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JP2017078619A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に装飾部材が邪魔となることを防止することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両のインストルメントパネルに設けられると共に車両搭乗員に向けて表示を行うものであって、車両後方に向けて画像を投影する液晶ディスプレイ3と、液晶ディスプレイ3と車両搭乗員との間に設けられ、液晶ディスプレイ3からの画像を車両後方に透過すると共に、車両前後方向と交差する方向からの光を車両後方に反射するハーフミラー4と、交差する方向側に設けられた第1装飾部材5と、第1装飾部材5に対して光を照射し又は第1装飾部材5内から発光する発光部材6とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに設けられると共に車両搭乗員に向けて表示を行う車両用表示装置に関する。
従来、液晶ディスプレイの前面に装飾部材を備えた車両用表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この車両用表示装置では、装飾部材が実際の立体物であるため、液晶ディスプレイでは表現し難い立体感を立体物によって表現しつつも液晶ディスプレイによる画像表示を行うことで、見栄えに優れた車両用の表示を行うことができる。
特開2006−132951号公報
しかし、従来の車両用表示装置では、液晶ディスプレイの前面に装飾部材が設けられているため、画像表示にあたり装飾部材が邪魔になって表示を行うことができない場合がある。そこで、液晶ディスプレイによって装飾部材の画像を表示することも考えられるが、この場合には立体感の表現が立体物に比べて不充分となり、見栄えが低下してしまう。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的とするところは、見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に装飾部材が邪魔となることを防止することができる車両用表示装置を提供することにある。
本発明に係る車両用表示装置は、車両のインストルメントパネルに設けられると共に車両搭乗員に向けて表示を行う車両用表示装置であって、車両後方に向けて画像を投影する液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイと車両搭乗員との間に設けられ、前記液晶ディスプレイからの画像を車両後方に透過すると共に、前記車両前後方向と交差する方向からの光を車両後方に反射するハーフミラーと、前記交差する方向側に設けられた装飾部材と、前記装飾部材に対して光を照射し又は装飾部材内から発光する発光部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記液晶ディスプレイと前記ハーフミラーとの間に設けられる第2装飾部材をさらに備え、前記発光部材の発光時において前記装飾部材が前記第2装飾部材と連続する部材として表現されることが好ましい。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記第2装飾部材は、C形状となるリング部材であり、前記装飾部材は、前記第2装飾部材のC形状開放部分をつなぐ長さの円弧状部材であり、前記発光部材の発光時において前記円弧状部材がC形状となる前記リング部材のC形状開放部分を接続して表示されることにより、O形状となるリングを車両搭乗員に表示し、前記発光部材の非発光時にはC形状となる前記リング部材の内側と外側とが前記開放部分を通じてつながった前記液晶ディスプレイによる1つの画像表示領域となることが好ましい。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記第2装飾部材は、2つの前記リング部材を有し、前記2つのリング部材は、C形状の開放部分が互いに向き合って配置されており、前記装飾部材は、2つの前記円弧状部材を有し、前記発光部材の発光時において2つの前記円弧状部材がC形状となる2つの前記リング部材のC形状開放部分を接続して表示されることにより、O形状となる2つのリングを車両搭乗員に表示し、前記発光部材の非発光時には互いに開放部分が向き合う2つのC形状のリング部材の内側部位同士がつながる前記1つの画像表示領域となることが好ましい。
本発明の車両用表示装置によれば、見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に装飾部材が邪魔となることを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置を示す斜視図である。 図1に示したX−X断面図である。 本実施形態に係る車両用表示装置による表示形態の一例を示す正面図である。 本実施形態に係る車両用表示装置による表示形態の他の例を示す正面図である。 第2実施形態に係る車両用表示装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る本実施形態に係る車両用表示装置による表示形態の一例を示す正面図である。 第2実施形態に係る車両用表示装置による表示形態の他の例を示す正面図である。 第3実施形態に係る車両用表示装置による表示形態の一例を示す正面図である。
以下、本発明を好適な一実施形態に沿って説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において変更を加えてもよいし、各実施形態の技術を可能な範囲で組み合わせてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置を示す斜視図であり、図2は、図1に示したX−X断面図である。図1及び図2に示す車両用表示装置1は、車両インストルメントパネルIと一体に形成されたケース2を有し、ケース2の開口部Oを通じて車両搭乗員に向けて画像を表示するものである。なお、ケース2の開口部Oにおける車両搭乗員側(すなわち車両後方側)には、表ガラス板Gが設けられている。
このような車両用表示装置1は、ケース2内に、液晶ディスプレイ3と、ハーフミラー4と、第1装飾部材(装飾部材)5と、発光部材6と、第2装飾部材7とを備えている。
液晶ディスプレイ3は、いわゆるTFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ3の一例)であって、表示面3aが車両後方に向いており、車両後方に向けて画像を投影する構成となっている。
ハーフミラー4は、液晶ディスプレイ3と車両搭乗員との間、すなわちケース2内における液晶ディスプレイ3の後方側に設けられたものであり、透過及び反射機能を有する板状部材である。このハーフミラー4は、車両前後方向に対して傾いて設置されている。すなわち、ハーフミラー4は、その下側ほど車両前方に奥まるように、その面がやや下向きとなって配置されている。このようなハーフミラー4は、液晶ディスプレイ3からの画像を車両後方に透過すると共に、車両前後方向と交差する方向(本実施形態においては下方向)からの光を車両後方に反射する構成となっている。
第1装飾部材5は、上記交差する方向側に設けられた部材(例えば樹脂部材(表面に金属調の塗装を施したもの)であって、傾いて配置されるハーフミラー4の下側に設けられている。発光部材6は、例えばLED(Light Emitting Diode)素子であり、第1装飾部材5に対して光を照射するものである。発光部材6が第1装飾部材5に光を照射すると、発光部材6からの光は第1装飾部材5にて反射する。この反射光は、ハーフミラー4で更に車両後方に向けて反射されて表ガラス板Gを介して車両搭乗員側に到達する。すなわち、発光部材6の発光時には、第1装飾部材5が車両搭乗員に認識されることとなる。このとき、車両搭乗員には第1装飾部材5がハーフミラー4の奥側、すなわち液晶ディスプレイ3の設置側に存在するかのように認識され、虚像表示されることとなる。一方、発光部材6が非発光状態となると、第1装飾部材5は車両搭乗員に認識されなくなる。従って、第1装飾部材5は発光部材6の発光及び非発光に応じて車両搭乗員に認識されたり認識されなくなったりする。
第2装飾部材7は、液晶ディスプレイ3とハーフミラー4との間に設けられる部材(例えば樹脂部材(表面に金属調の塗装を施したもの)である。この第2装飾部材7は、液晶ディスプレイ3によって画像表示が行われる際の投影光によって視認可能となるものであり、液晶ディスプレイ3による画像表示と共に車両搭乗員に認識されるものである。
図3は、本実施形態に係る車両用表示装置1による表示形態の一例を示す正面図である。なお、図3では、発光部材6が発光状態にあるときの表示例を示している。
図3に示すように、車両用表示装置1は、液晶ディスプレイ3の表示領域DA内に、速度計VM、燃料計FM、及びエンジン回転数計EMが一体となった第1計器M1と、シフトレバー表示RM、及び走行状態表示TSMとが一体となった第2計器M2と、外気温計TMと、オドメータOMと、オートクルーズ表示SDとを表示している。さらに、車両用表示装置1は、液晶ディスプレイ3の表示領域DA外に、例えば警告事項が発生したときにその内容を示す警告表示器ADを備えている。
第1計器M1は、円環状の計器であって、計器枠を示すOリングORを備えている。速度計VMは、OリングORの中央位置に数値にて車両速度を表示するものであって、図3に示す例では例えば「40km/h」と表示されている。燃料計FMは、OリングORの内側部分に沿って表示される円弧状(下側)の燃料目盛と、現在の残燃料を示す燃料バーとから構成されている。
エンジン回転数計EMは、OリングORの内側部分に沿って表示される円弧状(下側を除く円弧状)のエンジン回転数目盛ESと、現在のエンジン回転数を指し示す例えば三角形状の指示表示EGDとから構成されている。
第2計器M2についても第1計器M1と同様に、円環状の計器であって、計器枠を示すOリングORが表示されている。なお、第1計器M1は、車両搭乗員から向かってやや左寄りに配置されており、第2計器M2は車両搭乗員から向かってやや右寄りに配置されている。シフトレバー表示RMは、OリングORの中央位置にアルファベット及び数値にてシフト位置を表示するものであって、図3に示す例では例えば「D3」(ドライブ位置3速)と表示されている。
走行状態表示TSMは、車両の走行状態が電力を充電中か、エコ運転状態か、パワー運転状態かを示す計器であって、OリングORの内側部分に沿って表示される円弧状(右下側を除く円弧状)の走行状態目盛TSSと、現在の走行状態を指し示す例えば三角形状の指示表示TGDとから構成されている。
外気温計TMは、車外の気温を示すものであり、第1及び第2計器M1,M2の間におけるやや上側に表示されている。オドメータOMは、車両の積算走行距離を示すものであり、第1及び第2計器M1,M2の間におけるやや下側に表示されている。警告表示器ADは、外気温計TMよりも更に上側において警告事項が発生したときにその内容を示すものである。
オートクルーズ表示SDは、オートクルージング機能に関する情報を表示するものである。ここで、オートクルージング機能とは、アクセルペダルを踏まなくとも先行車との距離を一定に保って走行する機能である。図3に示す例においては、自車両表示SD1と、車間距離表示SD2とが表示されている。車間距離表示SD2は、先行車との距離を「長い、中間、短い」の3段階で表示する3つの目盛で構成され、設定されている車間距離に応じて点灯する目盛の数が増減するようになっている。
このような表示状態において、上記の各OリングORは、第2装飾部材7と、虚像表示される第1装飾部材5とによって連続する1つの部材として表現されている。より詳細に説明すると、第2装飾部材7は、正面視してC形状となる2つのリング部材であり、第1装飾部材5は、C形状の開放部分OPをつなぐ2つの円弧状部材で構成され、発光部材6の発光時には、これらが一体となって2つのOリングORとして表示されることとなる。このように、各OリングORは、第1装飾部材5と第2装飾部材7という実際の立体物によって表現されるため、見栄えに優れた計器M1,M2の表示を行うことができる。なお、図3に示す例においてOリングOR及び警告表示器AD以外については、液晶ディスプレイ3により表示される画像によって表現されている。
ここで、第2装飾部材7は、C形状の開放部分OPが互いに向き合って配置される2つのリング部材であるが、これに限らず、1つのリング部材であってもよい。また、第1装飾部材5についても同様に1つの円弧状部材で構成されていてもよい。
図4は、本実施形態に係る車両用表示装置1による表示形態の他の例を示す正面図である。なお、図4では、発光部材6が非発光状態にあるときの表示例を示している。なお、図4において破線は、第1装飾部材5が表示されていた領域を示している。
図4に示すように、発光部材6が非発光状態となると第1装飾部材5が認識されなくなる。このため、車両用表示装置1は、第1装飾部材5が認識されなくなることを利用して、液晶ディスプレイ3による大画面表示を行う。
すなわち、図4に示すようにC形状となるリング部材である第2装飾部材7の内側IAと外側OAとは、リング部材の開放部分OPを通じてつながる1つの画像表示領域GAとなる。車両用表示装置1は、この画像表示領域GAを利用して、例えば車両前方側の車外画像を表示させる。これにより、第2装飾部材7の内側IAと外側OAとを通じて比較的大きな画像領域を確保することができる。
なお、画像表示領域GAは、第1計器M1又は第2計器M2のいずれか一方における第2装飾部材7の内側IAと外側OAとをつなぐものであってもよいが、図4に示す例のように、開放部分OPが向かい合う2つのリング部材の内側IA同士がつながる1つの画像表示領域GAとなっていることが好ましい。これにより、より広い画像の表示領域を確保できるためである。
次に、第1実施形態に係る車両用表示装置1の動作を説明する。まず、車両用表示装置1は、表示すべき内容を判断する。この判断結果によって、計器画像を表示すると判断した場合、車両用表示装置1は、図3に示すように、発光部材6を発光させて第1及び第2装飾部材5,7からなるOリングORを車両搭乗員に表示させると共に、且つ、液晶ディスプレイ3を制御して、OリングOR内に速度計VM等を表示させる。また、車両用表示装置1は、OリングOR外にも適宜必要情報(オドメータOM等)を表示させる。
一方、大画面表示を行うと判断した場合、車両用表示装置1は、発光部材6を非発光状態とすることで第1装飾部材5を車両搭乗員に表示せず、C形状となるリング部材(第2装飾部材7)の内側IAと外側OAとをつなぐ画像表示領域GAに、所定の画像(例えば図4に示す車両前方画像)を表示させる。この場合において、外気温計TMやオドメータOMの表示箇所に、速度表示を行うようにしてもよい。
このようにして、第1実施形態に係る車両用表示装置によれば、発光部材6を発光させた場合、第1装飾部材5からの光をハーフミラー4にて反射させて第1装飾部材5を車両後方側の車両搭乗員に認識させることができる。また、液晶ディスプレイ3からの光はハーフミラー4を透過して車両後方側の車両搭乗員に表示されるため、立体物の立体感を表現したままで画像表示を行うことで、見栄えの低下を抑えることができる。しかも、発光部材6を発光させない場合には、第1装飾部材5が車両搭乗員に認識されなくなり、液晶ディスプレイ3からの画像を車両搭乗員に認識させるにあたり第1装飾部材5が邪魔となることを防止することができる。従って、見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に第1装飾部材5が邪魔となることを防止することができる。
また、液晶ディスプレイ3とハーフミラー4との間に設けられる第2装飾部材7をさらに備え、発光部材6の発光時において第1装飾部材5が第2装飾部材7と連続する部材として表現されるため、部材の一部を第1装飾部材5とし残部を第2装飾部材7とすることで発光部材6の発光時には連続する部材を表現でき、発光部材6の非発光時には第1装飾部材5が車両搭乗員に認識されなくなり、液晶ディスプレイ3からの画像を車両搭乗員に認識させるにあたり第1装飾部材5が邪魔となることを防止することができる。
また、第2装飾部材7は、C形状となるリング部材であり、第1装飾部材5は、第2装飾部材7のC形状開放部分OPをつなぐ長さの円弧状部材であり、発光部材6の発光時において円弧状部材がC形状となるリング部材のC形状開放部分OPを接続して表示されることにより、O形状となるOリングORを車両搭乗員に表示させるため、発光部材6の発光時においては、例えば速度計やエンジン回転数計などに多く用いられるOリングORを表現でき、発光部材6の非発光時においてはCリングが表現され、C形状開放部分OPを利用した比較的大きな画像領域GAを確保することができる。
また、第2装飾部材7は、2つのリング部材を有し、2つのリング部材は、C形状の開放部分OPが互いに向き合って配置されており、第1装飾部材5は、2つの円弧状部材を有し、発光部材6の発光時において2つの円弧状部材がC形状となる2つのリング部材のC形状開放部分OPを接続して表示されることにより、O形状となる2つのOリングORを車両搭乗員に表示し、発光部材6の非発光時には互いに開放部分OPが向き合う2つのC形状のリング部材の内側IA部位同士がつながる1つの画像表示領域GAとなる。このため、例えば速度計やエンジン回転数計など、2つのOリングORが表現される計器について表示しつつも、必要時には発光部材6が非発光時となって互いに開放部分OPが向き合う2つのC形状のリング部材の内側IA部位が液晶ディスプレイ3による1つの画像表示領域GAとなり、比較的大きな画像領域を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る車両用表示装置は、第1実施形態のものと同様であるが、一部内容が異なっている。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
図5は、第2実施形態に係る車両用表示装置1を示す断面図である。図5に示すように、第2実施形態に係る車両用表示装置1は、液晶ディスプレイ3とハーフミラー4との第2装飾部材7を備えない構成となっている。また、液晶ディスプレイ3の全体表示領域DAは、車両用表示装置1の表示領域と略一致しており、警告表示器ADについても画像により表現されるようになっている。他の構成は第1実施形態と同様である。
図6は、第2実施形態に係る本実施形態に係る車両用表示装置1による表示形態の一例を示す正面図である。なお、図6では、発光部材6が発光状態にあるときの表示例を示している。
図6に示すように、車両用表示装置1は、第1実施形態と同様に、第1計器M1及び第2計器M2等を表示している。これら計器M1,M2は計器枠を示すOリングORをそれぞれ備えている。第2実施形態に係る車両用表示装置1では、このOリングORの全体が虚像表示されている。すなわち、第1装飾部材5は、O形状のOリングORそのものとしてハーフミラー4の下側に配置されていることとなる。
このような構成であるため、発光部材6が発光状態である場合、第1実施形態と同様にOリングORが表示されるが、発光部材6が非発光状態となると、OリングORの全体が表示されなくなる。これにより、第2実施形態に係る車両用表示装置1は、一層大画面表示が可能となっている。
図7は、第2実施形態に係る車両用表示装置1による表示形態の他の例を示す正面図である。なお、図7では、発光部材6が非発光状態にあるときの表示例を示している。
図7に示すように、第2実施形態に係る車両用表示装置1は、発光部材6が非発光状態にあるとき、OリングORの全体が認識されなくなる関係上、その全体を、車両前方画像を表示させる画像表示領域GAとすることができる。これにより、一層大画面表示を行うことができる。
このようにして、第2実施形態に係る車両用表示装置1によれば、第1実施形態と同様に、見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に第1装飾部材5が邪魔となることを防止することができる。
さらに、第2実施形態によれば、発光部材6の非発光時には第1装飾部材5が表示されなくなり、しかも第2装飾部材7を備えない関係上(すなわち実際の立体物である装飾部材が第1装飾部材5のみである関係上)、液晶ディスプレイ3の全体等による表示が可能となり、一層大画面表示を行うことができる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係る車両用表示装置は、第2実施形態のものと同様であるが、一部内容が異なっている。以下、第2実施形態との相違点について説明する。
図8は、第3実施形態に係る車両用表示装置1による表示形態の一例を示す正面図である。なお、図8では、発光部材6が発光状態にあるときの表示例を示している。
図8に示す例において、第1装飾部材5は指針GLであり、OリングOR及び目盛S1,S2については、液晶ディスプレイ3による画像表示によって表現されている。第1装飾部材5が指針GLであるため、第3実施形態においてはハーフミラー4の下側に指針GL及び指針GLを駆動する機構を備えている。また、第3実施形態において発光部材6は、指針GLに光を照射しつつも指針GLを駆動する機構には光を照射しないようになっている。
このような構成であるため、発光部材6の発光状態においては指針GLが認識されるが、発光部材6が非発光状態となると指針GLが認識されなくなる。これにより、第3実施形態に係る車両用表示装置1は、第2実施形態と同様に大画面表示が可能となる。なお、発光部材6の非発光時における表示例は第2実施形態と同様である。
このようして、第3実施形態に係る車両用表示装置1によれば、第2実施形態と同様に、見栄えの低下を抑えつつも、画面表示の際に第1装飾部材5が邪魔となることを防止することができる。また、第2実施形態と同様に、液晶ディスプレイ3の全体等による表示が可能となり、一層大画面表示を行うことができる。
さらに、第3実施形態によれば、指針GLという動作する立体物を第1装飾部材5として備えるため、停止している物のみならず、動作する物について立体感を表現でき、見栄えを向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態の技術を可能な範囲で組み合わせてもよい。
例えば第1装飾部材5は、発光部材6からの光を反射する部材のみならず、発光部材6からの光を導入し、導入した光を第1装飾部材5の全体に行き渡らせ、第1装飾部材5自体が発光しているかのように視認されるものであってもよい。
1 :車両用表示装置
2 :ケース
3 :液晶ディスプレイ
3a :表示面
4 :ハーフミラー
5 :第1装飾部材(装飾部材)
6 :発光部材
7 :第2装飾部材
GA :画像表示領域
GL :指針
I :車両インストルメントパネル
IA :第2装飾部材の内側
O :開口部
OA :第2装飾部材の外側
OP :開放部分
OR :Oリング

Claims (4)

  1. 車両のインストルメントパネルに設けられると共に車両搭乗員に向けて表示を行う車両用表示装置であって、
    車両後方に向けて画像を投影する液晶ディスプレイと、
    前記液晶ディスプレイと車両搭乗員との間に設けられ、前記液晶ディスプレイからの画像を車両後方に透過すると共に、車両前後方向と交差する方向からの光を車両後方に反射するハーフミラーと、
    前記交差する方向側に設けられた装飾部材と、
    前記装飾部材に対して光を照射し又は装飾部材内から発光する発光部材と、
    を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記液晶ディスプレイと前記ハーフミラーとの間に設けられる第2装飾部材をさらに備え、
    前記発光部材の発光時において前記装飾部材が前記第2装飾部材と連続する部材として表現される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第2装飾部材は、C形状となるリング部材であり、
    前記装飾部材は、前記第2装飾部材のC形状開放部分をつなぐ長さの円弧状部材であり、
    前記発光部材の発光時において前記円弧状部材がC形状となる前記リング部材のC形状開放部分を接続して表示されることにより、O形状となるリングを車両搭乗員に表示し、前記発光部材の非発光時にはC形状となる前記リング部材の内側と外側とが前記開放部分を通じてつながった前記液晶ディスプレイによる1つの画像表示領域となる
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記第2装飾部材は、2つの前記リング部材を有し、
    前記2つのリング部材は、C形状の開放部分が互いに向き合って配置されており、
    前記装飾部材は、2つの前記円弧状部材を有し、
    前記発光部材の発光時において2つの前記円弧状部材がC形状となる2つの前記リング部材のC形状開放部分を接続して表示されることにより、O形状となる2つのリングを車両搭乗員に表示し、前記発光部材の非発光時には互いに開放部分が向き合う2つのC形状のリング部材の内側部位同士がつながる前記1つの画像表示領域となる
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
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