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JP2015130933A - 歩行器 - Google Patents

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JP2015130933A JP2014002857A JP2014002857A JP2015130933A JP 2015130933 A JP2015130933 A JP 2015130933A JP 2014002857 A JP2014002857 A JP 2014002857A JP 2014002857 A JP2014002857 A JP 2014002857A JP 2015130933 A JP2015130933 A JP 2015130933A
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Abstract

【課題】左車輪と右車輪の一方が路面の凸部に乗り上げたり凹部に入り込んだりしたときにも、歩行器が左右に傾かないようにし、安定した歩行をアシストする。【解決手段】歩行器1は、ベースフレーム2と、支柱3と、左車輪列10と、右車輪列20と、路面の凹凸により生じる左車輪又は右車輪の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させる反転連動機構30とを備える。左車輪列10は、左第1ロッカアーム11と左第2ロッカアーム12と左前輪15と左中央輪17と左後輪18とから構成される。右車輪列20も同様に構成される。左中央輪17と右中央輪27が電動モータ16,26によって駆動される駆動輪である。反転連動機構は、左右方向中央部が前後軸線回りに回動可能に軸着され、左右の端部が左右のロッカアームに連結されたバランスリンク32を用いたリンク式である。【選択図】図1

Description

本発明は、足腰の弱い人の歩行を補助する歩行器に関するものである。
高齢者が主に使用するいわゆるシルバーカーの市場は、堅調に推移している。また、福祉用移動機器に分類される歩行器の市場は、ここ数年で約2倍に急増している。総じて、屋外を安全に移動するための歩行器に対するニーズは高い。そして、近年では、高機能の歩行器として次のようなものが提案されている。
特許文献1には、前輪がロッカアーム回動軸を中心として前後に回動可能な構造を有し、歩行器が段差に差し掛かった時には、前輪が段差に押されてばね力に抗して前方位置後方位置へ跳ね上げられ、段差を越えることができるようにした歩行器が記載されている。
特許文献2には、左前輪と右前輪を設けたメインフレームに対し、左後輪を設けた左側サブフレームと、右後輪を設けた右側サブフレームを、独立して電動により回動することにより、坂を移動する場合に、勾配センサに基づいて歩行器の姿勢変化を補正して支柱の高さを調節したり、左右方向に傾斜する路面を移動する場合に、左前輪から左後輪までの距離と、右前輪から右後輪までの距離とを異なる距離にしたりできるようにした歩行器が記載されている。
特許文献3には、支柱フレームと車輪間フレームとのなす角度をフレーム角度制御アクチュエータにより変えられるようにし、傾斜センサに基づいて処理部が支柱フレームの傾斜角度を一定に制御することにより、階段等を歩行する際に使用者が一定の姿勢を維持するようにした歩行器が記載されている。
特開2005−118153号公報 特開2009−119014号公報 特開2013−188304号公報
しかし、特許文献1の歩行器は、前輪が前方位置又は後方位置の2位置にあるときしか安定せず、しかも小さい段差にしか対応できない。
また、特許文献2の歩行器は、全ての姿勢制御がセンサに基づく電動アクチュエータの制御によっているため、姿勢制御の遅延、コスト高等の懸念がある。
また、特許文献3の歩行器は、階段のように左車輪と右車輪との間で高低差がない場合には対応できるが、左車輪と右車輪の一方が凸部に乗り上げたり凹部に入り込んだりしたときに、左車輪と右車輪との間で高低差が生じ、歩行器が左右に傾いて不安定となる。
そこで、本発明は、左車輪と右車輪の一方が路面の凸部に乗り上げたり凹部に入り込んだりしたときにも、歩行器が左右に傾かないようにでき、もって安定した歩行をアシストすることができる歩行器を提供することを目的とする。
本発明の歩行器は、左右方向に延びるベースフレームと、ベースフレームに固定されて上方へ延びる支柱と、ベースフレームの左側に設けられた左車輪と、ベースフレームの右側に設けられた右車輪と、路面の凹凸により生じる左車輪又は右車輪の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させる反転連動機構とを備えたことを特徴とする。
ここで、左車輪は、ベースフレームの左側に回動可能に軸着された前後方向に延びる左ロッカアームと、左ロッカアームに左右軸線回りに回転可能に設けられた複数の車輪とから構成された左車輪列であり、
右車輪は、ベースフレームの右側に回動可能に軸着された前後方向に延びる右ロッカアームと、右ロッカアームに左右軸線回りに回転可能に設けられた複数の車輪とから構成された右車輪列である態様を例示できる。
また、左車輪は、ベースフレームの左側にアーム中間部がベース軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第1ロッカアームと、左第1ロッカアームの前端部にアーム中間部がアーム間軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第2ロッカアームと、左第2ロッカアームの前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左前輪と、左第2ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左中央輪と、左第1ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左後輪とから構成された左車輪列であり、
右車輪は、ベースフレームの右側にアーム中間部がベース軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第1ロッカアームと、右第1ロッカアームの前端部にアーム中間部がアーム間軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第2ロッカアームと、右第2ロッカアームの前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右前輪と、右第2ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右中央輪と、右第1ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右後輪とから構成された右車輪列である態様を例示できる。
左車輪列におけるいずれか一つの車輪が電動モータによって駆動される駆動輪であり、右車輪列におけるいずれか一つの車輪が電動モータによって駆動される駆動輪であることが好ましい。歩行者が歩行器を強く押さなくても、電動アシストにより楽に歩行することができるからである。前段落の態様においては、左中央輪が電動モータによって駆動される駆動輪であり、右中央輪が電動モータによって駆動される駆動輪であることが好ましい。駆動輪によって車輪が持ち上がる現象を防止できるからである。
反転連動機構は、電気を用いない機械式であることが好ましい。電気式と比べて遅延がなく、コストも低くできるからである。機械式としては、リンク式、差動歯車式等を例示できる。
特に、反転連動機構は、左右方向中央部が、ベースフレームに固定された支持軸に対して前後軸線回りに回動可能に軸着され、左端部が左ロッカアームに連結され、右端部が右ロッカアームに連結されたバランスリンクを用いたリンク式反転連動機構であることが好ましい。構造が最も単純で、軽量にでき、コストも最も低くできるからである。
このリンク式反転連動機構は、バランスリンクの回動時にバランスリンクの左端部と左車輪列との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンクの左端部を左ロッカアームに連結する左連結具と、バランスリンクの回動時にバランスリンクの右端部と右車輪列との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンクの右端部を右ロッカアームに連結する右連結具とを備えることが好ましい。これらの連結具としては、球面軸受を備えた連結具、ボールスライド式連結具等を例示できる。
次に、支持軸は支柱折畳用機構を介してベースフレームに固定可能であり、支柱折畳用機構によって支持軸がベースフレームに固定されていないときは、支柱をベースフレームとともに後方へ倒して折畳可能であることが好ましい。
この支柱折畳用機構としては、前記支持軸を備えると共にベースフレームに相対回動可能に外挿された支持部と、ベースフレームに相対回動しないように固定された固定部と、支持部と固定部とを連結したり切離したりする切替装置とから構成されたものを例示できる。
この切替装置としては、プランジャ本体が固定部に挿入されて、ピンが支持部のピン受け穴に進入可能なインデックスプランジャを例示できる。
さらに、歩行器は、折り畳み可能な椅子を備えることが好ましい。
また、歩行器は、着脱可能な荷物かごを備えることが好ましい。
本発明の歩行器によれば、左車輪と右車輪の一方が路面の凸部に乗り上げたり凹部に入り込んだりしたときにも、歩行器が左右に傾かないようにでき、もって安定した歩行をアシストすることができる効果が得られる。
実施例1の歩行器を正面側から見た斜視図である。 実施例1の歩行器を背面側から見た斜視図である。 実施例1の歩行器を支柱以上の部材を省いて見た、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 実施例1の歩行器が平坦路面にあるときの、(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施例1の歩行器の左前輪が凸部に乗り上げたときの(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施例1の歩行器の椅子使用時における斜視図である。 実施例1の歩行器の支柱折畳用機構の作用を示す部分斜視図である。 実施例1の歩行器の支柱折畳時における斜視図である。 実施例2の歩行器が平坦路面にあるときの斜視図である。 実施例2の歩行器の右後輪が乗り上げたときの斜視図である。 実施例3の歩行器の、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
歩行器1は、左右方向に延びるベースフレーム2と、ベースフレーム2に固定されて上方へ延びる支柱3と、ベースフレーム2の左側に設けられた左車輪列10と、ベースフレーム2の右側に設けられた右車輪列20と、路面の凹凸により生じる左車輪又は右車輪の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させる反転連動機構とを備え、
左車輪列10は、ベースフレーム2の左側にアーム中間部がベース軸13により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第1ロッカアーム11と、左第1ロッカアーム11の前端部にアーム中間部がアーム間軸14により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第2ロッカアーム12と、左第2ロッカアーム12の前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左前輪15と、左第2ロッカアーム12の後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左中央輪17と、左第1ロッカアーム11の後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左後輪18とから構成され、
右車輪列20は、ベースフレーム2の右側にアーム中間部がベース軸13により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第1ロッカアーム21と、右第1ロッカアーム21の前端部にアーム中間部がアーム間軸14により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第2ロッカアーム22と、右第2ロッカアーム22の前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右前輪25と、右第2ロッカアーム22の後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右中央輪27と、右第1ロッカアーム21の後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右後輪28とから構成され、
左中央輪17が左電動モータ16によって駆動される駆動輪であり、右中央輪27が右電動モータ26によって駆動される駆動輪であり、
反転連動機構30は、左右方向中央部が、ベースフレーム2に固定された支持軸31に対して前後軸線回りに回動可能に軸着され、左端部が左ロッカアームに連結され、右端部が右ロッカアームに連結されたバランスリンク32を用いたリンク式反転連動機構である。
図1〜図8に示す実施例1の歩行器1は、左右方向に延びるベースフレーム2と、ベースフレーム2に固定されて上方へ延びる支柱3と、ベースフレーム2の左側に設けられた左車輪列10と、ベースフレーム2の右側に設けられた右車輪列20と、路面の凹凸により生じる左車輪列10又は右車輪列20の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させる反転連動機構30と、左車輪列10における駆動輪を回転駆動する左電動モータ16と、右車輪列20における駆動輪を回転駆動する右電動モータ26と、モータ電源であるバッテリと、モータ制御部とを含み構成されている。加えて、実施例の歩行器は、支柱3を後方へ傾倒させて折り畳めるようにする支柱折畳用機構35を備えている。さらに、実施例1の歩行器は、折り畳み可能な椅子45と、着脱可能な荷物かご48を備えている。
1.ベースフレーム2と支柱3
ベースフレーム2は、図示例ではシャフト状のものであるが、これに限定されず、例えば板状、アングル状等のものでもよい。支柱3は、図示例ではベースフレーム2の左右各端部に固定されて上方へ延びる2本のポール4と、各ポール4の上端から後方へ延びるハンドル5と、両ポール4の高さ方向中間部を連結する連結バー6とからなるものである。連結バー6は、後述する椅子45の背当としても機能するものであり、クッション材7が装着されている。なお、支柱3はこれに限定されず、例えばベースフレーム2の左右方向中央部に固定されて上方へ延びる1本のポール4と、ポール4の上端から左右に延びるバーと、バーの左右各端部から後方へ延びるハンドル5とからなるものでもよい。
2.車輪列10,20
左車輪列10は、ベースフレーム2の左側にアーム中間部がベース軸13により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第1ロッカアーム11と、左第1ロッカアーム11の前端部にアーム中間部がアーム間軸14により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第2ロッカアーム12と、左第2ロッカアーム12の前端部にブラケットを介して左右軸線回りに回転可能に軸着された左前輪15と、左第2ロッカアーム12の後端部に左右軸線回りに回転する左電動モータ16を介して取り付けられた左中央輪17と、左第1ロッカアーム11の後端部にブラケットを介して左右軸線回りに回転可能に軸着された左後輪18とから構成されている。従って、左前輪15と左後輪18がフリーキャスターであり、左中央輪17が駆動輪であり、駆動輪によって左車輪列10が持ち上がるのを防止している。なお、左車輪列10はこれに限定されず、例えば左前輪15及び左中央輪17をフリーキャスターとし、左後輪18を駆動輪とすることもできる。
右車輪列20は、ベースフレーム2の右側にアーム中間部がベース軸23により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第1ロッカアーム21と、右第1ロッカアーム21の前端部にアーム中間部がアーム間軸24により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第2ロッカアーム22と、右第2ロッカアーム22の前端部にブラケットを介して左右軸線回りに回転可能に軸着された右前輪25と、右第2ロッカアーム22の後端部に左右軸線回りに回転する右電動モータ26を介して取り付けられた右中央輪27と、右第1ロッカアーム21の後端部にブラケットを介して左右軸線回りに回転可能に軸着された右後輪28とから構成されている。従って、右前輪25と右後輪28がフリーキャスターであり、右中央輪27が駆動輪であり、駆動輪によって右車輪列20が持ち上がるのを防止している。なお、右車輪列20はこれに限定されず、例えば右前輪25及び右中央輪27をフリーキャスターとし、右後輪28を駆動輪とすることもできる。
3.反転連動機構30
反転連動機構30はリンク式反転連動機構であり、ベースフレーム2の左右方向中央部から支柱折畳用機構35を介して前方へ突出した支持軸31と、ベースフレーム2の前方に配され、左右方向に延び、左右方向中央部が支持軸31の前端部に前後軸線回りに回動可能に軸着されたバランスリンク32と、バランスリンク32の左端部を左第1ロッカアーム11又は左第2ロッカアーム12におけるベース軸13よりも前方の位置に連結する左連結具33と、バランスリンク32の右端部を右第1ロッカアーム21又は右第2ロッカアーム22におけるベース軸23よりも前方の位置に連結する右連結具34とから構成されている。図示例の左連結具33及び右連結具34は、それぞれバランスリンク32の左端部及び右端部を、アーム間軸14,24の箇所で左第2ロッカアーム12及び右第2ロッカアーム22に連結している。
反転連動機構30は、この構成により、左車輪列10又は右車輪列20の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させ、ベースフレーム2が左右で傾かないで水平を保つように機能する。
詳しくは後述するが、例えば、左車輪列10が路面の凸部Pに乗り上げた場合、そのベース軸13よりも前方に位置する左第1ロッカアーム11又は左第2ロッカアーム12が揺動し、ベースフレーム2の左側が上昇するが、左第2ロッカアーム12とともに上昇した左連結具33により、バランスリンク32が支持軸31の回りに小角度回動して、右車輪列20のベース軸23よりも前方に位置する右第1ロッカアーム21又は右第2ロッカアーム22を下降させ、これと相対的にベースフレーム2の右側が上昇するため、ベースフレーム2が左右で傾かないで水平を保つ。
また、左車輪列10が、路面の凹部に入り込んだ場合、そのベース軸13よりも前方に位置する左第1ロッカアーム11又は左第2ロッカアーム12が下降し、ベースフレーム2の左側が下降するが、左第2ロッカアーム12とともに下降した左連結具33により、バランスリンク32が支持軸31の回りに小角度回動して、右車輪列20のベース軸23よりも前方に位置する右第1ロッカアーム21又は右第2ロッカアーム22を上昇させ、これと相対的にベースフレーム2の右側が上昇するため、ベースフレーム2が左右で傾かないで水平を保つ。
上記のように、バランスリンク32が水平状態から支持軸31の回りに小角度回動すると、バランスリンク32の左端部と左車輪列10との左右距離が増し、バランスリンク32の右端部と右車輪列20との左右距離が増す。そこで、バランスリンク32の左端部と左車輪列10との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンク32の左端部を左ロッカアーム21,22に連結する左連結具33と、バランスリンク32の右端部と右車輪列20との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンク32の右端部を右ロッカアーム21,22に連結する右連結具34とが設けられている。図示例の連結具33,34は、バランスリンク32に接続される上部とロッカアームに接続される下部とに球面軸受を備えたもので(例えばTHK社の商品名「リンクボール」)、球面軸受により連結具33,34が傾くことで、前記左右距離が増すのに対応して連結を維持する。なお、連結具は球面軸受を備えたものに限定されず、前記左右距離が増すのに対応できればどのようなものでもよい。
4.支柱折畳用機構35
支柱折畳用機構35は、前記支持軸31を備えると共にベースフレーム2に相対回動可能に外挿された支持部36と、ベースフレーム2に相対回動しないように固定された固定部37と、プランジャ本体38aが固定部37に挿入されてピン38bが支持部36のピン38b受け穴36aに進入可能なインデックスプランジャ38とからなる。
支柱折畳用機構35の作用を、図7に示す。
図7(a)のように、インデックスプランジャ38を押して、ピン38bを支持部36のピン38b受け穴36aに進入させると、支持部36と固定部37とが連結される。これにより、支持部36に対してベースフレーム2が相対回動しない状態になるので、ベースフレーム2から延びる支柱3が起立状態に維持される。
また、図7(b)のように、インデックスプランジャ38を引いて、ピン38bを支持部36のピン38b受け穴36aから退出させると、支持部36と固定部37とが切離される。これにより、支持部36に対してベースフレーム2が相対回動可能な状態になるので、図7(c)及び図8のように、ベースフレーム2から延びる支柱3を後方へ回動させて倒せば、折畳状態にできる。
5.モータ電源とモータ制御部とブレーキ
支柱3には制御ボックス40が、支柱3と並んで起立した状態と、後方へ倒して略水平にした状態とに変更できるように、左右軸線回りに回動可能に取り付けられている。この制御ボックス40に、左電動モータ16及び右電動モータ26のモータ電源であるバッテリ(図示略)と、モータ制御部(図示略)とが納められている。また、ハンドル5にはブレーキレバー8が設けられ、ブレーキレバー8にはスイッチ、ポテンショメータ、ロータリーエンコーダ等の電気的センサ(図示略)が設けられている。制御ボックス40と各電動モータ及び電気的センサとは、支柱3及び各ロッカアームの内部を通した配線によって接続されている。
6.椅子45
制御ボックス40の起立状態における正面側には、椅子45(座部)が平行に取り付けられている(このとき椅子45は折畳状態)。従って、制御ボックス40の水平状態では、椅子45は制御ボックス40の上方で略水平状態(使用状態)となり座部として機能する。またこのとき、前記支柱3の連結バー6及びクッション材7は、椅子45の背当として機能する。図示例の椅子45は、パイプフレーム46に座面シート47を張ったものである。座面シート47を、乾きやすいメッシュ地やキャンバス地としたり、撥水性にしたりすることで、降雨後の再使用を早くできる。
7.荷物かご48
前記支柱3の連結バー6には、荷物かご48が着脱可能に取り付けられている。荷物かご48は制御ボックス40及び椅子45のさらに前方に位置する。
以上のように構成された実施例1の歩行器1の使用方法及び作用効果について、次に説明する。
(1)基本的操作
使用者は、左右のハンドル5を握って歩行器1を前方へ軽く押すと、それをセンサ(図示略)が検知し、制御部はその押す力に応じた速度で電動モータ16,26を回転させる。左のハンドル5を押す力と右のハンドル5を押す力とが所定差未満のときには、左右の電動モータ16,26は等速度で回転し、歩行器1は直進する。左のハンドル5を押す力が右のハンドル5を押す力よりも所定差以上のときには、左電動モータ16の方が高速で回転し、歩行器1は右に曲がって進む。この差を左右で逆にすれば、歩行器は左に曲がって進む。歩行者は、こうして電動で進行する歩行器1にアシストされながら、所望の速度で楽に歩行することができる。特に、荷物かご48に重い荷物が入っていたり、登り坂を登ったりするときでも、歩行者は楽に歩行することができる。
そして、使用者が、歩行器1を前方へ押すのをやめると、電動モータ16,26は休止し、歩行器1は停止する。また、ブレーキレバー8を操作したときも、電動モータ16,26は休止し、歩行器1は停止する。
(2)凹凸・段差路面の歩行
図4から図5への変化で示すように、例えば、左前輪15が路面の凸部Pに乗り上げた場合、左第2ロッカアーム12が左中央輪17の軸線を中心に前側が上昇するように揺動し、これに伴い左第1ロッカアーム11が左後輪18の軸線を中心に前側が上昇するように揺動し、これに伴いベースフレーム2の左側が上昇する。このとき、左第2ロッカアーム12とともに上昇した左連結具33により、バランスリンク32が支持軸31の回りに小角度回動して、右連結具34を介して右車輪列20の第2ロッカアームを下降させ、これと相対的にベースフレーム2の右端部が上昇するため、ベースフレーム2が左右で傾かないで水平を保つ。これにより支柱3も左右に傾かないので、ハンドル5を握った歩行者は、左右にぐらつくことなく安定した歩行を続けることができる。
しかも、支柱3は前後にもあまり傾かず、その傾きは車輪列の傾きよりも小さい。これは第1に、ベースフレーム2は、左第2ロッカアーム12に対しては回動可能であるから、左第2ロッカアーム12が揺動してもその通りに前後に傾動しないからであり、第2に、ベースフレーム2は、バランスリンク32に連結されているため自由な回転が拘束され、上記ベースフレーム2の左側の上昇量と左連結具33の上昇量との差の分だけ前後に傾動するにすぎないからである。図5に、図4における左前輪15と支柱3とを二点鎖線で並記したとおり、左前輪15と左後輪18の軸間を結ぶ線が図4から図5への変化で約5度傾いたのに対し、支柱3は図4から図5への変化で約2.5度(前記車輪の変化に対して約1/2)に傾いたにすぎない。これにより、ハンドル5を握った歩行者は、支柱3が倒れる不安を抱くことなく、また前後にぐらつくことなく安定した歩行を続けることができる。
また、図示しないが、左車輪列10が、路面の凹部に入り込んだ場合、左第2ロッカアーム12が左中央輪17の軸線を中心に前側が下降するように揺動し、これに伴い左第1ロッカアーム11が左後輪18の軸線を中心に前側が下降するように揺動し、これに伴いベースフレーム2の左側が下降する。このとき、左第2ロッカアーム12とともに下降した左連結具33により、バランスリンク32が支持軸31の回りに小角度回動し、右連結具34を介して右車輪列20の第2ロッカアームを上昇させ、これと相対的にベースフレーム2の右側が下降するため、ベースフレーム2が左右で傾かないで水平を保つ。この場合も、支柱3は前方へあまり傾かず、その傾きは車輪列の傾きよりも小さい。
また、図示しないが、例えば階段を上下するときのように、左右で差異のない段差を歩行する場合は、左車輪列10と右車輪列20とが同じように動くため、バランスリンク32は回動しない。但し、この場合にも、支柱3は前後にもあまり傾かず、その傾きは車輪列の傾きよりも小さいという作用効果がある。
(3)椅子45の使用
使用者が歩行の途中で一時休息したいとき、図6に示すように、椅子45(座部)を制御ボックス40と共に後方へ倒して水平状態にすれば、この椅子45に腰掛けて休息することができる。このとき、支柱3の連結バー6及びクッション材7は、背当として機能する。
(4)支柱3の折畳み
歩行器1を収納したり自動車に積載したりするとき、前述した図7のように、支柱折畳用機構35のインデックスプランジャ38を引いて支持部36と固定部37とを切離し、図8のように、ベースフレーム2から延びる支柱3を後方へ回動させて倒せば、コンパクトな折畳状態にでき、特に高さ寸法は顕著に小さくなるので、収納や積載が容易となる。
図9及び図10に示す実施例2の歩行器1は、左連結具33及び右連結具34と支柱折畳用機構35において、実施例1と相違するものである。図9の状態に対し、図10は右後輪28が高くなった状態である。
連結具33,34はボールスライド式連結具であり、第1ロッカアーム11,21に対してロック部材39により結合され又切り離される結合部材aと、結合部材aに設けられたコ字状部材bと、バランスリンク32の左端部及び右端部に設けられてコ字状部材bにスライド可能に嵌合するボール部材cとからなる。このボール部材cのスライドにより、前述した、バランスリンク32の小角度回動時にバランスリンク32と車輪列との左右距離が増すのに対応するようになっている。
支柱折畳用機構35は結合部材aとロック部材39で構成されており、ロック部材39を傾動操作して、結合部材aを第1ロッカアーム11,21に結合すると、支柱3が起立状態に維持され、結合部材aを第1ロッカアーム11,21から切り離すと、支柱3を後方へ回動させて折畳状態にできるようになっている。
図11に示す実施例3の歩行器1は、反転連動機構30と支柱折畳用機構35において、実施例1と相違するものである。
反転連動機構30は差動歯車式反転連動機構であり、ベースフレーム2の中央部に内蔵された差動歯車41と、左第1ロッカアーム11の傾動を差動歯車41に伝える左伝動軸42と、右第1ロッカアーム21の傾動を差動歯車41に伝える左伝動軸43とからなる。この差動歯車式反転連動機構は、左第1ロッカアーム11の傾動と右第1ロッカアーム21の傾動とを互いに反対方向に連動させることにより、左車輪又は右車輪の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させるようになっている。
支柱折畳用機構35は、ベースフレーム2に設けられたブラケット51と、ブラケット51に支柱3のポール4を結合し又切り離すロック部材52とで構成されており、ロック部材52を挿脱操作して、ポール4をブラケット51に結合すると、支柱3が起立状態に維持され、ポール4をブラケット51から切り離すと、支柱3を後方へ回動させて折畳状態にできるようになっている。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
1 歩行器
2 ベースフレーム
3 支柱
5 ハンドル
10 左車輪列
11 左第1ロッカアーム
12 左第2ロッカアーム
15 左前輪
16 左電動モータ
17 左中央輪
18 左後輪
20 右車輪列
21 右第1ロッカアーム
22 右第2ロッカアーム
25 右前輪
26 右電動モータ
27 右中央輪
28 右後輪
30 反転連動機構
31 支持軸
32 バランスリンク
33 左連結具
34 右連結具
35 支柱折畳用機構
36 支持部
37 固定部
38 インデックスプランジャ
45 椅子
48 荷物かご
P 凸部

Claims (13)

  1. 左右方向に延びるベースフレーム(2)と、ベースフレームに固定されて上方へ延びる支柱(3)と、ベースフレームの左側に設けられた左車輪(10)と、ベースフレームの右側に設けられた右車輪(20)と、路面の凹凸により生じる左車輪又は右車輪の一方の上下方向の動きを他方の上下逆方向の動きに反転して連動させる反転連動機構(30)とを備えた歩行器。
  2. 左車輪は、ベースフレームの左側に回動可能に軸着された前後方向に延びる左ロッカアーム(11,12)と、左ロッカアームに左右軸線回りに回転可能に設けられた複数の車輪(15,17,18)とから構成された左車輪列(10)であり、
    右車輪は、ベースフレームの右側に回動可能に軸着された前後方向に延びる右ロッカアーム(21,22)と、右ロッカアームに左右軸線回りに回転可能に設けられた複数の車輪(25,27,28)とから構成された右車輪列(20)である請求項1記載の歩行器。
  3. 左車輪は、ベースフレームの左側にアーム中間部がベース軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第1ロッカアーム(11)と、左第1ロッカアームの前端部にアーム中間部がアーム間軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる左第2ロッカアーム(12)と、左第2ロッカアームの前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左前輪(15)と、左第2ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左中央輪(17)と、左第1ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた左後輪(18)とから構成された左車輪列(10)であり、
    右車輪は、ベースフレームの右側にアーム中間部がベース軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第1ロッカアーム(21)と、右第1ロッカアームの前端部にアーム中間部がアーム間軸により左右軸線回りに回動可能に軸着された前後方向に延びる右第2ロッカアーム(22)と、右第2ロッカアームの前端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右前輪(25)と、右第2ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右中央輪(27)と、右第1ロッカアームの後端部に左右軸線回りに回転可能に設けられた右後輪(28)とから構成された右車輪列(20)である請求項1記載の歩行器。
  4. 左車輪列(10)におけるいずれか一つの車輪が電動モータ(16)によって駆動される駆動輪であり、右車輪列(20)におけるいずれか一つの車輪が電動モータ(26)によって駆動される駆動輪である請求項2記載の歩行器。
  5. 左中央輪(17)が電動モータ(16)によって駆動される駆動輪であり、右中央輪(27)が電動モータ(26)によって駆動される駆動輪である請求項3記載の歩行器。
  6. 反転連動機構(30)は、電気を用いない機械式である請求項1〜5のいずれか一項に記載の歩行器。
  7. 反転連動機構(30)は、左右方向中央部が、ベースフレームに固定された支持軸(31)に対して前後軸線回りに回動可能に軸着され、左端部が左ロッカアームに連結され、右端部が右ロッカアームに連結されたバランスリンク(32)を用いたリンク式反転連動機構である請求項2又は3記載の歩行器。
  8. リンク式反転連動機構(30)は、バランスリンクの回動時にバランスリンクの左端部と左車輪列との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンクの左端部を左ロッカアームに連結する左連結具(33)と、バランスリンクの回動時にバランスリンクの右端部と右車輪列との左右距離が増すのに対応しうるように、バランスリンクの右端部を右ロッカアームに連結する右連結具(34)とを備えた請求項7記載の歩行器。
  9. 支持軸(31)は支柱折畳用機構(35)を介してベースフレームに固定可能であり、支柱折畳用機構によって支持軸がベースフレームに固定されていないときは、支柱をベースフレームとともに後方へ倒して折畳可能である請求項7又は8記載の歩行器。
  10. 支柱折畳用機構(35)は、前記支持軸(31)を備えると共にベースフレームに相対回動可能に外挿された支持部(36)と、ベースフレームに相対回動しないように固定された固定部(37)と、支持部と固定部とを連結したり切離したりする切替装置(38)とから構成された請求項9記載の歩行器。
  11. 切替装置(38)は、プランジャ本体(38a)が固定部に挿入されて、ピン(38b)が支持部のピン受け穴(36a)に進入可能なインデックスプランジャである請求項10記載の歩行器。
  12. 折り畳み可能な椅子(45)を備えた請求項1〜11のいずれか一項に記載の歩行器。
  13. 着脱可能な荷物かご(48)を備えた請求項1〜12のいずれか一項に記載の歩行器。
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