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JP2015114970A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

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健一 瀬田
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Abstract

【課題】アプリケーションのウィンドウの位置に応じて自動的にアプリケーションの計算資源を解放することが可能な情報処理装置および情報処理方法を提供する。
【解決手段】表示画面上のウィンドウの位置を取得するアプリケーション情報取得部と、前記アプリケーション情報取得部により取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。 アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得するアプリケーション情報取得部と、ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部と、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置に基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、情報機器等にマルチウィンドウシステムを搭載することが一般的となっている。マルチウィンドウシステムでは、複数のアプリケーションが起動され、当該複数のアプリケーションに係る複数のウィンドウが表示され得る。しかし、多数のアプリケーションが並行して起動されると、起動時間が増大する可能性がある。
これに対し、特許文献1および特許文献2では、ユーザの動作または位置を検出すると、起動処理の一部がユーザによる起動操作が行われる前に実行され、起動操作から起動されるまでの時間が短縮される発明が開示されている。
特開平2009−094840号公報 特開平2009−124413号公報
しかし、特許文献1および特許文献2で開示される発明では、起動時間は短縮されるが、多数のアプリケーションが起動され、当該アプリケーションに係るウィンドウが表示されると情報機器等の計算資源が枯渇する可能性がある。
そこで、本開示は、アプリケーションのウィンドウの位置に応じて自動的にアプリケーションの計算資源を解放することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、表示画面上のウィンドウの位置を取得するアプリケーション情報取得部と、前記アプリケーション情報取得部により取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得するアプリケーション情報取得部と、ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部と、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置に基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、表示画面上のウィンドウの位置を取得することと、取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得することと、ユーザの位置を取得することと、取得されたユーザの位置に基づいて、取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、アプリケーションのウィンドウの位置に応じて自動的にアプリケーションの計算資源を解放することが可能な情報処理装置および情報処理方法が提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第1の実施形態におけるユーザの位置とウィンドウの位置との関係を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態におけるユーザの目視位置とウィンドウの位置との関係を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第1の実施形態の第2の変形例における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態の第1の変形例における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態の第2の変形例における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第2の実施形態の第3の変形例における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示の第3の実施形態に係る情報処理装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の第3の実施形態における情報処理装置の処理を概念的に示すフローチャートである。 本開示に係る情報処理装置のハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要
2.第1の実施形態(ウィンドウの位置およびユーザの位置に基づく処理の例)
2−1.第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成
2−2.第1の実施の形態に係る情報処理装置の処理
2−3.第1の実施形態における変形例
3.第2の実施形態(ユーザの状態変化を契機に実行される処理の例)
3−1.第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成
3−2.第2の実施の形態に係る情報処理装置の処理
3−3.第2の実施形態における変形例
4.第3の実施形態(ユーザ識別情報に基づく処理の例)
4−1.第3の実施の形態に係る情報処理装置の構成
4−2.第3の実施の形態に係る情報処理装置の処理
4−3.第3の実施形態における変形例
5.本開示の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成
6.むすび
<1.本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。
情報処理装置100は、複数のアプリケーションを並行して稼働させるアプリケーション管理機能を有する。アプリケーション管理機能は、計算資源の一部をアプリケーション毎に割当て、複数のアプリケーションの起動および管理を行う。また、情報処理装置100は、アプリケーションに係るウィンドウを生成、表示および管理を行うウィンドウ管理機能を有する。そのため、情報処理装置100は、複数のアプリケーションに係るウィンドウを、別途備える表示部114に表示させることが可能である。なお、ウィンドウを伴うアプリケーションに割り当てられた計算資源は、ウィンドウが閉じられてアプリケーションが終了されると解放される。また、情報処理装置100は、ユーザ状態検出機能を有する。ユーザの状態は、例えば、ユーザの位置、視線の方向または体の方向等であり得る。このため、情報処理装置100は、ユーザの状態を把握することが可能である。
例えば、図1に示したように、情報処理装置100は、アプリケーションに係るウィンドウA〜Dを表示部114に表示させることが可能である。また、情報処理装置100は、ユーザ10が情報処理装置100の表示部114の表示するウィンドウAの前に位置していることを把握することが可能である。
ここで、ウィンドウが立ち上げられる度に、計算資源の一部がアプリケーションに割り当てられるため、ウィンドウが閉じられずに新規に立ち上げられ続けると、計算資源が枯渇する可能性がある。さらに、複数のウィンドウが立ち上げられると、表示画面の視認性および操作性が低下する恐れがある。そこで、情報処理装置100は、ユーザの位置とウィンドウの位置とに基づいて特定されるウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。具体的には、情報処理装置100は、ウィンドウの位置とユーザの位置とが、他のウィンドウの位置からユーザの位置までの距離よりも離れているアプリケーションを終了させる。
例えば、図1に示したように、情報処理装置100は、計算資源の枯渇が発生すると、ユーザ10の位置およびウィンドウA〜Dの各々の位置を取得する。次に、情報処理装置100は、ユーザ10の位置からウィンドウA〜Dの各々の位置までの距離を算出し、他のウィンドウA〜Cの各々の算出距離よりも算出距離が長いウィンドウDを選出する。そして、情報処理装置100は、選出されたウィンドウDに係るアプリケーションを終了する。
このように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、ウィンドウの位置とユーザ10の位置とが、他のウィンドウの位置からユーザ10の位置までの距離よりも離れているアプリケーションを終了させる。このため、他のアプリケーションに比べてユーザ10により使用される可能性の低いアプリケーションが終了されやすくなるため、ユーザ10の利便性を低下させることなく計算資源を解放することが可能となる。なお、図1においては情報処理装置100の一例としてテレビジョン受像機を示しているが、情報処理装置100は、デジタルサイネージ装置またはパーソナルコンピュータ等であってもよい。また、説明の便宜上、第1〜第3の実施形態による情報処理装置100の各々を、情報処理装置100−1〜情報処理装置100−3のように、末尾に実施形態に対応する番号を付することにより区別する。
<2.第1の実施形態(ウィンドウの位置およびユーザの位置に基づく処理の例)>
[2−1.第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成]
以上、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の概要について説明した。次に、図2を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成について説明する。図2は、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
図2に示したように、情報処理装置100−1は、リソース監視部102、メモリ104、ユーザ状態取得部106、制御部108、アプリケーション管理部110、ウィンドウ管理部112および表示部114を備える。
リソース監視部102は、情報処理装置100−1の計算資源の使用状況の監視を行う。具体的には、リソース監視部102は、計算資源の使用状況を取得し、計算資源の使用状況が所定の条件を満たす場合、制御部108に対して処理開始指示を通知する。例えば、リソース監視部102は、メモリ104からメモリの使用量を取得し、メモリの空き容量が所定の割合を下回った場合に、制御部108に対して処理開始指示を通知する。
メモリ104は、アプリケーションに関する情報を記憶する。また、メモリ104は、リソース監視部102からの要求に応じて、メモリの使用量等の情報提供を行う。
ユーザ状態取得部106は、ユーザの位置を取得する。具体的には、ユーザ状態取得部106は、情報処理装置100−1の周辺に存在するユーザの位置を取得する。例えば、ユーザ状態取得部106は、赤外線センサ、超音波センサまたはマイクロ波センサ等のセンサであり得る。なお、上記では、ユーザ状態取得部106はセンサである例を説明したが、ユーザ状態取得部106は、情報処理装置100−1の外部の装置等からユーザの位置を取得する通信部であってもよい。また、ユーザ状態取得部106は、情報処理装置100−1に別途設けられる撮像部の撮像により得られた画像を解析してユーザの位置を取得する解析部であってもよい。このため、情報処理装置100−1にセンサを設けることなく、ユーザの位置を取得することが可能となる。
制御部108は、ユーザの位置とウィンドウの位置とに基づいて特定されるウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。具体的には、制御部108は、アプリケーション管理部110を介してウィンドウ管理部112から取得されるウィンドウの位置と、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの位置とが、比較対象となる距離よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。例えば、比較対象となる距離は、ユーザの位置と他のウィンドウの位置との間の距離であり得る。例えば、図3を参照して上記の比較対象となる距離の例について説明する。図3は、本開示の第1の実施形態におけるユーザの位置とウィンドウの位置との関係を説明するための図である。
まず、表示部114は、アプリケーションに係るウィンドウを表示する。例えば、図3に示したように、表示部114は、ウィンドウA〜Dを表示し得る。
次に、ユーザ状態取得部106は、制御部108の指示に基づいて、ユーザ10の位置を取得する。例えば、図3に示したように、ユーザ情報取得部106は、ユーザ10の頭頂部をユーザの位置として取得し得る。
次に、制御部108は、アプリケーション管理部110を介してウィンドウ管理部112からウィンドウの位置を取得し、ユーザの位置とウィンドウの位置とが、他のウィンドウの位置よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。例えば、図3に示したように、制御部108は、アプリケーション管理部110に対してウィンドウの位置の提供を要求し、アプリケーション管理部110は、ウィンドウ管理部112からウィンドウA〜Dの位置を取得し、制御部108に提供し得る。そして、制御部108は、取得されたユーザ10の位置とウィンドウA〜Dの各々の位置との距離をウィンドウA〜Dの各々について算出し、他のウィンドウA〜Cについての算出距離よりも算出距離の長いウィンドウDに係るアプリケーションを終了させ得る。なお、上記では、制御部108は、アプリケーションを1つ選出して終了させる例を説明したが、制御部108は、アプリケーションを複数選出して終了させてもよい。例えば、図3に示したように、制御部108は、ウィンドウD、およびウィンドウDの次に算出距離が長いウィンドウCを選出し、ウィンドウCおよびウィンドウDに係るアプリケーションを終了させ得る。
また、上記では、比較対象となる距離が、ユーザの位置と他のウィンドウの位置との間の距離である例を説明したが、比較対象となる距離は、所定の距離であってもよい。この場合、所定の距離よりも算出距離の長い複数のアプリケーションを一度に終了させることが可能となる。
ここで図2を参照して情報処理装置100−1の構成の説明に戻ると、アプリケーション管理部110は、アプリケーション情報取得部の一例として、アプリケーションの起動、終了および情報管理等を行う。具体的には、アプリケーション管理部110は、制御部108の指示に基づいてアプリケーションを終了させる。その際、アプリケーション管理部110は、ウィンドウ管理部112に対して終了されるアプリケーションに係るウィンドウの削除指示を通知する。さらに、アプリケーション管理部110は、アプリケーションを終了させるとともに、終了されるアプリケーションに係る情報をメモリ104から削除させる。また、アプリケーション管理部110は、制御部108の要求に基づいて、アプリケーションに係るウィンドウの位置をウィンドウ管理部112から取得し、取得されたウィンドウの位置を制御部108に提供する。
ウィンドウ管理部112は、アプリケーションに係るウィンドウの生成、削除等の管理を行う。具体的には、ウィンドウ管理部112は、アプリケーション管理部110からのウィンドウ削除指示に基づいて、ウィンドウを削除する。また、ウィンドウ管理部112は、アプリケーション管理部110に対し、ウィンドウの位置を提供する。
表示部114は、ウィンドウ管理部112により生成されるウィンドウの表示を行う。
[2−2.第1の実施の形態に係る情報処理装置の処理]
次に、本開示の第1の実施形態における情報処理装置100−1の処理について図4を参照して説明する。図4は、本開示の第1の実施形態における情報処理装置100−1の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の情報処理装置100−1の構成の説明と重複する説明は省略する。
まず、制御部108は、メモリの空き容量が処理開始閾値以下になるまで待機する(ステップS202)。具体的には、リソース監視部102は、メモリの空き容量が処理開始閾値以下になったことを検知すると、制御部108に処理開始指示を通知する。例えば、処理開始閾値は、メモリの空き容量の5%といった数値であり得る。
ステップS202にて、メモリの空き容量が処理開始閾値以下になった場合、制御部108は、アプリケーションのウィンドウの位置を取得する(ステップS204)。具体的には、制御部108は、アプリケーション管理部110を介してウィンドウ管理部112から表示部114に表示されているウィンドウの各々の位置を取得する。
次に、制御部108は、ユーザの位置を取得する(ステップS206)。具体的には、制御部108は、ユーザ状態取得部106に対してユーザの位置の取得指示を通知し、ユーザ状態取得部106は、当該指示に基づいて、ユーザの位置を取得し、取得されたユーザの位置を制御部108に提供する。
次に、制御部108は、ユーザの位置から相対的に遠い位置にあるウィンドウのアプリケーションを選出する(ステップS208)。具体的には、制御部108は、取得されたユーザの位置とウィンドウの各々の位置との距離を算出し、他のウィンドウの各々の算出距離よりも算出距離が長いウィンドウのアプリケーションを選出する。
次に、制御部108は、選出されたアプリケーションを終了する(ステップS210)。具体的には、制御部108は、選出されたアプリケーションの終了指示をアプリケーション管理部110に通知し、アプリケーション管理部110は、当該指示に基づいてアプリケーションを終了させる。また、当該アプリケーションがウィンドウを伴う場合、アプリケーション管理部110は、当該アプリケーションに係るウィンドウの削除指示をウィンドウ管理部112に通知し、ウィンドウ管理部112は、当該指示に基づいてウィンドウを削除する。
次に、制御部108は、メモリの空き容量が処理終了閾値以下であるかの判定を行う(ステップS212)。具体的には、制御部108は、リソース監視部102に対してメモリの空き容量の問合せを行い、リソース監視部102から返答されたメモリの空き容量が処理終了閾値以下である場合、ステップS208に処理を戻す。メモリの空き容量が処理終了閾値より大きい場合、制御部108は、処理を終了させる。なお、処理終了閾値は、処理開始閾値よりも大きい値である。例えば、処理終了閾値は、メモリの空き容量の10%といった数値であり得る。このように、処理終了閾値を処理開始閾値よりも大きく設定することにより、頻繁にアプリケーション終了処理が発生することを防止することが可能となる。
このように、本開示の第1の実施形態によれば、情報処理装置100−1は、ユーザの位置とウィンドウの位置とが、他のウィンドウの位置よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。このため、他のアプリケーションに比べてユーザにより使用されている可能性の低いアプリケーションが終了されやすくなるため、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源を解放することが可能となる。
[2−3.第1の実施形態における変形例]
以上、本開示の第1の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1〜第4の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、ユーザ状態取得部106は、さらにユーザの視線の方向を取得し、制御部108は、ウィンドウの位置と、ユーザの位置および視線の方向から特定される目視位置とに基づいて特定されるウィンドウに係るアプリケーションを終了させてもよい。具体的には、制御部108は、ウィンドウの位置と、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの位置および視線の方向から特定される目視位置とが、比較対象となる距離よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。例えば、比較対象となる距離は、目視位置と他のウィンドウの位置との間の距離であり得る。例えば、図5を参照して本変形例について説明する。図5は、本開示の第1の実施形態におけるユーザの目視位置とウィンドウの位置との関係を説明するための図である。
まず、表示部114は、アプリケーションに係るウィンドウを表示する。例えば、図5に示したように、表示部114は、ウィンドウA〜Dを表示し得る。
次に、ユーザ状態取得部106は、制御部108の指示に基づいて、ユーザ10の位置およびユーザ10の視線の方向を取得する。例えば、図5に示したように、ユーザ情報取得部106は、ユーザ10の頭頂部をユーザの位置として取得し、さらにユーザ10の視線の方向を取得する。
次に、制御部108は、ウィンドウの位置と、取得されたユーザの位置および視線の方向から特定される目視位置とが、他のウィンドウの位置よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。例えば、図5に示したように、制御部108は、取得されたユーザ10の位置および視線の方向からユーザ10はウィンドウDを目視していることを把握し得る。そして、制御部108は、ウィンドウDの位置と、他のウィンドウA〜Cの各々の位置との距離を算出し、ウィンドウA、Cについての算出距離よりも算出距離が長いウィンドウBに係るアプリケーションを終了させ得る。なお、上記では、制御部108は、アプリケーションを1つ選出して終了させる例を説明したが、制御部108は、アプリケーションを複数選出して終了させてもよい。例えば、図5に示したように、制御部108は、ウィンドウB、およびウィンドウBの次に算出距離の長いウィンドウAを選出し、ウィンドウBおよびウィンドウAに係るアプリケーションを終了させ得る。また、視線の方向の取得には、例えば、撮像により得られた画像における虹彩の動きを解析する等の一般的な視線検出方法が用いられ得る。
続いて、本変形例の処理について、図6を参照して説明する。図6は、本開示の第1の実施形態の第1の変形例における情報処理装置100−1の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS202、ステップS204の処理の後、制御部108は、ユーザの位置および視線の方向を取得する(ステップS302)。具体的には、制御部108は、ユーザ状態取得部106に対してユーザの位置および視線の方向の取得指示を通知し、ユーザ状態取得部106は、当該指示に基づいて、ユーザの位置および視線の方向を取得し、取得されたユーザの位置および視線の方向を制御部108に提供する。
次に、制御部108は、ユーザの目視位置を特定する(ステップS304)。具体的には、制御部108は、取得されたユーザの位置および視線の方向から目視されていると判定されるウィンドウの位置を特定する。
次に、制御部108は、ユーザの目視位置から相対的に遠い位置にあるウィンドウのアプリケーションを選出する(ステップS306)。具体的には、制御部108は、目視されていると判定されるウィンドウの位置と1のウィンドウの位置とが、他のウィンドウの位置よりも離れているアプリケーションを算出する。
なお、ステップS306の処理の後、ステップS210に処理が進められる。
このように、本実施形態の第1の変形例によれば、制御部108は、ウィンドウの位置と、ユーザの位置および視線の方向から特定される目視位置とが、他のウィンドウの位置よりも離れているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。このため、ユーザに目視されていないアプリケーションが終了されることにより、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
なお、上記では、比較対象となる距離が、目視位置と他のウィンドウの位置との間の距離である例を説明したが、比較対象となる距離は、所定の距離であってもよい。この場合、所定の距離よりも算出距離の長い複数のアプリケーションを一度に終了させることが可能となる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、制御部108は、アプリケーションに対して利用適性のある入力装置がユーザの利用不適な入力装置であるアプリケーションを終了させてもよい。具体的には、アプリケーション管理部110は、さらにアプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報をメモリ104から取得する。そして、制御部108は、さらに、ウィンドウの位置とユーザの位置とに基づいて、アプリケーション管理部110より取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であるかの判定を行い、当該判定の結果をアプリケーションの終了条件に加える。例えば、入力装置は、タッチパネル、ジェスチャ入力装置、マウスまたはキーボード等であり得る。なお、アプリケーションに対して利用適性のある入力装置は、アプリケーションの情報の1つとして、例えばアプリケーションの起動時に、メモリ104に記憶される。より具体的には、図7を参照して説明する。図7は、本開示の第1の実施形態の第2の変形例における情報処理装置100−1の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS202にて、メモリの空き容量が処理開始閾値以下となった場合、制御部108は、アプリケーションに係るウィンドウの位置および入力装置情報を取得する(ステップS402)。具体的には、制御部108は、アプリケーション管理部110に対してウィンドウの位置および入力装置情報の取得指示を通知する。アプリケーション管理部110は、当該指示に基づいて、ウィンドウ管理部112からウィンドウの位置を取得するとともに、メモリ104から入力装置情報を取得する。そして、アプリケーション管理部110は、取得されたウィンドウの位置および入力装置情報を制御部108に提供する。
ステップS402、ステップS206およびステップS208の処理の後、制御部108は、選出されたアプリケーションのウィンドウの位置がユーザの位置から操作可能範囲内であるかの判定を行う(ステップS404)。具体的には、制御部108は、取得された入力装置情報の示す入力装置に基づいて、予め入力装置毎に対応づけられている操作可能距離をメモリ104から取得する。そして、制御部108は、選出されたアプリケーションのウィンドウの位置とユーザの位置との距離が操作可能距離よりも短いかの判定を行う。
ステップS404にて、選出されたアプリケーションのウィンドウの位置がユーザの位置から操作可能範囲内であると判定された場合、制御部108は、選出されたアプリケーションを選出処理の対象から一時的に外す(ステップS406)。具体的には、制御部108は、選出されたアプリケーションは終了させず、別のアプリケーションを選出するために、ステップS208の選出処理の対象から一時的に外す。なお、一時的に選択処理の対象から外されたアプリケーションは、次回の本フローチャートの処理開始時には、再び選択処理の対象とされる。
なお、ステップS404にて、選出されたアプリケーションのウィンドウの位置がユーザの位置から操作可能範囲内でないと判定された場合、ステップS210に処理が進められる。また、ステップS406の処理の後、ステップS212に処理が進められる。
このように、本実施形態の第2の変形例によれば、制御部108は、アプリケーションに対して利用適性のある入力装置がユーザの利用不適な入力装置であるアプリケーションを終了させる。このため、ユーザの入力操作が不可能な、または困難なアプリケーションが終了されることにより、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
なお、上記では、制御部108は、アプリケーションの入力装置情報、ウィンドウの位置およびユーザの位置に基づいて特定されるアプリケーションを終了させる処理を行う例を説明したが、制御部108は、アプリケーションの入力装置情報およびユーザの位置に基づいて特定されるアプリケーションを終了させる処理を行ってもよい。具体的には、制御部108は、ユーザの位置と情報処理装置100−1との距離が、アプリケーションの入力装置情報の示す入力装置の操作可能距離よりも短いかの判定を行い、当該距離が操作可能距離よりも長いと判定された場合、当該アプリケーションを終了させる。このため、ウィンドウの位置を取得する処理が不要となるため、情報処理装置100−1の処理速度および処理に使用される計算資源を低減することが可能となる。
(第3の変形例)
本実施形態の第3の変形例として、制御部108は、所定の除外条件を満たすアプリケーションについては、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定を行わなくてもよい。具体的には、制御部108は、アプリケーションがメモリ104に記憶される所定の除外条件を満たすかの判定を行い、除外条件を満たすと判定される場合、当該アプリケーションをアプリケーションの終了判定処理の対象外とする。所定の除外条件は、例えば、他のアプリケーションよりも前面に表示されていること、または動画もしくは音楽等のコンテンツ再生アプリケーションであること等であり得る。なお、所定の除外条件は、予め情報処理装置100−1に設定され得、またはユーザにより設定され得る。
このように、本実施形態の第3の変形例によれば、制御部108は、所定の除外条件を満たすアプリケーションを、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定処理の対象外とする。このため、ユーザにより直接的に操作または閲覧されないが、稼働していることが求められるアプリケーションが終了されることを防止し、ユーザの利便性の維持を図ることが可能となる。
(第4の変形例)
本実施形態の第4の変形例として、制御部108は、アプリケーションの終了条件を満たすアプリケーションのうちの、ウィンドウが他のウィンドウの背面に表示されているアプリケーションを優先して終了させてもよい。具体的には、制御部108は、アプリケーション管理部110からウィンドウの位置とともにウィンドウの表示の前後関係を取得する。そして、制御部108は、終了させるアプリケーションを選出した後、選出されたアプリケーションに係るウィンドウのうちの、他の選出されたアプリケーションに係るウィンドウの背面に表示されているウィンドウに係るアプリケーションを終了させる。
このように、本実施形態の第4の変形例によれば、制御部108は、アプリケーションの終了条件を満たすアプリケーションのうちの、ウィンドウが他のウィンドウの背面に表示されているアプリケーションを優先して終了させる。このため、ユーザが視認不可能な、または視認困難なウィンドウに係るアプリケーションが終了されることにより、ユーザの利便性を損ねることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
<3.第2の実施形態(ユーザの状態変化を契機に実行される処理の例)>
以上、本開示の第1の実施形態について説明した。次に、本開示の第2の実施形態について説明する。本開示の第2の実施形態では、情報処理装置100−2は、ユーザの状態変化を契機に、アプリケーションの終了判定処理を行う。
[3−1.第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成]
まず、図8を参照して、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成について説明する。図8は、本開示の第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の概略的な機能構成を示すブロック図である。なお、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成と実質的に同一である構成については説明を省略する。
図8に示したように、情報処理装置100−2は、メモリ104、ユーザ状態取得部106、制御部108、アプリケーション管理部110、ウィンドウ管理部112および表示部114に加えて、ユーザ状態変化検知部120を備える。
ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置の変化の検知を行う。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、定期的に、ユーザ状態取得部106に対してユーザの位置の取得指示を通知し、ユーザ状態取得部106により取得されたユーザの位置を取得する。そして、ユーザ状態変化検知部120は、取得されたユーザの位置をメモリ104に記憶させる。次に、ユーザ状態変化検知部120は、メモリ104に記憶されている過去のユーザの位置を取得し、ユーザ状態取得部106により取得されたユーザの位置および過去のユーザの位置からユーザの位置が変化したかの判定を行う。ユーザの位置が変化したと判定された場合、ユーザ状態変化検知部120は、制御部108に対して処理開始指示を通知する。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置が表示部114の表示面に対して垂直方向に移動したことを検知し得る。なお、検知されるユーザの位置の変化は、表示面に対する垂直方向の変化だけでなく、水平方向の変化、または垂直方向および水平方向の両方の変化であり得る。また、メモリ104に記憶させるユーザの位置は、上書きされてもよく、上書きされずに複数記憶されてもよい。
なお、上記では、ユーザ状態変化検知部120は、定期的にユーザの位置の変化の検知処理を行う例を説明したが、ユーザ状態変化検知部120は、発生したイベント等に基づいてユーザの位置の変化の検知処理を行ってもよい。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、追加的にアプリケーションが立ち上げられたことを契機にユーザの位置の変化の検知処理を行い得る。このため、発生するイベント等に合わせてユーザの位置の変化の検知処理が行われることにより、情報処理装置100−2の状況に合わせて計算資源の解放を行うことが可能となる。
[3−2.第2の実施の形態に係る情報処理装置の処理]
次に、本開示の第2の実施形態における情報処理装置100−2の処理について図9を参照して説明する。図9は、本開示の第2の実施形態における情報処理装置100−2の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1の実施形態の説明および情報処理装置100−2の構成の説明と重複する説明は省略する。
まず、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザ状態変化検知処理の実行時間が到来するまで待機する(ステップS502)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、前回のユーザ状態変化検知処理の実行時間から所定の時間が経過するまで待機する。
ステップS502にて、ユーザ状態変化検知処理の実行時間が到来すると、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置を取得し、記録する(ステップS504)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザ状態取得部106からユーザの位置を取得し、取得したユーザの位置をメモリ104に記憶させる。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、過去のユーザの位置を取得する(ステップS506)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、過去にメモリ104に記憶されたユーザの位置を取得する。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置が変化したかの判定を行う(ステップS508)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、取得したユーザの位置と過去のユーザの位置とを比較し、ユーザの位置が変化したかの判定を行う。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置に対応する座標等の変化に基づいてユーザの位置の変化の判定を行い得る。なお、ユーザの位置の変化の判定には、変化量の閾値が用いられてもよい。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、所定の距離よりも大きく変化した場合、ユーザの位置が変化したと判定する。このため、変化量が閾値より小さいユーザの位置の変化を変化無しとして扱うことにより、頻繁にアプリケーションの終了判定処理が行われ、アプリケーションが終了されることを防止することが可能となる。
ステップS508にて、ユーザの位置が変化したと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要すると判断して、ステップS204〜ステップS210の処理を実行する。
なお、ステップS508にて、ユーザの位置が変化していないと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要しないと判断して、処理を終了する。
このように、本開示の第2の実施形態によれば、情報処理装置100−2は、ユーザの位置が変化すると、アプリケーションの終了判定処理を行う。このため、ユーザのアプリケーションの使用状況に合わせて、計算資源の解放を行うことが可能となる。また、計算資源の利用状況によらずアプリケーションが終了されることにより、計算資源の枯渇の発生を抑制することが可能となる。
[3−3.第2の実施形態における変形例]
以上、本開示の第2の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の第1〜第3の変形例について説明する。
(第1の変形例)
本実施形態の第1の変形例として、制御部108は、ユーザの体の方向または顔の方向に基づいて、アプリケーションの終了判定処理を行うかを判断してもよい。具体的には、ユーザ状態取得部106は、さらにユーザの体の方向または顔の方向の情報を取得し、制御部108は、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの体の方向または顔の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う。より具体的には、図10を参照して説明する。図10は、本開示の第2の実施形態の第1の変形例における情報処理装置100−2の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1、第2の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS502の処理の後、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置、体の向きおよび顔の向きを取得し、記録する(ステップS602)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザ状態取得部106からユーザの位置、体の方向および顔の方向を取得し、取得したユーザの位置、体の方向および顔の方向をメモリ104に記憶させる。なお、体の向きの取得には、ユーザの骨格情報に基づく検出方法等の一般的な手法が利用され得る。また、顔の向きの取得には、一般的な顔認識技術が用いられ得る。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、過去のユーザの位置、体の向きおよび顔の向きを取得する(ステップS604)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、過去にメモリ104に記憶されたユーザの位置、体の向きおよび顔の向きを取得する。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの位置、体の向きまたは顔の向きが変化したかの判定を行う(ステップS606)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、取得したユーザの位置、体の向きまたは顔の向きと過去のユーザの位置、体の向きまたは顔の向きとを比較し、ユーザの位置、体の向きまたは顔の向きが変化したかの判定を行う。なお、ユーザの体の向きおよび顔の向きの変化の判定には、変化量の閾値が用いられてもよい。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの体の向きまたは顔の向きが所定の角度よりも大きく変化した場合、ユーザの体の向きまたは顔の向きが変化したと判定する。このため、変化量が閾値より小さいユーザの体の向きまたは顔の向きの変化を変化無しとして扱うことにより、頻繁にアプリケーションの終了判定処理が行われ、アプリケーションが終了されることを防止することが可能となる。
ステップS606にて、ユーザの位置、体の向きまたは顔の向きが変化したと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要すると判断して、ステップS204〜ステップS210の処理を実行する。
なお、ステップS606にて、ユーザの位置、体の向きまたは顔の向きが変化していないと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要しないと判断して、処理を終了する。
このように、本実施形態の第1の変形例によれば、制御部108は、ユーザの体の方向または顔の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了判定処理を行うかの判断を行う。このため、目視方向の変化の可能性のある体の方向または顔の方向の変化に基づいてアプリケーションの終了判定処理を行うことにより、情報処理装置100−3が視線検出機能を有しない場合であってもユーザの目視方向の変化に対応することが可能となる。
(第2の変形例)
本実施形態の第2の変形例として、制御部108は、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの視線の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了判定処理を行うかを判断してもよい。具体的には、図11を参照して説明する。図11は、本開示の第2の実施形態の第2の変形例における情報処理装置100−2の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1、第2の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS502およびステップS302の処理の後、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置を特定し、記録する(ステップS702)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、取得されたユーザの位置および視線の方向に基づいてユーザの目視位置を特定する。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、過去のユーザの目視位置を取得する(ステップS704)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、過去にメモリ104に記憶されたユーザの目視位置を取得する。
次に、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置が変化したかの判定を行う(ステップS706)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、取得したユーザの目視位置と過去のユーザの目視位置とを比較し、ユーザの目視位置が変化したかの判定を行う。なお、ユーザの目視位置の変化の判定には、変化量の閾値が用いられてもよい。例えば、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置が所定の距離よりも大きく変化した場合、ユーザの目視位置が変化したと判定する。このため、変化量の閾値より小さいユーザの目視位置の変化を変化無しとして扱うことにより、頻繁にアプリケーションの終了判定処理が行われ、アプリケーションが終了されることを防止することが可能となる。
ステップS706にて、ユーザの目視位置が変化したと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要すると判断して、ステップS204〜ステップS210の処理を実行する。
なお、ステップS706にて、ユーザの目視位置が変化していないと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要しないと判断して、処理を終了する。
このように、本実施形態の第2の変形例によれば、制御部108は、ユーザの視線の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了判定処理を行うかの判断を行う。このため、ユーザの目視状況を反映してアプリケーションの終了が行われることにより、ユーザの使用するアプリケーションを特定する処理の正確性を向上させることができ、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
(第3の変形例)
本実施形態の第3の変形例として、制御部108は、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの視線の方向が、所定の時間、固定されると、アプリケーションの終了判定処理を行うかを判断してもよい。具体的には、図12を参照して説明する。図12は、本開示の第2の実施形態の第3の変形例における情報処理装置100−2の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1、第2の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS502〜ステップS704の処理の後、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置が所定の時間、変化していないかの判定を行う(ステップS802)。具体的には、ユーザ状態変化検知部120は、特定されたユーザの目視位置と、現在時刻から所定の時間だけ遡った時刻までに記憶された目視位置の各々とを比較し、ユーザの目視位置が変化したかの判定を行う。過去の目視位置の各々のうちの全ての目視位置について、ユーザの目視位置が変化したと判定されなかった場合、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置が所定の時間、変化していないと判定する。また、過去の目視位置の各々のうちの1以上の目視位置について、ユーザの目視位置が変化したと判定された場合、ユーザ状態変化検知部120は、ユーザの目視位置が所定の時間の経過前に変化したと判定する。
ステップS802にて、ユーザの目視位置が所定の時間、変化していないと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要すると判断して、ステップS204〜ステップS210の処理を実行する。
なお、ステップS802にて、ユーザの目視位置が所定の時間の経過前に変化したと判定された場合、制御部108は、アプリケーションの終了判定処理の実行を要しないと判断して、処理を終了する。
このように、本実施形態の第3の変形例よれば、制御部108は、ユーザ状態取得部106により取得されるユーザの視線の方向が、所定の時間、固定されると、アプリケーションの終了判定処理を行うかの判断を行う。このため、アプリケーションの使用が開始された可能性のあるユーザの注視行動を契機にアプリケーションの終了判定処理が行われることにより、ユーザの使用状況に合わせた計算資源の解放を行うことが可能となる。
<4.第3の実施形態(ユーザ識別情報に基づく処理の例)>
以上、本開示の第2の実施形態について説明した。次に、本開示の第3の実施形態について説明する。本開示の第3の実施形態では、情報処理装置100−3は、ユーザの識別情報に基づいて、アプリケーションの終了判定処理を行う。
[4−1.第3の実施の形態に係る情報処理装置の構成]
まず、図13を参照して、本開示の第3の実施形態に係る情報処理装置100−3の構成について説明する。図13は、本開示の第3の実施形態に係る情報処理装置100−3の概略的な機能構成を示すブロック図である。なお、本開示の第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成および第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成と実質的に同一である構成については説明を省略する。
図13に示したように、情報処理装置100−3は、メモリ104、ユーザ状態取得部106、制御部108、アプリケーション管理部110、ウィンドウ管理部112および表示部114に加えて、ユーザ識別情報取得部130を備える。
ユーザ識別情報取得部130は、情報処理装置100−3を使用しているユーザの識別可能なユーザ識別情報を取得する。具体的には、ユーザ識別情報取得部130は、情報処理装置100−3に別途備えられる撮像部の撮像により得られる画像に対して、顔認識技術を用いた解析を行い、ユーザの顔を抽出してユーザ識別情報とする。また、ユーザ識別情報取得部130は、アプリケーションが起動された際に、アプリケーションを起動したユーザのユーザ識別情報を取得し、取得されたユーザ識別情報をメモリ104に記憶させる。なお、上記では、ユーザ識別情報取得部130は、画像解析により認識されたユーザの顔をユーザ識別情報とする例を説明したが、ユーザ識別情報取得部130は、情報処理装置100−3の外部の装置からユーザ識別情報を取得する通信部であってもよい。また、ユーザ識別情報取得部130は、ユーザの有するRFID(Radio Frequency IDentification)タグ等からユーザ識別情報を読み取る読取部であってもよい。
[4−2.第3の実施の形態に係る情報処理装置の処理]
次に、本開示の第3の実施形態における情報処理装置100−3の処理について図14を参照して説明する。図14は、本開示の第3の実施形態における情報処理装置100−3の処理を概念的に示すフローチャートである。なお、上述の第1、第2の実施形態の説明と重複する説明は省略する。
ステップS202にて、メモリの空き容量が処理開始閾値以下となった場合、制御部108は、ユーザ識別情報を取得する(ステップS902)。具体的には、制御部108は、ユーザ識別情報取得部130から情報処理装置100−3を使用しているユーザのユーザ識別情報を取得する。
次に、制御部108は、取得されたユーザ識別情報のユーザと起動ユーザとが一致しないアプリケーションを選出する(ステップS904)。具体的には、制御部108は、メモリ104に記憶されているアプリケーションを起動したユーザのユーザ識別情報を取得し、起動ユーザのユーザ識別情報と取得されたユーザのユーザ識別情報とが一致しないアプリケーションを選出する。例えば、制御部108は、ユーザの顔の特徴点の一致率等を用いてユーザ識別情報の一致の判断を行い得る。
次に、制御部108は、アプリケーションが選出されたかの判定を行う(ステップS906)。具体的には、制御部108は、ステップS904にてアプリケーションが選出されたかの判定を行う。
ステップS906にて、アプリケーションが選出されたと判定された場合、制御部108は、ステップS210およびステップS212の処理を実行し、アプリケーションが選出されなかったと判定された場合、制御部108は、処理を終了する。
このように、本開示の第3の実施形態によれば、情報処理装置100−3は、情報処理装置100−3を使用しているユーザとアプリケーションを起動したユーザとが一致しないアプリケーションを終了させる。このため、使用中のユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
[4−3.第3の実施形態における変形例]
以上、本開示の第3の実施形態について説明した。なお、本実施形態は、上述の例に限定されない。以下に、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態の変形例として、制御部108は、ユーザ識別情報に基づいて特定されるアプリケーションのウィンドウの位置が所定の条件を満たす場合、当該アプリケーションを終了させてもよい。例えば、制御部108は、ユーザ識別情報に基づいてアプリケーションの選出を行い、選出されたアプリケーションに係るウィンドウの位置をアプリケーション管理部110から取得する。また、制御部108は、ユーザ状態取得部106から取得されたユーザ識別情報に係るユーザの位置を取得する。そして、制御部108は、選出されたアプリケーションに係るウィンドウの位置とユーザの位置とが、所定の距離よりも離れている場合、当該アプリケーションを終了させる。
このように、本実施形態の変形例によれば、制御部108は、ユーザ識別情報に基づいて特定されるアプリケーションのウィンドウの位置が所定の条件を満たす場合、当該アプリケーションを終了させる。このため、起動ユーザでないユーザが使用している可能性のあるアプリケーション以外のアプリケーションが終了されやすくなることにより、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
<5.本開示の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した情報処理装置100の処理は、ソフトウェアと、以下に説明する情報処理装置100のハードウェアとの協働により実現される。
図15は、本開示に係る情報処理装置100のハードウェア構成を示した説明図である。図15に示したように、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)142と、ROM(Read Only Memory)144と、RAM(Random Access Memory)146と、ブリッジ148と、バス150と、インターフェース152と、入力装置154と、出力装置156と、ストレージ装置158と、ドライブ160と、接続ポート162と、通信装置164とを備える。
CPU142は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムと協働して情報処理装置100内のリソース監視部102、ユーザ状態取得部106、制御部108、アプリケーション管理部110、ウィンドウ管理部112、ユーザ状態変化検知部120およびユーザ識別情報取得部130の動作を実現する。また、CPU142は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM144は、CPU142が使用するプログラムまたは演算パラメータ等を記憶する。RAM146は、CPU142の実行にいて使用するプログラムまたは実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。ROM144およびRAM146により、情報処理装置100内のメモリ104の一部を実現する。CPU142、ROM144およびRAM146は、CPUバスなどから構成される内部バスにより相互に接続されている。
入力装置154は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、カメラ、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段、およびユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU142に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、入力装置154を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置156は、情報処理装置100の表示部114の一例として、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプなどの装置への出力を行う。さらに、出力装置156は、スピーカおよびヘッドフォンなどの音声出力を行ってもよい。
ストレージ装置158は、データ格納用の装置である。ストレージ装置158は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ装置158は、CPU142が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ160は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ160は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM144に出力する。また、ドライブ160は、リムーバブル記憶媒体に情報を書込むこともできる。
接続ポート162は、例えば、情報処理装置100の外部の情報処理装置または周辺機器と接続するためのバスである。また、接続ポート162は、USB(Universal Serial Bus)であってもよい。
通信装置164は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイスで構成された通信インターフェースである。また、通信装置164は、赤外線通信対応装置であっても、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<6.むすび>
本開示の第1の実施形態によれば、他のアプリケーションに比べてユーザにより使用されている可能性の低いアプリケーションが終了されやすくなるため、ユーザの利便性を低下させることなく計算資源を解放することが可能となる。本開示の第2の実施形態によれば、ユーザのアプリケーションの使用状況に合わせて、計算資源の解放を行うことが可能となる。また、計算資源の利用状況によらずアプリケーションが終了されることにより、計算資源の枯渇の発生を抑制することが可能となる。本開示の第3の実施形態によれば、使用中のユーザの利便性を低下させることなく計算資源の解放を行うことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、アプリケーション管理部110は、アプリケーションを終了するとしたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、アプリケーションの終了には、アプリケーションの状態等をメモリ等に退避することが含まれ得る。具体的には、アプリケーション管理部110は、制御部108よりアプリケーションの終了指示が通知されると、アプリケーションの状態、および関係するメモリ上のデータを補助記憶装置等に退避させてもよい。このため、補助記憶装置等から終了されたアプリケーションの情報を読み出すことにより、アプリケーションを終了前の状態で再開させることが可能となる。なお、上記の処理については、処理の実行有無が選択されてもよい。例えば、アプリケーション毎に上記の処理の実行有無が選択され得る。
また、上記の実施形態のフローチャートに示されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的にまたは個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)表示画面上のウィンドウの位置を取得するアプリケーション情報取得部と、前記アプリケーション情報取得部により取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。
(2)ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部をさらに備え、前記所定の条件の判定には、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置が用いられる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記所定の条件は、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置とが、比較対象となる距離よりも離れていることである、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記ユーザ状態取得部は、さらにユーザの視線の方向を取得し、前記所定の条件の判定には、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置およびユーザの視線の方向が用いられる、前記(2)に記載の情報処理装置。
(5)前記所定の条件は、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置および前記ユーザの視線の方向から特定される目視位置とが、比較対象となる距離よりも離れていることである、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記アプリケーション情報取得部は、さらにアプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得し、前記制御部は、さらに、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置とに基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であるかの判定を行い、前記判定の結果をアプリケーションの終了条件に加える、前記(2)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)前記制御部は、前記情報処理装置の計算資源の状態が所定の状態である場合にアプリケーションの終了条件を満たすかの判定を行う、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの位置の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、前記(2)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)前記ユーザ状態取得部は、さらにユーザの体の方向または顔の方向の情報を取得し、前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの体の方向または顔の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、前記(2)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの視線の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、前記(4)に記載の情報処理装置。
(11)前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの視線の方向が、所定の時間、固定されると、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、前記(4)または(10)に記載の情報処理装置。
(12)前記制御部は、所定の除外条件を満たすアプリケーションについては、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定を行わない、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)前記制御部は、アプリケーションの終了条件を満たすアプリケーションのうちの、ウィンドウが他のウィンドウの背面に表示されているアプリケーションを優先して終了させる、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)ユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得部をさらに備え、前記制御部は、前記ユーザ識別情報取得部により得られたユーザ識別情報に基づいて特定されるアプリケーションを終了させる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(15)前記制御部は、さらに前記アプリケーション情報取得部により取得される前記特定されるアプリケーションのウィンドウの位置が所定の条件を満たす場合、前記特定されるアプリケーションを終了させる、前記(14)に記載の情報処理装置。
(16)アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得するアプリケーション情報取得部と、ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部と、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置に基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させる制御部と、を備える情報処理装置。
(17)表示画面上のウィンドウの位置を取得することと、取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法。
(18)アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得することと、ユーザの位置を取得することと、取得されたユーザの位置に基づいて、取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させることと、を含む情報処理方法。
100 情報処理装置
102 リソース監視部
104 メモリ
106 ユーザ状態取得部
108 制御部
110 アプリケーション管理部
112 ウィンドウ管理部
120 ユーザ状態変化検知部
130 ユーザ識別情報取得部

Claims (18)

  1. 表示画面上のウィンドウの位置を取得するアプリケーション情報取得部と、
    前記アプリケーション情報取得部により取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させる制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部をさらに備え、
    前記所定の条件の判定には、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置が用いられる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の条件は、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置とが、比較対象となる距離よりも離れていることである、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザ状態取得部は、さらにユーザの視線の方向を取得し、
    前記所定の条件の判定には、前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置およびユーザの視線の方向が用いられる、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の条件は、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置および前記ユーザの視線の方向から特定される目視位置とが、比較対象となる距離よりも離れていることである、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記アプリケーション情報取得部は、さらにアプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得し、
    前記制御部は、さらに、前記ウィンドウの位置と前記ユーザの位置とに基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であるかの判定を行い、前記判定の結果をアプリケーションの終了条件に加える、請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記情報処理装置の計算資源の状態が所定の状態である場合にアプリケーションの終了条件を満たすかの判定を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの位置の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記ユーザ状態取得部は、さらにユーザの体の方向または顔の方向の情報を取得し、
    前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの体の方向または顔の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの視線の方向の変化に基づいて、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、請求項4に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記ユーザ状態取得部により取得されるユーザの視線の方向が、所定の時間、固定されると、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定の実行要否の判断を行う、請求項4に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御部は、所定の除外条件を満たすアプリケーションについては、アプリケーションの終了条件を満たすかの判定を行わない、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、アプリケーションの終了条件を満たすアプリケーションのうちの、ウィンドウが他のウィンドウの背面に表示されているアプリケーションを優先して終了させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. ユーザの識別情報を取得するユーザ識別情報取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ユーザ識別情報取得部により得られたユーザ識別情報に基づいて特定されるアプリケーションを終了させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、さらに前記アプリケーション情報取得部により取得される前記特定されるアプリケーションのウィンドウの位置が所定の条件を満たす場合、前記特定されるアプリケーションを終了させる、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得するアプリケーション情報取得部と、
    ユーザの位置を取得するユーザ状態取得部と、
    前記ユーザ状態取得部により取得されたユーザの位置に基づいて、前記アプリケーション情報取得部により取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させる制御部と、
    を備える情報処理装置。
  17. 表示画面上のウィンドウの位置を取得することと、
    取得された前記ウィンドウの位置が所定の条件を満たすウィンドウのアプリケーションを終了させることと、
    を含む情報処理方法。
  18. アプリケーションに対して利用適性のある入力装置を示す入力装置情報を取得することと、
    ユーザの位置を取得することと、
    取得されたユーザの位置に基づいて、取得される入力装置情報の示す入力装置がユーザの利用不適な入力装置であると判定されるアプリケーションを終了させることと、
    を含む情報処理方法。
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