JP2016039669A - 回転式アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ティース45の数をpとし、ティース45の基端61が中央に位置するp個の辺からなる仮想的な正多角形を仮想多角形63とすると、ヨーク44は、周方向で隣接する2つのティース45間で仮想多角形63の角64よりも径方向外側に凹む凹部65を有している。これにより、凹部箇所66でステータ41の磁路断面積が小さくなり、低温時に凹部箇所66で磁束密度を飽和させることができる。そのため、凹部65を有していない場合と比べて、高温時の出力トルクはそのままに、低温時の出力トルクの上昇を抑えることができる。したがって、想定される使用温度範囲の全域における最大出力トルクが低減することとなり、回転式アクチュエータ10の例えば減速機50などの必要強度が低下するので、回転式アクチュエータ10の小型化を図ることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図ることができる回転式アクチュエータを提供することである。
<一実施形態>
本発明の一実施形態による回転式アクチュエータを図1に示す。回転式アクチュエータ10は、例えば車両のシフトバイワイヤシステムの駆動部として用いられる。
先ず、回転式アクチュエータ10の全体構成について図1、図2を参照して説明する。
回転式アクチュエータ10は、ハウジング20と、モータ30と、減速機50とを備えている。
ロータ31は、軸受32、33により回転可能に支持されているモータ軸34と、モータ軸34に嵌合して固定されているロータコア35とを有している。ロータコア35は、複数の金属板が軸方向へ積層されることによって作られており、筒状の嵌合部36と、嵌合部36から放射状に突き出している複数の突極37とを有している。突極37は、周方向で等間隔に例えば8個設けられている。以降、各突極37を区別する場合、所定位置のものから反時計まわりに順番に「突極37A」〜「突極37H」と記載する。
なお、図2は、ロータコア35を構成する2つの金属板の境界の断面図である。
なお、図2は、ステータコア42を構成する2つの金属板の境界の断面図である。
偏心軸51は、回転軸心AX1に対して偏心する偏心軸心AX2を有し、モータ軸34と一体に形成されている。
リングギヤ52は、モータ軸34と同軸上に設けられ、ハウジング20に固定されている。
次に、回転式アクチュエータ10の特徴構成について図2〜図4を参照して説明する。
図2、図3に示すように、ティース45の数をpとし、ティース45の基端61が中央に位置するp個の辺からなる仮想的な正多角形を仮想多角形63とすると、ヨーク44は、周方向で隣接する2つのティース45間で仮想多角形63の角64よりも径方向外側に凹む凹部65を有している。凹部65の内壁面は曲面である。本実施形態では、図3に示すように、ヨーク44のうち凹部65に対応する箇所66の最小の径方向幅W1は、ティース45の周方向幅W2の半分よりも小さく設定されている。以下、ヨーク44のうち凹部65に対応する箇所66を「凹部箇所66」と記載する。
(1)ティース45A、突極37A、嵌合部36、突極37C、ティース45D、およびヨーク44によって形成される第1の磁気回路MC1。
(2)ティース45A、突極37A、嵌合部36、突極37G、ティース45J、およびヨーク44によって形成される第2の磁気回路MC2。
(3)ティース45G、突極37E、嵌合部36、突極37C、ティース45D、およびヨーク44によって形成される第3の磁気回路MC3。
(4)ティース45G、突極37E、嵌合部36、突極37G、ティース45J、およびヨーク44によって形成される第4の磁気回路MC4。
以上説明したように、本実施形態では、ティース45の数をpとし、ティース45の基端61が中央に位置するp個の辺からなる仮想的な正多角形を仮想多角形63とすると、ヨーク44は、周方向で隣接する2つのティース45間で仮想多角形63の角64よりも径方向外側に凹む凹部65を有している。
また、凹部65によりヨーク44を軽量化することができる。
このように構成することで、コイル43の通電時に形成される磁気回路MC1〜MC4の断面積(磁路断面積)を凹部箇所66で最も小さくすることができる。
このように構成することで、ヨーク44を金属プレート26に圧入するときの凹部への応力集中を抑制することができる。
これに対して、本実施形態では、金属プレート26は、周方向において凹部65と重なる位置で径方向外側に凹む溝67を有している。
また、仮にヨーク44の圧入によって凹部箇所66が径方向外側に変形しても、凹部箇所66と金属プレート26との接触を防止することができ、凹部箇所66から金属プレート26への磁束漏れを回避可能である。
このように構成することで、仮にヨーク44が変形しても、ヨーク44の凹部箇所66と金属プレート26との接触を確実に防止することができる。
本発明の他の実施形態では、凹部箇所の最小の径方向幅は、ティースの周方向幅の半分以上であってもよい。要するに、ヨークの凹部は、周方向で隣接する2つのティース間で仮想多角形の角よりも径方向外側に凹んでいればよい。
本発明の他の実施形態では、金属プレートは溝を有していなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、金属プレートの溝の周方向幅は、ヨークの凹部の周方向幅より小さくてもよい。
本発明の他の実施形態では、モータは、スイッチトリラクタンスモータに限らず、他の種類のシンクロナスモータであってもよいし、例えばインダクションモータなどの他の形式のモータであってもよい。
本発明の他の実施形態では、回転式アクチュエータは、車両のシフトバイワイヤシステム以外の装置に用いられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
20・・・ハウジング
30・・・モータ
41・・・ステータ
43・・・コイル
44・・・ヨーク
45・・・ティース
50・・・減速機
61・・・基端
63・・・仮想多角形
64・・・角
65・・・凹部
Claims (5)
- モータ(30)と、前記モータの回転を減速して出力する減速機(50)と、前記モータおよび前記減速機を収容しているハウジング(20)と、を備える回転式アクチュエータ(10)であって、
前記モータのステータ(41)は、環状のヨーク(44)と、前記ヨークから径方向内側に突き出している複数のティース(45)と、前記ティースに巻回されている複数のコイル(43)と、を有し、
前記ティースの数をpとし、前記ティースの基端(61)が中央に位置するp個の辺からなる仮想的な正多角形を仮想多角形(63)とすると、前記ヨークは、周方向で隣接する2つの前記ティース間で前記仮想多角形の角(64)よりも径方向外側に凹む凹部(65)を有していることを特徴とする回転電機。 - 前記ヨークのうち前記凹部に対応する箇所(66)の最小の径方向幅(W1)は、前記ティースの周方向幅(W2)の半分よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の回転式アクチュエータ。
- 前記凹部の内壁面は曲面であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転式アクチュエータ。
- 前記ハウジングは、筒状であって内側に前記ステータが圧入されている金属プレート(26)を有し、
前記金属プレートは、周方向において前記凹部と重なる位置で径方向外側に凹む溝(67)を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転式アクチュエータ。 - 前記溝の周方向幅(W3)は前記凹部の周方向幅(W4)以上であることを特徴とする請求項4に記載の回転式アクチュエータ。
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