JP2018054498A - 通知器具及び街路灯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる通知器具等を提供する。【解決手段】固定設置された支持体に取り付け可能であって、物体との距離を測定することが可能なセンサ部10と、所定の出力により通知を行う通知部20とを有し、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、通知部20は、センサ部10で測定した前記センサ物体間距離又は前記移動物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて前記通知を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、通知器具及び街路灯システムに関する。
従来、接近する2つの移動物体が衝突することを未然に回避するために、2つの移動物体の一方に警報を通知する通知器具が知られている。この種の通知器具として、例えば、特許文献1には、人が道路に飛び出すことを予め検知して車のドライバーに警報を報知する飛び出し警報器が開示されている。これにより、人と車との衝突事故を未然に回避することができる。
しかしながら、従来の通知器具では、接近する2つの移動物体は、お互いに一方が他方に近づきつつあることに気が付きにくい。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる通知器具及び街路灯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通知器具の一態様は、固定設置された支持体に取り付け可能であって、物体との距離を測定することが可能なセンサ部と、所定の出力により通知を行う通知部とを有し、前記センサ部は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々と前記センサ部との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、前記通知部は、前記センサ部で測定した前記センサ物体間距離又は前記移動物体間距離に応じて、前記所定の出力の態様を変化させて前記通知を行う。
また、本発明に係る街路灯システムの一態様は、通路沿いに設置された複数の街路灯と、前記複数の街路灯の各々に取り付けられた複数の通知器具とを備え、前記複数の通知器具の各々は、対象物との距離を測定することが可能なセンサと、所定の出力により通知を行う通知部とを有し、前記センサ部は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々と前記センサ部との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、前記通知部は、前記センサ部で検知した前記センサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、前記所定の出力の態様を変化させて前記通知を行う。
本発明によれば、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[構成]
まず、実施の形態1に係る通知器具1の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る通知器具1の構成を示す機能ブロック図である。図2は、実施の形態1に係る通知器具1の設置例を示す図である。
[構成]
まず、実施の形態1に係る通知器具1の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る通知器具1の構成を示す機能ブロック図である。図2は、実施の形態1に係る通知器具1の設置例を示す図である。
本実施の形態における通知器具1は、接近する2つ以上の移動物体(移動対象物)に対して所定の通知を行う機器であり、図1に示すように、センサ部10と、通知部20と、制御部30と、記憶部40とを有する。接近する2つの移動物体には、センサ部10に近い位置に存在する近距離物体と、センサ部10から離れている位置に存在する遠距離物体とが含まれる。
図2に示すように、本実施の形態では、接近する移動物体は2つのみであり、一方が道路100を歩行する歩行者P11で、他方が道路100を走行する二輪車P12である。一例として、歩行者P11の歩行速度は、2km/h以上5km/h以下程度であり、二輪車P12の速度は、10km/h以上である。また、本実施の形態では、歩行者P11及び二輪車P12のうち、センサ部10に近い方が歩行者P11で、センサ部10から遠い方が二輪車P12である。したがって、歩行者P11が近距離物体で、二輪車P12が遠距離物体である。なお、二輪車P12は、例えばバイク又は自転車等である。また、道路100は、通路の一例であり、歩行者P11及び二輪車P12が通ることができる道であればよい。
図2に示すように、通知器具1は、例えば、道路100沿いに設置された街路灯200に取り付けられる。街路灯200は、支持体である柱状の支柱210と、灯具220とを有する。本実施の形態において、通知器具1は、支柱210を介して街路灯200から電力の供給を受けている。
支柱210は、例えば道路100沿いに設置されて固定される。本実施の形態において、支柱210(支持体)は、支柱210の一部が地中に埋め込まれた状態で固定されている。灯具220は、支柱210に取り付けられており、通知器具1の周辺を照明する。具体的には、灯具220は、道路100の路面(地面)及び路面上の空間領域を照明する。灯具220は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を光源とし、照明光として白色光を放射する。なお、灯具220の光源は、LEDに限るものではなく、蛍光管、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、又は、ネオン管等であってもよいし、有機EL又は半導体レーザ等の固体発光素子であってもよい。
通知器具1において、センサ部10は、少なくとも物体(対象物)との距離を測定することが可能な機能を有する。センサ部10は、例えば、ドップラーセンサを有する。ドップラーセンサは、電波(マイクロ波)を発射して、物体に当たって反射してきた電波の周波数と発射した電波の周波数とを検知して比較することにより物体の動きを検出する。ドップラーセンサを用いることで、動く物体の速度及び動く物体までの距離を非接触で測定することができる。
本実施の形態において、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離であるセンサ物体間距離を測定する。具体的には、センサ部10は、センサ物体間距離として、歩行者P11とセンサ部10との第1距離D11、及び、二輪車P12とセンサ部10との第2距離D12を測定する。
また、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定する。具体的には、センサ部10は、移動物体間距離として、歩行者P11と二輪車P12との第3距離D13を測定する。
さらに、センサ部10は、接近する2つの移動物体の各々の速度を測定することもできる。具体的には、センサ部10は、歩行者P11及び二輪車P12の各々の速度を測定することができる。
さらに、センサ部10は、接近する2つの移動物体の各々の急加速の有無を検知することもできる。具体的には、センサ部10は、歩行者P11及び二輪車P12の各々についての急加速の有無を検知することができる。例えば、センサ部10によって検出された検知結果を演算することで歩行者P11又は二輪車P12の加速度を算出することで、歩行者P11又は二輪車P12の各々についての急加速の有無を検知することができる。
また、センサ部10は、歩行者P11及び二輪車P12の各々について、センサ部10との距離及び速度を計測するために、ドップラーセンサを複数有してもよい。また、センサ部10は、ドップラーセンサの他に、ドップラーセンサの検出結果の演算を行うためのプロセッサ又はマイクロコンピュータ等を有していてもよい。この演算は、センサ部10ではなく、制御部30によって行われてもよい。つまり、センサ部10が行う処理の一部は、制御部30によって行われてもよい。
なお、本実施の形態において、センサ部10は、ドップラーセンサを有する構成としたが、ドップラーセンサを有する構成に限定されるものではない。例えば、センサ部10は、ドップラーセンサに代えて、超音波測距センサ、赤外線測距センサ、光測距センサ又は距離画像センサ等の測距センサ等を用いて、歩行者P11及び二輪車P12の各々について、センサ部10との距離及び速度等を測定してもよい。また、センサ部10は、ドップラーセンサを含めて、これら複数種類のセンサのうち2種類以上のセンサの組み合わせによって構成されていてもよい。あるいは、センサ部10は、カメラ等の撮像装置を有し、撮像装置によって撮像された動画像に対してオブジェクト検出等の画像処理を行うことによって、歩行者P11及び二輪車P12の各々について、センサ部10との距離及び速度等を測定してもよい。
このように構成されたセンサ部10は、固定設置された支柱210(支持体)に取り付け可能である。つまり、センサ部10は、支柱210に取り付けることが可能な構造を有しているが、必ずしも支柱210に取り付けられている必要はない。本実施の形態において、センサ部10は、支柱210に取り付けられている。つまり、センサ部10は、支柱210に固定されている。
次に、通知部20について説明する。通知部20は、所定の出力により通知を行う機能を有する。具体的には、通知部20は、所定の出力によって、接近する2つ以上の移動物体の少なくとも1つの移動物体に対して、当該1つの移動物体に他の移動物体が接近していることの通知を行う。つまり、通知部20は、接近する2つ以上の移動物体に対して報知を行う報知部として機能する。
例えば、図2では、通知部20は、少なくとも歩行者P11に対して通知を行う。本実施の形態では、通知部20は、歩行者P11及び二輪車P12の両方に対して通知を行う。これにより、二輪車P12の運転者がひったくりをしようとしている場合、歩行者P11に対しては通知部20の通知によって警戒が促され、二輪車P12の運転者に対しては通知部20の通知によって驚愕させることができる。
なお、通知部20は、少なくとも2つの移動物体が3つ以上の場合には通知を行わなくてもよい。つまり、通知部20は、移動物体が2つである場合に通知を行う。例えば、図2では、歩行者P11及び二輪車P12のみに対して通知を行う。
通知部20が通知を行う際の所定の出力は、本実施の形態では、光による出力である。つまり、通知部20は、移動物体に対して光による出力で通知を行う。この場合、通知部20は、例えばLED光源等の光源を有しており、光源から発する光によって通知を行う。具体的には、通知部20は、道路100の路面(地面)に光が照射されるように通知を行う。なお、光源は、明るさ及び光色(色度)が変化するように、調光機能及び調色機能を有していたり、フラッシュできるようにフラッシュ機能を有していたりするとよい。なお、通知部20の光源の種類は、街路灯200の灯具220と同様に、LED光源に限るものではない。
また、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行う。具体的には、通知部20は、歩行者P11とセンサ部10との第1距離D11(センサ物体間距離)及び二輪車P12とセンサ部10との第2距離D12(センサ物体間距離)に応じて光の態様を変化させて通知したり、歩行者P11と二輪車P12との第3距離D13(移動物体間距離)に応じて光の態様を変化させて通知したりする。これにより、歩行者P11は、周囲に何らかの異常が生じているのではないかと感じることができる。例えば、歩行者P11は、二輪車P12が近づいていることに気が付きやすくなる。
光の態様の変化は、例えば、通知部20から出射する光の明るさや光色を変化させたり、通知部20から出射する光の点滅やフラッシュを変化させたり、通知部20から出射する光の配光を変更したりすることで実現できる。また、通知部20から出射する光は、例えば白色光であるが、注意を促す黄色光又は危険を促す赤色光等であってもよい。
一例として、通知部20は、センサ部10で測定した二輪車P12及びセンサ部10の第2距離D12と歩行者P11及びセンサ部10の第1距離D11との差(D12−D11)が小さくなればなるほど、所定の出力の出力値を大きく(例えば光の明るさを明るくする)したり、所定の出力の変化の割合を大きく(例えば光の点滅を速くする)したりする通知を行う。これにより、歩行者P11は、通知部20による通知に気がつきやすくなるとともに、危険な移動物体が自分に徐々に近づきつつあるのではないかと認識しやすくなる。
さらに、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離又は移動物体間距離の変化に応じて通知を行ってもよい。つまり、通知部20は、歩行者P11及び二輪車P12の速度に応じて通知を行ってもよい。
一例として、通知部20は、2つの移動物体のうち遠距離物体(二輪車P12)の速度が近距離物体(歩行者P11)の速度よりも速い場合に通知を行う。つまり、遠距離物体(二輪車P12)が近距離物体(歩行者P11)に近づいている場合に通知を行う。これにより、歩行者P11に対して、二輪車P12が近づいていることを認識させることができる。
この場合、通知部20は、さらに、遠距離物体(二輪車P12)の急加速の有無に応じて通知を行ってもよい。例えば、通知部20は、センサ部10によって遠距離物体(二輪車P12)が急加速していることが検知されたときに別途通知を行とよい。これにより、歩行者P11は、二輪車P12が急加速して近づいていることに気が付きやすくなる。
このように構成された通知部20は、センサ部10と一体であってもよいし、別体であってもよい。通知部20がセンサ部10と一体である場合、通知部20は、センサ部10とともに支柱210に取り付けられる。また、通知部20による通知は、街路灯200の灯具220の点灯中(夜間)に行われてもよいし、灯具220の消灯中(日中)に行われてもよい。
なお、本実施の形態において、通知部20は光による出力で通知を行ったが、これに限るものではない。例えば、通知部20がスピーカを有する場合、通知部20は、機械音(ビープ音等)、音楽(メロディ等)又は人の声等の音による出力で通知を行ってもよい。この場合、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、音の態様(例えば音の大きさ)を変化させて通知を行う。あるいは、通知部20は、光や音ではなく、臭いによる出力で通知を行ってもよい。また、移動物体(歩行者P11、二輪車P12)がスマートフォン等の携帯端末を保有する場合、通知部20は、光や音、臭いに代えて、又は、光や音、臭いとともに、携帯端末に対して、表示態様を変化させた通知を行ってもよい。つまり、通知部20は、表示による出力で通知を行ってもよい。この場合、表示手段として、携帯端末に代えて又は携帯端末とともに、表示画面を有する看板等を灯具220の下方に配置してもよい。
次に、制御部30について説明する。制御部30は、通知器具1に関連する各種制御を行う制御機能を有する。制御部30は、例えば、通知部20による所定の出力の態様が変化するように通知部20を制御する。つまり、制御部30は、センサ部10の測定結果に基づいて、通知部20が所定の出力の態様を変化させて通知を行うための制御信号を通知部20に出力する。
本実施の形態では、通知部20は、光源を有しており、所定の出力として光による通知を行うので、制御部30は、光の態様が変化するように通知部20の光源の発光状態を制御する。つまり、制御部30は、通知部20の光源から出射する光の明るさを変化させたり色度(光色や色温度)を変化させたり点滅させたりフラッシュさせたりするために、通知部20の光源を制御する。なお、制御部30は、例えば、プロセッサ、マイクロコンピュータ又は専用回路等によって実現される。
次に、記憶部40について説明する。記憶部40は、センサ部10の測定結果及び通知部20が行った通知に関する情報等を記憶する。例えば、記憶部40は、センサ部10の測定結果として、接近する移動物体(歩行者P11、二輪車P12)についてのセンサ物体間距離及び移動物体間距離を記憶したり、接近する移動物体(歩行者P11、二輪車P12)の速度等を記憶したりする。また、記憶部40は、通知部20が行った通知に関する情報として、通知した内容(出力の態様)、通知の開始時刻や終了時刻及び通知の回数等を記憶する。
なお、記憶部40は、制御部30が実行するための制御プログラム等が記憶されていてもよい。記憶部40は、例えば、半導体メモリ等によって実現される。
通知器具1において、センサ部10、通知部20、制御部30及び記憶部40は、金属製又は樹脂製の筐体内に収納される。この筐体は、例えばリング状の取り付け部材によって街路灯200の支柱210に取り付けられる。これにより、通知器具1は、支柱210に固定される。
[動作例]
次に、実施の形態1に係る通知器具1の具体的な動作の一例について、図1を参照しつつ、図3、図4A及び図4Bを用いて説明する。図3は、実施の形態1に係る通知器具1の動作例を示すフローチャートである。図4A及び図4Bは、同通知器具1の動作例を説明するための図であり、図4Aは通知部20が通知を行う直前の様子を示しており、図4Bは通知部20が通知を行っているときの様子を示している。なお、本実施の形態では、道路100を歩行する歩行者P11の後ろから二輪車P12が歩行者P11に接近する場合について説明する。
次に、実施の形態1に係る通知器具1の具体的な動作の一例について、図1を参照しつつ、図3、図4A及び図4Bを用いて説明する。図3は、実施の形態1に係る通知器具1の動作例を示すフローチャートである。図4A及び図4Bは、同通知器具1の動作例を説明するための図であり、図4Aは通知部20が通知を行う直前の様子を示しており、図4Bは通知部20が通知を行っているときの様子を示している。なお、本実施の形態では、道路100を歩行する歩行者P11の後ろから二輪車P12が歩行者P11に接近する場合について説明する。
図3に示すように、通知器具1は、センサ部10の検知範囲に移動物体が存在するか否かを検知している(S11)。
センサ部10の検知範囲に移動物体が進入してセンサ部10によって移動物体が検知された場合(S11でYES)、検知された移動物体が2つであるか否かを判断する(S12)。なお、センサ部10が移動物体を検知していない場合(S11でNO)、通知器具1は、センサ部10の検知範囲に移動物体が存在するか否かの処理を繰り返す。
センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が2つであった場合(S12でYES)、センサ部10で検知した2つの移動物体の各々について、センサ部10と移動物体との距離(センサ物体間距離)及び速度を測定する(S13)。
一方、センサ部10が移動物体を検知した場合(S11でYES)であっても、センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が1つのみ又は3以上の場合(S12でNO)は、各移動物体のセンサ物体間距離及び速度は測定しない。つまり、センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が2つである場合にのみ、各移動物体のセンサ物体間距離及び速度を測定する。
例えば、図4Aに示すように、センサ部10の検知範囲内に歩行者P11のみが存在していて歩行者P11のみが検知された場合には歩行者P11の速度は測定されないが、図4Bに示すように、センサ部10の検知範囲内に歩行者P11及び二輪車P12が存在していて歩行者P11及び二輪車P12の2つの移動物体のみが検知された場合、センサ部10は、センサ物体間距離として、近距離物体である歩行者P11とセンサ部10との第1距離D11及び遠距離物体である二輪車P12とセンサ部10との第2距離D12を測定するとともに、歩行者P11及び二輪車P12の各々速度を測定する。
そして、センサ部10によって検知された2つの移動物体の速度に差がある場合(S14でYES)、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて、所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行う(S15)。例えば、制御部30によって、2つの移動物体の速度に差があって一方が他方に接近しつつあると判断された場合、通知部20は、光の態様を変化させた通知を行う。光の態様は、例えば、明るさ、光色、点滅やフラッシュ、又は配光等であり、光の態様の変化は、これらを変化させることである。
具体的には、二輪車P12が歩行者P11に徐々に接近している等によって歩行者P11と二輪車P12とに速度差がある場合、通知部20は、センサ部10で測定した第1距離D11及び第2距離D12に応じて、出射する光の態様を変化させた通知を行う。例えば、第2距離D12と第1距離D11との差が小さくなればなるほど(つまり、二輪車P12が歩行者P11に近づけば近づくほど)、光の明るさを徐々に又は一定間隔で大きくしたり、光色の変化を徐々に又は一定間隔で速くしたり、点滅回数を徐々に又は一定間隔で速くしたりする。
なお、通知部20による通知は、2つの移動物体に速度差がある場合に行うのではなく、2つの移動物体の速度差が、予め設定された閾値以上である場合に行って、予め設定された閾値未満である場合に行わない、としてもよい。また、通知部20による通知は、2つの移動物体の速度差に代えて又は2つの移動物体の速度差とともに、二輪車P12(遠距離物体)が急加速した場合に行ってもよい。また、通知部20による光の態様を変化させた通知は、センサ物体間距離(第1距離D11、第2距離D12)に応じて行うのではなく、歩行者P11と二輪車P12との距離である第3距離D13(移動物体間距離)に応じて行ってもよい。
通知部20が所定の出力により通知を行った後は、所定の設定時間が経過したか否かを判別する(S16)。例えば、タイマによって通知部20が通知してからの時間が計測され、制御部30によって、計測した時間が設定時間を超えているか否かが判別される。
その結果、通知部20が通知してから設定時間が経過していないと判別された場合(S16でNO)、通知部20による上記の通知を継続する。一方、通知部20が通知してから設定時間が経過していると判別された場合(S16でYES)、通知部20による通知を一旦終了し、ステップS11に戻る。
本実施の形態では、このような動作によって、接近する2つの移動物体に対して接近していることを通知している。
なお、上記動作例では、通知部20は光による出力で通知を行ったが、これに限るものではなく、通知部20は、音による出力、臭いによる出力又は携帯端末への表示による出力等で通知を行ってもよい。
また、記本実施の形態では、2つの移動物体が接近する例として、歩行者P11の後方から二輪車P12が歩行者P11に接近する場合について説明したが、これに限らない。例えば、歩行者P11の後方から他の人間が歩行者P11に近づいてくる場合にも適用できる。あるいは、歩行者P11の前方から二輪車P12又は他の人間が歩行者P11に接近する場合(互いに接近する場合)にも適用できる。この場合、歩行者P11が携帯端末に集中していて前方から近づいてくる二輪車P12や他の歩行者に気がついていないような場合に特に有用である。
[まとめ]
以上、本実施の形態における通知器具1は、物体との距離を測定することが可能なセンサ部10と、所定の出力により通知を行う通知部20とを有しており、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行う。
以上、本実施の形態における通知器具1は、物体との距離を測定することが可能なセンサ部10と、所定の出力により通知を行う通知部20とを有しており、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行う。
このように、本実施の形態における通知器具1では、所定の出力により通知部20で通知を行う際に、所定の出力の態様を変化させている。これにより、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。
例えば、二輪車P12が歩行者P11に近づいている場合、所定の出力の態様を変化させて通知を行うことで、歩行者P11に二輪車P12が近づきつつあることを歩行者P11に容易に認識させることができる。つまり、歩行者P11の注意を喚起して、歩行者P11に二輪車P12が近づきつつあることに気がつきやすくできる。これにより、犯罪の被害を受けないように歩行者P11に警戒を促したり、二輪車P12との衝突を回避したりできる。
逆に、二輪車P12の運転者が歩行者P11に対してひったくり等の犯罪をしようとしているような場合、所定の出力の態様を変化させて通知を行うことで、二輪車P12の運転者を驚愕させることもできる。これにより、二輪車P12の運転者に対してひったくりすることを思いとどまらせることができる。この結果、二輪車P12の運転者に犯罪行為を控えさせることができる。
このように、本実施の形態における通知器具1によれば、何らかの移動物体が近づいていることを歩行者P11に容易に認識させるだけではなく、歩行者P11が犯罪の被害を受けることを未然に防止できるので、犯罪の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態において、通知部20は、センサ物体間距離又は移動物体間距離の変化に応じて通知を行うとよい。例えば、センサ物体間距離又は移動物体間距離の時間に対する変化の割合が大きいような場合には、2つの移動物体の一方が他方に速く近づきつつあると判断できるので、通知部20による所定の出力の態様の変化を大きくするとよい。
これにより、急速に接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを迅速かつ容易に認識させることができる。
また、本実施の形態において、センサ部10は、さらに、少なくとも2つの移動物体に含まれる近距離物体及び遠距離物体のうち遠距離物体の急加速の有無を検知し、通知部20は、さらに、遠距離物体の急加速の有無に応じて通知を行うとよい。
これにより、遠距離物体が近距離物体に急に近づくときに通知部20による通知が行われるので、遠距離物体が急に近づいてくることを近距離物体に容易に認識させることができる。
また、本実施の形態において、通知部20は、少なくとも2つの移動物体が3つ以上の場合には、通知を行わない。
ひったくり等の犯罪は被害者と加害者とが一人ずつの場合に発生しやすい。つまり、ひったくり等の犯罪では愉快犯が少なく、周囲に目撃者がいるような状況では犯罪行為を行いづらいことが知られている。したがって、センサ部10で検知する移動物体が3つ以上の場合には通知部20による通知を行わず、センサ部10で検知する移動物体が2つの場合にのみ通知部20による通知を行うことで、むやみにやたらに通知部20が通知を行うことを回避しつつ、ひったくり等の犯罪を効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態において、通知部20は、光源を有しており、通知部20による所定の出力は、光源の光による出力である。つまり、通知部20は、センサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、光源から発する光の態様を変化させて通知を行う。
これにより、接近する2つの移動物体に対して、視覚によって一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。しかも、ひったくり等の犯罪は特に夜間に発生する率が高いが、夜間に音による通知を行うと、騒音苦情といった別の被害につながることもありえる。そこで、音ではなく光による出力で通知を行うことで、このような騒音苦情の被害を発生させることなく、2つの移動物体の一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。
また、本実施の形態において、通知部20とセンサ部10とは一体である。
これにより、通知部20とセンサ部10とを一体として所定の構造体に取り付けることができる。例えば、固定設置された支持体にセンサ部10を取り付けることで通知部20も支持体に取り付けることができる。
また、本実施の形態において、通知器具1は、支持体を介して電力の供給を受けている。
これにより、通知器具1は、通知器具1が取り付けられている支持体を利用して電力の供給を受けることができる。
また、本実施の形態において、支持体は、当該支持体の一部が地中に埋め込まれた状態で固定されている。
これにより、通知器具1は、一部が地中に埋め込まれた支持体に取り付けることができる。つまり、一部が地中に埋め込まれた支持体(電柱等)を利用して通知器具1を設置することができる。したがって、通知器具1を簡単かつ安定して固定設置できる。
また、本実施の形態において、支持体は、通路に固定された柱状の支柱210であり、支持体(支柱210)には、通路を照明する灯具220が取り付けられている。
これにより、支柱210に灯具220が取り付けられた街路灯200を利用して通知器具1を設置することができる。したがって、通知器具1を簡単かつ安定して固定設置できるとともに、街路灯200を防犯灯として利用することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図5を用いて説明する。図5は、実施の形態2に係る通知器具1の設置例を示す図である。本実施の形態における通知器具1の構成は、実施の形態1における通知器具1と同じである。したがって、通知器具1の構成については、図1を参照して説明する。
次に、実施の形態2について、図5を用いて説明する。図5は、実施の形態2に係る通知器具1の設置例を示す図である。本実施の形態における通知器具1の構成は、実施の形態1における通知器具1と同じである。したがって、通知器具1の構成については、図1を参照して説明する。
本実施の形態において、通知器具1のセンサ部10は、センサ部10の検知範囲内に少なくとも2つ以上の通路が交わる交差部が存在するように設置されている。
具体的には、センサ部10及び通知部20を内蔵する通知器具1は、図5に示すように、第1道路101と第2道路102との交差点103(交差部)付近に設置されている。一例として、通知器具1は、交差点103付近に固定設置された街路灯200に取り付けられているが、これに限るものではない。
また、本実施の形態では、第1の二輪車P21(例えば自転車)が第1道路101を交差点に向かって走行し、第2の二輪車P22が第2道路102を交差点に向かって走行している。つまり、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22は、互いに接近している。
センサ部10は、センサ物体間距離として、第1の二輪車P21とセンサ部10(交差点103)との第1距離D21と第2の二輪車P22とセンサ部10(交差点103)との第2距離D22を測定する。
通知部20は、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22が異なる道路(第1道路101、第2道路102)に存在し、かつ、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22の各々が交差点103からの距離が所定の閾値以下となった場合に、所定の出力により通知を行う。この場合、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行う。
通知部20は、例えば、実施の形態1と同様に、光による出力で通知を行うが、これに限るものではなく、音による出力、臭いによる出力又は携帯端末への表示による出力等で通知を行ってもよい。
次に、実施の形態2に係る通知器具1の具体的な動作の一例について、図5を参照しながら、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態2に係る通知器具1の動作例を示すフローチャートである。
図6に示すように、通知器具1は、センサ部10の検知範囲に移動物体が存在するか否かを検知している(S21)。
センサ部10の検知範囲に移動物体が進入してセンサ部10によって移動物体が検知された場合(S21でYES)、検知された移動物体が2つ以上であるか否かを判断する(S22)。なお、センサ部10が移動物体を検知していない場合(S21でNO)、通知器具1は、センサ部10の検知範囲に移動物体が存在するか否かの処理を繰り返す。
センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が2つ以上であった場合(S22でYES)、センサ部10で検知した2つ以上の移動物体の各々について、センサ部10と移動物体との距離(センサ物体間距離)を測定する(S23)。つまり、各移動物体について、交差点103との距離を測定する。
例えば、図5に示すように、第1道路101を第1の二輪車P21が走行し、第2道路102を第2の二輪車P22が走行している場合、センサ部10は、センサ物体間距離として、第1の二輪車P21とセンサ部10との第1距離D21及び第2の二輪車P22とセンサ部10との第2距離D22を測定する。
一方、センサ部10が移動物体を検知した場合(S21でYES)であっても、センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が2つ以上でない場合(S22でNO)、各移動物体についてのセンサ物体間距離は測定しない。つまり、センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が1つのみの場合は、センサ物体間距離は測定しない。
次に、センサ部10によって測定されたセンサ物体間距離(第1距離D21、第2距離D22)が予め設定された距離が所定の閾値以下となる移動物体が2つ以上検知されているか判定する(S24)。所定の閾値は、例えば、一定の値である。
そして、センサ部10によって測定されたセンサ物体間距離が予め設定された所定の閾値以下となる移動物体が2つ以上検知されている場合(S24でYES)、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて、所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行う(S25)。
本実施の形態では、図5に示すように、第1の二輪車P21と第2の二輪車P22の2つの移動物体しか存在しないので、センサ部10によって測定した第1距離D21及び第2距離D22(センサ物体間距離)の両方が所定の閾値(Dth1)以下となった場合に、通知部20は、光の態様を変化させた通知を行う。光の態様を変化させた通知は、実施の形態1と同様である。
なお、センサ部10によって測定されたセンサ物体間距離が予め設定された所定の閾値以下となる移動物体が1つのみである場合(S24でNO)、通知部20による通知を一旦終了し、ステップS21に戻る。
ステップS25において、通知部20が所定の出力により通知を行った後は、センサ物体間距離が所定の閾値(Dth1)以下となる移動物体が1つ以下となるか否かを判別する(S26)。
センサ物体間距離が所定の閾値(Dth1)以下となる移動物体が1つ以下になっていないと判別された場合(S26でNO)、通知部20による上記の通知を継続する。一方、センサ物体間距離が所定の閾値(Dth1)以下となる移動物体が1つ以下になっていると判別された場合(S25でYES)、通知部20による通知を一旦終了し、ステップS21に戻る。
本実施の形態では、このような動作によって、接近する2つの移動物体に対して接近していることを通知している。
以上、本実施の形態における通知器具1は、上記実施の形態1と同様に、物体との距離を測定することが可能なセンサ部10と、所定の出力により通知を行う通知部20とを有しており、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離であるセンサ物体間距離を測定し、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行っている。
これにより、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。
また、本実施の形態では、センサ部10が、センサ部10の検知範囲内に少なくとも2つ以上の通路が交わる交差部が存在するように設置されており、通知部20が、少なくとも2つの移動物体が少なくとも2つ以上の通路の異なる通路に存在し、かつ、少なくとも2つの移動物体の各々が交差部からの距離が所定の閾値以下となった場合に、所定の出力の態様を変化させて通知を行っている。
例えば、2つ以上の移動物体のうちセンサ部10によって測定されたセンサ物体間距離が、予め設定された所定の閾値(Dth1)以下となる移動物体が2つ以上検知された場合、通知部20は、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて、所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行う。
これにより、図5に示すように、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22の2つの移動物体が同じ交差部(交差点103)に向かって走行しているような場合に、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて所定の出力の態様を変化させて通知を行うことで、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22の各々に対して何らかの移動物体が近づいていることを容易に気づかせることができる。これにより、第1の二輪車P21と第2の二輪車P22とが衝突することを回避できる。
なお、通知部20による通知を開始した後、センサ部10による第1距離D21及び第2距離D22を継続し、さらに、第11距離D21及び第2距離D22(センサ物体間距離)の両方が閾値Dth1(第1の閾値)よりも小さい閾値Dth2(第2の閾値)になった場合、通知部20は、さらに、センサ部10で測定したセンサ物体間距離に応じて所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行ってもよい。これにより、変化する光の態様がさらに段階的となるので、2つ以上の移動物体に対して何らかの移動物体が近づいていることを確実に気づかせることが可能となる。
また、本実施の形態において、センサ部10によって各移動物体の速度及び加速度を計測し、計測された速度及び加速度に応じて、通知部20によって変化させる出力の態様を調整してもよい。例えば、通知部20によって変化させる出力の閾値を加減してもよい。具体的には、2つの移動物体が急接近していることを検知した場合、光の明るさの閾値を大きくしておくことで、早めに出力の態様を変化させることができる。これにより、2つの移動物体に対して、衝突の危険をより早い段階で通知することができる。
さらに、この場合、センサ部10の測定結果(距離、速度、加速度)に基づいて例えば数秒後の移動物体の位置を予測し、2つの移動物体が衝突する時刻を推定し、衝突する時刻よりも前に出力の態様を変化させてもよい。これにより、2つの移動物体が衝突することを確実に回避することができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、通知部20は、センサ物体間距離の変化に応じて通知を行うとよい。
これにより、急速に接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを迅速かつ容易に認識させることができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、通知部20は、光源を有しており、通知部20による所定の出力は、光源の光による出力である。
これにより、接近する2つの移動物体に対して、視覚によって一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。しかも、路上での衝突は、無灯火の乗り物に気付きにくい状況又は視認性の低下が起こり得る夜間に発生する率が高いが、夜間に音による通知を行うと、騒音苦情といった別の被害につながることもありえる。そこで、音ではなく光による出力で通知を行うことで、このような騒音苦情の被害を発生させることなく、2つの移動物体が衝突することを容易に回避することができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、通知部20とセンサ部10とは一体である。
これにより、通知部20とセンサ部10とを一体として所定の構造体に取り付けることができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、通知器具1は、支持体を介して電力の供給を受けている。
これにより、通知器具1は、通知器具1が取り付けられている支持体を利用して電力の供給を受けることができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、支持体は、当該支持体の一部が地中に埋め込まれた状態で固定されている。
これにより、一部が地中に埋め込まれた支持体(電柱等)を利用して通知器具1を設置することができるので、通知器具1を簡単かつ安定して固定設置できる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、支持体は、通路に固定された柱状の支柱であり、支持体(支柱)には、通路を照明する灯具が取り付けられている。
これにより、支柱に灯具が取り付けられた街路灯200を利用して通知器具1を設置することができる。したがって、通知器具1を簡単かつ安定して固定設置できるとともに、街路灯200を防犯灯として利用することができる。
なお、本実施の形態では、通知部20は光による出力で通知を行ったが、これに限るものではなく、実施の形態1と同様に、通知部20は、音による出力、臭いによる出力又は携帯端末への表示による出力等で通知を行ってもよい。
(実施の形態2の変形例)
次に、実施の形態2の変形例について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態2の変形例に係る通知器具1の設置例を示す図である。本変形例における通知器具1の構成は、実施の形態2と同様に、実施の形態1における通知器具1と同じである。したがって、通知器具1の構成については、図1を参照して説明する。
次に、実施の形態2の変形例について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態2の変形例に係る通知器具1の設置例を示す図である。本変形例における通知器具1の構成は、実施の形態2と同様に、実施の形態1における通知器具1と同じである。したがって、通知器具1の構成については、図1を参照して説明する。
本変形例と上記実施の形態2とが異なる点は、上記実施の形態2では、センサ部10で測定したセンサ物体間距離(第1距離D21、第2距離D22)に応じて通知部20が所定の出力の態様を変化させて通知を行っていたのに対して、本変形例では、図7に示すように、センサ部10で測定した移動物体間距離に応じて通知部20が所定の出力の態様を変化させて通知を行っている点である。移動物体間距離は、第1の二輪車P21と第2の二輪車P22との距離(第3距離D23)であり、センサ部10によって測定される。
次に、実施の形態2の変形例に係る通知器具1の具体的な動作の一例について、図7を参照しながら、図8を用いて説明する。図8は、実施の形態2の変形例に係る通知器具1の動作例のフローチャートである。なお、図6と同じ処理については、説明を省略又は簡略化する。
図8に示すように、通知器具1は、センサ部10の検知範囲に移動物体が存在するか否かを検知している(S21)。
センサ部10の検知範囲に移動物体が進入してセンサ部10によって移動物体が検知された場合(S21でYES)、検知された移動物体が2つ以上であるか否かを判断する(S22)。
センサ部10の検知範囲内に存在する移動物体が2つ以上であった場合(S22でYES)、センサ部10で検知した2つ以上の移動物体の各々について、2つ以上の移動物体同士の距離(移動物体間距離)を測定する(S23’)。
例えば、図7に示すように、第1道路101を第1の二輪車P21が走行し、第2道路102を第2の二輪車P22が走行している場合、センサ部10は、移動物体間距離として、第1の二輪車P21と第2の二輪車P22との第3距離D23を測定する。なお、本変形例では、センサ部10は、センサ物体間距離として、第1の二輪車P21とセンサ部10との第1距離D21及び第2の二輪車P22とセンサ部10との第2距離D22も測定している。
次に、センサ部10によって測定された移動物体間距離(第3距離D23)が予め設定された所定の閾値以下であるか否かを判定する(S24’)。所定の閾値は、例えば、一定の値である。
そして、センサ部10によって測定された移動物体間距離が予め設定された所定の閾値以下である場合(S24’でYES)、通知部20は、センサ部10で測定した移動物体間距離に応じて、所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行う(S25)。
本変形例では、図7に示すように、センサ部10によって測定した第3距離D23(移動物体間距離)が所定の閾値以下となった場合に、通知部20は、光の態様を変化させた通知を行う。光の態様を変化させた通知は、実施の形態2と同様である。
なお、センサ部10によって測定された移動物体間距離が予め設定された所定の閾値を超えている場合(S24’でNO)、通知部20による通知を一旦終了し、ステップS21に戻る。
ステップS24’において、通知部20が所定の出力により通知を行った後は、実施の形態2と同様に、センサ物体間距離(第1距離D21、第2距離D22)が所定の閾値以下となる移動物体が1つ以下となるか否かを判別する(S26)。
センサ物体間距離が所定の閾値以下となる移動物体が1つ以下になっていないと判別された場合(S26でNO)、通知部20による上記の通知を継続する。一方、センサ物体間距離が所定の閾値以下となる移動物体が1つ以下になっていると判別された場合(S26でYES)、通知部20による通知を一旦終了し、ステップS21に戻る。
本変形例では、このような動作によって、接近する2つの移動物体に対して接近していることを通知している。
以上、本変形例における通知器具1は、上記実施の形態1と同様に、物体との距離を測定することが可能なセンサ部10と、所定の出力により通知を行う通知部20とを有しており、センサ部10は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々とセンサ部10との距離である移動物体間距離を測定し、通知部20は、センサ部10で測定した移動物体間距離に応じて、所定の出力の態様を変化させて通知を行っている。
これにより、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる。
また、本変形例では、センサ部10が、センサ部10の検知範囲内に少なくとも2つ以上の通路が交わる交差部が存在するように設置されており、通知部20が、少なくとも2つの移動物体が少なくとも2つ以上の通路の異なる通路に存在し、かつ、少なくとも2つの移動物体同士の距離が所定の閾値以下となった場合に、所定の出力の態様を変化させて通知を行っている。
例えば、センサ部10によって測定された2つの移動物体同士の距離(移動物体間距離)が、予め設定された所定の閾値以下となる場合に、通知部20は、センサ部10で測定した移動物体間距離に応じて、所定の態様を変化させて所定の出力により通知を行う。
これにより、図7に示すように、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22の2つの移動物体が同じ交差部(交差点103)に向かって走行しているような場合に、センサ部10で測定した移動物体間距離に応じて所定の出力の態様を変化させて通知を行うことで、第1の二輪車P21及び第2の二輪車P22の各々に対して何らかの移動物体が近づいていることを容易に気づかせることができる。これにより、第1の二輪車P21と第2の二輪車P22とが衝突することを回避できる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3に係る通知器具3について、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態3に係る通知器具3の構成を示す機能ブロック図である。
次に、実施の形態3に係る通知器具3について、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態3に係る通知器具3の構成を示す機能ブロック図である。
図9に示すように、本実施の形態に係る通知器具3は、実施の形態1に係る通知器具1に対して、さらに、通知器具3の外部との通信を可能とする通信部50を備える。
通信部50は、通知器具3に関する情報を通知器具3の外部に送信する。通信部50は、例えば、通知器具3に関する情報として、通知部20が行った通知に関する情報及びセンサ部10の測定結果を、通知器具3以外の他機器等に送信する。この場合、通信部50は、記憶部40に記憶された情報を他機器等に送信してもよいし、通知部20が通知しているとき及びセンサ部10が検知しているときの情報をリアルタイムで他機器等に送信してもよい。
なお、通知部20が行った通知に関する情報は、例えば、通知した内容(出力の態様)、通知の開始時刻や終了時刻、及び、通知の回数等である。また、センサ部10の測定結果は、例えば、検知した移動物体についての、距離情報(センサ物体間距離、移動物体間距離)、速度情報及び加速度情報等である。
また、通信部50は、インターネット300を通じて通知器具3に関する情報を送信してもよい。この場合、通信部50は、クラウドサーバ310に通知器具3に関する情報を送信し、クラウドサーバ310で通知器具3に関する情報を管理してもよい。また、通信部50は、インターネット300を介して管理装置400に通知器具3に関する情報を送信し、管理装置400で通知器具3に関する情報を管理してもよい。管理装置400は、中央制御装置であり、複数の通知器具3から情報を収集する。管理装置400は、例えば、端末装置又は端末サーバ等である。
以上、本実施の形態における通知器具3によれば、実施の形態1と同様の効果を奏する。例えば、接近する2つの移動物体に対して、一方が他方に近づきつつあることを容易に認識させることができる等の効果を奏する。
また、本実施の形態における通知器具3は、通知器具3の外部との通信を可能とする通信部50を備える。
これにより、通知器具3に関する情報を外部に送信することができるので、通知器具3が行った通知に関する情報等を容易に取得することができる。
また、このように構成される通知器具3は、図10に示すように、街路灯システム4として利用することができる。図10は、実施の形態3に係る街路灯システム4の概念を模式的に示す図である。
図10に示すように、街路灯システム4は、道路100沿いに設置された複数の街路灯200と、複数の街路灯200の各々に取り付けられた複数の通知器具3と、複数の通知器具3を管理する管理装置400とを備える。管理装置400は、複数の通知器具3の各々の通知部20が行った通知に関する情報等を取得する。
以上、本実施の形態における街路灯システム4によれば、複数の通知器具3の各々の通知部20が行った通知に関する情報を管理装置400で取得して管理することができるので、ひったくり等の犯罪や衝突が起きやすい道路100を容易に把握できる。これにより、ひったくり等の犯罪が起きやすい道路100には防犯カメラを設置する等の防犯対策を適切に行うことができる。また、衝突が起きやすい道路100にはミラーを設置したり停止線を引いたり等の安全対策を適切に行うことができる。
(その他の変形例)
以上、本発明に係る通知器具及び街路灯システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、本発明に係る通知器具及び街路灯システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の各実施の形態において、街路灯200の灯具220は、通知器具1と別体であったが、図11に示すように、灯具220は通知器具1Aと一体であってもよい。つまり、この場合、通知器具1Aは、街路灯の一部となり、灯具220の点灯状態は、通知器具1Aの制御部30によって制御してもよい。
また、上記の各実施の形態における通知器具は、1つの通知部20を有していたが、これに限るものではなく、複数の通知部20を有していてもよい。この場合、複数の通知部20が行う通知は、所定の出力が互いに異なっていてもよいし、所定の出力が同じであってもよい。例えば、図12に示す通知器具1Bは、光による出力で通知を行う第1の通知部21と、音による出力で通知を行う第2の通知部22とを有している。なお、第1の通知部21及び第2の通知部22は、2つの移動物体に共通するものであってもよいし、2つの移動物体と一対一に対応させてもよい。複数の通知部20を有する場合、光、音、臭、及び後述の画像を組み合わせて通知を行ってもよい。
また、上記の実施の形態1において、通知器具1は、街路灯200の支柱210等の支持体に取り付けられていたが、これに限らない。例えば、図13に示すように、通知器具1は、支持体である支柱210Aを利用して懸架されたワイヤ230に固定されていてもよい。ワイヤ230は、支柱210Aに固定されている。この場合、通知器具1は、ワイヤ230から電力の供給を受けてもよい。
また、上記の各実施の形態において、センサ部10が取り付け可能とされる支持体(支柱210)は、一部が地中に埋め込まれた状態で地面に固定されていたが、これに限らない。例えば、支持体は、建物に固定されていてもよい。
また、上記の各実施の形態において、通知部20は、道路100の路面(地面)に単色光が照射されるように通知を行ったが、これに限らない。例えば、通知部20は、プロジェクタ等の画像表示機能を有しており、道路100の路面(地面)、壁又は看板に画像を投影することで通知を行ってもよい。この場合、通知部20は、注意喚起を促す文字を含む画像を投影してもよいし、注意喚起を促すイラスト又は写真等を含む画像を投影してもよい。投影される画像は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。このように、画像によって通知を行うことで、歩行者又は二輪車の運転者は、接近する2つの移動物体の一方が他方に近づきつつあることを一層容易に認識させることができる。特に、歩きながらスマートフォンを操作したり眺めたりしながら歩行する歩行者は、下を向いているために単に光による通知を行っても気が付きにくいが、地面に画像を表示して通知を行うことで、下を向いている歩行者であっても何らかの移動物体が近づきつつあることを容易に認識させることが可能となる。つまり、地面側への通知を行うことで歩行者への認識を高めることができる。
また、上記の各実施の形態において、通知部20はセンサ部10とともに支持体に取り付けられていたが、これに限らない。例えば、通知部20とセンサ部10が取り付けられた支持体とが離間して配置されていてもよい。通知部20は、所定の光による通知を行うための信号を通信部を介して無線通信により取得する。これにより、通知部20がセンサ部10と離れていても無線通信によって、通知部20による所望の通知を行うことができる。また、通知部20をセンサ部10と離間して配置する場合、通知部20は、支持体よりも移動物体の手前に配置するとよい。これにより、移動物体に対して早く通知を行うことができるので、一方が他方に近づきつつあることをより早く認識させることができる。
その他、上記の各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記の実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
また、上記の各実施の形態において、制御部30等の処理機能は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。また、制御部30等の処理機能は、回路等のハードウェアによって実現することができる。この場合、回路は、汎用回路でもよいし、専用回路でもよい。
また、本発明は、通知器具の制御方法として実現されてもよいし、通知器具の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。この場合、通知器具の制御方法の各ステップの処理を実行するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の非一時的な記録媒体に記録されてもよい。この場合、コンピュータが、非一時的な記録媒体からプログラムを読み出して、プログラムを実行することにより、各ステップの処理を実行する。
1、1A、1B、1C、3 通知器具
4 街路灯システム
10 センサ部
20 通知部
50 通信部
100 道路
103 交差点(交差部)
200 街路灯
210、210A 支柱
220 灯具
230 ワイヤ
400 管理装置
4 街路灯システム
10 センサ部
20 通知部
50 通信部
100 道路
103 交差点(交差部)
200 街路灯
210、210A 支柱
220 灯具
230 ワイヤ
400 管理装置
Claims (18)
- 固定設置された支持体に取り付け可能であって、物体との距離を測定することが可能なセンサ部と、
所定の出力により通知を行う通知部とを有し、
前記センサ部は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々と前記センサ部との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、
前記通知部は、前記センサ部で測定した前記センサ物体間距離又は前記移動物体間距離に応じて、前記所定の出力の態様を変化させて前記通知を行う
通知器具。 - 前記通知部は、前記センサ物体間距離又は前記移動物体間距離の変化に応じて前記通知を行う
請求項1記載の通知器具。 - 前記少なくとも2つの移動物体は、前記センサ部に近い位置に存在する近距離物体と、前記センサ部から離れている位置に存在する遠距離物体とを含み、
前記センサ部は、さらに、前記遠距離物体の急加速の有無を検知し、
前記通知部は、さらに、前記急加速の有無に応じて前記通知を行う
請求項1又は2に記載の通知器具。 - 前記通知部は、前記少なくとも2つの移動物体が3つ以上の場合には、前記通知を行わない
請求項1〜3のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記センサ部は、当該センサ部の検知範囲内に少なくとも2つ以上の通路が交わる交差部が存在するように設置されており、
前記通知部は、前記少なくとも2つの移動物体が前記少なくとも2つ以上の通路の異なる通路に存在し、かつ、前記少なくとも2つの移動物体の各々が前記交差部からの距離が所定の閾値以下となった場合に、前記通知を行う
請求項1又は2に記載の通知器具。 - 前記通知部と前記支持体とは離間して配置されており、
前記通知部は、前記通知を行うための信号を無線通信により取得する
請求項1〜5のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記通知部が行った前記通知に関する情報を、前記通知器具以外の他機器に送信する
請求項1〜6のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記通知部は、光源を有し、
前記所定の出力は、前記光源の光による出力である
請求項1〜7のいずれか1項に記載の通知器具 - 前記通知部は、地面に前記光が照射されるように前記通知を行う
請求項8に記載の通知器具。 - 前記通知部と前記センサ部とは一体である
請求項1〜9のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記通知部は、複数であり、
複数の前記通知部は、前記所定の出力が互いに異なる
請求項1〜10のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記通知器具は、前記支持体を介して電力の供給を受ける
請求項1〜11のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記支持体は、当該支持体の一部が地中に埋め込まれた状態で固定されている
請求項1〜12のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記通知部は、前記支持体を利用して懸架されたワイヤに固定されている
請求項1〜12のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記支持体は、建物に固定されている
請求項1〜12のいずれか1項に記載の通知器具。 - 前記支持体は、通路に固定された柱状の支柱であり、
前記支持体には、前記通路を照明する灯具が取り付けられている
請求項1〜15のいずれか1項に記載の通知器具。 - 通路沿いに設置された複数の街路灯と、
前記複数の街路灯の各々に取り付けられた複数の通知器具とを備え、
前記複数の通知器具の各々は、
対象物との距離を測定することが可能なセンサと、
所定の出力により通知を行う通知部とを有し、
前記センサ部は、接近する少なくとも2つの移動物体の各々と前記センサ部との距離であるセンサ物体間距離、又は、接近する少なくとも2つの移動物体同士の間の距離である移動物体間距離を測定し、
前記通知部は、前記センサ部で検知した前記センサ物体間距離又は移動物体間距離に応じて、前記所定の出力の態様を変化させて前記通知を行う
街路灯システム。 - さらに、前記複数の通知器具を管理する管理装置を備え、
前記管理装置は、前記複数の通知器具の各々の前記通知部が行った前記通知に関する情報を取得する
請求項17に記載の街路灯システム。
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