JP2016118153A - 作業車 - Google Patents
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Abstract
Description
前記エンジンで駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから前記油圧モータに供給される作動油を制御する回転制御弁とを備えると共に、
前記油圧モータが、一対のモータ流路の一方から他方に作動油が流れることで正転し、この逆方向に作動油が流れることで逆転する構成を有し、前記回転制御弁が一対の前記モータ流路を選択して作動油を供給するものであり、
一対の前記モータ流路と作動油タンクとの間に連通流路を備えている点にある。
これに対して、上記特徴構成によると回転制御弁の操作で油圧モータの回転方向を切り換える場合には、一対のモータ流路のうち圧力が上昇した流路の作動油を、連通流路を介して作動油タンクに送り出し、負圧となる流路に対して作動油タンクの作動油を供給することが可能となる。従って、冷却ファンを駆動する油圧モータを正転と逆転との間で切り換える際にも、ショックや過大な油圧力変化を招くことない作業車が構成された。
前記出力軸が、前記機体の左右方向で前記ラジエータの反対側に配置され、当該出力軸からの駆動力で回転するカウンター軸が前記機体の左右方向に沿う姿勢で配置され、当該カウンター軸の外端位置からの駆動力が前記油圧ポンプに伝えられても良い。
〔基本構成〕
図1に作業車の一例としてホイール走行型のトウモロコシ収穫機を示している。このトウモロコシ収穫機は、左右一対の前車輪1と、左右一対の後車輪2とで走行する走行機体Fを有し、この走行機体Fの前部位置にキャビン3を備えている。
図2〜図4に示すように、エンジンEはクランクシャフトを走行機体Fの左右方向に沿う姿勢に設定しており、クランクシャフトからの駆動力が伝えられる出力軸をラジエータ31と反対側に設定し、この出力軸に複数のエンジン出力プーリ21を備えている。
このような伝動構成から、トウモロコシ収穫機では、キャビン3の内部の作業者の操作によりエンジンEの駆動力を走行伝動ケース11から左右の前車輪1に伝え走行機体Fを走行させることが可能となる。
図3〜図5に示すように、機体フレーム8の右側に備えられたラジエータフレーム40に対してラジエータ31と吸気ケース32とが支持されている。ラジエータ31は、エンジンEより機体外方に配置されると共に、その上下方向の中央位置が、エンジンEの上下方向の中央位置より高い位置に設定されている。また、吸気ケース32の外面に防塵網33を備え、ラジエータ31の裏面側に冷却ファン34を配置し、これを取り囲む位置でラジエータ31の裏面側にはファンシュラウド35を備えている。ラジエータ31は、一対のラジエータホース36を介してエンジンEに接続し、エンジンEからの冷却水を冷却してエンジンEに戻すように構成されている。
このトウモロコシ収穫機では、走行伝動ケース11の内部に貯留される潤滑油を、作動油として用いるように構成され、この走行伝動ケース11が作動油のメインタンクに兼用されている。また、ラジエータフレーム40の近傍の機体フレーム8にはメインタンクより小容量となる作動油タンク47と弁ユニットVUとバッテリーとが配置されている。また、油圧ポンプPと油圧モータMと弁ユニットVUとで成る油圧回路を図6に示している。
ラジエータ31に冷却風を供給する冷却ファン34の回転を油圧モータMで行い、作動油の給排方向の切換によって油圧モータMの回転方向を切換えるため、クラッチやギヤ等を用いて回転方向を切り換えるものと比較して構成が単純化する。
22a 走行伝動機構(第2走行伝動機構)
31 ラジエータ
33 防塵網
34 冷却ファン
40 ラジエータフレーム
47 作動油タンク
51 モータ流路
52 第1接続流路
53 リリーフ用チェック弁
54 合流流路
55 リリーフ弁
56 吸引流路(タンク流路)
58 第2接続流路
57 分岐流路
59 サクション用チェック弁
E エンジン
F 機体(走行機体)
M 油圧モータ
P 油圧ポンプ
V 回転制御弁
Claims (10)
- エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、前記ラジエータより機体外方に配置される防塵網と、前記ラジエータより機体内側に配置され前記ラジエータに冷却風を供給する冷却ファンと、前記冷却ファンを駆動する油圧モータとを備え、
前記エンジンで駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから前記油圧モータに供給される作動油を制御する回転制御弁とを備えると共に、
前記油圧モータが、一対のモータ流路の一方から他方に作動油が流れることで正転し、この逆方向に作動油が流れることで逆転する構成を有し、前記回転制御弁が一対の前記モータ流路を選択して作動油を供給するものであり、
一対の前記モータ流路と作動油タンクとの間に連通流路を備えている作業車。 - 前記連通流路が、前記モータ流路の圧力上昇により開放して作動油を前記作動油タンクに排出するリリーフ弁を備えたリリーフ流路として構成されている請求項1に記載の作業車。
- 前記リリーフ流路が、一対の前記モータ流路の各々に接続する第1接続流路と、当該第1接続流路からの作動油の排出方向への流れのみ許容するリリーフ用チェック弁と、これらのリリーフ用チェック弁を流れた作動油を合流させる単一の合流流路とを備えると共に、当該合流流路にリリーフ弁が接続している請求項2に記載の作業車。
- 前記連通流路が、前記モータ流路が負圧になることで開放して前記作動油タンクの作動油を前記モータ流路に供給するサクション用チェック弁を備えたサクション流路として構成されている請求項1記載の作業車。
- 前記サクション流路が、前記作動油タンクに連通する吸引流路と、当該吸引流路で吸引した作動油を分岐して送る分岐流路と、一対の前記モータ流路の各々に接続する第2接続流路とを備えると共に、前記サクション用チェック弁が、前記分岐流路と前記第2接続流路とを繋ぐ位置で、前記分岐流路から前記第2接続流路への作動油の流れを許容する状態で備えられている請求項4に記載の作業車。
- 前記エンジンの出力軸の軸芯が機体の左右方向に沿う姿勢に設定され、前記エンジンより機体外側に前記冷却ファンと前記ラジエータとが配置され、
前記出力軸が、前記機体の左右方向で前記ラジエータの反対側に配置され、当該出力軸からの駆動力で回転するカウンター軸が前記機体の左右方向に沿う姿勢で配置され、当該カウンター軸の外端位置からの駆動力が前記油圧ポンプに伝えられる請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業車。 - 前記カウンター軸の駆動力を、前記機体の走行伝動ケースに伝える走行伝動機構を備えている請求項6に記載の作業車。
- 前記冷却ファンと前記油圧モータとが、前記エンジンの上下方向での中央位置より上側に配置されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の作業車。
- 前記ラジエータと前記油圧モータとが前記機体に立設されたラジエータフレームに支持され、前記油圧ポンプが前記ラジエータフレームに隣接する位置に配置されている請求項1〜8のいずれか一項に記載の作業車。
- 前記作動油タンクが、前記ラジエータを支持するラジエータフレームの近傍に配置されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の作業車。
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