JP2017209792A - レシートプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】レシートを排出口から落下し難くする。【解決手段】実施形態のレシートプリンタ10は、レシートSrを排出する排出口19と、用紙Sを搬送する搬送部14と、排出口19の手前で用紙Sを挟持する挟持部17と、搬送部14を制御して用紙Sを排出口19から排出する制御部と、を備える。挟持部17は、用紙挿入部PIを形成する固定部171及び可動部172を備え、用紙挿入部PIに用紙Sが挿入された場合には固定部171と可動部172で用紙Sを挟持する。用紙Sが用紙挿入部PIに向う方向である用紙搬送方向は、排出口19から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっている。制御部11は、用紙Sを搬送して用紙Sを挟持部17に挟持させるとともに、用紙Sを挟持部17に挟持させた状態からさらに用紙Sを用紙挿入部PIに向けて搬送することにより、用紙Sをループ状に撓ませて排出口19から排出する。【選択図】図13
Description
本発明の実施形態は、レシートプリンタに関する。
商品情報処理装置(例えば、POS端末)は、通常、レシートに取引明細等の情報を印刷するレシートプリンタを備える。レシートプリンタは、ロール紙から用紙を取り出して情報を印刷した後、用紙をカットして排出口から排出する。この際、レシートプリンタは、レシートが排出口からプリンタの内部(例えば、用紙の搬送路)或いは外部(例えば、床)に落下しないようにするため、パーシャルカットと呼ばれる切断をすることがある。パーシャルカットとは、用紙からレシートとなる部分を分離する際、用紙の一部を残して不完全に分離するカットのことである。
近年、一回の購入品数の増加からレシートの長さが長くなる傾向にある。レシートが長いと、例えレシートプリンタが用紙をパーシャルカットしたとしても、レシートが排出口から落下する恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、レシートを排出口から落下し難くすることである。
実施形態のレシートプリンタは、レシートを排出する排出口と、レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、排出口の用紙の排出方向上流側で用紙を挟持する挟持部と、搬送部を制御して用紙を排出口から排出する排出制御手段と、を備える。挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、用紙挿入部に用紙が挿入された場合には第1、第2の部位で用紙を挟持する。搬送部は、用紙挿入部に向けて用紙を搬送可能に構成されており、用紙が用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっている。排出制御手段は、用紙挿入部に向けて用紙を搬送することにより用紙の先端部を挟持部に挟持させるとともに、用紙の先端部を挟持部に挟持させた状態からさらに用紙を用紙挿入部に向けて搬送することにより、用紙をループ状に撓ませて排出口から排出する。
以下、発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
図1は、実施形態のレシートプリンタ10を備える商品情報処理装置1を示す斜視図である。商品情報処理装置1は、例えば、POS(Point of sales)端末である。商品情報処理装置1は、各ストアに設置され、オペレータによって操作される。商品情報処理装置1は不図示のストアサーバ(POSサーバ)とネットワークを介して接続されている。レシートプリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されている。
図2は、商品情報処理装置1からレシートプリンタ10を取り出したものである。レシートプリンタ10はレシートを発行するための装置である。レシートプリンタ10は、レシートを排出する排出口19を備える。排出口19は上方向に開口している。なお、図1、図2に示す外観はあくまで一例であり、様々な変形が可能である。以下の説明では、レシートプリンタ10の前側(例えば、オペレータが位置する側)を「装置前側」、その反対を「装置後側」という。図2の例であれば、装置前側は白抜き矢印の方向であり、装置後側はその反対方向である。
図3は、レシートプリンタ10のブロック図である。また、図4は、レシートプリンタ10の内部構造を示す図である。レシートプリンタ10は、ロール紙PRを着脱可能に構成されている。レシートプリンタ10は、ロール紙PRから取り出された用紙Sに明細を印刷し排出口19から排出する。
レシートプリンタ10は、図3に示すように、制御部11と、通信インタフェース12と、記憶部13と、搬送部14と、印刷部15と、カット部16と、挟持部17と、を備える。
制御部11は、プロセッサ等の処理装置である。制御部11は不図示のROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)或いは記憶部13に格納されているプログラムに従って動作することで、後述の「レシート排出処理」を含む種々の動作を実現する。制御部11は、用紙を排出口から排出する排出制御手段として機能する。
通信インタフェース12は、商品情報処理装置1の制御装置(例えば、プロセッサ)と通信する通信インタフェースである。通信インタフェース12は、商品情報処理装置1から各種データを取得し、記憶部13に送信する。通信インタフェース12が商品情報処理装置1から取得するデータには、印刷部15がレシートに印刷する情報(例えば、取引明細)が含まれる。なお、以下の説明では、印刷部15がレシートに印刷する情報のことを印刷データという。
記憶部13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部13は制御部11の内蔵メモリであってもよいし、制御部11とは別体のメモリであってもよい。記憶部13には、通信インタフェース12が受信した取引明細等の情報や制御部11を動作させるプログラム等が記憶される。
搬送部14は、ロール紙PRから取り出された用紙Sを挟持部17に向けて搬送するための装置(或いは機構)である。搬送部14は、図4に示すように、用紙Sの移動経路を挟んで対向配置された一対のローラである。なお、搬送部14の構成はこれに限定されるものではない。例えば、印刷部15のプラテンローラ152の回転により用紙Sが搬送され、ロール紙PRから用紙Sを引き出す構成であっても良い。
印刷部15は、用紙Sに取引明細等の各種情報を印字するための印刷装置である。印刷部15は、サーマル方式のプリントユニットである。印刷部15は、サーマルヘッド151とプラテンローラ152とを備える。印刷部15は、制御部11の制御に従って取引明細等の情報を用紙Sに印字する。
カット部16は、用紙Sからレシートとなる部分を切り離すためのカッターであり、スライド式カッターである。勿論、カット部16の構成はこれに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。カット部16は、フルカットとパーシャルカットの双方が可能である。図5(A)は、用紙Sがフルカットされた様子を示す図である。また、図5(B)は、用紙Sがパーシャルカットされた様子を示す図である。
フルカットとは、用紙からレシートとなる部分を完全に分離するカットである。例えば、フルカットとは、図5(A)に示すように、レシートSrの後端となる部分(図に示すEr)を用紙Sから完全に分離するカットである。
また、パーシャルカットとは、用紙からレシートとなる部分を不完全に分離するカットである。例えば、パーシャルカットとは、図5(B)に示すように、レシートSrの後端Erの一部(図に示すNC。以下、非カット部という。)を残した状態でカット部がレシートの分離を完了するカットである。この場合、オペレータは最終的に非カット部NCを引きちぎってレシートSrを用紙Sから分離する。なお、図5(B)の例では、非カット部NCはレシートSrの後端Erの中央に位置しているが、非カット部NCの位置はこの位置に限定されない。例えば、非カット部NCは後端Erの左右の端部に位置していてもよい。また、非カット部NCは1つに限定されない、非カット部NCは複数形成されていてもよい。
図4に戻り、挟持部17は、排出口19の手前(用紙Sの排出方向上流側)で用紙Sを挟持する機構である。図面白抜き矢印の方向が装置前側でその反対が装置後側である。挟持部17は、排出口19から用紙Sの移動経路Pに沿ってレシートプリンタ10の内部に進んだ場所に位置している。排出口19から挟持部17までの距離は、例えば、1cmから10cmである。挟持部17は、移動経路Pの装置後側に位置している。
図6は、レシートプリンタ10の挟持部17付近の拡大図である。挟持部17は、固定部171(第1の部位)と、可動部172(第2の部位)と、を備える。
固定部171は、レシートプリンタ10に固定された固定用紙ガイドである。また、可動部172は、回転軸172aを軸に回転可能に構成された可動用紙ガイドである。固定部171及び可動部172は、いずれも板状をしている。固定部171及び可動部172は、V字の開いた部分が用紙搬送方向D2の反対方向を向くように、V字状に配置されている。
なお、用紙搬送方向D2は用紙Sが挟持部17に向う方向である。図6の例であれば、カット部16或いは印刷部15から挟持部17に向う方向のことである。レシートプリンタ10は、用紙搬送方向D2と用紙排出方向D1とが異なる方向となるように、用紙Sの搬送路が形成されている。用紙排出方向D1は、排出口19から用紙Sが排出される方向のことである。用紙搬送方向D2に対する用紙排出方向D1の角度r1は90°より大きい。なお、以下の説明では、用紙搬送方向D2に対する用紙排出方向D1の角度r1のことを用紙排出角という。用紙排出角r1は劣角であり180°より小さい。
図7は、固定部171及び可動部172の装置後側の先端部付近の拡大図である。固定部171及び可動部172は、それぞれ、櫛歯状の凹凸が形成されている。固定部171と可動部172はこの凹凸部分が噛み合うよう配置されている。
図8は、図6に示す挟持部17をさらに拡大したものである。固定部171と可動部172の装置後側の先端部部分(すなわち、V字の先端部分)は鋭角となっている。この鋭角部分が用紙挿入部PIとなる。鋭角部分の角度r3は、例えば、1〜30°の範囲の角度である。固定部171と可動部172は、用紙挿入部PIに用紙が挿入され易くなるように、対向する部位とは反対側に曲がっている。固定部171は排出口19に向け湾曲しており、可動部172は下側に向け反れている。
固定部171には、固定部171に圧力を加える弾性体18が取り付けられている。弾性体18は、固定部171を可動部172に向けて付勢する付勢手段として機能する。固定部171は、可動部172に向けて僅かに移動可能となっている。また、上述したように、固定部171と可動部172は用紙挿入部PI側の端部が噛み合っている。弾性体18が固定部171に圧力を加えることにより、用紙挿入部PIに用紙Sが挿入されたときに、用紙Sに適度な挟持圧力が加えられる。
なお、以下の説明では、用紙Sが用紙挿入部PIに挿入される方向(図8に示すD3の方向)のことを用紙挿入方向という。用紙挿入方向D3は、用紙搬送方向D2に対してr2ほど傾いている。その傾く方向は排出口19がある方向とは逆方向となっている。r2は、90°より小さな角度、例えば、1〜60°の範囲の角度である。
上述したように、可動部172は、回転軸172aを軸に回転可能である。可動部172は、制御部11の制御に従って回転する。可動部172が回転することにより、挟持部17は、その形状を、用紙Sが挿入可能な形状(第1の形状)から別の形状(第2の形状)に変化させる。図9は、挟持部17が形状を変形させた様子を示す図である。可動部172は、用紙挿入部PIを構成していた部分が用紙排出方向D1と略平行となるまで回転する。これにより、用紙Sが排出口19に向う経路が形成される。なお、以下の説明では、図9に示すような、用紙を挿入させることなく、排出口19に向けてガイドする形状(第2の形状)を用紙直接排出形状という。また、例えば図8に示すような、用紙Sが挿入可能な形状(第1の形状)を用紙挿入可能形状という。
次に、このような構成を有するレシートプリンタ10の動作について説明する。
レシートプリンタ10の制御部11は、商品情報処理装置1から印刷開始命令を受け取るとレシート排出処理を開始する。上述したように、レシートに印刷すべき印刷データは、記憶部13に格納される。以下、図10のフローチャートを参照してレシート排出処理を説明する。
制御部11は、レシート長が予め設定された閾値より大きいか判別する(ACT101)。このとき、制御部11は、記憶部13に格納されている印刷データに基づきレシート長を判別する。例えば、制御部11は、印刷行数と一行あたりの幅よりレシート長を判別する。
レシート長が予め設定された閾値より小さい場合(ACT101:No)、制御部11は、排出モード1を実行する(ACT102)。排出モード1は、用紙Sを挟持部17で挟持することなく排出口19から排出するモードである。図11は、排出モード1で用紙Sが排出される様子を示す図である。制御部11は、可動部172を回転させて挟持部17の形状を用紙直接排出形状(第2の形状)に変化させる。そして、搬送部14を制御して用紙Sを搬送しながら、印刷部15を制御して用紙Sに情報を印刷する。用紙Sは可動部172にガイドされて排出口19から直接排出される。
続いて、制御部11は、印刷が完了したか判別する(ACT103)。印刷が完了していない場合(ACT103:No)、制御部11は、ACT102に戻り、印刷動作と排出動作を継続する。印刷が完了している場合(ACT103:Yes)、制御部11は、カット部16を制御して用紙Sからレシートとなる部分を分離する。このとき、制御部11は、レシートがレシートプリンタ10の内部に落ちて紙詰まりの原因とならないように、パーシャルカットを行う。パーシャルカットは、図5(B)に示すように、用紙Sからレシートとなる部分を不完全に分離するカットである。レシートが短い場合、制御部11がパーシャルカットを行ったとしても、レシートが自重でちぎれ落ちる恐れはほとんどない。
図10のACT101に戻り、レシート長が予め設定された閾値より大きい場合(ACT101:Yes)、制御部11は、排出モード2を実行する(ACT105)。排出モード2は、用紙Sをループ状に撓ませて排出口19から排出するモードである。
図12は、排出モード2で用紙Sが排出される様子を示す図である。制御部11は、可動部172を回転させて挟持部17の形状を用紙挿入可能形状(第1の形状)に変化させる。制御部11は、搬送部14を制御して用紙Sを用紙挿入部PIに向けて搬送する。それに並行して、制御部11は、印刷部15を制御して用紙Sに情報を印刷する。そして、制御部11は、用紙Sの搬送を継続して用紙Sの先端部を用紙挿入部PIに挿入し、挟持部17に用紙の先端部を挟持させる。そして、制御部11は、用紙Sの先端部を挟持部17に挟持させた状態からさらに用紙Sを用紙挿入部PIに向けて搬送する。これにより、用紙Sはループ状に撓んで排出口19から排出される。このとき、制御部11は、用紙Sへの印刷と用紙Sの搬送とを排出モード1のときより高速にし、用紙Sを排出モード1のときより高速に排出してもよい。図13は、用紙Sがループ状に撓んだ状態で排出口19から排出された様子を示す図である。
なお、用紙搬送方向D2と用紙排出方向D1は、図6に示すように、異なる方向となっている。また、用紙挿入方向D3は、図8に示すように、用紙搬送方向D2に対して傾いており、その傾く方向は排出口19がある方向とは逆方向となっている。そのため、制御部11は、用紙Sの先端部が挟持部17で挟持された後、用紙Sの搬送を継続するだけで、スムーズに用紙Sをループ状に撓ませることができる。
また、印刷部15は、用紙Sの表裏二面のうち、用紙Sがループ状に撓んで排出口19から排出されたときに外面となる側に印刷するよう配置されている。図14は、レシートSrの外面側に情報が印刷されている様子を示す図である。本実施形態のレシートプリンタ10の場合、用紙Sは移動経路Pにある状態では装置前側が外面となる。そのため、印刷部15は、図4に示すように、移動経路Pの装置前側(図面の斜め右上側)にサーマルヘッド151が位置するよう配置されている。
なお、挟持部17は、用紙Sの移動経路Pの装置後側で用紙Sの先端部を挟持するよう構成されている。そのため、用紙Sがループ状に撓んで排出口19から排出されたときに、レシートSrの後端Erは図14に示すように装置前側に位置する。
図10に戻り、制御部11は、印刷が完了したか判別する(ACT106)。印刷が完了していない場合(ACT106:No)、制御部11は、ACT105に戻り、印刷動作と排出動作を継続する。印刷が完了している場合(ACT106:Yes)、制御部11は、カット部16を制御して用紙Sからレシートとなる部分を分離する。このとき、制御部11は、レシートの後端が美しくカットされるように、フルカットを行う(ACT107)。フルカットは、図5(A)に示すように、用紙SからレシートSrとなる部分を完全に分離するカットである。
レシート部分の分離が完了したら、制御部11は、レシート排出処理を終了する。
本実施形態によれば、レシートプリンタ10は、少なくともレシート長が予め設定された長さより大きい場合には、排出口19の手前で用紙Sの先端部を挟持することにより、用紙Sをループ状に撓ませて排出口19から排出している。用紙Sの先端部が挟持されているので、レシートプリンタ10が用紙Sをフルカットしたとしても、レシートSrが排出口19から落下することはほとんどない。勿論、レシートプリンタ10が用紙Sをパーシャルカットしたとしても、レシートSrが排出口19から落下することはほとんどない。
また、レシートプリンタ10が用紙Sを先端部から高速排出した場合、用紙Sの先端部が勢いよくユーザに迫ることになるので、ユーザに不快感を与える恐れがある。しかしながら、レシートプリンタ10がレシートをループ状に撓ませて排出する場合、用紙Sが高速排出されたとしても、用紙Sの先端部が勢いよくユーザに迫ることはない。よって、レシートプリンタ10がレシートをループ状に撓ませて排出することにより、レシートプリンタ10はレシートを高速排出することが可能になる。排出時間が短縮するのでオペレータの精算処理時間の短縮が実現する。
一般的に、レシートが長い場合には、オペレータはレシートを軽く2つ折りにした状態で客に渡す。本実施形態のレシートプリンタ10は、レシートが長い場合には、レシートをループ状に撓ませて排出口19から排出する。そのため、オペレータはループ状のレシートの中腹を前方、後方から挟んで排出口19から引き抜くだけで、長いレシートを容易に2つ折りの状態にできる。このとき、オペレータは2つ折りの状態のレシートをさらに2つ折りにして4つ折りとしてもよい。レシートを2つ折り、4つ折りにするのにあまり時間がかからなくなるので、オペレータの精算処理の向上が期待できる。
また、レシート長が予め設定された長さより小さく、挟持部17が用紙Sの先端部を挟持しない場合には、これまで通り、レシートプリンタ10はシートSをパーシャルカットする。そのため、レシートが排出口19から落下することはほとんどない。しかも、レシート長が予め設定された長さより小さい場合には、レシートプリンタ10はレシートSrを挟持部17で挟持することなく排出口19から排出する。そのため、短いレシートがループ状に撓むことにより、オペレータがレシートを取りにくくなるという事態は発生しない。
レシートプリンタ10がパーシャルカットを行った場合、オペレータはレシートを排出口19から取り出すためには、非カット部NCを引きちぎらなければならない。この場合、非カット部NCの部分が粗くなるので、レシートの後端Erは美しくない状態となる。しかしながら、本実施形態のレシートプリンタ10は、用紙Sの先端部が挟持部17によって挟持された場合には、用紙Sをフルカットしている。そのため、少なくとも用紙Sの先端部が挟持部17によって挟持された場合には、レシートの後端Erは真っ直ぐで美しい状態となる。
また、レシートプリンタ10の印刷部15は、用紙Sの表裏二面のうち、用紙Sがループ状に撓んで排出口19から排出されたときに外面となる側に印刷するよう配置されている。そのため、オペレータはレシートに印刷された情報をレシートが排出口19にある状態のまま視認できる。
また、レシートプリンタ10の挟持部17は、用紙Sがループ状に撓んで排出口19から排出されたときに、レシートの後端部Erが装置前側に位置するよう配置されている。多くの場合、合計金額(購入金額)、預かり金額、つり銭の額はレシートの最後の方に印刷される。そのため、レシートの後端部Erが装置前側に位置することにより、オペレータはレシートが排出口19にある状態のまま、レシートに印刷された合計金額等を確認できる。
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、弾性体18は、固定部171(第1の部位)に固定され、固定部171を可動部172(第2の部位)に向け付勢するものとした。しかし、弾性体18は、可動部172(第2の部位)に固定され、可動部172を固定部171(第1の部位)に向け付勢してもよい。また、第1の部位或いは第2の部位を他方の部位に向けて付勢する付勢手段は弾性体に限定されない。例えば、可動部172を回転させるモーターを付勢手段とみなしてもよい。また、付勢手段は第1の部位と第2の部位の双方に取り付けられていてもよい。勿論、付勢手段は第1の部位と第2の部位のいずれにも取り付けられていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、第1の部位と第2の部位のいずれか一方が固定部、他方が可動部であるものしたが、双方が可動部であってもよい。挟持部17は、第1の部位と第2の部位が動作して、その形状を用紙挿入可能形状(第1の形状)から用紙直接排出形状(第2の形状)に、用紙直接排出形状から用紙挿入可能形状に変化してもよい。勿論、第1の部位と第2の部位は双方が固定部であってもよい。このとき、挟持部17は形状の変化ができなくてもよい。挟持部17は、単に、第1の部位と第2の部位とで用紙挿入部PI(鋭角部分)を形成するだけであってもよい。
また、上述の実施形態では、レシートプリンタ10は、用紙Sの先端部が挟持部17によって挟持された場合には、用紙Sをフルカットするものとした。しかしながら、レシートプリンタ10は、用紙Sの先端部が挟持部17によって挟持された場合にも用紙Sをパーシャルカットしてもよい。
また、上述の実施形態では、レシートプリンタ10は、レシート長が予め設定された閾値より小さい場合には、挟持部17に用紙Sの先端部を挟持させず、レシートSrを排出口19に直接排出するものとした。しかし、レシートプリンタ10は、レシート長が予め設定された閾値より小さい場合にも、挟持部17に用紙Sの先端部を挟持させることにより、用紙Sをループ状に撓ませて排出口19から排出してもよい。
また、上述の実施形態では、排出口19は上向きに開口しているものとしたが、排出口19は必ずしも上向きに開口していなくてもよい。例えば、排出口19は水平方向に開口していてもよい。
また、上述の実施形態では、印刷部15はサーマル方式のプリントユニットであるものとしたが、印刷部15はサーマル方式のプリントユニットに限定されない。例えば、印刷部15は、ドットインパクト方式、インクジェット方式、或いは電子写真方式のプリントユニットであってもよい。
また、上述の実施形態では、レシートプリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されるものとしたが、レシートプリンタ10は商品情報処理装置1に外付できるよう構成されていてもよい。例えば、レシートプリンタ10はUSB(Universal Serial Bus)等の接続インタフェースを備え、USBケーブル等の通信ケーブルで商品情報処理装置1に接続できるよう構成されていてもよい。
また、レシートプリンタ10は、ユーザインタフェースを備え、商品情報処理装置1から独立して単体で動作できるよう構成されていてもよい。また、レシートプリンタ10は、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータの指示に基づいて動作するよう構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、商品情報処理装置1はレシートプリンタ10が固定或いは内蔵されるものとした。しかし、商品情報処理装置1は、レシートプリンタ10を介することなく、直接、レシートを発行するよう構成されていてもよい。例えば、商品情報処理装置1は、制御部(排出制御手段)11と、通信インタフェース12と、記憶部13と、搬送部14と、印刷部15と、カット部16と、挟持部17と、弾性体(付勢手段)18と、排出口19と、を備えていてもよい。制御部11は商品情報処理装置1の各部を制御する制御装置(例えば、プロセッサ)と共通であってもよい。
また、上述の実施形態では、商品情報処理装置1は、POS端末であるものとしたが、商品情報処理装置1はPOS端末に限定されない。例えば、商品情報処理装置1は、ネットワーク接続機能を持たない単体動作型のキャッシュレジスターであってもよい。
また、上述の実施形態では、レシートプリンタ10はPOS端末或いは単体動作型のキャッシュレジスターに設置されるものとしたが、レシートプリンタ10が設置される装置は、自動販売機等、他の装置であってもよい。
本実施形態に係るレシートプリンタ10或いは商品情報処理装置1を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムによって実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。このとき、制御装置は、レシートプリンタ10或いは商品情報処理装置1に内部されたコンピュータ(プロセッサ)であってもよいし、レシートプリンタ10或いは商品情報処理装置1を外部から制御するコンピュータであってもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述の実施形態は以下の付記のようにも記載され得る。もちろん、上述の実施形態は、以下の付記のみに限定されるものではない。
(付記1)
レシートを排出する排出口と、
前記レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、
前記排出口の前記用紙の排出方向上流側で前記用紙を挟持する挟持部と、
前記搬送部を制御して前記用紙を前記排出口から排出する排出制御手段と、を備え、
前記挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、前記用紙挿入部に前記用紙が挿入された場合には前記第1、第2の部位で前記用紙を挟持し、
前記搬送部は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送可能に構成されており、前記用紙が前記用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、前記排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっており、
前記排出制御手段は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送することにより前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させた状態からさらに前記用紙を前記用紙挿入部に向けて搬送することにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出する、
レシートプリンタ。
レシートを排出する排出口と、
前記レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、
前記排出口の前記用紙の排出方向上流側で前記用紙を挟持する挟持部と、
前記搬送部を制御して前記用紙を前記排出口から排出する排出制御手段と、を備え、
前記挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、前記用紙挿入部に前記用紙が挿入された場合には前記第1、第2の部位で前記用紙を挟持し、
前記搬送部は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送可能に構成されており、前記用紙が前記用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、前記排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっており、
前記排出制御手段は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送することにより前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させた状態からさらに前記用紙を前記用紙挿入部に向けて搬送することにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出する、
レシートプリンタ。
(付記2)
前記用紙挿入部は、前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される鋭角部分であり、
前記搬送部は、前記鋭角部分に向けて前記用紙を搬送する、
付記1に記載のレシートプリンタ。
前記用紙挿入部は、前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される鋭角部分であり、
前記搬送部は、前記鋭角部分に向けて前記用紙を搬送する、
付記1に記載のレシートプリンタ。
(付記3)
前記用紙搬送方向に対する前記用紙排出方向の角度である用紙排出角は90°より大きい、
付記1又は2に記載のレシートプリンタ。
前記用紙搬送方向に対する前記用紙排出方向の角度である用紙排出角は90°より大きい、
付記1又は2に記載のレシートプリンタ。
(付記4)
前記用紙が前記用紙挿入部に挿入される方向である用紙挿入方向は、前記用紙搬送方向に対して傾いており、その傾く方向は前記排出口がある方向とは逆方向となっている、
付記1乃至3のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
前記用紙が前記用紙挿入部に挿入される方向である用紙挿入方向は、前記用紙搬送方向に対して傾いており、その傾く方向は前記排出口がある方向とは逆方向となっている、
付記1乃至3のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
(付記5)
前記第1の部位と前記第2の部位の少なくとも一方を他方の部位に向けて付勢する付勢手段を備える、
付記1乃至4のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
前記第1の部位と前記第2の部位の少なくとも一方を他方の部位に向けて付勢する付勢手段を備える、
付記1乃至4のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
(付記6)
前記第1の部位と前記第2の部位の少なくとも一方は、前記挟持部の形状を、前記用紙が挿入可能な第1の形状と、前記用紙を挿入させることなく、前記排出口に向けてガイドする第2の形状と、に変化させる可動部である、
付記1乃至5のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
前記第1の部位と前記第2の部位の少なくとも一方は、前記挟持部の形状を、前記用紙が挿入可能な第1の形状と、前記用紙を挿入させることなく、前記排出口に向けてガイドする第2の形状と、に変化させる可動部である、
付記1乃至5のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
(付記7)
前記排出制御手段は、
前記レシートの長さが予め設定された長さより大きい場合には、前記挟持部の形状を前記第1の形状に変化させて前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出し、
前記レシートの長さが予め設定された長さより小さい場合には、前記挟持部の形状を前記第2の形状に変化させることにより、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく前記排出口から排出する、
付記6に記載のレシートプリンタ。
前記排出制御手段は、
前記レシートの長さが予め設定された長さより大きい場合には、前記挟持部の形状を前記第1の形状に変化させて前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出し、
前記レシートの長さが予め設定された長さより小さい場合には、前記挟持部の形状を前記第2の形状に変化させることにより、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく前記排出口から排出する、
付記6に記載のレシートプリンタ。
(付記8)
前記排出制御手段は、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させて前記排出口から排出する場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく前記用紙を前記排出口から排出する場合より、高速に用紙を排出する、
付記7に記載のレシートプリンタ。
前記排出制御手段は、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させて前記排出口から排出する場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく前記用紙を前記排出口から排出する場合より、高速に用紙を排出する、
付記7に記載のレシートプリンタ。
(付記9)
前記用紙から前記レシートとなる部分を完全に分離するフルカットを行うカット部を備える、
付記1乃至8のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
前記用紙から前記レシートとなる部分を完全に分離するフルカットを行うカット部を備える、
付記1乃至8のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
(付記10)
前記用紙から前記レシートとなる部分を分離するためのカット部を備え、
前記排出制御手段は、
前記レシートの長さが予め設定された長さより大きい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙から前記レシートとなる部分を完全に分離するフルカットを行い、
前記レシートの長さが予め設定された長さより小さい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく、前記用紙から前記レシートとなる部分を不完全に分離するパーシャルカットを行う、
付記7又は8に記載のレシートプリンタ。
前記用紙から前記レシートとなる部分を分離するためのカット部を備え、
前記排出制御手段は、
前記レシートの長さが予め設定された長さより大きい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙から前記レシートとなる部分を完全に分離するフルカットを行い、
前記レシートの長さが予め設定された長さより小さい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく、前記用紙から前記レシートとなる部分を不完全に分離するパーシャルカットを行う、
付記7又は8に記載のレシートプリンタ。
(付記11)
前記用紙に情報を印刷する印刷部を備え、
前記印刷部は、前記用紙の表裏二面のうち、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに外面となる側に印刷する、
付記1乃至10のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
前記用紙に情報を印刷する印刷部を備え、
前記印刷部は、前記用紙の表裏二面のうち、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに外面となる側に印刷する、
付記1乃至10のいずれか1つに記載のレシートプリンタ。
(付記12)
前記挟持部および前記搬送部は、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに、前記レシートの後端部が装置前側に位置するよう配置されている、
付記11に記載のレシートプリンタ。
前記挟持部および前記搬送部は、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに、前記レシートの後端部が装置前側に位置するよう配置されている、
付記11に記載のレシートプリンタ。
(付記13)
レシートを排出する排出口と、
前記レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、
前記排出口の前記用紙の排出方向上流側で前記用紙を挟持する挟持部と、
前記搬送部を制御して前記用紙を前記排出口から排出する排出制御手段と、を備え、
前記挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、前記用紙挿入部に前記用紙が挿入された場合には前記第1、第2の部位で前記用紙を挟持し、
前記搬送部は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送可能に構成されており、前記用紙が前記用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、前記排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっており、
前記排出制御手段は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送することにより前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させた状態からさらに前記用紙を前記用紙挿入部に向けて搬送することにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出する、
商品情報処理装置。
レシートを排出する排出口と、
前記レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、
前記排出口の前記用紙の排出方向上流側で前記用紙を挟持する挟持部と、
前記搬送部を制御して前記用紙を前記排出口から排出する排出制御手段と、を備え、
前記挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、前記用紙挿入部に前記用紙が挿入された場合には前記第1、第2の部位で前記用紙を挟持し、
前記搬送部は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送可能に構成されており、前記用紙が前記用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、前記排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっており、
前記排出制御手段は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送することにより前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させた状態からさらに前記用紙を前記用紙挿入部に向けて搬送することにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出する、
商品情報処理装置。
1…商品情報処理装置
10…レシートプリンタ
11…制御部
12…通信インタフェース
13…記憶部
14…搬送部
15…印刷部
151…サーマルヘッド
152…プラテンローラ
16…カット部
17…挟持部
171…固定部
172…可動部
172a…回転軸
18…弾性体
19…排出口
D1…用紙排出方向
D2…用紙搬送方向
D3…用紙挿入方向
P…移動経路
PI…用紙挿入部
PR…ロール紙
r1…用紙排出角
S…用紙
Sr…レシート
10…レシートプリンタ
11…制御部
12…通信インタフェース
13…記憶部
14…搬送部
15…印刷部
151…サーマルヘッド
152…プラテンローラ
16…カット部
17…挟持部
171…固定部
172…可動部
172a…回転軸
18…弾性体
19…排出口
D1…用紙排出方向
D2…用紙搬送方向
D3…用紙挿入方向
P…移動経路
PI…用紙挿入部
PR…ロール紙
r1…用紙排出角
S…用紙
Sr…レシート
Claims (5)
- レシートを排出する排出口と、
前記レシートとなる用紙を搬送する搬送部と、
前記排出口の前記用紙の排出方向上流側で前記用紙を挟持する挟持部と、
前記搬送部を制御して前記用紙を前記排出口から排出する排出制御手段と、を備え、
前記挟持部は、用紙挿入部を形成する第1、第2の部位を備え、前記用紙挿入部に前記用紙が挿入された場合には前記第1、第2の部位で前記用紙を挟持し、
前記搬送部は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送可能に構成されており、前記用紙が前記用紙挿入部に向う方向である用紙搬送方向は、前記排出口から用紙が排出される方向である用紙排出方向とは異なっており、
前記排出制御手段は、前記用紙挿入部に向けて前記用紙を搬送することにより前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させた状態からさらに前記用紙を前記用紙挿入部に向けて搬送することにより、前記用紙をループ状に撓ませて前記排出口から排出する、
レシートプリンタ。 - 前記用紙搬送方向に対する前記用紙排出方向の角度である用紙排出角は90°より大きく、
前記用紙が前記用紙挿入部に挿入される方向である用紙挿入方向は、前記用紙搬送方向に対して傾いており、その傾く方向は前記排出口がある方向とは逆方向となっている、
請求項1に記載のレシートプリンタ。 - 前記第1の部位と前記第2の部位の少なくとも一方は、前記挟持部の形状を、前記用紙が挿入可能な第1の形状と、前記用紙を挿入させることなく、前記排出口に向けてガイドする第2の形状と、に変化させる可動部である、
請求項1又は2に記載のレシートプリンタ。 - 前記用紙から前記レシートとなる部分を分離するためのカット部を備え、
前記排出制御手段は、
前記レシートの長さが予め設定された長さより大きい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させるとともに、前記用紙から前記レシートとなる部分を完全に分離するフルカットを行い、
前記レシートの長さが予め設定された長さより小さい場合には、前記用紙の先端部を前記挟持部に挟持させることなく、前記用紙から前記レシートとなる部分を不完全に分離するパーシャルカットを行う、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレシートプリンタ。 - 前記用紙に情報を印刷する印刷部を備え、
前記印刷部は、前記用紙の表裏二面のうち、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに外面となる側に印刷し、
前記挟持部および前記搬送部は、前記用紙がループ状に撓んで前記排出口から排出されたときに、前記レシートの後端部が装置前側に位置するよう配置されている、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレシートプリンタ。
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