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JP2016146108A - Csr関連情報出力システム、csr関連情報出力方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

Csr関連情報出力システム、csr関連情報出力方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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JP2016146108A JP2015023307A JP2015023307A JP2016146108A JP 2016146108 A JP2016146108 A JP 2016146108A JP 2015023307 A JP2015023307 A JP 2015023307A JP 2015023307 A JP2015023307 A JP 2015023307A JP 2016146108 A JP2016146108 A JP 2016146108A
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渉 梅原
孝光 梅原
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Abstract

【課題】経営者同士の繋がりの機会を増加させ、更なる社会貢献活動の活性化及び中小企業又は1次産業者、更には一般消費者間での繋がりによる共通価値の創造の活性化を支援するCSR関連情報出力システム、CSR関連情報出力方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】端末装置は金銭又は物資を含む支援の申出を、金額又は物資名及び物資数量、並びに支援先の識別情報を含む支援内容情報と共に受け付け、受け付けられた支援の申出に係る前記支援内容情報を中央装置にて支援元を識別する支援元の識別情報に対応付けて記憶し、端末装置は記憶部に記憶される支援内容情報を抽出するための支援元又は支援先の識別情報を受け付け、中央装置は端末装置で受け付けられた支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報、又は、受け付けられた支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出する。【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザによる他へのメッセージ発信、複数ユーザ間でのメッセージのやりとり、及び複数ユーザ間での情報共有を実現するネットワークシステムに関し、共通の社会貢献に取り組む地方公共団体、1次産業者・企業・社会貢献団体・一般消費者間の繋がりの機会を増加させ、更に共通価値の創造を支援する空間を提供するCSR(Corporate Social Responsibility )関連情報出力システム、CSR関連情報出力方法及びコンピュータプログラムに関する。
企業又は個人に関わらず、社会貢献活動(所謂CSR活動)に興味を持ち実際に活動を実施する機会が増えている。社会貢献活動には、金銭又は物資の寄付をはじめとして、地域社会との交流の場を設けることなど多岐に亘っている。
昨今ではネットワーク経由での寄付が可能である。特許文献1には、寄付をネットワーク経由で安全に、且つ寄付者への金銭の流れを明確にすることによって高い信用性を実現することを目的とした募金システムが開示されている。
特開2002−230232号公報
1次産業者又は中小企業の場合、夫々寄付及び寄付以外の社会貢献活動の意志はあっても、実施に至っていないという現状がある。一般消費者がNPO団体に対して寄付を行なうことはあっても、地方の1次産業者・中小企業を応援する場はほとんどない。また、1次産業者又は中小企業の場合、社会貢献活動を盛んに実施していたとしても各企業の社会貢献活動が見え難い。特許文献1等のネットワーク上の募金システムでは、誰がどの程度寄付したかなどの実績は開示されない。大企業であれば、各企業自身のホームページ等を利用し、社会貢献活動の実施内容をアピールすることが多い。しかしながら1次産業者又は中小企業では、アピールの場又は時間の不足、経費及び労力の節約、また規模を考慮してアピールが敢えて行なわれていないなどの実情から、社会貢献活動の実施が見え難い状況にあると言える。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、1次産業者又は中小企業であっても比較的容易な手法で社会貢献活動を行ない、更には一般消費者に支援を直接的に依頼することを可能とし、更なる社会貢献活動の活性化及び1次産業者又は中小企業同士更には一般消費者との繋がりによる共通価値の創造の活性化を支援するCSR関連情報出力システム、CSR関連情報出力方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るCSR関連情報出力システムは、金銭若しくは物資の寄付を含む支援の申出を受け付ける端末装置と、該端末装置で受け付けた支援の申出に対応付けられる情報を記憶する記憶部を備え、該記憶部に記憶する情報の中から、受け付けられた支援の申出に関連する情報を抽出する中央装置とを含み、受け付けた支援の申出に関連する情報を出力するCSR関連情報出力システムであって、前記端末装置は、前記支援の申出を、金額又は物資名及び物資数量、並びに支援先の識別情報を含む支援内容情報と共に受け付ける支援受付部と、前記記憶部に記憶される支援内容情報を抽出するための寄付元又は支援先の識別情報を受け付ける抽出受付部とを備え、前記中央装置は、前記端末装置の支援受付部が受け付けた支援の申出に係る前記支援内容情報を、支援元を識別する支援元の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶するようにしてあり、前記抽出受付部にて受け付けられた支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出するか、又は、受け付けられた支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出する抽出部を備えることを特徴とする。
本発明に係るCSR関連情報出力方法は、金銭又は物資の寄付を含む支援の申出を受け付ける端末装置と、該端末装置で受け付けた支援の申出に対応付けられる情報を記憶する記憶部を備え、該記憶部に記憶する情報の中から、受け付けられた支援の申出に関連する情報を抽出する中央装置とを用い、受け付けた支援の申出に関連する情報を出力するCSR関連情報出力方法であって、前記端末装置が、前記支援の申出を、金額又は物資名及び物資数量、並びに支援先の識別情報を含む支援内容情報と共に受け付け、前記中央装置は、前記端末装置で受け付けられた支援の申出に係る前記支援内容情報を、支援元を識別する識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、前記端末装置は、支援元又は支援先の識別情報を受け付け、前記中央装置は、前記端末装置で受け付けられた支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出するか、又は、受け付けられ支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、金銭又は物資の寄付を含む支援の申出を、金額、又は物資名及び物資数量を含む支援内容情報と共に受け付けさせ、受け付けられた支援内容情報を他の装置の記憶部に記憶させ、支援元又は支援元を識別する識別情報を受け付け、受け付けた識別情報に基づき、記憶されてある情報の中から受け付けられた支援内容情報に関連する情報を抽出させて出力させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、受け付けられた支援の申出に係る支援内容情報を、支援元を識別する識別情報に対応付けて前記他の装置の記憶部に記憶させるステップ、及び、支援内容情報を抽出するための支援元又は支援元を識別する識別情報を受け付けた場合に、支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出させるか、又は受け付けた支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出させるステップを実行させること特徴とする。
本発明では、金銭又は物資の寄付を含む支援の申出と共に金額、物資名及び物資数量並びに寄付先を識別する情報が寄付内容情報として受け付けられ、寄付元の識別情報と対応付けられて実績として記憶される。この場合の支援には、一般消費者が物品又はサービスを受けたことに対する支払額の数%を寄付することによる支援なども含まれる。寄付内容情報の抽出を受け付けるに際し、寄付元又は寄付先の識別情報を受け付け、寄付元の識別情報を受け付けた場合には同じ寄付元の寄付内容情報を抽出し、抽出した寄付内容情報に基づいて更に関連する情報を抽出するか、寄付先の識別情報を受け付けた場合には寄付先を同一とする抽出依頼元とは異なる他を寄付元とする寄付内容情報を抽出するなどして関連する情報が抽出される。同一又は類似する寄付先又は寄付元の寄付の実績に係る寄付内容情報が抽出されることによって、中小企業、1次産業者、及び一般消費者間での同志の寄付元又は寄付先の情報が出力される。
本発明では、寄付の要請と共に必要金額、必要物資名及び必要数量が寄付要請情報として受け付けられ、寄付先の識別情報と対応付けられて記憶される。寄付内容情報の抽出を受け付けるに際し、寄付元の識別情報を受け付けた場合には同じ寄付元の寄付内容情報を抽出し、抽出した寄付内容情報に基づいて実績に係る寄付先の識別情報を関連情報として抽出するか、寄付先の識別情報を受け付けた場合には寄付先を同一又は類似する他の寄付先が関連情報として抽出されることによって、同志の寄付元又は寄付先の情報が出力される。
本発明では、出力された寄付元又は寄付先へ向けてメッセージの送受信が容易に可能となる。また、本発明では一般消費者からもメッセージの送受信が可能であってよい。
本発明では、寄付の実績に係る金額、物資名又は物資数量のいずれか1つ又は複数に基づいて貢献度の高低に係る貢献度が算出され、算出された数値の大小に基づき貢献度に係る順位が付与されて出力される。貢献度順位が貢献内容と共に広く開示されるようにすることで、企業の取り組みが市場(一般消費者)から容易に評価されることが可能となる。更に、一般消費者が興味を示すカテゴリの寄付・支援の要望、実績の一覧を確認することが可能である。
本発明に係るCSR関連情報出力システムを利用する1次産業者、中小企業、又は一般消費者は、同志の寄付元又は寄付先の情報に基づいて同一の目的意識が高い他の1次産業者又は中小企業、一般消費者を見つけることが容易に可能となる。これにより、同志である1次産業者又は中小企業間、更には一般消費者も含む繋がりの機会が増加して連携が活発化される。また、1次産業者又は中小企業のCSR活動が一般消費者からより見え易くなり、一般消費者と1次産業者又は中小企業との繋がりも可能になる。これにより、1次産業者又は中小企業同士、更には一般消費者との繋がりによって社会貢献活動の規模を大きくすることができ、更に社会貢献活動を含む企業活動における共通価値の創造に繋げることができ、1次産業者又は中小企業、特に地方の中小企業の更なる成長及び社会貢献活動の活発化を図ることが可能となる。
本実施の形態におけるCSR関連情報出力システムの構成を示すブロック図である。 ユーザ情報の内容例を示す説明図である。 アプリプログラムに基づき表示される操作画面例を示す説明図である。 アプリプログラムに基づき表示される操作画面例を示す説明図である。 アプリプログラムに基づき表示される画面例を示す説明図である。 寄付要請を受け付ける処理手順の一例を示すフローチャートである。 寄付先を抽出する処理手順の一例を示すフローチャートである。 寄付要請情報のリストの表示例を示す説明図である。 端末装置にて寄付の申出を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 記憶装置に記憶される寄付内容情報の内容例を示す説明図である。 端末装置にて活動団体側のユーザの抽出依頼を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 端末装置にて活動団体側のユーザの抽出依頼を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 端末装置にて企業等側のユーザの抽出依頼を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ランキングの出力手順の一例を示すフローチャートである。 ランキングの表示例を示す説明図である。 ランキングの表示例を示す説明図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本実施の形態におけるCSR関連情報出力システムの構成を示すブロック図である。CSR関連情報出力システムは、複数の端末装置1、ネットワーク2及び中央装置3を含んで構成される。端末装置1及び中央装置3は、アクセスポイント21を含むネットワーク2を介して相互に通信接続が可能である。
端末装置1は、所謂スマートフォンと呼ばれる表示部、電話通信及び無線通信機能を備えるコンピュータである。タブレット型PC(Personal Computer )であってもよい。端末装置1は、制御部10、記憶部11、一時記憶部12、表示部13、操作部14、及び通信部15を含んで構成される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit )を用いる。制御部10は、記憶部11に記憶されているアプリプログラム1Pを含む各コンピュータプログラムを読み出して実行することにより、端末装置1をCSR関連情報出力システムの端末装置として機能させる。
記憶部11は、フラッシュメモリを用いる。記憶部11は、制御部10が読み出すアプリプログラム1Pを含むコンピュータプログラムを記憶している。なお、記憶部11は、フラッシュメモリ以外の記憶装置を用いてもよい。一時記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のRAMを用いる。一時記憶部12は、制御部10の処理によって生成される情報を一時的に記憶する。
表示部13は、タッチパネル内蔵型液晶ディスプレイを用いる。制御部10は、表示部13へテキスト及びアイコン等の画像を含む各種操作画面を表示させる。なお、表示部13は、液晶ディスプレイ以外のものを用いてもよいし、タッチパネル内蔵型でなくともよい。操作部14は、表示部13に内蔵されるタッチパネル及び端末装置1の筐体に設けられるボタン群を用いる。操作部14は、タッチパネルにてユーザによる接触及び接触箇所の位置情報を制御部10へ通知する。また、操作部14は、ボタンの押下及び押下時間等の情報を制御部10へ通知する。
通信部15は、電話通信及び無線通信を実現する通信部を各有して構成される。制御部10は通信部15により、アクセスポイント21と通信が可能である。
中央装置3は、制御部30、記憶部31、一時記憶部32、通信部33、及びR/W部34を含んで構成される。
制御部30は、CPUを用いる。制御部30は、記憶部31に記憶されているサーバプログラム3Pを読み出して実行することにより、各構成部を制御し、サーバコンピュータをCSR関連情報出力システムの中央装置3として機能させる。
記憶部31は、ハードディスクを用いる。記憶部31には、サーバプログラム3Pが記憶されている。一時記憶部32は、DRAM等のRAMを用いる。一時記憶部32は、制御部30の処理によって生成される情報を一時的に記憶する。
通信部33は、インターネットを含むネットワーク2に接続されており、ネットワーク2を介した端末装置1との通信を実現する。制御部30は通信部33によって端末装置1との間で情報を送受信することができる。R/W部34は、データベースとして利用される記憶装置300との接続インタフェースである。具体的には、R/W部34は例えば、バスインタフェースを用いる。R/W34部は、USB(Universal Serial Bus)インタフェースであってもよい。制御部30は、R/W部34を介し、接続されている記憶装置300との間で情報の読み書きが可能である。記憶装置300が記憶部31のように内部に存在する場合はR/W部34は不要である。又はネットワーク2上に存在する場合、通信部33を介して読み書きを行なえばよいから、R/W部34は不要である。
ユーザによってアプリプログラム1Pを制御部10に実行させる操作(起動)がなされた場合、初回起動時には、ログイン情報及び企業又は1次産業者(以下、企業等という)のプロフィール情報を入力するための入力画面が表示部13に表示される。ユーザが入力画面にログイン情報及び、企業等又は活動団体のプロフィール情報(企業等:名前、業種、関心のある社会貢献の分野、活動団体:名前、活動分野、活動内容)を入力する操作を完了した場合、入力されたログイン情報及びプロフィール情報は中央装置3へ送信される。なおログイン情報の入力を許可する先としては中小企業又は1次産業者(の経営者)に限定されることが好ましい。具体的には企業名又は企業コード等によって所謂大企業の登録を排除するようにする。中央装置3は、送信されたログイン情報及びプロフィール情報からなるユーザ情報を記憶装置300にデータベース化して記憶する。図2は、ユーザ情報の内容例を示す説明図である。図2に示す例では、企業等側のユーザ情報と、活動団体側のユーザ情報とで分別されて記憶装置300に記憶してある。企業等側のユーザ情報の具体例として、A社のユーザID(例えば中央装置3から付与)に対応付けて、企業名「A社」、パスワード(ユーザが設定)、業種「衣料」、関心分野「子供支援」が記憶されている。また活動団体側のユーザ情報の具体例として、C基金のユーザID(例えば中央装置3から付与)に対応付けて、団体名「C基金」、パスワード(ユーザが設定)、団体情報、活動分野「子供支援」、活動内容「紹介文」が記憶されている。なお、企業等側のユーザ情報には、ネットワーク経由で振り込みが可能な外部の決済代行サービス、又はコンビニエンスストア振り込みサービスに対応したアカウント情報が含まれるようにしてある。活動団体側のユーザ情報には、外部の決済代行サービス、コンビニエンスストア振り込みサービスに対応した口座番号等の情報が含まれるようにしてある。アカウント情報及び口座番号の登録は逐次、端末装置1の制御部10にて受け付けて中央装置3へ送信されるようにしてあり、中央装置3にて安全に記憶される。
企業等側及び活動団体側双方のユーザ情報が記憶装置300に記憶された後に、端末装置1にてログイン操作がなされたときには制御部10の制御によって表示部13には操作画面が表示される。操作画面は各種関連情報を表示する表示画面310と、メニューのリストとに分けられる。表示画面310にはメニューのリストを表示するためのメニューボタン311が含まれる。図3は、アプリプログラム1Pに基づき表示される操作画面例を示す説明図である。図3に示されている操作画面例は、企業等側のユーザがログインした際にデフォルト表示される表示画面310の例である。ユーザがログインした際、表示画面310に示すように、ログインしたユーザ宛てに後述するように送信されたメッセージがタイムライン表示される。メッセージの送信元は、他の企業等側のユーザ、活動団体側のユーザ、及び一般ユーザである。このようにユーザ宛てのメッセージをタイムライン表示することにより、企業及び1次産業者側と他のユーザとが直接的に声を伝え合ってつながることが可能となる。
図4は、アプリプログラム1Pに基づき表示される操作画面例を示す説明図である。図4に示されている操作画面例は、企業等側のユーザのログイン情報に基づき、表示画面310にてメニューボタン311が選択された場合に表示されるメニューリストの例である。メニューには“プロフィール”メニュー131、“お金で支援”メニュー132、“物資で支援”メニュー133、“企業検索”メニュー134(1次産業者の検索も含まれる)、“活動団体検索”メニュー135、“広告依頼”メニュー136、及び“設定”メニュー137が含まれる。“プロフィール”メニュー131が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は図2に示した企業等側のユーザのプロフィール情報の編集を受け付ける。“お金で支援”メニュー132、又は“物資で支援”メニュー133が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、寄付先の活動団体の抽出と、抽出された活動団体の内の支援先の選択受付、支援先への寄付の申出の受付処理の実行を中央装置3へ依頼する。“企業検索”メニュー134又は“活動団体検索”メニュー135が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、他の企業又は寄付先の活動団体の抽出処理の実行を中央装置3へ依頼する。これらの処理については詳細を後述する。“広告依頼”メニュー136が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、ログインしているユーザ情報に対応する企業についての広告依頼を中央装置3経由で外部へ送信する。“設定”メニュー137が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は操作画面のレイアウト、背景色、文字色等の変更を受け付ける。
図5は、アプリプログラム1Pに基づき表示される画面例を示す説明図である。図5に示されている操作画面例は、活動団体側のユーザのログイン情報に基づき、表示画面310にてメニューボタン311が選択された場合に表示されるメニューリストの例である。メニューには“プロフィール”メニュー141、“お金で支援要請”メニュー142、“物資で支援要請”メニュー143、“企業検索”メニュー144(1次産業者の検索も含まれる)、“活動団体検索”メニュー145、“広告依頼”メニュー146、及び“設定”メニュー147が含まれる。“プロフィール”メニュー141が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は図2に示した活動団体側のユーザのプロフィール情報の編集を受け付ける。“お金で支援要請”メニュー142、又は“物資で支援要請”メニュー143が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、寄付要請受付の処理の実行を中央装置3へ依頼する。“企業検索”メニュー144又は“活動団体検索”メニュー145が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、寄付元の企業等又は他の活動団体の抽出処理の実行を中央装置3へ依頼する。これらの処理については詳細を後述する。“広告依頼”メニュー146が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は、ログインしているユーザ情報に対応する活動団体についての広告依頼を中央装置3経由で外部へ送信する。“設定”メニュー147が選択されたことが操作部14にて検知された場合、制御部10は操作画面のレイアウト、背景色、文字色等の変更を受け付ける。
まず、活動団体側のユーザのログイン情報に基づき表示されるメニューリストの内の“お金で支援要請”メニュー142、又は“物資で支援要請”メニュー143が選択された場合の処理の詳細についてフローチャートを参照して説明する。図6は、寄付要請を受け付ける処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、“お金で支援要請”メニュー142が選択された場合と“物資で支援要請”メニュー143が選択された場合とをまとめて説明するが、別個に処理が実行されてもよい。
制御部10は、寄付要請情報を受け付ける画面を表示画面310に表示する(ステップS101)。ステップS101にて詳細には、“お金で支援要請”メニュー142が選択されている場合は、要請する寄付の総額、期限年月日、特記事項(活動内容に関するアピールメッセージ)を受け付ける画面を表示画面310に表示する。また“物資で支援要請”メニュー143が選択されている場合は、寄付として要請する物品名、数量、期限年月日、特記事項を受け付ける画面を表示画面310に表示する。制御部10は、表示画面310内の画面に入力された寄付要請の情報を受け付け(ステップS102)、受け付けた寄付要請情報を、ログインしているユーザのユーザIDと共に通信部15から中央装置3へ送信する(ステップS103)。
中央装置3では制御部30が、寄付要請情報を受信してユーザIDと共に受け付け(ステップS104)、寄付案件夫々を区別する寄付IDを付与し、付与した寄付IDと寄付要請情報とを、寄付先のユーザIDと対応付けて記憶装置300に記憶し(ステップS105)、処理を終了する。
次に、企業等側からの寄付を受け付けるべく、企業等側のユーザのログイン情報に基づき表示されるメニューリストの内の“お金で支援”メニュー132、又は“物資で支援”メニュー133が選択された場合の処理の詳細についてフローチャートを参照して説明する。図7は、寄付先を抽出する処理手順の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、“お金で支援”メニュー132が選択された場合と“物資で支援”メニュー133が選択された場合とをまとめて説明するが、別個に処理が実行されてもよい。
“お金で支援”メニュー132、又は“物資で支援”メニュー133が選択されたことが操作部14で検知された場合、制御部10は寄付要請情報の抽出依頼を、ログインしているユーザのユーザIDと共に中央装置3へ送信する(ステップS201)。
中央装置3の制御部30は、送信された寄付要請情報の抽出依頼を受信し(ステップS202)、抽出依頼と共に受信したユーザIDに基づき依頼元のユーザ情報を記憶装置300から参照する(ステップS203)。制御部30は、参照したユーザ情報に含まれる関心分野と同じ又は類似する分野の活動団体側のユーザ情報を記憶装置300から抽出し(ステップS204)、抽出した活動団体側のユーザ情報のユーザIDが対応付けられている寄付要請情報を記憶装置300から抽出する(ステップS205)。ステップS205では、ステップS201にて“お金で支援”メニュー132が選択されている場合には“お金で支援要請”がされている寄付要請情報を抽出し、“物資で支援”メニュー133が選択されている場合には“物資で支援要請”がされている寄付要請情報を抽出する。制御部30は、抽出した寄付要請情報を端末装置1へ送信する(ステップS206)。
端末装置1では制御部10が寄付要請情報を受信し(ステップS207)、受信した寄付要請情報をリスト化して表示部13の表示画面310に表示し(ステップS208)、処理を終了する。
図8は、寄付要請情報のリストの表示例を示す説明図である。図8に示すように、制御部10により、寄付要請情報に基づく寄付先のリストが表示される。図8の例では、「C基金」による“お金で支援要請”の寄付要請情報と、「D法人」による“物資で支援要請”の寄付要請情報とがリスト化されて表示されているが、“お金で支援”メニュー132が選択された場合には“お金で支援要請”の寄付要請情報のみが抽出されて表示され、“物資で支援”メニュー133が選択された場合には“物資で支援要請”の寄付要請情報のみが抽出されて表示されるとよい。
図8の表示例における寄付要請情報のリストの内から1つを選択した場合の処理手順を説明する。図9は、端末装置1にて寄付の申出を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部10は、選択された寄付要請情報に対応する寄付の申出を受け付ける受付画面を表示画面310に表示する(ステップS301)。ステップS301では、“お金で支援要請”の寄付要請情報が選択されている場合には、寄付受付画面は寄付の総額、期限年月日、特記事項(活動内容に関するアピールメッセージ)と、寄付の金額の入力を受け付ける編集エリア及び決定ボタンとを含む。“物資で支援要請”の寄付要請情報が選択されている場合には、寄付受付画面は寄付を要請する物品名、数量、期限年月日、及び特記事項と、寄付の物品の入力、数量の入力を受け付ける編集エリア及び決定ボタンとを含む。なお受付画面には、当該寄付要請情報に対するこれまでの実績(後述)が表示され、残りの必要金額、必要物資数が表示されるとよい。
制御部10は、編集エリアへの情報入力及び決定ボタンの押下がされたか否か判断し(ステップS302)、情報入力及び決定ボタンの押下がされていないと判断した場合(S302:NO)、処理をステップS302へ戻して待機する。制御部10は、情報入力及び決定ボタンの押下がされたと判断した場合(S302:YES)、入力された情報を、ログインしているユーザID、及び、選択されている寄付要請情報の寄付IDと共に中央装置3へ送信する(ステップS303)。
中央装置3にて制御部30は、入力された情報をユーザID及び寄付IDと共に受信して受け付け(ステップS304)、受け付けたユーザIDに基づいてネットワーク経由で振り込みが可能な外部の決済代行サービスのアカウント情報、又はコンビニエンスストア振り込みサービスに対応した情報を決済用の情報を特定する(ステップS305)。制御部30は、特定した決済用の情報と、寄付内容情報に含まれる金額、又は物資の購入に要する金額とを含む決済依頼情報を作成し、作成した決済依頼情報を外部の決済サービスへ送信する(ステップS306)。このとき制御部30は、決済情報を仲介するだけで、手数料を決済額から差し引いてシステム用の口座へ入金処理を実行したりしないようにする。なおステップS306の情報に対し決済の成否を受けてから以下の処理を続行するとよい。ステップS305及びS306において、物資による支援を行なう場合には、ネットショッピングサービスと連携してもよいし、企業等側が自社製品又は生産品等を発送できるようにしてもよい。
制御部30は、入力された情報の内の金額、又は物品名及び数量と、寄付IDとを含む寄付内容情報を、寄付元の企業等側のユーザIDと対応付けて実績として記憶装置300に記憶する(ステップS307)。寄付内容情報に寄付IDを含むことにより、寄付要請情報(寄付先の識別情報)と寄付内容情報とが対応付けられる。制御部30は、寄付要請情報における要請金額、又は要請数量を、寄付内容情報に含まれる金額又は数量で減算して寄付要請情報を更新し(ステップS308)、処理を終了する。
図10は、記憶装置300に記憶される寄付内容情報の内容例を示す説明図である。図10に示すように、記憶装置300には寄付に係る金額又は物資名及び数量、寄付先のユーザIDを含む寄付要請情報の寄付IDを含む寄付内容情報が、寄付元のユーザID(12345)と対応付けて記憶される。図10に示す例では更に、寄付の申出又は決済がなされた日付、及び、寄付元のユーザによってなされた寄付金額の累計が更に寄付内容情報に係る実績として記憶されている。このように本実施の形態のCSR関連情報出力システムでは、実績の情報が記憶装置300に蓄積される。
次に“お金で支援”メニュー132、又は“物資で支援”メニュー133が選択された場合、及び“活動団体検索”メニュー135が選択された場合の寄付要請情報の抽出処理についてフローチャートを参照して説明する。図11及び図12は、端末装置1にて活動団体側のユーザの抽出依頼を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。図11は“お金で支援”メニュー132又は“物資で支援”メニュー133が選択された場合の処理手順を示し、図12は“活動団体検索”メニュー135が選択された場合の処理手順を示し、図11及び図12のフローチャートで共通する手順には同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
“お金で支援”メニュー132、又は“物資で支援”メニュー133が選択された場合、端末装置1の制御部10は支援先の活動団体側のユーザ情報の抽出依頼を、ログインしているユーザのユーザIDと共に中央装置3へ送信する(ステップS401)。
中央装置3の制御部30は、送信された抽出依頼を受信し(ステップS402)、抽出依頼と共に受信したユーザIDが寄付元のユーザIDとして対応付けられている1又は複数の寄付内容情報を記憶装置300から抽出する(ステップS403)。制御部30は、抽出した寄付内容情報夫々に含まれている寄付IDの寄付要請情報を記憶装置300から抽出し(ステップS404)、抽出した寄付要請情報夫々の要請元である活動団体側のユーザIDを抽出する(ステップS405)。制御部10は、抽出した活動団体側のユーザID又は同分野のユーザのユーザIDを依頼元として含み、期限切れ前の寄付要請情報を記憶装置300から抽出し(ステップS406)、抽出した寄付要請情報を端末装置1へ送信する(ステップS407)。
端末装置1の制御部10は、抽出された寄付要請情報を受信し(ステップS408)、受信した寄付要請情報をリスト化して表示部13の表示画面310に表示し(ステップS409)、処理を終了する。これにより、依頼元のユーザの実績に基づいて過去に行った寄付と同一又は類似の寄付先からの寄付要請情報が抽出される。
図12のフローチャートに示すように、“活動団体検索”メニュー135が選択された場合、端末装置1では制御部10が活動団体側のユーザ情報の抽出依頼を中央装置3へ送信する(S401)。中央装置3の制御部30は、抽出依頼に応じた処理(S402〜S405)を実行し、ステップS405で抽出したユーザIDのユーザ情報又は同分野のユーザ情報を記憶装置300から読み出し(ステップS410)、読み出したユーザ情報を端末装置1へ送信する(ステップS411)。端末装置1の制御部10は、中央装置3から送信されたユーザ情報を受信し(ステップS412)、検索結果として表示し(ステップS413)、処理を終了する。これにより、依頼元のユーザの実績に基づいて過去に行った寄付と同一又は類似の寄付先のユーザ情報が抽出される。
次に企業等側のユーザがログインしている端末装置1にて“企業検索”メニュー134が選択された場合の他の企業等の抽出処理についてフローチャートを参照して説明する。図13は、端末装置1にて企業等側のユーザの抽出依頼を受け付けた場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、活動団体側のユーザがログインしている端末装置1にて“活動団体検索”メニュー145が選択された場合の処理については以下の処理手順と同様であるので詳細な説明を省略する。
“企業検索”メニュー134が選択された場合、端末装置1の制御部10は、他の企業等のユーザ情報の抽出依頼を、ログインしているユーザのユーザIDと共に中央装置3へ送信する(ステップS501)。
中央装置3の制御部30は、送信された抽出依頼を受信し(ステップS502)、抽出依頼と共に受信したユーザIDが寄付元のユーザIDとして対応付けられている1又は複数の寄付内容情報を記憶装置300から抽出する(ステップS503)。制御部30は、抽出した寄付内容情報夫々に含まれている寄付IDの寄付要請情報を記憶装置300から抽出する(ステップS504)。制御部30は、抽出した寄付要請情報に応じて寄付を申し出た寄付元の企業等側のユーザIDを特定し(ステップS505)、特定したユーザIDのユーザ情報を記憶装置300から読み出す(ステップS506)。これにより、抽出依頼元のユーザと同一の寄付先に寄付を申し出た他の寄付元のユーザのユーザ情報が抽出される。制御部30は、読み出した企業等側のユーザ情報を端末装置1へ送信する(ステップS507)。
端末装置1の制御部10は、読み出された他の企業等側のユーザ情報を受信し(ステップS508)、受信したユーザ情報を検索結果として表示部13の表示画面310に表示する(ステップS509)。制御部10は更に、表示されたユーザ情報から1つの選択を受け付け(ステップS510)、選択されたユーザ情報のユーザによる寄付の実績の情報を表示画面310に表示すると共に(ステップS511)、選択されたユーザ情報のユーザIDでログインされている端末装置1宛てに、メッセージを送信するための送信受付ボタンを表示画面310内に表示する(ステップS512)。送信受付ボタンが選択されたか否かを判断し(ステップS513)、選択されたと判断した場合(S513:YES)、制御部10は、選択されたユーザのユーザIDでログインされている端末装置1へのメッセージ送受信用画面(1又は複数のユーザIDを宛先とするメッセージのやりとりを表示する画面)を表示画面310又は別のメッセージアプリプログラムに基づいて表示される画面内に表示し(ステップS514)、メッセージの送受信処理を行なって(ステップS515)、処理を終了する。制御部10は送信受付ボタンが選択されないと判断した場合(S513:NO)、ユーザ情報をリスト表示したまま、処理を終了する。
上述の処理により、企業等側のユーザは、同一又は類似の社会貢献活動に参加又は共感している他の企業又は1次産業者の情報を確認することができ、同志を発見することが可能になる。更に、同志である他の企業又は1次産業者の経営者へのメッセージの送受信の場が容易に提供される。これにより中小企業及び1次産業者間の連携が活性化され、共通価値の創造につながる。なお“企業検索”メニュー134(144)、“活動団体検索”メニュー135(145)が選択された場合の処理としては、単純にキーワード検索も可能である。
メニューリストから“広告依頼”メニュー136(146)が選択された場合、中央装置3から外部の広告宣伝仲介サービスへ、依頼元のユーザIDに基づいて企業等の名称(活動団体名)、寄付先の活動分野(活動分野)、及び寄付の実績を含む広告宣伝依頼の情報が送信されるようにする。これにより、広告宣伝仲介サービスによって広告宣伝依頼の情報を含む広告宣伝が種々の媒体を介して出力される。なお上述したメッセージの送受信画面にて広告宣伝が出力されるようにしてもよい。また端末装置1では、“広告依頼”メニュー136(146)が選択された場合に社会貢献活動の貢献度ランキング(後述)への参加の有無、参加する場合の分野等について設定が可能としてもよい。
次に、企業等側でも活動団体側でもなく、ログイン情報を有していない一般ユーザ(一般消費者)から社会貢献活動の評価を受け付け、評価に基づくランキングを出力する処理について説明する。なお、一般ユーザも同様にログイン情報を有して参加するようにしてもよい。その場合、図2で示したようなユーザ情報を一般ユーザ側の情報として記憶しておき、企業等側に向けての画面例と同様に、支援を受け付けることができるようにしてもよい。
図14は、ランキングの出力手順の一例を示すフローチャートである。なお以下の処理手順では企業等側のランキングの出力手順について説明する。活動団体側のランキングの出力手順も同様であるから説明を省略する。
中央装置3の制御部30は、一般ユーザが用いるスマートフォン等の端末装置から、企業等側のユーザ情報の出力依頼を受け付ける(ステップS601)。出力依頼は例えば、端末装置にて前記広告宣伝依頼に基づいて表示部に表示されている広告宣伝のバナー等が選択された場合に、端末装置から中央装置3へ広告宣伝主のサーバを経由して中央装置3へ送信される。
制御部30は、受け付けた出力依頼に係る企業等側のユーザ情報を記憶装置300から読み出し(ステップS602)、ユーザ情報に含まれるプロフィール情報及びユーザ情報のユーザIDが寄付元の識別情報として対応付けられている寄付内容情報を記憶装置300から抽出し(ステップS603)、抽出した寄付内容情報に含まれる寄付IDの寄付要請情報を抽出する(ステップS604)。制御部30は、抽出した寄付内容情報及び寄付要請情報から、プロフィール情報、寄付の実績情報、寄付先の活動を含む情報を抽出し(ステップS605)、抽出した情報と評価、及びメッセージの送信を受け付けるための情報を表示する画面情報を出力依頼元の端末装置へ送信し(ステップS606)、必要に応じて評価を受け付け、更にメッセージも受け付ける(ステップS607)。評価は例えば、表示されているプロフィール情報、寄付の実績情報、寄付先の活動に基づいて星の数(1〜5)、○(丸),△(三角),×(バツ)からの選択で受け付ける。制御部30は、受け付けた評価に対応する数値(○:5、△:3、×:0)を特定し(ステップS608)、特定した数値を総合的な評価結果に反映させ、記憶する(ステップS609)。例えば制御部30は、それまでの評価に対応する数値の平均値に、ステップS607で受け付けた評価に対応する数値を加味した平均値を再計算する。制御部30は、再計算後の数値の大小に基づいて同分野又は全分野における企業等側のユーザ情報に対し、社会貢献度の高低の順位を付与する(ステップS610)。制御部30は、出力依頼に係る企業又は一次産業者のユーザ情報に付与した順位と、反映させた評価結果を表す文字情報又は画像情報とを出力依頼元の端末装置へ出力する(ステップS611)。ステップS607にてメッセージを受け付けた場合、制御部30は評価対象とした寄付元の識別情報に対応付けて記憶し(ステップS612)、処理を終了する。なおステップS607〜S610における評価に係る処理は、ユーザが評価を行なわない場合は省略されてよい。ステップS607におけるメッセージの受付及びメッセージの記憶も、ユーザがメッセージを送信することを選択した場合のみに実行されればよい。ステップS612の処理により、送信先の寄付元の企業等側のユーザがログインした場合、図3に示したようにデフォルトの画面にメッセージがタイムライン表示される。
なおステップS609における順位の付与は、プロフィール情報、寄付の実績情報、寄付先の活動に基づいて受け付けた評価のみならず、寄付の金額、物資名又は物資数量と、所定の条件式に基づいて中央装置3の制御部30が自動的に算出するようにしてもよい。
図15及び図16は、ランキングの表示例を示す説明図である。図15は企業等側のユーザのランキングの表示例を示し、図16は活動団体側のランキングの表示例を示している。図15の企業等側のランキングの表示例では、A社、X社、B社の順にランキング順位が付与されており、図16の活動団体側のランキングでは、C基金、Y基金、D法人の順にランキング順位が付与されている。ランキング順位の付与は、図15及び図16に示すように、評価に対応する数値の平均値の算出期間を一週間単位、3ヶ月単位、年単位等と変えてなされるようにしてもよい。また、一般ユーザの端末装置にて、複数の企業、1次産業者又は活動団体のユーザIDをウォッチリストとして記憶させておき、上述の処理手順の内のステップS602にて、ウォッチリストに含まれるユーザIDのユーザ情報を読み出し、付与されている社会貢献度の高低の順位をステップS610にて端末装置へ出力するようにしてもよい。
なお、上述のように開示された本実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 端末装置
10 制御部
11 記憶部
13 表示部
14 操作部
1P アプリプログラム
3 中央装置
30 制御部
310 表示画面
132 “お金で支援”メニュー
133 “物資で支援”メニュー
142 “お金で支援要請”メニュー
143 “物資で支援要請”メニュー

Claims (6)

  1. 金銭若しくは物資の寄付を含む支援の申出を受け付ける端末装置と、該端末装置で受け付けた支援の申出に対応付けられる情報を記憶する記憶部を備え、該記憶部に記憶する情報の中から、受け付けられた支援の申出に関連する情報を抽出する中央装置とを含み、受け付けた支援の申出に関連する情報を出力するCSR関連情報出力システムであって、
    前記端末装置は、
    前記支援の申出を、金額又は物資名及び物資数量、並びに支援先の識別情報を含む支援内容情報と共に受け付ける支援受付部と、
    前記記憶部に記憶される支援内容情報を抽出するための寄付元又は支援先の識別情報を受け付ける抽出受付部と
    を備え、
    前記中央装置は、
    前記端末装置の支援受付部が受け付けた支援の申出に係る前記支援内容情報を、支援元を識別する支援元の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶するようにしてあり、
    前記抽出受付部にて受け付けられた支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出するか、又は、受け付けられた支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出する抽出部を備えること
    を特徴とするCSR関連情報出力システム。
  2. 前記端末装置は、
    金銭又は物資の寄付を含む支援の要請を、金額、又は、物資名及び物資数量を含む支援要請情報と共に受け付ける要請受付部を備え、
    前記中央装置は、
    前記支援先の属性に基づく分類に基づき識別情報を分別して前記記憶部に記憶しており、
    前記端末装置の前記要請受付部で受け付けられた支援の要請に係る支援要請情報を、支援先の識別情報に対応付け、前記記憶部に記憶するようにしてあり、
    前記抽出受付部が支援元又は支援先の識別情報を受け付けた場合に、前記抽出部が抽出した支援内容情報に含まれる支援先の識別情報か、又は該支援先の識別情報と同分類に分別される他の支援先の識別情報かのいずれかに対応付けられている支援要請情報を出力する支援要請出力部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のCSR関連情報出力システム。
  3. 前記端末装置は、
    前記中央装置の抽出部が抽出した支援内容情報に対応付けられて記憶されている支援元の識別情報に対応する他の端末装置へのメッセージを受け付けるメッセージ受付部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のCSR関連情報出力システム。
  4. 前記中央装置は、
    前記記憶部に記憶されている支援内容情報に含まれる金額、物資名、又は物資数量のいずれか1つ又は複数に基づく貢献度の高低に対応する数値情報を、支援元の識別情報別に算出する貢献度算出部と、
    該貢献度算出部が算出した数値情報が示す数値の大小に基づき前記支援元の識別情報に順位を付与し、付与した順位を出力する順位出力部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のCSR関連情報出力システム。
  5. 金銭又は物資の寄付を含む支援の申出を受け付ける端末装置と、該端末装置で受け付けた支援の申出に対応付けられる情報を記憶する記憶部を備え、該記憶部に記憶する情報の中から、受け付けられた支援の申出に関連する情報を抽出する中央装置とを用い、受け付けた支援の申出に関連する情報を出力するCSR関連情報出力方法であって、
    前記端末装置が、前記支援の申出を、金額又は物資名及び物資数量、並びに支援先の識別情報を含む支援内容情報と共に受け付け、
    前記中央装置は、前記端末装置で受け付けられた支援の申出に係る前記支援内容情報を、支援元を識別する識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記端末装置は、支援元又は支援先の識別情報を受け付け、
    前記中央装置は、前記端末装置で受け付けられた支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出するか、又は、受け付けられ支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出する
    ことを特徴とするCSR関連情報出力方法。
  6. コンピュータに、金銭又は物資の寄付を含む支援の申出を、金額、又は物資名及び物資数量を含む支援内容情報と共に受け付けさせ、受け付けられた支援内容情報を他の装置の記憶部に記憶させ、支援元又は支援元を識別する識別情報を受け付け、受け付けた識別情報に基づき、記憶されてある情報の中から受け付けられた支援内容情報に関連する情報を抽出させて出力させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    受け付けられた支援の申出に係る支援内容情報を、支援元を識別する識別情報に対応付けて前記他の装置の記憶部に記憶させるステップ、及び、
    支援内容情報を抽出するための支援元又は支援元を識別する識別情報を受け付けた場合に、支援元の識別情報に対応付けられている支援内容情報を抽出させるか、又は受け付けた支援先の識別情報に基づいて該支援先の識別情報を含む支援内容情報を抽出させるステップ
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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