JP2017209425A - 化粧料容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造により、部品点数を減らし、化粧料容器の重量の削減及び製造コストの低減を図る。【解決手段】一方に棒状化粧料5を保持する芯チャック2cを、カートリッジ2の進退孔2bと保持部2dとの共回りを規制し、中間筒3の固持される塗布体4aの径大部4dの連結部4eとカートリッジ筒2aの進退孔2b内に保持されるネジ筒2fの連結部2hとの嵌合を介して、中間筒3の回転をネジ筒2fに伝達させることによって進退自在とするので、化粧料容器の部品点数を減らすことにより化粧料容器の重量の削減及び製造コストを低減することができるものである。【選択図】図1
Description
本願発明は、ポイントメイクアップにおいて、組み合わせて使用される、例えばアイブロー、アイライナー、アイシャドウ、又は口紅等の棒状化粧料、及び液状或いは粉状化粧料を一体に収納してなる化粧料容器に関する。
近年、例えば目については、アイブロウ、アイシャドウ又はアイライナー等、唇については、口紅、リップライナー等のベース又は棒状化粧料において、カラーパウダー、ラメパウダー又はグリッター等の液状或いは粉状化粧料を組み合わせるポイントメイクアップが一般的に行われている。
しかしながら、上記ポイントメイクアップにおいては、ベース又は棒状化粧料の他に、液状或いは粉状化粧料を同時に使用するものであり、特に、外出時等のように持ち物が制限される場合には、複数の化粧料容器を携帯することは非常に煩雑なものである。
また、複数の化粧料容器を収納していても、収納した複数の化粧料容器の中から希望の化粧料容器を探し出すことは困難なものとなってしまう。
そこで、1つの化粧料容器において、中継具の内部を仕切り部によって、互いに同軸的に形成された前部腔部と後部腔部とに分割し、当該前部腔部には棒状化粧材を先筒の先端側の開口孔より進退させる棒状化粧材繰出容器を具え、当該後部腔部にはその内周面に設ける雌ねじに螺合する雄ねじを有する容器を具える化粧料容器が提案されている(特許文献1参照)。
そのため、一つの化粧料容器において、複数の化粧料を収納できるので、外出時等の携帯は容易になるとともに、化粧直し等の作業を行う場合にも、目的とする液状或いは粉状化粧料を収容する化粧料容器を容易に見つけ出せるので、使用者にとっては非常に便利である。
しかしながら、上記化粧料容器を構成する部材のうち中継具は、その内部が仕切り部によって棒状化粧料繰出容器となる上部腔部と容器となる下部腔部とに分割形成されているので、例えば棒状化粧料繰出容器と容器との部材の一部を共用して部品点数を削減することはできないものである。その結果、棒状化粧料繰出容器と容器とからなる化粧料容器の部品点数を削減できないので、化粧料容器の重量の増大とともに、製造コストの上昇をも招いてしまう恐れがある。
そこで、部品の一部共用化により部品点数を減らすことで、棒状化粧料、及び液状或いは粉状化粧料を一体に収納してなる化粧料容器の重量を削減するとともに、製造コストの低減を図るようにするものである。
第1の特徴として、
カートリッジ、中間筒、及び塗布容器とから構成され、
該カートリッジは、その内部に長手方向両端を連通する進退孔を穿設するカートリッジ筒と、前記進退孔内において進退自在に保持され、一方に棒状化粧料を保持する保持部を形成し、他方の外周面に雄ネジ部を突設する芯チャックと、前記進退孔内に、進退不能であって、且つカートリッジ筒に対して回転可能となるように保持され、その内周面に雌ネジ部を螺設するとともに他方に連結部を形成するネジ筒とからなり、
該中間筒は、その内部において、一方にカートリッジを、他方に塗布体の径大部及び容器を固持する長手方向両端を連通する中空の筒状空間を形成し、
該塗布容器は、塗布体軸の一方に塗布部を、他方に連結部を有する径大部を形成する塗布体と、該中間筒内に着脱自在に固持され、その内部に塗布部とともに、液状或いは粉状化粧料を収容する容器とからなるものであって、
該カートリッジ筒と中間筒とは、一方が他方に対して回転可能となるように一体とし、
該ネジ筒の内周面に螺設される雌ネジ部と、芯チャックの外周面に突設される雄ネジ部とを螺合し、
該ネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部とを嵌合させて一体にするものとした上で、
中間筒の回転によって、ネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部との嵌合を介してカートリッジ筒の進退孔内に保持されるネジ筒を回転させて芯チャックを進退自在とさせる進退機構、及び前記進退孔に対して芯チャックが回転不能とさせる回り止め機構を内装するものである。
そのため、棒状化粧料の塗布作業において、棒状化粧料をカートリッジより突出させようとする場合には、カートリッジ筒を把持しながら中間筒を回転させることで、芯チャックは、該カートリッジ筒内の進退孔内において回り止め機構による回転の規制を受けながら、中間筒内に固持される塗布体の径大部に形成される連結部と、カートリッジ筒の進退孔内において進退不能であって、カートリッジ筒に対して回転可能となるように内装されるネジ筒の連結部とが一体となって回転可能となるように嵌合することでネジ筒を回転させる進退機構によって前進するものとなる。その結果、芯チャックの一方に形成された保持部に保持される棒状化粧料をカートリッジ筒の進退孔の開口部より突出させることができるものとなる。
一方、棒状化粧料をカートリッジ内に没入させようとする場合には、カートリッジ筒を把持しながら中間筒を逆回転させることで、芯チャックは、該カートリッジ内の進退孔内において回り止め機構による回転の規制を受けながら、中間筒内に固持される塗布体の径大部に形成される連結部と、カートリッジ筒の進退孔内において進退不能であって、カートリッジ筒に対して回転可能となるように内装されるネジ筒の連結部とが一体となって回転可能となるように嵌合することでネジ筒を回転させる進退機構によって後退するものとなる。その結果、芯チャックの一方に形成された保持部に保持される棒状化粧料をカートリッジ筒の進退孔の開口部より没入させることができるものとなる。
また、液状或いは粉状化粧料を塗布する場合には、中間筒内の雌ネジ部と容器の開口部の雄ネジ部との螺合を解くことによって、中間筒に固持される容器は離脱するものとなる。その結果、中間筒内には一方に塗布部を具える塗布体が固持されているので、該塗布部によって容器内の液状或いは粉状化粧料を塗布することができるものとなる。
なお、中間筒と、該中間筒の一方に嵌合固持されているカートリッジとのアンダーカット嵌合の強度を調整することで、本願発明のように脱着交換が可能であるカートリッジ方式としても良く、また脱着不能である使い捨て方式としても良いものである。
第1の特徴を踏まえて、第2の特徴として、
上記カートリッジ筒の進退孔内において内装する回り止め機構を、
棒状化粧料を保持する芯チャックに一体に形成される保持部、及び該芯チャックが進退するカートリッジ筒の進退孔における横断面形状を略同一の非円形形状としてなるものである。
そのため、中間筒の回転に合わせて、中間筒内に固持される塗布体の径大部に形成される連結部と嵌合する連結部を形成するネジ筒は回転するが、棒状化粧料を保持する芯チャックに一体に形成される保持部はカートリッジ筒の進退孔内で回転することができなくなる。その結果、該ネジ筒に螺合する芯チャックは共回りすることなく進退孔内を進退するものとなるので、該芯チャックの保持部に保持される棒状化粧料はカートリッジ筒の進退孔の開口部より出没させることができるものとなる。
第1の特徴又は第2の特徴を踏まえて、第3の特徴として、
上記中間筒内で一体となって回転可能となるように嵌合するネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部とをローレット嵌合とするとともに、該ネジ筒の連結部と塗布体における径大部の連結部とにおいて、どちらか一方を他方に対して弾性を以て嵌合させてなる。
そのため、棒状化粧料をカートリッジ筒の進退孔の開口部より出没させるにあたって、中間筒を回転させた場合には、該中間筒内に固持される塗布体における径大部に一体に形成された連結部とネジ筒の他方に形成される連結部とが弾性を以て一体となって回転可能となるように嵌合しているので、中間筒の回転は該連結部同士に嵌合及びネジ筒を介して芯チャックに対して円滑に伝達され、芯チャックを進退孔内で進退自在にすることができるものである。
ところが、中間筒の回転が過剰になった場合には、該塗布体の径大部に形成される連結部とネジ筒の他方に形成される連結部との嵌合が弾性を以て解離することで一時的に解消されるものとなる。その結果、塗布体における径大部の連結部とネジ筒の連結部とのうち、どちらか一方が他方に対して空転することになるので、連結部同士の破損を防止することができるものとなる。
第1の特徴乃至第3の特徴を踏まえて、第4の特徴として、
上記芯チャックの保持部に保持される棒状化粧料の横断面形状を、該保持部の横断面形状と略同一の非円形形状とするものである。
そのため、棒状化粧料がカートリッジ筒の進退孔に対して出没する際には、芯チャックの保持部に保持された棒状化粧料が該進退孔の開口部によってその側面が保持されつつ案内されるので、棒状化粧料の出没は円滑に行うことができるようになる。
特に、棒状化粧料をカートリッジ筒の進退孔より突出させて塗布しようとする場合には、進退孔の開口部によってその側面が支持されて安定するものとなる。その結果、塗布に際して棒状化粧料に大きな負荷が加わっても、棒状化粧料の破損や揺動を防止するので、簡易且つ正確に棒状化粧料の塗布作業を行うことができるものである。
本願発明は、化粧料容器内に内装される進退機構を、中間筒内に固持される塗布体の径大部に形成された連結部と、カートリッジ筒内の進退孔内に内装されるネジ筒の連結部とを嵌合させるとともに、該ネジ筒の雌ネジ部に対して芯チャックの外周面に形成する雄ネジ部を螺合するものとし、また回り止め機構を、芯チャックの保持部及び進退孔の横断面形状を略同一の非円形形状として部品点数を減らすことで、化粧料容器の重量を削減するとともに、化粧料容器の製造コストの低減を図ることができる優れた効果を有するものである。
中間筒の回転によって芯チャックをカートリッジ筒の進退孔内を進退自在とすることで、該進退孔の開口部より芯チャックの一方に形成される保持部に保持された棒状化粧料を出没自在にしてなるものである。
図1乃至図6において示すのは、本願発明の実施例である化粧料容器1であり、該化粧料容器1は、棒状化粧料が出没自在となるカートリッジ2、中間筒3、塗布容器4とから構成されるものである。
ここで、該カートリッジ2は、その内部に長手方向両端を連通する進退孔2bを穿設するカートリッジ筒2aと、前記進退孔2b内において進退自在に保持され、一方に棒状化粧料5を保持する保持部2dを形成し、他方の外周面に雄ネジ部2eを突設する芯チャック2cと、前記進退孔2b内に、進退不能であって、且つカートリッジ筒2aに対してOリング2iの摩擦に抗して回転可能となるように保持され、その内周面に雌ネジ部2gを螺設するとともに他方に連結部2hを形成するネジ筒2fとからなるものである。
該中間筒3は、その内部において、一方にカートリッジ2を、他方に、後述する塗布体4aの径大部4d及び液状或いは粉状化粧料を収容する容器4fからなる塗布容器4を固持する長手方向両端を連通する中空の筒状空間3aを形成してなるものである。
該塗布容器4は、塗布体軸4bの一方に塗布部4cを、他方に連結部4eを有する径大部4dを形成する塗布体4aと、該中間筒3の雌ネジ部3bに螺合し、シゴキ4hを内装する開口部4g外周面の雄ネジ部4iによって着脱自在に固持され、その内部に塗布部4cとともに、液状或いは粉状化粧料6を収容する容器4fとからなるものである。
ここで、前記径大部4dの連結部4eは、前記ネジ筒2fの連結部2hと一体となって回転可能となるように嵌合し、しかも弾性を以て径方向に伸縮可能となる様にスリット4jが形成されており、さらに前記径大部4dの連結部4eは、ネジ筒2fの連結部2hの内周面が鋭角の連続する谷状となっているのに対して、内周面を凸曲面が連続するものとなっているので、中間筒3の過剰な回転で、互いに一体となっている連結部4e、2h同士の嵌合が解離して解消された際には、ネジ筒2fの連結部2hの鋭角の頂点が径大部4dの連結部4eの表面を円滑に接触しながら空転するものとなり、より確実に連結部4e、2h同士の破損を防止できるとともに、中間筒3の過剰な回転が中止されれば、迅速、且つ確実にネジ筒2fの連結部2hの鋭角の頂点は径大部4dの連結部4eの表面に案内されて連結部4eと嵌合して一体となるものである。
その上で、中間筒3の回転によって、カートリッジ筒2aの進退孔2b内において芯チャック2cを進退自在としてなる進退機構Aは次のようになっているものである。すなわち、中間筒3内に固持される塗布体4aの径大部4dに形成される連結部4eと、進退孔2b内に保持されるネジ筒2fの連結部2hとがスリット4jによる弾性を以て一体となって回転可能となるように嵌合している。さらに、該ネジ筒2fの内周面に螺設される雌ネジ部2gに対して、芯チャック2cの他方の外周面に突設される雄ネジ部2eが螺合しているものである。そのため、中間筒3の回転は、塗布体4aの径大部4dの連結部4eとネジ筒2fの連結部2hとの嵌合を介してネジ筒2fを回転させるので、該ネジ筒2fの内周面に螺設される雌ネジ部2gに螺合する雄ネジ部2eを突設する芯チャック2cは、後述の回り止め機構Bによる共回りの規制を受けながらカートリッジ筒2aの進退孔2b内で進退することができるものとなる。
さらに、カートリッジ筒2aの進退孔2b内において保持されるネジ筒2fの回転に対して芯チャック2cの共回りを規制する回り止め機構Bは次のようになっているものである。すなわち、カートリッジ筒2aの進退孔2b内において棒状化粧料5を保持する芯チャック2cに形成される保持部2d、及び該芯チャック2cが進退するカートリッジ筒2aの進退孔2bにおける横断面形状を略同一の非円形形状、例えば楕円形形状とするもので、芯チャック2cは前記進退孔2bに対して共回りすることが規制されるものとなる。
本願発明の実施例である化粧料容器1において、まず棒状化粧料5を塗布しようとする場合には次のようにするものである。
まず、棒状化粧料5をカートリッジ2より突出させようとする場合には、カートリッジ筒2aを把持しながら中間筒3を回転させることによって進退機構Aを作動させるものである。すなわち、中間筒3内に固持される塗布体4aの径大部4dに形成される連結部4eと、進退孔2b内に進退不能であって、且つカートリッジ筒2に対して回転可能となるように保持され、その連結部2hが嵌合しているネジ筒2fは回転するものとなる。そして、該ネジ筒2fの回転によって芯チャック2cは共回りしようとするが、該芯チャック2cは、その保持部2dが進退孔2b内で回り止め機構Bによって共回りの規制を受けるので、進退孔2b内を前進するものとなる。その結果、芯チャック2cの一方に形成された保持部2dに保持される棒状化粧料5はカートリッジ筒2aの進退孔2bの開口部2b’より突出させることができるものとなる。
一方、棒状化粧料5をカートリッジ2内に没入させようとする場合には、カートリッジ筒2aを把持しながら中間筒3を逆回転させることにより、進退機構Aを作動させるものである。すなわち、芯チャック2cは、該カートリッジ筒2a内の進退孔2b内において回り止め機構Bによるネジ筒2fとの共回りの規制を受けながら、前記ネジ筒2fの逆回転によって後退するものとなる。その結果、芯チャック2cの一方に形成された保持部2dに保持される棒状化粧料5はカートリッジ筒2aの進退孔2bの開口部2b’より没入させることができるものとなる。
なお、棒状化粧料5をカートリッジ2に対して出没させるにあたって、中間筒3を正方向又は逆方向に過剰に回転させると、互いに嵌合して一体となる塗布体4aの径大部4dに形成される連結部4eと、進退孔2b内に保持されるネジ筒2fの連結部2hとの間に過剰な応力が加わるものとなる。その結果、互いにスリット4jの弾性を以て嵌合している両連結部4e、2hのうち、塗布体4aの径大部4dに形成される連結部4eに有するスリット4jが該スリット4jと直交する径方向に収縮するので、連結部4e、2h同士の嵌合が解消し、径大部4dに形成される連結部4eがネジ筒2fの連結部2hに対して空転し、両連結部4e、2hの破損を防止することができるものとなる。
そして、容器4f内に収容される液状或いは粉状化粧料6を塗布する場合には、中間筒3内の雌ネジ部3bと容器4fの開口部4gの雄ネジ部4iとの螺合を解くことによって、容器4fは中間筒3より離脱するものとなる。その結果、中間筒3内には先端に塗布部4cを具える塗布体4aが固持されているので、開口部4gに内装されるシゴキ4hにより適量の化粧料6が付着している該塗布部4cによって容器4f内の液状或いは粉状化粧料6を塗布することができるものとなる。
1 化粧料容器
2 カートリッジ
2a カートリッジ筒
2b 進退孔
2b’ 開口部
2c 芯チャック
2d 保持部
2e 雄ネジ部
2f ネジ筒
2g 雌ネジ部
2h 連結部
2i Oリング
3 中間筒
3a 筒状空間
3b 雌ネジ部
4 塗布容器
4a 塗布体
4b 塗布体軸
4c 塗布部
4d 径大部
4e 連結部
4f 容器
4g 開口部
4h シゴキ
4i 雄ネジ部
4j スリット
5 棒状化粧料
6 液状或いは粉状化粧料
A 進退機構
B 回り止め機構
Claims (4)
-
カートリッジ、中間筒、及び塗布容器とから構成され、
該カートリッジは、その内部に長手方向両端を連通する進退孔を穿設するカートリッジ筒と、前記進退孔内において進退自在に保持され、一方に棒状化粧料を保持する保持部を形成し、他方の外周面に雄ネジ部を突設する芯チャックと、前記進退孔内に、進退不能であって、且つカートリッジ筒に対して回転可能となるように保持され、その内周面に雌ネジ部を螺設するとともに他方に連結部を形成するネジ筒とからなり、
該中間筒は、その内部において、一方にカートリッジを、他方に塗布体の径大部及び容器を固持する長手方向両端を連通する中空の筒状空間を形成し、
該塗布容器は、塗布体軸の一方に塗布部を、他方に連結部を有する径大部を形成する塗布体と、該中間筒内に着脱自在に固持され、その内部に塗布部とともに、液状或いは粉状化粧料を収容する容器とからなるものであって、
該カートリッジ筒と中間筒とは、一方が他方に対して回転可能となるように一体とし、
該ネジ筒の内周面に螺設される雌ネジ部と、芯チャックの外周面に突設される雄ネジ部とを螺合し、
該ネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部とを嵌合させて一体にするものとした上で、
中間筒の回転によって、ネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部との嵌合を介してカートリッジ筒の進退孔内に保持されるネジ筒を回転させて芯チャックを進退自在とさせる進退機構、及び前記進退孔に対して芯チャックが回転不能とさせる回り止め機構を内装することを特徴とする化粧料容器。
-
上記カートリッジの進退孔内において内装する回り止め機構を、
棒状化粧料を保持する芯チャックに一体に形成される保持部、及び該芯チャックが進退するカートリッジ筒の進退孔における横断面形状を略同一の非円形形状としてなることを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
-
上記中間筒内で一体となって回転可能となるように嵌合するネジ筒の連結部と塗布体の径大部の連結部とをローレット嵌合とするとともに、該ネジ筒の連結部と塗布体における径大部の連結部とにおいて、どちらか一方を他方に対して弾性を以て嵌合させてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧料容器。
-
上記芯チャックの保持部に保持される棒状化粧料の横断面形状を、該保持部の横断面形状と略同一の非円形形状とすることを特徴とする請求項1乃至3のうち、いずれか1つに記載の化粧料容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016106501A JP2017209425A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2016106501A JP2017209425A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017209425A true JP2017209425A (ja) | 2017-11-30 |
Family
ID=60475890
Family Applications (1)
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JP2016106501A Pending JP2017209425A (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017209425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110367678A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-10-25 | 宁波杰立化妆品包装用品有限公司 | 一种极细眼线笔 |
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JPH1156460A (ja) * | 1997-08-11 | 1999-03-02 | Tokiwa:Kk | 化粧料塗布容器 |
JP2000350617A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Suzuno Kasei Kk | 化粧料容器 |
JP2007260070A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Tokiwa Corp | 棒状化粧料カートリッジ |
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-
2016
- 2016-05-27 JP JP2016106501A patent/JP2017209425A/ja active Pending
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