JP2017223173A - 送風機および冷凍サイクル装置の室外機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロペラファン1を示す斜視図である。
図1に示すプロペラファン1は、送風機100に用いられる。プロペラファン1は、中央に円筒状のボス2を有している。ボス2は、回転軸14に設置されている。ボス2は、図示しないファンモータなどの駆動装置のシャフトに接続される。
プロペラファン1は、ボス2の周りに複数の翼3を取り付けている。翼3は、回転方向5に向いた前縁6と、前縁6に向かい合う後縁7と、翼3の外周側の端部である外周端8と、翼3の内周側の端部でありボス2に接続される内周端9と、に囲まれている。翼3は、気流方向10に対して、翼面のうち下流側に面する側を圧力面11と称し、上流側に面する側を負圧面12と称する。
図2に示すように、送風機100は、プロペラファン1と、プロペラファン1を囲むベルマウス13と、を備えている。送風機100は、後述する図17に示す四角形の筐体102から突出し、ベルマウス13で囲まれた非軸対称の風路を実装している。
図3には、図2に示す回転軸14を含む平面で切った径方向の片側の断面が示されている。図3に示す翼3には、プロペラファン1を回転させたときに断面に現れる軌跡である回転投影した状態が示されている。プロペラファン1の外周端8が断面に作る軌跡を外周縁15と称し、プロペラファン1の内周端9が断面に作る軌跡を内周縁16と称する。
なお、図3では、入口部18は、断面形状が曲面で構成されるが、部分的に直線状に縮小する部分があってもよい。また、入口部18は、途中で連続して面積が縮小しないものでもよい。
なお、図3では、出口部19は、断面形状が直線的に広がるテーパー形状としているが入口部18と同様に滑らかな曲面形状に拡大するものでもよい。また、出口部19は、途中で連続して面積が拡大しないものでもよい。
また、ベルマウス13の出口部19の上流端19aから下流端19bまでの回転軸14の軸方向長さを出口長さHと定義する。
なお、ベルマウス13が設置される筐体102は、ベルマウス13の設置面を有する天板106が長方形である。第2断面Bは、天板106の長辺に垂直な第2平面で切断した断面である。第1断面Aは、天板106の短辺に垂直な第1平面で切断した断面である。ここで、天板106の形状である長方形とは、厳密な長方形だけでなく、ごく一部に凹凸を設けたり、角を落としたりしても全体として長方形と見て取れる形状も含むものとする。
図4に示す第1断面Aの出口部19のフレア角度αは、図5に示す第2断面Bのフレア角度βより大きく、ベルマウス13の全周において最もフレア角度が大きい。また、第2断面Bのフレア角度βが最小のフレア角度となる。
また、図4に示す第1断面Aの出口部19の出口長さH1は、図5に示す第2断面Bの出口部19の出口長さH2より長い。
ここで、第2断面Bの出口部19の出口長さH2は、ゼロ、つまり、第2断面Bにおいてフレアが無くてもよい。なお、その場合には、ダクト部17が下流端となり、フレア角度βはゼロとなる。なお、プロペラファン1の外周縁15の下流端の位置とダクト部17の下流端の位置とは、軸方向に同じ、または、ダクト部17の下流端をわずかに下流側となるようにするとよい。このようにすれば、出口長さH2をゼロとして第2断面Bにおいてフレアが無い場合も、プロペラファン1の外周縁15がベルマウス13の側方に露出しない。
さらに、図4に示す第1断面Aの入口部18における入口縮小率L2a/L1aは、図5に示す第2断面Bの入口部18における入口縮小率L2b/L1bより小さい。第2断面Bにおいて入口縮小率L2b/L1bが最も大きい。この第2断面Bは、他の回転角度位置よりも出口長さH2が小さく、かつ、フレア角度βが最大値よりも小さい。しかし、第1断面Aの位置で入口縮小率L2a/L1aが最も小さくなる必要はない。たとえば、回転軸14を含み、設置面である天板106の四角形の角を通る断面で入口縮小率L2/L1が最も小さくなるようにしてもよい。
以上のように、入口縮小率L2/L1、フレア角度θ、出口長さHは断面の回転角度位置によって変化する。したがって、それらの値が最大値と最小値となる回転角度位置がある。最大値と最小値となる回転角度位置は1点でなく、ある角度範囲で連続して同じ最大値または最小値を有するようにしてもよい。
ベルマウス13を軸の回転方向に沿って見たとき、第1断面Aから第2断面Bまでの間で、出口長さH、フレア角度θ、入口縮小率L2/L1は、連続的、または段階的に変化させることができる。図2に示す第2断面Bのように出口長さHが短い部分は、局所的である。この局所的部分は、第2断面Bを含む前後の回転角度設定幅に設けられ、たとえば、回転角度で5〜20度程度の範囲内にある。出口長さHが短い部分は、出口部19を側方から見てU字、V字のように下流側に拡がる形状が望ましい。出口長さHが短い部分以外の回転角度範囲は、第1断面Aと同じ出口長さHとするとよい。また、第1断面Aよりフレア角度θを小さく、また入口縮小率L2/L1を大きくする範囲は出口長さHが短い部分よりも広い回転角度範囲としてしてもよい。フレア角度θ、入口縮小率L2/L1は、回転方向に沿って連続的に変化して、出口部19と入口部18とが滑らかな曲面で構成されることが望ましい。第1断面Aのフレア角度αを最大として、それらを第2断面Bまで連続的に変化させるようにしてもよい。ベルマウス13を回転方向にみたときに、入口縮小率L2/L1が最大となる回転角度位置(第2断面B)で、出口長さH、フレア角度θが最小であることが望ましい。
図6は、本発明の実施の形態1に係る送風機100の第1断面Aでの動作を示す模式図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る送風機100の第2断面Bでの動作を示す模式図である。
図6、図7に示すように、ファンモータなどのプロペラファン1を駆動する駆動装置によって、プロペラファン1が回転すると、翼3が気流を下流側へ押し出すと共に、翼3の上流から風が流入する。
入口縮小率L2/L1が大きい第2断面Bでは、入口部18が円筒状になるため、送風機100に吸い込まれる気流10b1は、回転軸14の軸方向から吸い込まれる。
第1断面Aは、大きく傾斜したフレア状の出口部19で流路面積が拡大するため、フレア状の出口部19に沿う気流10a2の風速が低減する。
一方、実施の形態1では、ベルマウス13の断面は、第1断面Aと第2断面Bとを有している。これにより、入口部18と出口部19との両方で摩擦損失を改善することによって、より低騒音で高効率な送風機100を実現することができる。
また、実施の形態1では、特許文献2の事例に比べ、風速が速い箇所の壁面を削減したため、これによっても摩擦損失を低減することができる。
設置面である天板106の長辺の中央位置で、出口部19のフレア角度θが小さく、また、出口長さHが小さい。このため、出口部19の外側への張り出しは他の部分の張り出しに比べて小さくなる。また、この回転角位置で入口部18の入口縮小率L2/L1が大きいので、ダクト部17の径から張り出しが小さくなる。したがって、出口部19の最大径を設置面の短辺間の距離300よりも少し大きくしても、筐体の側面から張り出す量を低減、または、側面より張り出さないようにすることができる。図8では軸方向の下流側から見て、設置面である天板106から出口部19がはみ出さない場合を示している。設置面である天板106の短辺方向のサイズを小さくしながら、ベルマウス13の内径202を大きくしてプロペラファン1の送風音を小さくすることができる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。実施の形態2では、実施の形態1と異なる特徴部分を中心に説明する。
ここで、実施の形態1と同様に、第1断面Aのフレア角度αは、第2断面Bのフレア角度βより大きい。また、第1断面Aの出口部19の出口長さH1は、第2断面Bの出口部19の出口長さH2より長い。さらに、第1断面Aの入口部18の入口縮小率L2a/L1aは、第2断面Bの入口部18の入口縮小率L2b/L1bより小さい。
実施の形態3における送風機100は、図9に示す実施の形態2と同じ構成である。実施の形態3では、実施の形態2と異なる特徴部分を中心に説明する。
図11は、本発明の実施の形態4に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。実施の形態4では、実施の形態1と異なる特徴部分を中心に説明する。
ここで、実施の形態1と同様に、第1断面Aのフレア角度αは、第2断面Bのフレア角度βより大きい。また、第1断面Aの出口部19の出口長さH1は、第2断面Bの出口部19の出口長さH2より長い。さらに、第1断面Aの入口部18の入口縮小率L2a/L1aは、第2断面Bの入口部の入口縮小率L2b/L1bより小さい。
図12は、本発明の実施の形態5に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。実施の形態5では、実施の形態1と異なる特徴部分を中心に説明する。
ここで、実施の形態1と同様に、第1断面Aのフレア角度αは、第2断面Bのフレア角度βより大きい。また、第1断面Aの出口部19の出口長さH1は、第2断面Bの出口部19の出口長さH2より長い。さらに、第1断面Aの入口部18の入口縮小率L2a/L1aは、第2断面Bの入口部18の入口縮小率L2b/L1bより小さい。
そこで、実施の形態5では、プロペラファン1の翼3の回転方向5の上流側に相当する第2断面Bから凹部20の端A2にかけて凹部20の開口部が大きくなるように構成している。これにより、風速が高い部分において摩擦損失を低減することができる。よって、送風機100を高効率にすることができる。
図13は、本発明の実施の形態6に係る送風機100を示す斜視図である。図14は、本発明の実施の形態6に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。実施の形態6では、実施の形態1と異なる特徴部分を中心に説明する。
図14に示すように、防護ガード22の桟23の格子の配置間隔は、第2断面B側の位置の領域RBにおいて広く疎になり、第2断面Bから離れた凹部20の端A1側の位置の領域RAにおいて狭く密になるように配置される。格子の粗密の境界は、凹部20の端A1と第2断面Bの出口長さHの差Gの半分G/2あたりとする。
一方、凹部20の端A1付近で格子の間隔を狭く密にすることで、摩擦損失の増加を抑制して格子の変形に対する強度を保つことができる。
このような粗密の格子の防護ガード22を設ける結果、安全性を高めながらエネルギー損失が小さくなり、高効率な送風機100を実現できる。
図15は、本発明の実施の形態6に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。
図14に示すように、たとえば、パンチングメタルのような穴空き板によって、第2断面B付近は大きな穴に形成し、凹部20の端A1付近は小さな穴に形成し、第2断面B付近で防護ガード22と気流との接触面積を低減することによって同じ効果が得られる。
また、第2断面B側において、凹部20における防護ガード22は、第2断面Bの下流端Boからフレア角度β方向に延長した線よりも回転方向外側にはみ出さないことが望ましい。これにより、ダクト部17の径を大きくしたまま、防護ガード22を含めたベルマウス13のサイズを小さくすることができる。
図16は、本発明の実施の形態7に係る送風機100の側面の一部の展開状態を示す部分展開図である。実施の形態7では、実施の形態6と異なる特徴部分を中心に説明する。
図17は、本発明の実施の形態8に係る空気調和装置の室外機101を示す斜視図である。図18は、本発明の実施の形態8に係る空気調和装置の室外機101の断面を示す説明図である。実施の形態8は、実施の形態1〜7の送風機100を空気調和装置の室外機101に適用した例である。
筐体102の側面には、冷媒と空気とを熱交換する熱交換器105が搭載される。熱交換器105の上端は、天板106で覆われている。天板106は、送風機100を設置する設置面である天面を有している。筐体102の下端には、底板107が取り付けられている。底板107の下面は、天面に対向する底面である。
室外機101は、できるだけ設置面積を小さくすることが設置場所の自由度が高まるため好ましい。一方、プロペラファン1の送風音を小さくするためには径を大きくすることが好ましく、ユニット幅がほぼファン径に近くなり、ベルマウス13が非軸対称となる。ベルマウス13の入口部18の上流端の対向間距離109は、筐体102の側面に向かい合った熱交換器105の対向間距離110よりも長くなる。
空気調和装置の室外機101では、気流201は、熱交換器105の取り付けられた筐体102の側面から水平方向に流入し、筐体102内でプロペラファン1の吸い込みによって上方へ曲がり、送風機100を通過して上方に放出される。
実施の形態1〜7の送風機100を適用すると、送風機100の消費電力が低減し、空気調和装置の室外機101を効率良く運転することができる。
この構成によれば、第1断面Aでは、入口部18の入口縮小率L2a/L1aを小さくすることによって、気流10a1の吸い込み流量を増加している。一方、第2断面Bでは、入口部18の入口縮小率L2b/L1bを大きくすることと、出口部19の出口長さH2が短く、フレア角度βが小さいという形状の差異によって、摩擦損失を低減している。これによって、送風機100の風量の増加とエネルギー損失の低減とを図ることができる。
この構成によれば、凹部20を有することで、ベルマウス13と気流との接触面積が削減されて気流の乱れが抑制され、摩擦損失を低減することができる。
この構成によれば、凹部20での漏れ流れが抑制され、摩擦損失を低減することができる。
この構成によれば、距離M1が距離M2よりも短く、ベルマウス13と気流との接触面積が削減されて気流の乱れが抑制され、摩擦損失を低減することができる。
この構成によれば、摩擦損失を低減する効果が大きく、消費電力の比が低くなる。
この構成によれば、第2断面Bの下流端Boから変曲点21までの摩擦の寄与が高い領域は、壁面を削減して摩擦損失を低減することができる。また、変曲点21から第1断面Aまでの摩擦の寄与が低い領域は、壁面を増大させてディフューザとしてエネルギー効率を向上することができる。
この構成によれば、翼3の回転方向5の上流側に相当する第2断面Bから凹部20の端A2にかけて凹部20の開口部が大きくなるように構成することができる。これにより、風速が高い部分において摩擦損失を低減することができる。よって、送風機100を高効率にすることができる。
この構成によれば、翼3の回転方向5の上流側に相当する距離M1cが距離M1aより長くなるように構成することができる。これにより、風速が高い部分において摩擦損失を低減することができる。よって、送風機100を高効率にすることができる。
この構成によれば、凹部20にて回転する翼3と指あるいは異物とが接触することを防止できる。
この構成によれば、第2断面B付近の格子の間隔を広く疎にすることで、防護ガード22と気流との接触面積を低減することができる。このため、摩擦損失を低減することができる。一方、凹部20の端A1付近で格子の間隔を狭く密にすることで、摩擦損失の増加を抑制して格子の変形に対する強度を保つことができる。このような粗密の格子の防護ガード22を設ける結果、安全性を高めながらエネルギー損失が小さくなり、高効率な送風機100を実現できる。
この構成によれば、回転軸14の直交方向に沿って配置される横格子の数が少なく、はく離によるエネルギー損失を小さくすることができる。
この構成によれば、送風機100の消費電力が低減し、空気調和装置の室外機101を効率良く運転することができる。
たとえば、上記の実施の形態ではベルマウス13の軸対称の位置に凹部20を2つ設けたのでサイズ縮小の効果が高いが、入口縮小率L2/L1が最大となる位置が1箇所であれば、その回転角度位置にのみに凹部20を設けるようにしてもよい。フレア角度αが最大、入口縮小率La2/La1が小さい第1断面Aの位置を、ベルマウス13の周状で凹部20から最も離れた位置としてもよい。また、ベルマウス13の設置面である天板106が略長方形であるとしたが、略正方形である場合に、各辺の中央付近に凹部20を設け、すなわち、4つの凹部20を設けるようにしてもよい。回転方向に複数の凹部20を有する場合は、隣接する2つの凹部20の中間の回転角度位置を第1断面Aの位置としてもよい。
Claims (12)
- 回転軸に設置されるボスの周りに翼を取り付けたプロペラファンと、
前記プロペラファンを囲むベルマウスと、
を備え、
前記ベルマウスは、流路面積が下流に向かうに従い縮小する入口部と、流路面積が下流に従い拡大するフレア状の出口部と、前記入口部と前記出口部との間を繋ぐダクト部と、を有し、
前記回転軸を含む平面で切った前記ベルマウスの断面において、フレア状の前記出口部と前記回転軸の軸方向とがなす角度をフレア角度、前記出口部の前記回転軸の軸方向長さを出口長さ、前記入口部の上流端の流路の開口半径に対する前記入口部の下流端の流路の開口半径の比を入口縮小率としたとき、
前記入口縮小率および前記フレア角度は、前記断面の回転角度位置によって変化して、それぞれが最大値と最小値とを有し、
前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置で、他の回転角度位置よりも出口長さが小さく、かつ、前記フレア角度が最大値よりも小さい送風機。 - 前記出口部は、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置を含む回転角度設定幅の円弧領域で、出口長さが最大値よりも小さく変化するように構成された凹部を有する請求項1に記載の送風機。
- 前記出口部の円周のうち前記凹部の形成された円弧領域は、他の部分の円弧領域よりも小さい請求項2に記載の送風機。
- 前記凹部は、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置の下流端から前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との出口長さの差の半分だけ下流側の点と、その点から前記回転軸の直交方向にずれた位置にある前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との間の下流端の点と、の距離が、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置から前記凹部の端までの前記回転軸の直交方向の距離よりも短い請求項2または3に記載の送風機。
- 前記凹部は、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置の下流端から前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との出口長さの差の半分だけ下流側の点と、その点から前記回転軸の直交方向にずれた位置にある前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との間の下流端の点と、の距離をMとし、前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との出口長さの差の距離をGとすると、G/Mが0.5以上、1.8以下となる請求項2〜4のいずれか1項に記載の送風機。
- 前記凹部は、前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置とを結ぶ下流端を連続させた縁に変曲点を含み、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置の下流端から前記変曲点までの前記縁が上流側に凸となる曲線で構成され、前記変曲点から前記凹部の端までの前記縁が下流側に凸となる曲線で構成される請求項2〜5のいずれか1項に記載の送風機。
- 前記凹部は、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置を境に非対称である請求項2〜6のいずれか1項に記載の送風機。
- 前記凹部は、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置の下流端から前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との出口長さの差の半分だけ下流側の点と、その点から前記回転軸の直交方向にずれた位置にある前記凹部の端と前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置との間の2つの下流端と、の2つの距離が異なる長さである請求項7に記載の送風機。
- 前記凹部には、気流を通過させる隙間を形成した防護ガードが設けられた請求項2〜8のいずれか1項に記載の送風機。
- 前記防護ガードは、前記入口縮小率が最大値を有する回転角度位置側の位置で疎になり、前記凹部の端側の位置で密になるように格子を有する請求項9に記載の送風機。
- 前記防護ガードは、桟を縦および横にわたって配置し、前記回転軸の軸方向に沿った縦格子の数が前記回転軸の直交方向に沿った横格子の数よりも多い請求項9に記載の送風機。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の送風機を備えた冷凍サイクル装置の室外機。
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