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JP2017153835A - 洗濯機 - Google Patents

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JP2017153835A JP2016041679A JP2016041679A JP2017153835A JP 2017153835 A JP2017153835 A JP 2017153835A JP 2016041679 A JP2016041679 A JP 2016041679A JP 2016041679 A JP2016041679 A JP 2016041679A JP 2017153835 A JP2017153835 A JP 2017153835A
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JP2016041679A
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冉 王
Yuki O
冉 王
上野 聖一
Seiichi Ueno
聖一 上野
秀樹 山川
Hideki Yamakawa
秀樹 山川
高木 政志
Masashi Takagi
政志 高木
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】一時停止後のスタートスイッチ押し忘れによる再運転開始忘れを防止することを課題とする。【解決手段】操作表示部41の入力部44のスタート/一時停止ボタン44eにて運転を一時停止された時に、入力部44の予約/一時停止報知時間変更ボタン44hにて設定した時間間隔で、報知手段81により報知する構成とすることにより、使用者に運転一時停止中であることを報知し、運転の一時停止中からの再運転の開始忘れを防止して操作性を向上することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、洗い、すすぎ、脱水など一連の行程を行なう洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、操作表示部において洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定するボタンや、あるいは、運転コースを設定するボタンなどの各種の設定ボタンと、その設定内容や運転開始からの残り時間などを表示する表示部の構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の操作表示部である。
図6において、使用者が電源を入れ、例えば、洗いボタン230bを押せば、洗いLED234bが点灯して洗い時間の設定ができ、すすぎボタン230cを押せば、すすぎLED234cが点灯してすすぎ回数が設定でき、脱水ボタン230dを押せば、脱水LED234dが点灯して脱水時間が設定できる。あるいは、自動運転である特別運転コースの洗乾全自動ボタン230gを押すことによって、遠心力コースLED234i、あるいは、かくはんコースLED234hが点灯して、運転コースを設定することができる。各種の設定後に、スタート/一時停止ボタン230eを押せば、運転がスタートする。
運転がスタートすると、まず、槽内に投入された洗濯物の布量を検知するために回転ドラム(図示せず)が左右に小刻み回転する。布量が検知されると、水位LED234aのいずれかが点灯して布量に合った水位が表示されるので、使用者はその水位に合った洗剤量を洗剤ケース(図示せず)へ投入することができる。その後、給水が始まり、デジタル表示部234eに運転終了までの残時間が表示されて、行程運転が進行していく。
特開2002−119788号公報
しかしながら、前記従来の構成では、スタート/一時停止ボタンを押して運転がスタートしてから、使用者が、例えば、洗濯途中に衣類を追加しようとしたりするなど、何らかの理由でスタート/一時停止ボタンを押して運転を一時停止させた後、再度スタート/一時停止ボタンを押し忘れた場合、使用者が気づくまでいくら時間が経過しても運転が再開されず、一時停止したままになるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、運転中に使用者がで洗濯機運転を一時停止させた後、再度スタート/一時停止ボタンが押されて運転が再開するまで、設定された時間間隔で報知することにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる洗濯機を提供することを目的している。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、筺体と、前記筺体に設けられた操作表示部と、前記操作表示部に設けられた運転コースなどを設定する入力部と、前記操作表示部に設けられた運転コースの設定内容などを表示する表示部と、運転終了時や異常発生時などに報知する報知手段と、洗濯の各行程を制御する制御部を有する制御装置と、
を備え、前記制御装置は、前記入力部の所定のボタンの操作により運転を一時停止された際に、前記入力部の所定のボタンにて設定した時間間隔で、前記報知手段により報知する構成としたものである。
これによって、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
本発明の洗濯機は、従来の構成でできなかった運転の一時停止中であることを報知することにより、一時停止中からの運転再開忘れを防止することができる。
本発明の実施の形態における洗濯機の外観斜視図 同洗濯機の縦断面図 同洗濯機のブロック回路図 同洗濯機の操作表示部の正面図 同洗濯機の動作フローチャート 従来の洗濯乾燥機の操作表示部の正面図
第1の発明は、筺体と、前記筺体に設けられた操作表示部と、前記操作表示部に設けられた運転コースなどを設定する入力部と、前記操作表示部に設けられた運転コースの設定内容などを表示する表示部と、運転終了時や異常発生時などに報知する報知手段と、洗濯の各行程を制御する制御部を有する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記入力部の所定のボタンの操作により運転を一時停止された際に、前記入力部の所定のボタンにて設定した時間間隔で、前記報知手段により報知する構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御部は、電源投入後で運転がスタートする前の初期状態において、入力部の所定のボタンの操作により、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の制御部は、運転の一時停止中において、入力部の所定のボタンにて、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外観斜視図、図2は、同ドラム式洗濯機の縦断面図、図3は、同ドラム式洗濯機のブロック回路図である。
図1、図2において、筺体100内に水槽2が揺動自在に配設されており、水槽2内に衣類を収容する有底円筒状のドラム1が回転自在に配設されている。水槽2の背面には、ドラム1の回転軸を回転させるモータ3が取り付けられており、モータ3の駆動によりドラム1が回転し、ドラム1内に投入された衣類の撹拌たたき洗い、および乾燥動作などを行なう。
筺体100前部には、ドラム1の開口端側に対向させて扉体35が設けられており、使用者は、扉体35を開くことで、ドラム1内に洗濯物(衣類)を出し入れすることができる。また、水槽2には、給水弁134(図3参照)が設けられた給水管(図示せず)、および排水弁27が設けられた排水管40が接続されている。
水槽2の下方には、水槽2を支えるとともに、脱水時等のドラム1内の衣類の偏りなどで発生する水槽2の振動を減衰させるダンパ14が設けられている。ダンパ14には、支持する水槽2内の衣類などによる重量変化で、ダンパ14の軸が上下に変位する変位量を検知して衣類の量を検知する布量検知部15が取り付けられている。
衣類を乾燥させるために、水槽2およびドラム1内の空気を送風部4によって循環させる構成となっており、ドラム1内の洗濯物から水分を奪って多湿状態となった空気は、水槽2の側面上部に設けられた排出口5を通って、ドラム1の外のヒートポンプ装置50部へと排出される。
ヒートポンプ装置50は、冷媒を圧縮する圧縮機16と、圧縮されて高温高圧となった冷媒の熱を放熱する加熱部(放熱器)17と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り部18と、減圧されて低圧となった冷媒によって周囲から熱を奪う除湿部(吸熱器)19と、これら4つの部材を連結して冷媒を循環させる管路20とを具備しており、排出された乾燥用空気は除湿部(吸熱器)19で除湿される。除湿部(吸熱器)19で除湿した乾燥用空気は、加熱部(放熱器)17で加熱される。加熱された乾燥用空気は、循環風路13の途中に配設された送風部4から、送風部4の下流に位置する第1風路9または第2風路11のいずれかに導かれ、再びドラム1内に吹き出す。
ここで、第1風路9は、ドラム1の後方に開口した第1吹出口8を有する。一方、第2風路11は、ドラム1の前方上部に開口した第2吹出口10を有する。
第1風路9の第1吹出口8は、第2吹出口10よりも空気通過断面積が大きくなるように形成されており、第2風路11に較べて圧力損失が少なく大風量の乾燥用空気をドラム1内に吹き出すことができるようになっている。
また、第2風路11の第2吹出口10は、第1吹出口8よりも空気通過断面積が小さくなっており、第1吹出口8に較べて高圧高速の乾燥用空気をドラム1内に吹き出すことができるようになっている。
通常、ドラム式洗濯機の場合、回転するドラム1の前方と水槽2との間の隙間は、衣類が噛み込まないように、可能な限り小さく形成されている。よって、この僅かな隙間に、広い開口で圧力損失の少ない吹出口を設けることはスペース的に困難であるが、空気通過断面積が比較的小さくて高圧高速の風を吹き出す第2吹出口10を設けることができる。
一方、ドラム1の後方奥の底面には、比較的大きな開口を有する第1吹出口8を設けるスペース的な余裕がある。そして、通風可能な多数の小径孔からなる開口率の大きなカバー26で第1吹出口8を覆えば、第1吹出口8に衣類が噛み込むことはない。よって、ドラム1後方の底面に、比較的圧力損失の少ない第1吹出口8を設けることができる。
風路切換部12は、送風部4の下流側に設けられている。風路切換部12は、乾燥用空気の通過路を、第1風路9または第2風路11の何れかに切り換えるものである。
風路切換部12は、第1風路9と第2風路11との分岐部に回動可能に枢支された弁1
2aと、弁12aを回動駆動する駆動部(図示せず)とを具備する。
そして、弁12aが回転して第2風路11を閉じると、第1風路9側が開となり、送風部4にて送風された乾燥用空気が第1風路9を通過するようになる。一方、弁12aが回転して第1風路9を閉じると、第2風路11側が開となり、送風部4にて送風された乾燥用空気が第2風路11を通過するようになる。
送風部4は、ヒートポンプ装置50の加熱部(放熱器)17と風路切換部12との間に設けられ、加熱部(放熱器)17で加熱された乾燥用空気を循環風路13の下流側へと送り出す。送風部4は、送風用ファン4aと送風用ファンモータ4bとを具備している。
送風部4は、風路切換部12により第1風路9に切り換えられた場合、第1風路9を通過する風量が、第2風路11の風量よりも多い所定風量になるように、送風用ファン4aを回転させる。
また、送風部4は、風路切換部12により第2風路11に切り換えられた場合、第2風路11の第2吹出口10を通過する風速が、第1吹出口8を通過する風速よりも速い所定風速になるように、送風用ファン4aを回転させる。例えば、第1吹出口8を通過する風速を10m/s程度とし、第2吹出口10を通過する風速を50m/s以上とする。
なお、第1吹出口8および第2吹出口10を通過する風速は、これに限定されるものではなく、第2吹出口10における風速が第1吹出口8における風速よりも速い条件を満たせば任意の風速に設定可能である。
排出口5は、相対的に、第1吹出口8からの距離が、第2吹出口10からの距離よりも遠い位置に配設されている。つまり、排出口5は、相対的に、第2吹出口10に近く第1吹出口8からは遠い位置にある。
また、ドラム1に流入する乾燥用空気の温度を検知するサーミスタ等の流入温度検知部71a、および流入温度検知部71bを備えており、流入温度検知部71aは、第1風路9の第1吹出口8またはその近傍に設けられており、流入温度検知部71bは、第2風路11の第2吹出口10またはその近傍に設けられている。
また、排出口5に、あるいはその近傍に、衣類に接触した後にドラム1から排出される乾燥用空気の温度を検知するサーミスタ等の排出温度検知部72が設けられており、排出温度検知部72で検知された排出温度、および流入温度検知部71a、流入温度検知部71bで検知された流入温度との結果により、上述のように風路切換部12にて第1風路9と第2風路11が切り換えられる。
筺体100の内面下部には、制御装置80が設けられており、内蔵された制御部121(図3参照)は、モータ3、給水弁134、排水弁27などを制御して、洗い、すすぎ、脱水、乾燥などの各行程を制御する。
筺体100の前面上部には、操作表示部41が配置され、その左側には洗剤を収容するための洗剤ケース42が前方に引き出し可能となるように配置されている。使用者は運転に先立ち、洗剤を洗剤ケース42に入れ、必要に応じて操作表示部41を操作することにより、希望する運転内容を設定したり、運転のスタート、一時停止を行ったり、運転の進行状態を認識することができる。操作表示部41については、図4にて詳述する。
なお、上述のように、本実施の形態では、ヒートポンプによる衣類乾燥方式で説明した
が、ヒートポンプ方式に限定されるものではない。例えば、除湿部は乾燥用空気に直接水を噴霧する水冷式でもよく、また、加熱部はヒータであってもよい。
図3において、制御装置80は、第1のモータ3、センサー3a〜3c、第1のインバータ回路102、第1のインバータ駆動回路103、第2のモータ111、第2のインバータ回路112、第2のインバータ駆動回路113、電流検知部114、制御部121、温度検知部122、負荷駆動部132、および直流電源変換部140などを備えている。
第1のモータ3の電気角は、回転子の近傍に配されている3個のセンサー3a〜3cによって検出される。センサー3a〜3cは、例えばホールICから構成され、互いに電気角120度の間隔で第1のモータ3のロータに配されている永久磁石に対向するように、第1のモータ3のステータに配されている。センサー3a〜3cの検出出力は、制御部121に入力されている。また、第1のモータ3は、第1のインバータ回路102によって回転速度などの回転動作が制御されている。
第1のインバータ回路102は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードとの並列回路を備えたスイッチング素子で構成されている。各スイッチング素子は、図3に示すように、2個ずつ直列接続され、3組の直列回路が形成されている。各直列回路におけるスイッチング素子間のノードは、それぞれ第1のモータ3における三相巻線のU端子、V端子、W端子に接続されている。
これにより、各直列回路における2つのスイッチング素子のオン/オフの組み合わせにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にすることができる。スイッチング素子のオン/オフの切替えは、ホールICから構成されるセンサー3a〜3cからの検出情報に基づいて、制御部121及び第1のインバータ駆動回路103により制御される。
第2のモータ111は、圧縮機16を回転駆動するが、第2のインバータ回路112によって回転速度などの回転動作が制御されている。
第2のインバータ回路112は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードとの並列回路を備えたスイッチング素子で構成されている。各スイッチング素子は、図3に示すように2個ずつ直列接続され、3組の直列回路が形成されている。各直列回路におけるスイッチング素子間のノードは、第2のモータ111における三相巻線のU端子、V端子、W端子にそれぞれ接続されている。
これにより、各直列回路における2つのスイッチング素子のオン/オフの組み合わせにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にすることができる。スイッチング素子のオン/オフの切替えは、制御部121及び第2のインバータ駆動回路113により制御される。
電流検知部114は、第2のインバータ回路112における3つの直列回路から出力される電流を検知する。検知結果は、制御部121に入力される。
制御部121は、電流検知部114で検知された電流値の情報と、温度検知部122で検知された圧縮機16内の冷媒温度の情報と、センサー3a〜3cで検知されたパルスとが入力されている。制御部121は、センサー3a〜3cから入力されるパルスに基づいて、第1のモータ3の回転周期を検出し、検出した回転周期に基づいて回転速度を算出する。制御部121は、第1のモータ3の回転速度が算出した回転速度になるように、第1のインバータ駆動回路103を介して第1のインバータ回路102を制御する。また、制
御部121は、入力される電流値情報と温度情報とに基づいて、第2のインバータ駆動回路113を介して第2のインバータ回路112を制御する。
温度検知部122は、圧縮機16内、あるいは管路20内の冷媒の温度を検知する。なお、冷媒の温度は、圧縮機16内部の圧力に比例しており、圧縮機16内の圧力が高い場合は、冷媒温度は高くなり、圧縮機16内の圧力が低い場合は、冷媒温度は低くなる。
負荷駆動部132は、制御部121からの制御により、送風用ファンモータ4b、給水弁134、排水弁27を動作制御する。送風用ファンモータ4bは、ヒートポンプ装置50において発生した乾燥した温風を、水槽2内に流通させるものである。
直流電源変換部140は、商用電源131から入力される交流を直流に変換するものであり、ダイオードブリッジ136、チョークコイル137、および平滑用コンデンサ138、139を備えている。直流電源変換部140から出力される直流電源は、第1のインバータ回路102及び第2のインバータ回路103に入力されている。
洗濯運転(洗い行程、すすぎ行程、脱水行程)において、動作開始の命令が制御部121に入力されると、制御部121は、第1のインバータ駆動回路103を制御して、第1のインバータ回路102を動作させる。第1のインバータ駆動回路103は、第1のインバータ回路102におけるスイッチング素子を所定のタイミングでオン/オフ制御することにより、第1のモータ3におけるU端子、V端子、W端子に直流電源変換部40から供給される直流電源を供給することができる。これにより、第1のモータ3は回転駆動される。
第1のモータ3の回転速度制御を行う際は、制御部121が、センサー3a〜3cから出力されるパルスに基づいて、第1のモータ3の回転周期を検出し、検出した回転周期に基づいて回転速度を算出する。制御部121は、算出された回転速度に基づいて目標回転速度を演算し、第1のインバータ駆動回路103を制御する。第1のインバータ駆動回路103は、制御部121からの命令に基づき、第1のモータ3がその目標回転速度になるように第1のインバータ回路102におけるスイッチング素子のオン/オフを制御する。これにより、第1のモータ3を所定速度で回転制御することができる。
乾燥機能を運転する場合は、動作開始の命令が制御部121に入力されると、制御部121は、第2のインバータ駆動回路113を制御して、第2のインバータ回路112を動作させる。第2のインバータ駆動回路113は、第2のインバータ回路112におけるスイッチング素子を所定のタイミングでオン/オフ制御することにより、第2のモータ111におけるU端子、V端子、W端子に直流電源変換部140から供給される直流電源を供給することができる。これにより、第2のモータ111は回転駆動される。
そして、第2のモータ111の回転速度制御を行う際は、制御部121が、電流検知部114から出力される第2のインバータ回路112における電流値情報と、温度検知部122で検知された圧縮機16内の冷媒温度の情報とに基づいて、回転速度を算出する。制御部121は、算出した回転速度に基づいて、第2のインバータ駆動回路113を制御する。第2のインバータ駆動回路113は、制御部121からの命令に基づき、第2のモータ111が所定の回転速度になるように、第2のインバータ回路112におけるスイッチング素子のオン/オフを制御する。これにより、第2のモータ111を所定速度で回転制御することができる。
操作表示部41には、入力部44および表示部45が設けられており、使用者は入力部44にて運転コース等のモードや各種機能の選択を行なうことができ、その入力情報を基
に、表示部45にて表示して使用者に知らせる。
また、制御部121には、書き換え部52が設けられている。書き換え部52は、操作表示部41で操作された情報に基づいて、メモリ51に書き込まれた運転が一時停止されていることを報知手段81により報知する報知音の報知時間間隔を書き換える。制御部121は、書き換え部52によって書き換えられたメモリ51の報知時間間隔に基づいて、一時停止時の動作を実行する。また、運転終了時や異常発生時などにも報知手段81にて報知する。なお、一時停止中の報知手段81による報知については、図4、図5で詳述する。
図4は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の操作表示部の正面図である。
図4において、操作表示部41の入力部44は、洗い時間を設定する洗い時間設定ボタン44a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定ボタン44b、脱水時間を設定する脱水時間設定ボタン44c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定ボタン44d、スタート/一時停止ボタン44e、電源入りボタン44f、電源切りボタン44gなどを有し、さらに、予約/一時停止報知時間変更ボタン44hを有している。スタート/一時停止ボタン44eは、スタートするまではスタートボタン、スタート後は一時停止ボタンとなる。
予約/一時停止報知時間変更ボタン44hは、何時間後に運転を始めるかを設定できる予約機能と、一時停止報知時間設定および変更機能を備えている。
一時停止報知時間設定および変更機能は、電源入りボタン44fを押してから運転開始するまでに、一時停止されていることを、例えばブザーなどの報知手段81により報知するとともに、その報知音の報知時間間隔を書き換えることができる機能であり、ボタンを5秒以上押し続けると予約機能から一時停止報知時間設定および変更機能に切り換り、ボタンを押す毎に5分刻みで報知時間の間隔を変更することができる。
また、運転開始後であっても、スタート/一時停止ボタン44eを押して一時停止した後に、上記の操作により報知の設定、あるいは報知時間の間隔を変更することができる。
表示部45は、洗い時間表示部45a、すすぎ回数表示部45b、脱水時間表示部45c、乾燥時間表示部45dや、予約/一時停止報知時間変更ボタン44hの操作により、一時停止報知時間が変更されたことに対応する一時停止報知時間変更表示部45h、および、行程の残り時間、予約設定時間、変更された一時停止報知時間などを表示するデジタル表示部45iなどを有している。
また、入力部44、表示部45は、複数の基本運転コースと特別運転コースとのいずれかを選択する運転コース選択スイッチ44iと、複数の基本運転コースと特別運転コースとのそれぞれに対応する複数の運転コース選択表示部45eとを設けている。ここで、特別運転コースは、入力部44に入力された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間をそれぞれ変更することによって設定する。
複数の運転コース選択表示部45eは、LEDによって構成されている。
基本運転コースには、例えば、「おまかせコース」と「お急ぎコース」と「おうちクリーニングコース」が含まれている。
「おまかせコース」は、最も標準的な運転コースであって、例えば、洗い時間が「9分」に、すすぎ回数が「注水2回」に、脱水時間が「7分」に設定されたコースである。
「お急ぎコース」は、急いで洗濯するための基本運転コースであって、例えば、洗い時間が「3分」に設定されており、すすぎ回数が「注水1回」に設定されており、脱水時間が「3分」に設定されている。
「おうちクリーニングコース」は、ドライクリーニングを推奨されている衣類を家庭内の洗濯機において洗うための基本運転コースであって、例えば洗い時間が「12分」に設定されており、すすぎ回数が「ため2回」に設定されており、脱水時間が「40秒」に設定されている。
「お気に入り運転コース」は、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を任意に設定することができる。
運転コース選択表示部45eは、「おまかせコース」と「お急ぎコース」と「おうちクリーニングコース」と「お気に入り運転コース」ごとにそれぞれ設けられている。運転コース選択スイッチ44iを押すたびに「おまかせコース」、「お急ぎコース」、「おうちクリーニングコース」、「お気に入り運転コース」と、この順番に運転コース選択表示部45eが切り替わって点灯していく。
図5は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の動作フローチャートである。
図5において、まず、使用者が操作表示部41の電源入りボタン44fを押して電源をオンし(ステップS1)、初期待機状態になる(ステップS2)。そして、例えば、運転コース選択ボタン44iを操作して好みの運転コースを設定する(ステップS3)。設定された運転コースの内容は、制御部121に設けられたメモリ51に書き込まれる。
次に、一時停止時に報知手段81による報知音を設定するか否かを判断する(ステップS4)。一時停止報知を設定する時(ステップS4のYES)は、予約/一時停止報知時間変更ボタン44hを5秒押し続けると、一時停止報知時間設定および変更機能モードに入る(ステップS5)。
そして、予約/一時停止報知時間変更ボタン44hを押すたびに、報知時間の間隔を5分ずつ延長することができ、最長30分まで、延長することができる。30分を過ぎると初期設定値5分に戻ることになる。最後に設定された内容は、制御部121に設けられたメモリ51に書き込まれる。
次に、スタート/一時停止ボタン44eを押して運転を開始する(ステップS6)と、一時停止時の報知を設定した場合は、デジタル表示部45iに設定した報知時間間隔を表示する。設定しなかった場合は、表示しない(ステップS7)。その後、ドラム1が短時間の左右回転をすることにより投入された洗濯物の布量を布量検知部15により検知し、デジタル表示部45iにて布量にあった水位(水量)および洗剤量を表示する(ステップS8)。
その後、給水弁134が動作して給水が行なわれ(ステップS9)、所定の水位に達すると、洗い行程の攪拌動作が開始され(ステップS10)、行程が進んでいく。
ここで、運転中に、使用者が衣類の調整などの理由で、運転を一時停止した場合(ステップS11のYES)には、予め設定した時間間隔(例えば、10分毎)で報知手段81による報知をし、設定していないならば、報知しない(ステップS12)。
この時に、新たに一時停止時の報知を設定することも、設定している報知時間の間隔を変更することもできる。新たに設定、または変更する場合(ステップS13のYES)には、一時停止中に、予約/一時停止報知時間変更ボタン44hを5秒以上押し続けると、一時停止報知時間間隔を設定および変更ができる(ステップS14)。そして、設定した時間は、デジタル表示部45iにて表示する。
次に、再度、スタート/一時停止ボタン44eを押すと、運転を再開(ステップS15)し、行程が進行して洗い行程が終了すると(ステップS16)、次行程へと移行する。
以上のように、本実施の形態によれば、操作表示部41の入力部44のスタート/一時停止ボタン44eにて運転を一時停止された時に、入力部44の予約/一時停止報知時間変更ボタン44hにて設定した時間間隔で、報知手段81により報知する構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
また、電源投入後で運転がスタートする前の初期状態において、入力部44の予約/一時停止報知時間変更ボタン44hにて、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
また、運転の一時停止中において、入力部44の予約/一時停止報知時間変更ボタン44hにて、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける構成とすることにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、運転中に一時停止された時に、設定された報知時間間隔で報知することにより、一時停止中からの再運転開始忘れを防止して操作性を向上することを可能にできるので、縦型洗濯機を始めとする他の洗濯機の用途に適用できる。
1 ドラム
2 水槽
3 モータ
41 操作表示部
44 入力部
45 表示部
51 メモリ
80 制御装置
81 報知手段
100 筺体
121 制御部
134 給水弁

Claims (3)

  1. 筺体と、前記筺体に設けられた操作表示部と、前記操作表示部に設けられた運転コースなどを設定する入力部と、前記操作表示部に設けられた運転コースの設定内容などを表示する表示部と、運転終了時や異常発生時などに報知する報知手段と、洗濯の各行程を制御する制御部を有する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記入力部の所定のボタンの操作により運転を一時停止された際に、前記入力部の所定のボタンにて設定した時間間隔で、前記報知手段により報知する洗濯機。
  2. 制御部は、電源投入後で運転がスタートする前の初期状態において、入力部の所定のボタンの操作により、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける請求項1に記載の洗濯機。
  3. 制御部は、運転の一時停止中において、入力部の所定のボタンにて、一時停止した時に報知する報知時間間隔の設定および変更を受け付ける請求項1に記載の洗濯機。
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