JP2015100382A - 嚥下能力検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡略化したエアーパッドセンサー部群からなる検出手段を採用し、熟練を要することなく、嚥下能力を定量的に測定し波形により客観的に検査できる嚥下能力検査装置を提供する。
【解決手段】本発明は、生体Mの喉頭隆起3の周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋13を配置し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21、左エアーパッドセンサー部31からなる検出手段4と、検出手段4の検出信号の変化状況を嚥下能力検査用として出力する表示部46とを有するものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、生体Mの喉頭隆起3の周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋13を配置し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21、左エアーパッドセンサー部31からなる検出手段4と、検出手段4の検出信号の変化状況を嚥下能力検査用として出力する表示部46とを有するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、嚥下能力検査装置に関し、詳しくは、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し波形により客観的に検査したり、その測定結果の記録を継続して管理をすることができる嚥下能力検査装置に関するものである。
通常、高齢者は、口腔および咽喉粘膜の知覚低下が起こる。また、咽頭および喉頭を取り巻く筋群の全般的筋力低下が起こる。
また、体に障害(例えばパーキンソン病、脳梗塞等による後遺症)を持つ患者も同様に知覚障害や筋力麻痺などが発生する。このような場合、唾液、水や食塊の咽頭内流入に対し喉頭拳上が遅れ誤嚥が起き易くなる。
そして、誤嚥が発生すると、口腔内の細菌を含む唾液が肺に入り、誤嚥性肺炎の発生の原因になる。
従来においては、嚥下疾患の症状を診断検査するための手段として、反復唾液嚥下テストが存在する。これは、ドクターによる喉頭拳上の触診による検査を主体とするものである。
しかし、触診による嚥下能力の検査の場合、その度合いを定量的に計測したり、その記録を継続して経過管理をすることは困難であるという問題を包含していた。
特許文献1には、被検者の甲状軟骨(のど仏)の両脇に配置され、喉頭部における横方向の2箇所の変位を検出する発信用コイル、受信用コイルの組み合わせからなる喉頭部変位検出手段と、被検者の被検者が嚥下するときの嚥下音を検出する嚥下音検出手段と、表示手段と、喉頭部変位検出手段から得た情報に基づき生成した喉頭部の2箇所の変位に関する波形、および、嚥下音検出手段から得た情報に基づき生成した嚥下音に関する波形の表示を行うように表示手段に指示する処理手段と、を備える生体検査装置が提案されている。また、前記生体検査装置において、嚥下動作に関する特徴量を算出し、その算出した特徴量の表示を行うように前記表示手段に指示することを特徴とする生体検査装置が記載されている。
しかし、特許文献1の生体検査装置の場合、喉頭部の2箇所の変位に関する波形と、嚥下音検出手段による嚥下音とにより嚥下能力の検査を行う構成でありこのため、嚥下能力の的確な検査、判定には極めて専門的な知識、技術が要請されるものと推定される。
本発明が解決しようとする問題点は、簡略化した検出手段を採用し、熟練を要することなく、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し波形により客観的に検査、判定したり、その測定結果の記録を継続して管理をすることができるような嚥下能力検査装置が存在しない点である。
本発明の嚥下能力検査装置は、生体の喉頭周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号の変化状況を圧電素子を用いて電気信号に変換する変換手段と、前記電気信号を、嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段による検出信号の変化状況を嚥下能力検査用として表示手段により表示することで、熟練を要することなく、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し視覚により客観的に検査、判定することができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、前記検出手段による検出信号の変化状況を嚥下能力検査用として記憶手段に記憶し、かつ、表示手段により表示することで、熟練を要することなく、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し視覚により客観的に検査、判定することができ、さらに、測定結果の記録を継続して管理することもできる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、前記検出手段による検出信号の変化状況のデータ、検出信号に基づき抽出した可聴音データを嚥下能力検査用として記憶手段に記憶し、かつ、表示手段により表示することで、熟練を要することなく、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し視覚により客観的に検査、判定することができ、さらに、測定結果の記録を継続して管理することもできる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、検出手段を喉頭隆起の移動方向に沿って一つ以上配置した構成として、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果を発揮させることができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記喉頭周辺領域に配置した検出手段は、喉頭隆起の移動方向に沿って一つ以上配置し、かつ、喉頭隆起の移動方向を中心として左右一対にして一組以上配置した構成として、喉頭拳上の変位、喉頭蓋の開閉、喉頭隆起左右の筋肉の能力等、各種嚥下能力の測定を実現できる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1乃至5のいずれかに記載の嚥下能力検査装置の構成の基に、喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段による検出信号に対応する波形データを観察することで、喉頭拳上の時間的変化量を検査することができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1乃至5のいずれかに記載の嚥下能力検査装置の構成の基に、喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段に対応する波形データを基に、検出信号が一定値を超えた状態を判定して、喉頭蓋の塞がったことの検査を実行することができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の構成の基に、喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段による検出信号が一定値を超えた時点を検査基準点とし、当該検査基準点を基準として前記左右一対の検出手段の検出信号の遅延状況を検査することで、喉頭隆起の左右の筋肉機能の麻痺状況を判定することができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の構成の基に、左右の一対の検出手段の検出信号を比較判断することで、喉頭隆起の左右の各筋肉機能の能力を判定することができる嚥下能力検査装置を提供することができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、前記検出手段として、喉頭隆起及び喉頭周辺領域の動きを空気圧の変化として検出する空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する3個構成のエアーパッドセンサー部群であって、喉頭隆起に沿って貼着する中央エアーパッドセンサー部と、喉頭隆起の右側に貼着する右エアーパッドセンサー部と、喉頭隆起の左側に貼着する左エアーパッドセンサー部と、を採用した構成としているので、簡略構造で取り扱いも簡略容易な検出手段を備えた嚥下能力検査装置を提供することができる。
本発明は、簡略化した検出手段を採用し、熟練を要することなく、生体の唾液、水や食塊についての嚥下能力を定量的に測定し波形により客観的に検査、判定したり、その測定結果の記録を継続して管理をすることができる嚥下能力検査装置を提供するという目的を、生体の喉頭周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号の変化状況を圧電素子を用いて電気信号に変換する変換手段と、
前記電気信号を、データ処理し、前記各検出信号に対応する波形データを出力するデータ処理手段と、前記波形データを記憶する記憶手段と、前記波形データを嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、を有する構成により実現した。
前記電気信号を、データ処理し、前記各検出信号に対応する波形データを出力するデータ処理手段と、前記波形データを記憶する記憶手段と、前記波形データを嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、を有する構成により実現した。
以下に本発明の実施例に係る嚥下能力検査装置について図1乃至図8を参照して詳細に説明する。
本実施例1係る嚥下能力検査装置1は、図1、図2に示すように、生体Mの首(頚部)2の周りにおける喉頭隆起3の領域に密着配置し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた検出信号を出力する検出手段4を有している。また、必要に応じて使用され、前記生体Mの鼻腔を経由して口腔内に挿入し喉頭周辺領域の画像を撮像して出力するファイバースコープ等の撮像手段5を備えている。
前記撮像手段5は、ファイバー6と、小型カメラ7とを具備している。
ここで、前記検出手段4について、図1、図2を参照して詳述する。
前記検出手段4は、喉頭隆起3の動きの方向に沿ってこの喉頭隆起3上に密着配置した中央エアーパッドセンサー部11と、この中央エアーパッドセンサー部11の右側に密着配置した右エアーパッドセンサー部21と、前記中央エアーパッドセンサー部11の左側に密着配置した左エアーパッドセンサー部31とにより構成している。
前記中央エアーパッドセンサー部11は、気密性を有する柔軟なゴム、プラスチック、布等で作製されたフィルム状素材12内に生体Mの筋肉、骨等の動きを検出する検出手段4を構成する3個の空気袋13を内装した密閉空気式で、筋肉、骨等の動きを検出する3個の空気袋13を上中下の3段に内装した3連式であり、3個の空気袋13に各々一端を接続した3本の空気チューブ14をフィルム状素材12から外部に導出した構成からなるものである。
前記中央エアーパッドセンサー部11において、喉頭隆起3上に貼着するフィルム状素材12内の真ん中の空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を中2エアーパッドセンサー(以下、「中2センサー」という)11b、中2センサー11bの上段の空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を中1エアーパッドセンサー(以下、「中1センサー」という)11a、中2センサー11bの下段の空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を中3エアーパッドセンサー(以下、「中3センサー」という)11cと称するものとして以下の説明を行う。
前記右エアーパッドセンサー部21は、前記中央エアーパッドセンサー部11の場合と同様、気密性を有する柔軟なゴム、プラスチック、布等で作製されたフィルム状素材12内に生体Mの筋肉、骨等の動きを検出する検出手段4を構成する3個の空気袋13を内装した密閉空気式で、筋肉、骨等の動きを検出する3個の空気袋13を上段に1個、下段に2個並列配置に内装した3連式であり、3個の空気袋13に各々一端を接続した3本の空気チューブ14をフィルム状素材12から外部に導出した構成からなるものである。
前記右エアーパッドセンサー部21において、前記中2センサー11bの右横近くに配置する空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を右1エアーパッドセンサー(以下、「右1センサー」という)21a、この右1センサー21aに並列配置する空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を右3エアーパッドセンサー(以下、「右3センサー」という)21c、上段の空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を右2エアーパッドセンサー(以下、「右2センサー」という)21bと称するものとして以下の説明を行う。
前記左エアーパッドセンサー部31は、前記中央エアーパッドセンサー部11の場合と同様、気密性を有する柔軟なゴム、プラスチック、布等で作製されたフィルム状素材12内に生体Mの筋肉、骨等の動きを検出する検出手段4を構成する3個の空気袋13を内装した密閉空気式で、筋肉、骨等の動きを検出する3個の空気袋13を上段に1個、下段に2個並列配置に内装した3連式であり、3個の空気袋13に各々一端を接続した3本の空気チューブ14をフィルム状素材12から外部に導出した構成からなるものである。
前記左エアーパッドセンサー部31において、前記中2センサー11bの左横近くに配置する空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を左1エアーパッドセンサー(以下、「左1センサー」という)31a、この左1センサー31aに並列配置する空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を左3エアーパッドセンサー(以下、「左3センサー」という)31c、上段の空気袋13及び対応する一本の空気チューブ14を左2エアーパッドセンサー(以下、「左2センサー」という)31bと称するものとして以下の説明を行う。
また、添付図面中、図2、図3、図4、図5、図10等においては、前記中1センサー11aを「中1」と、中2センサー11bを「中2」と、中3センサー11cを「中3」と、右1センサー21aを「右1」と、右2センサー21bを「右2」と、右3センサー21cを「右3」と、左1センサー31aを「左1」と、左2センサー31bを「左2」と、左3センサー31cを「左3」と、各々表記するもものとする。
次に、図2を参照して、前記中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21及び左エアーパッドセンサー部31の生体Mの首2の周りにおける喉頭隆起3の領域に対する貼着態様の具体例について説明する。
まず、長さ13cmのサージカルテープ15を2本を用いて前記中2センサー11bが喉頭隆起(咽仏)3上に位置しその上下に中1センサー11a、中3センサー11cが位置するように中央エアーパッドセンサー部11を首2の周りに貼着する。
次に、長さ10cmのサージカルテープ15を2本を用いて右1センサー21aが喉頭隆起3の右に位置するようにして右エアーパッドセンサー部21を首2の周りに貼着する。
同様にして、長さ10cmのサージカルテープ15を2本を用いて左1センサー31aが喉頭隆起3の左に位置するようにして左エアーパッドセンサー部31を首2の周りに貼着する。
このように、本実施例においては、フィルム状素材内蔵式の空気袋群を用いた中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21、左エアーパッドセンサー部31を採用し、サージカルテープ15を用いて首2の周りに貼着するという簡略構造で取り扱いも簡略容易な検出手段4を採用している。
尚、前記中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21及び左エアーパッドセンサー部31の貼着前に、生体Mの首2の周りにおける喉頭隆起3の位置を中心にして、例えば10cm幅で長さ20cmの図示しない防水フィルムを貼着するようにすることもできる。
次に、図3乃至図6を参照して、前記中央エアーパッドセンサー部11、右エアーパッドセンサー部21及び左エアーパッドセンサー部31の貼着位置と、頚部内各筋に対する配置関係について説明する。
図3は、中央エアーパッドセンサー部11の中1センサ11a、中2エアーパッドセンサー11b、中3エアーパッドセンサー11cと、右エアーパッドセンサー部21の右1センサー21aと、左エアーパッドセンサー部31の左1センサー31aの貼着位置に対応する頚部内各筋を概略的に示すものである。
前記中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11aは、舌骨の動きを中心に記録する為に舌骨の上部に、中2センサー11bは、喉頭隆起の動きを記録するため、喉頭隆起の上部に、中3センサー11cは、喉頭蓋の閉鎖音データを記録するため、喉頭隆起の下に、対応する配置に各々配置している。
尚、図3においては、右エアーパッドセンサー部21の右2センサー21b、右3センサー21c、及び、左エアーパッドセンサー部31の左2センサー31b、左3センサー31cの図示を省略している。
図4は、生体Mの口腔部、頚部を縦断面状態とした場合における中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11a(丸数字1で示す)、中2センサー11b(丸数字2で示す)、中3センサー11c(丸数字3で示す)の喉頭隆起(咽仏)3の領域に対する配置を示すものである。
図5は、生体Mの頚部右側を縦断面状態とした場合における右エアーパッドセンサー部21の右1センサー21a、右2センサー21b、右3センサー21cの頚部内各筋に対する配置関係を示すものである。
前記右1センサー21aは、肩甲舌骨筋に、右2センサー21bは、顎舌骨筋に、右3センサー21cは、胸鎖乳突筋に各々対応するように各々配置している。
図6は、生体Mの頚部左側を縦断面状態とした場合における左エアーパッドセンサー部31の左1センサー31a、左2センサー31b、左3センサー31cの頚部内各筋に対する配置関係を示すものである。
前記左エアーパッドセンサー部31においては、図5に示す場合と同様、前記左1センサー31aは、肩甲舌骨筋に、左2センサー31bは、顎舌骨筋に、左3センサー31cは、胸鎖乳突筋に各々対応するように各々配置している。
図7は、本実施例1係る嚥下能力検査装置1の全体構成を、図8は嚥下能力検査装置1におけるデータ処理手段48の詳細構成を示すものである。
前記嚥下能力検査装置1は、生体Mの喉頭隆起3の領域に貼着される前記検出手段4と、前記検出手段4からの検出信号及び撮像手段5からの画像信号を基に、生体Mの嚥下能力を検査するためのコンピュータ装置41とを有している。
前記コンピュータ装置41は、図7に示すように、前記嚥下能力検査装置1の動作制御、データ処理、画像処理を行うためのプログラムを格納したプログラムメモリ42と、嚥下能力検査装置1全体の制御を行う制御部43と、各種データを記憶する主記憶部44と、文字、数字等を入力するためのキーボード45と、前記検出手段4からの検出信号及び撮像手段5からの画像信号に基づく波形データ、画像データ等に対応する画像を視認可能に出力する液晶ディスプレイ等の表示部46と、前記検出手段4からの検出信号をデータ処理し、前記検出信号に対応する波形データ、前記検出信号から抽出した可聴音データを出力するとともに、前記撮像手段5からの画像信号をデータ処理し画像データを出力するデータ処理手段48と、を有している。
前記データ処理手段48について、図8を参照して詳述する。
尚、本実施例においては、前記検出手段4からの多数の検出信号のうち、中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11a、中3センサー11c、右エアーパッドセンサー部21の右1センサー21a、及び、左エアーパッドセンサー部31の左1センサー31aからの各検出信号と、前記撮像手段5から画像信号とを処理する5系統構成として以下の説明を行う。
前記データ処理手段48は、図8に示すように、前記中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11a、中3センサー11c、右エアーパッドセンサー部21の右1センサー21a、及び、左エアーパッドセンサー部31の左1センサー31aからの各検出信号及び撮像手段5からの画像信号のデータ処理(前記中3センサー11cの検出信号については可聴音データ抽出処理)を行うデータ処理部51と、データ処理部51の処理結果を記憶するデータ記憶部52と、データ記憶部52に記憶された前記中1センサー11a、中3センサー11c、右1センサー21a、左1センサー31a及び前記撮像手段5に対応する各波形データ及び画像データを読み込み表示用の出力処理を行う出力処理部53とを具備している。
そして、前記出力処理部53から前記表示部46に前記中1センサー11a、中3センサー11c、右1センサー21a、左1センサー31a及び前記撮像手段5に対応する各波形データ(前記中3センサー11cの検出信号については可聴音データ)及び画像データを伝送し、これらを例えば図10等に示す態様で前記表示部46の画面に表示させるように構成している。
前記データ処理部51は、図8に示すように、前記中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11aから空気チューブ14を経て伝送される検出信号を圧電変換により電気信号に変換する圧電素子64と、圧電素子64からの電気信号を増幅する増幅器61と、この増幅器61により増幅した検出信号(電気信号)に対するフィルター処理を行い、例えば、4.4kHz以上の信号をカットして、前記検出信号に対応する筋肉、舌骨、喉頭隆起3の動きを示す波形データとする低域通過フィルター62と、前記波形データを取り込みデジタル波形データとしてデータ記憶部52に伝送し記憶させるA/D変換器63と、を具備している。
前記データ処理部51は、前記中央エアーパッドセンサー部11の中3センサー11cから空気チューブ14を経て伝送される検出信号を圧電変換により電気信号に変換する圧電素子64と、圧電素子64からの電気信号を増幅する増幅器61と、この増幅器61により増幅した検出信号(電気信号)に対するフィルター処理を行い、例えば、50kHz以下の信号をカットする高域通過フィルター62aと、50kHz以下の信号がカットされた前記検出信号に対するフィルター処理を行い、例えば4.4kHz以上の信号をカットして前記検出信号に対応し喉頭蓋の開閉音を意味する可聴音データとする低域通過フィルター62と、前記可聴音データを取り込みデジタルデータとしてデータ記憶部52に伝送し記憶させるA/D変換器63と、を具備している。
前記データ処理部51は、前記左1センサー31から空気チューブ14を経て伝送される検出信号を圧電変換により電気信号に変換する圧電素子64と、圧電素子64からの電気信号を増幅する増幅器61と、この増幅器61により増幅した検出信号(電気信号)に対するフィルター処理を行い、例えば、4.4kHz以上の信号をカットして、前記検出信号に対応する筋肉、舌骨、喉頭隆起3の動きを示す波形データとする低域通過フィルター62と、前記波形データを取り込みデジタル波形データとしてデータ記憶部52に伝送し記憶させるA/D変換器63と、を具備している。
前記データ処理部51は、前記右1センサー21から空気チューブ14を経て伝送される検出信号を圧電変換により電気信号に変換する圧電素子64と、圧電素子64からの電気信号を増幅する増幅器61と、この増幅器61により増幅した検出信号(電気信号)に対するフィルター処理を行い、例えば、4.4kHz以上の信号をカットして、前記検出信号に対応する筋肉、舌骨、喉頭隆起3の動きを示す波形データとする低域通過フィルター62と、前記波形データを取り込みデジタル波形データとしてデータ記憶部52に伝送し記憶させるA/D変換器63と、を具備している。
さらに、前記データ処理部51は、前記撮像手段5からの画像信号を増幅する画像信号増幅器71と、画像信号増幅器71により増幅された画像信号デジタル画像データとしてデータ記憶部52に伝送し記憶させるA/D変換器72と、を具備している。
図9は、生体Mにおける唾液、水や食塊(以下「食塊S」という)の嚥下時における口腔期、喉頭期、食道期の説明図であり、図9左欄に示す口腔期においては、食べ物は噛み砕かれて唾液と混ぜ合わせて食塊S(飲み込みやすい塊)となり、口からのど(咽頭)へと送り込まれる。
次に、図9中欄に示す喉頭期においては、舌尖が持ち上がり食塊Sが咽頭に達すると、舌骨が持ち上げられ同時に喉頭も上前方に持ち上げられ喉頭蓋が下がり気管の入口を塞ぐ。
さらに、図9右欄に示す食道期においては、食塊Sが咽頭から送られてくると食道入口部が一過性に開大して蠕動運動が誘発され、食塊Sを食道下方に送り込む。
次に、本実施例1係る嚥下能力検査装置1による生体Mの嚥下能力の検査内容について、図10乃至図19をも参照して説明する。
図10乃至図19は、中央エアーパッドセンサー部11の中1センサー11a、中3センサー11c、右エアーパッドセンサー部21の右1センサー21a、及び、左エアーパッドセンサー部31の左1センサー31aの各検出信号に基づく4個並列の各波形データ(中3センサー11cについては可聴音データの波形)、及び、カーソルが示す時点の前記撮像手段5の画像信号に基づく喉頭口、喉頭蓋領域の画像データを、前記表示部46の画面に表示した例を各々示している。尚、図11乃至図19における4個並列の各波形データの配列順序も図10に示す場合と同様である。
図10乃至図19に示す4個の各波形データにおいて、横軸は喉頭期における嚥下開始時からの経過時間(秒)を示し、縦軸は前記各センサーによる検出電圧(V)を示している。
本実施例1係る嚥下能力検査装置1によれば、例えば、図13に示すように嚥下開始時から5.4sec経過時点で、中3センサー11cの検出信号に基づく可聴音データの電圧レベルが一定値を超えて大きくなる。
また、中1センサー11aによる波形データの電圧レベル、右1センサー21aによる波形データの電圧レベル、左1センサー31aによる波形データの電圧レベルも各々変化する。
さらに、撮像手段5の画像信号に基づく画像は、図13に示すようにホワイトアウトになり(真っ白にハレーション状態になり)、喉頭蓋が塞がったこと表す。
これにより、検者は、喉頭蓋が塞がったことの検査を、中1センサー11a、中31センサー11cによる波形データ、右1センサー21aによる波形データ、左1センサー31aによる波形データ、さらには前記撮像手段5の画像信号に基づく画像の組み合わせにより行うことができ、熟練を要することなく的確に判定することが可能となる。
又は、前記各波形データに対応する画像のみ、或いは撮像手段5の画像信号に基づく画像のみにより、喉頭蓋が塞がったことの検査を各々行い、的確に判定することも可能となる。
さらには、図16に示す各波形データ及び5.8sec経過時点の画像信号から、図17に示す各波形データ及び6.0sec経過時点の画像信号への推移を観察、分析することで、喉頭蓋が開いたことの検査を行い、的確に判定することも可能となる。
本実施例1係る嚥下能力検査装置1によれば、図10乃至図19に示すような各波形テータを観察分析することで、例えば 喉頭隆起3の移動方向に沿って配置した前記中1センサー11a、中3センサー11cの検出信号、及び、図示しないが中2センサー11bの検出信号に基づく波形データを基に、喉頭拳上(舌骨拳上)の時間的変化量を検査することができる。
本実施例1係る嚥下能力検査装置1によれば、例えば、図14に示すように、喉頭隆起3の移動方向に沿って配置した前記中1センサー11aの検出信号が一定値を超えた時点を検査基準点とし、当該検査基準点を基準とする前記左1センサー31a、右1センサー21aの検査信号の遅延状況(遅延の有無)から喉頭隆起3の左右の筋肉機能の麻痺状況を検査し、的確に判定することが可能となる。
同様に、本実施例1係る嚥下能力検査装置1によれば、例えば、図13、図14等に示すように、前記左右一対構成の左1センサー31a、右1センサー21aの検出信号を比較して、喉頭隆起3の左右の各筋肉機能の能力を検査することもできる。
上述した構成からなる本実施例1係る嚥下能力検査装置1における生体Mに関する検査可能な項目としては、反復唾液嚥下能力テスト(30秒間に嚥下回数が3回以上であれ正常)、舌骨の動き、喉頭隆起(咽仏)の動き、喉頭蓋の閉鎖や開放音、頚部筋肉の動き、食物の咀嚼運動の変化、噛み癖(片噛み)の判定、発生音の変化、嚥下改善リハビリ効果の判定等の例を挙げることができ、全体として、嚥下過程において、生体Mに対する侵襲が少ないこと、検者は嚥下過程を時間軸に沿って科学的データとして観察、記録し、嚥下能力を解析、検査できること等の顕著な効果を発揮させることができる。
図20乃至図22は、参考例として本実施例1係る嚥下能力検査装置1により、上述した場合と同様にして、生体Mが、プリン、バナナ、オニギリを食して嚥下した場合について検査した例を各々示すものである。尚、図20乃至図22における4個並列の各波形データの配列順序も図10に示す場合と同様である。
また、パーキンソン病の患者についての反復唾液嚥下能力テストにおいては、中3センサー11cの検出信号レベルが小さく、可聴音データが抽出できない場合が多いことが確認された。
本発明の嚥下能力検査装置は、反復唾液嚥下能力テスト(30秒間に嚥下回数が何回できたか:高齢者の正常下限は3回)、改訂水飲みテスト(冷水3mlを口腔底に注ぎ、嚥下を命じるテスト)、食物テスト(茶さじ1杯のプリンを舌背前部に置き、食させるテスト)、舌骨の動き、喉頭隆起(咽仏)の動き、喉頭蓋の閉鎖や開放音、頚部筋肉の動き、食物の咀嚼運動の変化、噛み癖(片噛み)の判定、発生音の変化、嚥下改善リハビリ効果の判定、パーキンソン病等の各種疾病の判定等を行うための検査装置として広範に活用できる。
1 嚥下能力検査装置
2 首
3 喉頭隆起
4 検出手段
5 撮像手段
6 ファイバー
7 小型カメラ
11 中央エアーパッドセンサー部
11a 中1エアパッドセンサー
11b 中2エアパッドセンサー
11c 中3エアパッドセンサー
12 フィルム状素材
13 空気袋
14 空気チューブ
15 サージカルテープ
21 右エアーパッドセンサー部
21a 右1エアパッドセンサー
21b 右2エアパッドセンサー
21c 右3エアパッドセンサー
31 左エアーパッドセンサー部
31a 左1エアパッドセンサー
31b 左2エアパッドセンサー
31c 左3エアパッドセンサー
41 コンピュータ装置
42 プログラムメモリ
43 制御部
44 主記憶部
45 キーボード
46 表示部
48 データ処理手段
51 データ処理部
52 データ記憶部
53 出力処理部
61 増幅器
62 低域通過フィルター
62a 高域通過フィルター
63 A/D変換器
64 圧電素子
71 画像信号増幅器
72 A/D変換器
M 生体
S 食塊
2 首
3 喉頭隆起
4 検出手段
5 撮像手段
6 ファイバー
7 小型カメラ
11 中央エアーパッドセンサー部
11a 中1エアパッドセンサー
11b 中2エアパッドセンサー
11c 中3エアパッドセンサー
12 フィルム状素材
13 空気袋
14 空気チューブ
15 サージカルテープ
21 右エアーパッドセンサー部
21a 右1エアパッドセンサー
21b 右2エアパッドセンサー
21c 右3エアパッドセンサー
31 左エアーパッドセンサー部
31a 左1エアパッドセンサー
31b 左2エアパッドセンサー
31c 左3エアパッドセンサー
41 コンピュータ装置
42 プログラムメモリ
43 制御部
44 主記憶部
45 キーボード
46 表示部
48 データ処理手段
51 データ処理部
52 データ記憶部
53 出力処理部
61 増幅器
62 低域通過フィルター
62a 高域通過フィルター
63 A/D変換器
64 圧電素子
71 画像信号増幅器
72 A/D変換器
M 生体
S 食塊
Claims (10)
- 生体の喉頭周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段と、
前記検出信号の変化状況を圧電素子を用いて電気信号に変換する変換手段と、
前記電気信号を、嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、
を有することを特徴とする嚥下能力検査装置。 - 生体の喉頭周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段と、
前記検出信号の変化状況を圧電素子を用いて電気信号に変換する変換手段と、
前記電気信号を、データ処理し、前記各検出信号に対応する波形データを出力するデータ処理手段と、
前記波形データを記憶する記憶手段と、
前記波形データを嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、
を有することを特徴とする嚥下能力検査装置。 - 生体の喉頭周辺領域に少なくとも一つ以上の空気袋を配置し、空気袋の中の空気圧を空気チューブで伝達し、喉頭周辺領域の動きの経時的変化に応じた一つ以上の検出信号を出力する検出手段と、
前記検出信号の変化状況を圧電素子を用いて電気信号に変換する変換手段と、
前記電気信号を、データ処理し、前記各検出信号に対応する波形データ、前記検出信号から抽出した可聴音データを出力するデータ処理手段と、
前記波形データ、可聴音データを記憶する記憶手段と、
前記波形データ、可聴音データを嚥下能力検査用として視認可能に出力する表示手段と、
を有することを特徴とする嚥下能力検査装置。 - 前記喉頭周辺領域に配置した検出手段は、喉頭隆起の移動方向に沿って一つ以上配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の嚥下能力検査装置。
- 前記喉頭周辺領域に配置した検出手段は、喉頭隆起の移動方向に沿って一つ以上配置し、かつ、喉頭隆起の移動方向を中心として左右一対にして一組以上配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の嚥下能力検査装置。
- 喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段により、喉頭拳上の時間的変化量を検査可能としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の嚥下能力検査装置。
- 前記喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段により検出された検出信号が一定値を超えたことにより、喉頭蓋の塞がったことの検査を、前記検出信号に対応する波形データを基に可能にしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の嚥下能力検査装置。
- 前記喉頭隆起の移動方向に沿って配置した検出手段により検出された検出信号が一定値を超えた時点を検査基準点とし、当該検査基準点を基準として前記左右一対の検出手段の検出信号の遅延状況から喉頭隆起の左右の筋肉機能の麻痺状況を検査可能としたことを特徴とする請求項5に記載の嚥下能力検査装置。
- 前記左右の一対の検出手段の検出信号を比較して、喉頭隆起の左右の各筋肉機能の能力を検査可能としたことを特徴とする請求項5記載の嚥下能力検査装置。
- 前記検出手段は、喉頭隆起及び喉頭周辺領域の動きを空気圧の変化として検出する空気袋を内装した3個構成のエアーパッドセンサー部群であって、喉頭隆起に沿って貼着する中央エアーパッドセンサー部と、喉頭隆起の右側に貼着する右エアーパッドセンサー部と、喉頭隆起の左側に貼着する左エアーパッドセンサー部と、を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の嚥下能力検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240707A JP2015100382A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 嚥下能力検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013240707A JP2015100382A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | 嚥下能力検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015100382A true JP2015100382A (ja) | 2015-06-04 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
2013
- 2013-11-21 JP JP2013240707A patent/JP2015100382A/ja active Pending
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CN107923832B (zh) * | 2015-08-07 | 2020-11-03 | 株式会社明治 | 推定吃食时/吞咽时的食块的举动或口感的计测装置及方法 |
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