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JP2016525084A - ピラゾール−カルボキサミドを立体選択的に調製するためのプロセス - Google Patents

ピラゾール−カルボキサミドを立体選択的に調製するためのプロセス Download PDF

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JP2016525084A JP2016522404A JP2016522404A JP2016525084A JP 2016525084 A JP2016525084 A JP 2016525084A JP 2016522404 A JP2016522404 A JP 2016522404A JP 2016522404 A JP2016522404 A JP 2016522404A JP 2016525084 A JP2016525084 A JP 2016525084A
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Abstract

本発明は、式(Ib)で表される化合物をエナンチオ選択的に調製するためのプロセスであって、a)式(II)で表される化合物の(E)体または(Z)体を、エナンチオ選択性を有する試薬で還元することによって、式(IIIa)で表される化合物を得るステップと、b)式(IIIa)で表される化合物を、式(IV)で表される化合物でアシル化するステップとを含むか、またはc)式(IV)で表される化合物を、式IIで表される化合物とカップリングさせることによって、式(V)で表される化合物を得るステップと、d)式(V)で表される化合物を、水素、触媒および不斉配位子の存在下に還元することによって、式(Ib)で表される化合物を得るステップとを含む、プロセスに関する。

Description

本発明は、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドを立体選択的(エナンチオ選択的)に調製するためのプロセスに関する。
この3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド化合物は、例えば、国際公開第2010/063700号パンフレットに記載されている。上記化合物は非常に優れた抗真菌作用を示す。
上記化合物は、2種類のエナンチオマー、すなわち化合物名(chemical designation)が3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1R)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドである、式Ia:
Figure 2016525084
の形態および化合物名が3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドである、式Ib:
Figure 2016525084
の形態として存在することができる。
式Ibのエナンチオマーの方が顕著な抗真菌作用を示す。抗真菌作用が高い方のエナンチオマーを過剰に含む抗真菌剤は、経済的に有利なラセミ体よりも低い濃度で適用してもラセミ体と同じ効果を得ることができる。したがって、上記化合物のIbのエナンチオマーを選択的に調製することが非常に望ましい。
国際公開第2010/063700号パンフレットから、
a)式II:
Figure 2016525084
で表される化合物を、還元剤の存在下に還元することによって、式III:
Figure 2016525084
で表される化合物を得、
b)式IIIで表される化合物を、式IV:
Figure 2016525084
で表される化合物と反応させることによって、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドのラセミ体を調製することが知られている。
このプロセスの生成物は、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドのラセミ体である。
3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドの2種類のエナンチオマーは、例えば、このラセミ体をキラルクロマトグラフィーに付すことによって分離することができる。しかしながら、上記方法は費用が嵩むので、上記化合物の大規模製造には適していない。
式IIIで表される化合物は、国際公開第2010/063700号パンフレットにおいてラセミ体として調製されている。このプロセスにおいて、エナンチオ選択的なステップを用いて式IIIの化合物をエナンチオ選択的に合成することによって、式IIIa:
Figure 2016525084
で表されるエナンチオマーである(2S)−N−メトキシ−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)プロパン−2−アミンが過剰に得られるようにすれば、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド(式Ibで表されるエナンチオマー)を、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1R)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド(式Iaで表されるエナンチオマー)よりも過剰に生成させることができることが見出された。式IIIで表される化合物をエナンチオ選択的に合成することにより、抗真菌作用を有する3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドを高収率かつ非常に高い費用対効果で調製することが可能になる。
別法として、
c)式IVで表される化合物を、式IIで表される化合物とカップリングさせることにより、式V:
Figure 2016525084
の化合物を得、
d)式Vで表される化合物を、水素、触媒および不斉配位子の存在下に、式Ibで表される化合物に還元することにより、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド化合物を調製することが可能である。
したがって本発明の目的は、式Ib:
Figure 2016525084
で表される3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドをエナンチオ選択的に調製するための新規なプロセスであって、
a)式II:
Figure 2016525084
で表される化合物の(E)体または(Z)体を、エナンチオ選択性を有する試薬(enantioselective reagent)で還元することによって、式IIIa:
Figure 2016525084
で表される化合物を得るステップと、
b)式IIIaで表される化合物を、式IV:
Figure 2016525084
で表される化合物でアシル化するステップと
を含むか、または
c)式IVで表される化合物を式IIで表される化合物とカップリングさせることによって、式V:
Figure 2016525084
で表される化合物を得るステップと、
d)式Vで表される化合物を、水素、触媒および不斉配位子の存在下に還元することによって、式Ibで表される化合物を得るステップと
を含む、プロセスを提供することにある。
このプロセスの生成物は、式Iaおよび式Ibの混合物の形態にある、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミドIであり、3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[(1S)−1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)エチル]ピラゾール−4−カルボキサミド(Ib)は、この混合物中に、式Iaの化合物に対し55〜99%の過剰率で存在する。
本発明による、光学活性な形態で調製する、または過剰に調製するとは、所望の生成物(式IIIaおよび式Ib)のモル比率が、反応混合物中に存在する全ての異性体の総量の50%を超える(例えば55%超、60%超、65%超、70%超、75%超、80%超、85%超、90%超、95%超、96%超、97%超、98%超または99%超)ことを意味する。
反応ステップa):
オキシムエーテルの不斉還元は文献に記載されているが、ほとんどの場合、これはN−アルコキシアミンを得るためのものではなく、得られる生成物はアミンへと完全に還元されている。これは、通常、キラルな1,2−アミノ−アルコールの存在下において、還元剤としてのボラン錯体を必要とする(J.CHEM.SOC.PERKIN TRANS.I,1985,2039)。オキシムエーテルをN−アルコキシアミンへと不斉還元した最初の例が論文(J.ORG.CHEM.,1997,5385)に記載されており、この論文には、不斉ボランを試薬として使用することが記載されている。これと同年に、同じグループが、この反応の展開(scope)について記載した論文(TETRAHEDRON:ASYMMETRY,1997,497)を発表しており、この論文においては、キラルなアミノアルコールが化学量論量を超える量(1.32当量)で使用されており、このオキシムエーテルは環内にあり、芳香環に直接結合している。後年になって、この種の反応について記載した報告が散見されるようになったが、還元を行うと必ず、完全に還元されたアミンおよびN−アルコキシアミンの混合物となってしまい、N−アルコキシアミンの方が混合物の少量成分となる場合もあった(TETRAHEDRON:ASYMMETRY,2001,2185;TETRAHEDRON:ASYMMETRY,2003,1463;JOURNAL OF FLUORINE CHEMISTRY,2007,34;TETRAHEDRON:ASYMMETRY,2008,788)。これらのグループはいずれもキラルなアミノアルコールを1当量を超える量で使用していた。2008年に、唯一、将来性のある本発見と類似の結果(混合物については述べられていない)、すなわち、芳香環(この場合はヘテロ環)に直接結合しているオキシムエーテルを使用し、不斉源としてキラルなアミノアルコール(1.2当量)を化学量論量を超える量で用いて、オキシムエーテルを不斉還元することにより、高純度の(clean)N−アルコキシアミンが得られることが報告されている(TETRAHEDRON:ASYMMETRY,2008,956)。
これら全ての参考文献から、(1)キラルなアミノアルコールおよびボラン錯体は不斉還元剤として使用することができ、通常(不都合にも)、十分なエナンチオマー過剰率および転化率を達成するためには、化学量論量を超えて存在させることが必要であり、かつ(2)オキシムエーテルは、その配置が、還元によって得られるアミンの絶対配置を大きく左右することになるため、(E)体または(Z)体のいずれかで存在しなければならないことが分かった。したがって、反応ステップa)にオキシムの(E)体および(Z)体の混合物を使用することは推奨されない。
驚くべきことに、本発明に関し、有利には、(1)触媒量のキラルなアミノアルコールを使用して、良好な転化率およびエナンチオマー過剰率を維持することができ、(2)オキシムエーテルからN−アルコキシアミンへの不斉還元におけるボラン供給源としてボラン−ジエチルアニリン錯体を使用することにより、この不斉還元に付随する望ましくないアミン(完全に還元された化合物)の生成を数パーセントまで抑えることができるかまたは回避することができ、(3)オキシム基の炭素原子が芳香環にもヘテロ芳香環にも直接結合しておらず、かつ環内にも存在しない、化合物(II)のようなオキシムを、望ましくない完全に還元されたアミンの生成を回避しながら、依然としてエナンチオ選択的に還元できることが見出された。
ボラン供給源は、当業者が、ジメチルスルフィド、テトラヒドロフラン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアニリン錯体等の様々な市販の供給源から当業者が選択することができる。好ましい供給源は、硫酸ジメチル、テトラヒドロフランおよびジエチルアニリン錯体であり、ジエチルアニリン−ボラン錯体は、アルコキシアミンの段階で還元を停止するのに特に好ましい。別法として、水素化ホウ素ナトリウムと、例えば、トリメチルシリルクロリドまたは硫酸ジメチルとを使用し、次いでジエチルアニリンと錯体化させることにより、ボラン錯体を当業者がin situで調製することができる。
キラルな1,2−アミノアルコールは、様々な供給業者から供給されている一方のエナンチオマー、例えば、ケミカルアブストラクト登録番号(Chemical Abstract Entry Number)CAS 492−41−1、126456−43−7、112068−01−6、104354−35−0、2026−48−4、129704−13−8、79868−78−3、144054−70−6、78603−95−9、78603−91−5で表記されるものなどを当業者が選択することができる。これらの構造を次に示す。
Figure 2016525084
当業者に知られているあらゆる不活性溶媒をこの目的に使用することができ、これらの溶媒の任意の組成の混合物も使用することができる。好ましい溶媒の種類としては、エーテル類、炭化水素類、芳香族炭化水素類、塩素化炭化水素類およびニトロアルカン(nitrolalkane)類が挙げられる。本発明による特に好ましい溶媒は、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ニトロメタンおよびニトロエタンならびにこれらの混合物からなる群から選択される。
還元反応の温度は、原則として、十分に高速かつ選択的な反応が達成される限り、当業者が任意に選択することができる。したがって、この反応は、好ましくは、−10℃〜100℃の間、より好ましくは0℃〜80℃の間、特に好ましくは25℃〜60℃の間の温度で実施される。
還元反応の時間は、10分間〜48時間の間、好ましくは30分間〜24時間の間、最も好ましくは1時間〜12時間の間である。
式IIIa:
Figure 2016525084
で表される化合物は、本発明によるプロセスのために特に開発された新規な化合物であり、したがって、本発明のさらなる目的を構成する。
本発明の好ましい実施形態においては、式IIで表される化合物のエナンチオ選択的還元は、キラルなアミノアルコールの一方のエナンチオマーの存在下にボランを作用させることにより実施される。
反応ステップb)は、国際公開第2010/063700号パンフレットに記載されているステップと同様に実施することができる。式Ibで表される化合物を得るための反応は、有利には、非プロトン性不活性有機溶媒中で実施される。この種の溶媒は、炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン等)、塩素化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロメタン、クロロベンゼン等)、エーテル類(ジアルキルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、N−メチルピロリジノン等)である。反応温度は、有利には、−20℃〜+120℃の間にある。一般に、この反応はわずかに発熱性であり、周囲温度で実施することができる。反応は、通常、弱塩基、特に、トリエチルアミン等の3級アミンの存在下に実施される。
反応ステップc)は次のように実施することができる。エナミド(化合物100、X=H):
Figure 2016525084
の調製および使用は当該技術分野においてよく知られているが、N−O−アルキル置換エナミド(化合物100、X=OMe、Oアルキル)の調製例は極めて少なく、しかもこの種の化合物を調製するための一般的に適用できる手順は存在しない。報告されている例としては:N−臭素化エナミド(化合物100、X=Br)のNaOCH3による置換(Bull.Chem.Soc.Jpn.1975,48,2492)、DMAPの存在下における、オキシムの(CF3C(O)O)2によるin−situトリフルオロアシル化(Eur.J.Org.Chem.2007,1491)が挙げられる。環状オキシムエーテルが様々な酸塩化物によりアシル化されている(J.Org.Chem.1979,44,2487)。
α位に酸性プロトンを有するO−アルキルオキシム(化合物101、X=OCH3またはO−アルキル)を脱プロトン化することにより対応するアニオン性化学種(化合物102、X=OCH3、O−アルキル、M=Li、K)を生成することを記載した例はほとんどない。
Figure 2016525084
BuLiの使用を含む例(Liebigs Ann.Chem.1991,189;Liebigs Ann.Chem.1991,381)においては、Li(N(iPr)2およびBuLiと比較すると、KN(iPr)2の方が優れた試薬であると報告されている(Tetrahedron Lett.1980,21,3115)。
反応ステップc)は、式IIで表される化合物(一方の異性体またはE/Z異性体の混合物)を、好適な不活性非プロトン性溶媒(ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、エーテル類(ジアルキルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)等)中、好適な温度(溶媒に応じて−78℃〜20℃)で、好適な塩基である(KN(iPr)2、LiN(iPr)2、KN(トリメチルシリル)2、BuLi、KN(iPr)2/KOtBu)(1〜5当量、好ましくは2当量)を用いて脱プロトン化することにより実施することができる。こうすることにより生成した陰イオンを化合物VIで処理することによって化合物Vが得られる。この反応は、回分方式でも、流通方式でも、これらの2つの方式を組み合わせて行ってもよい。
式V:
Figure 2016525084
で表される化合物は、本発明によるプロセスのために特に開発された新規な化合物であり、したがって、本発明のさらなる目的を構成する。
本発明の他の好ましい実施形態においては、式Vで表される化合物のエナンチオ選択的還元を行うことができる。エナミドのエナンチオ選択的水素化は過去の文献に十分に記載されており、高収率で進行する場合が多く、好適な不斉配位子を使用することによって高い〜極めて高いエナンチオマー過剰率が得られる。これとは対照的に、N−Oアルキルエナミド(化合物100、X=Oアルキル)の水素化については先行技術に記載されていない。式Vの化合物から化合物1bを調製するためには、(1)オレフィン性結合をエナンチオ選択的に還元すると共に、(2)この還元を、窒素−酸素結合の還元を回避しながら、官能基選択的に行うという、2つの要件を同時に満たさなければならない。
反応ステップd)は、金属触媒(優先的には、ロジウム(I)またはルテニウム(II)錯体、(例えば、[Rh(cod)2]OTf、[Rh(cod)2]BF4、[Ru(cod)2]OTFAおよび[RuCl2(p−シメン)]2と、好適な不斉配位子、優先的には、ジ−ホスフィン配位子、例えば、次に示す式:
Figure 2016525084
Figure 2016525084
で表される、ケミカルアブストラクト登録番号CAS 133545−17−2、150971−43−0、76189−56−5、74839−84−2、155830−69−6、184095−69−0、1221745−90−9、210842−74−3、1003012−96−1、387868−06−6で表記されるものとを、好適な溶媒または溶媒混合物(通常は、ジアルキルエーテル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類およびメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール等のアルコール類から得られるもの)中に溶解させることにより実施することができる。
金属触媒および配位子は、0.5〜2の範囲、優先的には0.8〜1.5の範囲の比率で使用される。このようにして調製された触媒系を、次いで、式Vの化合物(10〜10000倍過剰)と混合し、適切な反応槽、例えば、ステンレス鋼製オートクレーブ等に移し替え、激しく撹拌しながら水素ガスで加圧する。0.1bar〜15MPaの範囲の圧力が必要であり、これらの条件下における反応時間は0.5時間〜24時間の間で変化し得る。反応温度は20℃〜200℃の範囲、好ましくは20℃〜100℃の範囲の温度とすることができる。この種の反応を行う際は、通常の安全措置を施す。触媒系をin−situで調製することに替えて、単離された金属−不斉配位子錯体を使用することもできる。このような反応条件を用いることにより、式Ibの化合物を、95%までの収率かつ95%までのエナンチオマー過剰率(HPLC追跡に基づく)で得た。
調製実施例:
GCMS
GCMSを行った。MS:Thermo社製DSQ。GC:Thermo社製TRACE GC ULTRA、カラム:phenomenex社製Zebron:Phase ZB−5ms(15m、内径0.25mm、0.25μm)。H2流量:1.7mL/分。注入口温度:250℃。検出器温度:220℃。昇温条件:初期温度70℃→25℃/分→320℃(2分)(総分析時間:12分)。CI試薬ガス:メタン、流量1mL/分。
キラルHPLC分析:A法
Waters社製Autopurification System、2767 sample Manager、2489 UV/可視光検出器、2545 4液対応Gradient Module。カラム:ダイセル社製CHIRALPAK(登録商標)AS−3R(3μm、0.46cm×15cm)。移動相:ACN/MeOH/水(35/5/60)。流量:1.0mL/分。検出器:DAD。試料濃度:1mg/mL(ACN/水(80/20))。注入量:5μL。
キラルHPLC分析:B法
HPLC:Waters社製UPLC−H class。検出器:Waters社製UPLC DAD。カラム:ダイセル社製CHIRALPAK(登録商標)IC(粒子径3μm、0.46cm×10cm)。移動相:EtOH/MeOH(50/50)。流量:1.0mL/分。検出器:DAD。試料濃度:1mg/mL(Hept/iPrOH(70/30))。注入量:2μL。
実施例P1:式IIIaの光学活性な(2S)−N−メトキシ−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)プロパン−2−アミンの調製:
Figure 2016525084
アルゴン雰囲気中、(−)−ノルエフェドリン−(1R,2S)−2−アミノ−1−フェニルプロパン−1−オール(76mg,0.5mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、0℃に冷却した。次いで、ボラン−N,N−ジエチルアニリン錯体(0.18mL,0.5mmol)を加え、得られた混合物を0℃で2時間撹拌し、次いで(E)−N−メトキシ−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)プロパン−2−イミン(0.267g,1mmol)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液を滴下した。35℃に加温した後、追加のボラン−N,N−ジエチルアニリン錯体(0.18mL,0.5mmol)を滴下し、次いで反応混合物を35℃で2時間、次いで周囲温度で16時間撹拌した。反応混合物にメタノール(1mL)を滴下することにより反応を停止し、揮発性成分をロータリーエバポレータで除去し、混合物を塩酸(10mL,2M)で処理し、周囲温度で2時間撹拌した。
次いでこの水溶液をエーテルで洗浄し、NaOH(2M)で塩基性化し、tBuOMeで3回抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させることにより、光学活性な当該N−メトキシアミンを黄色油状物として得た(0.271g,0.827mmol,収率82%(定量H NMRにより推定))。
1H NMR:(CDCl3,400MHz)δ:0.91−0.93(d,3H);2.72−2.77(dd,1H);2.98−3.03(dd,1H);3.25−3.30(m,1H);3.93(s,3H);7.15(s,2H)。
エナンチオマー過剰率:A法
R体:ピーク1:26.89分;3.94%
S体:ピーク2:28.35分;96.06%
実施例P2:光学活性な式Ibの化合物の調製
Figure 2016525084
N−[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メチル−エチル]−O−メチルヒドロキシルアミン(1.0g,4.27mmol)(上述の通りに調製)およびトリエチルアミン(0.90mL,6.4mmol)のジクロロメタン(7ml)溶液を0℃で撹拌しながら、3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド(0.91g,4.7mmol)のジクロロメタン(5ml)溶液を滴下した。冷却浴を取り除き、反応混合物を周囲温度で1.5時間撹拌した。次いで反応混合物を、1MのNaOH(20mL)、1MのHCl(20mL)、食塩水(20mL)で順次洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を除去した後、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル(7:3))で精製することにより、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メチル−エチル]−メトキシ−アミド(1.35g)を白色固体として得た(融点98〜102℃)。
1H NMR:(CDCl3,400MHz):1.41−1.46(d,3H);2.99−3.04(dd,1H);3.17−3.23(dd,1H);3.60(s,3H);3.95(s,3H);4.68−4.70(m,1H);7.10−7−62(m,5H)。MS[M+H]+ 392/394/396。
(S)体過剰のO−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)−エチル]ヒドロキシルアミンをアシル化する場合、保持時間は(S)体が2.41分、(R)体が2.97分となり、エナンチオマー比は、(S)体過剰のO−メチル−N−[1−メチル−2−(2,4,6−トリクロロフェニル)−エチル]ヒドロキシルアミンおよび(S)体過剰の3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸[2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メチル−エチル]−メトキシ−アミド間で保存される。
実施例P3:式Vの化合物の調製
Figure 2016525084
アルゴン中、式IIの化合物(異性体混合物 E/Z=1:1.5)(2.67g)をTHF(20mL)に溶解し、−30℃に冷却した。この溶液にKN(トリメチルシリル)2のトルエン溶液(0.5M,40mL)を、温度が−25℃未満に維持される速度で添加した。得られた溶液をさらに10分間撹拌し、THF(10mL)に溶解した式VIの化合物(3.89g)を、温度が−20℃未満に維持される速度で添加した。得られた溶液を−20〜−30℃で0.3時間撹拌した。NH4Clの飽和水溶液(100mL)を加え、反応物をさらに10分間撹拌した。
得られた混合物をEtOAc(2×70mL)で抽出し、有機層を合一して、食塩水で洗浄した後、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた褐色の塊をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc:ヘプタン=1:1)で精製した。生成物を含有する画分を減圧下で濃縮し、得られた油状物をエーテルから結晶化させることにより化合物Vの無色結晶(1.93g)を得た。この反応後には、相当量の式Vの化合物の(Z)体は認められないので、この反応は(E)体に対する選択性が非常に高い。
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ=7.94(t,J=1.46Hz,1H);7.39(s,1H);7.30(t,J=54.20Hz,1H);6.41(s,1H);4.00(s,3H);3.82(s,3H);1.91(s,3H)。
実施例P4:光学活性な式Ibの化合物の調製
Figure 2016525084
SL−J002−1(16.9mg,0.031mmol)および[Rh(nbd)2]BF4(10.6mg,0.028mmol)を、予めアルゴン雰囲気にしておいた10mLのシュレンク管に装入した。次いで脱気したメタノール(4mL)を加え、橙色溶液を室温で30分間撹拌した。別の25mLのシュレンク管に化合物V(0.3g,0.706mmol)、次いで脱気したTHF(3.5mL)および脱気したMeOH(10mL)を装入した。透明な溶液を10分間撹拌した。次いで、基質および触媒溶液を両方共、予めアルゴン雰囲気にしておいた50mLのステンレス鋼製反応器にカニューレを介して移し替えた。反応器を密閉し、アルゴン置換を3サイクル(1bar/20bar)行い、最後にアルゴンを水素に置換した(4サイクル、0.1MPa/2MPa)。反応器の水素圧を5MPaに設定し、50℃に加熱して、撹拌を開始した。1.5時間後、6時間後および21時間後にIPC試料を回収した。反応時間が48時間経過した後、圧力を開放した。HPLCを用いて、粗生成物の転化率、官能基選択性およびエナンチオマー過剰率について分析した。48時間後の転化率は99.8%であり、生成物Ibは87%の官能基選択性、69%のエナンチオマー過剰率で生成した。
1H NMR:(CDCl3,400MHz):1.41−1.46(d,3H);2.99−3.04(dd,1H);3.17−3.23(dd,1H);3.60(s,3H);3.95(s,3H);4.68−4.70(m,1H);7.10−7−62(m,5H)。
MS[M+H]+ 392/394/396。

Claims (6)

  1. 式Ib:
    Figure 2016525084
    で表される化合物をエナンチオ選択的に調製するためのプロセスであって、
    a)式II:
    Figure 2016525084
    で表される化合物の(E)体または(Z)体を、エナンチオ選択性を有する試薬で還元することによって、式IIIa:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    b)式IIIaで表される化合物を、式IV:
    Figure 2016525084
    で表される化合物でアシル化するステップと
    を含むか、または
    c)式IVで表される化合物を、式IIで表される化合物とカップリングさせることによって、式V:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    d)式Vで表される化合物を、水素、触媒および不斉配位子の存在下に還元することによって、式Ibで表される化合物を得るステップと
    を含む、プロセス。
  2. 請求項1に記載の式Ibで表される化合物をエナンチオ選択的に調製するためのプロセスであって、
    a)式II:
    Figure 2016525084
    で表される化合物の(E)体または(Z)体を、エナンチオ選択性を有する試薬で還元することによって、式IIIa:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    b)式IIIaで表される化合物を、式VI:
    Figure 2016525084
    で表される化合物でアシル化するステップと
    を含む、プロセス。
  3. 請求項1に記載の式Ibで表される化合物をエナンチオ選択的に調製するためのプロセスであって、
    c)式IVで表される化合物を、式IIで表される化合物とカップリングさせることによって、式V:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    d)式Vで表される化合物を、水素、触媒および不斉配位子の存在下に還元することによって、式Ibで表される化合物を得るステップと
    を含む、プロセス。
  4. 請求項1に記載の式Ib:
    Figure 2016525084
    で表される化合物をエナンチオ選択的に調製するためのプロセスであって、
    a)式II:
    Figure 2016525084
    で表される化合物の(E)体または(Z)体を、不活性溶媒中、キラルな1,2−アミノアルコールの一方のエナンチオマーの存在下に、0℃〜60℃の範囲の温度で、還元剤としてのボラン錯体で還元することによって、式IIIa:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    b)不活性溶媒中、通常は弱塩基(3級アミン等)の存在下に、−20℃〜120℃の範囲の温度で、式IIIaで表される化合物を、式IV:
    Figure 2016525084
    で表される化合物でアシル化するステップと
    を含むか、または
    c)不活性非プロトン性溶媒中、−78℃〜25℃の温度で、式(II)で表される化合物を、1.5〜2当量の好適な塩基(KN(iPr)2、LiN(iPr)2、KN(トリメチルシリル)2、BuLi、KN(iPr)2/KOtBu)で脱プロトン化した後、式(VI)で表される化合物で処理することによって、式IVで表される化合物を式IIで表される化合物とカップリングすることにより、式V:
    Figure 2016525084
    で表される化合物を得るステップと、
    d)0.1bar〜15MPaの圧力の水素の存在下、かつ0.1〜0.0001当量の金属触媒(優先的には、ロジウム(I)またはルテニウム(II)錯体、例えば:[Rh(cod)2]OTf、[Rh(cod)2]BF4、[Ru(cod)2]OTFAおよび[RuCl2(p−シメン)]2および好適な不斉配位子、優先的にはジホスフィン配位子の一方のエナンチオマーの存在下に、金属対配位子の比を0.8〜1.5として、好適な溶媒中、20℃〜100℃の温度で、式Vで表される化合物を還元することによって、式Ibの化合物を得るステップと
    を含む、プロセス。
  5. 式IIIa:
    Figure 2016525084
    で表される化合物。
  6. 式V:
    Figure 2016525084
    で表される化合物。
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