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JP2017159419A - 先端工具ホルダおよび電動工具 - Google Patents

先端工具ホルダおよび電動工具 Download PDF

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JP2017159419A
JP2017159419A JP2016047518A JP2016047518A JP2017159419A JP 2017159419 A JP2017159419 A JP 2017159419A JP 2016047518 A JP2016047518 A JP 2016047518A JP 2016047518 A JP2016047518 A JP 2016047518A JP 2017159419 A JP2017159419 A JP 2017159419A
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JP2016047518A
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敦 竹山
Atsushi Takeyama
敦 竹山
史明 沢野
Fumiaki Sawano
史明 沢野
大樹 木下
Daiju Kinoshita
大樹 木下
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】予備のビットなどの先端工具を好適に保持する構造を提供する。【解決手段】先端工具ホルダ30は、電動工具に形成された取付孔に挿入される爪部31と、先端工具を収納可能な収納部32と、爪部31に対向して設けられる開口部33とを備える。先端工具の軸線が、爪部31と開口部33とが対向する方向に実質的に垂直となるように、収納部32は先端工具を収納する。先端工具ホルダ30は、対向する第1アーム部34aおよび第2アーム部34bを有し、第1アーム部34aに開口部33が設けられ、第2アーム部34bに爪部31が設けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、予備のビットなどの先端工具を保持する構造に関する。
電動工具を用いた作業中、ビットなどの先端工具は、摩耗等により交換する必要が生じる。また1台の電動工具を用いて複数種類の作業を行う場合には、作業種類によって先端工具を交換することもある。このような場合に備えて、電動工具に予備の先端工具を保持させておくことが好ましい。
たとえば特許文献1は、作業者の腰ベルト等に掛止可能なフックに、ビットを収納するビット収納部を凹設したビット収納構造を開示する。また特許文献2は、ビットの嵌着用のソケット部を把手部の基台部上面に設けた携帯用電動工具を開示する。
特開2005−297192号公報 特開2004−255503号公報
予備ビットの保持構造は破損することがあるため、電動工具に対して着脱可能に構成されて、必要に応じて部品を容易に交換できることが好ましい。また電動工具が床面に置かれる際に、予備ビットの保持構造は、先端工具が床面に接触しないよう先端工具を保持していることが好ましい。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、予備のビットなどの先端工具を保持する構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、電動工具に取付可能な先端工具ホルダに関する。この先端工具ホルダは、電動工具に形成された取付孔に挿入される爪部と、先端工具を収納可能な収納部と、爪部に対向する開口部とを備える。
本発明の別の態様は、把持部を有する電動工具である。この電動工具は、把持部の下方の基部において左右一対に形成された取付孔と、取付孔に挿入されたフックの挿入部を基部に取り付けるための取付部とを備える。一方の取付孔に、先端工具を収納可能な収納部を有する先端工具ホルダの爪部が挿入され、他方の取付孔に先端工具ホルダの開口部が重ねられた状態で、開口部および他方の取付孔に挿入されたフックの挿入部を取付部が基部に取り付けることで、先端工具ホルダが装着される。
本発明によれば、予備のビットなどの先端工具を保持する構造を提供できる。
実施形態の電動工具の側面図である。 工具本体を下面側から視た斜視図である。 取付部の断面図である。 先端工具ホルダの斜視図である。 (a)〜(c)は先端工具ホルダを基部背面に取り付ける手順を説明するための図である。 電動工具に先端工具ホルダを取り付けた状態を示す図である。 取付部の変形例の断面図である。 (a)、(b)は先端工具ホルダの変形例を示す図である。 (a)、(b)は先端工具ホルダの変形例を示す図である。
図1は、実施形態の電動工具1の側面図である。実施形態の電動工具1は、工具本体2と、二次電池を内蔵した着脱可能なバッテリパック8とを備える。工具本体2の外装を構成するハウジングは、有底筒形状の胴部3と、胴部3から下方に延出する把持部4と、把持部4の下方に形成される基部7とを有する。把持部4は、作業者が把持するグリップを形成し、把持部4の前面には作業者が操作する操作スイッチ5が形成される。基部7の裏面には、箱状の収容ケースからなるバッテリパック8が取り付けられる。
ハウジングの胴部3は、駆動部であるモータ、モータ回転を減速する減速機構、減速された回転数で回転する出力軸などの駆動伝達機構を収容する。出力軸の先端は、胴部3の外側に延出され、ドライバビットなどの先端工具を装着するための工具装着部6を設けられる。実施形態では、出力軸の軸線Lに沿った工具装着部6の延出方向を前後方向、把持部4の略延出方向で前後方向と直交した方向を上下方向、前後方向および上下方向と直交する方向を左右方向とする。
実施形態の電動工具1は、作業者が電動工具1を使用しない際に、作業者の腰ベルト等に電動工具1を吊り下げるための吊り下げ具(フック)を取り付けるための構成を有している。
基部7は左右に側壁を有し、基部7の左右の側壁には、フックの挿入部を挿入するための取付孔がそれぞれ形成されている。左右の側壁に取付孔を設けることで、作業者は、左右の好きな位置にフックを取り付けることができる。たとえば右利きの作業者は、体の右側に電動工具1を吊り下げるために、電動工具1の背面からみて左側の側壁にフックを取り付ける。また左利きの作業者は、体の左側に電動工具1を吊り下げるために、電動工具1の背面からみて右側の側壁にフックを取り付ける。図1には、工具背面からみて左側に位置する左側壁9a、および左側壁9aに形成された取付孔10aが示されている。
図2は、工具本体2を下面側から視た斜視図である。基部7は外観上、左右対称形状を有し、左側壁9aおよび右側壁9bが、底部7aから下方に延出して形成される。左側壁9aには取付孔10aが設けられ、また右側壁9bには取付孔10b(図5参照)が設けられている。以下、取付孔10a、10bを特に区別しない場合には「取付孔10」と呼ぶ。底部7aは、バッテリパック8をモータや制御回路と電気的に接続する接続端子部7bを備える。また底部7aは、フック20を固定するための取付部11を備える。
フック20は、作業者のベルトなどに引っ掛ける掛止部21と、取付孔10に挿入する挿入部22とを備える。挿入部22は、留め具12が挿通される開口22aを有する。掛止部21および挿入部22は、樹脂材料または金属材料により一体で形成される。
掛止部21は、中央を切り欠いた板材を略U字状に屈曲させた形状をもつ。挿入部22は平板状に形成され、挿入部22の断面形状は、基部7の取付孔10に挿入可能な形状となっている。挿入部22を取付孔10から取付部11まで挿入し、ねじである留め具12を開口22aに挿通して底部7aのねじ穴7cに固定することで、挿入部22が基部7の底部7aに取り付けられる。
このように電動工具1は、基部7の側壁にフック20を固定するための構造を有している。なお図2においては、左側壁9aにフック20を固定する例を示したが、右側壁9bに対しても同様にフック20を固定できる。
図3は、取付部11の断面図である。取付部11は、左側壁9aの取付孔10aおよび右側壁9bの取付孔10bの中間位置に形成され、挿入部22の開口22aに留め具12を挿通して挿入部22を基部7に取り付けるための構造をもつ。左右側壁の取付孔10の間には、挿入部22の挿入経路が直線状に形成され、挿入経路は、底部7a、ガイド下板7dおよびガイド壁7eにより画定される。ガイド下板7dは、挿入部22の上下方向の傾きを規制し、ガイド壁7eは、挿入部22の水平方向の傾きを規制する。幅広の挿入規制部22bが取付孔10の縁部に当接するまで挿入部22が取付孔10に挿入された状態で、開口22aの先端がねじ穴7cに重なり、留め具12によって挿入部22を底部7aに取り付ける。これによりフック20が工具本体2に固定される。
以上のように、電動工具1は、フック20を、基部7の左側壁9aおよび右側壁9bのいずれにも取付可能な構造を有している。実施形態は、この構造を利用して、工具本体2に取付可能な先端工具ホルダを提供する。
図4は、電動工具1に取付可能な先端工具ホルダ30の斜視図の一例を示す。先端工具ホルダ30は、取付孔10に挿入される爪部31と、先端工具を収納可能な収納部32と、爪部31に対向する開口部33とを備える。先端工具ホルダ30は、収納部32を背面にて支持する支持部34を有し、支持部34の両端から一対の第1アーム部34aおよび第2アーム部34bが延出して形成される。第1アーム部34aに開口部33が設けられ、第2アーム部34bに爪部31が設けられる。第1アーム部34aおよび第2アーム部34bは対向し、これにより開口部33と爪部31とが対向する。
先端工具ホルダ30は、電動工具1の背面に取り付けられる。爪部31および開口部33は、先端工具ホルダ30の高さ方向において同じ高さに設けられる。工具背面への取付時、爪部31が、基部7の右側壁9bに設けられた取付孔10bに挿入されると、開口部33は、左側壁9aに設けられた取付孔10aに重なる位置に配置される。爪部31の断面形状は、取付孔10に挿入可能な形状に形成され、取付孔10の幅よりも僅かに小さい幅を有し、取付孔10の高さよりも僅かに小さい高さを有することが好ましい。この断面形状により、爪部31を取付孔10に挿入した際に、爪部31が取付孔10に安定して嵌合する。
貫通孔である開口部33は、取付孔10の外側に配置された状態で、フック20の挿入部22を挿入される。そのため開口部33の断面形状は、挿入部22を挿入可能な形状に形成され、取付孔10と同じ断面形状を有してよい。支持部34の横方向の幅長は、基部7に設けられた左右の取付孔10の間の距離に応じて設定される。
収納部32は、先端工具の軸線が、爪部31と開口部33とが対向する方向に実質的に垂直となるように、先端工具を収納可能である。つまり収納部32は、先端工具を立てた状態で保持する保持溝32aを有する。
図5(a)〜図5(c)は、先端工具ホルダ30を基部7の背面に取り付ける手順を説明するための図である。図5(a)に示すように、基部7の左側壁9aには取付孔10aが形成され、右側壁9bには取付孔10bが形成され、取付孔10aと取付孔10bとの中間位置には、ねじ穴7cが形成されている。この基部背面に対して、先端工具ホルダ30を後方側から近づけ、先端工具ホルダ30の爪部31を、基部7の取付孔10bに挿入する。
図5(b)は、爪部31を取付孔10bに挿入した状態を示す。先端工具ホルダ30の第1アーム部34a、第2アーム部34bは可撓性を有し、両アーム部は拡開可能となっている。爪部31を取付孔10bに挿入する際には、この可撓性を利用して第1アーム部34aと第2アーム部34bとを拡開して、爪部31を取付孔10bに入り込ませる。
このとき第1アーム部34aに形成された開口部33は、先端工具ホルダ30において爪部31と同じ高さに設けられているため、左側壁9aの取付孔10aに外側から重なる位置に配置される。これにより開口部33、取付孔10aに、フック20の挿入部22が挿入可能となる。
図5(c)は、フック20の挿入部22を、開口部33および取付孔10aに挿入した状態を示す。挿入部22を開口部33および取付孔10aに挿入することで、先端工具ホルダ30の第1アーム部34aおよび第2アーム部34bが、基部7に対して係止される。その後、ねじである留め具12を開口22aに挿通して、ねじ穴7cに締結することで、先端工具ホルダ30を基部7に固定する。なお、先端工具ホルダ30を基部7から取り外す際には、上記した取付手順と逆の手順を実施することで、先端工具ホルダ30を基部7から容易に取り外すことができる。
図6は、電動工具1に先端工具ホルダ30を取り付けた状態を示す。図6に示すように、先端工具ホルダ30の収納部32は、先端工具40を立てた状態で収納する。そのため収納部32に保持された先端工具40の軸線方向は、電動工具1の左右方向に直交する方向となる。
電動工具1を床面に置く場合、直立させた状態では不安定なため、側面を下にして寝かせるようにする。この例では、背面視において左側面側の左側壁9aにフック20を取り付けているため、作業者は、右側面を下にして電動工具1を床面に置く。その際、先端工具ホルダにおいて先端工具40の軸線が電動工具1の左右方向を向くように保持されていると、先端工具40の先端が床面に接触して、傷つく恐れがある。この点、実施形態の先端工具ホルダ30は、先端工具40を横向きではなく、縦向きに保持するため、電動工具1が側面を下にして床面に置かれても、先端工具40が床面に接触することがない。
図7は、取付部の変形例の断面図である。取付部11aは、左側壁9aの取付孔10aおよび右側壁9bの取付孔10bの中間位置に形成され、挿入部22の開口22aに留め具12を挿通して挿入部22を基部7に取り付けるための構造をもつ。左右側壁の取付孔10の間には、挿入部22の挿入経路が直線状に形成され、挿入経路は、底部7a、ガイド下板7dおよびガイド壁7eにより画定される。ガイド下板7dは、挿入部22の上下方向の傾きを規制し、ガイド壁7eは、挿入部22の水平方向の傾きを規制する。
図3に示す取付部11の構成と異なり、図7に示す取付部11aは、係止部材である留め具12で、挿入部22を基部7に取り付ける。留め具12は、コイルばねである弾性部材12bによりガイド下板7dに向かう方向に付勢されている。留め具12は、ガイド下板7dから露出する押しボタン12aに連結され、作業者は、押しボタン12aを押し込むことで、挿入部22の開口22aに留め具12を係合させ、または開口22aから留め具12を抜くことができる。留め具12が開口22aに係合することで、挿入部22が基部7に取り付けられる。これによりフック20が工具本体2に固定される。
取付部11aによれば、ねじで挿入部22を締結しないため、ドライバなどの締付工具がなくても、フック20を容易に工具本体2に取り付けることが可能となる。なお図7に示す例では、留め具12が挿入部22の開口22aに係合するが、挿入部22の側面にのこぎり歯状の突起を形成し、留め具12が、その突起に係合することで、挿入部22が基部7に取り付けられてもよい。
図8および図9は、先端工具ホルダ30aの変形例を示す。先端工具ホルダ30aは、ホルダ本体36から、電動工具1の取付孔10に挿入される爪部31aを分離可能とした構成を有する。
図8(a)は、ホルダ本体36と爪体37の斜視図を示す。ホルダ本体36は、先端工具を収納可能な収納部32と、互いに対向する第1開口部33aおよび第2開口部33bとを備える。ホルダ本体36は、収納部32を背面にて支持する支持部34を有し、支持部34の両端から第1アーム部34aおよび第2アーム部34bが延出して形成される。第1アーム部34aおよび第2アーム部34bは対向し、これにより第1開口部33aおよび第2開口部33bとが対向する。
第1アーム部34aおよび第2アーム部34bは、爪体37を固定するための留め具31cを取り付けられる第1挿通孔35aおよび第2挿通孔35bを有する。第1アーム部34aにおいて、第1挿通孔35aは、第1開口部33aの長手方向に平行な線を第1開口部33aから延ばした位置に設けられ、すなわち第1開口部33aと第1挿通孔35aとは、同じ高さに設けられる。また第2アーム部34bにおいて、第2挿通孔35bは、第2開口部33bの長手方向に平行な線を第2開口部33bから延ばした位置に設けられ、すなわち第2開口部33bと第2挿通孔35bとは、同じ高さに設けられる。
爪体37は、ホルダ本体36とは独立した部品として形成される。爪体37は、取付孔10に挿入される爪部31aと、留め具31cを挿通可能な挿通孔31bとを有する。爪体37において、挿通孔31bは、爪部31aの長手方向(幅方向)に平行な線を爪部31aから延ばした位置に設けられ、すなわち爪部31aと挿通孔31bとは、同じ高さに設けられる。
以上の構成により、爪部31aは、第1開口部33aまたは第2開口部33bのいずれにも取り付けられるようになる。
図8(b)は、爪体37を第1アーム部34aに固定した状態を示す。爪部31aは、第1開口部33aに挿通されて、第1アーム部34aの内側に突出する。これにより爪部31aと第2開口部33bとが対向し、先端工具ホルダ30aは電動工具1の基部7に取付可能となる。
たとえばフック20を、工具本体2の背面視にて右側面の取付孔10bに取り付ける場合、先端工具ホルダ30aの爪部31aは、工具本体2の左側壁9aの取付孔10aに挿入される必要がある。フック20を右側面または左側面に取り付けるかは作業者の利き手による。先端工具ホルダ30aによれば、爪部31aを第1アーム部34aまたは第2アーム部34bのいずれにも取付可能であるため、フック20が工具本体2の右側面または左側面のいずれに取り付けられていても、先端工具ホルダ30aを工具本体2に取り付けることができる。
なお収納部32は、先端工具の軸線が、第1開口部33aと第2開口部33bとが対向する方向に実質的に垂直となるように先端工具を保持する複数の保持溝32aを有する。図8(a)に示す収納部32では、複数の保持溝32aが前後方向に一部重なりながら左右方向に配置されている。複数の保持溝32aが前後方向にジグザグに配置されることで、左右方向に一列に配置した場合と比較すると、左右方向の幅長を狭くできる。上記したように、電動工具1は、フック20が設けられていない側面を下にして床面に置かれることがあるため、収納部32の左右方向の幅は、支持部34の幅よりも小さいことが好ましい。収納部32における先端工具の保持可能数を多くするためにも、複数の保持溝32aを、前後方向に重ねて配置することは好適である。
図9(a)は、ホルダ本体36と爪体37の斜視図を示す。この例では、爪体37の爪部31aを、第2アーム部34bの第2開口部33bに挿入する。図8(a)に示す爪体37と比較すると、図9(a)に示す爪体37は、長手方向を回転軸として180度回転した状態となっている。爪体37において、爪部31aと挿通孔31bとが同じ高さに設けられ、また第2アーム部34bにおいて第2開口部33bと第2挿通孔35bとが同じ高さに設けられている。そのため爪部31aを第2開口部33bに挿入したときに、挿通孔31bと第2挿通孔35bとが重なるようになる。
図9(b)は、爪体37を第2アーム部34bに固定した状態を示す。爪部31aは、第2開口部33bに挿通されて、第2アーム部34bの内側に突出する。これにより爪部31aと第1開口部33aとが対向し、先端工具ホルダ30aは電動工具1の基部7に取付可能となる。
このように先端工具ホルダ30aによれば、爪部31aを、第1開口部33aまたは第2開口部33bのいずれにも固定可能であるため、フック20の取付位置に制限されることなく工具本体2に取付可能となる。
本発明の態様の概要は、次の通りである。
本発明のある態様の先端工具ホルダ(30、30a)は、電動工具(1)に取付可能であって、電動工具に形成された取付孔(10a、10b)に挿入される爪部(31、31a)と、先端工具を収納可能な収納部(32)と、爪部に対向する開口部(33)とを備える。
収納部(32)は、先端工具の軸線が、爪部(31、31a)と開口部(33)とが対向する方向に実質的に垂直となるように先端工具を収納可能であってよい。先端工具ホルダは、対向する一対のアーム部(34a、34b)を備え、一方のアーム部に爪部(31)が設けられ、他方のアーム部に開口部(33)が設けられてよい。
先端工具ホルダ(30a)は、対向する第1開口部(33a)と第2開口部(33b)とを備え、爪部(31a)は、第1開口部または第2開口部のいずれかに挿入されて固定されてよい。開口部(33)は、爪部(31)が挿入された取付孔(10b)とは別の取付孔(10a)に重なり、フックの挿入部(22)が挿入されて電動工具に支持されてよい。
本発明の別の態様の電動工具(1)は把持部(4)を有する。電動工具(1)は、把持部の下方の基部(7)において左右一対に形成された取付孔(10a、10b)と、取付孔に挿入されたフック(20)の挿入部(22)を基部に取り付けるための取付部(11、11a)とを備える。一方の取付孔に、先端工具を収納可能な収納部(32)を有する先端工具ホルダ(30)の爪部(31)が挿入され、他方の取付孔に先端工具ホルダの開口部(33)が重ねられた状態で、開口部および他方の取付孔に挿入されたフックの挿入部(22)を取付部が基部に取り付けることで、先端工具ホルダが装着される。
取付部(11a)は、フックの挿入部に係合する留め具(12)と、留め具を付勢する弾性部材(12b)とを有して構成されてよい。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施形態では、先端工具ホルダ30の開口部33に、フック20の挿入部22が挿入されて、挿入部22が基部7に固定されることで、先端工具ホルダ30が電動工具1に支持されることを説明した。変形例では、フック20の挿入部22ではなく、先端工具ホルダ30を支持するための専用の固定具を用いて、先端工具ホルダ30が電動工具1に支持されてもよい。専用の固定具は、挿入部22および挿入規制部22bと同じ形状を備えて構成されてよい。
1・・・電動工具、2・・・工具本体、4・・・把持部、7・・・基部、7a・・・底部、7c・・・ねじ穴、7d・・・ガイド下板、7e・・・ガイド壁、9a・・・左側壁、9b・・・右側壁、10,10a,10b・・・取付孔、11,11a・・・取付部、12・・・留め具、12a・・・押しボタン、12b・・・弾性部材、20・・・フック、21・・・掛止部、22・・・挿入部、22a・・・開口、22b・・・挿入規制部、30,30a・・・先端工具ホルダ、31,31a・・・爪部、31b・・・挿通孔、31c・・・留め具、32・・・収納部、32a・・・保持溝、33・・・開口部、33a・・・第1開口部、33b・・・第2開口部、34・・・支持部、34a・・・第1アーム部、34b・・・第2アーム部、35a・・・第1挿通孔、35b・・・第2挿通孔、36・・・ホルダ本体、37・・・爪体、40・・・先端工具。

Claims (7)

  1. 電動工具に取付可能な先端工具ホルダであって、
    電動工具に形成された取付孔に挿入される爪部と、
    先端工具を収納可能な収納部と、
    前記爪部に対向する開口部と、
    を備えることを特徴とする先端工具ホルダ。
  2. 前記収納部は、先端工具の軸線が、前記爪部と前記開口部とが対向する方向に実質的に垂直となるように先端工具を収納可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の先端工具ホルダ。
  3. 対向する一対のアーム部を備え、
    一方の前記アーム部に前記爪部が設けられ、他方の前記アーム部に前記開口部が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の先端工具ホルダ。
  4. 対向する第1開口部と第2開口部とを備え、
    前記爪部は、第1開口部または第2開口部のいずれかに挿入されて固定される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の先端工具ホルダ。
  5. 前記開口部は、前記爪部が挿入された取付孔とは別の取付孔に重なり、フックの挿入部が挿入されて電動工具に支持される、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の先端工具ホルダ。
  6. 把持部を有する電動工具であって、
    把持部の下方の基部において左右一対に形成された取付孔と、
    前記取付孔に挿入されたフックの挿入部を前記基部に取り付けるための取付部と、を備え、
    一方の前記取付孔に、先端工具を収納可能な収納部を有する先端工具ホルダの爪部が挿入され、他方の前記取付孔に先端工具ホルダの開口部が重ねられた状態で、前記開口部および他方の前記取付孔に挿入されたフックの挿入部を前記取付部が前記基部に取り付けることで、先端工具ホルダが装着される、
    ことを特徴とする電動工具。
  7. 前記取付部は、フックの挿入部に係合する留め具と、前記留め具を付勢する弾性部材とを有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
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