JP2016070673A - 力覚センサ - Google Patents
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Abstract
供する。
【解決手段】力覚センサ(10)は、表面(20a)および裏面(20b)を有する起歪
体(20)と、表面(20a)および裏面(20b)に設けられる複数の歪ゲージ(30
)とを備える。起歪体(20)が、力を受ける受力部である中央部(21)と、受力部に
対して固定される固定部である枠部(22)と、受力部と固定部とを連結するアーム部(
23)とを含んで構成される。複数の歪ゲージ(30)には、アーム部(23)に設けら
れ、アーム部(23)の曲げを検出する曲げ歪ゲージおよびアーム部(23)のせん断を
検出するせん断歪ゲージが含まれる。
【選択図】図3
Description
向の力成分と各軸周りのモーメント成分の合計6成分を検出する6軸力覚センサに適用し
て有効な技術に関する。
用いた多分力の分力計に関する技術が記載されている。この分力計は、基部と枠体とを連
結する平面視十字状となるアーム部の形状に工夫を施し、曲げ歪のみに基づいて外力を測
定する構成である(特許文献1の明細書第3頁左上段第12−16行参照)。このため、
各方向の外力を曲げ歪で検出するために、四角柱のアーム部の軸周りの4面(表面、裏面
、2つの側面)それぞれに、曲げ歪を検出する歪ゲージ(すなわち、曲げ歪ゲージ)が接
着されている(特許文献1の明細書第3頁右上段第19行−左下段第3行参照)。
歪を抑制し、曲げ歪で捉えることができるように、アーム部の形状を工夫し、アーム部の
曲げ歪のみから外力を測定する構成であった。なぜならば、分力計は外力によるわずかな
変化(出力)を検知、検出するものであるため、せん断歪より大きな変化が生じる曲げ歪
を検知、検出する方が有効であると考えられていたからである。
面(4本のアーム部で平面視十字状に構成される面)へ歪ゲージを貼り付ける(接着する
)ことは容易であるが、アーム部の2つ側面(上下面と直交する面)へ歪ゲージを貼り付
けることは困難である。なぜならば、アーム部の側面側の空間、すなわち、基部、枠体お
よびアーム部で囲まれた空間が歪ゲージを貼り付けるには狭い(障害物がある)からであ
る。このため、アーム部の2側面(内側面)に歪ゲージを貼り付けると、作業工数が増加
してしまう。また、その歪ゲージの配線引き回しも困難となり、断線などによる動作不良
も起こり易くなってしまう。
る技術を提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
おりである。一解決手段に係る力覚センサは、表面および裏面を有する起歪体と、前記表
面および前記裏面に設けられる複数の歪ゲージとを備え、前記起歪体が、力を受ける受力
部と、前記受力部に対して固定される固定部と、前記受力部と前記固定部とを連結するア
ーム部とを含んで構成され、前記複数の歪ゲージには、前記アーム部に設けられ、該アー
ム部の曲げを検出する曲げ歪ゲージおよび該アーム部のせん断を検出するせん断歪ゲージ
が含まれることを特徴とする。ここで、前記曲げ歪用ゲージは、前記アーム部の延在方向
または該延在方向と交差する方向に該曲げ歪ゲージの検出方向が設けられ、前記せん断歪
ゲージは、前記アーム部の延在方向に対して45°方向に該せん断歪ゲージの検出方向が
設けられることがより好ましい。
とも、起歪体におけるアーム部の表面および裏面だけに歪ゲージが設けられる力覚センサ
を提供することができる。したがって、力覚センサの生産性を向上させることができる。
また、アーム部の側面に歪ゲージを貼り付けることによる不具合がないため、力覚センサ
の信頼性を向上させることができる。
貼り付けられるように、前記歪ゲージが所定数纏められて構成されることがより好ましい
。これによれば、個々に歪ゲージを貼り付けるよりも生産性を向上させることができる。
ッジ回路が構成され、前記せん断歪ゲージを所定数用いて第2ブリッジ回路が構成される
ことがより好ましい。力によりアーム部には曲げ(撓み)、せん断、捩りが発生するが、
所定数の歪ゲージの配置や接続でアーム部にブリッジ回路を構成することで、例えば、ア
ーム部に発生する曲げ(撓み)や捩りをキャンセルさせて、せん断による応力を検出する
ことができる。
成する前記曲げ歪ゲージが所定数纏められて構成され、前記アーム部の前記裏面に貼り付
けられるように、前記第2ブリッジ回路を構成する前記せん断歪ゲージが所定数纏められ
て構成されることがより好ましい。これによれば、歪ゲージを貼り付けた後にブリッジ回
路を構成するための接続を行わなくとも、予めブリッジ回路が構成されたものを貼り付け
ることで生産性を向上させることができる。また、接続不良を防止することができるため
、力覚センサの信頼性を向上させることができる。
され、前記アーム部が3本で平面視Y字状となるように、前記受力部および前記固定部の
周方向に等間隔で配置されることが好ましい。例えば、アーム部が4本に対して3本のよ
うにアーム部の本数が少ない場合、起歪体に設けられる歪ゲージの全体数が少なくなって
歪ゲージを貼り付けるなどの工程数も少なくなり、生産性を向上させることができ、また
、生産コストも低減させることができる。
視十字状となるように、前記受力部および前記固定部の周方向に等間隔で配置されること
がより好ましい。3本のアーム部が平面視Y字状に構成される6軸力覚センサでは、x軸
方向、y軸方向、z軸方向の力成分と各軸周りのモーメント成分の合計6成分を検出する
ために、各アーム部に設けられた歪ゲージの出力を行列演算する必要がある。この点、4
本のアーム部が平面視十字状に構成される6軸力覚センサでは、行列演算せずに各成分を
検出することができる。
すれば、次のとおりである。本発明の一解決手段によれば、力覚センサの生産性を向上さ
せ、また信頼性を向上させることができる。
するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例
、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の
符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、構成要素の数(個数、数値、量、範
囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される
場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良
い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明ら
かにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似
するものなどを含むものとする。
本発明における実施形態1では、物体が受ける力の大きさまたは方向の少なくともいず
れか一方の成分を検出(計測)する力覚センサ(慣性力を検出するのであれば、加速度セ
ンサや角速度センサなどの運動センサとも呼ばれている。)に適用して説明する。具体的
には、三次元空間の直交座標系(x軸、y軸、z軸)の3軸方向の力成分と、その3軸回
りのモーメント成分の計6成分を同時に検出することができる6軸力覚センサに適用して
説明する。
よび図2は、力覚センサ10の要部の模式的平面図であり、図3は、その模式的斜視図で
ある。図1〜図3に示すように、力覚センサ10は、力が加えられることにより歪が生じ
る起歪体20と、起歪体20の歪を検出する複数の歪ゲージ30を備える。図4は、力覚
センサ10が備える信号処理部40の構成図である。この信号処理部40は、例えば、起
歪体20が取り付けられる筐体(図示せず)内に設けられ、複数の歪ゲージ30からの出
力を処理する。図5は、力覚センサ10が備えるブリッジ回路31を説明するための図で
あり、図6は、力覚センサ10のブリッジ回路31の検出表である。このブリッジ回路3
1は、所定数の歪ゲージ30を用いて構成され、その出力信号が信号処理部40によって
処理される。
面とは反対側の第2面)と、外側面20c(外周面)とを有する円形の板状体である。そ
して、この起歪体20は、起歪体20の中心Oを有する中央部21と、中央部21の周り
に同心状の枠部22と、中央部21と枠部22とを連結する複数のアーム部23(梁とも
いう)とを含んで構成される。起歪体20の各部のより具体的な形状は、中央部21が円
板状、枠部22がリング状、アーム部23が四角柱状である。
枠部22の周方向に等間隔(中心Oの周方向に120°ごと)で配置される。すなわち、
3本のアーム部23(23A、23B、23C)は、中心Oから放射状に中央部21と枠
部22との間で延在している。そして、中央部21および枠部22を剛体とみなしたとき
にアーム部23が弾性体とみなせるように、起歪体20は、枠部22とアーム部23との
間に介在する弾性部24(フレクシャ)を備える。この弾性部24は、アーム部23と連
結されて平面視T字状となるように、アーム部23の延伸方向の直交する方向に延在して
いる。なお、弾性部24は、アーム部23が弾性体とみなせるのであれば設けなくともよ
く、また、枠部22側に限らず、中央部21側に設けたり、両側に設けたりしてもよい。
ニウム合金、合金鋼、ステンレス鋼などバネ性のある材料に貫通孔などを形成することに
よって得られる。これにより、起歪体20には、中央部21、枠部22、アーム部23を
形成するための空間(貫通部)や、弾性部24を形成するための空間(平面視スリット状
の貫通部)が形成される。これら空間が形成されることにより、起歪体20は、外側面2
0cに対して内側面20d(表面20aおよび裏面20bと直交する面、貫通部の内壁面
)を有する。
中央部21、受力部に対して固定される固定部として枠部22、歪が生じる部分としてア
ーム部23を用いている。すなわち、起歪体20は、力によりアーム部23に曲げ(撓み
)、せん断、捩りが発生するように構成されている。すなわち、アーム部23の延在方向
およびこれと直交する方向に曲げ(撓み)が発生し、アーム部23の延在方向に対して4
5°方向にせん断が発生し、そしてアーム部23の周方向に捩りが発生する。なお、起歪
体20における受力部および固定部としては、固定部として中央部21、受力部として枠
部22を用いることもできる。
、アーム部23B、23Cは力が作用して歪むが、アーム部23Aでは、その弾性部24
が撓むため、歪みが生じない。また、y軸方向の力Fyが加わった場合、アーム部23A
、23B、23Cにそれぞれ力が作用して歪む。また、z軸方向の力Fzが加わった場合
、アーム部23A、23B、23Cが均等に撓む。また、x軸方向のモーメントMxが加
わった場合、アーム部23Aには捩りが生じるだけで撓まず、アーム部23B、23Cに
は、モーメントが作用して撓む。また、y軸方向のモーメントMyが加わった場合、アー
ム部23A、23B、23Cにそれぞれモーメントが作用して撓む。また、z軸方向のモ
ーメントMzが加わった場合、アーム部23A、23B、23Cが均等に撓む。
裏面20bに設けられる。歪ゲージ30としては、例えば、Cu(銅)−Ni(ニッケル
)系合金やNi−Cr(クロム)系合金の金属薄膜(金属箔など)の配線パターンを、可
撓性を有するポリイミドやエポキシ樹脂フィルムで覆ったものを用いることができる。こ
のような歪ゲージ30は、接着剤を用いてアーム部23に貼り付けられ、金属薄膜がアー
ム部23の歪を受けて変形したときの抵抗変化から歪を検知、検出することができる。ま
た、歪ゲージ30としては、金属薄膜ではなく半導体薄膜を用いた半導体歪ゲージを用い
ることもできる。また、歪ゲージ30の接着によらない搭載方法としては、真空蒸着やス
パッタ方式で起歪体20の表面20aおよび裏面20bに金属薄膜ゲージを直接形成して
も良い。
曲げ(撓み)の発生方向や、せん断の発生方向と同一となるようにアーム部23に設けら
れる。図1、図2では、各位置における歪ゲージ30の検出方向(感応方向)を矢印で示
している。具体的には、図1、図2に示すように、起歪体20の位置Aa、Ab、Ac、
Ad、Ba、Bb、Bc、Bd、Ca、Cb、Cc、Cdのそれぞれにおいて、検出方向
がアーム部23の延在方向となるように、アーム部23の曲げ(撓み)を検出する歪ゲー
ジ30(曲げ歪ゲージという)が配置される。また、起歪体20の位置Da、Db、Dc
、Dd、Ea、Eb、Ec、Ed、Fa、Fb、Fc、Fdのそれぞれにおいて、検出方
向がアーム部23の延在方向に対して45°方向(あるいは135°方向)となるように
、アーム部23のせん断を検出する歪ゲージ30(せん断歪ゲージという)が配置される
。このように複数の歪ゲージ30には、同じ歪ゲージ30を用いてもその検出方向の配置
によって、曲げ歪ゲージおよびせん断歪ゲージが含まれることとなる。
の位置Ba〜Bdに1個ずつ歪ゲージ30(曲げ歪ゲージ)が配置され、枠部22側の位
置Ea〜Edに1個ずつ歪ゲージ30(せん断歪ゲージ)が配置され、計8個設けられる
。このうち、位置Ba、Bc、Ea、Ebの歪ゲージ30が起歪体20(アーム部23A
)の表面20a(図1参照)にあり、平面視においてアーム部23Aの延在方向の中心線
に対して位置Baと位置Bcが対称関係にあり、位置Eaと位置Ebが対称関係にある。
このため、位置Baの歪ゲージ30の検出方向と位置Bcの歪ゲージ30の検出方向とは
、平行する関係となり、位置Eaの歪ゲージ30の検出方向と位置Ebの歪ゲージ30の
検出方向とは、アーム部23Aの中心線上で交差する関係となる。また、位置Bb、Bd
、Ec、Edの歪ゲージ30が起歪体20(アーム部23A)の裏面20b(図2参照)
にあり、平面視においてそのアーム部23Aの延在方向の中心線に対して位置Bbと位置
Bdが対称関係にあり、位置Ecと位置Edが対称関係にある。このため、位置Bbの歪
ゲージ30の検出方向と位置Bdの歪ゲージ30の検出方向とは、平行する関係となり、
位置Ecの歪ゲージ30の検出方向と位置Edの歪ゲージ30の検出方向とは、アーム部
23Aの中心線上で交差する関係となる。なお、他の2本のアーム部23B、23Cにお
いても、同様にして歪ゲージ30が配置される。
ージ30(曲げ歪ゲージ)を用いて、図5に示す1個のブリッジ回路31(図6の表では
ブリッジ回路31Aと記す)が構成される。また、例えば、位置Da〜Ddに設けられる
所定数(4個)の歪ゲージ30(せん断歪ゲージ)によって図5に示す1個のブリッジ回
路31(図6の表ではブリッジ回路31Dと記す)が構成される。図5に示すブリッジ回
路31は、位置a、b、c、dに歪ゲージ30が配置され、電気的に接続される(配線さ
れる)。
ジ30とが、入力信号Viに対して並列接続される。また、位置a、bの直列接続の歪ゲ
ージ30と、位置c、dの直列接続の歪ゲージ30とが、出力信号Voに対して並列接続
される。そして、入力信号Viが印加されたブリッジ回路31では、歪ゲージ30の抵抗
値の変化により非平衡状態となったときに出力信号Voが変化する。力によりアーム部2
3に曲げ(撓み)、せん断、捩りが発生するが、本実施形態では、歪ゲージ30のブリッ
ジ回路31を構成して、干渉除去機能や温度保証機能を持たせ、例えば、せん断による応
力を検出する際には、曲げ(撓み)や捩りをキャンセルさせている。
位置bと位置Ab、位置cと位置Ac、位置dと位置Adが対応している。このように、
対応関係を明確にするために、ブリッジ回路31の位置符号a、b、c、d(小文字のア
ルファベット)と、起歪体20の位置符号Aa、Ab、Ac、Adの各2番目のもの(小
文字のアルファベット)とをそれぞれ対応させている。そして、起歪体20の位置Aa〜
Adに設けられる歪ゲージ30で構成されるブリッジ回路31と図6に示すブリッジ回路
31Aの検出表が対応している。このように、対応関係を明確にするために、図6中のブ
リッジ回路31Aの符号(大文字のアルファベット)と、起歪体20の位置符号Aa、A
b、Ac、Adの1番目のもの(大文字のアルファベット)とを対応させている。位置B
a〜Bd、Ca〜Cd、Da〜Dd、Ea〜Ed、Fa〜Fdに対応する他のブリッジ回
路31B、31C、31D、31E、31Fも同様である。
、My、Mzを加えたときのブリッジ回路31A〜31Fの検出結果を示す検出表となっ
ている。図6に示す検出表では、起歪体20の位置Aa〜Ad(ブリッジ回路31A)、
Ba〜Bd(ブリッジ回路31B)、Ca〜Cd(ブリッジ回路31C)、Da〜Dd(
ブリッジ回路31D)、Ea〜Ed(ブリッジ回路31E)、Fa〜Fd(ブリッジ回路
31F)における歪ゲージ30の抵抗値が増加するときを「+」、減少するときを「−」
、また変化なしのときを「0」としている。また、ブリッジ回路31A〜Fの出力信号V
oは、ブリッジの非平衡出力が生じるときを「1」、生じないときを「0」としている。
中央部21)に作用する力として算出する信号処理部40について説明する。ブリッジ回
路31A〜31Fと信号処理部40とは、配線により電気的に接続される。信号処理部4
0では、ブリッジ回路31A〜31F(CH1〜CH6)からの信号(アナログ信号)を
各アンプ41(AMP1〜AMP6)によって増幅した後、そのアナログ信号がA/D変
換器42でデジタル信号に変換され、CPU43に送られる。このようにアンプ41を用
いることで、曲げ歪よりも出力が弱いせん断歪であっても検出することができる。
力部(中央部21)に作用する力の6成分(Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mz)を算
出する。信号処理部40による結果は、CPU43からデジタル信号として出力すること
ができ、またD/A変換器45を用いてアナログ信号としても出力することもできる。
して補正するキャリブレーション機能を有している。次式のように、受力部(中央部21
)に作用する力Fは、キャリブレーション行列Cと、ブリッジ回路31A〜31Fからの
検出値をA/D変換した値Vとを乗じて求めることができる。
る。具体的には、力覚センサ10に6成分の定格荷重を加える条件と、そのときの起歪体
20の変形量の検出結果から、キャリブレーション行列Cを算出することができる。この
ようなキャリブレーション行列Cを用いるので、力覚センサ10の受力部(中央部21)
に作用する力を高精度で計測することができる。
も、障害物のない起歪体20(アーム部23)の表面20a、20bだけに歪ゲージ30
を設けることができる。したがって、中央部21、枠部22、アーム部23で囲まれる狭
い空間に歪ゲージ30を設ける必要がないため、力覚センサ10の生産性を向上させるこ
とができる。また、アーム部23の内側面20dに歪ゲージ30を貼り付けることによる
不具合(例えば、断線など)がないため、力覚センサ10の信頼性を向上させることがで
きる。
ることができる。しかしながら、4本に対して3本のアーム部23で構成される本実施形
態のように本数が少ない場合、起歪体20に設けられる歪ゲージ30の全体数が少なくな
って歪ゲージ30を貼り付けるなどの工程数も少なくなり、力覚センサ10の生産性を向
上させることができる。また、力覚センサ10の生産コストも低減させることができる。
前記実施形態1では、歪ゲージ30を別々にアーム部23に貼り付けて設ける場合につ
いて説明した。本発明における実施形態2では、所定数の歪ゲージ30を纏めて構成した
一体ゲージ32をアーム部23に貼り付ける場合について、図7、図8を参照して説明す
る。図7および図8は、力覚センサ10Aの要部の模式的平面図である。
表面20a(図7参照)および裏面20b(図8参照)に貼り付けられるように、歪ゲー
ジ30が所定数纏められて構成されたシート状の一体ゲージ32を備える。すなわち、シ
ート状の基材の同一面上に所定数の歪ゲージ30が纏まって配置される。例えば、アーム
部23Aの表面20aに貼り付けられる一体ゲージ32は、位置Ba、Bcの歪ゲージ3
0(曲げ歪ゲージ)と、位置Ea、Ebの歪ゲージ30(せん断歪ゲージ)の計4個の歪
ゲージ30を備える。また、アーム部23Aの裏面20bに貼り付けられる一体ゲージ3
2は、位置Bb、Bdの歪ゲージ30(曲げ歪ゲージ)と、位置Ec、Edの歪ゲージ3
0(せん断歪ゲージ)の計4個の歪ゲージ30を備える。他の2本のアーム部23B、2
3Cにおいても、同様にして一体ゲージ32が貼り付けられる。
産性を向上させることができる。なお、各アーム部23に一体ゲージ32を貼り付けた後
は、各ブリッジ回路31A〜31F(図5、図6参照)が構成されるように、各歪ゲージ
30が電気的に接続される。
前記実施形態2では、例えば、アーム部23Aの上面23aに貼り付けられる一体ゲー
ジ32には、曲げ歪ゲージとせん断歪ゲージとが混在する場合について説明した。本発明
における実施形態3では、所定数の曲げ歪ゲージ30Aを纏めて構成した一体ゲージ32
A、所定数のせん断歪ゲージ30Bを纏めて構成した一体ゲージ32Bを用いる場合につ
いて、図9〜図11を参照して説明する。図9および図10は、力覚センサ10Bの要部
の模式的平面図であり、図11は、力覚センサ10Bのブリッジ回路31の検出表である
。
裏面20b(図10参照)に貼り付けられるように、曲げ歪ゲージ30Aが所定数纏めら
れて構成された一体ゲージ32Aを備える。例えば、アーム部23Aの裏面20bに貼り
付けられた一体ゲージ32Aは、位置Ba、Bcの曲げ歪ゲージ30A(検出方向がアー
ム部23Aの延在方向)と、位置Bb、Bdの曲げ歪ゲージ30A(検出方向がアーム部
23Aの延在方向に対して直交方向)の計4個の曲げ歪ゲージ30Aを備える。
係にあり、位置Bbと位置Bdとは、その中心線上に位置する関係にある。このため、位
置Baの曲げ歪ゲージ30Aの検出方向と位置Bcの曲げ歪ゲージ30Aの検出方向とは
、平行する関係となり、位置Bbの曲げ歪ゲージ30Aの検出方向と位置Bbの曲げ歪ゲ
ージ30Aの検出方向とは、平行する関係となる。そして、本実施形態では、これら位置
Ba〜Bdの曲げ歪ゲージ30Aによってブリッジ回路31B(図5、図11参照)が構
成される。このため、一体ゲージ32Aがブリッジ形成ゲージとなる。なお、他の2本の
アーム部23B、23Cの裏面20bにおいても、同様にしてそれぞれに一体ゲージ32
A(ブリッジ形成ゲージ)が貼り付けられ、ブリッジ回路31A、31Cが構成される。
(図9参照)に貼り付けられるように、せん断歪ゲージ30Bが所定数纏められて構成さ
れた一体ゲージ32Bを備える。例えば、アーム部23Aの表面20aに貼り付けられた
一体ゲージ32Bは、位置Ea、Edのせん断歪ゲージ30B(検出方向がアーム部23
Aの延在方向に対して枠部22側に45°方向)と、位置Eb、Ecのせん断歪ゲージ3
0B(検出方向がアーム部23Aの延在方向に対して中央部21側に45°方向)の計4
個のせん断歪ゲージ30Bを備える。
係にあり、位置Ebと位置Ecとは、アーム部23Aの延在方向の中心線に対して対称関
係にある。このため、位置Eaのせん断歪ゲージ30Bの検出方向と位置Edのせん断歪
ゲージ30Bの検出方向とは、アーム部23Aの中心線上で交差する関係となり、位置E
bのせん断歪ゲージ30Bの検出方向と位置Ecのせん断歪ゲージ30Bの検出方向とは
、アーム部23Aの中心線上で交差する関係となる。そして、本実施形態では、これら位
置Ea〜Edのせん断歪ゲージ30Bによって、ブリッジ回路31E(図5、図11参照
)が構成される。このため、一体ゲージ32Bがブリッジ形成ゲージとなる。なお、他の
2本のアーム部23B、23Cの表面20aにおいても、同様にしてそれぞれに一体ゲー
ジ32B(ブリッジ形成ゲージ)が貼り付けられ、ブリッジ回路31D、31Fが構成さ
れる。
ッジ回路31を構成するための接続を行わなくとも、予めブリッジ回路31が構成された
もの(一体ゲージ32A、32B)を貼り付けることで作業性が良く、生産性を向上させ
ることができる。このため、接続不良を防止することができ、力覚センサ10の信頼性を
向上させることができる。本実施形態の一体ゲージ32A、32B(ブリッジ形成ゲージ
)を用いることで、所定数の歪ゲージ30を貼り付けた後にブリッジ回路31の配線を行
う前記実施形態1に対して、配線工数を大幅に短縮することができ、生産コストも低減さ
せることができる。
回路31を構成するために8回の半田付けと、入力信号Vi、出力信号Voとして外部に
引き出す接続のために4回の半田付けとの計12回の半田付け作業が必要となる。しかし
ながら、本実施形態の一体ゲージ32A、32B(ブリッジ形成ゲージ)を用いることで
、4回の半田付けで作業が完了し、前記実施形態1に対して1/3の工数で済む。
成するために、歪ゲージ30間を接続するリード線を引き回し、且つ整然と固定すること
は非常に時間のかかることである。また、引き回しの過程でリード線の絶縁被膜が傷つい
たりして動作不良となることも多い。しかしながら、本実施形態の一体ゲージ32A、3
2B(ブリッジ形成ゲージ)を用いることで、これらの時間は不要となり、大幅な工数削
減となる。
前記実施形態1では、3本のアーム部23が平面視Y字状に構成される場合について説
明した。本発明における実施形態4では、4本のアーム部23が平面視十字状(クロス状
)に構成される場合について、図12〜図14を参照して説明する。図12および図13
は、力覚センサ10Cの要部の模式的平面図であり、図14は、力覚センサ10Cのブリ
ッジ回路31の検出表である。
1と固定部であるリング状の枠部22とが同心状に構成され、四角柱状のアーム部23が
4本で平面視十字状となるように、中央部21および枠部22の周方向に等間隔(中心O
の周方向に90°ごと)で配置される。すなわち、4本のアーム部23(23A、23B
、23C、23D)は、中心Oから放射状に中央部21と枠部22との間で延在している
。そして、中央部21および枠部22を剛体とみなしたときにアーム部23が弾性体とみ
なせるように、起歪体20は、枠部22とアーム部23との間に介在する弾性部24(フ
レクシャ)を備える。すなわち、力覚センサ10Cの起歪体20は、力によりアーム部2
3に曲げ(撓み)、せん断、捩りが発生するように構成されている。
曲げ(撓み)の発生方向や、せん断の発生方向と同一となるようにアーム部23に設けら
れる。図12、図13では、各位置における歪ゲージ30の検出方向(感応方向)を矢印
で示している。具体的には、図12、図13に示すように、起歪体20の位置Ca1、C
a2、Cb1、Cb2、Cc1、Cc2、Cd1、Cd2、Da、Db、Dc、Dd、E
a、Eb、Ec、Edのそれぞれにおいて、検出方向がアーム部23の延在方向となるよ
うに、アーム部23の曲げ(撓み)を検出する歪ゲージ30(曲げ歪ゲージという)が配
置される。また、起歪体20の位置Aa、Ab、Ac、Ad、Ba、Bb、Bc、Bd、
Fa1、Fa2、Fb1、Fb2、Fc1、Fc2、Fd1、Fd2のそれぞれにおいて
、検出方向がアーム部23の延在方向に対して45°方向(あるいは135°方向)とな
るように、アーム部23のせん断を検出する歪ゲージ30(せん断歪ゲージという)が配
置される。
つ歪ゲージ30(曲げ歪ゲージ)が配置され、位置Bb、Bd、Fb2、Fd2に1個ず
つ歪ゲージ30(せん断歪ゲージ)が配置され、計8個設けられる。位置Cc2、Ea、
Fb2、Fd2の歪ゲージ30がアーム部23Aの表面20a(図12参照)にあり、位
置Cc2と位置Eaが平面視においてアーム部23Aの延在方向の中心線上に位置する関
係にあり、位置Fb2と位置Fd2がその中心線に対して対称の位置関係にある。また、
位置Bb、Bd、Cb2、Ebの歪ゲージ30がアーム部23Aの裏面20b(図13参
照)にあり、位置Cb2と位置Ebが平面視においてアーム部23Aの延在方向の中心線
上に位置する関係にあり、位置Bbと位置Bdがその中心線に対して対称の位置関係にあ
る。なお、他の3本のアーム部23B、23C、23Dにおいても、同様にして歪ゲージ
30が配置される。
障害物のない起歪体20(アーム部23)の表面20a、20bだけに歪ゲージ30を設
けることができる。したがって、力覚センサ10Cの生産性を向上させることができる。
また、アーム部23の内側面20dに歪ゲージ30を貼り付けることによる不具合がない
ため、力覚センサ10Cの信頼性を向上させることができる。
c2、Cd1、Cd2に設けられる所定数(8個)の歪ゲージ30(曲げ歪ゲージ)を用
いて、図5に示す1個のブリッジ回路31(図14の表ではブリッジ回路31Cと記す)
が構成される。ここで、位置Ca1の歪ゲージ30と位置Ca2の歪ゲージ30とが直列
接続されて、図5に示すブリッジ回路31の位置aに対応する。他の位置Cb1、Cb2
、Cc1、Cc2、Cd1、Cd2も同様である。また、例えば、位置Fa1、Fa2、
Fb1、Fb2、Fc1、Fc2、Fd1、Fd2に設けられる所定数(8個)の歪ゲー
ジ30(せん断歪ゲージ)を用いて、図5に示す1個のブリッジ回路31(図14の表で
はブリッジ回路31Fと記す)が構成される。ここで、位置Fa1の歪ゲージ30と位置
Fa2の歪ゲージ30とが直列接続されて、図5に示すブリッジ回路31の位置aに対応
する。他の位置Fb1、Fb2、Fc1、Fc2、Fd1、Fd2も同様である。
)に力Fxを加えた場合、ブリッジ回路31Aのみに非平衡出力が生じる。また、受力部
(中央部21)に力Fyを加えた場合、ブリッジ回路31Bのみに非平衡出力が生じる。
また、受力部(中央部21)に力Fzを加えた場合、ブリッジ回路31Cのみに非平衡出
力が生じる。また、受力部(中央部21)にモーメントMxを加えた場合、ブリッジ回路
31Dのみに非平衡出力が生じる。また、受力部(中央部21)にモーメントMyを加え
た場合、ブリッジ回路31Eのみに非平衡出力が生じる。また、受力部(中央部21)に
モーメントMzを加えた場合、ブリッジ回路31Fのみに非平衡出力が生じる。すなわち
、力覚センサ10Cによれば、前記実施形態1のように行列演算せずに各成分を検出する
ことができる。
れるものではなく、次のとおり、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは
いうまでもない。
、例えば、アーム部の軸方向の力成分およびその軸周りのモーメント成分のみを検出する
力覚センサ(分力計)にも適用することができる。
20 起歪体
20a 表面
20b 裏面
20c 外側面
20d 内側面
21 中央部(受力部)
22 枠部(固定部)
23、23A、23B、23C、23D アーム部
24 弾性部
30 歪ゲージ
30A 曲げ歪ゲージ
30B せん断歪ゲージ
31、31A、31B、31C、31D、31E、31F ブリッジ回路
32、32A、32B 一体ゲージ
40 信号処理部
Claims (7)
- 表面および裏面を有する起歪体と、
前記表面および前記裏面に設けられる複数の歪ゲージと
を備え、
前記起歪体が、力を受ける受力部と、前記受力部に対して固定される固定部と、前記受
力部と前記固定部とを連結するアーム部とを含んで構成され、
前記複数の歪ゲージには、前記アーム部に設けられ、該アーム部の曲げを検出する曲げ
歪ゲージおよび該アーム部のせん断を検出するせん断歪ゲージが含まれることを特徴とす
る力覚センサ。 - 請求項1記載の力覚センサにおいて、
前記曲げ歪ゲージは、前記アーム部の延在方向または該延在方向と交差する方向に該曲
げ歪ゲージの検出方向が設けられ、
前記せん断歪ゲージは、前記アーム部の延在方向に対して45°方向に該せん断歪ゲー
ジの検出方向が設けられる。 - 請求項1または2記載の力覚センサにおいて、
前記アーム部の前記表面および前記裏面に貼り付けられるように、前記歪ゲージが所定
数纏められて構成される。 - 請求項1,2または3記載の力覚センサにおいて、
前記曲げ歪ゲージを所定数用いて第1ブリッジ回路が構成され、
前記せん断歪ゲージを所定数用いて第2ブリッジ回路が構成される。 - 請求項4記載の力覚センサにおいて、
前記アーム部の前記表面に貼り付けられるように、前記第1ブリッジ回路を構成する前
記曲げ歪ゲージが所定数纏められて構成され、
前記アーム部の前記裏面に貼り付けられるように、前記第2ブリッジ回路を構成する前
記せん断歪ゲージが所定数纏められて構成される。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の力覚センサにおいて、
前記受力部と前記固定部とが同心状に構成され、
前記アーム部が3本で平面視Y字状となるように、前記受力部および前記固定部の周方
向に等間隔で配置される。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の力覚センサにおいて、
前記受力部と前記固定部とが同心状に構成され、
前記アーム部が4本で平面視十字状となるように、前記受力部および前記固定部の周方
向に等間隔で配置される。
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