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JP2016193836A - 固形化粧料 - Google Patents

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JP2016193836A JP2015073413A JP2015073413A JP2016193836A JP 2016193836 A JP2016193836 A JP 2016193836A JP 2015073413 A JP2015073413 A JP 2015073413A JP 2015073413 A JP2015073413 A JP 2015073413A JP 2016193836 A JP2016193836 A JP 2016193836A
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Abstract

【課題】塗布時に崩壊しない強度を有しながらも弾力を有し、特に摩擦による刺激が非常に少なく、直接塗布できる固形化粧料の提供。
【解決手段】(A)パルミトイルジペプチド−18を1.0超〜5質量%未満と(B)疎水変性ポリエーテルウレタンを0.1〜0.9質量%、配合質量%の関係が、式1:(A)<5/3(B)+8/3、式2:(A)≧−2.5(B)+3.5、式3:(B)≦0.8で囲まれる領域内で含有するスティック状固形化粧料。
【選択図】図1

Description

本発明の化粧料は、肌に塗布する固形化粧料に関し、さらに詳しくは、安定性が良好で固形でありながらみずみずしく、滑らかな使用感を有しており、これまでになかった肌当たりのよい新規の固形化粧料に関する。
従来固形化粧料は、保湿用スティック、部分使用の美白用スティックなどのスキンケア化粧料や、口紅、リップクリーム、ファンデーション、化粧下地などのメイクアップ化粧料に利用されることが知られており、簡単に持ち運びできる携帯性の便利さや、使用する場所や場面に制限されない手軽さから、好まれ広く利用されるものである。剤型としてはワックスなど粘性の高い油剤で固めるか、水溶性のゲル化剤や高分子を用いたゲルを利用したものが挙げられる。
ワックスで固めた固形化粧料は、油剤あるいはその他親油性成分を中心に構成され、口紅やファンデーションに利用されることが多い。固形の形状を保つためには高粘度の油剤やペースト状油剤、ワックスを組み合わせて製造される。これらの油剤はべたつきを生じ伸び広がりが悪く、軽い使用感を得るためにシリコーン油や脂肪酸エステルの組み合わせ(特許文献1)が提案されているが、一般的に水分を多く含むことはできず、みずみずしさに欠ける問題点があった。
みずみずしさを追求した固形化粧料としては、水溶性のゲル化剤や高分子を用いたゲルを利用した固形化粧料が挙げられる。これらは水溶性成分を多く含有することができるため、みずみずしい使用感が特徴的である。良好な使用感と固形化粧料が有する携帯性といった両者の長所を併せ持つことから、ゲル状固形化粧料は近年非常に人気のある剤型であり、化粧品産業の発展に向けた期待と注目が寄せられている。しかし本剤型の具現化については、多くの課題点があり、検討が進められている。
ゲル状固形化粧料は、その形状を保持するためにゲル化剤や高分子化合物を多く配合すると、使用感触のベタツキ、塗布時のゲルカス、高分子カスの析出につながる。その一方、少量の配合では携帯時に成型物が割れて崩れたり、水溶性成分が染み出して容器さらには化粧料を入れているバッグや他の物品まで汚してしまうなどの恐れがある。
安定性を保持する目的で、界面活性剤や高級アルコール等を用いて良好な保存安定性を得ようとした組成物が報告されている(特許文献2)。また、同じく保存安定性を追及した例としてデキストリン脂肪酸エステルとジエステル油剤、トリエステル油剤を組み合わせた方法が提案されている(特許文献3)しかし、この組成物では、配合した油剤などの添加剤がべたつきの原因となり、みずみずしさが低減してしまう等の問題があった。また、寒天ゲルに疎水化処理粉体を混ぜることで保存安定性を向上する試みや小道具への取れを良くする方法が提案されている(特許文献4)が、寒天ゲルの特徴として形状の変化に弱い問題点や、塗布するために小道具で擦り取ってから肌に塗布する煩雑性が問題として残る。
パルミトイルジペプチド−18は、既存の化合物である。ペプチド型両親媒性化合物であり、従来ゲル化剤として利用されてきた(特許文献5、特許文献6)が、高濃度で配合した場合には柔軟性に欠きみずみずしさが得られず、塗布時の摩擦により肌にかかる負担が問題であった。その一方、低濃度で配合した場合には形状を保つ品質の保持が難しい問題があった。
疎水変性ポリエーテルウレタンは、既存の化合物である。水系のゲル化剤であり、本品を配合した美容液などが開示されている(特許文献7)が、単独で固形化粧料を完成することが困難である。固形化粧料を完成する程度に配合すると、べたつきが多くみずみずしさに欠ける問題点があった。
特開2008−189642号 特開2005−53879号 特開2013−227295号 特開2010−037303号 特開2011−057620 PCT/JP2013/067407 特開2000−234085号
上記問題点から、塗布時に崩壊しない強度と弾力を有しながらも、摩擦による刺激が非常に少ない固形化粧料が望まれてきた。
本発明者は、前述した課題点を達成するために、鋭意検討を重ねた結果、
(A)パルミトイルジペプチド−18
(B)疎水変性ポリエーテルウレタン
を特定条件下で配合することにより、課題を全て解決できることを発見し、本発明を完成するに至った。
上記手段を取ることにより、固形状でありながらみずみずしく、塗布時に崩壊しない強度と弾力性を有しながらも、滑らかで摩擦による刺激が非常に少ない、これまでになかった肌当たりのよい新規の固形化粧料を提供することができる。
本願における成分(A)と成分(B)の関係図
本発明の固形化粧料は、下記成分(A)、(B)を特定条件で配合することにより得ることができる。弾力性および摩擦による刺激が軽減された滑らかな使用感である限り、他の成分を含有しても構わない。
本発明に用いられる成分(A)のパルミトイルジペプチド−18は、ペプチド型両親媒性化合物であり、ヒドロゲル化剤である。水中に投入されると疎水部がパッキングして自己集合し、筒状の二次集合体であるファイバーが形成され、さらに三次元網目構造を形成する。そして、ファイバー表面の親水部であるヒスチジン部が水と非共有結合を形成して膨潤することにより、水溶液全体がゲル化し、ヒドロゲルを形成する。
本発明に用いられる成分(A)の配合量は、所望の強度に応じて適宜調整できるが、固形化粧料全量に対して1.0質量%超5.0質量%未満配合することが好ましい。本範囲であれば、固形化粧料として安定性の高い品質を確保することができ、更に成分(B)との組み合わせ時において弾力性および摩擦による刺激が軽減された、好適な使用感を有する固形化粧料が得られる。
本発明に用いられる成分(B)の疎水変性ポリエーテルウレタンは、
下記の一般式(1):
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n−R5]h}m …(1)
(式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なっても良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有しても良い炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を表し、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数であらわされる)
中でも良好に用いられる(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマーは、下記式(2)に示すコポリマーである。
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m・・・(2)
(R1、R2、R4がそれぞれエチレン基、R3=ヘキサメチレン基、R5=2−ドデシルドデシル基、h=1、m=2、k=120、n=20)
市販品としては、アデカノールGT−700(株式会社ADEKA(旧旭電化工業)社製等が挙げられる。
本発明に用いられる成分(B)の配合量は、所望の強度に応じて適宜調整できるが、固形化粧料全量に対して、0.1質量%以上0.9質量%以下配合することが好ましい。本範囲であれば、特に成分(A)と組み合わせることにより、弾力性および摩擦による刺激が軽減された、好適な使用感を有する固形化粧料が得られる。
本発明における固形化粧料は、弾力性および摩擦による刺激が軽減された、滑らかな使用感を有する固形化粧料であれば、水系(非乳化系)または乳化系、洗浄系であってもよい。水系であれば、オイルフリーで水分を高配合したみずみずしいスティックを調製することができ、乳化系であれば、油の種類によってはさっぱりからしっとりまで様々な使用感や機能性を付与させることができる。また、顔料を配合することもでき、本製剤の特性を活かしてメーキャップ化粧料に応用することも可能である。さらには、洗浄系成分を配合して、部分用クレンジング化粧料として応用することも可能である。
本発明において、(A)成分と(B)成分の構成比は、所望の固形化粧料を得る為に、適宜調整できるが、特に(A)成分と(B)成分が、次の関係にある場合には、固形状で塗布時に崩壊しない強度を有しながらも弾力を有し、滑らかで摩擦による刺激が非常に少ない、これまでになかった肌当たりのよい製剤にすることが出来る。
固形化粧料全量中における(A)成分の配合質量%が、1.0質量%超5.0質量%未満で、かつ(B)成分の配合質量%が、0.1質量%以上0.9質量%以下であると、塗布時に崩壊しない強度でありながらも弾力を有し、滑らかで刺激が少なく肌あたりに優れる。
さらに好ましくは、
式1:(A)<5/3(B)+8/3
式2:(A)≧−2.5(B)+3.5
式3:(B)≦0.8
で囲まれる領域内であると、塗布時に崩壊しない強度でありながらも弾力を有し、滑らかで刺激が少なく肌あたりに優れる。
尚、本願でいう「塗布時に崩壊しない強度」は、9.0mN/mmの力で垂直に押しても崩壊しない強度である。9.0mN/mmの力で崩壊する場合、人の手で肌に塗布する通常仕様時において製剤が崩壊する危険性がある。
本発明の固形化粧料には、必要に応じて本発明の効果を妨げない質的、量的範囲内で、通常化粧品に使用される成分、油性成分、界面活性剤、保湿としての水性成分、紫外線吸収剤、保湿剤、褐色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを適宜配合することも可能である。
中でも、固形化粧料の安定性向上の為に、界面活性剤としてポリグリセリン脂肪酸エステルを入れることが出来る。中でも、ジイソステアリン酸デカグリセリルが好ましく、固形化粧料全量に対して、0.01質量%以上2.00質量%以下配合することが好ましく、より好ましくは、0.15質量%以上0.90質量%以下である。この範囲であれば、安定的に固形化粧料を調製することが特に良好となる。
また、アルコールを使用するとパルミトイルジペプチド−18の溶解分散性がより良くなる。具体的な成分としては、1,2−アルカンジオール、1,3−アルカンジオール及びエチレングリコールモノアルキルエーテル等が挙げられ、固形化粧料全量に対して、0.1質量%以上30質量%以下配合することが好ましく、より好ましくは2質量%以上20質量%以下である。この範囲であれば、固形化粧料の溶解分散性が特に良好である。
また、脂肪酸を使用するとパルミトイルジペプチド−18由来の不溶物や析出物を形成することがなくなる。中でも、ステアリン酸が好ましく、固形化粧料全量に対して0.01質量%以上5.00質量%以下配合することが好ましく、より好ましくは、0.15質量%以上1.00質量%以下である。この範囲であれば、安定的に固形化粧料を調製することが特に良好となる。
本発明の固形化粧料は、ジャー容器、金皿、スティック容器などの容器に充填し、特に繰り出して使用するスティックタイプが好ましい。このときスティックタイプの容器形状は、細長い形状のものから扁平な形状まで特に制限されることはなく、必要に応じて球状、半球状のものも可能である。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。尚、配合量は特記しない限り質量%で示す。
表1の処方に基づき、各種効果・性状を確認した。表1中の「−」は、固形化粧料としての強度が不十分であるため、評価できなかった事を示している。また、図1は表1の結果をグラフ化したもので、図1中の「実1」は「実施例1」を、「比1」は「比較例1」のように示している。また、図1中の「◎」「○」「△」「×」は、総合評価を示している。
(化粧料の調製)
表1、2の各処方に基づき、(a)、(b)、(c)、(d)を混ぜて80℃で加熱溶解させたものを、(e)、(f)を混ぜて80℃に加熱したものに添加し、十分に混合した。60℃まで攪拌冷却した後、(g)を添加して容器に充填し、室温で空冷して固形化粧料を得た。
<弾性>
上述した方法で調製し、18φのスティック容器に充填して得られた各化粧料について、20℃における弾性を、硬度・弾性測定装置(DIA−STRON社 バリストメーター)を用いて測定した。測定方法は、縦向きに設置したスティックの1mm真上に装置を固定し、計3回測定し、弾性の尺度であるCoR値の平均値で評価した。本測定値は、値が1に近い程弾力があることを示す。
(評価基準)
◎:0.90以上。
○:0.80以上〜0.90未満。
△:0.70以上〜0.80未満。
×:0.70未満。
<摩擦測定>
上述した方法で調製し、30mL容量のジャー容器に20g充填して得られた各化粧料について、20℃における摩擦力を、皮膚摩擦測定器(インテグラル社 フリクシオメーターFR700)を用い、100rpmの回転速度で測定した。本測定値は、摩擦力を表す数値であり、値が大きいほど摩擦が大きいことを示す。
(評価基準)
◎:100未満。(摩擦を感じない)
○:100以上〜120未満。(わずかに摩擦を感じる)
△:120以上〜140未満。(かなり摩擦を感じる)
×:140以上。(摩擦がかかり過ぎて滑りが非常に悪い)
<品質保持性>
上述した方法で調製し、18φのスティック容器に充填して得られた各化粧料について、20℃における品質保持性を、プッシュプルゲージ(アイコーエンジニアリング株式会社 MODEL ANF−20)を用い、17φの円形プレート治具を取り付けて測定した。その際、縦向きに設置したスティック容器から化粧料を2cm繰り出し、真上から9.0mN/mmの力で垂直に押しつぶした時の形状変化について評価した。
(評価基準)
○:形状を維持できた。
×:形状が維持できなかった。
<温度安定性>
上述した方法で調製し、30mL容量のジャー容器に20g充填して得られた各化粧料について、5℃と40℃の各インキュベーターに1週間保管し、それぞれの温度条件で保管した各化粧料を室温で3時間以上静置した後に、20℃における硬度を18φの圧縮弾性測定用治具を取り付けたレオメーター(不動工業社 RHEO METER RT−2020ND・D)を用いて測定した。その際、得られた各温度条件の硬度から、
硬度変動率(%)=│40℃硬度−5℃硬度│÷40℃硬度×100
として、下記の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:40%未満。
○:40%以上〜50%未満。
△:50%以上〜60%未満。
×:60%以上。

Figure 2016193836
Figure 2016193836
Figure 2016193836
表1、図1から明らかなように、(A)成分であるパルミトイルジペプチド−18のみの処方では(比較例1〜6)、(A)成分の配合量が1%以下であると、強度が不十分であるため評価することができなかった。配合量を増加させると品質保持が可能な固形化粧料を形成するが、硬度が増すために弾力がなくなり、同時に摩擦力も増加してみずみずしさが欠けてしまった。また、(A)成分のみでは、温度に対する安定性が非常に悪かった。
一方、(B)成分である(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマーのみの処方では(比較例7、8)、ゲルを形成するものの流動性があり、固形化粧料としては十分な強度を有していなかった。
また、(A)成分と(B)成分を混合させた処方において、(A)成分の配合量が1%では、(B)成分の配合量を増やしても直接塗布する固形化粧料としては十分な強度を有さなかった(比較例9〜12)。
(A)成分の配合量を1%より多くし、(B)成分を配合すると、直接塗布する固形化粧料としては十分な強度を有するため、品質保持性が向上し、さらに(B)成分の配合量を増やすと温度安定性も向上する(比較例13〜18、実施例1〜11)。
しかし、(B)成分の配合量が1%を超えると、急激に強度が増すため弾力がなくなった(比較例13〜15、18)。また、(A)成分の配合量が5%を超えても強度が増すため、弾力がなくなった(16〜18)。
そこで、(A)成分を、固形化粧料全量中1.0質量%超5.0質量%未満で、かつ(B)成分を、固形化粧料全量中0.1質量%以上0.9質量%以下となるように配合したところ、十分な品質保持性があるにもかかわらず、弾力があり、摩擦力も軽減した滑らかな使用感となった。また、温度条件による大きな硬度の減少は見られず、温度安定性に優れた固形化粧料を調製することができた(実施例1〜11)。
さらに、(A)成分と(B)成分を式1、式2、式3の領域内の配合量としたところ、弾力がより顕著に感じられ、温度安定性にも優れた固形化粧料を調製することができた(実施例1〜4)。
以下に、本発明の固形化粧料の処方例を挙げる。常法により固形化粧料を得ることができる。いずれも弾力性および摩擦による刺激が軽減された、滑らかな使用感を有する固形化粧料であった。
<処方例>
<(水系)オイルフリー保湿スティック>
パルミトイルジペプチド―18 3.0
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー 0.5
ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.9
ステアリン酸 0.9
精製水 残部
1、3−ブチレングリコール 8.0
ヘキサンジオール 1.2
グリセリン 4.0
ソルビトール 3.0
PEG20000 0.5
エタノール 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
クエン酸 0.05
クエン酸3Na 0.6
ヒアルロン酸(0.5%水溶液) 0.5
防腐剤 適量
合計 100
<(乳化系)保湿スティック>
パルミトイルジペプチド―18 3.0
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー 0.5
ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.9
ステアリン酸 0.9
エチルヘキサン酸セチル 2.5
水添ポリデセン 5.0
ミネラルオイル 5.0
セスキオレイン酸ソルビタン 0.25
ステアリン酸グリセリル 1.0
PEG−50水添ヒマシ油 0.5
精製水 残部
1、3−ブチレングリコール 6.0
ヘキサンジオール 1.2
グリセリン 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
クエン酸 0.05
クエン酸3Na 0.6
ヒアルロン酸(0.5%水溶液) 0.5
防腐剤 適量
合計 100
<(顔料分散系)コンシーラー>
パルミトイルジペプチド―18 3.0
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー 0.5
ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.9
ステアリン酸 0.9
(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル)クロスポリマー 5.0
酸化鉄 3.0
酸化チタン 9.2
精製水 残部
ヘキサンジオール 1.2
グリセリン 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
クエン酸 0.05
クエン酸3Na 0.6
ヒアルロン酸(0.5%水溶液) 0.5
防腐剤 適量
合計 100
<(洗浄系)部分用クレンジングスティック>
パルミトイルジペプチド―18 4.0
(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー 0.8
ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.9
ステアリン酸 0.9
トリエチルヘキサノイン 27.0
イソノナン酸イソトリデシル 3.0
グリチルレチン酸ステアリル 0.02
水添ポリイソブテン 5.0
シクロペンタシロキサン 5.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
PEG−50水添ヒマシ油 0.5
PEG−20ソルビタンココエート 1.5
精製水 残部
1、3−ブチレングリコール 8.0
グリセリン 4.0
ヘキサンジオール 1.2
防腐剤 適量
合計 100
本発明の化粧料は、肌に直接塗布する固形化粧料に関し、さらに詳しくは、安定性が良好で固形状でありながらみずみずしく、滑らかな使用感を有しており、これまでになかった肌当たりのよい新規の固形化粧料の提供を課題とする。

Claims (5)

  1. 次の成分、
    (A)パルミトイルジペプチド−18を1.0質量%超5.0質量%未満
    (B)疎水変性ポリエーテルウレタンを0.1質量%以上0.9質量%以下
    含有する固形化粧料。
  2. 固形化粧料全量中における(A)成分と(B)成分の配合質量%の関係が
    式1:(A)<5/3(B)+8/3
    式2:(A)≧−2.5(B)+3.5
    式3:(B)≦0.8
    で囲まれる領域内であることを特徴とする請求項1に記載の固形化粧料。
  3. 形状が、スティック状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固形化粧料。
  4. 直接塗布することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の固形化粧料。
  5. 水系固形化粧料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の固形化粧料。
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