JP2015212103A - 液体供給装置および液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液体噴射装置は、液体を収容する液体収容体26を着脱可能なキャリッジ2と、キャリッジ2に搭載され、液体を噴射するノズルNZを有する記録ヘッド(噴射ヘッド)10と、インクカートリッジ(液体収容体)26の着脱状態を検出する検出部SWと、検出部SWによるインクカートリッジ26の着脱状態の検出結果に基づいて記録ヘッド10に対するメンテナンスを実行するメンテナンス部と、を備えた液体噴射装置であって、記録ヘッド10に、インクカートリッジ26に設けられたインク吸収体(液体吸収体)28と接触可能に配置されたフィルター31を備える。
【選択図】図2
Description
通常、カートリッジをキャリッジ上に装着するタイプのインクジェット記録装置では、カートリッジが交換されるタイミングで、拡幅インク経路で成長した気泡を排出するためのメンテナンス動作(交換クリーニング)が自動的に実施される。
そこで、キャリッジ上に装着されるカートリッジの代わりに、接続体をキャリッジ上に装着し、外付けタンクから噴射ヘッドへとインクを供給する手法を採用した場合であっても良好なインク噴射特性を得ることができる新たな技術の提供が望まれている。
また、前記メンテナンス部は、吸引力を付与することで前記噴射ヘッドの前記ノズルから前記液体を排出させるキャッピング機構を含み、前記液体収容体が脱抜された状態での経過時間に応じて前記メンテナンス時における前記キャッピング機構の吸引力または前記ノズルから排出させる前記液体の量を変化させる構成としてもよい。
この構成によれば、メンテナンス部は、検出結果に基づいて算出された液体収容体が脱抜された状態での経過時間に応じてメンテナンス時におけるキャッピング機構に作用させる吸引力またはノズルから排出させる液体の量を変化させることができるので、無駄なメンテナンス動作や無駄な液体の排出をすることなく、良好な液体噴射特性を得ることができる。
この構成によれば、外部液体収容体から噴射ヘッドへと液体を供給する手法を採用した液体噴射装置においても、良好な液体噴射特性を得ることができる。
この構成によれば、接続体をキャリッジに着脱する場合や接続体のキャリッジへの装着が不完全な状態で、衝撃等により液体吸収体の前記フィルターとの接触部の気液界面に形成されるメニスカスが壊れたとしても液体吸収体から液体が漏出して装置内や周囲を汚染することを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図においては、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせている。以下の実施形態では液体噴射装置に係るインクジェット式プリンター(以下、プリンターと称す)を例に挙げて説明する。
プリンター(液体噴射装置)1は、図1に示すようにガイド軸3に移動可能に取り付けられたヘッドユニット(キャリッジ)2を有する。
図2に示すように、ヘッドユニット(キャリッジ)2は、カートリッジユニット9、記録ヘッド10、カートリッジユニット9側から記録ヘッド10側にインクを供給するインク供給部(液体供給部)17を備えている。記録ヘッド10は、ヘッドケース18、流路ユニット19及びアクチュエータユニット20を備えている。
ケース流路25の上端は、パッキン24を介してインク導入路23に連通されている。ケース流路25の下端は、流路ユニット19内の共通インク室44に連通されている。このため、インク供給部17から導入されたインクは、インク導入路23及びケース流路25を通じて共通インク室44側に供給されるようになっている。
制御装置106には、プリンター1の動作に関する各種情報を入力する入力装置100、プリンター1の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置101などが接続されており、前述した紙送りモーター12や、記録ヘッド10を駆動する駆動モーター7が接続されている。
また、制御装置106は駆動信号発生器62を介して圧電振動子38に駆動信号を印加し、ノズルNZから所定量のインクを吐出させる制御を行うようになっている。また、制御装置106はメンテナンス装置13のキャッピング機構14等を制御するようになっている。
制御装置106は、印字開始のジョブ指令が入力されると紙送りモーター12を駆動し、記録媒体8を搬送しつつ、駆動信号発生器62を介して圧電振動子38に電圧を印可することで記録ヘッド10を駆動させる。これにより、記録ヘッド10は、紙送りモーター12によって直下に搬送された記録媒体8の所定位置にノズルNZからインクを吐出することで所望の印字処理を行うことができる。
図6に示されるように、インクカートリッジ26が取り外されると、プリンター1はカートリッジの取り外し時間を計測する。そして、図5に示した条件に基づいてカートリッジの取り外し時間からインク蒸発量に関するデータを取得する(ステップS1)。
続いて、プリンター(液体噴射装置)101に係る第2実施形態について説明する。本実施形態と第1実施形態との違いは、第1実施形態のインクカートリッジ(液体収容体)26に対応するインク供給機構ISの周辺構造であり、それ以外の構成は共通である。そこで、以下ではインク供給機構ISの周辺構成のみを説明し、それ以外の構成については説明を省略若しくは簡略にする。なお、第1実施形態と同一の構成及び部材については同じ符号を付して説明する。
インク供給機構ISは、第1実施形態のインクカートリッジ(液体収容体)26に代わって、ヘッドユニット(キャリッジ)2とは異なる位置に収容されるインクタンク(外部液体収容体)126から記録ヘッド(噴射ヘッド)10にインクを供給する。インク供給機構ISは、タンクホルダー部(外部液体収容体保持部)127、第1実施形態のインクカートリッジ26の代わりにカートリッジホルダー部27に搭載される複数のサブタンク(接続体)226を備える。さらに、タンクホルダー部127に装着されたインクタンク(外部液体収容体)126内のインクを記録ヘッド(噴射ヘッド)10に供給するために、タンクホルダー部127と複数のサブタンク(接続体)226とを接続する可撓性の供給チューブ(液体経路)TBを備える。
カートリッジホルダー部27には複数のサブタンク(接続体)226が着脱可能に取り付けられている。サブタンク226は、インク液、即ち、液体状のインク(液体)を貯留するインク貯留室226aを主体に構成されている。インク貯留室226aは、例えばサブタンク226を構成するケース部材226bに設けられた開口部に可撓性のフィルム部材226cを液密に貼着することにより形成されている。この場合、ケース部材226b及びフィルム部材226cの貼着面側の材質をポリエチレンやポリプロピレン等の同材質どうしにすれば熱溶着により容易にインク貯留室226aを形成できる。フィルム部材226cは、ヘッドユニット(キャリッジ)2の移動等によってインク貯留室226a内のインクに加えられる圧力変動を吸収する効果を備える。
この構成によれば、外部液体収容体から噴射ヘッドへと液体を供給する手法を採用した場合であっても良好な液体噴射特性を得ることができる。
また、前記外部液体収容体を着脱可能な外部液体収容体保持部を備え、前記接続体が前記噴射ヘッド部に装着された状態における前記液体吸収体の前記接触部の位置は、鉛直方向において、前記外部液体収容体保持部に装着された状態における前記外部液体収容体内の前記液体の圧力水頭に相当する位置より高い構成としてもよい。
この構成によれば、接続体を噴射ヘッド部に着脱する場合や接続体の噴射ヘッド部への装着が不完全な状態で、衝撃等により液体吸収体の前記フィルターとの接触部の気液界面に形成されるメニスカスが壊れたとしても液体吸収体から液体が漏出して装置内や周囲を汚染することを防止することができる。
Claims (5)
- 液体を収容する液体収容体または液体を収容する外部液体収容体と可撓性の液体経路で接続された接続体を着脱可能なキャリッジと、
前記キャリッジに搭載され、前記液体を噴射するノズルを有する噴射ヘッドと、
前記液体収容体の着脱状態を検出する検出部と、
前記検出部による前記液体収容体の着脱状態の検出結果に基づいて前記噴射ヘッドに対するメンテナンスを実行するメンテナンス部と、を備えた液体噴射装置であって、
前記噴射ヘッドに、前記液体収容体および前記接続体に設けられた液体吸収体と接触可能に配置されたフィルターを備えることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記メンテナンス部は、前記検出結果に基づいて算出された前記液体収容体が脱抜された状態での経過時間が、所定時間を超えた場合にメンテナンス動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記メンテナンス部は、吸引力を付与することで前記噴射ヘッドの前記ノズルから前記液体を排出させるキャッピング機構を含み、前記液体収容体が脱抜された状態での経過時間に応じて前記メンテナンス時における前記キャッピング機構の吸引力または前記ノズルから排出させる前記液体の量を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射装置。
- 液体を収容する外部液体収容体を着脱可能な外部液体収容体保持部と、
前記外部液体収容体保持部と可撓性の液体経路で接続され、前記キャリッジに装着された状態において、前記噴射ヘッドの前記フィルターと接触可能に配置された液体吸収体を備える接続体と、を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 前記接続体が前記キャリッジに装着された状態における前記液体吸収体の前記フィルターとの接触部の位置は、鉛直方向において、前記外部液体収容体保持部に装着された状態における前記外部液体収容体内の前記液体の圧力水頭に相当する位置より高いことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射装置。
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