JP2017134926A - ガス遮断器 - Google Patents
ガス遮断器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017134926A JP2017134926A JP2016012108A JP2016012108A JP2017134926A JP 2017134926 A JP2017134926 A JP 2017134926A JP 2016012108 A JP2016012108 A JP 2016012108A JP 2016012108 A JP2016012108 A JP 2016012108A JP 2017134926 A JP2017134926 A JP 2017134926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- gas
- main conductor
- flow guide
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
Description
図1は、第一実施形態のガス遮断器100の軸方向の概略断面図である。なお、ここでいう「軸方向」とは、可動側主導体9を構成する円筒の中心軸の方向(図1における前後方向)をいい、以下特に指定しない限り「軸方向」という場合には同じ意味を表す。第一実施形態のガス遮断器100は、電力系統(高圧回路など)の途中に配置され、落雷などによって事故電流が発生したときに電力系統において電気的に切断することで、電力系統の通電を停止させるものである。図1に示すガス遮断器100は、パッファ形ガス遮断器である。
図5は、第二実施形態のガス遮断器200において、排気シャフト18に形成されたシャフト排気穴16近傍での径方向の概略断面図である。なお、ここでいう「径方向」とは、前記の「軸方向」に直交する方向(図5における上下方向)であり、以下特に指定しない限り「径方向」という場合には同義である。図5に示すガス遮断器200では、可動側主導体9の上下に形成された二つの排気穴10のそれぞれに対して絶縁ガスが導かれるように、二つのガス流ガイド41が備えられている。このことを換言すれば、ガス遮断器200では、径方向の断面視で、可動側主導体9や排気シャフト18の同心円において、同心円の一部を構成する大きさ(同心円の円周を分割した形状)のガス流ガイド14が設けられている。
図6は、第三実施形態のガス遮断器300において、ガス流ガイド41近傍での軸方向概略断面図である。図6では、図示の簡略化のために、絶縁ガス及び高温高圧ガスの流れを示す矢印の図示を省略している(以下同じである)。図6に示すガス遮断器300では、ガス流ガイド41の端部41aは外側に向くように屈曲している。そして、排気穴10の開口端10aが屈曲した端部41aによって覆われるように、ガス流ガイド41が形成されている。これにより、放圧弁34から放出されて流路42を通流する絶縁ガスは、排気穴10の開口端10a近傍で端部41aによって通流方向が変化し、開口端10aに絶縁ガスがより強く接触することになる。そのため、排気穴10の開口端10aをより効果的に冷却することができ、当該開口端10aを起点とする絶縁破壊が十分に防止され、対地絶縁性能がさらに向上する。
図7は、第四実施形態のガス遮断器400において、ガス流ガイド近傍41での軸方向概略断面図である。図7に示すB−B線及びC−C線については図9及び図10を参照しながら後記する。図7に示すガス遮断器400では、可動側主導体9に形成された排気穴10の開口端10aの全周囲を覆うようなガス流ガイド41が配置されている。
本発明のパッファ形ガス遮断器は上記した実施例に示した構造に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部材の形状や数、大きさ、構成などを適宜追加、変更、削除などして実施することができる。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施することもできる。
2 充填容器
5 可動主接触子(可動接触子)
6 固定主接触子(接触子)
7 可動側絶縁筒
8 固定側絶縁筒
9 可動側主導体
10 排気穴
10a 開口端
11 可動アーク接触子(可動接触子)
12 固定アーク接触子(接触子)
14 可動側引出し導体
15 引出し導体
16 シャフト排気穴
17 シリンダ
18 排気シャフト
19 熱パッファ室
31 アーク空間
32 機械パッファ室、
33 パッファピストン
34 放圧弁
35 可動側導体内周空間
36 孔
37 孔
41 ガス流ガイド
41a 端部
41b 端部
100,200,300,400 ガス遮断器
Claims (7)
- 消弧性を有する絶縁ガスの充填容器の内部に配置された絶縁筒によって支持固定されているとともに、電力系統に接続された可動側引出し導体に接続され、生じたアークによって昇温及び加圧された絶縁ガスとしての高温高圧ガスを排気するための排気穴を有する、円筒状の可動側主導体と、
当該可動側主導体の内部において前記可動側主導体の軸方向に移動可能に備えられ、前記高温高圧ガスを排気するためのシャフト排気穴を有する、中空状の排気シャフトと、
当該排気シャフトに連結され、前記排気シャフトの軸方向への操作力を出力する操作機構と、
前記排気シャフトに同軸に連結され、前記可動側主導体の内周面を軸方向に摺動可能なシリンダと、
前記可動側主導体の内部に固定されているとともに、前記可動側主導体の軸方向に開口しており、当該開口の内周面を前記排気シャフトが摺動可能になっているパッファピストンと、
当該パッファピストンからみて前記操作機構側に形成される可動側導体内周空間と、前記操作機構とは反対の側に形成される機械パッファ室とを連通する孔と、
前記操作機構によって前記排気シャフト及び前記シリンダが軸方向に移動することで前記機械パッファ室が圧縮されたときに、前記機械パッファ室の内部の前記絶縁ガスを前記可動側導体内周空間に放出する放圧弁と、
前記可動側導体内周空間の内部に固定され、当該放圧弁の開放によって前記可動側導体内周空間に放出された絶縁ガスを前記可動側主導体の内側面に沿って前記排気穴まで導くガス流ガイドと、
前記可動側引出し導体に電気的に接続された可動接触子と、
電力系統に接続された引出し導体に電気的に接続され、当該可動接触子と接離可能な接触子と、を備え、
前記ガス流ガイドの端部を、前記可動側主導体の外部から前記排気穴を通じて視認可能なように、前記ガス流ガイドが形成されていることを特徴とする、ガス遮断器。 - 前記ガス流ガイドの端部が前記排気穴を通じて前記可動側主導体の外部に向かうように屈曲しており、当該屈曲している端部によって前記排気穴の開口端が覆われており、
前記ガス流ガイドによって前記排気穴に導かれた絶縁ガスは、前記排気穴を通じて前記可動側主導体の外部に排気されるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のガス遮断器。 - 前記ガス流ガイドは、前記排気穴の部分における前記可動側主導体の径方向断面視で、前記可動側主導体の同心円の少なくとも一部を構成するように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のガス遮断器。
- 前記ガス流ガイドは、前記排気穴の部分における前記可動側主導体の径方向断面視で、前記可動側主導体の同心円の一部を構成するとともに、前記排気穴の周方向寸法と同じ周方向寸法になるように形成され、
前記可動側主導体の軸方向からみた左右端部が屈曲しており、
当該屈曲した端部が前記可動側主導体の内側面に固定されていることで、前記ガス流ガイドが前記可動側導体内周空間の内部に固定されていることを特徴とする、請求項3に記載のガス遮断器。 - 前記ガス流ガイドは、前記排気穴の部分における前記可動側主導体の径方向断面視で、前記可動側主導体の同心円の一部を構成するとともに、前記排気穴の周方向寸法よりも長い径方向寸法になるように形成され、
前記可動側主導体の軸方向からみた左右端部が屈曲しており、
当該屈曲した端部が前記可動側主導体の内側面に固定されていることで、前記ガス流ガイドが前記可動側導体内周空間の内部に固定されていることを特徴とする、請求項3に記載のガス遮断器。 - 前記ガス流ガイドは、平板又は湾曲した曲板を備えて構成され、当該平板又は湾曲した曲板の一部に開口部が形成されており、
当該開口部の位置と、前記可動側主導体の排気穴の位置とが一致するように、前記ガス流ガイドが備えられていることを特徴とする、請求項1に記載のガス遮断器。 - 前記ガス流ガイドに備えられる平板又は湾曲した曲板において、前記可動側主導体の軸方向からみた左右端部が屈曲しており、
当該屈曲した端部が前記可動側主導体の内側面に固定されていることで、前記ガス流ガイドが前記可動側導体内周空間の内部に固定されていることを特徴とする、請求項6に記載のガス遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016012108A JP6564331B2 (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016012108A JP6564331B2 (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | ガス遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017134926A true JP2017134926A (ja) | 2017-08-03 |
JP6564331B2 JP6564331B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=59502823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016012108A Active JP6564331B2 (ja) | 2016-01-26 | 2016-01-26 | ガス遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6564331B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019160546A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 株式会社日立製作所 | ガス遮断器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01313827A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-19 | Meidensha Corp | パッファ形ガス遮断器 |
JP2003141974A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | Toshiba Corp | ガス遮断器 |
JP2013140693A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Hitachi Ltd | パッファ形ガス遮断器 |
JP2014041745A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Toshiba Corp | パッファ形ガス遮断器 |
-
2016
- 2016-01-26 JP JP2016012108A patent/JP6564331B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01313827A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-19 | Meidensha Corp | パッファ形ガス遮断器 |
JP2003141974A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-16 | Toshiba Corp | ガス遮断器 |
JP2013140693A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Hitachi Ltd | パッファ形ガス遮断器 |
JP2014041745A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Toshiba Corp | パッファ形ガス遮断器 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019160546A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 株式会社日立製作所 | ガス遮断器 |
US20190287746A1 (en) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | Hitachi, Ltd. | Gas circuit breaker |
CN110277274A (zh) * | 2018-03-13 | 2019-09-24 | 株式会社日立制作所 | 气体断路器 |
US10699863B2 (en) * | 2018-03-13 | 2020-06-30 | Hitachi, Ltd. | Gas circuit breaker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6564331B2 (ja) | 2019-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5516568B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
JP6818604B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP5178967B1 (ja) | ガス遮断器 | |
JP6564331B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP6830363B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP4879366B1 (ja) | ガス遮断器 | |
KR101605142B1 (ko) | 가스절연 차단기 | |
JP6914801B2 (ja) | ガス遮断器 | |
WO2018066119A1 (ja) | ガス遮断器 | |
CN112912983B (zh) | 气体断路器 | |
JP2022029718A (ja) | ガス遮断器 | |
JP7177022B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP2010061858A (ja) | ガス遮断器 | |
JP6901425B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP2014072170A (ja) | ガス遮断器 | |
JP2020155302A (ja) | ガス遮断器 | |
JP6773918B2 (ja) | ガス遮断器 | |
JP6915077B2 (ja) | ガス遮断器 | |
WO2019092862A1 (ja) | ガス遮断器 | |
WO2019092861A1 (ja) | ガス遮断器 | |
KR101296893B1 (ko) | 가스절연개폐장치 | |
KR200457544Y1 (ko) | 가스절연 차단기 | |
WO2019106841A1 (ja) | ガス遮断器 | |
JP2021044204A (ja) | ガス遮断器 | |
JP2020119766A (ja) | ガス遮断器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6564331 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |