JP2016054648A - 乗用田植機 - Google Patents
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Abstract
【課題】植付自動制御と枕地測定植付制御との連動、又は自動上昇制御と枕地測定植付制御との連動をオペレータが選択することができない。【解決手段】植付自動スイッチ26b1のON、自動上昇スイッチ26b2のOFFの状態で、ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操作により植付自動制御が機能し、作業機下側スイッチ29b,30bの長押しで枕地測定植付制御が機能する。植付自動スイッチ26b1のON、自動上昇スイッチ26b2のONの状態で、ステアリングハンドルの操作により自動上昇制御が機能し、下側スイッチ29b,30bの長押しにより枕地測定植付制御が機能する。【選択図】図4
Description
本発明は、圃場に苗を植付ける乗用型田植機に係り、詳しくは植付作業の自動制御に関する。
従来、畦際からの枕地幅に相当する所定走行距離を制御装置内に設定し、スタートボタンを押すことにより、上記所定走行距離を走行した後に植付クラッチを接続して自動植付けを開始する(枕地測定植付制御)乗用田植機が案出されている(特許文献1参照)。また、該特許文献1には、上記枕地測定植付制御のスタートボタンを、旋回植付自動制御のスタートボタンと兼用して、ステアリングハンドルを操作することにより植付作業機を自動的に下降して、枕地に相当する距離にて植付けを開始する実施の形態も開示されている。
上記特許文献1のものは、乗用田植機を圃場端部分で旋回して植付作業を行う際、畦際から枕地幅を揃えて自動植付けが可能となる。しかし、上記枕地測定植付制御と旋回植付自動制御とのスタートボタンを兼用しているため、圃場の形状に合せて各制御、例えば枕地測定植付制御と旋回植付自動制御又は自動上昇制御等の他の自動制御とを使い分ける等のきめ細かい制御を行うことができない。
そこで、本発明は、各自動制御をオペレータが自由に選択操作可能とし、もって上記課題を解決した乗用田植機を提供することを目的とする。
本発明は、前輪(9)及び後輪(10)で支持され、ステアリングハンドル(20)、作業機操作具(29)(30)、植付自動スイッチ(26b1)及び自動上昇スイッチ(26b2)を有する走行機体(1)と、
前記走行機体の後部に昇降可能に支持された植付作業機(3)と、
前記植付作業機を上昇、固定、下降及び植付に作動する作業機操作駆動手段(11)と、を備えてなる乗用田植機において、
前記作業機操作具(29)(30)により前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇、固定、下降及び植付の各位置に作動する作業機操作制御(S3)と、
前記植付自動スイッチ(26b1)のオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角(α)以上操舵した場合、前記走行機体(1)の旋回と共に前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇、下降及び植付の順に作動する植付自動制御(S6)と、
前記自動上昇スイッチ(26b2・A)のオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角以上操舵した場合、前記走行機体(1)の旋回と共に前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇に作動する自動上昇制御(S7)と、
所定信号により、予め設定された枕地に相当する距離を走行した後、前記作業機操作駆動手段(11)を植付に作動する枕地測定植付制御(S4,S5)と、を備えた、ことを特徴とする。
前記走行機体の後部に昇降可能に支持された植付作業機(3)と、
前記植付作業機を上昇、固定、下降及び植付に作動する作業機操作駆動手段(11)と、を備えてなる乗用田植機において、
前記作業機操作具(29)(30)により前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇、固定、下降及び植付の各位置に作動する作業機操作制御(S3)と、
前記植付自動スイッチ(26b1)のオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角(α)以上操舵した場合、前記走行機体(1)の旋回と共に前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇、下降及び植付の順に作動する植付自動制御(S6)と、
前記自動上昇スイッチ(26b2・A)のオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角以上操舵した場合、前記走行機体(1)の旋回と共に前記作業機操作駆動手段(11)を前記上昇に作動する自動上昇制御(S7)と、
所定信号により、予め設定された枕地に相当する距離を走行した後、前記作業機操作駆動手段(11)を植付に作動する枕地測定植付制御(S4,S5)と、を備えた、ことを特徴とする。
前記植付自動制御(S6)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオン、前記自動上昇スイッチ(26b2)のオフで作動可能となり、
前記枕地測定植付制御(S4,S5)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオフ状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記植付自動制御(S6)と前記所定信号による前記枕地測定植付制御(S4,S5)とが連動可能となる。
前記枕地測定植付制御(S4,S5)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオフ状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記植付自動制御(S6)と前記所定信号による前記枕地測定植付制御(S4,S5)とが連動可能となる。
前記自動上昇制御(S7)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオン、前記自動上昇スイッチ(26b2・A)のオンで作動可能となり、
前記枕地測定植付制御(S4,S5)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオン状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記自動上昇制御(S7)と前記所定信号による前記枕地測定植付制御(S4,S5)とが連動可能となる。
前記枕地測定植付制御(S4,S5)は、前記植付自動スイッチ(26b1)のオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオン状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記自動上昇制御(S7)と前記所定信号による前記枕地測定植付制御(S4,S5)とが連動可能となる。
前記枕地測定植付制御(S4,S5)の条件となる前記所定信号は、前記作業機操作具の下側指令(29b,30b)の長押し信号である。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に記載の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、手動操作による作業機操作制御と、旋回時の植付自動制御と、自動上昇制御と、枕地測定植付制御とを有し、これら各制御がステアリングハンドル、作業機操作具、植付自動スイッチ及び自動上昇スイッチの操作により切換えられるので、オペレータは、用途、圃場の形状及び好みにより任意に選択することができる。
請求項2に係る本発明によると、植付自動スイッチのオン、自動上昇スイッチのオフで、植付自動制御と枕地測定植付制御とが連動して、例えば矩形状等の圃場において該連動を選択して、オペレータは、圃場の隅部の目標又は往復植え開始時等に所定信号により枕地測定植付制御を機能し、往復植えにおける枕地旋回において植付自動制御が機能し、オペレータは簡単な操作で容易に、整然とした植付けを高い作業効率で行うことができる。
請求項3に係る本発明によると、植付自動スイッチのオン、自動上昇スイッチのオンで、自動上昇制御と枕地測定植付制御とが連動して、例えば変形圃場にあっては、枕地の目標又は往復植えの開始時等に所定信号により枕地測定植付制御を機能し、変形の往復植え等にあっては、枕地旋回において自動上昇制御を機能し、作業機操作制御の操作を交えて、変形圃場にあっても、整然とした植付作業を比較的高い作業効率で行うことができる。
請求項4に係る本発明によると、枕地測定植付制御は、作業機操作具の下側スイッチの長押しで機能するので、オペレータは、上記植付自動制御又は自動上昇制御の連動において、上記長押しにより枕地測定植付制御を容易に選択することができる。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。乗用田植機Pは、図1及び図2に示すように、前輪9及び後輪10により支持される走行機体1を有しており、該走行機体1の後部には、昇降リンク機構2を介して植付作業機3が連結されている。走行機体1と植付作業機3との間には、リフトシリンダ4が介設されており、該リフトシリンダ4の油圧伸縮動作に応じて植付作業機3が昇降される。植付作業機3は、マット苗が載置される苗載台5、苗載台5から苗を掻取って圃場に植付ける植付機構6、田面を滑降するフロート7などを備えて構成されており、走行機体1から伝動される植付動力で植付作業を行う。
走行機体1の前部には、エンジン(図示せず)やトランスミッション8が搭載されている。エンジンが出力する動力は、トランスミッション8で変速され、植付作業機3、前輪9及び後輪10に伝動される。トランスミッション8には、植付クラッチ(図示せず)が内装されており、該植付クラッチの入り/切りにもとづいて植付作業機3に対する植付動力の伝動が入り/切りされる。
走行機体1には、植付クラッチやリフトシリンダ4の油圧制御バルブに連繋される作業機操作カム(図示せず)が設けられている。作業機操作カムは、作業機操作カムモータ(作業機操作駆動手段)11(図4参照)の駆動にもとづいて、「上昇」、「固定」、「自動(下降)」、「植付」の各ポジションに操作される。そして、「上昇」ポジションでは、植付作業機3を上昇させ(植付クラッチは切り)、「固定」ポジションでは、植付作業機3を任意の高さで固定し(植付クラッチは切り)、「自動(下降)」ポジションでは、植付作業機3をフロート7が接地するまで下降させ(植付クラッチは切り)、「植付」ポジションでは、植付クラッチを入りにさせる。なお、「自動(下降)」及び「植付」ポジションでは、感知フロート7による対地高さ検出にもとづいた機械的な自動昇降制御が実行される。
上記走行機体1のボンネット13の側方には予備苗台15が配設されており、また該機体の左側には苗補給装置16が配置されている。また、上記走行機体1の中央部分にはオペレータが乗車して操作する運転部17が配置されており、運転部17には運転席19及びステアリングハンドル20等が配置されている。前記植付作業機3の左右には使用位置及び格納位置に移動自在に線引きマーカ21,21が配置され、また走行機体1と植付作業機3の間部分には整地装置22が配置されている。
運転部17の前方には、図3(a)に示すように、表示パネル25が配置されており、その左後側に切換え操作部26が配置され、更にその左側に主変速操作レバー27、そして表示パネルの右後側に作業機操作レバー29が配置されている。表示パネル25は、図3(b)に示すように、植付準備状態を示す植付表示部25a,植付自動制御状態を表示する植付自動表示部25b,前記作業機操作カムによる植付作業の各状態を表示する油圧ポジション表示部25c等の各種の表示部がある。
切換え操作部26には、図3(c)に示すように、整地装置操作ダイヤル26a,植付自動操作部26b,植付準備スイッチ26c,前照灯スイッチ26d,線引きマーカスイッチ26e及び報知ブザースイッチ26f並びにその表示ランプが配置されている。植付自動操作部26bは、押ボタンスイッチ26b1とダイヤル26b2とからなり、押ボタンスイッチ26b1の押し操作により植付自動スイッチが切換えられ、ダイヤル26b2の回転操作により枕地幅、即ち畦際から植付開始までの距離(植付開始位置)を設定することができると共に、その右(遅)側端Aが自動上昇のオン,オフスイッチとなっている。即ち、植付自動操作部26bに植付自動スイッチ26b1と自動上昇スイッチ26b2が一体に設けられている。
上記主変速操作レバー27は、その中立位置からの前方向の操作により前進段が変速され、中立位置からの後方向の操作により後進段が変速されると共にその状態をバックスイッチ27a(図4参照)で検出される。また、該主変速操作レバー27の握り部には、図3(d)に示すように、その内側(右側)に作業機上側操作スイッチ30a及び作業機下側操作スイッチ30bが上下方向に並んで配置された作業機操作押ボタン(作業機操作具)30が設けられている。これらスイッチ30a,30bは、オペレータが主変速操作レバー27を主変速操作しながら親指にて押すことにより操作される。
前記走行機体1には、図4に示すように、植付作業の各操作を制御する制御部31が配置されており、該制御部31は、上記各操作手段により操作される各スイッチ及びセンサからの信号が入力され、また各表示部及びアクチュエータに出力する。上記入力手段として、作業機操作レバー29で操作される上側スイッチ29a及び下側スイッチ29b,主変速操作レバー27の握り部の作業機操作押ボタン30の上側スイッチ30a及び下側スイッチ30b,前記植付準備スイッチ26c,植付自動スイッチ26b1,自動上昇スイッチ26b2,作業機操作カムの各位置(ポジション)を検出する作業機操作カムポテンショ35,前記昇降リンク機構2の角度により植付作業機3の昇降位置を検出するリフト角ポテンショ36,前記トランスミッションのドライブシャフト又は後輪10の回転数を検出する回転センサ37,ステアリングハンドル20の操作による前輪9の切れ角を検出する前輪切れ角センサ38、及び上記バックスイッチ27a等がある。上記回転センサ37は、左右サイドクラッチと左右後輪との間の走行軸の回転数又はドライブシャフトの回転数を検出し、該回転センサ37の検出により、走行中の枕地距離、旋回距離、植付作業開始までの所定距離、並びに走行機体1が走行中か否かを判断し得る。
前記出力手段として、前記植付自動表示部25b,植付表示部25a,油圧ポジション表示部25c,前記作業機操作カムモータ(駆動手段)11,前記スイッチ26fで停止される報知ブザー39等がある。
図5は、植付自動制御を有するメインルーチン(メイン制御)S1を示し、作業機操作制御S3,枕地測定設定制御S4,枕地測定制御S5,そして植付自動制御S6が順次繰返される。
図6は、自動上昇制御を有するメインルーチン(メイン制御)S2を示し、作業機操作制御S3,枕地測定設定制御S4,枕地測定制御S5,そして自動上昇制御S7が順次繰返される。なお、上記メインルーチンS1,S2において、作業機操作制御S3,枕地測定設定制御S4,枕地測定制御S5は同じサブルーチンである。
ついで、作業機操作制御S3について、図7に沿って説明する。まず、作業機操作レバー29による下側スイッチ29b又は作業機操作押ボタン30の下側スイッチ30bによる短時間(長押しでない)の信号があるか否か判断され(S11)、ある場合、植付準備スイッチ26cのON,OFFが判断される(S12)、該植付準備スイッチがONの場合、作業機操作カムポテンショ35により操作カムポジションが上昇か否かを判断される(S13)。操作カムポジションが上昇以外の場合、同様に作業機操作カムポテンショ35により自動か自動以外かを判断され(S14)、更に自動以外の場合、固定か植付かを判断される(S15)。植付位置の場合、そのまま植付状態が継続され(リターン)、固定の場合、作業機操作カムモータ11を自動(下降)にセットして、植付作業機3は下降してフロートが接地した自動位置となる(S16)。
ステップS12にて、植付準備スイッチがOFFの場合、操作カムポジションが上昇か否か判断され(S17)、上昇以外の場合、作業機操作カムポジションが固定か否か判断され(S18)、固定位置にある場合、自動(下降)にセットされ、植付作業機はフロートが接地した自動(下降)状態となる(S19)。また、ステップS14にて、作業機操作カムポジションが自動(下降)位置にある場合、リフト角ポテンショ36により作業機が下降動作中か否かを判断され(S20)、下降動作中である場合(NO)、植付クラッチ入待ち状態となり(S21)、停止状態であれば(YES)、作業機操作カムが植付に設定されて植付作業が開始される(S22)。同時に、後述する植付自動制御の旋回走行中の走行距離Lカウントがリセットされ、植付作業中の所定距離Loのカウントが開始される。
ステップS13,S17にて、作業機が上昇にある場合、作業機操作カムは固定にセットされて作業機は固定状態となり(S23)、ステップS18の固定以外と共にリターンされる。
従って、オペレータが作業機操作レバー29又は主変速操作レバー27の作業機操作押ボタン30により下側(29b,30b)に短時間(1ショット)操作すると、作業機操作カムは1段階下側、即ち上昇→固定、固定→自動(下降)、自動(下降)→植付に変更される(植付はそのまま維持)。
ステップS11にて下側操作がない場合、作業機操作レバー29の上側スイッチ29a又は作業機操作押ボタンの上側スイッチ30aの短時間操作があるか否か判断される(S24)。操作がない場合、前記ステップS21の植付クラッチ入待ち状態か否か判断され(S25)、該入待ち状態であると(YES)、リフト角ポテンショ36により作業機下降動作停止か否か判断される(S26)。停止中である場合(YES)、作業機操作カムが植付位置になるように設定され、植付作業が開始される(S27)。この際、前記ステップS22と同様に、後述する植付自動制御の旋回中の走行距離Lのカウントがクリアされると共に植付作業の走行距離Loのカウントが開始される。
ステップS24にて上側操作の短時間操作がある場合、作業機操作カムが上昇にあるか否か判断される(S29)。上昇にある場合そのまま継続され(リターン)、上昇以外の場合、作業機操作カムの位置が固定か否か判断され(S30)、該操作カムが固定にある場合、作業機操作カムは上昇にセットされて上昇する(S31)。この際、後述する植付自動制御の旋回中の走行距離Lのカウントが開始される。ステップS30にて固定以外の場合、操作カムポジションが自動(下降)か植付か判断され(S32)、自動(下降)である場合、リフト角ポテンショ36により作業機下降動作が停止状態か判断される(S33)。動作停止である場合(YES)、上記ステップS31に流れて、上昇にセットされて旋回走行距離Lのカウントが開始される。下降動作中である場合(NO)、作業機操作カムは固定にセットされて作業機は固定状態となる(S35)。ステップS32にて、植付位置にある場合、作業機操作カムが自動(下降)になるようにセットされ、植付クラッチは切状態に切換えられる(S34)。
従って、オペレータが作業機操作レバー又は作業機操作用押ボタンにより上側(29a,30a)に短時間で操作すると、作業機操作カムは1段階上側、即ち植付→自動(下降)、自動(下降)→固定、固定→上昇に変更される(上昇はそのまま維持)。
ついで、図8及び図9に沿って、植付自動制御S6について説明する。該植付自動制御は、乗用田植機Pが植付作業しながら圃場端の枕地M部分に至り、オペレータがステアリングハンドル20を操作して旋回しようとすると、自動的に植付クラッチが切れ、植付作業機3が上昇し、旋回が完了する際に植付作業部が下降し、そして直線状態で植付クラッチを入れて植付作業を再開する制御である。
図8は、植付自動制御S6のサブルーチンを示す図で、植付自動スイッチ26b1のON状態か否かが判断され(S41)、該スイッチ26b1がON状態で(YES)の場合、ステアリングハンドル(前輪操舵角)が所定切れ角α以上か判断される(S42)。オペレータが枕地旋回を意図してステアリングハンドル20を所定切れ角α以上操作すると(YES)、回転センサ37により植付作業による所定距離Lo以上走行したか判断される(S43)。前輪切れ角センサ38による切れ角信号が所定切れ角α以上であり、かつ前記ステップS27,S22並びに後述するステップS53に示す植付作業における走行距離カウントが所定距離Lo以上あると、図9に示すように乗用田植機Pは、往復植えによる植付作業の1行程が完了して枕地において旋回行程に入ったと判断して(S42;YES)(S43;YES)、後輪基準とした旋回開始位置Lsから、作業機操作カムが上昇位置に切換えられ、かつ旋回走行距離Lのカウントが開始されると共に、上記植付作業における所定距離Loカウントがリセットされる(S45)。この状態では、作業機操作カムの上昇位置への切換えにより植付クラッチは切となって植付作業は中断される。
ステアリングハンドルが所定切れ角α以上の判断が無い場合、作業機操作レバー29又は作業機操作押ボタン30の作業機操作具の操作があるか判断される(S46)。該オペレータによる作業機の操作がある場合(YES)、植付自動制御はキャンセルされたと判断して、上記旋回走行距離Lのカウントはクリアされる(S47)。ステアリングハンドルが所定切れ角α以上の操作が無く(S42;NO)かつオペレータによる作業機操作具の操作がない場合(S46;NO)、乗用田植機が枕地で180度旋回して次の植付に移りつつある状態であり、ステップS45(ステップS31)でカウントされる走行距離Lと予め設定される距離(植付開始位置L2;図9参照)と比較され(S49)、上記旋回走行距離Lが植付開始距離L2に至っていない場合(S49;NO)、上記植付開始距離L2より短い作業機下降開始距離(位置)L1と上記走行距離Lが比較される(S50)。
上記カウントによる走行距離Lが上記下降開始距離L1を超えると(L≧L1)(S50;YES)、ステアリング切れ角が上記旋回開始切れ角αより小さい所定切れ角βと比較される(S51)。該所定切れ角βは、旋回切れ角αから直進状態(切れ角0)に戻る間の角度で、前輪切れ角センサ38による切れ角が上記所定切れ角βより大きい場合(≧β)(S51;YES)、まだ旋回途中であるとしてリターンし、上記所定切れ角βより小さい場合(S51;NO)、作業機操作カムが下降(自動)位置となり(S52)、植付作業機は、フロートが接地するように下降する。
更に、乗用田植機Pは、図9に示すように、旋回状態から直進状態に戻りつつ走行し、上記カウントにより走行距離Lが上記植付開始距離L2に達すると(S49;YES)、乗用田植機は次の植付け条に合せた直進位置となって、作業機操作カムは植付位置になる(S53)。この際、旋回用の走行距離Lカウントはクリアされると共に植付用の所定距離Lo計測用のカウントが開始される。
ついで、図10に沿って、自動上昇制御(S7)のサブルーチンについて説明する。該自動上昇制御は、図8に示す植付自動制御S6のステップS46〜S53を省いたものであり、自動上昇スイッチ26b2のON(A位置)により機能する。
自動上昇制御S7は、植付自動スイッチ26b1のON(S55;YES)、かつ自動上昇スイッチ26b2のONで(S56;YES)、植付自動制御S6に代って機能する。即ち、図3(c)に示すように、切換え操作部26における植付自動操作部26bの押ボタン26b1の押し操作により植付自動スイッチをONすると共に、そのダイヤル26b2を一杯に植付開始位置の遅い側である自動上昇スイッチの切換え点Aに合せることにより、自動上昇制御となる。
作業機操作レバー29の上側スイッチ29a、下側スイッチ29b又は作業機操作押ボタン30の上側スイッチ30a、下側スイッチ30bの操作がない場合(S57;NO)、ステアリングハンドルの切れ角が所定切れ角α以上か判断され(S59)、かつ植付作業の走行距離カウンタが所定距離Lo以上あるか判断される(S60)。即ち、植付作業が所定距離以上行われた状態で、オペレータが旋回を意図して大きくステアリングハンドルを操作したことが判断される(S57;NO)(S59;YES)(S60;YES)。この状態で、モータ11により作業機操作カムが上昇になるように制御され、植付作業機が上昇すると共に植付クラッチが切られて、植付作業が中断される。また、上記植付作業における所定走行距離Loのカウンタがリセットされる。
なお、ステップS57において、作業機操作具が操作された場合(S57;YES)、図7に示す作業機操作制御により制御されるが、該操作具29,30により操作が終了して、ステアリングハンドルが所定切れ角α以上操作されると、植付自動操作部26bのダイヤル26b2が自動上昇位置Aに合せられた場合、植付上昇スイッチがONとなって自動上昇制御S7が機能し、ダイヤル26b2が自動上昇位置A以外にある場合、植付上昇スイッチがOFFとなって前記植付自動制御S6が機能する。
ついで、枕地測定設定制御S4について、図11及び図13に沿って説明する。枕地測定設定制御S4は、図13のイ及びロに示すように、乗用田植機Pを畦Dに向けて後進することにより始まる。該後進は、主変速操作レバー27を後進位置に操作することにより行われ、この際バックスイッチ27aが入って、枕地測定フラグがリセットされる。なお、枕地測定フラグは、枕地測定制御S5又は作業機操作具の操作によりOFFされており(後述するステップS87又はS89参照)。後進しなくともリセットされている。そして、乗用田植機Pは、植付作業機3の後端が畦Dに接触間際まで後進し、その位置に停止される。
この状態では、図11に示すように、枕地測定フラグはOFFであり(S71)、植付準備スイッチ26cが入り状態であり(S72)、走行停止状態であり(S73;YES)、作業機操作カムポテンショ35は下降(自動)又は植付位置である(S75;YES)。この状態で、オペレータは、作業機操作レバー29により下側スイッチ29bを長押し操作するか(S76;YES)、作業機操作押ボタン30の下側スイッチ30bを長押し操作すると(S77;YES)、枕地測定制御S5が準備状態となる(S79)。即ち、枕地測定フラグがONし、油圧ポジション表示部25cが交互に点灯セットされ、報知ブザー39が断続音セットされ、作業機操作カムが下げ位置(自動・下降)にセットされ、植付開始走行距離L3にセットされてカウントが開始される。ただし、この状態では走行機体が停止状態にあり、距離カウントが進むことはない。上記走行距離L3は、一般に2行程分の植付幅である枕地に設定されるが、植付自動ダイヤル26b2を操作することにより1行程分等適宜調整される。
植付作業機が下降位置にあって畦Dに接触間際にある状態から、主変速操作レバー27を前進に操作して乗用田植機を前進方向に走行を開始すると、枕地測定制御S5が作動する。枕地測定制御S5は、図12に示すように、枕地測定フラグのON,OFFが判断される(S80)。上記枕地測定設定制御S4のステップS79にて枕地測定フラグがONになっているので、作業機操作レバー29又は押ボタン30が下側(29b,30b)操作されているか否か判断される(S81)。下側スイッチ29b,30bが操作されない枕地測定制御にあっては、回転センサ37により乗用田植機の走行距離Lが測定される(S82)。該走行距離Lが前記ステップS79で設定された植付開始走行距離L3より小さい場合、作業機操作カムは下げ位置にセットされたままでリターンされる(S83)。上記走行距離Lが植付クラッチ入距離L3を越えると、作業機操作カムは植付位置に変更され(S85)、植付作業機は植付作業を開始する。
該作業機操作カムが植付位置になると(S86)、枕地測定フラグがOFFになり、油圧ポジション表示部25cの交互点灯が解除され、作業機操作カムは植付位置にセットされ、報知ブザー39の断続音が解除され、上記植付クラッチ入時の走行距離L3のカウントがクリアされる(S87)。また、上記ステップS81において、作業機操作下側スイッチ29b又は30bの操作があると、この状態では作業機操作カムは下降(自動)にあるので植付位置となり、枕地測定制御S5が解除され(S89)、作業機操作制御S3による植付作業となる。即ち、枕地測定フラグがOFFされ、油圧ポジション表示部の交互点灯が解除され、作業機操作カムが植付位置にセットされ、報知ブザーの断続音が解除され、走行距離L3のカウントがクリアされる。
ついで、図13,図14を用いて、本乗用田植機Pによる植付作業について説明する。なお、枕地測定設定制御S4と枕地測定制御S5とは、通常、連続して一体に機能するので、該一体の制御をまとめて枕地測定植付制御S4,S5という。長方形又は正方形の正常形状の圃場にあっては、図13及び図14(a)に示すように、出入口Eから圃場内に乗用田植機Pが入り、まず該出入口附近に、枕地測定植付制御S4,S5により目標を植付ける。即ち、図13のイに示すように、植付作業機の後端が畦D1の間際になるように後進して停止した後、作業機操作押ボタン30の下側スイッチ30b(又は操作レバー29のスイッチ29b)により植付作業機を下げ位置にする。そして、植付準備スイッチ26c及び植付自動スイッチ26b1をONする。この状態で、下側の押ボタンスイッチ30b(又は操作レバー29の下側スイッチ29b)を長押しして枕地測定設定制御S4を作動し、そして主変速操作レバー27を前進操作して前進し、2行程分(枕地M1)に相当する走行距離L3において1列分だけ目標用の苗を植付ける。
乗用田植機Pは、畦D2に沿って枕地M2を走行し、反対側の畦D3に沿って、乗用田植機は、内側の線引きマーカ21を倒して線引きしつつ作業機を下降(自動)状態で2行程の空歩き走行する。即ち、畦際の2行程をあける。図13又は図14(a)のロ部分において、畦D2又はD4から2行程分離した位置にあわせて、上記イと同様に下側スイッチ30b(又は29b)の長押しにより枕地測定植付制御S4,S5により植付けを開始し、前回の線引きマーカ21の線引きに合せて植付けを進行する。該始めの往復植えが他方の畦に近づいた状態でステアリングハンドルを切って旋回すると、植付自動スイッチ26b1は入っており、かつダイヤル26b2は自動上昇位置から外れた自動上昇スイッチのOFF状態にあるので、植付自動制御S6が機能し、植付作業機が上昇し、旋回完了時に下降して枕地をあけて植付けが自動的に開始される。
なお、図13のハに示すように、空歩きの2行程目の終了箇所に畦D4からの2行程分の枕地M4を規定するため(図14参照)、その枕地測定植付制御S4,S5により1列だけの苗を植えて、乗用田植機を旋回する植付自動制御S6の目標にしてもよい。また、往復植え2行程目の始めに、枕地測定植付制御S4,S5により枕地Mの幅を測定して植付開始位置を揃えるようにしてもよい。
そして、ステアリングハンドルを圃場端部で操作して旋回することにより、植付作業機の上昇(植付停止)、下降、植付開始を自動的に行う植付自動制御S6により、圃場大部分が往復植えにより連続して効率よく植付けられる。該往復植えの最後が、前記イで植付けた1列分の植付苗を目標にして行われ、往復植えが終了する。
ついで、往復植えで残った枕地がM2,M3,M4の順序で畦側から回り植えで行われ、枕地M1で2行程幅の内側に移り、順次M1,M2,M3,M4の順で行われ、最後に枕地M1にて畦際の外側の1行程が行われて出入口Eから乗用田植機が出る。なお、上記枕地M…の回り植えは、オペレータの作業機操作レバー29又は作業機操作押ボタン30による手動操作による作業機操作制御S3又はダイヤル26b2を自動上昇位置Aに合せて自動上昇制御S7を合せて行われる。
図14(b)に示す台形状の圃場では、専ら自動上昇制御S7により植付される。オペレータは、植付自動操作部26bのダイヤル26b2を自動上昇位置Aに合せて、押しボタン(植付自動スイッチ)26b1を押してONする。この状態では、植付自動制御S6に代えて自動上昇制御S7が機能する状態となる。この状態で、上記正常形圃場と同様に、圃場の適宜隅部に目標となる1列の苗が、枕地測定植付制御S4,S5により植付けられる。そして、往復植えの始めの1行程において、作業機操作具29,30の長押し操作により上記枕地測定植付制御S4,S5により枕地幅を測定して植付が開始される。ついで、往復植えによる植付作業が連続して行われるが、台形等の変形圃場では、特に斜めになっている畦D4側では植付自動制御S6になる条合せが困難なので、上記自動上昇スイッチ26b2(A)をONして自動上昇制御S7が用いられる。
この状態では、オペレータは、往復植えで乗用田植機が畦D2又はD4に近づくと、ステアリングハンドルを操舵して旋回する。これにより、植付作業機が上昇すると共に植付クラッチが切れて植付作業が中断する。旋回後、オペレータは、作業機操作具の下側スイッチ29b又は30bを操作して、植付作業機を下降(自動)し、そして植付開始地点に合せて再度下側スイッチ29b又は30bを操作して作業機操作カムを植付位置に操作して植付けが開始される(作業機操作制御S3)。乗用田植機が他方側の畦に近づいて、ステアリングハンドルを所定切れ角α以上操作すると、自動上昇制御S7がONして、旋回と共に、植付作業機の上昇及び植付クラッチの切が行われる。直交側の畦D2の枕地は、植付自動制御S6も可能であるが、一般に、自動上昇スイッチのONにより自動上昇制御S7が継続して行われる。なお、該自動上昇スイッチをOFFにして、植付自動制御S6を作動してもよい。また、枕地での回り植えは、上記正常形圃場で説明と同様に行われる。
図14(c)に示す湾曲等の凹凸部分のある圃場の植付けについて説明する。該圃場は、畦D3に岩、木、電柱等の凸部Gがあり、また畦D1に凹部Hがある。該圃場にあっても、通常の往復植えが可能な部分にあっては、植付自動制御S6が用いられ、困難な部分には作業機操作制御S3が用いられる。従って、植付自動操作部26bは、ダイヤル26b2が適宜な枕地幅に設定されると共に押ボタン26b1が押されて植付自動スイッチがONとなる。植付準備スイッチ26cもONされて、上述と同様に、作業機操作具の長押し操作により、圃場の隅部等に枕地の目標となる1列苗並びに往復植えの開始の枕地幅を枕地測定植付制御S4,S5により行われる。そして、往復植えがステアリングハンドルの旋回操作により行われて、この際植付自動制御S6が機能して、植付作業部の上昇(植付クラッチ切)、下降、植付け開始が自動的に作動する。凸部G又は凹部H等のステアリングハンドルの操作が必要な場合、作業機操作レバー29又は押ボタン30による作業機昇降操作により、植付自動制御が解除され、上記操作具29,30により作業機操作カムが操作される。
P 乗用田植機
1 走行機体
3 植付作業機
9 前輪
10 後輪
11 作業機操作駆動手段(カムモータ)
20 ステアリングハンドル
26b 植付自動操作部
26b1 植付自動スイッチ(押ボタン)
26b2・A 自動上昇スイッチ(ダイヤル)
27 主変速操作レバー
29 (作業機操作具)作業機操作レバー
29b 下側スイッチ(下側指令)
30 作業機操作具(作業機操作押ボタン)
30b 下側スイッチ(下側指令)
S3 作業機操作制御
S4,S5 枕地測定植付制御(枕地測定設定制御、枕地測定制御)
S6 植付自動制御
S7 自動上昇制御
1 走行機体
3 植付作業機
9 前輪
10 後輪
11 作業機操作駆動手段(カムモータ)
20 ステアリングハンドル
26b 植付自動操作部
26b1 植付自動スイッチ(押ボタン)
26b2・A 自動上昇スイッチ(ダイヤル)
27 主変速操作レバー
29 (作業機操作具)作業機操作レバー
29b 下側スイッチ(下側指令)
30 作業機操作具(作業機操作押ボタン)
30b 下側スイッチ(下側指令)
S3 作業機操作制御
S4,S5 枕地測定植付制御(枕地測定設定制御、枕地測定制御)
S6 植付自動制御
S7 自動上昇制御
Claims (4)
- 前輪及び後輪で支持され、ステアリングハンドル、作業機操作具、植付自動スイッチ及び自動上昇スイッチを有する走行機体と、
前記走行機体の後部に昇降可能に支持された植付作業機と、
前記植付作業機を上昇、固定、下降及び植付に作動する作業機操作駆動手段と、を備えてなる乗用田植機において、
前記作業機操作具により前記作業機操作駆動手段を前記上昇、固定、下降及び植付の各位置に作動する作業機操作制御と、
前記植付自動スイッチのオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角以上操舵した場合、前記走行機体の旋回と共に前記作業機操作駆動手段を前記上昇、下降及び植付の順に作動する植付自動制御と、
前記自動上昇スイッチのオンにおいて前記ステアリングハンドルを所定切れ角以上操舵した場合、前記走行機体の旋回と共に前記作業機操作駆動手段を前記上昇に作動する自動上昇制御と、
所定信号により、予め設定された枕地に相当する距離を走行した後、前記作業機操作駆動手段を植付に作動する枕地測定植付制御と、を備えた、
ことを特徴とする乗用田植機。 - 前記植付自動制御は、前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオフで作動可能となり、
前記枕地測定植付制御は、前記植付自動スイッチのオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオフ状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記植付自動制御と前記所定信号による前記枕地測定植付制御とが連動可能となる、
請求項1記載の乗用田植機。 - 前記自動上昇制御は、前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオンで作動可能となり、
前記枕地測定植付制御は、前記植付自動スイッチのオンで作動可能であって、
前記植付自動スイッチのオン、前記自動上昇スイッチのオン状態で、前記ステアリングハンドルの所定切れ角以上の操舵による前記自動上昇制御と前記所定信号による前記枕地測定植付制御とが連動可能となる、
請求項1又は2記載の乗用田植機。 - 前記枕地測定植付制御の条件となる前記所定信号は、前記作業機操作具の下側指令の長押し信号である、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の乗用田植機。
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