JP2016097849A - 自転車サドル用滑り止めパッド - Google Patents
自転車サドル用滑り止めパッドInfo
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Abstract
【解決手段】滑り止めパッド1は、着座部に複数の貫通孔が形成されるサドル本体に取付けられる滑り止めパッドであり、サドル本体表面の摩擦係数より大きい柔軟性素材から成り、サドル本体の表面の一部あるいは全体をカバーするものであり、裏面に設けられた突起7a、7bが前記貫通孔6に挿通され、突起7a、7bの先端部の周縁に設けられた反し8により、サドル本体の裏面に係止される。滑り止めパッドは、柔軟性素材から成り、突起7a、7bの先端部の周縁に設けられた反し8によって、サドル本体の裏面に係止されることから、サドル本体に容易に着脱することができる。
【選択図】図1
Description
上記の自転車用サドルでは、緩衝パッドを用いたときに生ずるような、転倒時に破損しやすいとか、雨天時に雨水が染み込む、といった不都合を回避しつつ、柔軟性・快適性と強度・剛性の相反するバランスをとることができるものであった。
しかし、着座部が樹脂ベースで作製されているため、着座時に臀部が滑りやすく、安定した走行が困難であるという問題があった。
上記の自転車用サドルでは、無数の突起で臀部を支えるため、乗員の身体形状に合わせて柔軟に変形し、臀部の滑りを防止し、安定して臀部を支えることが可能である。
しかし、 自転車のライディングスタイルは多種多様であり、中でもとくに過激なエンデューロやダウンヒルでの使用の場合は、滑り止め機能が強く求められるが、平地での走行の場合は、滑り止めの機能は強くは求められない。そうであれば、自転車のライディングスタイルに合わせ、滑り止め機能の使い分けができることが好ましいが、上記の自転車用サドルでは、着脱可能なパッド形状のものとはなっていないため、滑り止め機能の使い分けは不可能である。また、着脱可能なパッド形状のものであっても、装着時にパッドがずれたり剥がれたりすると、安定した走行は困難であるから、装着時には安定してパッドがサドルに固定される必要がある。
本発明の滑り止めパッドをサドル本体表面に装着することで、臀部の滑り止め効果を高め、サドル本体と一体となって安定して臀部を支えることができる。また、滑り止めパッドは、柔軟性素材から成り、突起の先端部の周縁に設けられた反しによって、サドル本体の裏面に係止されることから、サドル本体に容易に着脱することができる。
本発明の滑り止めパッドの表面に滑り止め用突起が設けられない場合は、滑り止めパッドの表面に、シボ(皺)加工を施して、臀部とサドルの滑りをより防止することでも良い。
このように、柔軟性や弾力性に優れた材質を使用すると、磨耗が生じやすいという欠点があるが、滑り止めパッド1は着脱可能であるので、交換することで、サドル2を長く使用することが可能である。
図2及び図3に示されるように、滑り止めパッド1は、サドルの後方座部左右(9a,9b)に、2枚に分けられて、滑り止めパッド(1a,1b)として、取付けられる構造となっている。
サドル2は、フレーム部材3とメッシュ部材4、及びシートポストに取り付けるためのレール部材5とで構成されており、メッシュ部材4には、複数の貫通孔4aが設けられている。
図4は、実施例1の滑り止めパッド取付け前の滑り止めパッド及びサドル表面の断面図を示している。図4に示されるように、突起7の中心部には、上下に貫通孔6が設けられている。貫通孔6は、通気性、意匠性を高め、また、着脱時の作業を容易にする。
滑り止めパッド1の裏面に設けられた突起7の先端部には反し8が設けられている。
突起7は、取付けるサドルの座面を形成するメッシュ部材4に設けられた貫通孔4aに嵌合できるように成形されているため、突起7の径はメッシュ部材4に設けられた貫通孔4aの径と略同等である。
突起7の先端部には反し8が設けられているため、そのまま貫通孔4aに差し込むことは困難である。
また、突起7の中心部には、上下に貫通孔6が設けられているので、図4に示されるように反し8を外側から中央に向けてつまむと、突起7の先端部の径を、貫通孔4aの径よりも小さくすることができ、突起7を貫通孔4aに挿し込むことが可能になる。
滑り止めパッド1をサドル2から外す場合は、爪等を用いて、反し8を外側から中央に向けてずらし、貫通孔4aの中に押し込んだ上で、滑り止めパッド1をサドル2から抜き取れば、容易に外すことができる。
図7及び図8に示されるように、滑り止めパッド1はサドル2の後方座部左右(9a,9b)に、2枚に分けられて、滑り止めパッド(1a,1b)として、取付けられる構造となっており、サドル2の全面に取付けられる構造とはなっていない。
さらに、滑り止めパッド1を取付ける最適な箇所を明確にし、取付範囲を必要最小限に絞っても良い。
実施例2では、実施例1と異なり、滑り止めパッド1の表面に、貫通孔6は設けられていない。そのため、滑り止めパッド1装着時において、貫通孔6が設けられている場合に比べ、広い面積で、臀部を支えることができるので、より安定性が向上し、滑り止めパッド1の強度も増すことになる。
滑り止めパッド1の表面に滑り止め用突起12が設けられることにより、滑り止めの効果がより高くなり、エンデューロやダウンヒルといった滑り止め機能が強く求められる使用に用いることができる。
滑り止め用突起12は、円柱形状、ヤスリ目状、杉目状のものであっても構わない。
また、サドル2に予め窪みを設けることで、滑り止めパッド1装着時の、滑り止めパッド1とサドル2との段差を無くすものであっても良い。その場合、滑り止めパッド1を装着しない場合は、別途、滑り止め効果の無い部材を埋め込むものとしても良い。
本発明の滑り止めパッドを使用するサドル本体は、図13(1)(2)に示すようにサドル(21,22)の着座部に少なくとも2つの貫通孔20が設けられているものであれば良い。また、サドル本体が樹脂のみで構成されるのではなく、樹脂ベースに緩衝パッドと合皮カバーを重ねたものであっても良い。
2,21,22 サドル
3 フレーム部材
4 メッシュ部材
4a,20 貫通孔
5 レール部材
6 貫通孔
7 突起
8 反し
9a,9b 後方座部左右
10 後方座部中央部
11 前方座部
12 滑り止め突起
Claims (6)
- 着座部に複数の貫通孔が形成されるサドル本体に取付けられる滑り止めパッドであって、
サドル本体表面の摩擦係数より大きい柔軟性素材から成り、サドル本体表面の一部あるいは全体をカバーするものであり、
パッド裏面に設けられた突起が前記貫通孔に挿通され、前記突起の先端部の周縁に設けられた反しにより、前記サドル本体の裏面に係止されることを特徴とする滑り止めパッド。 - 前記滑り止めパッドの表面から前記突起の先端部まで貫通する貫通孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の滑り止めパッド。
- 前記滑り止めパッドの表面には、滑り止め用突起が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の滑り止めパッド。
- 前記滑り止めパッドの裏面に設けられた前記突起は、前記反しが設けられているものと、前記反しが設けられていないものが、混在することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の滑り止めパッド。
- 前記サドル本体の後方座部の左右の位置に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の滑り止めパッド。
- 前記滑り止めパッドの周縁部には、前記滑り止めパッド装着の際に、前記サドル本体の表面と前記滑り止めパッドの表面との段差を緩和するための加工が施されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の滑り止めパッド。
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