JP2015214667A - アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 - Google Patents
アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015214667A JP2015214667A JP2014126571A JP2014126571A JP2015214667A JP 2015214667 A JP2015214667 A JP 2015214667A JP 2014126571 A JP2014126571 A JP 2014126571A JP 2014126571 A JP2014126571 A JP 2014126571A JP 2015214667 A JP2015214667 A JP 2015214667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- independently
- arylamine polymer
- linked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 C*Cc1c(C(C)(C)N(c2ccc3[o]c4ccc(C)cc4c3c2)[Al](C)I)cccc1N1[Al]*CC1(C)C Chemical compound C*Cc1c(C(C)(C)N(c2ccc3[o]c4ccc(C)cc4c3c2)[Al](C)I)cccc1N1[Al]*CC1(C)C 0.000 description 11
- IVSZLXZYQVIEFR-UHFFFAOYSA-N Cc1cccc(C)c1 Chemical compound Cc1cccc(C)c1 IVSZLXZYQVIEFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Cc1ccccc1 Chemical compound Cc1ccccc1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- FWPANDAEWFXJBQ-UHFFFAOYSA-N Cc(cc1)cc2c1[o]c1c2c(C2)c2cc1 Chemical compound Cc(cc1)cc2c1[o]c1c2c(C2)c2cc1 FWPANDAEWFXJBQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
Description
Ar1及びAr2は、各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)を表す。
R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
aは1又は2を表す。)
アリールアミンポリマー(1)において、R1及びR2の置換した二価のフェニレン基は、o−フェニレン基、m−フェニレン基、p−フェニレン基のいずれでもよいが、合成の容易性、生成したアリールアミンポリマーの成膜性の点からm−フェニレン基、p−フェニレン基であることがより好ましい。すなわち、アリールアミンポリマー(1)は、下記式で表される構造(1a)〜(1c)で表されるアリールアミンポリマーであることが好ましい。
さらに、アリールアミンポリマー(1)において、R1及びR2の置換した二価のフェニレン基は、4−R1−5−R2−ベンゼン−1,2−ジイル基、2−R1−5−R2−ベンゼン−1,3−ジイル基、2−R1−5−R2−ベンゼン−1,4−ジイル基のいずれかであることがより好ましい。すなわち、アリールアミンポリマー(1)は、下記式で表される構造(1a’)〜(1c’)で表されるアリールアミンポリマーであることが好ましい。
アリールアミンポリマー(1)において、R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
・炭素数1〜18のアルキル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基
炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基としては、特に限定するものではないが、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、o−エチルフェニル基、m−エチルフェニル基、p−エチルフェニル基、o−tert−ブチルフェニル基、m−tert−ブチルフェニル基、p−tert−ブチルフェニル基、o−n−ブチルフェニル基、m−n−ブチルフェニル基、p−n−ブチルフェニル基、o−sec−ブチルフェニル基、m−sec−ブチルフェニル基、p−sec−ブチルフェニル基、o−i−ブチルフェニル基、m−i−ブチルフェニル基、又はp−i−ブチルフェニル基等が挙げられる。これらのうち、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、m−エチルフェニル基、p−エチルフェニル基、p−n−ブチルフェニル基、m−n−ブチルフェニル基、又は、p−tert−ブチルフェニル基が好ましい。
Ar3で示される下記置換基については、Ar1及びAr2で示した置換基と同じ置換基を例示することができる。
・連結又は縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基
・連結又は縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基
・炭素数1〜18のアルキル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基
・異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基
Ar3については、アリールアミンポリマーの製造効率に優れる点で、各々独立して、フェニル基、又はビフェニリル基(これらの基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基を有していてもよい)であることが好ましく、各々独立して、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、フェニル基、又はビフェニリル基であることがより好ましい。
Ar1及びAr2は、各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)を表す。
R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
aは1又は2を表す。
Ar3は各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)
を表す。)
なお、一般式(3)中、Ar1、Ar2、R1、R2及びaは、各々独立して、前記一般式(1)と同じ定義を示し、Ar3は、各々独立して、前記一般式(2)と同じ定義を表す。)また、一般式(3)におけるAr1、Ar2、Ar3、R1、R2及びaの好ましい範囲については、前述と同じである。
本発明のアリールアミンポリマー(1)としては、前述の定義に該当すれば特に限定するものではないが、有機EL素子の発光効率及び寿命等の物性の点で、下記一般式(6)〜(11)のいずれかに表されるものであることが好ましい。
R3、R4及びR5は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基を表す。
R6、及びR7は、前記一般式(1)におけるR1及びR2と同じ定義である。
R8、R9及びR10は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基を表す。
nは2以上の整数を表す。)
R3、R4及びR5で示される下記置換基については、Ar1、Ar2、R1、及びR2で示した置換基と同じ置換基を例示することができる。
・炭素数1〜18のアルキル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基
・炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基
・異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基
なお、R3、R4及びR5は、ポリマーの製造効率に優れ、耐熱性も高い点で、各々独立して、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基であることが好ましく、各々独立して、水素原子、メチル基、ブチル基であることがより好ましい。
・炭素数1〜18のアルキル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基
・炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基
・炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基
・異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基
なお、R6、R7、R8、R9及びR10は、アリールアミンポリマーの製造効率に優れる点で、各々独立して、水素原子又はメチル基であることが好ましい。
反応式1又は反応式2の反応(以下、「重合工程」という)により得られる一般式(1)で表される構造を有する化合物は、通常、末端が二級アミノ基又はハロゲン基、又は二級アミノ基とハロゲン基の両方である。
保護化工程の生成物として反応末端を保護したアリールアミンポリマー(1)、すなわち下記一般式(3)で表されるアリールアミンポリマーを得ることが出来る。
なお、保護化工程は、重合工程に引き続きワンポットで行なってもよいし、一旦、重合工程の生成物である一般式(1)のアリールアミンポリマーを単離した後、別途、パラジウム触媒及び塩基の存在下行なってもよい。
冷却管、温度計を装着した50mL三つ口丸底フラスコに、室温、窒素雰囲気下において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)、2,8−ジブロモジベンゾフラン 0.80g(2.45mmol)、ナトリウム−tert−ブトキシド 0.94g(9.80mmol)及びo−キシレン 14.8gを仕込んだ。この混合液に、予め窒素雰囲気下で調製したトリス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム(0) 22.4mg(0.0245mmol)及びトリ−tert−ブチルホスフィン 0.0397g(0.196mmol)のo−キシレン(0.16g)溶液を添加した。次いで、窒素雰囲気下、温度を120℃まで昇温し、120℃で加熱攪拌しながら16時間熟成した。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−メチルフェニル)−p−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(2)の淡黄色固体を0.76g(収率68%)得た。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−n−ブチルフェニル)−p−フェニレンジアミン 0.92g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(3)の淡黄色固体を0.89g(収率67%)得た。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−メチルフェニル)−2,5−ジメチル−p−フェニレンジアミン 0.78g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(4)の淡黄色固体を0.55g(収率47%)得た。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−tert−ブチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.91g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(5)の白色固体を1.03g(収率78%)得た。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−tert−ブチルフェニル)−p−フェニレンジアミン 0.91g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(6)の淡黄色固体を1.03g(収率78%)得た。
実施例1において、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−m−フェニレンジアミン 0.71g(2.45mmol)の代わりにN,N’−ビス(4−tert−ブチルフェニル)−2,5−ジメチル−p−フェニレンジアミン 0.98g(2.45mmol)を使用した以外は、実施例1と同様に行い、アリールアミンポリマー(7)白色固体を0.87g(収率63%)得た。
UV−Visスペクトル測定用サンプルチューブ内でアリールアミンポリマー(1) 1mgと2−メチルテトラヒドロフラン 1mLとをよく混合し、均一な溶液を調製した。この溶液を窒素ガスで10分間バブリングすることによって脱気した後、このサンプルチューブを密栓し、燐光スペクトルを測定した。燐光スペクトルから算出されたアリールアミンポリマー(1)の励起三重項準位は、2.72eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(2)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(2)の励起三重項準位は、2.56eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(3)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(3)の励起三重項準位は、2.58eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(4)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(4)の励起三重項準位は、2.68eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(5)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(5)の励起三重項準位は、2.72eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(6)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(6)の励起三重項準位は、2.55eVであった。
実施例5においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにアリールアミンポリマー(7)を用いた以外は実施例5と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、アリールアミンポリマー(7)の励起三重項準位は、2.68eVであった。
実施例1においてアリールアミンポリマー(1)の代わりにポリ−(N,N’−ビス(4−ブチルフェニル)−N,N’−ビス(フェニル)ベンジジン)(ADS254BE:アメリカン・ダイ・ソース社製)(100)を用いた以外は実施例1と同様の操作を行なって燐光スペクトルを測定したところ、得られた燐光スペクトルから算出されたアリールアミンポリマー(100)の三重項準位は、2.35eVであった。
厚さ200nmのITO透明電極(陽極)を積層したガラス基板をアセトンおよび純水による超音波洗浄、イソプロピルアルコールによる沸騰洗浄を行った。さらに紫外線オゾン洗浄を行った。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例2で合成したアリールアミンポリマー(2)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例3で合成したアリールアミンポリマー(3)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例4で合成したアリールアミンポリマー(4)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例19(素子の作製と評価)
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例13で合成したアリールアミンポリマー(5)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例14で合成したアリールアミンポリマー(6)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりに実施例15で合成したアリールアミンポリマー(7)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性および輝度半減寿命を測定した。評価結果を表9に示した。
実施例9において、アリールアミンポリマー(1)の代わりにポリ−(N,N’−ビス(4−ブチルフェニル)−N,N’−ビス(フェニル)ベンジジン)(ADS254BE:アメリカン・ダイ・ソース社製)(100)を用いた他は、実施例9と同様に素子を作製して発光特性を測定した。結果を下記の表に示す。
Claims (11)
- 下記一般式(1)で表される繰返し構造が少なくとも2つ以上連結した骨格を有するトリアリールアミンポリマー。
Ar1及びAr2は、各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)を表す。
R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
aは1、2又は3を表す。) - 下記一般式(3)で表されることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のトリアリールアミンポリマー。
Ar1及びAr2は、各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)を表す。
R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
aは1、2又は3を表す。
Ar3は各々独立して、連結若しくは縮環していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は連結若しくは縮環していてもよい炭素数4〜24のヘテロ芳香族基(これらの置換基は、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、及び異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基からなる群より選ばれる1種以上の置換基を有していてもよい)を表す。
nは2以上の整数を表す。) - Ar1及びAr2が、各々独立して、フェニル基、ビフェニリル基、フルオレニル基、ベンゾフルオレニル基、カルバゾリル基、フェニルカルバゾリル基、カルバゾリルフェニル基、フェニルカルバゾリルフェニル基、ジベンゾチエニル基、ジベンゾチエニルフェニル基、フェニルジベンゾチエニル基、ジベンゾチエニルカルバゾリル基、ジベンゾフリル基、ジベンゾフリルフェニル基、フェニルジベンゾフリル基、又はジベンゾチエニルカルバゾリル基、(これらは、各々独立して、炭素数1〜18のアルキル基又は異なっていてよい2つのアリール基を有する総炭素数6〜24のジアリールアミノ基を有してもよい)であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ一項に記載のアリールアミンポリマー。
- R1及びR2が、各々独立して、水素原子、メチル基、tert−ブチル基、フェニル基、トリル基、又はメトキシフェニル基である、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のアリールアミンポリマー。
- aが、1、又は2である、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のアリールアミンポリマー。
- 下記一般式(1)で表される繰返し構造が少なくとも2つ以上連結した骨格を有し、且つ末端が二級アミノ基、ハロゲン原子、又は二級アミノ基とハロゲン原子の両方であるアリールアミンポリマーに対し、パラジウム触媒及び塩基の存在下に、下記一般式(4)で表されるアリールハライド、下記一般式(5)で表されるジアリールアミン、又は一般式(4)で表されるアリールハライドと一般式(5)で表されるジアリールアミンの両方を反応させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアリールアミンポリマーの製造方法。
R1及びR2は、各々独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、フェニル基、炭素数1〜18のアルキル基を有するフェニル基、炭素数1〜18のアルコキシ基を有するフェニル基、又は炭素数1〜6の異なっていてもよいアルキル基からなるジアルキルアミノ基を有するフェニル基を表す。
aは1、2又は3を表す。)
X1は、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子を表す。)
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のアリールアミンポリマーを含むことを特徴とする電荷輸送材料。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のアリールアミンポリマーを含むことを特徴とする正孔輸送材料、正孔注入材料、又は発光ホスト材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014126571A JP6379712B2 (ja) | 2014-04-24 | 2014-06-19 | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014090335 | 2014-04-24 | ||
JP2014090335 | 2014-04-24 | ||
JP2014126571A JP6379712B2 (ja) | 2014-04-24 | 2014-06-19 | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015214667A true JP2015214667A (ja) | 2015-12-03 |
JP6379712B2 JP6379712B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=54751851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014126571A Active JP6379712B2 (ja) | 2014-04-24 | 2014-06-19 | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6379712B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018143438A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 日立化成株式会社 | 有機エレクトロニクス材料及びその利用 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177225A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-07-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 高分子化合物およびそれを用いた高分子発光素子 |
JP2008203528A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
WO2008126393A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | スルホ基含有高分子化合物とその中間体、および該化合物を含有する有機電界発光素子 |
JP2014025011A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Tosoh Corp | アリールアミンポリマー、その製造方法およびその用途 |
-
2014
- 2014-06-19 JP JP2014126571A patent/JP6379712B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177225A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-07-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 高分子化合物およびそれを用いた高分子発光素子 |
JP2008203528A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
WO2008126393A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | スルホ基含有高分子化合物とその中間体、および該化合物を含有する有機電界発光素子 |
JP2014025011A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Tosoh Corp | アリールアミンポリマー、その製造方法およびその用途 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018143438A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 日立化成株式会社 | 有機エレクトロニクス材料及びその利用 |
CN110235269A (zh) * | 2017-02-03 | 2019-09-13 | 日立化成株式会社 | 有机电子材料及其利用 |
JPWO2018143438A1 (ja) * | 2017-02-03 | 2019-12-26 | 日立化成株式会社 | 有機エレクトロニクス材料及びその利用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6379712B2 (ja) | 2018-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112384547B (zh) | 在分子主链中含有三联苯结构的三芳基胺高分子量化合物及包含其的有机电致发光元件 | |
JP6835133B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
KR20120013363A (ko) | 전기활성 재료 | |
JP6303272B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
TW202106696A (zh) | 有機電場發光元件用組成物、有機電場發光元件及其製造方法及顯示裝置 | |
CN113891904A (zh) | 含有取代三芳基胺结构单元的高分子量化合物及有机电致发光元件 | |
CN114375510B (zh) | 具有包含高分子量化合物的有机层的有机电致发光元件 | |
JP6379705B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
JP6413371B2 (ja) | アリールアミン共重合体、その製造方法及びその用途 | |
JP5983154B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法およびその用途 | |
JP7251065B2 (ja) | 共役高分子化合物、およびその用途 | |
CN115003729A (zh) | 高分子量化合物及含有该高分子量化合物的发光二极管 | |
JP6379712B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
JP6705194B2 (ja) | アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
TW202313648A (zh) | 銥錯合物化合物、含有銥錯合物化合物的組成物、有機電場發光元件及其製造方法、顯示裝置及照明裝置 | |
TW202110997A (zh) | 有機電場發光元件用組成物、有機電場發光元件及其製造方法、顯示裝置及照明裝置 | |
JP6890882B2 (ja) | トリアジン化合物とそれを用いた有機電界発光素子 | |
JP6996240B2 (ja) | アリールアミンポリマー、および電荷輸送材料 | |
JP2015044900A (ja) | 多分岐アリールアミンポリマーとその製造方法、及びそれを用いた電子素子 | |
JP6451092B2 (ja) | アリールアミンポリマーおよびその用途 | |
JP6264923B2 (ja) | ブロック共重合体 | |
JP5825127B2 (ja) | 新規アリールアミンポリマー、その製造方法及びその用途 | |
JP6558146B2 (ja) | 高い三重高準位を有する高分子化合物、その製造方法及びその用途 | |
CN118620185A (zh) | 高分子量化合物以及有机电致发光元件 | |
CN116964126A (zh) | 具有茚并二苯并杂环戊二烯结构作为部分结构的高分子量化合物及包含这些高分子量化合物的有机电致发光元件 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180716 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6379712 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |