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JP2016003789A - 温水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱媒の温度の安定性に優れた温水生成装置を提供する。
【解決手段】圧縮機、冷媒と熱媒との間で熱交換を行う利用側熱交換器、膨張手段、熱源側熱交換器、が冷媒配管で環状に接続されて構成されたヒートポンプサイクルと、熱媒を環状の熱媒回路の内部で循環させる循環ポンプと、利用側熱交換器の出口側の熱媒の温度Twoを検出する出口温度検出手段と、利用側熱交換器の入口側の熱媒の温度Twiを検出する入口温度検出手段と、制御装置と、を備え、制御装置は、出口温度Twoと入口温度Twiとの平均温度Twaが低い時よりも高いときに、圧縮機1の周波数を低くし、また、出口温度Twoが目標出口温度Twotとなるように、循環ポンプの搬送量を制御するので、循環ポンプの制御と圧縮機の制御との干渉を抑制して、暖房負荷の変動時等でも出口温度Twoの変動を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクルを利用した温水生成装置に関するものである。
従来、この種の温水生成装置として、圧縮機100、冷媒101と熱媒102との間で熱交換を行う利用側熱交換器103、膨張弁104、熱源側熱交換器105、が冷媒配管で環状に接続され、冷媒が循環する冷媒回路106と、利用側熱交換器103、放熱器110、容量可変型の循環ポンプ109が水配管で環状に接続され、水系熱媒が循環する熱媒回路111とを備えたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
図4は、特許文献1に記載された温水生成装置の概略図である。図4に示すように、熱媒回路111には、利用側熱交換器103の入口側の水系熱媒の温度を測定する入口温度センサ107と、利用側熱交換器103の出口側の水系熱媒の温度を測定する出口温度センサ108と、が設けられている。また、温水生成装置の制御装置(図示せず)は、出口温度センサ108で検出した温度T1が目標の第1目標温度Ttとなるように圧縮機100の周波数を制御し、また、出口温度センサ108で検出した温度T1と入口温度センサ107で検出した温度T2との温度差が目標の第2目標温度差ΔTtとなるように循環ポンプ109の搬送量を制御する。これにより、利用側熱交換器103の負荷が減少した場合でも、水系熱媒の過度な温度変化を防止しようとするものである。
特開2010−196946号公報
前記従来の構成では、例えば、暖房負荷が安定していた状態から一部の部屋で暖房が不要になり、必要な暖房負荷が低下したような場合には、図5に示すように、出口温度センサ108で検出される温度T1と、入口温度センサ107で検出される温度T2とがともに上昇する。この場合、制御装置は、利用側熱交換器103の出口の温度T1が目標温度Ttとなるように圧縮機100の周波数Fqが調整する。また、制御装置は、利用側熱交換器103の出口と入口との温度差dT(=T1−T2)が目標温度差dTtとなるように、循環ポンプ109の搬送量Gwを制御する。
しかしながら、このようにすると、循環ポンプ109による循環量Gwの増減によって、再び利用側熱交換器103の出口の温度T1が変化する。したがって、再び圧縮機100の周波数Fqが調整される。すなわち、循環ポンプ109による循環量Gwの増減と、圧縮機100の周波数の増減とが繰り返されて、熱媒回路を流れる水系熱媒の温度が収束しない場合があるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するためのもので、暖房負荷の変動によっても、熱媒回路を循環する水系熱媒の温度の変動を抑制する温水生成装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の温水生成装置は圧縮機、冷媒と熱媒との間で熱交換を行う利用側熱交換器、膨張手段、熱源側熱交換器、が冷媒配管で環状に接続さ
れて構成されたヒートポンプサイクルと、前記熱媒を環状の熱媒回路の内部で循環させる循環ポンプと、前記利用側熱交換器の出口側の前記熱媒の温度を検出する出口温度検出手段と、前記利用側熱交換器の入口側の前記熱媒の温度を検出する入口温度検出手段と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記出口温度検出手段で検出される出口温度と前記入口温度検出手段で検出される入口温度との平均温度が低い時よりも高いときに、前記圧縮機の周波数を低くし、前記制御装置は、前記出口温度が目標出口温度となるように、前記循環ポンプの搬送量を制御することを特徴とするものである。
これにより、循環ポンプによる循環量の増減と圧縮機の周波数の増減との干渉を抑制し、利用側熱交換器の出口の熱媒の温度の変動を抑制することができる。
本発明によれば、暖房負荷の変動によっても、水系熱媒の温度の変動を抑制することが可能な温水生成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における温水生成装置の概略構成図 同温水生成装置の制御フローチャート 同温水生成装置において暖房負荷の変動があった場合の圧縮機の周波数、循環ポンプの搬送量、利用側熱交換器の熱媒の出口温度および入口温度の時間変化を示すグラフ 従来の温水生成装置の概略構成図 従来の温水生成装置において暖房負荷の変動があった場合の圧縮機の周波数、循環ポンプの搬送量、利用側熱交換器の熱媒の出口温度および入口温度の時間変化を示すグラフ
第1の発明は、圧縮機、冷媒と熱媒との間で熱交換を行う利用側熱交換器、膨張手段、熱源側熱交換器、が冷媒配管で環状に接続されて構成されたヒートポンプサイクルと、前記熱媒を環状の熱媒回路の内部で循環させる循環ポンプと、前記利用側熱交換器の出口側の前記熱媒の温度を検出する出口温度検出手段と、前記利用側熱交換器の入口側の前記熱媒の温度を検出する入口温度検出手段と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記出口温度検出手段で検出される出口温度と前記入口温度検出手段で検出される入口温度との平均温度が低い時よりも高いときに、前記圧縮機の周波数を低くし、前記制御装置は、前記出口温度が目標出口温度となるように、前記循環ポンプの搬送量を制御することを特徴とするものである。
これにより、例えば、暖房負荷が急激に低下した場合には、利用側熱交換器の出口温度および入口温度の双方が上昇するので、圧縮機の周波数が調整されて低くなり、また、循環ポンプの回転数(熱媒の循環量)が調整されて減少する。よって、利用側熱交換器の出口温度が過大となることを防止することができる。また、熱媒回路における熱媒の循環量が減少することで、続いて利用側熱交換器の入口温度が上昇するが、この場合には、入口温度と出口温度との平均温度が上昇するので、まず、圧縮機の周波数が調整されて低くなる。したがって、出口温度が目標出口温度よりも高くなることを抑制する。一方、循環ポンプの回転数は、出口温度が上昇するまでは変動しない。よって、循環ポンプによる循環量の増減と圧縮機の周波数の増減との干渉を抑制し、利用側熱交換器の出口の熱媒の温度の変動を抑制することができる。その結果、暖房負荷の変動によっても、水系熱媒の温度の変動を抑制することが可能な温水生成装置を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記制御装置は、前記出口温度が前記目標出
口温度となるまでの間に、前記入口温度が低いときよりも高いときに、前記圧縮機の周波数を高くすることを特徴とするものである。
これにより、利用側熱交換器の入口温度が高くなり、利用側熱交換器における冷媒のエンタルピー差が小さくなっても、加熱能力の低下を抑制し、目標出口温度の熱媒を得ることができる。
その結果、例えば、除霜運転から通常運転への復帰時等で、利用側熱交換器の出口温度が低下している状態でも、目標出口温度の熱媒を得るまでの時間(復帰時間)を短縮し、使用者の快適性に優れた温水生成装置とすることができる。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態における温水生成装置の概略構成図である。図1に示すように、本実施の形態の温水生成装置は、気体状態の冷媒2を吸入して圧縮し、高温高圧の冷媒2を吐出する圧縮機1と、冷媒2と熱媒3との間で熱交換を行う利用側熱交換器4と、冷媒2の流量を調整する膨張手段5と、室外空気から採熱する熱源側熱交換器6が冷媒配管で環状に接続されて構成された冷媒回路90を有するヒートポンプサイクル8を備えている。また、温水生成装置は、熱源側熱交換器6に空気を送風する送風ファン7を備えている。ヒートポンプサイクル8と送風ファン7とはヒートポンプ装置を構成する。
また、温水生成装置は、熱媒3を環状の熱媒回路12で循環させる循環ポンプ9と、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoを検出する出口温度検出手段10と、熱媒3の利用側熱交換器4の入口温度Twiを検出する入口温度検出手段11と、を備えている。
利用側熱交換器4は、熱媒配管によって放熱器20と接続される。これにより、循環ポンプ9、利用側熱交換器4、放熱器20が熱媒配管で環状に接続された熱媒回路12が構成される。ここで、放熱器20は、放熱器20が配置される対象空間へ、熱媒3の熱を放熱するものである。
さらに、温水生成装置は、圧縮機1、膨張手段5、送風ファン7、循環ポンプ9等の制御を行う制御装置30を備えている。
温水生成装置は、ヒートポンプサイクル8で加熱された冷媒2の熱を利用側熱交換器4で熱媒3に伝え、その熱を放熱器20で対象空間に放熱することで冷暖房を行う。利用側熱交換器4には、小型かつ高効率で熱交換が可能なプレート熱交換器や二重管熱交換器を用いる。利用側熱交換器4は、冷媒2と熱媒3とが対向流となるように構成される。
循環ポンプ9としては、例えば、搬送量が多い渦巻きポンプを用いる。
制御装置30は、ヒートポンプ装置の機能部品である圧縮機1、膨張手段5、送風ファン7を制御する第1制御部30aと、出口温度検出手段10、入口温度検出手段11の検出温度を取得し、循環ポンプ9の搬送量を制御する第2制御部30bとを備えている。第1制御部30aと第2制御部30bは通信線で繋がれている。第2制御部30bで取得した温度等の情報は、通信線を介して第1制御部30aに送られる。また、第1制御部30aで取得したヒートポンプ装置の異常等の情報は通信線を介して第2制御部30bに送られる。
温水生成装置は、圧縮機1、利用側熱交換器4、膨張手段5、熱源側熱交換器6、循環ポンプ9をひとつ筐体に収容して構成することができる。また、利用側熱交換器4、循環ポンプ9を、圧縮機1、利用側熱交換器4、膨張手段5と異なる筐体に収容して構成する
ことができる。さらに、循環ポンプ9をヒートポンプ装置と異なる筐体に収容して構成することができる。
放熱器20には、床下に埋め込まれ、輻射暖房を行う床暖房パネル、室内の壁面近傍に設置され輻射暖房を行うラジエータ、送風機を用い放熱器20の熱を強制対流させるファンコンベクタを用いることができる。
以上のように構成された温水生成装置について、以下その動作、作用を説明する。図2は、本実施の形態における暖房運転時の制御動作のフローチャートである。
図2において、ステップS1で制御装置30がリモコン等のコントローラ(図示せず)から運転開始の信号を受け取ると、制御装置30は初期運転の制御フローを開始する。初期運転において、制御装置30は、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoの目標温度Twotを設定する(ステップS2)。ここで、暖房運転の開始は、制御装置30が、放熱器が配置された対象空間の温度や、利用側熱交換器4の入口温度の低下を認識し、自動的に開始することとしてもよい。また、初期運転は、熱源側熱交換器6の表面に付着した霜を融解させる除霜運転の終了後、続いて暖房運転を行う場合にも行われる。
次に、制御装置30の第2制御部30bは、ステップS3で、循環ポンプ9を所定の搬送量Gw1(初期搬送量)で運転する。また、第2制御部30bは、熱媒3の利用側熱交換器4入口温度Twiを検出する。(ステップS4)
次に、制御装置30の第1制御部30aは、ステップS5で、第2制御部30bで取得した熱媒3の利用側熱交換器4の入口温度Twi、出口温度Two、目標温度Twotに基づき、圧縮機1の周波数Fq0(初期周波数)を決定する。第1制御部30aは、設定された初期周波数Fq0と目標温度Twotとに基づいて、圧縮機1、膨張手段5、送風ファン7を制御する。
制御装置30は、圧縮機1の初期周波数での運転を所定時間継続する(ステップ6)。制御装置30は、所定時間が経過した後に、定常運転へと移行する。なお、本実施の形態では、定常運転の前に初期運転を行う期間を設けたが、初期運転の方法は本実施の形態の方法に特に限定されない。また、初期運転の方法によらず、定常運転を行えば、暖房負荷の変動に対応するという本発明の効果を発揮することができる。
制御装置30は、ステップS7において、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoと目標温度Twotとを比較する。
ここで、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoが目標温度Twotである場合には、ステップS8に進み、循環ポンプ9の搬送量Gwを維持する。
また、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoが目標温度Twotより小さい場合は、ステップS9に進み、循環ポンプ9の搬送量Gwを減少させる。また、熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Twoが目標温度Twotより大きい場合は、ステップS10に進み、循環ポンプ9の搬送量Gwを増加させる。これにより、熱媒3の利用側熱交換器4出口温度Twoを目標温度Twotに近づける。
なお、ここで、ステップS7において、出口温度Twoが目標温度Twotと同一である場合にステップS8に進むこととしたが、所定値α(例えば、3K)を設けて、目標温度Twotと出口温度Twoとの温度差(絶対値)が所定値αの範囲内である場合には、ステップS8に進むこととしてもよい。このとき、(Twot−Two)<−αである場合にはステップS9に進み、(Twot−Two)>αである場合には、ステップS10
に進む。
次に、制御装置30は、ステップS11で熱媒3の利用側熱交換器4の出口温度Two及び入口温度Twiの平均温度Twaと、目標平均温度Twatとを比較する。ここで。目標平均温度Twatは、目標温度Twotと、目標温度Twotよりも所定温度(例えば5K〜15K)低い温度に設定される目標入水温度Twitとの平均値である。
制御装置30は、平均温度Twaが目標平均温度Twatと等しい場合は、放熱器20が配置される対象空間での暖房負荷と、利用側熱交換器4における加熱量とが釣り合っていると判断し、ステップS12に進む。制御装置30は、ステップ12において圧縮機1の周波数Fqをそのまま維持する。
一方、平均温度Twaが目標平均温度Twatより低い場合は、放熱器20が配置された対象空間への暖房負荷が不足している判断して、ステップS13に進む。制御装置30は、ステップS13において、圧縮機1の周波数Fqが初期周波数Fq0もしくは初期周波数以上である場合には、周波数を維持する。一方、制御装置30は、圧縮機1の周波数が初期周波数Fq0よりも小さい場合には、周波数を増加させる。
また、制御装置30は、平均温度Twaが目標平均温度Twatより高い場合は、放熱器20が放熱する対象空間への暖房負荷が過剰であると判断して、ステップS14に進む。制御装置30は、ステップ14において、圧縮機1の周波数Fqを低下させる。
なお、ここで、ステップ11において、平均温度Twaが目標平均温度Twatと同一である場合にステップ12に進むこととしたが、所定値β(例えば、3K)を設けて、平気温度Twaと平均目標温度Twatとの温度差(絶対値)が所定値βの範囲内である場合には、ステップS12に進むこととしてもよい。このとき、(Twat−Twa)<−βである場合には、ステップ13に進み、(Twat−Twa)>βである場合には、ステップ14に進む。定常運転の制御動作は、暖房運転の停止がリモコン等から指示された場合や、熱媒回路12を循環する熱媒3が所定温度以上となった場合等に停止される。
このような制御動作を行うと、利用側熱交換器4の出口温度Twoが変化した場合に循環ポンプ9の搬送量Gwによって出口温度Twoを調整しても、必要な暖房負荷が変動しない場合は放熱量も変動しない。したがって、出口温度Twoと入口温度Twiとの平均温度Twaは変化せず、圧縮機1の周波数Fqは変化しない。
そのため、例えば、対象空間で暖房が不要となり、暖房負荷が低下して、平均温度Twaが高くなった場合には、図3に示すように、暖房負荷に合った平均温度Twaとなるように圧縮機1の周波数Fqを低下させる。また、圧縮機1の周波数Fqが調整されたことにより、出口温度Twoが変動しても、平均温度Twaによって制御される圧縮機1の周波数Fqに干渉することなく循環ポンプ9の搬送量Gwを減少させる。これによって、熱媒3の出口温度Twoを目標温度Twotに戻す。
以上のように、本実施の形態では、出口温度Twoと、入口温度Twiとの平均温度Twaが低い時よりも高いときに、圧縮機1の周波数Fqを低くする。また、出口温度Twoが目標出口温度Twotとなるように、循環ポンプ9の搬送量Gwを調整する。これにより、出口温度Twoが変化すると循環ポンプ9の搬送量Gwにより調整するが、暖房負荷が変動しない場合には放熱量も変動しないので、平均温度Twaは変化せず、圧縮機1の周波数Fqは変化しない。
したがって、暖房負荷の変動によって平均温度Twaが高くなった場合でも、暖房負荷
に合った圧縮機1の周波数Fqに調整される。また、圧縮機1の周波数Fqが調整されたことに起因する出口温度Twoの変動を、圧縮機1の周波数Fqに干渉することなく循環ポンプ9の搬送量Gwによって調整する。
よって、熱源の能力が暖房負荷に合った所定の範囲に調整される。さらに、暖房負荷の変動に対応して熱源の能力が変化しても、出口温度Twoを目標出口温度Twotに安定させることができる。
なお、初期運転において、出口温度Twoが目標出口温度Twotとなるまでの間、入口温度Twiが低い時よりも高い時、すなわち、平均温度Twaが低い時よりも高い時に、圧縮機1の周波数Fqを高くしてもよい。これにより、入口温度Twiが高くなって、利用側熱交換器4における冷媒2のエンタルピー差が小さくなって場合でも、加熱能力の低下を抑制して、目標出口温度Twotの湯水をより早く生成でき、またそれを維持することができる。
その結果、除霜運転からの復帰等で出口温度Twoが下がり切った場合でも、出口温度Twoが目標出口温度Twotに到達するまでの時間(復帰時間)を短縮し、使用者の快適性を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる温水生成装置は、暖房負荷の変動があった場合でも圧縮機と循環ポンプの制御が干渉せず、制御の安定性を向上することができるもので、ヒートポンプ式温水暖房機や温水循環加熱装置、チラー等の用途に適用できる。
1 圧縮機
4 利用側熱交換器
5 膨張手段
6 熱源側熱交換器
8 ヒートポンプサイクル
9 循環ポンプ
10 出口温度検出手段
11 入口温度検出手段
12 熱媒回路
30 制御装置

Claims (2)

  1. 圧縮機、冷媒と熱媒との間で熱交換を行う利用側熱交換器、膨張手段、熱源側熱交換器、が冷媒配管で環状に接続されて構成されたヒートポンプサイクルと、
    前記熱媒を環状の熱媒回路の内部で循環させる循環ポンプと、
    前記利用側熱交換器の出口側の前記熱媒の温度を検出する出口温度検出手段と、
    前記利用側熱交換器の入口側の前記熱媒の温度を検出する入口温度検出手段と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記出口温度検出手段で検出される出口温度と前記入口温度検出手段で検出される入口温度との平均温度が低い時よりも高いときに、前記圧縮機の周波数を低くし、
    前記制御装置は、前記出口温度が目標出口温度となるように、前記循環ポンプの搬送量を制御することを特徴とする温水生成装置。
  2. 前記制御装置は、前記出口温度が前記目標出口温度となるまでの間に、前記入口温度が低いときよりも高いときに、前記圧縮機の周波数を高くすることを特徴とする請求項1に記載の温水生成装置。
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