JP2017223925A - 予備加熱装置、定着システム及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予備加熱装置5は、未定着像が形成された連続する記録媒体9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、記録媒体9の未定着像が形成されていない裏面9bを定着処理前に通過させて記録媒体9の表裏面9a,9bを反転させる2つの第1反転部材51,52と、記録媒体9の送り方向Aにおける側端部9c,9dの外側の位置に配置され、記録媒体9のうち前記2つの第1反転部材51,52の間に存在する部分の裏面9bを巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する少なくとも1つの加熱回転体53とを備えている。
【選択図】図3
Description
特許文献1には、ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、その第1印刷装置の後段に設けられてウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置からなる両面印刷システムにおいて、その第1印刷装置と第2印刷装置の双方に定着装置のウェブ搬送方向の上流側にプレヒータをそれぞれ配置して予備加熱を行うことや、第1印刷装置から送り出されてきたウェブはその表裏が反転装置で反転された後に第2印刷装置へ送り込まれることも示されている。
特許文献2には、第1画像形成装置と第2画像形成装置が直列に配置された画像形成システムにおいて、その第1画像形成装置と第2画像形成装置の双方に定着器の連続紙搬送方向の上流側に事前加熱装置(ロール等)をそれぞれ配置して事前加熱を行うことや、第1画像形成装置から送り出された連続紙はその表裏面が反転装置で反転された後に第2画像形成装置に送られることも示されている。
特許文献3には、ウェブを搬入し、そのウェブの進行方向に対してほぼ角45度に配置されたターンバーに巻き掛けることにより表裏を裏返すウェブ反転を行うと共にウェブの搬出位置を変更調整して搬入方向と直交する方向へ搬出するターンバー装置において、ウェブの進行方向に対して平行移動自在となるようにベース部に装着された前記ターンバーを配置したテーブル部と、そのテーブル部を平行移動操作する移動手段と、そのテーブル部がホームポジションに移動したことを検出する検出手段と、そのテーブル部をウェブ幅情報に応じて移動調整する際、そのテーブル部を一旦ホームポジションに戻してからホームポジションを基準にウェブ幅調整位置まで移動させるよう前記移動手段を制御する制御手段と、を有するターンバー装置が示されている。
未定着像が形成された連続する記録媒体の送り方向に対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、記録媒体の未定着像が形成されていない裏面を定着処理前に通過させて記録媒体の表裏面を反転させる2つの第1反転部材と、
記録媒体の送り方向における側端部の外側の位置に配置され、記録媒体のうち前記2つの第1反転部材の間に存在する部分の裏面を巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する少なくとも1つの加熱回転体と、
を備えたものである。
前記2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向上流側に配置される上流側の第1反転部材よりも記録媒体の送り方向上流側になる手前側位置において記録媒体の送り方向に対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、記録媒体の裏面を通過させて記録媒体の表裏面を反転させる2つの第2反転部材と、
記録媒体の送り方向における側端部の外側になる位置に配置され、記録媒体のうち前記2つの第2反転部材の間に存在する部分の裏面を巻き付けるように通過させる中継回転体と、
で構成される反転機構を備えたものである。
前記2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向上流側に配置される上流側の第1反転部材よりも記録媒体の送り方向上流側になる手前側位置において記録媒体の送り方向に対して軸方向が直交する状態で配置され、記録媒体の裏面を巻き付けるように通過させて異なる方向に案内する案内回転体を備えたものである。
この発明(B2)の定着システムは、上記発明B1の定着システムにおいて、前記予備加熱装置における2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向の下流側に配置される下流側の第1反転部材を、前記定着装置における記録媒体の搬送時基準案内位置に適合させる方向に変位可能に設けているものである。
上記発明A3の予備加熱装置では、案内ロールを備えていない場合に比べて、記録媒体の送り方向における設置スペースの増大を抑制しつつ、記録媒体の裏面を定着処理する位置に近い位置で加熱して定着処理前での温度低下を抑制することができる。
上記発明B2の定着システムでは、予備加熱装置における下流側の第1反転部材を変位可能に設けていない場合に比べて、定着装置における記録媒体の搬送時基準案内位置を変更させることなく定着装置の定着処理をそのまま行うことができる。
図1から図3は、実施の形態1に係る画像形成装置等を示している。図1はその画像形成装置の全体の概要を示し、図2はその画像形成装置が備える定着システムを示し、図3はその画像形成装置又は定着システムが備える予備加熱装置を示している。図1等の各図面に記載の符号X,Y,Zを付した矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さ及び奥行の各方向を示す直交座標軸(の方向)である。
画像形成装置1は、ロールに巻かれた連続する記録媒体の一例としての連続紙9に現像剤としてのトナーで構成される画像を形成する装置である。
搬送ロール対14は、回転駆動ロールと従動ロールとが圧接する状態で配置されたものであり、その回転駆動ロールが図示しない駆動装置の駆動力を受けて搬送方向Aに適合する方向に回転駆動されることにより、その両ロールの圧接部に挟まれて通過する連続紙9を搬送するように構成されている。搬送ロール対14は、実際には像形成装置2側に存在するよう配置される。
一方、連続紙9が搬送ロール対14により搬送されると、昇降ロール13cが上昇し始めて最終的に上方の規定位置に達するまで上昇し、その段階で繰出ロール12が回転駆動して連続紙9を繰り出す。また、連続紙9が繰出ロール12から繰り出されると、昇降ロール13cが下降し始めて最終的に下方の規定位置に達するまで下降し、その段階で繰出ロール12が停止して連続紙9の繰り出しを中断する。なお、連続紙9の像形成装置2への供給量は、搬送ロール対14の回転駆動量に対応している。
巻取ロール17は、図示しない駆動装置の駆動力を受けて巻き取り方向に回転駆動するように構成されている。調整機構18は、供給装置11における調整機構13とほぼ同様に、2つの搬送ロール18a,18bと昇降ロール18cと昇降ロール18cの上下の規定位置を検知する検知手段とで構成されている。搬送ロール対19は、供給装置11における搬送ロール対14とほぼ同様に構成されている。この搬送ロール対19についても、搬送ロール対14の場合と同様に実際には像形成装置2側に存在するよう配置される。
実施の形態1における像形成装置2は、上記4色(Y,M,C,K)のいずれか1色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置20Y,20M,20C,20Kと、各作像装置20(Y,M,C,K)で形成される各色のトナー像をそれぞれ保持して最終的に連続紙9に転写させる二次転写位置P2まで搬送する中間転写装置30等を備えている。
現像装置24については、上記4色(Y,M,C,K)のいずれか1色のトナーを収容し、そのトナーにより対応する色の静電潜像を現像する4つの現像装置24Y,24M,24C,24Kとして構成されている。
一次転写位置は、各作像装置20の感光ドラム21と一次転写装置33とが対峙する位置(厳密には感光ドラム21と中間転写ベルト31が接触する位置)になる。また、二次転写位置P2は、中間転写装置30の中間転写ベルト31と二次転写装置35とが対峙して接触する位置になる。
定着システム4は、図1や図2等に示されるように、未定着像としてのトナー像が形成された連続紙9を通過させてトナー像の定着処理を行う定着装置40と、定着装置40よりも連続紙9の送り方向Aの上流側の位置に配置されて連続紙9のトナー像が形成されていない裏面9bを定着処理前に予め加熱する予備加熱装置5とを備えている。
この定着システム4は、像形成装置2(の二次転写位置P2)と収容装置16との間に配置される。また、定着システム4における定着装置40は、図1に示されるように、少なくとも加熱用回転体41と加圧用回転体42とを備えたものである。図2における二点鎖線のVL1は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着処理部である後述する定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線である。
また、この定着装置40は、加熱用回転体41における加熱ベルト43が定着ロール44の外周面に巻き付けられた部位において加圧ロール42と圧接されている。これにより、その加熱ベルト43と加圧ロール42との圧接部が、連続紙9に形成された未定着のトナー像を加熱及び加圧して定着処理するための定着ニップ部FNとして構成されている。
予備加熱装置5は、図2や図3等に示されるように、トナー像が形成された連続紙9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、連続紙9のトナー像が形成されていない裏面9bを定着処理前に通過させて連続紙9の表裏面を反転させる2つの第1反転部材51,52と、連続紙9の送り方向Aにおける側端部9c、9dの外側の位置に配置され、連続紙9のうち第1反転部材51,52の間に存在する部分の裏面9bを巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する加熱回転体の一例である加熱ロール53と、を備えている。
詳しくは、上流側の第1反転部材51は、下流側の第1反転部材52よりも相対的に上方側になる位置に交差した状態で配置されている。この上流側の第1反転部材51は、予備加熱装置5に送り込まれる連続紙9をその反転部材51の下方側から導入させてからその上方側を通して通過させるよう使用される。
また、下流側の第1反転部材52は、上流側の第1反転部材51よりも相対的に下方になる位置において、上流側の第1反転部材51とはほぼ直交するよう交差した状態で配置されている。この下流側の第1反転部材52は、加熱ロール53から送り込まれる連続紙9をその反転部材52の下方側から導入させてからその上方側を通して通過させるよう使用される。
第1反転部材51,52については、この他にも例えば、連続紙9が接触する部分のみが断面円弧状の曲面形状であって全体がかまぼこ型の形状の部材であってもよい。また、後述する他の反転部材の形状についても、この第1反転部材51,52の場合と同様である。
この加熱ロール53は、金属等の材料で円筒状に形成されるロール基材と、ロール基材の内部空間に配置されるハロゲンランプ等の加熱源54とで構成されている。また、この加熱ロール53は、そのロール基材が回転自在に配置されており、加熱ロール53に巻き付けられるように通過する連続紙9の動き(搬送移動)に対応して従動回転するようになっている。実施の形態1では、連続紙9の裏面9bを確実に加熱する等の観点から、連続紙9の裏面9bの加熱ロール53に対する巻き付け角度が180度以上の角度になるよう構成している。
ただし、この連続紙9の裏面9bの加熱ロール53に対する巻き付け角度については、90度未満の角度に比べると、90度以上の角度であっても有効である。つまり、この巻き付け角度が90度未満の角度になると、例えば、加熱する長さの確保の観点や、連続紙9の加熱ロール53との巻き付きの前後が鈍角で開いた状態になって第1反転部材51,52の配置が難しくなり予備加熱装置5の設置スペースの増大抑制の観点などで不利になる。この巻き付け角度に関する条件については、後述する加熱ロール57等の加熱回転体においても同様である。
図5等における符号Eを付した一点鎖線は、送り方向Aで送られているときの連続紙9の幅方向におけるほぼ中央の位置(中央線)を示している。
詳しくは、上流側の第2反転部材61は、下流側の第2反転部材62よりも相対的に下方側になる位置に交差した状態で配置されている。この上流側の第2反転部材61は、像形成装置2の二次転写位置P2を通過して送り込まれる連続紙9をその反転部材61の上方側から導入させてからその下方側を通して通過させるよう使用される。
また、下流側の第2反転部材62は、上流側の第2反転部材61よりも相対的に上方になる位置において、上流側の第2反転部材61とはほぼ直交するよう交差した状態で配置されている。この下流側の第2反転部材62は、中継ロール63から送り込まれる連続紙9をその反転部材62の上方側から導入させてからその下方側を通して通過させるよう使用される。
この中継ロール63は、金属等の材料で円筒状に形成されるロール基材で構成されている。また、この中継ロール63は、回転自在に配置されており、中継ロール63に巻き付けられるように通過する連続紙9の動き(搬送移動)に対応して従動回転するようになっている。
次に、予備加熱装置5等を備えた画像形成装置1による画像形成の動作について説明する。ここでは、上記4色(Y,M,C,K)のトナーを組み合わせて構成される多色(フルカラー)の画像を形成する場合について説明する。
続いて、各作像装置20(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成された各色のトナー像が、中間転写装置30の回転する中間転写ベルト31上に一次転写装置33の転写作用を受けて順次一次転写された後、二次転写位置P2まで搬送される。
最後に、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー像が、二次転写位置P2に搬送される連続紙9上に二次転写装置35の転写作用を受けて一括して二次転写される。
図6から図8は、実施の形態2に係る画像形成装置等を示している。図6はその画像形成装置の全体の概要を示し、図7はその画像形成装置が備える定着システムを示し、図8はその画像形成装置又は定着システムが備える予備加熱装置を示している。
予備加熱装置5Bは、図7や図8等に示されるように、トナー像が形成された連続紙9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、連続紙9のトナー像が形成されていない裏面9bを定着処理前に通過させて連続紙9の表裏面を反転させる2つの第1反転部材55,56と、連続紙9の送り方向Aにおける側端部9c、9dの外側の位置に配置され、連続紙9のうち第1反転部材55,56の間に存在する部分の裏面9bを巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する加熱回転体の一例である加熱ロール57と、を備えている。
図7における一点鎖線のVL2は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線である。
まず、連続紙9の送り方向Aの上流側に配置する上流側の第1反転部材55は、その下流側に配置する下流側の第1反転部材56よりも相対的に上方側になる位置に交差した状態で配置されている。この上流側の第1反転部材55は、予備加熱装置5Bに送り込まれる連続紙9をその反転部材55の下方側から導入させてからその上方側を通して通過させるよう使用される。
これに対して、下流側の第1反転部材56は、上流側の第1反転部材55よりも相対的に下方になる位置において、上流側の第1反転部材55とほぼ平行する状態で配置されており、この点で異なっている。この下流側の第1反転部材56は、加熱ロール57から送り込まれる連続紙9をその反転部材56の下方側から導入させてからその上方側を通して通過させるよう使用される。これにより、下流側の第1反転部材56で反転されて送り出される連続紙9は、図8等に示されるように、上流側の第1反転部材55に送り込まれるときの連続紙9の送り方向Aとは正反対の方向となる送り方向に送り出される。
この加熱ロール57は、実施の形態1に係る予備加熱装置5における加熱ロール53と同様に、金属等の材料で円筒状に形成されるロール基材と、ロール基材の内部空間に配置されるハロゲンランプ等の加熱源58とで構成されている。また、この加熱ロール57は、上記加熱ロール53と同様に、そのロール基材が回転自在に配置されており、加熱ロール57に巻き付けられるように通過する連続紙9の動き(搬送移動)に対応して従動回転するようになっている。実施の形態2でも、連続紙9の裏面9bを確実に加熱する等の観点から、連続紙9の裏面9bの加熱ロール57に対する巻き付け角度が180度以上の角度になるよう構成している。
この定着システム4Bでは、図6や図7に示されるように、像形成装置2の二次転写位置P2から送り出された連続紙9が、案内ロール71、予備加熱装置5B及び定着装置40をこの順で通過するよう搬送される。
図10は、実施の形態3に係る定着システムを示している。
図10における一点鎖線のVL3は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線である。
また、この第2案内ロール76は、予備加熱装置5Cを基準にして見た場合、予備加熱装置5Cにおける第1反転部材51,52のうち上流側の第1反転部材51よりも連続紙9の送り方向Aの上流側になる手前側位置に配置されている。
さらに、この第2案内ロール76は、例えば、金属等の材料で形成される円筒形状の部材である。そして、この第2案内ロール76は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40との間において二次転写位置P2寄りになる位置に回転自在に配置されている。
この定着システム4Cでは、図10や図11に示されるように、像形成装置2の二次転写位置P2から送り出された連続紙9が、第1案内ロール75、反転装置6B、第2案内ロール76、予備加熱装置5C及び定着装置40をこの順で通過するよう搬送される。図11では反転装置6Bを省略している。
図12から図14は、実施の形態4に係る画像形成装置等を示している。図12はその画像形成装置の全体の概要を示し、図13はその画像形成装置が備える定着システムを示し、図14はその画像形成装置又は定着システムが備える予備加熱装置を示している。
予備加熱装置5Dは、図13と図14に示されるように、トナー像が形成された連続紙9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、連続紙9のトナー像が形成されていない裏面9bを定着処理前に通過させて連続紙9の表裏面を反転させる2つの第1反転部材510,520と、連続紙9の送り方向Aにおける側端部9dの外側の位置に配置され、連続紙9のうち第1反転部材510,520の間に存在する部分の裏面9bを巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する加熱回転体の一例である2つの加熱ロール530A,530Bと、を備えている。
図13における一点鎖線のVL1は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線である。
また、2つの第1反転部材510,520は、2つの加熱ロール530A,530Bを配置する関係上、実施の形態1に係る予備加熱装置5における第1反転部材51,52と比べた場合、その配置の仕方が以下に示すように少し異なっている。
つまり、2つの加熱ロール530A,530Bをほぼ水平方向の状態で配置するため、2つの第1反転部材510,520はいずれも、図13に示されるように、その上端(頂部)が上記像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線VL1に沿うよう同じ高さになるよう配置されており、その仮想の直線VL1に対して高低差のない状態になる。この点、実施の形態1に係る予備加熱装置5における第1反転部材51,52は、その上端が仮想の直線VL1に対して高低差のある状態になるよう配置される(図2)。
具体的には、連続紙9の搬送される方向の上流側に配置される第1加熱ロール530Aは、上流側の第1反転部材510から送り出されるときの連続紙9の送り方向に対して軸方向がほぼ45度傾斜して交差するよう配置されており、換言すればその第1反転部材510と軸方向が互いに平行する状態になる関係で配置されている。この第1加熱ロール530Aは、第1反転部材510から送り込まれる連続紙9をその下方側から導入させてからロール周面に巻き掛けた後にその上方側から送り出すように使用される。このとき連続紙9の裏面9bの第1加熱ロール530Aに対する巻き付け角度は約180度の角度になる。
また、第1加熱ロール530Aよりも連続紙9の搬送される方向の下流側に配置される第2加熱ロール530Bは、第1加熱ロール530Aから送り出されるときの連続紙9の送り方向に対して軸方向がほぼ45度傾斜して交差するよう配置されており、また、換言すれば下流側の第1反転部材520と軸方向が互いに平行する状態になる関係で配置されている。この第2加熱ロール530Bは、第1加熱ロール530Aから送り込まれる連続紙9をその上方側から導入させてからロール周面に巻き掛けた後にその下方側から送り出すように使用される。このとき連続紙9の裏面9bの第2加熱ロール530Bに対する巻き付け角度も約180度の角度になる。
この定着システム4Dでは、図13や図14に示されるように、像形成装置2の二次転写位置P2から送り出された連続紙9が、予備加熱装置5D及び定着装置40をこの順で通過するよう搬送される。
第1反転部材510から送り出された連続紙9は、その裏面9bを第1加熱ロール530Aの下方側から巻き付けられるよう接触して加熱されながら第1加熱ロール530Aの従動回転に合わせて送られることにより、90度捻られるとともに表裏面が反転された状態で第1加熱ロール530Aの上方側から第2加熱ロール530Bにむけて送り出される。また、第1加熱ロール530Aから送り出された連続紙9は、その裏面9bを第2加熱ロール530Bの上方側から巻き付けられるよう接触して加熱されながら第2加熱ロール530Bの従動回転に合わせて送られることにより、90度捻られるとともに表裏面が反転された状態で第2加熱ロール530Bの下方側から下流側の第1反転部材520にむけて送り出される。
最後に、2つの加熱ロール530A,530Bで加熱された後の連続紙9が、その裏面9bを下流側の第1反転部材520の表面にその下方側から斜めに巻き掛けられるよう接触させて通過させられることにより、90度捻られるとともに表裏面が反転されて表面9aを上側にむけた状態で予備加熱装置5Dから送り出され、その下流側に存在する定着装置40にむけて送られる。
そして、この予備加熱装置5Dにおいては、2つの加熱ロール530A,530Bによって連続紙9がその裏面9bから所要の温度(例えば、90〜180℃の範囲内で設定される温度)でそれぞれ加熱される。
図15から図17は、実施の形態5に係る定着システム等を示している。図15はその定着システムの全体の概要を示し、図16はその定着システムが備える予備加熱装置を斜め上方から見たときの状態で示し、図17はその予備加熱装置等を示している。
予備加熱装置5Eは、図15と図16等に示されるように、トナー像が形成された連続紙9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、連続紙9のトナー像が形成されていない裏面9bを定着処理前に通過させて連続紙9の表裏面を反転させる2つの第1反転部材510,520と、連続紙9の送り方向Aにおける側端部9dの外側の位置に配置され、連続紙9のうち第1反転部材510,520の間に存在する部分の裏面9bを巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する加熱回転体の一例である4つの加熱ロール530C,530D,530E,530Fと、を備えている。
図15における一点鎖線のVL1は、像形成装置2の二次転写位置P2と定着装置40の定着ニップ部FNとを最短で結ぶ仮想の直線である。
また、第1加熱ロール530Cよりも連続紙9の搬送される方向の下流側に配置される第2加熱ロール530Dは、第1加熱ロール530Cの鉛直上方側において、その軸方向が第1加熱ロール530Cの回転軸を通る同じ平面に存在する状態で配置されているとともに、一端がその他端よりも上方に位置するよう45度等の角度でもって傾いた状態で配置されている。この第2加熱ロール530Dは、第1加熱ロール530Cから鉛直方向に上昇するよう送り込まれる連続紙9をその背面側側面から導入させてからロール周面に巻き掛けた後にその前方側面からほぼ水平方向(仮想の直線VL1に沿う方向)に送り出すように使用される。このとき連続紙9の裏面9bの第2加熱ロール530Dに対する巻き付け角度は約180度の角度になる。
また、第2加熱ロール530Dよりも連続紙9の搬送される方向の下流側に配置される第3加熱ロール530Eは、その軸方向が第2加熱ロール530Dの回転軸を通る同じ平面に存在する状態で配置されているとともに、一端がその他端よりも上方に位置するよう45度等の角度でもって傾いた状態で配置されている。第2加熱ロール530Dと第3加熱ロール530Eは、正面側から見た場合、ハの字状に見える状態で配置されている。この第3加熱ロール530Eは、第2加熱ロール530Dから鉛直方向に立てられた状態でほぼ水平方向に移動するよう送り込まれる連続紙6を、その前方側面から導入させてからロール周面に巻き掛けた後にその後方側面からほぼ鉛直方向下方に下降させるよう送り出すように使用される。このとき連続紙9の裏面9bの第3加熱ロール530Eに対する巻き付け角度は約180度の角度になる。
さらに、第3加熱ロール530Eよりも連続紙9の搬送される方向の最も下流側に配置される第4加熱ロール530Fは、その軸方向が下流側の第1反転部材520の軸を通る同じ平面に存在する状態で配置されているとともに、その軸方向が連続紙9の送り方向Aとほぼ平行する状態で配置されている。この第4加熱ロール530Fは、第3加熱ロール530Eから送り込まれる連続紙9をその後方側面から導入させてからロール周面に巻き掛けた後にその下方側からほぼ水平に送り出すように使用される。このとき連続紙9の裏面9bの第4加熱ロール530Fに対する巻き付け角度は約90度の角度になる。
この定着システム4Eでは、図15から図17に示されるように、像形成装置2の二次転写位置P2から送り出された連続紙9が、予備加熱装置5E及び定着装置40をこの順で通過するよう搬送される。
第1反転部材510から送り出された連続紙9は、その裏面9bを第1加熱ロール530Cの下方側から巻き付けられるよう接触して加熱されながら第1加熱ロール530Cの従動回転に合わせて送られることにより、その送り方向が90度曲げられて後方側面から第2加熱ロール530Dにむけて鉛直上方に送り出される。続いて、連続紙9は、その裏面9bを傾斜した第2加熱ロール530Dの後方側面側から巻き付けられるよう接触して加熱されながら第2加熱ロール530Dの従動回転に合わせて送られることにより、その送り方向が90度捻じられるとともに表裏面が反転された状態で第3加熱ロール530Eにむけてほぼ水平上方に送り出される。続いて、連続紙9は、その裏面9bを傾斜した第3加熱ロール530Eの前方側面側から巻き付けられるよう接触して加熱されながら第3加熱ロール530Eの従動回転に合わせて送られることにより、その送り方向が90度捻じられるとともに表裏面が反転された状態で第4加熱ロール530Fにむけて鉛直下方に送り出される。
最後に、4つの加熱ロール530C,530D,530E,530Fで順次加熱された後の連続紙9が、その裏面9bを下流側の第1反転部材520の表面にその下方側から斜めに巻き掛けられるよう接触させて通過させられることにより、90度捻られるとともに表裏面が反転されて表面9aを上側にむけた状態で予備加熱装置5Eから送り出され、その下流側に存在する定着装置40にむけて送られる。
そして、この予備加熱装置5Eにおいては、4つの加熱ロール530C,530D,530E,530Fによって連続紙9がその裏面9bから所要の温度(例えば、90〜180℃の範囲内で設定される温度)でそれぞれ加熱される。
これにより、定着システム4Eでは、連続紙9の裏面9bを定着処理する位置(定着ニップ部FN)に近い位置で十分に予備加熱して定着装置40の定着ニップ部FNによる定着処理を行う前に温度が低下してしまうことをより一層抑制することができる。
実施の形態1等では、予備加熱装置5については、その下流側の第1反転部材52を連続紙9の送り方向Aに対して斜めに交差する状態で固定して配置する構成例を示したが、図18に代表して例示するように、2つの第1反転部材51,52のうち下流側の第1反転部材52を定着装置40における連続紙9の搬送時基準案内位置(例えば中央部案内=CR:Center Registration)に適合させる方向D(本例ではD2)に変位可能に設けるよう構成してもよい。
これは、例えば、画像形成装置1を構成する場合、供給装置11や像形成装置2が連続紙9の搬送時基準案内位置として例えば中央部案内(CR)と異なる側端部案内(SR:Side Registration)を採用するものである一方で、定着装置40が中央部案内(CR)を採用したものを適用する必要があるときに有効である。つまり、このときには、その供給装置11や像形成装置2における搬送時基準案内位置を中央部案内(CR)に変更する必要がなく、予備加熱装置5における一部品(下流側の第1反転部材52)の位置を変更するのみで中央部案内(CR)を採用する定着装置40と組み合わせることができる。
これにより、供給装置11や像形成装置2において側端部案内(SR)で送られる連続紙9Aは、予備加熱装置5において適合する配置位置に変位させられた後の下流側の第1反転部材52Bを通過する際に、側端部案内(SR)から定着装置40における中央部案内(CR)に変更された状態の連続紙9Bとして送り出される。この結果、その中央部案内(CR)に変更されて定着装置40に送られる連続紙9Bは、定着装置40において中央部案内(CR)で搬送されながら定着ニップ部FNを通過するので、正常な定着処理がなされる。図18では、便宜上、側端部案内(SR)で搬送される連続紙9Aの規制を受ける側端部9cがその側端部案内(SR)を示す二点鎖線から少し離れた状態で示しているが、実際には、連続紙9Aの側端部9cはその側端部案内(SR)を示す二点鎖線に沿った(ほぼ一致した)状態で搬送される。
また、実施の形態2に係る定着システム4B(図7等)においても、必要であれば、案内ロール71を加熱ロールとして構成することも可能である。
さらに、実施の形態3に係る定着システム4C(図10等)においても、反転装置6Bにおける中継ロール63を加熱ロールとして構成することと、第1案内ロール75及び第2案内ロール76の少なくとも一方を加熱ロールとして構成することの一方又は双方を採用することが可能である。
また、実施の形態4,5では、上流側の第1反転部材510と下流側の第1反転部材520との間に配置する加熱ロール(530A〜530F)として2つの加熱ロール(530A,530B)と4つの加熱ロール(530C〜530F)の場合について例示したが、必要に応じて、連続紙9の所望の状態での搬送とその裏面9bの予備加熱が可能であれば、3つの加熱ロールや5以上の加熱ロールを配置しても構わない。
2 …像形成装置
4,4B,4C,4D,4E…定着システム
5,5B,5C,5D,5E…予備加熱装置
9 …連続紙(連続する記録媒体の一例)
9b…裏面
9c,9d…側端部
40…定着装置
51,52,55,56,510,520…第1反転部材
52,56,520…下流側の第1反転部材
53,57,530A〜530F…加熱ロール(加熱回転体の一例)
61,62…第2反転部材
63…中継ロール(中継回転体の一例)
71,75,76…案内ロール(案内回転体の一例)
A …搬送方向(送り方向)
FN…定着ニップ部(定着処理部)
Claims (6)
- 未定着像が形成された連続する記録媒体の送り方向に対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、記録媒体の未定着像が形成されていない裏面を定着処理前に通過させて記録媒体の表裏面を反転させる2つの第1反転部材と、
記録媒体の送り方向における側端部の外側の位置に配置され、記録媒体のうち前記2つの第1反転部材の間に存在する部分の裏面を巻き付けるように通過させて定着処理前に予め加熱する少なくとも1つの加熱回転体と、
を備えた予備加熱装置。 - 前記2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向上流側に配置される上流側の第1反転部材よりも記録媒体の送り方向上流側になる手前側位置において記録媒体の送り方向に対して斜めに交差する状態でかつ異なる位置に配置され、記録媒体の裏面を通過させて記録媒体の表裏面を反転させる2つの第2反転部材と、
記録媒体の送り方向における側端部の外側になる位置に配置され、記録媒体のうち前記2つの第2反転部材の間に存在する部分の裏面を巻き付けるように通過させる中継回転体と、
で構成される反転機構を備えた請求項1に記載の予備加熱装置。 - 前記2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向上流側に配置される上流側の第1反転部材よりも記録媒体の送り方向上流側になる手前側位置において記録媒体の送り方向に対して軸方向が直交する状態で配置され、記録媒体の裏面を巻き付けるように通過させて異なる方向に案内する案内回転体を備えた請求項1に記載の予備加熱装置。
- 未定着像が形成された連続する記録媒体を通過させて未定着像の定着処理を行う定着装置と、
前記定着装置よりも記録媒体の送り方向上流側の位置に配置されて記録媒体の未定着像が形成されていない裏面を定着処理前に予め加熱する予備加熱装置と、
を備え、
前記予備加熱装置が請求項1乃至3のいずれかに記載の予備加熱装置で構成されている定着システム。 - 前記予備加熱装置における2つの第1反転部材のうち記録媒体の送り方向の下流側に配置される下流側の第1反転部材を、前記定着装置における記録媒体の搬送時基準案内位置に適合させる方向に変位可能に設けている請求項4に記載の定着システム。
- 連続する記録媒体に未定着像を形成する像形成装置と、
前記像形成装置で未定着像が形成された記録媒体の未定着像が形成されていない裏面を定着処理前に予め加熱した後に未定着像の定着処理を行う請求項4又は5に記載の定着システムと、
を備えた画像形成装置。
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