JP2016036203A - Stator of dynamo-electric machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転電機のステータに関し、特に、コイルに動力線が接続されたステータに関する。 The present invention relates to a stator for a rotating electrical machine, and more particularly to a stator having a power line connected to a coil.
下記特許文献1のステータでは、一端部がコイルに接続され、他端部が接続端子である三相の動力線上に、三相の動力線同士を締結する動力線締結部材が設けられている。 In the stator of Patent Document 1 below, a power line fastening member that fastens three-phase power lines is provided on a three-phase power line having one end connected to a coil and the other end serving as a connection terminal.
特許文献1では、動力線締結部材が宙に浮いた状態で端子が接続されるため、動力線締結部材の固有値(固有振動数)が低く、振動により共振した場合は、コイルと動力線との接続強度が低下する可能性がある。 In Patent Document 1, since the terminal is connected with the power line fastening member floating in the air, when the power line fastening member has a low natural value (natural frequency) and resonates due to vibration, the coil and power line Connection strength may be reduced.
本発明に係る回転電機のステータは、コイルと動力線との接続強度の低下を抑制することを目的とする。 The stator of the rotary electric machine which concerns on this invention aims at suppressing the fall of the connection strength of a coil and a power line.
本発明に係る回転電機のステータは、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。 The stator of the rotating electrical machine according to the present invention employs the following means in order to achieve the above-described object.
本発明に係る回転電機のステータは、ステータコアと、ステータコアに巻装された三相のコイルと、一端部がコイルに接続され、他端部が接続端子である三相の動力線と、三相の動力線を締結する動力線締結部材と、を備え、動力線締結部材には支持部材が連結され、動力線締結部材が支持部材を介してステータコアに固定されていることを要旨とする。 A stator of a rotating electrical machine according to the present invention includes a stator core, a three-phase coil wound around the stator core, a three-phase power line having one end connected to the coil and the other end serving as a connection terminal, and a three-phase A power line fastening member for fastening the power line, and a support member is coupled to the power line fastening member, and the power line fastening member is fixed to the stator core via the support member.
本発明の一態様では、支持部材がステータコアの締結部にボルト締結されていることが好適である。 In one aspect of the present invention, it is preferable that the support member is bolted to the fastening portion of the stator core.
本発明によれば、三相の動力線を締結する動力線締結部材が支持部材を介してステータコアに固定されていることで、コイルと動力線との接続強度の低下を抑制することができる。 According to the present invention, since the power line fastening member that fastens the three-phase power line is fixed to the stator core via the support member, a decrease in the connection strength between the coil and the power line can be suppressed.
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention (hereinafter referred to as embodiments) will be described with reference to the drawings.
図1〜3は、本発明の実施形態に係る回転電機のステータの概略構成を示す図であり、図1,2はステータ全体の構成例を示し、図3は動力線42U,42V,42W及び動力線締結部材44の構成例を示す。図1,2では、ステータ周方向に関してステータコア21及びセグメントコイル22U,22V,22Wの構成の図示を一部省略しているが、図示を省略している残りの部分の構成は、図示している部分と同様の構成である。
1-3 is a figure which shows schematic structure of the stator of the rotary electric machine which concerns on embodiment of this invention, FIG.1, 2 shows the structural example of the whole stator, FIG. 3 shows
ステータは、ステータコア21と、ステータコア21に巻装された三相のセグメントコイル22U,22V,22Wと、三相のセグメントコイル22U,22V,22Wにそれぞれ電気的に接続された三相の動力線42U,42V,42Wと、三相の動力線42U,42V,42W同士を機械的に締結する動力線締結部材44とを含んで構成される。ステータコア21は、ステータ周方向に沿って延びる円環状のヨーク23と、ヨーク23の内周面よりステータ径方向内側(図示しないロータ側)へ突出する複数のティース24とを含む。複数のティース24はステータ周方向に互いに間隔をおいて(等間隔で)配置されている。ステータ周方向に隣接するティース24間にスロットが形成され、セグメントコイル22U,22V,22Wはスロットを通ってティース24に巻装されている。各セグメントコイル22U,22V,22Wの一端部32U,32V,32Wは、ステータ径方向からステータ軸方向に折り曲げられており、各動力線42U,42V,42Wの一端部52U,52V,52Wがそれぞれ電気的に接続される接続端子として機能する。セグメントコイル22U,22V,22Wの接続端子(一端部)32U,32V,32Wは、ステータ周方向に互いに間隔をおいて配置され、ステータ周方向の一方側から他方側へ、接続端子32U、接続端子32V、接続端子32Wの順に並んで配置されている。
The stator includes a
動力線42Uの一端部52Uはセグメントコイル22Uの接続端子32Uと溶接により接合され、動力線42Vの一端部52Vはセグメントコイル22Vの接続端子32Vと溶接により接合され、動力線42Wの一端部52Wはセグメントコイル22Wの接続端子32Wと溶接により接合されている。各動力線42U,42V,42Wの他端部には、例えばインバータ等の外部電気回路が電気的に接続される接続端子62U,62V,62Wがそれぞれ設けられている。各動力線42U,42V,42Wは、一端部52U,52V,52Wと接続端子(他端部)62U,62V,62W以外は、絶縁皮膜により導体が覆われている。
One
動力線締結部材44はステータコア21の外周側に配置されている。動力線締結部材44には、3つの動力線挿入穴が形成されており、三相の動力線42U,42V,42Wは、一端部32U,32V,32Wと他端部62U,62V,62W間の中間部が3つの動力線挿入穴に挿入された状態で動力線締結部材44に固定されている。これによって、三相の動力線42U,42V,42W同士が機械的に締結される。動力線締結部材44としては、例えば樹脂等の絶縁材料を用いることが可能である。
The power
本実施形態では、動力線締結部材44には支持ブラケット(支持部材)46−1,46−2の一端部46−1a,46−2aが連結されており、支持ブラケット46−1,46−2の他端部46−1b,46−2bがステータコア21に連結されている。これによって、動力線締結部材44が支持ブラケット46−1,46−2を介してステータコア21に固定されている。図1,2の例では、支持ブラケット46−1,46−2の他端部46−1b,46−2bがヨーク23のステータ軸方向一端面23aに連結されている。支持ブラケット46−1,46−2と動力線締結部材44との接合、及び支持ブラケット46−1,46−2とステータコア21(ヨーク23)との接合には、例えば溶接を用いることが可能である。図1,2の例では、支持ブラケット46−1が支持ブラケット46−2よりステータ周方向一方側に位置する。支持ブラケット46−1は、他端部(ステータコア21との連結部分)46−1bのステータ周方向位置が一端部(動力線締結部材44との連結部分)46−1aのステータ周方向位置よりステータ周方向一方側に位置するようステータ径方向に対し傾斜して延びている。支持ブラケット46−2は、他端部(ステータコア21との連結部分)46−2bのステータ周方向位置が一端部(動力線締結部材44との連結部分)46−2aのステータ周方向位置よりステータ周方向他方側に位置するようステータ径方向に対し傾斜して延びている。
In the present embodiment, one end portions 46-1a and 46-2a of support brackets (support members) 46-1 and 46-2 are connected to the power
以上説明した本実施形態によれば、動力線締結部材44を支持ブラケット46−1,46−2によりステータコア21に固定することで、動力線締結部材44の固有値(固有振動数)が上がり強度を向上させることができる。したがって、セグメントコイル22U,22V,22Wの接続端子32U,32V,32Wと動力線42U,42V,42Wの一端部52U,52V,52Wとの溶接による接合強度が動力線締結部材44の共振によって低下するのを抑制することができる。
According to this embodiment described above, by fixing the power
さらに、動力線締結部材44を支持ブラケット46−1,46−2によりステータコア21に固定した状態で、セグメントコイル22U,22V,22Wの接続端子32U,32V,32Wと動力線42U,42V,42Wの一端部52U,52V,52Wを溶接により接合することで、動力線42U,42V,42Wの接続端子62U,62V,62Wの反り返りを抑制することができる。したがって、動力線42U,42V,42Wの接続端子62U,62V,62Wの位置精度を向上させることができる。その結果、溶接後に接続端子62U,62V,62Wの反り返りを矯正治具で補正する工程が不要となる。
Further, in a state where the power
動力線締結部材44をステータコア21に固定する他の構成例を図4,5に示す。図4,5に示す構成例では、ステータコア21は、ヨーク23の外周面よりステータ径方向外側へ盛り上がり、締結用ボルト(締結用部材)を通すためのボルト挿通穴27がステータ軸方向に沿って形成された締結部(耳部)26をさらに含む。支持ブラケット46−1の他端部46−1bには、締結用ボルトを通すためのボルト挿通穴47が形成されている。さらに、支持ブラケット46−1の他端部46−1bには、爪部48が形成されている。ボルト挿通穴27とボルト挿通穴47がつながるように支持ブラケット46−1の他端部46−1bを締結部26のステータ軸方向一端面上に重ねた状態で、締結用ボルトをボルト挿通穴27,47に通して図示しないケーシングに締結することで、ステータコア21をケーシングに固定することができるとともに、支持ブラケット46−1の他端部46−1bをステータコア21の締結部26にボルト締結することができる。締結用ボルトにより支持ブラケット46−1をステータコア21に固定するまでは、締結部26に形成されたスリット孔に爪部48を挿入することで、支持ブラケット46−1の位置ずれが防止される。図4,5は、支持ブラケット46−1の他端部46−1bをステータコア21の締結部26にボルト締結する構成例を示しているが、支持ブラケット46−2の他端部46−2bをステータコア21の締結部26にボルト締結する構成例も同様である。
Other configuration examples for fixing the power
図4,5に示す構成例によれば、ステータコア21をケーシングに固定するとともに、動力線締結部材44をステータコア21に固定することができ、支持ブラケット46−1,46−2とステータコア21を溶接により接合する工程が不要となる。その結果、動力線締結部材44をステータコア21に固定するための工数を減らすことができる。
4 and 5, the
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。 As mentioned above, although the form for implementing this invention was demonstrated, this invention is not limited to such embodiment at all, and it can implement with a various form in the range which does not deviate from the summary of this invention. Of course.
21 ステータコア、22U,22V,22W セグメントコイル、23 ヨーク、24 ティース、26 締結部、27,47 ボルト挿通穴、32U,32V,32W,62U,62V,62W 接続端子、42U,42V,42W 動力線、44 動力線締結部材、46−1,46−2 支持ブラケット、48 爪部、52U,52V,52W 一端部。 21 stator core, 22U, 22V, 22W segment coil, 23 yoke, 24 teeth, 26 fastening portion, 27, 47 bolt insertion hole, 32U, 32V, 32W, 62U, 62V, 62W connection terminal, 42U, 42V, 42W power line, 44 Power line fastening member, 46-1, 46-2 Support bracket, 48 claw part, 52U, 52V, 52W One end part.
Claims (2)
ステータコアに巻装された三相のコイルと、
一端部がコイルに接続され、他端部が接続端子である三相の動力線と、
三相の動力線を締結する動力線締結部材と、
を備え、
動力線締結部材には支持部材が連結され、
動力線締結部材が支持部材を介してステータコアに固定されている、回転電機のステータ。 A stator core;
A three-phase coil wound around a stator core;
A three-phase power line having one end connected to the coil and the other end being a connection terminal;
A power line fastening member for fastening a three-phase power line;
With
A support member is connected to the power line fastening member,
A stator of a rotating electrical machine, wherein a power line fastening member is fixed to a stator core via a support member.
支持部材がステータコアの締結部にボルト締結されている、回転電機のステータ。 A stator for a rotating electrical machine according to claim 1,
A stator of a rotating electrical machine, wherein a support member is bolted to a fastening portion of a stator core.
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