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JP2017042208A - マッサージ機 - Google Patents

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JP2017042208A
JP2017042208A JP2015164711A JP2015164711A JP2017042208A JP 2017042208 A JP2017042208 A JP 2017042208A JP 2015164711 A JP2015164711 A JP 2015164711A JP 2015164711 A JP2015164711 A JP 2015164711A JP 2017042208 A JP2017042208 A JP 2017042208A
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稲田 二千武
Nichimu Inada
二千武 稲田
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Abstract

【課題】身体の少なくとも一部を左右方向へ十分移動させることで、新たな体感を与えることができるマッサージ機を提供する。【解決手段】上半身の側面に対向して設けられた押圧部a2,a4と、押圧部a2,a4の動作を制御する制御手段14と、を有している。押圧部a2,a4は、左右で対をなして押圧部群A2,A4を構成している。押圧部群A2,A4は、身長方向に沿って複数設けられている。複数の押圧部群A2,A4のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす押圧部a4を互いに独立して動作させることが可能である。【選択図】 図1

Description

本発明はマッサージ機に関する。
従来、背凭れ部の左右位置に保持部(サイドサポート)を設け、保持部の内側面に設けたエアセルにより使用者の上半身を両側から保持することができるマッサージ機が知られている。このマッサージ機は、エアセルが身長方向に沿って3個設けられている(例えば、特許文献1の図2参照)。また、背凭れ部の前面に左右一対からなるエアセルを上下方向に並設したマッサージ機が知られている。このマッサージ機は、左右一対からなるエアセルのうち、片側のみを膨張させることでひねりを実施できるようになっている(例えば、特許文献2の図5及び図6参照)。
特開2006−255156号公報 特開2008−279213号公報
上記特許文献1に記載のマッサージ機は、使用者の身体を保持すべく、左右で対をなすエアセルが常に同時に膨張する。従って、身体を左右方向に移動させることができないという問題がある。また、上記特許文献2に記載のマッサージ機は、使用者の上半身を上下軸回りにひねるべく、左右で対をなすエアセルは胴体の後面に作用する。従って、身体を左右方向に十分移動させることができないという問題がある。そこで本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、身体の少なくとも一部を左右方向へ十分移動させることで、新たな体感を与えることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、上半身の側面に対向して設けられた押圧部と、前記押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記押圧部群は、身長方向に沿って複数設けられ、前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、上半身の身長方向における複数個所に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。しかも、上半身の一部を身体の中心線に対して左右へ移動させることができ、新たな体感を与えることができる。
また、前記押圧部は、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、肩又は上腕の側面に対向して設けられた肩側押圧部と、を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、腰を左右へ移動させることにより、ウェストを引き締めることができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記肩側押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記肩側押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、本発明は、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、臀部又は大腿部の側面に対向して設けられた臀部押圧部と、前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、身長方向における複数個所に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。しかも、腰を左右へ移動させることにより、ウェストを引き締めることができる。
また、肩又は上腕の側面に対向して設けられた肩側押圧部と、頭又は首に対応して設けられた頭部押圧部と、のうち少なくとも1つを有し、前記肩側押圧部又は前記頭部押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記押圧部群は、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記臀部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、下半身が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記臀部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、下半身が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、本発明は、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、頭又は首に対応して設けられた頭部押圧部と、前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、腰を左右へ移動させることにより、ウェストを引き締めることができる。又は、頭又は首を左右へ移動させることにより、首の側面の筋肉を伸ばすことができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができる。
また、前記制御手段は、左右両側の前記腰押圧部による押圧と、左右一方側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、胴体が左右方向へ移動することを阻止して、頭又は首を左右へ移動させることにより、首の側面の筋肉をより伸ばすことができる。
また、前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、腰と、頭又は首と、を左右逆方向へ移動させることにより、ウェストをより引き締めることができるとともに、首の側面の筋肉をより伸ばすことができる。
また、本発明は、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、脚の側面に対向して設けられた脚押圧部と、前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、身長方向における複数個所に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。しかも、腰を左右へ移動させることにより、ウェストを引き締めることができる。
また、本発明は、臀部又は大腿部の側面に対向して設けられた臀部押圧部と、脚の側面に対向して設けられた脚押圧部と、前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記複数の押圧部群は、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、下肢を左右へ移動させることにより、股関節をほぐすことができる。
また、本発明は、肩の上面に対向して設けられた肩上押圧部と、前記肩上押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、前記肩上押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記押圧部群は、左右で対をなす前記肩上押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、左右一方側の肩を押し下げることで左右他方側の肩が上昇し、左右他方側の脇周辺の筋肉を伸ばすことができる。
また、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部を有し、前記腰押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、前記制御手段は、左右一方側の前記肩上押圧部による押圧と、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、左右一方側の肩を押し下げることで左右他方側の肩が上昇し、更に腰の左右一方側を押圧することで腰が左右他方側へ移動して、左右他方側の脇周辺の筋肉をより伸ばすことができる。
また、身体の側面又は上面に対向して設けられた壁部を有し、前記各押圧部は、前記壁部に設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、押圧部を身体の側面又は上面に対向して配置することができる。
本発明によれば、身体の少なくとも一部を左右方向へ十分移動させることで、新たな体感を与えることができる。
本発明の一実施形態に係るマッサージ機の斜視図である。 マッサージ機の模式図である。 本発明の他の実施形態に係るマッサージ機の模式図である。 マッサージ機のブロック図である。 マッサージ部の正面図である。 動作1の説明図である。 動作2の説明図である。 動作3の説明図である。 動作4の説明図である。 動作5の説明図である。 動作6の説明図である。 動作7の説明図である。 動作8の説明図である。 動作9の説明図である。 動作10の説明図である。
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明のマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の斜視図である。図2はマッサージ機1の模式図である。図3は本発明の他の実施形態に係るマッサージ機1の模式図である。図4はマッサージ機1のブロック図である。図5はマッサージ部6の正面図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す起立姿勢のマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1〜図3に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の脚及び/又は足を支持するフットレスト4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5(図2参照)と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4、及び枕部5は、使用者の身体を背面側から支持する身体支持部として機能する。身体支持部2〜5の各所には、使用者の身体を押圧することでマッサージを行う押圧部a1〜a8が設けられている。また、背凭れ部3には、揉みマッサージ及び/又は叩きマッサージを行うマッサージ部6が設けられている。なお、座部2の左右両側には、使用者の腕部を載置する肘掛け部(図示せず)が設けられていてもよい。
図1及び図4に示すとおり、背凭れ部3は、座部2の下方に設けられたアクチュエータ11により、座部2に対して前後にリクライニング可能に構成されており、図1に示す起立姿勢から背凭れ面が床面と略水平となるリクライニング姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。フットレスト4は、座部2の下方に設けられたアクチュエータ12により、座部2に対して上下に揺動可能に構成されており、図1に示す垂下姿勢から膝を伸ばした状態で脚又は足が支持される上昇姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。
図4に示すとおり、座部2の下方には、後述するエアセルよりなる各押圧部a1〜a8に対してエアを給排気するポンプ13a及びバルブ13bを有する給排気装置13と、マッサージ機1の各種動作を制御する制御手段14と、が設けられている。制御手段14は、プログラマブルなマイコン等を有しており、各アクチュエータ11,12、マッサージ部6、及び給排気装置13を駆動制御する。制御手段14には、使用者が操作するコントローラ15が電気的に接続されている。マッサージ機1は、予め定められたプログラム(マッサージコース)に従って動作する他、使用者によるコントローラ15からの指示に従って動作する。
[座部の構成]
図1〜図3に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の臀部及び/又は大腿部の外側面に対向して設けられた壁部20が設けられている。この壁部20は、座部の側方において上方へ立設されている。そして、壁部20の内側面には、臀部及び/又は大腿部の外側面を押圧する臀部押圧部a5が設けられている。座部2の左右両側に肘掛け部を設ける場合は、肘掛け部の内側壁を壁部20として利用してもよく、臀部押圧部a5を肘掛け部の内側壁に設ければよい。また、座部2には、使用者の臀部及び/又は大腿部を下方(背面)から押圧する臀部押圧部a6が設けられていてもよい。臀部押圧部a5,a6は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、臀部押圧部a5は左右で対をなして押圧部群A5を構成し、臀部押圧部a6は左右で対をなして押圧部群A6を構成している。
[フットレストの構成]
図1〜図3に示すとおり、フットレスト4は、使用者の脚の後面(背面)に対向して設けられた底部41と、脚の内側面に対向して設けられた壁部42と、脚の外側面に対向して設けられた壁部43と、を有して、前及び上下が開口する凹部40が形成されている。この壁部42,43は、底部41から前方へ立設されている。フットレスト4は、底部41及び各壁部42,43により、ふくらはぎから足首までを支持する構成であってもよいし、ふくらはぎから足の側部までを支持する構成であってもよい。また、足裏に対向する足裏ステップ(図示せず)を有していてもよい。
壁部43の内側面には、脚の外側面を押圧する脚押圧部a7が設けられている。壁部42の両側面には、脚の内側面を押圧する脚押圧部a7が設けられている。また、底部41には、使用者の脚を後方(背面)から押圧する脚押圧部a8が設けられていてもよい。脚押圧部a7,a8は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。脚押圧部a7は、脚の内側面に対向する脚押圧部7aと、脚の外側面に対向する脚押圧部7aと、により左右で対をなして押圧部群A7を構成している。
[背凭れ部の構成]
図1に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aを被覆するカバー部材(図示せず)と、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/又は樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。また、カバー部材(図示せず)は、開口部3bを前方から覆っている。後述するマッサージ部6の施療子62が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材(図示せず)を介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。
[マッサージ部の構成]
図1〜図5に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面側)からマッサージするマッサージ部6が設けられている。このマッサージ部6は、身長方向に沿って複数(本実施形態では2つ)設けられていることが好ましい。このマッサージ部6は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉みマッサージ、及び左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。また、マッサージ部6は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール16が設けられており、マッサージ部6はガイドレール16に沿って移動する。マッサージ部6が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
図5に示すとおり、マッサージ部6は、ベースフレーム60aと、ベースフレーム60aに支持された可動フレーム60bと、を有している。ベースフレーム60aは、その左右両側においてガイドレール16に嵌合するガイドローラ63を有している。そして、ラックピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム60bは、左右方向の揺動軸64を介してベースフレーム60aに支持されている。ベースフレーム60aと可動フレーム60bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部65が設けられている。進退駆動部65の駆動により、可動フレーム60bは揺動軸64を中心として前後方向に進退することができる。なお、可動フレーム60bを進退させる構造でなくてもよく、アーム61に進退駆動部65を設けてアーム61のみを進退させる構造であってもよい。
アーム61は、左右方向に延設された揉み軸66及び叩き軸67に連結されている。揉み軸66の左右両側には、傾斜軸部66bを有する傾斜カム66aが設けられており、この傾斜カム66aにアーム61が取り付けられている。左右の傾斜軸部66bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸66の軸心に対して傾斜している。叩き軸67の左右両側には、叩き軸67の軸心に対して偏心した偏心軸部67bを有する偏心カム67aが設けられており、この偏心カム67aにアーム61がコンロッド68を介して取り付けられている。左右の偏心軸部67bは、叩き軸67の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸66及び叩き軸67は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子62は、揉み軸66の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸67の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子62が設けられたアーム61、揉み軸66、及び叩き軸67は、可動フレーム60bに支持されている。従って、施療子62は、可動フレーム60bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
アーム61は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子62が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、マッサージ部6は、使用者の身体情報を検出するセンサ69(図4参照)を有している。このセンサ69は、アーム61が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。具体的に説明すると、マッサージ部6を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子62が肩の上方に到達すると、施療子62に作用する負荷が解除されて、アーム61が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム61が所定の揺動位置となったことをセンサ69が検出し、その際のマッサージ部6の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は制御手段14に記憶される。なお、身体情報は使用者自身が入力してもよい。この場合、例えば、コントローラ15を操作して身体情報を入力し、制御手段14に記憶させることができる。
図1〜図3に示すとおり、背フレーム3a(背凭れ部3)の左右両側には、使用者の肩又は上腕の外側面に対向して設けられた壁部30が設けられている。また、使用者の腰の外側面に対向して設けられた壁部31が設けられている。この壁部30,31は、背凭れ部3の側方において前方へ立設されている。そして、壁部30の内側面には、肩又は上腕の外側面を押圧する肩側押圧部a2が設けられている。また、壁部31の内側面には、腰の外側面を押圧する腰押圧部a4が設けられている。肩側押圧部a2及び腰押圧部a4は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、肩側押圧部a2は左右で対をなして押圧部群A2を構成し、腰押圧部a4は左右で対をなして押圧部群A4を構成している。すなわち、背凭れ部3には、上半身の側面に対向して設けられた押圧部群A2,A4が、身長方向に沿って複数設けられている。
図3に示すとおり、使用者の肩の上面に対向して設けられた壁部32が設けられていてもよい。この壁部32は、左右両側の壁部30の上部から左右内側方へ立設されている。そして、壁部32の下面には、肩の上面を押圧する肩上押圧部a3が設けられている。肩上押圧部a3は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、肩上押圧部a3は左右で対をなして押圧部群A3を構成している。なお、壁部32は、壁部30から立設するのではなく、背凭れ部3の上部前面から前方へ立設してもよい。
[枕部の構成]
図2及び図3に示すとおり、背凭れ部3の上部前面には、使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5が設けられている。枕部5の前面には、頭及び/又は首の後面に対向して設けられた左右で対をなす頭部押圧部a1が設けられている。頭部押圧部a1は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、頭部押圧部a1は、左右で対をなして押圧部群A1を構成している。この頭部押圧部a1は、頭及び/又は首の外側面に対向して設けてもよい。この場合は、前方へ立設された壁部(図示せず)の内側面に設けるとよい。また、頭部押圧部a1は、枕部5に設けるのではなく、背凭れ部3の上部前面に直接設けてもよい。
図4に示すとおり、各押圧部a1〜a8は、互いに異なるバルブ13bを介してポンプ13aに接続されている。従って、制御手段14がバルブ13bの動作を制御することにより、各押圧部a1〜a8を独立して動作(膨張収縮)させることが可能である。すなわち、左右で対をなす押圧部a1〜a7を互いに独立して動作させることが可能である。本実施形態では、押圧部群A1〜A7が身長方向に沿って複数設けられているわけであるが、複数の押圧部群A1〜A7のうちの少なくとも1つにおいて、左右で対をなす押圧部a1〜a7を互いに独立して動作させることができれば足りる。
以下、マッサージ機1の動作について、図6〜図15に基づいて説明する。以下では理解を容易にするため、左右一方側を「左側」とし、左右他方側を「右側」として説明するが、左右一方側を「右側」とし、左右他方側を「左側」としても成立する。また、図6〜図15において、斜線を施した押圧部は膨張状態を示しており、斜線を施していない押圧部は収縮状態を示している。
[動作1]
図6は動作1の説明図である。動作1は、腰押圧部a4と肩側押圧部a2を組み合わせた動作である。
動作1を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、左右両側の肩側押圧部a2の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左右両側の肩側押圧部a2が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右両側の肩側押圧部a2の膨張を維持した状態で、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作1によれば、使用者は、肩側押圧部a2の膨張によって両側の上腕又は肩が左右外側から押圧されて、上半身の上部が背凭れ部3に拘束される。そして、上半身の上部が背凭れ部3に拘束された状態で、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、上半身の身長方向における複数個所である腰と上腕又は肩に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、上半身の一部である腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
[動作2]
図7は動作2の説明図である。動作2は、腰押圧部a4と肩側押圧部a2を組み合わせた動作である。
動作2を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、右側の肩側押圧部a2の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左側の肩側押圧部a2が収縮状態となり、右側の肩側押圧部a2が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させ、左右の肩側押圧部a2を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作2によれば、使用者は、肩側押圧部a2の膨張よって上腕又は肩の右側が押圧され、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、上半身の身長方向における複数個所である腰と上腕又は肩に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、上半身の一部である腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、上半身の上部が右側へ移動することを阻止して、腰を右側へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。更に言えば、上半身の上部は、腰の移動方向とは逆方向である左側へ移動するため、ウェストをより引き締めることができる。
[動作3]
図8は動作3の説明図である。動作3は、腰押圧部a4と臀部押圧部a5を組み合わせた動作である。
動作3を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、左右両側の臀部押圧部a5の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左右両側の臀部押圧部a5が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右両側の臀部押圧部a5の膨張を維持した状態で、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作3によれば、使用者は、臀部押圧部a5の膨張によって臀部又は大腿部が左右外側から押圧されて、下半身が座部2に拘束される。そして、下半身が座部2に拘束された状態で、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、身長方向における複数個所である腰と臀部又は大腿部に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、下半身が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
また、動作3において、肩側押圧部a2の動作を組み合わせてもよい。例えば、制御手段14は、左右両側の肩側押圧部a2の膨張を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。使用者は、肩側押圧部a2の膨張によって両側の上腕又は肩が左右外側から押圧されて、上半身の上部が背凭れ部3に拘束される。従って、上半身の上部及び下半身が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
また、動作3において、肩側押圧部a2の動作に代えて又は加えて、頭部押圧部a1の動作を組み合わせてもよい。例えば、制御手段14は、左右両側の頭部押圧部a1の膨張を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。使用者は、頭部押圧部a1の膨張によって頭又は首が左右外側から押圧されて、上半身の上部が背凭れ部3に拘束される。従って、上半身の上部及び下半身が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
[動作4]
図9は動作4の説明図である。動作4は、腰押圧部a4と臀部押圧部a5を組み合わせた動作である。
動作4を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、右側の臀部押圧部a5の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左側の臀部押圧部a5が収縮状態となり、右側の臀部押圧部a5が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させ、左右の臀部押圧部a5を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作4によれば、使用者は、臀部押圧部a5の膨張よって臀部又は大腿部の右側が押圧され、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、身長方向における複数個所である腰と臀部又は大腿部に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、下半身が右側へ移動することを阻止して、腰を右側へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。更に言えば、下半身は、腰の移動方向とは逆方向である左側へ移動するため、ウェストをより引き締めることができる。
また、動作4において、肩側押圧部a2の動作を組み合わせてもよい。例えば、制御手段14は、右側の肩側押圧部a2の膨張を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。使用者は、肩側押圧部a2の膨張よって上腕又は肩の右側が押圧される。従って、上半身の上部及び下半身は、腰の移動方向とは逆方向である左側へ移動するため、ウェストをより引き締めることができる。
また、動作4において、肩側押圧部a2の動作に代えて又は加えて、頭部押圧部a1の動作を組み合わせてもよい。例えば、制御手段14は、右側の頭部押圧部a1の膨張を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。使用者は、頭部押圧部a1の膨張よって頭又は首の右側が押圧される。従って、上半身の上部及び下半身は、腰の移動方向とは逆方向である左側へ移動するため、ウェストをより引き締めることができる。
[動作5]
図10は動作5の説明図である。動作5は、腰押圧部a4と頭部押圧部a1を組み合わせた動作である。
動作5を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、左右両側の頭部押圧部a1の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左右両側の頭部押圧部a1が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右両側の頭部押圧部a1の膨張を維持した状態で、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作5によれば、使用者は、頭部押圧部a1の膨張によって頭又は首が左右外側から押圧されて、上半身の上部が背凭れ部3に拘束される。そして、上半身の上部が背凭れ部3に拘束された状態で、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、上半身の一部である腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、上半身の上部が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
[動作6]
図11は動作6の説明図である。動作6は、腰押圧部a4と頭部押圧部a1を組み合わせた動作である。
動作6を行うべく制御手段14は、左右両側の腰押圧部a4の膨張と、左側の頭部押圧部a1の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左右両側の腰押圧部a4が膨張状態となり、左側の頭部押圧部a1が膨張状態となり、右側の頭部押圧部a1が収縮状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右両側の腰押圧部a4の膨張を維持した状態で、左右の頭部押圧部a1を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作6によれば、使用者は、腰押圧部a4の膨張によって腰が左右外側から押圧されて、胴体が背凭れ部3に拘束される。そして、胴体が背凭れ部3に拘束された状態で、頭部押圧部a1の膨張によって頭又は首の左側が押圧されることになる。従って、上半身の一部である頭又は首を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、首の側面の筋肉を伸ばすことができる。しかも、胴体が左右方向へ移動することを阻止して、頭又は首を左右へ移動させることになるので、首の側面の筋肉をより伸ばすことができる。
[動作7]
図12は動作7の説明図である。動作7は、腰押圧部a4と頭部押圧部a1を組み合わせた動作である。
動作7を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、右側の頭部押圧部a1の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左側の頭部押圧部a1が収縮状態となり、右側の頭部押圧部a1が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させ、左右の頭部押圧部a1を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作7によれば、使用者は、頭部押圧部a1の膨張よって頭又は首の右側が押圧され、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、腰を視点として見ると、上半身の一部である腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、上半身の上部が右側へ移動することを阻止して、腰を右側へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。更に言えば、上半身の上部は、腰の移動方向とは逆方向である左側へ移動するため、ウェストをより引き締めることができる。一方、頭又は首を視点として見ると、上半身の一部である頭又は首を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、首の側面の筋肉を伸ばすことができる。しかも、胴体が左側へ移動することを阻止して、頭又は首を左側へ移動させることになるので、首の側面の筋肉をより伸ばすことができる。更に言えば、胴体は、頭又は首の移動方向とは逆方向である右側へ移動するため、首の側面の筋肉をより伸ばすことができる。
[動作8]
図13は動作8の説明図である。動作8は、腰押圧部a4と脚押圧部a7を組み合わせた動作である。
動作8を行うべく制御手段14は、左側の腰押圧部a4の膨張と、左右両側の脚押圧部a7の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となり、左右両側の脚押圧部a7が膨張状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右両側の脚押圧部a7の膨張を維持した状態で、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作8によれば、使用者は、脚押圧部a7の膨張によって左右の脚がそれぞれ左右両側から押圧されて、下肢がフットレスト4に拘束される。そして、下肢がフットレスト4に拘束された状態で、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、身長方向における複数個所である腰と脚に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、上半身の一部である腰を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、ウェストを引き締めることができる。しかも、下肢が左右方向へ移動することを阻止して、腰を左右へ移動させることになるので、ウェストをより引き締めることができる。
[動作9]
図14は動作9の説明図である。動作9は、臀部押圧部a5と脚押圧部a7を組み合わせた動作である。
動作9を行うべく制御手段14は、左側の臀部押圧部a5の膨張と、左側の脚押圧部a7の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の臀部押圧部a5が膨張状態となり、右側の臀部押圧部a5が収縮状態となり、左側の脚押圧部a7が膨張状態となり、右側の脚押圧部a7が収縮状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右の臀部押圧部a5を交互に膨張収縮させ、左右の脚押圧部a7を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作9によれば、使用者は、臀部押圧部a5の膨張よって臀部又は大腿部の左側が押圧され、脚押圧部a7の膨張によって左右の脚がそれぞれ左側から押圧されることになる。従って、身長方向における複数個所である臀部又は大腿部と脚に対して、左右方向を主成分とした押圧作用を与えることができる。また、下半身である臀部又は大腿部と脚を身体の中心線Lに対して左右方向へ移動させることができ、股関節をほぐすことができる。
[動作10]
図15は動作10の説明図である。動作10は、肩上押圧部a3と腰押圧部a4を組み合わせた動作である。
動作10を行うべく制御手段14は、左側の肩上押圧部a3の膨張と、左側の腰押圧部a4の膨張と、を組み合わせて行うよう給排気装置13を制御する。換言すると、制御手段14は、左側の肩上押圧部a3が膨張状態となり、右側の肩上押圧部a3が収縮状態となり、左側の腰押圧部a4が膨張状態となり、右側の腰押圧部a4が収縮状態となるように給排気装置13を制御する。更に、左右の肩上押圧部a3を交互に膨張収縮させ、左右の腰押圧部a4を交互に膨張収縮させることが好ましい。
動作10によれば、使用者は、肩上押圧部a3の膨張によって左側の肩が押し下げられる。一方、左側の肩の下降に伴って右側の肩は受動的に上昇する。更に、使用者は、腰押圧部a4の膨張によって腰の左側が押圧されることになる。従って、右側の肩が上昇するとともに、腰が身体の中心線Lに対して右側へ移動するため、右側の脇周辺の筋肉を伸ばすことができる。なお、動作10において、腰押圧部a4は膨張させず、左側の肩上押圧部a3のみを膨張させてもよい。この場合であっても、左側の肩の下降に伴って右側の肩は受動的に上昇するため、右側の脇周辺の筋肉を伸ばすことができる。
また、本発明のマッサージ機1は、図示する形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
各動作1〜10の中から適宜数を組み合わせて実施することもできるし、マッサージコースとして各動作1〜10の中から適宜数を設定して所定の順序に従って実施することもできる。また、各動作1〜10において、マッサージ部6、臀部押圧部a6、脚押圧部a8、背凭れ部3のリクライニング、及びフットレスト4の上下揺動のうち少なくとも1つの動作を組み合わせてもよい。例えば、左右一方側の臀部押圧部a6を動作(膨張)させることにより、使用者の身体に対して身長方向に沿った軸心回りのひねりを加えることができる。
また、各押圧部a1〜a8はエアセルに限られない。例えば、モータの駆動により使用者の身体に対して進退するものであってもよい。
本発明は、身体の少なくとも一部を左右方向へ十分移動させることで、新たな体感を与えることができるマッサージ機に適用することができる。
1 マッサージ機
2 座部
3 背凭れ部
4 フットレスト
5 枕部
14 制御手段
20,30,31,32,42,43 壁部
a1 頭部押圧部(押圧部)
a2 肩側押圧部(押圧部)
a3 肩上押圧部(押圧部)
a4 腰押圧部(押圧部)
a5 臀部押圧部(押圧部)
a6 臀部押圧部(押圧部)
a7 脚押圧部(押圧部)
a8 脚押圧部(押圧部)
A1〜A7 押圧部群

Claims (17)

  1. 上半身の側面に対向して設けられた押圧部と、
    前記押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記押圧部群は、身長方向に沿って複数設けられ、
    前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記押圧部は、腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、肩又は上腕の側面に対向して設けられた肩側押圧部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記肩側押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記肩側押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  5. 腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、
    臀部又は大腿部の側面に対向して設けられた臀部押圧部と、
    前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  6. 肩又は上腕の側面に対向して設けられた肩側押圧部と、頭又は首に対応して設けられた頭部押圧部と、のうち少なくとも1つを有し、
    前記肩側押圧部又は前記頭部押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記押圧部群は、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。
  7. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記臀部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項5又は6に記載のマッサージ機。
  8. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記臀部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項5又は6に記載のマッサージ機。
  9. 腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、
    頭又は首に対応して設けられた頭部押圧部と、
    前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  10. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右両側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項9に記載のマッサージ機。
  11. 前記制御手段は、左右両側の前記腰押圧部による押圧と、左右一方側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項9に記載のマッサージ機。
  12. 前記制御手段は、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、左右他方側の前記頭部押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項9に記載のマッサージ機。
  13. 腰の側面に対向して設けられた腰押圧部と、
    脚の側面に対向して設けられた脚押圧部と、
    前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記複数の押圧部群のうちの少なくとも1つは、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  14. 臀部又は大腿部の側面に対向して設けられた臀部押圧部と、
    脚の側面に対向して設けられた脚押圧部と、
    前記各押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記各押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記複数の押圧部群は、左右で対をなす前記押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  15. 肩の上面に対向して設けられた肩上押圧部と、
    前記肩上押圧部の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記肩上押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記押圧部群は、左右で対をなす前記肩上押圧部を互いに独立して動作させることが可能であることを特徴とするマッサージ機。
  16. 腰の側面に対向して設けられた腰押圧部を有し、
    前記腰押圧部は、左右で対をなして押圧部群を構成し、
    前記制御手段は、左右一方側の前記肩上押圧部による押圧と、左右一方側の前記腰押圧部による押圧と、を組み合わせて行うよう制御することを特徴とする請求項15に記載のマッサージ機。
  17. 身体の側面又は上面に対向して設けられた壁部を有し、
    前記各押圧部は、前記壁部に設けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のマッサージ機。
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