JP2017014307A - 水性樹脂組成物、それを用いた積層体及び物品 - Google Patents
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Abstract
Description
前記ビニルエステル樹脂(A)が、ノボラック型エポキシ樹脂及びビスフェノール型エポキシ樹脂からなる群より選ばれる1種以上のエポキシ樹脂(a1)と、酸基及び重合性不飽和基を有する化合物(a2)とを反応させて得られたものであり、
前記ビニルエステル樹脂(A)の一部又は全部が、前記ウレタン樹脂(B)粒子中に内在して樹脂粒子(D)を形成したものであり、
前記樹脂粒子(D)中の芳香環濃度が、3.5mol/kg以上であり、
前記樹脂粒子(D)中の不飽和基濃度が、1mol/kg以上であることを特徴とする水性樹脂組成物、それを用いた積層体及び物品に関するものである。
温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応容器中で窒素ガスを導入しながら、9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン1,400質量部、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル173質量部、テレフタル酸94質量部、オルトフタル酸21質量部、及びジブチル錫オキサイド0.5質量部を仕込み酸価が0.5以下になるまで230℃で15時間重縮合反応を行い、ポリエステルポリオール(1)(水酸基価:117mgKOH/g、酸価:0.2mgKOH/g、芳香環濃度9.22mol/kg)を得た。
温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応容器中で窒素ガスを導入しながら、エチレングリコール420質量部、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル660質量部、テレフタル酸300質量部、オルトフタル酸120質量部、及びジブチル錫オキサイド0.5質量部を仕込み酸価が0.5以下になるまで230℃で15時間重縮合反応を行い、ポリエステルポリオール(2)(水酸基価:111mgKOH/g、酸価:0.1mgKOH/g、芳香環濃度:7.09mol/kg)を得た。
温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応容器中で窒素ガスを導入しながら、エチレングリコール160質量部、1,4−ブタンジオール360質量部、テレフタル酸440質量部、イソフタル酸440質量部、及びジブチル錫オキサイド0.5質量部を仕込み酸価が0.5以下になるまで230℃で15時間重縮合反応を行い、ポリエステルポリオール(3)(水酸基価:106mgKOH/g、酸価:0.3mgKOH/g、芳香族環濃度:4.38mol/kg)を得た。
反応容器にクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC株式会社製「EPICLON N−673」、固形分エポキシ当量:209g/eq.、不揮発分:100質量%)1040質量部、アクリル酸369.3質量部、メトキノン2.2質量部、トリフェニルホスフィン5.2質量部を加え、反応温度115℃下で酸価が1.5以下になるまで反応させた。次いで、80℃以下に冷却後、メチルエチルケトン472.2質量部を仕込み、均一に混合することで、ビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−1)の固形分当たりの芳香環濃度は3.51mol/kgであり、不飽和基濃度は3.62mol/kgであった。
反応容器にフェノールノボラック型エポキシ樹脂(DIC株式会社製「EPICLON N−740」、固形分エポキシ当量:180g/eq.、不揮発分:100質量%)1040質量部、アクリル酸428.8質量部、メトキノン2.2質量部、トリフェニルホスフィン5.2質量部を加え、反応温度115℃下で酸価が1.5以下になるまで反応させた。次いで、80℃以下に冷却後、メチルエチルケトン492.1質量部を仕込み、均一に混合することで、ビニルエステル樹脂(I−2)の不揮発分75質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−2)の固形分当たりの芳香環濃度は3.91mol/kgであり、不飽和基濃度は4.03mol/kgであった。
反応容器にビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC株式会社製「EPICLON 850S」、固形分エポキシ当量:188g/eq.、不揮発分:100質量%)1040質量部、アクリル酸410.6質量部、メトキノン2.2質量部、トリフェニルホスフィン5.2質量部を加え、反応温度115℃下で酸価が1.5以下になるまで反応させた。次いで、80℃以下に冷却後、メチルエチルケトン486質量部を仕込み、均一に混合することで、ビニルエステル樹脂(I−3)の不揮発分75質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−3)の固形分当たりの芳香環濃度は3.79mol/kgであり、不飽和基濃度は3.91mol/kgであった。
反応容器にクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC株式会社製「EPICLON N−673」、固形分エポキシ当量:209g/eq.、不揮発分:100質量%)1040質量部、アクリル酸221.6質量部、メタクリル酸176.5質量部、メトキノン2.2質量部、トリフェニルホスフィン5.2質量部を加え、反応温度115℃下で酸価が1.5以下になるまで反応させた。次いで、80℃以下に冷却後、メチルエチルケトン481.8質量部を仕込み、均一に混合することで、ビニルエステル樹脂(I−4)の不揮発分75質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−4)の固形分当たりの芳香環濃度は3.44mol/kgであり、不飽和基濃度は3.55mol/kgであった。
反応容器にソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」、固形分エポキシ当量:171g/eq.、不揮発分:100質量%)1040質量部、アクリル酸451.4質量部、メトキノン2.2質量部、トリフェニルホスフィン5.2質量部を加え、反応温度115℃下で酸価が1.5以下になるまで反応させた。次いで、80℃以下に冷却後、メチルエチルケトン499.6質量部を仕込み、均一に混合することで、ビニルエステル樹脂(I−5)の不揮発分75質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−5)の固形分当たりの芳香環濃度は0mol/kgであり、不飽和基濃度は4.18mol/kgであった。
製造例1と同様の手法で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液1889.0質量部と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(花王株式会社製「LATEMUL E−118B」、不揮発分:26質量%)544.9質量部とを投入し、均一に混合した。これにイオン交換水2288.6質量部を1時間かけて投入した。次いで減圧下、30〜50℃にてメチルエチルケトンを除去し、ビニルエステル樹脂(I−6)の不揮発分50質量%溶液を得た。このビニルエステル樹脂(I−6)の固形分当たりの芳香環濃度は3.19mol/kgであり、不飽和基濃度は3.29mol/kgであった。
反応容器中で、合成例1で得られたポリエステルポリオール(1)571.3質量部を減圧下100℃で脱水し、その後80℃まで冷却後、メチルエチルケトン553.9質量部を加え、攪拌し均一に混合した。次に、2,2−ジメチロールプロピオン酸50.0質量部を加え、次いでイソホロンジイソシアネート215.5質量部、オクチル酸第一錫0.4質量部を加えて、80℃で12時間反応させた。前記ウレタン樹脂の製造に使用した原料の合計質量に対するイソシアネート基の質量割合(イソシアネート値)が0.1質量%以下になったのを確認し、n−ブタノール3.5質量部を加え、さらに2時間反応させた後、50℃まで冷却することによって、ウレタン樹脂(II−1)の不揮発分60質量%溶液を得た。このウレタン樹脂(II−1)の固形分当たりの芳香環濃度は6.29mol/kgであり、不飽和基濃度は0mol/kgであり、酸価は25.0mgKOH/gであった。
反応容器中で、合成例2で得られたポリエステルポリオール(−2)615.7質量部を減圧下100℃で脱水し、その後80℃まで冷却後、メチルエチルケトン553.9質量部を加え、攪拌し均一に混合した。次に、2,2−ジメチロールプロピオン酸50質量部を加え、次いでトルエンジイソシアネート171.1質量部を加えて、80℃で12時間反応させた。前記ウレタン樹脂の製造に使用した原料の合計質量に対するイソシアネート基の質量割合(イソシアネート値)が0.1質量%以下になったのを確認し、n−ブタノール3.5質量部を加え、さらに2時間反応させた後、50℃まで冷却することによって、ウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液を得た。このウレタン樹脂(II−2)の固形分当たりの芳香環濃度は5.22mol/kgであり、不飽和基濃度は0mol/kgであり、酸価は25mgKOH/gであった。
反応容器中で、合成例1で得られたポリエステルポリオール(1)522質量部を減圧下100℃で脱水し、その後80℃まで冷却後、メチルエチルケトン557.8質量部を加え、攪拌し均一に混合した。次に、2,2−ジメチロールプロピオン酸50質量部を加え、次いでイソホロンジイソシアネート220.4質量部、オクチル酸第一錫0.4質量部を加えて、80℃で7時間反応させた。続いて、メトキノン0.5質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート17.1質量部を加え、80℃で8時間反応させた。次に、トリフェニルホスフィン0.8質量部、グリシジルメタクリレート26.5質量部を加え、さらに15時間反応させた後、50℃まで冷却することによって、ウレタン樹脂(II−3)の不揮発分60質量%溶液を得た。このウレタン樹脂(II−3)の固形分当たりの芳香環濃度は5.75mol/kgであり、不飽和基濃度は0.4mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
反応容器中で、合成例3で得られたポリエステルポリオール(3)491.7質量部を減圧下100℃で脱水し、その後80℃まで冷却後、9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン70.4質量部、メチルエチルケトン554.3質量部を加え、攪拌し均一に混合した。次に、2,2−ジメチロールプロピオン酸50質量部を加え、次いでイソホロンジイソシアネート226.8質量部、オクチル酸第一錫0.4質量部を加えて、80℃で12時間反応させた。前記ウレタン樹脂の製造に使用した原料の合計質量に対するイソシアネート基の質量割合(イソシアネート値)が0.1質量%以下になったのを確認し、n−ブタノール4.5質量部を加え、さらに2時間反応させた後、50℃まで冷却することによって、ウレタン樹脂(II−4)の不揮発分60質量%溶液を得た。このウレタン樹脂(II−4)の固形分当たりの芳香族環濃度は4.16mol/kgであり、不飽和基濃度は0mol/kgであり、酸価は24.9mgKOH/gであった。
反応容器中で、合成例3で得られたポリエステルポリオール(3)583.2質量部を減圧下100℃で脱水し、その後80℃まで冷却後、メチルエチルケトン554.8質量部を加え、攪拌し均一に混合した。次に、2,2−ジメチロールプロピオン酸50質量部を加え、次いでイソホロンジイソシアネート205.7質量部、オクチル酸第一錫0.4質量部を加えて、80℃で12時間反応させた。前記ウレタン樹脂の製造に使用した原料の合計質量に対するイソシアネート基の質量割合(イソシアネート値)が0.1質量%以下になったのを確認し、n−ブタノール4.1質量部を加え、さらに2時間反応させた後、50℃まで冷却することによって、ウレタン樹脂(II−5)の不揮発分60質量%溶液を得た。このウレタン樹脂(II−5)の固形分当たりの芳香環濃度は3.05mol/kgであり、不飽和基濃度は0mol/kgであり、酸価は24.9mgKOH/gであった。
製造例7で得られたウレタン樹脂(II−1)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液1115.8質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3536質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−1)を得た。この水性樹脂組成物(III−1)の固形分当たりの芳香環濃度は4.90mol/kgであり、不飽和基濃度は1.81mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例7で得られたウレタン樹脂(II−1)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液2603.5質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水4679質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物(III−2)を得た。この水性樹脂組成物(III−2)の固形分当たりの芳香環濃度は4.48mol/kgであり、不飽和基濃度は2.53mol/kgであり、酸価は7.5mgKOH/gであった。
製造例7で得られたウレタン樹脂(II−1)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液4463.1質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水6057質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物(III−3)を得た。この水性樹脂組成物(III−3)の固形分当たりの芳香環濃度は4.15mol/kgであり、不飽和基濃度は2.90mol/kgであり、酸価は5.0mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液1115.8質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3536質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−4)を得た。この水性樹脂組成物(III−4)の固形分当たりの芳香環濃度は4.86mol/kgであり、不飽和基濃度は1.81mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液478.2質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3521質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分30質量%の水性樹脂組成物(III−5)を得た。この水性樹脂組成物(III−5)の固形分当たりの芳香環濃度は5.39mol/kgであり、不飽和基濃度は1.09mol/kgであり、酸価は17.5mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例2で得られたビニルエステル樹脂(I−2)の不揮発分75質量%溶液1115.8質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3123質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−6)を得た。この水性樹脂組成物(III−6)の固形分当たりの芳香環濃度は5.06mol/kgであり、不飽和基濃度は2.02mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例3で得られたビニルエステル樹脂(I−3)の不揮発分75質量%溶液743.9質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水2803質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−7)を得た。この水性樹脂組成物(III−7)の固形分当たりの芳香環濃度は5.24mol/kgであり、不飽和基濃度は1.56mol/kgであり、酸価は15.0mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例3で得られたビニルエステル樹脂(I−3)の不揮発分75質量%溶液1115.8質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3029質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−8)を得た。この水性樹脂組成物(III−8)の固形分当たりの芳香環濃度は4.82mol/kgであり、不飽和基濃度は1.78mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例9で得られたウレタン樹脂(II−3)の不揮発分60質量%溶液1395.4質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液2604.8質量部とトリエチルアミン19.8質量部とを加え、イオン交換水4188質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物(III−9)を得た。この水性樹脂組成物(III−9)の固形分当たりの芳香環濃度は4.18mol/kgであり、不飽和基濃度は2.65mol/kgであり、酸価は7.5mgKOH/gであった。
製造例10で得られたウレタン樹脂(II−4)の不揮発分60質量%溶液1398.2質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液1118.6質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水3658質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分45質量%の水性樹脂組成物(III−10)を得た。この水性樹脂組成物(III−10)の固形分当たりの芳香環濃度は3.56mol/kgであり、不飽和基濃度は1.81mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液6322.8質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水7740質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物(III’−1)を得た。この水性樹脂組成物(III’−1)の固形分当たりの芳香環濃度は3.91mol/kgであり、不飽和基濃度は3.08mol/kgであり、酸価は3.8mgKOH/gでった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液278.9質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水4098質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分27質量%の水性樹脂組成物(III’−2)を得た。この水性樹脂組成物(III’−2)の固形分当たりの芳香環濃度は5.66mol/kgであり、不飽和基濃度は0.72mol/kgであり、酸価は20.0mgKOH/gであった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、製造例5で得られたビニルエステル樹脂(I−5)の不揮発分75質量%溶液478.2質量部とトリエチルアミン39.6質量部とを加え、イオン交換水4379質量部をゆっくりと添加した。しかし、水溶化後の状態は極めて凝集物が多く含まれていた。よって、水性樹脂組成物(III’−3)の調製は不可であった。
製造例8で得られたウレタン樹脂(II−2)の不揮発分60質量%溶液1394.7質量部に、トリエチルアミン39.6質量部と加え、イオン交換水3796質量部をゆっくりと添加した。次に、製造例6で得られたビニルエステル樹脂(I−6)の不揮発分75質量%溶液1673.7質量部を添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物を得た。この水性樹脂組成物(III’−4)の固形分当たりの芳香環濃度は4.70mol/kgであり、不飽和基濃度は1.65mol/kgであり、酸価は10.0mgKOH/gであった。
製造例9で得られたウレタン樹脂(II−3)の不揮発分60質量%溶液1395.4質量部に、トリエチルアミン39.6質量部と加え、イオン交換水2205質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分35質量%の水性樹脂組成物(III’−5)を得た。この水性樹脂組成物(III’−5)の固形分当たりの芳香環濃度は5.75mol/kgであり、不飽和基濃度は0.4mol/kgであり、酸価は12.5mgKOH/gであった。
製造例11で得られたウレタン樹脂(II−5)の不揮発分60質量%溶液1398.2質量部に、製造例1で得られたビニルエステル樹脂(I−1)の不揮発分75質量%溶液1677.9質量部とトリエチルアミン19.8質量部とを加え、イオン交換水3240質量部をゆっくりと添加した。次いで、減圧下、30〜50℃でメチルエチルケトンを除去することによって、不揮発分50質量%の水性樹脂組成物(III’−6)を得た。この水性樹脂組成物(III’−6)の固形分当たりの芳香環濃度は3.32mol/kgであり、不飽和基濃度は2.17mol/kgであり、酸価は10.0mgKOH/gであった。
エポキシアクリレート樹脂(DIC株式会社製「UNIDIC V−5500」)70質量部、トリプロピレングリコールジアクリレート30質量部及び光重合開始剤(BASFジャパン株式会社製「イルガキュア184」)3質量部を混合することによって、光硬化性樹脂組成物を得た。
実施例1で得られた水性樹脂組成物(III−1)100質量部と、カルボジイミド硬化剤(日清紡ケミカル株式会社製「CARBODILITE SV−02」、不揮発分:40重量%、カルボジイミド基当量:430g/eq.)5質量部とイオン交換水51.7質量部を混合・攪拌し、配合液を得た。次いで、膜厚125μmのポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と略記する。)製フィルム基材の表面に、乾燥時膜厚が約1μmとなるように、上記で得られた配合液を塗布し、150℃で5分間加熱することによって、前記基材表面にプライマー層(P−1)を形成した。
実施例11で用いたカルボジイミド硬化剤(日清紡ケミカル株式会社製「CARBODILITE SV−02」)に代えて、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」、固形分エポキシ当量:171g/eq.、不揮発分:100質量%)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」、不揮発分:80重量%)5質量部を用い、イオン交換水65.3質量部と混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11と同様に行い、プライマー層(P−2)を形成し、積層体(2)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−2)を用い、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」)5質量部、及びイオン交換水82質量部を混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11と同様に行い、プライマー層(P−3)を形成し、積層体(3)を得た。
実施例13で用いた水性樹脂組成物(III−2)に代えて、水性樹脂組成物(III−3)を用いた以外は、実施例11及び実施例13と同様に行い、プライマー層(P−4)を形成し、積層体(4)を得た。
実施例13で用いた水性樹脂組成物(III−2)に代えて、水性樹脂組成物(III−4)を用いた以外は、実施例11及び実施例13と同様に行い、プライマー層(P−5)を形成し、積層体(5)を得た。
実施例4で得られた水性樹脂組成物(III−4)100質量部と、イオン交換水50質量部とを混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11と同様に行い、プライマー層(P−6)を形成し、積層体(6)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−5)を用い、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」)5質量部、及びイオン交換水15.3質量部を混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11と同様に行い、プライマー層(P−7)を形成し、積層体(7)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−6)を用いた以外は、実施例11及び実施例12と同様に行い、プライマー層(P−8)を形成し、積層体(8)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−7)を用いた以外は、実施例11及び実施例12と同様に行い、プライマー層(P−9)を形成し、積層体(9)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−8)を用いた以外は、実施例11及び実施例12と同様に行い、プライマー層(P−10)を形成し、積層体(10)を得た。
実施例13で用いた水性樹脂組成物(III−2)に代えて、水性樹脂組成物(III−9)を用いた以外は、実施例11及び実施例13と同様に行い、プライマー層(P−11)を形成し、積層体(11)を得た。
実施例12で用いた水性樹脂組成物(III−1)に代えて、水性樹脂組成物(III−10)を用いた以外は、実施例11及び実施例12と同様に行い、プライマー層(P−12)を形成し、積層体(12)を得た。
比較例1で得られた水性樹脂組成物(III’−1)100質量部、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」)5質量部、及びイオン交換水82質量部を混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は実施例11と同様に行い、プライマー層(P’−1)を形成し、積層体(R1)を得た。
比較例7で用いた水性樹脂組成物(III’−1)に代えて、水性樹脂組成物(III’−2)を用い、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」)5質量部、及びイオン交換水5.3質量部を混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11と同様に行い、プライマー層(P’−2)を作成し、積層体(R2)を得た。
比較例7で用いた水性樹脂組成物(III’−1)に代えて、水性樹脂組成物(III’−4)を用いた以外は、実施例11及び比較例7と同様に行い、プライマー層(P’−3)を作成し、積層体(R3)を得た。
比較例7で用いた水性樹脂組成物(III’−1)に代えて、水性樹脂組成物(III’−5)を用い、ソルビトールポリグリシジルエーテル(ナガセケムテック株式会社製「DENACOL EX−614B」)3質量部、メラミン硬化剤(DIC株式会社製「BECKAMINE APM」)5質量部、及びイオン交換水32質量部を混合・攪拌し配合液を得た。それ以外は、実施例11及び比較例7と同様に行い、プライマー層(P’−4)を作成し、積層体(R4)を得た。
比較例7で用いた水性樹脂組成物(III’−1)に代えて、水性樹脂組成物(III’−6)を用いた以外は、実施例11及び比較例7と同様に行い、プライマー層(P’−5)を作成し、積層体(R5)を得た。
実施例及び比較例で得た製造直後の水性樹脂組成物及び比較用の水性樹脂組成物を、40℃の環境下に30日間保存した。30日経過後の水性複合樹脂組成物等の外観を目視で観察し、下記基準に基づいて評価した。
○:若干の沈殿物が確認されたが、実用上使用可能なレベルであり、また、再度攪拌することによって、沈殿物の再分散が可能であった。
△:沈殿物がやや多く、再度攪拌してもごく一部の沈殿物が残留し、十分に再分散することができなかった。
×:樹脂全量の約50質量%以上が沈殿し、再度の攪拌によっても、再分散ですることができなかった。
膜厚125μmのポリエチレンテレフタレートからなる基材の表面に、乾燥時の膜厚が約1μmとなるように前記プライマーを塗布し、150℃で5分間加熱することによって、前記基材の表面にプライマー層を形成した。
◎;プライマー層の表面を目視観察すると、透明であり、かつ、フィルムを90°に折り曲げてもクラックが発生しなかった。
○;プライマー層の表面を目視観察すると、透明であるがフィルム90°に折り曲げると若干のクラックが発生した。
△;プライマー層の表面を目視観察すると、透明であるがクラックを確認できた。
×;プライマー層の表面を目視観察すると、白化する程のクラックが発現し、プライマー層の一部がポリエチレンテレフタレート基材から容易に剥離していた。
膜厚125μmのポリエチレンテレフタレートからなる基材の表面に、乾燥時の膜厚が約1μmとなるようにプライマーを塗布し、150℃で5分間加熱することによって、前記基材の表面にプライマー層が積層した部材からなる試験板を作製した。
前記方法で作製した試験板のプライマー層の表面に、ニチバン株式会社製の24mm幅の粘着テープを貼付した。
次いで、前記粘着テープを前記プライマー層に対して垂直方向に引張り、前記粘着テープをプライマー層の表面から剥がした際の、前記プライマー層の表面の状態を、下記評価基準に従って目視で評価した。
○:試験板を構成する基材表面から、一部のプライマー層が剥離したが、その剥離した範囲は、試験板を構成する皮膜の全面積に対して10%以上25%未満であった。
△:試験板を構成するプライマー層の面積に対して25%以上50%未満の範囲のプライマー層が、試験板を構成する基材表面から剥離した。
×:試験板を構成するプライマー層の全面積に対して50%以上の範囲のプライマー層が、試験板を構成する基材表面から剥離した。
実施例及び比較例で得た積層体を構成する光硬化塗膜の表面に、ニチバン株式会社製の24mm幅の粘着テープを貼付した。
次いで、前記粘着テープを前記光硬化塗膜に対して垂直方向に引張り、前記粘着テープを光硬化塗膜の表面から剥がした際の、前記光硬化塗膜の表面の状態を、下記評価基準に従って目視で評価した。
○:積層体を構成する基材表面から、ごく一部の光硬化塗膜が剥離したが、その剥離した範囲は、積層体を構成する光硬化塗膜の全面積に対して25%未満であった。
△:積層体を構成する光硬化塗膜の面積に対して25%以上50%未満の範囲の光硬化塗膜が、積層体を構成する基材表面から剥離した。
×:積層体を構成する光硬化塗膜の全面積に対して50%以上の範囲の光硬化塗膜が、積層体を構成する基材表面から剥離した。
前記得られた積層体を温度60℃、相対湿度90%の高温恒湿器に50時間投入した。その後、前記積層体を取り出し、プライマー層と光硬化塗膜との密着性を、前記[プライマー層と光硬化塗膜との密着性(初期)]と同様の方法で評価した。
膜厚125μmのポリエチレンテレフタレートからなる基材の表面に、乾燥時の膜厚が約5μmとなるように前記プライマーを塗布し、150℃で5分間加熱することによって、前記基材の表面にプライマー層を形成した。次に、この樹脂積層体に対して、METRICON株式会社製モデル2010を用いて屈折率を測定した。なお、造膜不良により、測定ができないものに関しては、測定不可「−」とした。
Claims (8)
- ビニルエステル樹脂(A)及び芳香環を有するウレタン樹脂(B)が、水性媒体(C)中に分散された水性樹脂組成物であって、
前記ビニルエステル樹脂(A)が、ノボラック型エポキシ樹脂及びビスフェノール型エポキシ樹脂からなる群より選ばれる1種以上のエポキシ樹脂(a1)と、酸基及び重合性不飽和基を有する化合物(a2)とを反応させて得られたものであり、
前記ビニルエステル樹脂(A)の一部又は全部が、前記ウレタン樹脂(B)粒子中に内在して樹脂粒子(D)を形成したものであり、
前記樹脂粒子(D)中の芳香環濃度が、3.5mol/kg以上であり、
前記樹脂粒子(D)中の不飽和基濃度が、1mol/kg以上であることを特徴とする水性樹脂組成物。 - 前記樹脂粒子(D)の酸価が、5mgKOH/g以上である請求項1記載の水性樹脂組成物。
- 前記ウレタン樹脂(B)が、芳香環を有するポリオール(b1−1)及び親水性基を有するポリオール(b1−2)を含有するポリオール(b1)と、ポリイソシアネート(b2)とを反応させて得られたものである請求項1記載の水性樹脂組成物。
- 前記ウレタン樹脂(B)中の芳香環濃度が、4〜6.5mol/kgの範囲である請求項1記載の水性樹脂組成物。
- 前記化合物(a2)がアクリル酸又はメタクリル酸である請求項1記載の水性樹脂組成物。
- 基材の表面に、請求項1〜5のいずれか1項記載の水性樹脂組成物を用いて形成されたプライマー層を有し、前記プライマー層の表面に、活性エネルギー線硬化性組成物を用いて形成された硬化塗膜を有することを特徴とする積層体。
- 前記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物が、重合性不飽和基を有する樹脂と、重合性不飽和基を有する単量体とを含有するものである請求項6記載の積層体。
- 請求項6又は7記載の積層体を有することを特徴とする物品。
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