数の非同期モードＵＥ１１０に対して要求し、電力消費レベルの著しい上昇をもたらし得る。したがって、他の複数の動作の中で特に、セル間のデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見は困難または不可能になり得る。

図２は、いくつかの実施形態に従った無線チャネル２００の一部を図示する。図２に示されるように、発見リソースプール２０２を実装すべく、無線チャネル２００の複数のタイムリソースの一部が割り当てられ、一方で無線チャネル２００の他の複数のタイムリソースが複数の非発見時間間隔２０４に含まれる。無線チャネル２００はまた、発見報知領域２０６を含む。

複数の発見動作に関連して電力を節約すべく、複数のＵＥ１０８（図１）のような複数の同期モードＵＥは、発見リソースプール２０２中に無線チャネル２００の利用および／または監視のみをし得、複数の非発見時間間隔２０４中にそのようにしなくてもよい。しかしながら、複数のＵＥ１１０（図１）のような複数の非同期モードＵＥは、共通のタイミング基準を認識し得ず、そのことに従って、発見リソースプール２０２は複数の非発見時間間隔２０４から区別される。したがって、複数の同期モードＵＥ１０８が無線チャネル２００を監視している複数の時間の間に複数の非同期モードＵＥが複数の発見信号を送信することを確実とするために、複数の従来のシステムにおける複数の非同期モードＵＥ１１０はそのような複数の発見信号を継続的に送信することを強いられ得る。このことは、複数の非発見時間間隔２０４の間の無線チャネル２００上の非発見通信との干渉、並びに複数の非同期モードＵＥ１１０の一部に対する電力消費の増加をもたらし得、これによりセル間のＤ２Ｄ発見の複数の動作をさらに複雑にし得る。

これらおよび他の複数の懸念事項に対処すべく、複数の実施形態は、複数の非同期ネットワーク配置に適用され得るセル間のＤ２Ｄ発見をサポートするための複数の装置および複数の方法を提供する。（複数のセルが同一または異なる複数のキャリアに属した状態での）セル間のＤ２Ｄ発見は、配置（例えば、複数の時分割二重化（ＴＤＤ）システムにあるような同期配置または典型的な複数の周波数分割二重化（ＦＤＤ）システムにあるような非同期配置）の複数の同期特性に応じて様々な方法でサポートされ得る。セル間のＤ２Ｄ発見はまた、複数の隣接セルの間の連携のレベル、セル間のＤ２Ｄ発見に関する複数のＵＥ端子にて利用可能なネットワーク支援レベルなどに基づいて、異なってサポートされ得る。

複数の同期配置に関して、Ｄ２Ｄ発見リソースプールのネットワークで共通の構成が実現され得、これによりセル間のＤ２Ｄ発見の手順を大幅に簡略化し得る。複数の非同期配置に関して、複数のＤ２Ｄ発見リソースプールは多くの場合、セル固有のやり方で構成され得、複数の実施形態は、同期干渉よりも制御することが困難な非同期干渉を避けるために、複数の隣接セルの複数のＤ２Ｄ発見リソースの重複を避けるための複数の方法を提供し得る。少なくともいくつかのｅＮＢ間の連携は、複数の非同期セルの間の重複した複数のＤ２Ｄ発見リソースプールを最小化するのに役立ち得る。したがって、いくつかの実施形態は、複数の無線フレームまで粗いｅＮＢ間の時間分解能を提供する。

セル間のＤ２Ｄ発見をサポートする複数の参加ＵＥは、他の複数のＵＥを発見すべく、複数の隣接セルの複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの構成情報に加えて、セルに関する同期基準時間、および周波数同期ソース情報を用いる。複数の実施形態は、複数の隣接セルの複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの構成情報をセル間のＤ２Ｄ発見に参加することを望む複数のＵＥに利用可能とさせるための複数の方法を提供する。

基準時間および周波数同期ソース情報に関して、いくつかの現在のシステムにおいて、ＵＥはこの情報を、隣接セルの第１同期信号（ＰＳＳ）、第２同期信号（ＳＳＳ）、または測位基準信号（ＰＲＳ）に基づき、その隣接セルから直接取得し得る。しかしながら、全てのＵＥが複数の隣接セルのＰＳＳ／ＳＳＳ／ＣＲＳを取得し得るとは限らない。現在のロングタームエボリューション（ＬＴＥ）の仕様に従って、複数のＵＥはＰＳＳ／ＳＳＳを検出すべく少なくとも−６ｄＢの広帯域での信号対雑音比（ＳＩＮＲ）を要求するが、遠近効果は、いくつかのＵＥが隣接セルのＰＳＳ／ＳＳＳを検出することを妨げ得る。したがって、Ｄ２Ｄ発見性能は、少なくともそれらの複数のＵＥに関して劣化し得る。複数の実施形態は、ＰＳＳ／ＳＳＳ／ＣＲＳを用いてそのような情報を取得することの代替として、複数のサービングセルのＤ２Ｄ発見リソースプールの構成情報、基準時間の情報、および周波数同期情報を、複数の隣接セルの配下となり得る他の複数のＵＥにリレーする、複数のＵＥのための複数の方法を提供する。

いくつかの実施形態において、ｅＮＢ１０２またはＰＲＨは、対応するサービングセルの送信タイミングをリレーすべく、ＵＥ１０８、または複数のＵＥの組を選択し得、互いに近接し、他の複数のセルに属する複数のＵＥが、セル間の発見に関して隣接セルの時間および周波数同期を取得するのに、この「２ホップ」同期基準を用い得るようにする。よって、複数の実施形態によると、ｅＮＢ１０２は、隣接セル１１２により構成されたＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を、選択されたＵＥ１０８、または複数のＵＥの組に送信するハードウェア処理回路を備える。構成情報は、ＵＥ１０８に関するサービングセル１０６と隣接セル１１２との間のタイミングオフセットを含むだろう。１つの隣接セル１１２のみが説明されているが、複数の実施形態はこれに限定されず、構成情報は、いくつかの隣接セル１１２により構成されたいくつかのＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を含み得る。選択されたＵＥ１０８は次に、この情報のいくつかまたは全てをサービングセル１０６の外側の他の複数のＵＥにリレーし得る。

ＵＥ１０８がこのリレーを実行するために、ｅＮＢ１０２は複数のリソースをＵＥ１０８に割り当て、ＵＥ１０８はそれらを、サービングセル１０６の同期情報の周期的な送信に用いるだろう。これらのリソースはまた、Ｄ２Ｄ発見リソースプール２０２（図２）のそれぞれの発生の初期に、対応する発見報知領域２０６（図２）のデータを含む発見報知信号に関する複数のタイムリソースを含み得る。

いくつかの実施形態において、発見報知信号は同期信号と同一の信号であり得る。しかしながら、いくつかの実施形態において、リレーを行うＵＥ１０８は、複数の発見報知信号の送信よりさらに頻繁に（つまり、複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの発生よりさらに頻繁に）複数の同期信号を送信することが必要となり得る。複数の発見報知信号が、サービングセル１０６に関する同期情報に加えて、Ｄ２Ｄ発見リソースプールの構成情報を搬送し得る一方、ＵＥ１０８は、複数の発見報知信号により示されるリソースプールの構成情報よりさらに頻繁にサービングセルに関する同期情報をリレーすることが必要となり得る。このことは、これらのリレーされた複数の同期信号が、対応するセルのＤ２Ｄ発見リソースプールの直前に複数の発見報知信号の一部としてのみ送信される場合、同期および構成情報を受信する複数のＵＥは、複数の隣接セルの間の同期／非同期の本質のレベルに応じて、セルに関する時間／周波数同期を取得不可能となり得るからである。このことは少なくとも２つの問題を生じさせる。第１に、発見リソースプールのそれぞれの周期的な発生の初期における発見報知信号の複数の送信に加えて、典型的な複数の発見期間より短い複数の周期性を伴う複数の同期信号の追加的な周期的な送信のため、複数のＵＥは電力消費が増加したことを示し得る。第２に、リソースの割り当ては「リレーされた」複数の同期信号の送信に必要である。

第２の問題を解決するために、ｅＮＢ１０２は、ＵＥ１０８が発見報知信号を送信するよりさらに頻繁に（つまり、複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの発生よりさらに頻繁に）、ＵＥ１０８が隣接セル１１２における複数のＵＥ１１０のような他の複数のＵＥに同期情報を送信するように、複数のリソースを割り当て得る。

第１の問題に関して、例えば複数のサービングセルと複数の隣接セルとの間の粗いタイミングオフセットについての情報が、それぞれのサービングセルにより複数の関連ＵＥに信号で送られると、電力消費の増加は最小化され得る。この粗いタイミングオフセット情報が信号で送られると、複数の発見報知信号そのものは、複数のＵＥがセル間の複数の発見動作に関する同期を取得するのに十分となり得、したがってサービングセルに関する同期情報を別々にリレーする必要性を未然に防ぐ。

しかしながら、いくつかの状況において、複数の発見報知信号そのものは、この同期情報を提供するのに十分ではないかもしれない。少なくともこれらの状況において、ｅＮＢ１０２はこの同期情報のリレーのため、複数のリソースを複数の選択ＵＥに割り当てるだろう。ｅＮＢ１０２は、ＵＥ１０８が複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの発生よりさらに頻繁に同期情報を送信し得るようにこれらのリソースを割り当て得る。

ｅＮＢ１０２はまた、複数の異なるセルの配下の複数のＵＥからリレーされた同期情報の複数の送信の重複を避けるべく、複数のリソースを割り当て得る。１つの実施形態において、ｅＮＢ１０２は、サービングセル１０６の同期情報をリレーするための複数のサブフレームと、隣接セル１１２のうちの１または複数の隣接セル１１２の同期情報をリレーするための複数のサブフレームとの重複を減少させるまたは取り除くべく、サービングセル１０６の同期情報をリレーするための複数のサブフレームを確保し得る。このことは、対応する複数のＤ２Ｄ発見リソースプール２０２が重複しない複数の場合において特に重要となり得る。具体的には、いくつかの実施形態において、ｅＮＢ１０２はこの目的のために、複数の時間−周波数リソースをＤ２Ｄ発見リソースプール２０２内のＫ番目毎のサブフレーム（例えば「同期リレーサブフレーム」）に確保し得、ここでＫは１より大きい。他の複数の実施形態において、ｅＮＢ１０２はこの目的のために、複数の時間−周波数リソースをサービングセル１０６の利用可能な複数のＤ２Ｄサブフレームの組の内のＫ番目毎ののサブフレームに確保し得る。

複数の同期信号が狭帯域となる複数の実施形態において、複数のＵＥ１０８は、これらの同期−リレーサブフレームの未使用の複数の物理リソースブロック（ＰＲＢ）ペアを、複数の発見信号１０４の送信に用い得る。しかしながら、複数のＵＥ１０８は複数の帯域内エミッションからの影響からの、同期信号の複数の送信に対して十分な保護を確保すべきである。例えば、同期リレーサブフレームの複数の隣接ＰＲＢペアにおける最大送信電力でセル１０６において送信される他の複数の発見信号１０４により生成された複数の帯域内エミッションからの高い干渉に起因して、セル１１２（図１）におけるリスニングＵＥ１１０は、セル１０６における複数のＵＥ１０８によりリレーされた複数の同期信号を受信可能となり得ない。したがって、複数の実施形態において、ｅＮＢ１０２は、複数の発見報知信号またはリレーされた複数の同期信号の送信のため割り当てられた複数のサブフレーム上の複数のリレーされた同期信号を搬送するもの以外の複数のＰＲＢ上の複数のＤ２Ｄ送信に関する送信電力を制限し得、送信電力が最大送信電力未満となるようにする。複数の同期リレーサブフレーム上の最大送信電力に関する値は、複数のより上位の層を介してネットワーク１００により予め定義され得または構成され得る。

実際の測定した複数の帯域内エミッションからの影響は、サービングセルの複数の同期信号のリレーに関して選択された複数のＵＥの数次第となり得ることが留意されよう。一般的に、ＵＥの電力消費に対する影響を最小化すべく、いくつかの選択されたＵＥにこの情報をリレーさせることのみが有益となり得る。

Ｄ２Ｄ発見リソースプール内に分散した複数の同期リレーサブフレームに加えて、ｅＮＢ１０２は、複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの間の追加的な複数のサブフレームを複数の同期リレーサブフレームとして構成し、隣接セル１１２に関する同期情報の取得の速度および確実性を向上させ得る。両タイプの複数の同期リレーサブフレームに関して、複数のＵＥにより送信される実際の複数の同期信号は、複数のＰＲＢペアの組がシステムアップリンク（ＵＬ）の帯域幅に対して中心に位置するように、周波数の次元において中央の複数のＰＲＢペアに限定され得る。代替的に、ｅＮＢ１０２はシステムのＵＬ帯域幅の中心に関してセル固有のオフセットに従って、複数のＰＲＢペアの組を割り当て得る。周波数の次元におけるそのようなセル固有のマッピングは、異なる複数の隣接セルに属する複数のＵＥにより送信された複数の同期信号の重複を避けるべく、２つのＤ２Ｄ発見リソースプールの間で発生する複数の同期リレーサブフレームにはより有益となり得る。

ｅＮＢ１０２はまた、他の追加的な複数の基準に適合すべく複数のリソースを割り当て得る。例えば、特定のセルの同期情報をリレーするために選択された複数のＵＥは、同一の複数の物理リソース上でそれらのリレーされた複数の同期信号を送信し、トレードオフによって効果的な遅延広がりが増加してしまうかもしれないが、複数の単一周波数ネットワーク（ＳＦＮ）ゲインから複数の利点を実現し得る。しかしながら、いくつかの実施形態はＤ２Ｄ発見リソースプールに関して拡張サイクリックプレフィックス（ＣＰ）を構成することにより、効果的な遅延拡散を減少させ得る。

図３は、いくつかの実施形態に従ったセル間のＤ２Ｄ発見をサポートするための方法３００のフローチャートである。例示的な方法３００は、図１および図２の複数の要素に関して説明される。ｅＮＢ１０２（図１）は、複数のＵＥ１０８および１１０がセル間のＤ２Ｄ発見に関して必要とされている情報を取得可能となるよう、方法３００の少なくともいくつかの動作を実行し得る。複数の非限定的な例によって、および本明細書において前述したように、そのような情報は複数の隣接セルに関する基準時間および周波数同期ソース情報、および複数の隣接セルの複数のＤ２Ｄ発見リソースプールの構成情報を含み得る。

処理３０２において、ｅＮＢ１０２は少なくともデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見リソースプール２０２に関する構成情報を示すシグナリングをＵＥ１０８に送信する。構成情報は、ＵＥ１０８のサービングセル１０６と１または複数の隣接セル１１２との間のタイミングオフセットを含む。それぞれのＤ２Ｄ発見リソースプール２０２は、対応する隣接セル１１２により構成された複数のＤ２Ｄリソースを含む。様々な実施形態に関して１つの隣接セル１１２が説明されてきたが、いくつかの隣接セルの間のセル間のＤ２Ｄ発見に関して情報が提供され得ることを理解されたい。

処理３０４において、ｅＮＢ１０２は、ＵＥ１０８によるサービングセル１０６の同期情報の周期的な送信のため、複数のリソースをＵＥ１０８に割り当てる。本明細書において前述したように、ｅＮＢ１０２は様々な基準に従って、および様々な効果を達成すべく、複数のリソースを割り当て得る。例えば、ｅＮＢ１０２は、ＵＥ１０８が発見報知信号を送信するよりさらに頻繁にＵＥ１０８が同期情報を複数の隣接セルにおける複数のＵＥに送信し得るように、複数のリソースを割り当て得る。

ｅＮＢ１０２は、セル間のＤ２Ｄ発見をサポートすべく、例示的な方法３００の一部として他の複数の動作を実行し得る。例えば、ｅＮＢ１０２は複数のＤ２Ｄ送信に関して送信電力を制限し得、ｅＮＢ１０２は、サービングセルの同期情報をリレーするための複数のサブフレームと、隣接セルのうちの１または複数の同期情報をリレーするための複数のサブフレームとの間の重複を避けるべく、複数のリソースを複数のＰＲＢペアに割り当て得る。

図４は、いくつかの実施形態に従った通信デバイス４００の複数の基本コンポーネントのブロック図である。通信デバイス４００はＵＥ１０８または１１０（図１）として、またはｅＮＢ１０２（図１）として適し得る。図１から図３に関して上述した複数の実施形態に従って、通信デバイス４００はセル間のＤ２Ｄ発見のための複数の方法をサポートし得る。通信デバイス４００がｅＮＢ１０２として機能する場合、通信デバイス４００は静止しており、非モバイルであり得ることに留意されたい。

いくつかの実施形態において、通信デバイス４００は１または複数のプロセッサを含み得、コンピュータ可読記憶デバイス上に格納された複数の命令で構成され得る。通信デバイス４００がＵＥ１０８として機能する場合、複数の命令は通信デバイス４００に、少なくとも１つの隣接セル１１２のＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを受信させ得る（図１）。本明細書で前述したように、シグナリングは、通信デバイス４００がサービングセル１０６の外側の複数のＵＥから複数の発見信号１０４を受信および解読し得るように、サービングセル１０６（図１）と少なくとも１つの隣接セル１１２との間のタイミングオフセットをさらに含み得る。通信デバイス４００は、次にタイミングオフセットとサービングセル１０６の同期情報とを含む発見報知信号をサービングセル１０６の外側の第２通信デバイスに送信し得る。

通信デバイス４００がｅＮＢ１０２（図１）として機能する場合、複数の命令は、通信デバイス４００に対して、Ｄ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングをＵＥ１０８（図１）に送信させるであろう。本明細書において前述したように、構成情報は当該ＵＥ１０８に関するサービングセル１０６（図１）と隣接セル１１２との間のタイミングオフセットを含むであろう。１つの隣接セル１１２が説明されているが、複数の実施形態はこれに限定されず、複数のタイミングオフセットはサービングセルに対して任意の数の隣接セルに関して提供され得ることが理解されよう。

通信デバイス４００は、１または複数のアンテナ４０１を用いて複数の信号を他の複数の通信デバイスに送信、および複数の信号を他の複数の通信デバイスから受信するための物理層回路４０２を含み得る。物理層回路４０２はまた、無線媒体へのアクセスを制御するための媒体アクセス制御（ＭＡＣ）回路４０４を備え得る。通信デバイス４００はまた、本明細書で説明した複数の動作を実行するよう構成された処理回路４０６およびメモリ４０８を含み得る。いくつかの実施形態において、物理層回路４０２および処理回路４０６は図１から図３に詳細に示した複数の動作を実行するよう構成され得る。

いくつかの実施形態に従って、ＭＡＣ回路４０４は無線媒体を求めて競争し、無線媒体上で通信を行うための複数のフレームまたは複数のパケットを構成するよう配置され得、物理層回路４０２は複数の信号を送信および受信するよう配置され得る。物理層回路４０２は、変調／復調、アップコンバート／ダウンコンバート、フィルタリング、増幅などに関する回路を含み得る。

いくつかの実施形態において、通信デバイス４００の処理回路４０６は、１または複数のプロセッサを含み得る。いくつかの実施形態において、２またはより多くのアンテナ４０１は、複数の信号を送信および受信するよう配置された物理層回路４０２に結合され得る。メモリ４０８は処理回路４０６を構成するための情報を格納し得、複数のメッセージフレームを構成および送信し、本明細書に説明した様々な動作を実行するための複数の動作を実行する。メモリ４０８は、機械（例えば、コンピュータ）により可読な形式で情報を格納するための、非一時的メモリを含む任意のタイプのメモリを備え得る。例えば、メモリ４０８はコンピュータ可読記憶デバイス、リードオンリメモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および他の複数の記憶デバイスおよび媒体を備え得る。

複数のアンテナ４０１は、１または複数の指向性アンテナまたは全方向性アンテナを備え得、例えば、複数のダイポールアンテナ、複数のモノポールアンテナ、複数のパッチアンテナ、複数のループアンテナ、複数のマイクロストリップアンテナ、または複数のＲＦ信号の送信に適した他の複数のタイプのアンテナを含む。いくつかの実施形態において、２またはより多くのアンテナの代わりに、複数の開口を伴う単一のアンテナが用いられ得る。これらの複数の実施形態において、それぞれの開口は別個のアンテナとみなされ得る。マルチ入力マルチ出力（ＭＩＭＯ）のいくつかの実施形態において、複数のアンテナは空間ダイバーシティおよび複数のアンテナのそれぞれと送信局の複数のアンテナとの間にもたらされ得る複数の異なるチャンネル特性に関して効果的に分離され得る。

いくつかの実施形態において、通信デバイス４００はキーボード、ディスプレイ、不揮発性メモリポート、複数のアンテナ、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、複数のスピーカおよび他のモバイルデバイス要素のうちの１または複数を含み得る。ディスプレイは、タッチスクリーンを含むＬＣＤスクリーンであり得る。

いくつかの実施形態において、通信デバイス４００は、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）、無線通信能力を伴うラップトップまたはポータブルコンピュータ、ウェブタブレット、無線電話、スマートフォン、無線ヘッドセット、ページャ、インスタントメッセージングデバイス、デジタルカメラ、アクセスポイント、テレビ、医療デバイス（例えば、心拍モニタ、血圧モニタなど）、または情報を無線で受信および／または送信し得る別のデバイスのようなポータブル無線通信デバイスの一部となり得る。

通信デバイス４００はいくつかの別個の機能要素を有するものとして示されているが、それらの機能要素のうち２またはそれより多くが組み合わせられ得、複数のデジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ）を含む複数の処理要素のような複数のソフトウェアで構成された要素、および／または他の複数のハードウェア要素の複数の組み合わせにより実装され得る。例えば、いくつかの要素は、１または複数のマイクロプロセッサ、１または複数のＤＳＰ、１または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、１または複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、１または複数の無線周波数集積回路（ＲＦＩＣ）、および本明細書において説明された少なくとも複数の機能を実行するための様々なハードウェアおよび論理回路の複数の組み合わせを備え得る。いくつかの実施形態において、通信デバイス４００の複数の機能要素は、１または複数の処理要素上で動作する１または複数のプロセスを指し得る。

複数の実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのうちの１つまたはそれらの組み合わせにおいて実装され得る。複数の実施形態はまた、本明細書に説明された複数の動作を実行する少なくとも１つのプロセッサにより読み出されおよび実行され得るコンピュータ可読記憶デバイス上に格納された複数の命令としても実装され得る。コンピュータ可読記憶デバイスは、機械（例えば、コンピュータ）により可読な形式で情報を格納するための任意の非一時的メモリメカニズムを含み得る。例えば、コンピュータ可読記憶デバイスは、リードオンリメモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および他の複数の記憶デバイスおよび媒体を含み得る。

図５は、様々な実施形態を実行するための機械５００のブロック図である。代替的な複数の実施形態において、機械５００はスタンドアロンデバイスとして動作し得、または他の複数の機械に接続（例えば、ネットワーク接続）され得る。

機械（例えば、コンピュータシステム）５００は、ハードウェアプロセッサ５０２（例えば、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、グラフィックス処理ユニット（ＧＰＵ）、ハードウェアプロセッサコア、またはそれらの任意の組み合わせ）、メインメモリ５０４、およびスタティックメモリ５０６を含み得、それらのいくつかまたは全ては、インターリンク（例えばバス）５０８を介して互いに通信し得る。機械５００は、電力管理デバイス５３２、グラフィックス表示デバイス５１０、英数字入力デバイス５１２（例えば、キーボード）、およびユーザインタフェース（ＵＩ）ナビゲーションデバイス５１４（例えば、マウス）をさらに含み得る。例において、グラフィックス表示デバイス５１０、英数字入力デバイス５１２、およびＵＩナビゲーションデバイス５１４は、タッチスクリーンディスプレイであり得る。機械５００はさらに、記憶デバイス５１６（つまり、ドライブユニット）、信号生成デバイス５１８（例えば、スピーカ）、アンテナ５３０に結合されたネットワークインタフェースデバイス／トランシーバ５２０、およびグローバルポジショニングシステム（ＧＰＳ）センサ、コンパス、加速度計、または他のセンサのような１または複数のセンサ５２８を含み得る。機械５００は、１または複数の周辺機器デバイス（例えばプリンタ、カードリーダなど）と通信を行い、またはそれらを制御すべく、シリアル（例えば、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）、パラレルまたは他の複数の有線または無線（例えば、赤外線（ＩＲ）、近距離無線通信（ＮＦＣ）など）接続のような出力コントローラ５３４を含み得る。

記憶デバイス５１６は、機械可読媒体５２２を含み得、そこには、本明細書において説明された技術または機能のうちの任意の１または複数を具現化しまたはそれらにより利用される、複数のデータ構造または複数の命令５２４（例えば、ソフトウェア）の１または複数の組が格納される。複数の命令５２４はまた、機械５００によるそれらの実行中に、全体的にまたは少なくとも部分的に、メインメモリ５０４内、スタティックメモリ５０６内、またはハードウェアプロセッサ５０２内に存在し得る。例において、ハードウェアプロセッサ５０２、メインメモリ５０４、スタティックメモリ５０６、または記憶デバイス５１６のうちの１つまたはそれらの任意の組み合わせは、機械可読媒体を構成し得る。

機械可読媒体５２２は単一の媒体として示されるが、「機械可読媒体」という用語は、１または複数の命令５２４を格納するよう構成された単一の媒体または複数の媒体（例えば、集中型または分散型データベース、および／または関連付けられた複数のキャッシュおよび複数のサーバ）を含み得る。

「機械可読媒体」という用語は、機械５００による実行のため、および機械５００に対して本開示の技術のうちの任意の１または複数を実行させる複数の命令５２４を格納、符号化または搬送することが可能で、または複数の命令５２４により用いられまたは関連付けられた複数のデータ構造を格納、符号化、また搬送することが可能である、任意の媒体を含み得る。非限定的な機械可読媒体の複数の例は、複数のソリッドステートメモリ、および光および磁気媒体を含み得る。例において、大容量機械可読媒体は静止質量を有する複数の粒子を伴う機械可読媒体を備える。大容量機械可読媒体の複数の具体的な例は、複数の半導体メモリデバイス（例えば、電気的プログラマブルリードオンリメモリ（ＥＰＲＯＭ）、または電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ（ＥＥＰＲＯＭ））および複数のフラッシュメモリデバイスのような不揮発性メモリ、複数の内部ハードディスクおよび複数のリムーバブルディスクのような複数の磁気ディスク、複数の光磁気ディスク、および複数のＣＤ−ＲＯＭおよびＤＶＤ−ＲＯＭディスクを含み得る。

複数の命令５２４は、多数の転送プロトコル（例えば、フレームリレー、インターネットプロトコル（ＩＰ）、伝送制御プロトコル（ＴＣＰ）、ユーザーデータグラムプロトコル（ＵＤＰ）、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）など）のうち任意の１つを利用するネットワークインタフェースデバイス／トランシーバ５２０を介した伝送媒体を用いて、通信ネットワーク５２６上でさらに送信または受信され得る。

本発明の主題は、いくつかの実施形態に関連して説明されてきたが、本明細書に記載された特定の形式に限定されることを意図していない。当業者は、説明された複数の実施形態の様々な特徴は、開示に従って組み合わせられ得ることを認識しただろう。さらに、様々な改良および変更が、開示の範囲から逸脱することなく当業者により行われ得ることを理解されたい。

要約書は、連邦規則集第３７巻セクション１．７２（ｂ）に従って提供され、そこには、読者が技術的開示の本質および趣旨を読み手に確認させることを可能とする要約が義務付けられている。要約は、特許請求の範囲または意味を限定または解釈すべく用いられるものではないという理解に基づき提出される。以下の特許請求の範囲は、本明細書において詳細な説明に組み込まれ、それぞれの請求項はそれ自身が別個の実施形態として独立している。

Claims (19)

1. 進化型ノードＢ（ｅＮＢ）であって、
   隣接セルにより構成されたＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを第１ユーザ機器（ＵＥ）に送信することによりセル間のデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見をサポートするハードウェア処理回路を備え、
   前記構成情報は、前記第１ＵＥのサービングセルと前記隣接セルとの間のタイミングオフセットを含み、
   前記ハードウェア処理回路はさらに、同期情報およびセル間のＤ２Ｄ発見に関するＤ２Ｄ発見リソースプールの構成情報をリレーすべく、前記ｅＮＢの配下の前記セル内の複数のＵＥの組を選択する、ｅＮＢ。
2. 前記ハードウェア処理回路はさらに、前記第１ＵＥによる前記サービングセルの同期情報の周期的な送信のため、複数のリソースを前記第１ＵＥに割り当てる、請求項１に記載のｅＮＢ。
3. 前記複数のリソースは、前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールのそれぞれの発生の初期に発見報知信号に関する複数のタイムリソースを含む、請求項２に記載のｅＮＢ。
4. 進化型ノードＢ（ｅＮＢ）であって、
   隣接セルにより構成されたＤ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを第１ユーザ機器（ＵＥ）に送信することによりセル間のデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見をサポートするハードウェア処理回路を備え、
   前記構成情報は、前記第１ＵＥのサービングセルと前記隣接セルとの間のタイミングオフセットを含み、
   前記ハードウェア処理回路はさらに、前記第１ＵＥによる前記サービングセルの同期情報の周期的な送信のため、複数のリソースを前記第１ＵＥに割り当て、
   前記複数のリソースは、前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールのそれぞれの発生の初期に発見報知信号に関する複数のタイムリソースを含む、ｅＮＢ。
5. 前記複数のリソースは、前記第１ＵＥが前記発見報知信号を送信するよりさらに頻繁に前記第１ＵＥが同期情報を送信するように割り当てられる、請求項３または４に記載のｅＮＢ。
6. 前記複数のリソースは、周波数の次元において、複数の物理リソースブロック（ＰＲＢ）ペアの組に限定され、前記複数のＰＲＢペアの組はシステムのアップリンク帯域幅に対して中心に位置する、請求項２から５のいずれか１項に記載のｅＮＢ。
7. 前記複数のリソースは、周波数の次元において、複数の物理リソースブロック（ＰＲＢ）ペアの組に限定され、前記複数のＰＲＢペアの組はシステムのアップリンク帯域幅の中心に対するセル固有のオフセットに従って割り当てられる、請求項２から６のいずれか１項に記載のｅＮＢ。
8. 前記ハードウェア処理回路はさらに、複数の発見報知信号またはリレーされた複数の同期信号の送信のため割り当てられた複数のサブフレーム上の前記リレーされた複数の同期信号を搬送するもの以外の複数の物理リソースブロック（ＰＲＢ）上の複数のＤ２Ｄ送信に関する送信電力が最大送信電力未満となるように、前記送信電力を制限する、請求項２から７のいずれか１項に記載のｅＮＢ。
9. 前記ハードウェア処理回路はさらに、前記サービングセルの同期情報をリレーするための複数のサブフレームと、複数の隣接セルのうちの１または複数の同期情報をリレーするための複数のサブフレームとの間に重複がないように、前記第１ＵＥの前記サービングセルの同期情報をリレーするための前記複数のサブフレームを確保する、請求項２から８のいずれか１項に記載のｅＮＢ。
10. 前記ハードウェア処理回路はさらに、同期リレーサブフレームを、Ｋ番目毎のサブフレームに、前記第１ＵＥの前記サービングセルの同期情報をリレーするための前記Ｄ２Ｄ発見リソースプール内に確保し、ここでＫは１より大きい、請求項９に記載のｅＮＢ。
11. 前記ハードウェア処理回路はさらに、前記第１ＵＥの前記サービングセルの同期情報をリレーするための同期リレーサブフレームを、前記第１ＵＥの前記サービングセルの利用可能な複数のＤ２Ｄサブフレームの組のＫ番目毎のサブフレームに確保し、ここでＫは１より大きい、請求項９または１０に記載のｅＮＢ。
12. 近接サービス（ＰｒｏＳｅ）を利用可能であり、サービングセル内で動作し、ハードウェア処理回路を備えるユーザ機器（ＵＥ）であって、
    少なくとも１つの隣接セルのデバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを受信し、
    発見報知信号を前記サービングセルの外側の第２ＵＥに送信し、
    前記シグナリングは前記サービングセルと前記少なくとも１つの隣接セルとの間のタイミングオフセットをさらに含み、
    前記発見報知信号は前記サービングセルの同期情報を含み、
    前記ハードウェア処理回路はさらに、前記サービングセルの前記同期情報を伝送する同期信号を送信する、ＵＥ。
13. 前記ハードウェア処理回路はさらに、前記ＵＥが発見報知信号を送信するよりさらに頻繁に前記同期信号を周期的に送信し、前記発見報知信号は前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールに関する構成情報を含む、請求項１２に記載のＵＥ。
14. 前記ハードウェア処理回路は、前記サービングセルにより定義された周期性に従って、前記同期信号を周期的に送信する、請求項１３に記載のＵＥ。
15. 前記ハードウェア処理回路はさらに、
    前記隣接セルの前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールに関する前記構成情報および前記ＵＥの前記サービングセルと前記隣接セルとの間の前記タイミングオフセットを含むｅＮＢからのシグナリングに基づき、および
    前記隣接セルにおける１または複数のＵＥにより送信された複数の発見報知信号の受信のタイミングにより導出される前記隣接セルの同期情報にさらに基づき、
    前記隣接セルの前記Ｄ２Ｄ発見リソースプール内の前記隣接セルにおける発見信号を検出することにより前記隣接セルにおけるＵＥを発見する、請求項１２から１４のいずれか１項に記載のＵＥ。
16. デバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを第１ユーザ機器（ＵＥ）に送信する段階を備え、
    前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールは１または複数の隣接セルにより構成された複数のＤ２Ｄリソースを含み、
    前記構成情報は前記第１ＵＥのサービングセルと前記１または複数の隣接セルとの間の複数のタイミングオフセットを含み、
    前記第１ＵＥによる前記サービングセルの同期情報の周期的な送信のため、複数のリソースを前記第１ＵＥに割り当てる段階と、
    リレーされた複数の同期信号の送信のため割り当てられた複数のサブフレーム上の前記リレーされた複数の同期信号を搬送するもの以外の複数の物理リソースブロック（ＰＲＢ）上の複数のＤ２Ｄ送信に関する送信電力が最大送信電力未満となるように、前記送信電力を制限する段階と、をさらに備える、方法。
17. 前記サービングセルの同期情報をリレーするための複数のサブフレームと、前記複数の隣接セルのうちの１または複数の同期情報をリレーするための複数のサブフレームとの間に重複がないように、前記第１ＵＥの前記サービングセルの同期情報をリレーするための複数のリソースを割り当てる段階をさらに備える、請求項１６に記載の方法。
18. 拡張型ノードＢ（ｅＮＢ）に、デバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ）発見リソースプールに関する構成情報を示すシグナリングを第１ユーザ機器（ＵＥ）に送信する手順を実行させるためのプログラムであって、
    前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールは、１または複数の隣接セルにより構成された複数のＤ２Ｄリソースを含み、
    前記構成情報は前記第１ＵＥのサービングセルと前記１または複数の隣接セルとの間の複数のタイミングオフセットを含み、
    前記ｅＮＢに、複数のリソースを、前記第１ＵＥによる前記サービングセルの同期情報の周期的な送信のため前記第１ＵＥに割り当てる手順をさらに実行させ、
    前記複数のリソースは、前記Ｄ２Ｄ発見リソースプールのそれぞれの発生の初期に発見報知信号に関する複数のタイムリソースをさらに含み、
    前記複数のリソースは、前記第１ＵＥが前記発見報知信号を送信するよりさらに頻繁に前記第１ＵＥが同期情報を送信するように割り当てられる、プログラム。
19. 請求項１８に記載のプログラムを格納する、コンピュータ可読記憶媒体。

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