JP2016200159A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 管継手は、雌型部材10と雄型部材12と貫通シール14と隙間シール16とを備える。雌型部材10は受口部20を有する。雄型部材12は挿入側端部30を有する。挿入側端部30は雌型部材10の受口部20に挿入される。雌型部材10の内部で挿入側端部30が貫通シール14を貫通する。貫通シール14は、雌型部材10と挿入側端部30との間に挟まれる。隙間シール16は、雌型部材10の内部で雌型部材10と挿入側端部30との間に挟まれる。受口部20が、進入口40と環状のシール収容部42とを有している。進入口40には挿入側端部30が挿入される。シール収容部42は進入口40の内部に配置される。シール収容部42には貫通シール14および隙間シール16が収容される。
【選択図】 図1
Description
[構造の説明]
図1は、本実施形態にかかる管継手の図である。図1において、管継手の一部が切欠かれている。図1に基づいて、本実施形態の管継手の構成を説明する。管継手は、筒状の雌型部材10と、筒状の雄型部材12と、ゴム製の貫通シール14と、ゴム製の隙間シール16と、ストッパーリング18とを備える。雌型部材10には合成樹脂管900が接続される。雌型部材10には雄型部材12の一部が挿入される。雄型部材12には合成樹脂管902が接続される。貫通シール14は、雌型部材10と雄型部材12との間をシールする。隙間シール16も、雌型部材10と雄型部材12との間をシールする。ストッパーリング18は雄型部材12が雌型部材10内から抜けることを防止する。
本実施形態にかかる管継手は、給水配管の一部として使用される。予め、雌型部材10には貫通シール14と隙間シール16とが収容されている。
本実施形態にかかる管継手において、貫通シール14が外環接触部66と内環接触部78とに挟まれることで雌型部材10と雄型部材12との間がシールされる。貫通シール14に加え隙間シール16によってシールされることにより、隙間シール16によるシールがない場合に比べ、雌型部材10と雄型部材12との間はよりしっかりとシールされる。予期せぬ問題が発生したことにより、貫通シール14のシール機能が作用しなくなっても、隙間シール16のシール作用により、漏れは抑えられる。逆に、予期せぬ問題が発生したことにより、隙間シール16のシール機能が作用しなくなっても、貫通シール14のシール作用により、漏れは抑えられる。すなわち、2重シールのメリットがある。
[構造の説明]
図8は、本実施形態にかかる管継手の図である。図8において、管継手の一部が切欠かれている。図8に基づいて、本実施形態の管継手の構成を説明する。管継手は、雌型部材110と、雄型部材12と、貫通シール14と、隙間シール16と、ストッパーリング18と、補強リング102と、ソケットカバー104とを備える。雌型部材110には合成樹脂管900が接続される。雌型部材110には雄型部材12の一部が挿入される。本実施形態の場合、補強リング102は、黄銅製(もちろん、例えば合成樹脂といった他の素材であってもよい。)の環状の部材である。補強リング102は、雌型部材110へ雄型部材12が接続され、かつ、ストッパーリング18が装着されると、ストッパーリング18の外周に装着される。ソケットカバー104は、雌型部材110の外周面に沿って移動可能である。ソケットカバー104は、ストッパーリング18と補強リング102とを保護する。
本実施形態にかかる管継手も、給水配管の一部として使用される。予め、進入口40側の一端に補強リング102が嵌められている。その後、雌型部材110の上述された第1実施形態にかかる管継手と同様の手順により雌型部材110と雄型部材12とが接続される。雌型部材110と雄型部材12とが接続され後、接続者は、ストッパーリング18を覆うように補強リング102を移動させる。その後、接続者は、ソケットカバー104を進入口40のある方向へスライドさせる。これにより、ソケットカバー104の環状カバー部130は、ストッパーリング18と補強リング102とを覆う。これにより、本実施形態にかかる管継手による合成樹脂管900と合成樹脂管902との接続が完了する。
本実施形態にかかる管継手においては、第1実施形態にかかる管継手と同様の効果に加え、いったん雌型部材110に接続された雄型部材12が外れ難くなる。これは、ストッパーリング18がストッパーリング収容凹溝24から抜け難くなるためである。
[構造の説明]
図10は、本実施形態にかかる管継手の図である。図10において、管継手の一部が切欠かれている。図10に基づいて、本実施形態の管継手の構成を説明する。管継手は、雌型部材210と、雄型部材212と、貫通シール214と、隙間シール16と、ストッパーリング18とを備える。雌型部材210には雄型部材212の一部が挿入される。雄型部材212には合成樹脂管902が接続される。貫通シール214は、雌型部材210と雄型部材212との間をシールする。
本実施形態にかかる管継手の使用方法は、第1実施形態にかかる管継手と同様である。したがって、その詳細な説明は繰り返されない。
本実施形態にかかる管継手において、次に述べられる場合、受口部20の内径および挿入側端部30の外径において許容される誤差を貫通シール214によって解消する必要がなくなる。その場合とは、貫通シール214が進入口対向面268と対向シール面76とに挟まれることで雌型部材10と雄型部材12との間がシールされる場合である。受口部20の内周面と挿入側端部30の外周面との間をシール材の内周とシール材の外周とによってシールする場合と異なり、これらの誤差と貫通シール214のシール性能との間に関連性がないためである。誤差を貫通シール214によって解消する必要がなくなるので、本実施形態にかかる管継手は大きさによらず接続が容易である。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
12,212…雄型部材
14,214…貫通シール
16…隙間シール
18,318…ストッパーリング
20…受口部
22…合成樹脂管接続部
24…ストッパーリング収容凹溝
30…挿入側端部
32…鍔部
34…合成樹脂管接続側端部
40…進入口
42…シール収容部
44…隙間シール接触部
46…貫通シール収容部
48…隙間シール接触部
50…貫通シール接触部
52…先端側シール面
54…先端側シール面
56…抜止溝
60…外環部
62…内環部
66…外環接触部
68…支持壁面
70…受口側環状部
72…先端側環状部
74…隙間シール連結部
76…対向シール面
78…内環接触部
80…爪挿通孔
90…リング本体
92…抜止爪
102…補強リング
104…ソケットカバー
126…スライド溝
130…環状カバー部
132…係合部
268…進入口対向面
278…内環対向部
392…抜止部
900,902…合成樹脂管
Claims (5)
- 少なくとも一端に受口部を有する筒状の雌型部材と、
前記雌型部材の前記受口部に挿入される挿入側端部を有する筒状の雄型部材と、
前記雌型部材の内部で前記挿入側端部が貫通し前記雌型部材と前記挿入側端部との間に挟まれ前記雌型部材と前記雄型部材との隙間をシールする環状の貫通シールとを備える管継手であって、
前記雌型部材の内部で前記雌型部材と前記貫通シールを貫通した前記挿入側端部との間に挟まれ前記雌型部材と前記雄型部材との隙間をシールする環状の隙間シールをさらに備え、
前記受口部が、
前記挿入側端部が進入する進入口と、
前記雌型部材の内部に配置され前記貫通シールおよび前記隙間シールが収容されるシール収容部とを有していることを特徴とする管継手。 - 前記シール収容部が、
前記貫通シールが収容される貫通シール収容部と、
前記進入口から見て前記貫通シール収容部の奥に配置され前記進入口に対向する環状の隙間シール接触部とを有しており、
前記挿入側端部が、
前記貫通シールに接触する貫通シール接触部と、
前記貫通シール接触部から見て前記挿入側端部の先端側に配置され前記受口部内で前記隙間シール接触部と対向し前記隙間シール接触部と共に前記隙間シールを挟む環状の先端側シール面とを有していることを特徴とする請求項1に記載の管継手。 - 前記貫通シール収容部が、前記進入口に対向する環状の進入口対向面を有し、
前記貫通シール接触部が、前記挿入側端部が前記受口部に挿入されると前記進入口対向面に対向し前記進入口対向面と共に前記貫通シールを挟む環状の対向シール面を有していることを特徴とする請求項2に記載の管継手。 - 前記貫通シールが、
前記貫通シール収容部に接触する筒状の外環部と、
前記外環部の内周面から突出する環状の内環部とを有しており、
前記貫通シール収容部が、前記貫通シールを取り囲み、かつ、前記貫通シールの前記外環部に接触する外環接触部を有しており、
前記貫通シール接触部が、前記内環部を貫通し、かつ、前記内環部に接触する内環接触部を有していることを特徴とする請求項2に記載の管継手。 - 前記隙間シールが、
前記隙間シール接触部と対向する受口側環状部と、
前記先端側シール面と対向する先端側環状部と、
前記受口側環状部の外縁部分と前記先端側環状部の外縁部分とを連結する隙間シール連結部とを有していることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
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