JP2017217400A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ソファーユニット1は、座部12を有し、床面Fに設置される支持体2と、座部12の後部に設けられた背凭れ部13と、背凭れ部13に設けられ、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、電子機器に給電可能な給電装置30Aと、を備え、給電装置30Aは、接続ポートが前方を向くように設けられている。
【選択図】図2
Description
このため、各種の施設、列車、自動車等の室内空間に設置された椅子の周辺等に、コンセントや、給電可能なUSB(Universal Serial Bus)コネクタ等の接続ポートが装備されつつある。
そこでなされた本発明の目的は、給電装置の接続ポートへのアクセス性を高めることのできる椅子を提供することである。
この発明に係る椅子は、座部を有し、床面に設置される支持体と、前記座部に着座する着座者の着座方向後方に設けられた背凭れ部と、前記背凭れ部に設けられ、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、前記給電部は、前記接続ポートが前方を向くように設けられている。
このように、背凭れ部が、背凭れベースよりも軟質な材料で形成された背当て部材を備える構成において、給電部を背凭れベースに設けることで、着座者による荷重によって背当て部材が弾性変形しても、給電部は、背当て部材の弾性変形の影響を受けることなく、背凭れベースに固定された状態を維持する。これにより、給電部に設けられた接続ポートの向きや位置が変わることなく、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
このように構成することで、背凭れベースよりも上方に延びるパネル部材に、支持部材を介して給電部を設けることで、接続ポートが背凭れベースよりも上方に露出する。これにより、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
また、給電部の設置位置を、背凭れベースよりも上方の領域であれば高い自由度で設定することができる。
このように構成することで、給電部を支持する支持部材が露出するのを抑え、外観を向上させることができる。
このように、背凭れベースよりも上方に延びる支柱上に給電部を設けることで、接続ポートが背凭れベースよりも上方に露出する。これにより、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
このような構成によれば、支柱は、背凭れベースの上端に係止して設ければよいので、組立性に優れる。
このように構成することで、背凭れベースよりも上方に延びる支柱や、支柱上の給電部に電力を供給する配線等を背部パネルで覆うことができ、椅子を背凭れ部側の後方から見たときの外観を向上させることができる。
このように、給電部自体を背凭れベースに固定することで、支柱や支持部材を備える必要が無く、部品点数を抑えることができる。また、給電部を、背凭れベースの上端から上方に延ばし、接続ポートを背凭れベースの上端よりも上方に設けることで、接続ポートが背凭れベースよりも上方に露出する。したがって、接続ポートへの電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
このように、背当て部材に形成した開口部内で、給電部を背凭れベースに固定することで、給電部は背当て部材の弾性変形の影響を受けることなく、背凭れベースに固定された状態を維持する。また、背当て部材の上方等に給電部が突出することがなく、椅子の外観を向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図2は、上記ソファーユニットの側面図である。図3は、互いに隣接するパネル体同士の間に設けられる支持部材を示す斜視展開図である。図4は、互いに隣接するパネル体同士の間に設けられた支持部材を示す断面図である。図5は、互いに隣接するパネル体同士の間に挟持された支持部材を示す平面図である。
図1、図2に示すように、ソファーユニット(椅子)1は、着座可能な複数のソファー10と、給電装置(給電部)30Aと、を備えている。
以下の説明において、便宜上、ソファー10に着座した着座者が前を向く方向を着座方向とし、着座方向の前方を単に「前方」、その反対方向を「後方」と称する。また、ソファー10が設置される床面F側とその反対側を結ぶ方向を「上下方向」と称する。また、ソファー10の幅方向、つまり前後方向と直交する水平方向を「幅方向」と称する。また、図中において、前方を矢印FRで示し、上方を矢印UPで示し、幅方向の左方を矢印LHで示す。
本実施形態では、ソファーユニット1は、互いに隣接配置された2個のソファー10を備えている。
各ソファー10は、床面F上に設置される支持体2と、支持体2に支持され着座者の背を受ける背凭れ部13とを有している。
脚部11は、ソファー10の前後方向および幅方向に間隔を有して4本設けられている。これら脚部11の上端は、座部12の下面に取り付けられている。座部12の上面は、利用者が着座可能な座面12uとされている。
背凭れベース16は、鉛直面内に位置する板状で、下部が座部12に連結されて、座部12の座面12uよりも上方に向かって突出するよう延びている。ここで、背凭れベース16は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
本実施形態では、各背凭れベース16の背面に沿って、2枚のパネル体20が隣接配置されている。
図2に示すように、パネル体20は、パネル状の基体21の両面に、柔軟性および弾性を有した材料、例えば発泡ウレタン材等からなるクッション材22と、基材およびクッション材22を覆う表皮材23と、を備えている。
これにより、パネル体20は、ソファー10の背凭れベース16の後方に沿うようにしてソファー10と一体に設けられている。また、パネル体20は、背凭れベース16よりも上方に延出して設けられている。
支持脚体25は、フレーム24の下部端部に収容される基部25aと、基部25aから下方に延びる支持脚部25bと、を一体に備えている。また、支持脚体25には、支持脚部25bに対してパネル体20の幅方向外側に、下方およびパネル体20の幅方向外側に開口したスリット25sが形成されている。図4に示すように、このスリット25s内には、上方に窪んだ凹部25tが形成されている。
図1〜図3に示すように、給電装置30Aは、各ソファー10に着座した利用者が、電子機器の充電等を行う際に利用することができるものである。図3に示すように、給電装置30Aは、装置本体31を備えている。装置本体31は、支持部材40に支持されている。
固定金具42は、支持脚体25に形成されたスリット25s内に下方から挿入され、凸部42bがスリット25sの凹部25tに係合した状態で、固定金具42と支持脚体25とが、ボルト45により締結される。
これにより、支持部材40は、上下方向への移動が拘束されている。
図5に示すように、ステー43は、互いに隣接するパネル体20,20の溝24m,24m内で杆体41が挟持された状態で、パネル体20,20の隙間から前方に突出するよう設けられている。図2に示すように、ステー43は、ソファー10の背凭れベース16の上端よりも上方に位置するよう設けられている。
装置本体31は、この受け台44上に固定されている。この状態で、装置本体31に設けられたコンセント接続ポート32,コネクタ接続ポート33は、各ソファー10の前方を向くよう設けられている。
このように、背凭れ部13が、背凭れベース16よりも軟質な材料で形成されたクッション17を備える構成において、給電装置30Aを背凭れベース16に設けることで、着座者による荷重によってクッション17が弾性変形しても、給電装置30Aはクッション17の弾性変形の影響を受けることなく、背凭れベース16に固定された状態を維持する。これにより、給電装置30Aに設けられたコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33の向きや位置が変わることなく、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33への電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
また、背凭れベース16よりも上方の領域であれば、給電装置30Aの設置位置を高い自由度で設定することができる。
次に、本発明に係る椅子の第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図7は、上記ソファーユニットの側面図である。図8は、背凭れベース上に係止された給電装置を示す斜視図である。図9は、給電装置を支持する支柱を斜め前方から見た斜視図である。図10は、給電装置を支持する支柱を斜め後方から見た斜視図である。
図6、図7に示すように、ソファーユニット1は、着座可能な複数のソファー10と、給電装置(給電部)30Bと、を備えている。
図10に示すように、支柱部54は、鉛直面内に位置する板状の基部54aと、基部54aの幅方向両側から前方に延びる側壁部54bとを有して、平断面視前向きコ字状をなしている。基部54aの下端部には、装置本体31から導出される給電ケーブル35を通す凹部54cが形成されている。
図8〜図10に示すように、延出部55は、支柱部54の基部54aから連続して下方に延出するプレート部55aと、プレート部55aの幅方向一端から直交して前方に延出する直交片55bと、を有した平断面視L字状をなしている。
装置本体31は、挿入片31aを開口部52aから支柱部54の内側に挿入した状態で、支柱部54の後方から、支柱部54に形成された貫通孔54h及びスリット36にビス56を挿通させ、このビス56にナット57を螺着させることで、支持ブラケット51に固定される。
このような脚部カバー53は、支柱部54の内側に挿入された挿入片31aに固定プレート部53cを対向させた状態で、支柱部54に形成された貫通孔54g、及びスリット36にビス58を挿通させ、このビス58を固定プレート部53cにねじ込むことで、支持ブラケット51に固定される。
なお、固定プレート部53cには、前記のナット57及びビス56の先端部を収容する開口部53hが形成されている。
また、支柱50が設けられた背凭れベース16の後方には、背凭れベース16を後方から覆うようにパネル体20が設けられている。
さらに、支柱50は、背凭れベース16に係止して設ければよいので、組立性に優れる。
次に、本発明に係る椅子の第3の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態においては、上記第1、第2の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図11は、本発明の第3の実施形態に係るベンチユニットの全体構成を示す斜視図である。図12は、ベンチユニットに設けられた給電装置を示す側面図である。
図11に示すように、ベンチユニット(椅子)60は、ベンチ本体61と、給電装置(給電部)30Cと、を備えている。
ベンチ本体61は、複数の座部63,63…を有し、床面F上に設置される支持体3と、各座部63の後部にそれぞれ設けられた背凭れ部64と、を備えている。
座部ベース71は、幅方向に沿って連続し、幅方向両端部が主脚部65,65上に支持されている。
背凭れベース72は、幅方向に沿って複数(例えば3個)が設けられ、それぞれ、座部ベース71の後端部から上方に向かうにしたがって次第に後方に向かうように延びている。
ここで背凭れベース72は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
背パッド74は、背凭れベース72よりも柔軟な材料からなり、例えば布やビニール素材のカバー74a内に、スポンジ等の各種クッション材(図示無し)が充填されている。
給電装置30Cは、中空箱状をなした筐体81と、筐体81に設けられたコンセント接続ポート32及びコネクタ接続ポート33(図11参照)と、を備えている。
このように、背凭れ部64が、背凭れベース72よりも軟質な材料で形成された背パッド74を備える構成において、給電装置30Cを背凭れベース72に設けることで、着座者による荷重によって背パッド74が弾性変形しても、給電装置30Cは背パッド74の弾性変形の影響を受けることなく、背凭れベース72に固定された状態を維持する。これにより、給電装置30Cに設けられたコンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33の向きや位置が変わることなく、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33への電源プラグや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
このように、給電装置30C自体を背凭れベース72に固定することで、上記第1、第2の実施形態で示したような支柱50や支持部材40を備える必要が無く、部品点数を抑えることができる。また、給電装置30Cを、背凭れベース72の上端から上方に延ばし、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33を背凭れベース72の上端よりも上方に設けることで、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33が背凭れ部64よりも上方に露出する。したがって、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33への電源プラグPや各種のコネクタの接続を容易かつ確実に行うことができる。
次に、本発明に係る椅子の第4の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第4の実施形態においては、上記第1〜第3の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図13は、本発明の第4の実施形態に係るソファーユニットの全体構成を示す斜視図である。図14は、ソファーユニットに設けられた給電装置を示す側断面図である。
図13、図14に示すように、ソファーユニット(椅子)90は、ソファー本体91と、給電装置(給電部)30Dと、を備えている。
支持体2は、床面F上に設置され上方に向かって延びる4本の脚部11と、これら脚部11に支持された座部12と、を有している。
背凭れベース16は、鉛直面内に位置する板状で、下端が座部12に連結されて、座部12の座面12uよりも上方に向かって突出するよう延びている。ここで、背凭れベース16は、着座者による荷重に耐えうるよう、所要の強度を有した材料、例えば、木系材料、樹脂系材料、金属系材料、あるいはこれらを組み合わせた複合材料等の硬質材料から形成されている。
クッション92は、背凭れベース16よりも柔軟で、例えば布やビニール素材のカバー92a内に、スポンジ、ウレタン等の軟質材料からなる各種クッション材92bが充填されている。
クッション92の前面は、下部に最も前方に突出(膨出)する突出部92tを備え、クッション92の前面において突出部92tよりも上方は、上方に向かうにしたがって漸次後方に傾斜する傾斜面92sとされている。また、クッション92の前面において突出部92tよりも下方は、下方に向かうにしたがって漸次後方に湾曲する湾曲面92uとされている。
この実施形態において、凹部94は、互いに隣接するソファー本体91,91の背凭れ部93,93の境界部Kを挟んで幅方向両側に跨がるように形成されている。
このように構成することで、着座者がのぞきこむ動作をする必要がなく単に振り向くだけで、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33に電源プラグや各種のコネクタを、前方、つまり背凭れ部93の前面に対面した側から容易に接続することができ、コンセント接続ポート32、コネクタ接続ポート33にアクセスしやすくなる。
これらにより、各ソファー本体91に着座する着座者の背中が、凹部94内の給電装置30Dや、これに接続される電源プラグPや各種のコネクタに触れにくい。したがって、電源プラグPやコネクタが不用意に抜けるのを抑えることができる。
なお、本発明の椅子は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、椅子として、ソファーユニット1,90、ベンチユニット60を示したが、それらの外観や形状については何ら限定するものではなく、適宜他の構成に変更可能である。
例えば、背凭れベース16,72と、クッション17,92、背パッド74とを別体としているが、背凭れベースと、クッションや背パッドとを、カバー部材で一体に覆うようにしてもよい。
上述の実施形態では、支持体2は、脚部11と座部12とを有し、座部12は脚部11を介して床面F上に設置され、また、支持体3は、脚部62と座部63とを有し、座部63は脚部62を介して床面F上に設置されている。しかしながら、支持体が脚部を有さずに、座部自体を床面上に直に設置するようにしてもよい。
また、給電装置30A〜30Dの外観、形状についても、何ら限定するものではない。さらに、給電装置30A〜30Dに、コンセント接続ポート32やコネクタ接続ポート33を設けるようにしたが、その種類、設置数等は適宜変更することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
2、3 支持体
10 ソファー
11 脚部
12 座部
13 背凭れ部
16 背凭れベース
17 クッション(背当て部材)
20 パネル体(パネル部材、背部パネル)
30A〜30D 給電装置(給電部)
32 コンセント接続ポート(接続ポート)
33 コネクタ接続ポート(接続ポート)
35 給電ケーブル
40 支持部材
50 支柱
60 ベンチユニット(椅子)
61 ベンチ本体
62 脚部
63 座部
64 背凭れ部
72 背凭れベース
74 背パッド(背当て部材)
90 ソファーユニット(椅子)
91 ソファー本体
92 クッション(背当て部材)
92h 貫通孔(開口部)
93 背凭れ部
94 凹部
F 床面
Claims (9)
- 座部を有し、床面に設置される支持体と、
前記座部に着座する着座者の着座方向後方に設けられた背凭れ部と、
前記背凭れ部に設けられ、電子機器が接続可能な接続ポートを有し、前記電子機器に給電可能な給電部と、を備え、
前記給電部は、前記接続ポートが前方を向くように設けられていることを特徴とする椅子。 - 前記背凭れ部は、
前記座部の後部から上方に立ち上がるように設けられた背凭れベースと、
前記背凭れベースの前方に設けられ、前記背凭れベースよりも軟質な材料で形成された背当て部材と、を備え、
前記給電部は、前記背凭れベースに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。 - 前記背凭れ部は、前記背凭れベースよりも上方に延び、パネル状をなしたパネル部材をさらに備え、
前記給電部は、前記パネル部材に沿って設けられた支持部材に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記パネル部材は、複数枚が隣接配置され、
前記支持部材は、互いに隣接する2つの前記パネル部材の間に挟持されていることを特徴とする請求項3に記載の椅子。 - 前記背凭れベースの上端から上方に延びる支柱を備え、
前記給電部は、前記支柱上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記支柱は、前記背凭れベースに係止されていることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
- 前記背凭れベースの後方に、前記背凭れベースを覆う背部パネルをさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の椅子。
- 前記給電部は、前記背凭れベースの後面に固定されて前記背凭れベースから上方に延びて設けられ、
前記接続ポートは、前記背凭れベースよりも上方に露出するよう前記給電部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記背当て部材に、前後方向に連通する開口部が形成され、
前記給電部は、前記開口部内で露出した前記背凭れベースに固定されていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
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