JP2015197672A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の実施の形態が解決しようとする課題は、消去可能なトナーと消去不可能なトナーの両方を用いて印刷を行う場合において、用途にあった印刷を行う画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】印刷部と、印刷する画像情報を記憶する第1の記憶部と、印刷する画像情報に対して、消去可能なトナーにてマスキングする対象を記憶する第2の記憶部と、前記第1の記憶部の画像情報と前記第2の記憶部のマスキングする対象とに基づいて用紙に画像を形成するよう印刷部を制御する制御部と、を有する画像形成装置。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、画像形成装置とコンピュータを動作させるプログラムに関する。
熱により用紙に消去処理を施し、用紙上に印字した画像を消去する消去装置が知られている。この消去装置には、消去前に画像を記憶するために画像読取を行う読取部と、用紙に熱を加えて画像を消去する消去部と、画像消去後に消去が正常に施されたか否かを判別するために前述の読取部で再度画像読取を行うものが知られている。また、画像形成装置で消去可能なトナーを用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。これによって用紙に消去可能なトナーで形成された画像を消去装置で消去することが可能である。しかしながら、操作者が用紙に記載する内容は様々であり、消去可能なトナーと消去不可能なトナーの両方を用いて様々な画像を用途に合った印刷で行いたいという要望がある。
本発明の実施の形態が解決しようとする課題は、消去可能なトナーと消去不可能なトナーの両方を用いて印刷を行う場合において、用途にあった印刷を行う画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで上記課題を達成するため、本発明の実施形態では次のような手段を講じている。印刷部と、印刷する画像情報を記憶する第1の記憶部と、印刷する画像情報に対して、消去可能なトナーにてマスキングする対象を記憶する第2の記憶部と、前記第1の記憶部の画像情報と前記第2の記憶部のマスキングする対象とに基づいて用紙に画像を形成するよう印刷部を制御する制御部と、を有する画像形成装置である。
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では画像形成装置の一例としてMFP(Multi−Function Peripherals)100を例に挙げて説明をする。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1乃至図14を参照して説明する。図1は、実施形態に係るMFP100の構成例を概略的に示す断面図である。本実施の形態に係るMFP100は画像形成装置として機能する。図1に示すようにMFP100は、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
第1の実施の形態を図1乃至図14を参照して説明する。図1は、実施形態に係るMFP100の構成例を概略的に示す断面図である。本実施の形態に係るMFP100は画像形成装置として機能する。図1に示すようにMFP100は、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
スキャナ1は、用紙の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ1は、たとえば、用紙の読取面における画像を画像データに変換するCCDラインセンサなどにより構成する。スキャナ1は、原稿台ガラスに載置された用紙をスキャンするものであっても良いし、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)が搬送する用紙の画像を読み取るものであっても良い。スキャナ1は、たとえば、MFP100の本体上側に設置する。スキャナ1は、システム制御部5により制御される。
プリンタ2(印刷部)は、被画像形成媒体としての用紙に画像を形成する。たとえば、プリンタ2は、電子写真方式の画像形成装置である。プリンタ2は、複数種類(例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、消去(D)の5種類、)のトナーを用いてカラー画像を形成する。消去トナー(D)は所定温度以上の熱によって消去可能なトナーである。
図1に示す構成例において、プリンタ2は、給紙部として給紙カセット20(20A、20B、20C)を有する。給紙カセット20は、画像を印刷する用紙を供給する給紙部である。また、プリンタ2は、給紙部として、手差しトレイなどを有してもよい。たとえば、各給紙カセット20A、20B、20Cは、MFP100本体の下部に着脱可能な状態で設けられる。これらの給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに設定した種類(例えば、サイズ、紙質)の用紙を収納する。
各給紙カセットが収納する用紙に関する情報などの設定情報は、不揮発性メモリに記憶される。プリンタ2は、設定情報に従って印刷処理に使用する用紙を収納する給紙カセットを選択する。プリンタ2は、選択した給紙カセットか
ら給紙した用紙に画像をプリントする。なお、プリンタ2が手差しトレイを有する場合、手差しトレイに対しても各給紙カセットと同様に設定情報を不揮発性メモリに記憶すればよい。
ら給紙した用紙に画像をプリントする。なお、プリンタ2が手差しトレイを有する場合、手差しトレイに対しても各給紙カセットと同様に設定情報を不揮発性メモリに記憶すればよい。
搬送部22は、プリンタ2内で用紙を搬送する搬送路と各種搬送ローラとを有する。搬送部22は、ピックアップローラ21A、21B、21Cにより供給された用紙をレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、中間転写ベルト27から用紙に画像を転写するタイミングで、当該用紙を転写位置へ搬送する。
画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)、露光部26、中間転写ベルト27、及び、転写部28は、画像を形成する画像形成手段として機能する。画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、用紙に転写する画像を形成する。図1に示す構成例において、画像形成部25は中間転写ベルト27の下側に配置される。図1に示す構成例において、画像形成部25は搬送部22の搬送路の左側に配置される。画像形成部25Yは、イエローのトナーで画像を形成する。画像形成部25Mは、マゼンタのトナーで画像を形成する。画像形成部25Cは、シアンのトナーで画像を形成する。画像形成部25Kは、ブラックのトナーで画像を形成する。画像形成部25Dは、消去可能なトナーで画像を形成する。そして、画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、各色の画像を中間転写ベルト27上で重ね合わせて転写する。また、画像形成部25Yと画像形成部25Mと画像形成部25Cと画像形成部25Kに比べて、画像形成部25Dは最も搬送路に近い位置に配置される。これは用紙に二次転写を行う時、用紙に対して消去可能なトナーが消去不可能なトナーよりも外側の層に転写されるようにするためである。消去不可能なトナーを消去可能なトナーで覆うように印刷処理を行い、マスキングを行う。なお、用紙に対して消去可能なトナーが消去不可能なトナーよりも外側の層に転写されるよう、他の画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)と搬送部22と用紙の搬送方向と中間転写ベルト27などの配置によって、画像形成部25Dの位置は適宜変更される。例えば、画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)が中間転写ベルト27の上側にある構成である場合、画像形成部25Dは本体の最も外側に配置される。換言するなら、画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)の中で、画像形成部25Yと画像形成部25Mと画像形成部25Cと画像形成部25Kに比べて、画像形成部25Dは搬送部22に対して最も外側に配置される。
なお、消去トナーは例えば所定の温度以上に加熱することにより消色化(無色化)可能なトナーである。消去トナーは、例えばバインダー樹脂に、色材を含有させてなる。消去可能な色材は、呈色性化合物、顕色剤、消去剤を含む。呈色性化合物は、例えばロイコ染料が挙げられる。顕色剤は、例えばフェノール類が挙げられる。消去剤は、加熱されると呈色性化合物と相溶し、顕色剤と親和性を有さない物質が挙げられる。消去可能な色材は、呈色性化合物と顕色剤との相互作用により発色し、消去温度以上の加熱により呈色性化合物と顕色剤との相互作用が絶たれるため、消去する。
露光部26は、レーザ光により各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)の感光体ドラム(像坦持体)に静電潜像を形成する。露光部26は、画像データに応じて制御するレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して感光体ドラムに照射する。露光部26からのレーザ光は、各感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光を制御する。各感光体ドラムに形成する静電潜像は、各色のトナーで現像する画像である。たとえば、露光部26は、レーザ光のパワーをシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。また、露光部26は、レーザ光の発光を制御するためのパルス幅の変調量などもシステム制御部5からの制御信号に応じて制御する。
各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、それぞれの感光体ドラムに形成された静電潜像を各色のトナーで現像する。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、感光体ドラム上に可視像としてのトナー像を形成する。中間転写ベルト27は、中間転写体である。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルト27上に転写(一次転写)する。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、一次転写位置でトナー像に転写バイアスを与える。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K、25D)は、転写電流によって転写バイアスを制御する。各感光体ドラム上のトナー像は、それぞれの一次転写位置で転写バイアスにより中間転写ベルト27に転写される。システム制御部5は、各画像形成部が一次転写処理に用いる転写電流を制御する。
また、各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dは、それぞれ電位センサおよび濃度センサなどのセンサを有する。電位センサは、感光体ドラムの表面電位を検知するセンサである。各画像形成部25Y、25M、25C、25K、25Dにおいて、帯電チャージャは、露光部26により露光される前に、感光体ドラムの表面を帯電する。システム制御部5は、帯電チャージャによる帯電条件が変更できる。電位センサは、帯電チャージャにより表面が帯電された感光体ドラムにおける表面電位を検知する。濃度センサは、中間転写ベルト27上に転写したトナー像の濃度を検知する。また、濃度センサは、感光体ドラム上に形成したトナー像を検知するものであっても良い。
転写部28は、中間転写ベルト27上のトナー像を二次転写位置において用紙に転写する。二次転写位置は、中間転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する位置である。二次転写位置は、支持ローラ28aおよび二次転写ローラ28bが対向する位置である。転写部28は、二次転写位置に転写電流によって制御する転写バイアスを与える。転写部28は、転写バイアスにより中間転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する。システム制御部5は、二次転写処理に用いる転写電流を制御する。
定着器29は、トナーを用紙に定着させる機能を有する。たとえば、実施形態において、定着器29は、用紙に与える熱により用紙にトナー像を定着させるものとする。
定着器29は、定着処理を行うため、用紙に熱を与える構成を有する。図1に示す構成例では、定着器29は、加熱部29aを内蔵したヒートローラ29bとヒートローラ29bに加熱された定着ベルトに加圧状態で接する加圧ローラ29cとにより構成する。加熱部29aは、温度制御可能なヒータであれば良い。たとえば、加熱部29aは、ハロゲンランプ等のヒータランプで構成しても良いし、誘導加熱(IH)方式のヒータであっても良い。また、加熱部29aは、複数のヒータで構成しても良い。
たとえば、用紙にトナー像を定着させる定着処理を行う場合、システム制御部5は、定着器29を定着温度に制御する。定着温度に制御された定着器29は、転写部28によりトナー像が転写された用紙を加圧しつつ定着温度で加熱する。これにより、定着器29は、用紙にトナー像を定着させる。また、定着器29は、定着処理した用紙を排紙部30あるいは自動両面装置31の何れかへ搬送する。
定着器29の定着温度の制御に関して、消去可能なトナーと消去不可能なトナーとを一緒に定着する場合、定着器29の温度は、用紙にトナー像が定着可能な温度かつ、熱によって消去可能なトナーが消えない温度に制御される。
定着器29により定着処理した用紙を排紙する場合、当該用紙は、排紙部30へ搬出される。また、定着器29により定着処理した用紙の裏面にも画像を形成する場合、用紙は、一旦排紙部30側へ搬送された後、スイッチバックしてADU31へ搬送される。ADU31は定着器29の下流側から転写部28の上流側へ用紙を搬送するための搬送路と搬送ローラとを有している。そしてこの場合、ADU31は、スイッチバックにより反転させた用紙を再度レジストローラ24の手前に供給する。
操作パネル4は、ユーザインターフェースである。操作パネル4は、各種のボタンとタッチパネル4bを具備する表示部4aとを有する。システム制御部5は、操作パネル4の表示部4aに表示する内容を制御する。また、操作パネル4は、表示部4aのタッチパネル4bあるいはボタンが押下されると、キー信号をシステム制御部5へ出力する。この操作パネル4は、モード選択キーを有している。このモード選択キーはマスクモードキーを有する。マスクモードキーが押下されると、マスクモードに移行する。マスクモードが選択された後に、スキャナ1にて読取った画像を表示部4aにて表示し、マスク処理したい領域をタッチパネル4bを使って入力する。そして、この指定した範囲の文字や図形などを消去可能なトナーで印刷する。また、印刷時には印刷枚数や濃度などの印刷に必要な情報の入力を受け付ける。
次に、MFP100の制御系の構成について説明する。図2は本実施の形態のMFP100のブロック図である。システムバス52を介して、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)53、RAM(Random Access Memory)54、HDD(Hard Disk Drive)55、外部I/F(Interface)56、プリンタ2、操作パネル4が接続される。また、CPU51とROM53とRAM54とはシステム制御部5を構成する。
ROM53には、CPU51を動作させるためのプログラムや閾値を予め記憶する。
RAM54には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。また、スキャナ1で読取った画像情報を一時的に保存する一時保存エリア(第1の記憶部)を有する。この画像情報は各トナーの色毎にビットマップイメージを有し、印刷に使用する。図3と図4に示すように、ビットマップイメージはトナー毎に、画像情報を複数の領域に分割し、各領域に対して当該トナーを使用するかの情報を有する。本実施例では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)、消去(D)の5種類(5色)のトナーを有するので、この5種類のトナーのビットマップイメージを有する。「1」が当該領域に対して対象となるトナーを使用することを意味し、「0」が当該領域に対してトナーを使用しないことを意味する。このトナー毎のビットマップイメージをもとに一次転写が行われる。加えてマスクモード時において、タッチパネル4bで入力された領域の座標情報を記憶する座標情報記憶エリアと、実際にマスク処理を行う領域の座標情報を記憶する修正座標記憶エリア(第2の記憶部)とを有する。さらに、マスクモードフラグ管理エリアを有する。マスクモードが選択さされた場合、マスクモードフラグ管理エリアのフラグを0から1に変更する。
HDD55は、MFP100を動作させるOS(Operating System)がインストールされる。また、プリンタドライバや必要に応じてOCR(Optical Character Reader)ソフトなどが記憶されている。
外部インターフェース(I/F)56は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、外部I/F56は、外部装置からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。外部I/F56は、外部装置とデータ通知を行うインターフェースであれば良く、たとえば、外部装置にローカルに接続する物(USBメモリ等)であっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
スキャナ1とプリンタ2と操作パネル4とは前述したので省略する。
続いて、消去装置200に関しての説明を行う。図5は、消去装置の断面図である。消去装置200は、画像形成装置で画像形成された用紙の画像を消去し、用紙の再利用を可能とする。消去装置200は、給紙部220、第1の搬送路290、第2の搬送路295、第1の読取部232a、第2の読取部232b、消去部250、搬送ローラ286、第1の経路変更部210、第2の経路変更部215、第1の排紙部260と第2の排紙部270とを有する。
給紙部220は、消去装置200の内部へ用紙を給紙する。再利用する用紙は、例えば、消去可能な記録材料で画像形成された用紙である。尚、用紙はA3、A4、B5等、様々なサイズであってよい。給紙部220は、給紙トレイ及びピックアップローラ221を有する。給紙トレイは、消去を行う用紙を積載する。ピックアップローラ221は、給紙トレイ から用紙を1枚ずつ取り出し、第1の搬送路290へ送り出す。
第1の搬送路290、第2の搬送路295は複数の搬送ローラ286を有する。搬送ローラ286は駆動ローラと従動ローラの対で構成される。
第1の搬送路290には第1の読取部232aと第2の読取部232bが設けられる。第1の読取部232a及び第2の読取部232bは二次元CCDスキャナを有する。この2つの読取部は、第1の搬送路290を挟んで設けられる。このような構成により、第1の読取部232aは搬送される用紙の片面を読み取り、第2の読取部232bは第1の読取部232aの読み取る面の反対側の面を読み取る。第1の読取部232a及び第2の読取部232bで読み取った画像は、HDD212に記憶する。
第1の読取部232a及び第2の読取部232bは、二次元CCDスキャナに限定されず、CMOSセンサであっても良い。
用紙は最終的に第1の排紙部260または第2の排紙部270へ排紙される。操作者は第1の排紙部260または第2の排紙部270のいずれかに用紙を排紙できるよう選択可能としても良い。本実施の形態では第1の排紙部260に再利用可能な用紙が搬送され、第2の排紙部270には汚れなどの理由から再利用不可能な用紙が搬送される。
第1の搬送路290は、給紙部220から、第1の排紙部260または第2の排紙部270へ接続される。第2の搬送路295は、第1の搬送路290の第1の読取部232a及び第2の読取部232bの下流側の分岐点から分岐し、第1の搬送路290の第1の読取部232a及び第2の読取部232bの上流側の合流点で合流する。分岐点には第1の経路変更部210が配置される。また、第1の搬送路290は、第1の経路変更部210を介して搬送された用紙を、第1の排紙部260又は第2の排紙部270へ排紙するための分岐点である第2の経路変更部215を有する。
第2の搬送路295の搬送路中に消去部250が配置される。消去部250は、ローラ対、及び図6に示すようにヒータ205を有する。ヒータ205はローラ対を介して間接的に用紙に一定以上の温度や熱を加える。これにより、消去可能な画像形成材料を用いて形成された用紙の画像を加熱し、色材を無色化する。
図6は消去装置200のブロック図である。システムバス201を介して、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、第1の読取部232aと第2の読取部232bとのCCDセンサ204、消去部250のヒータ205、外部からのデータの入出力をするインターフェース(I/F)206、第1の経路変更部210を制御する第1の経路変更駆動部207、第2の経路変更部215を制御する第2の経路変更駆動部208、搬送ローラ286を駆動する用紙搬送モータ213を制御する用紙搬送モータ制御駆動部209、操作表示部211、HDD212が接続される。また、CPU201とROM202、RAM203は制御部を形成する。また、第1の搬送路290と第2の搬送路295と搬送ローラ286と用紙搬送モータ213と用紙搬送モータ制御駆動部209とが搬送部に相当する。
ROM202には、CPU201を動作させるためのプログラムを記憶する。また、用紙の画像の印字率の閾値と用紙の画像の濃度の閾値とを記憶する。制御部はこの2つの閾値をもとに、消去が正常に施されたか否かを判定する。換言するなら、用紙が再利用可能であるか否かを判別する。
RAM203には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。
CCDセンサ204は、一列のラインセンサとして配置されており、用紙の濃淡を検出する。ヒータ205はIHヒータを用いる。消去部250を用紙が通過する間にローラ対を介して、用紙に間接的にIHヒータからの熱を加えて色材を無色化する。なお、このヒータ205は、ハロゲンランプ等のヒータランプで構成しても良い。
操作表示部211はタッチパネルであり、消去装置200に関しての情報の表示と入力を行う。
制御部は、第1の経路変更駆動部207を制御することにより、第1の経路変更部210を駆動して、第1の搬送路290から第2の搬送路295へ用紙を搬送するよう振り分ける。また、同じく制御部は第2の経路変更駆動部を制御することにより、第1の搬送路290から搬送された用紙を、第1の排紙部260又は第2の排紙部270へ搬送するよう振り分ける。
HDD212には、少なくとも、CCDセンサ204で1回目に読取った画像を記憶する読取画像記憶エリアと、消去部250で消去処理された用紙の画像を記憶する再判定記憶エリアとを有する。
以上のような構成を備えるMFP100と消去装置200において、予め設定されているプログラムに基づいて、MFP100は図9に示す印刷ジョブを実行し、消去装置は図11に示す消去ジョブを実行する。
まずは、MFP100の印刷ジョブに関して説明を行う。このとき、スキャナ1の原稿台ガラスには既に用紙が載置されている。MFP100はこの用紙を読取り、コピーする。印刷時にはマスクモードを選択するものとする。この際、用紙には図7(a)に示すような、例えば学校や塾などで使用されるテスト問題であるとする。なお、操作者は図8の破線で示されるように、タッチパネル4bを用いて、テスト問題の回答「○○○、◎◎◎、□□□」を広範囲に指定したものとする。そして、図7(b)に示すように「○○○、◎◎◎、□□□」が消去可能なトナーでマスキングされるものとする。
システム制御部5は操作パネル4を通じて、今回のジョブの印刷情報、例えばコピーする枚数、濃度、用紙サイズの入力を受ける。入力された情報をRAM54の所定の領域に記憶する(ACT101)。
続いて、システム制御部5は操作パネル4を操作して、マスクモードキーのキー信号の入力を検知する。システム制御部5はマスクモードキーのキー信号の入力を検知すると、RAM54のマスクモードフラグ管理エリアの値を「0」から「1」変更する(ACT102)。
続いてシステム制御部5は操作パネル4のスタートキーのキー信号を検知すると、システム制御部5はスキャナ1を動作させ、原稿台ガラスに載置された用紙をスキャンして、RAM54の一時保存エリアに記憶する(ACT103)。
システム制御部5はRAM54のマスクモードフラグ管理エリアの値が「1」となっていることを確認すると、システム制御部5は図10に示す座標入力画面を操作パネル4に表示する。そして、操作パネル4のタッチパネル4bからシステム制御部5は座標情報の入力を受ける。そして、システム制御部5は、入力された座標情報をRAM54の座標情報記憶エリアに記憶する。この座標情報の入力処理の終わりとして、システム制御部5は完了キーのキー信号の入力を検知する(ACT104)。
システム制御部5はRAM54の座標情報記憶エリアに記憶する座標情報の範囲内にマスキングを行う対象(文字又は図形など)が存在するかの検索行う。OCRソフトやマクロ認識又はミクロ認識などの各種処理を座標内に対して行うことにより、マスキングする対象を割り出し、座標をさらに絞り込む。この絞り込んだ座標をRAM54の修正座標記憶エリアに記憶する。そしてこの修正座標記憶エリアに記憶する座標情報に基いて、RAM54の一時保存エリアに記憶されている画像情報に対して、マスク処理を行う。このマスク処理では、図4に示すようなRAM54の一時保存エリアに記憶する消去トナーのビットマップイメージの対象となる座標を「1」にセットする(ACT105)。
マスク処理を完了すると、システム制御部5はRAM54の一時保存エリアに記憶している画像情報を、RAM54に記憶する印刷情報(印刷枚数)に従って印刷を行う。結果として、図7(b)に示すような形でマスクされて印刷され(ACT106)、処理を終了する。印刷において、画像形成部25Dは転写ベルトの下側に設けられ、かつ画像形成部25Dは他の画像形成部25C、画像形成部25M、画像形成部25Y、画像形成部25Kよりも搬送部22の搬送路に近い位置に設けられ、かつ画像形成部25は搬送部22の搬送路の左側に設けられていることから、用紙に対して消去可能なトナーは消去不可能なトナーよりも外側に層を形成する。
続いて、図11に示す消去ジョブを記載する。条件として、消去する用紙は給紙部220の給紙トレイにセットされている。そしてこの用紙は前述のMFP100の部分消去モードにて印刷さている。また、給紙部220の給紙トレイにセットされた用紙の内容は図7(b)に示すように、一部領域が消去可能なトナーでマスクされているものとする。なお、以下の処理では用紙を読取り保存した後に、消去する処理を例に挙げて説明を行う。また、第1の経路変更部210はデフォルトでは、第1の搬送路290と第2の搬送路295を接続しているとする。
まず、ACT201として制御部は給紙部220にセットされた用紙を給紙し、第1の搬送路290へ搬送する。
続いて、第1の搬送路290を挟んで設けられた第1の読取部232aと第2の読取部232bが用紙の両面を読取り、HDD212の読取画像記憶エリアに記憶する(ACT202)。
そして制御部は搬送ローラ286を駆動させ用紙を搬送し、第1の経路変更部210を介して、第2の搬送路295へ用紙を搬送する(ACT203)。
第2の搬送路295には消去部250が設けられている。用紙が第2の搬送路295を搬送される過程で、この消去部250を通過する。この消去部250に設けられているヒータ205によって用紙が熱せられ、マスクされた領域が消去される。この時「○○○、◎◎◎、□□□」は消去不可能なトナーで印字されているので消去されない。(ACT204)。
消去部250によって消去処理された用紙は、再度第1の搬送路290へ再度搬送される(ACT205)。
用紙を第1の搬送路290に搬送した後、制御部は第1の読取部232aと第2の読取部232bを使用して、用紙の読取処理を再び行う。読み取った画像はHDD212の再判定記憶エリアに記憶する(ACT206)。
制御部はHDD212の再判定記憶エリアに記憶する画像に対して、ROM202に記憶する用紙の印字率の閾値と濃度の閾値とを参照し、用紙が再利用可能かの判断を行う(ACT207)。
図7(b)のような用紙を消去する場合、消去できないトナーで印字されている領域が多いため、再利用不可と制御部は判断を行う(ACT207のNo)。
そして、制御部は第1の経路変更部210と第2の経路変更部215とを駆動させ、第2の排紙部270へ用紙を排紙する(ACT209)。
他方、制御部が再利用可能と判断する(用紙の全てが消去可能なトナーで印字されており、用紙の状態がよい)場合(ACT207のYes)、制御部は第1の経路変更部210を制御し、第1の排紙部260へ用紙を排紙する。
以上の構成により、操作者は任意の領域に消去可能なトナーでマスキングを行うことが可能である。また、用紙に対して最も外側に消去可能なトナーが定着されているので、消去可能なトナーを消去する際、消去不可能なトナーの色に影響を与えることは少ない。また例えば、学校などで行われる小テストなどに予め回答を記載しておき、回答が記載された領域にマスキングを施す。テスト完了後に消去装置にてマスキングを消去することにより、生徒各自で採点を行わせるなどの使い方が可能となる。また、消去装置でマスキングされた範囲を消去する際、消去後の用紙は全て同じ排紙部(実施例では第2の排紙部270)に排紙されるので、操作者は用紙を探す必要がない。
また、本実施例では選択された範囲全てではなく、必要とされる範囲を消去可能なトナーでマスキングしているため、トナー量の節約も行える。
(第2の実施の形態)
続いて第2の実施の形態に関して説明を行う。第1の実施の形態と同一の符号は説明を省略する。なお、MFP100の外部I/F56はネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであるとする。第2の実施の形態では、図12に示すようにPC(Personal Computer)300とMFP100とがLAN(Local Area Network)305を介してネットワークによって接続されている。また、MFP100のRAM54には座標情報記憶エリアと修正座標記憶エリアと座標情報記憶エリアとは存在しないものとする。
続いて第2の実施の形態に関して説明を行う。第1の実施の形態と同一の符号は説明を省略する。なお、MFP100の外部I/F56はネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであるとする。第2の実施の形態では、図12に示すようにPC(Personal Computer)300とMFP100とがLAN(Local Area Network)305を介してネットワークによって接続されている。また、MFP100のRAM54には座標情報記憶エリアと修正座標記憶エリアと座標情報記憶エリアとは存在しないものとする。
図13にはPC300のブロック図を示す。システムバス352を介して、CPU351、ROM353、RAM354、表示器355、操作器356、外部I/F357、HDD358が接続される。また、CPU351とROM353とRAM354とは制御部を構成する。
ROM353には、CPU351を動作させるためのプログラムや閾値を予め記憶する。
RAM354には、プログラムによるデータ処理の作業領域となるワークエリアなどの様々なメモリエリアを動的に形成する。また、RMA354にはマスキングを行う座標情報を記憶する座標情報記憶エリアを有する(第2の記憶部)。この座上情報記憶エリアに記憶される座標情報内の文字や図形などに対してマスキングが行われる。
表示器355はディスプレーである。操作者へ情報を表示する機器である。
操作器356はキーボードやマウスなど、PC300へ必要な情報をインプットするためのデバイスである。なお、表示器355に表示された印刷プレビューに対して、操作器356(マウス)を操作して範囲を指定し、前述の座標情報記憶エリアに座標情報を入力する。この範囲の指定は一つであってもよいし、複数であってもよい。
外部I/F357は、外部装置と通信するためのインターフェースである。例えば、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースである。外部I/F56は、MFP100とデータを送受信する。
HDD358は、大容量の記憶装置である。また、HDD358にはPC300を動作させるOS(Operating System)がインストールされる。また文章ファイルを作成するためのソフトウェアも既にインストールされているものとする。また、文章ファイルなどを印刷するためのソフトウェア(換言するならプリンタドライバ)などもこのHDD358にインストールされている。この印刷するファイルを保存する領域が第1の記憶部に相当する。
なお、HDD358に記憶される文書ファイルなどを印刷する場合、ポストスクリプトデータ等のページ記述言語で記述された印刷命令を用いる。プリンタドライバは、当該ファイルの内容をもとに、ページ記述言語で記述された印刷命令を作成する。このページ記述言語とは、コンピュータ上で作成された文書や画像などをMFP100で印刷する際に、MFP100に対して指示するプログラム言語である。このページ記述言語には、文字や図形の位置情報、書式情報(フォントサイズ、フォントの色、アンダーライン、太字)などが記載されている。MFP100では文書ファイルなどを印刷する際、受信した印刷命令のページ記述言語の記述に基づいて、ビットマップイメージを作成する。第2の実施の形態では、このページ記述言語を書き換えてマスキングを行う。
また、このプリンタドライバはマスクモードが選択可能である。マスクモードを選択する場合は、一例としてプリンタドライバのGUI(Graphical User Interface)画面からラジオボタンにチェックをすることにより、選択可能であるとする。このマスクモードが選択されると、印刷する文書ファイルをプレビューで表示器355に表示し、マウスなどの操作器356を操作することによって、マスキングを行う領域の座標情報を入力する。また、このプリンタドライバはGUIの印刷用画面が表示可能であり、この印刷用画面に表示される印刷キーを押下することにより、印刷命令をMFP100へ送信する。
以上のような構成を備えるPC300において、制御部は、予め設定されているプログラムに基づいて、図14に示す印刷要求ジョブを実行する。このとき、図12に示すようにMFP100とPC300は接続されているものとする。図7(a)に示すような文書ファイルを文書ソフトで作成し、マスキングをして印刷を行うものとする。なお、既にデフォルトの設定で、マスクモードが選択されているものとする。そして、操作者はGUIで表示された印刷キーを押下ものとする。
まず制御部は図9に示すような印刷する文章の印刷プレビューを表示する(ACT301)。
続いて制御部は操作器356が操作され、選択された座標情報をRAM354の座標情報記憶エリアに記憶する。制御部はGUIの印刷キーの入力信号を検知するまで座標情報の入力処理を受ける(ACT302)。
そして、制御部は印刷キーのキー信号の入力を受けると、文章ファイルをもとにしてページ記述言語で印刷命令を作成する。加えて、RAM354の座標情報記憶エリアに記憶する座標情報内に該当する箇所を消去可能なトナーで印字するよう印刷命令を書き換える。一例として、OCRソフトなどを用いて、座標情報内の文字を識別する。そして、識別された文字をページ記述言語で記載された印刷命令から検索し、対象となる文字を消去可能なトナーで印字するよう印刷命令を書き換える(ACT303)。
そして制御部は外部I/F357を経由して、作成した印刷命令をMFP100へと送信する(ACT304)。なお、MFP100はこの印刷命令を受信すると、この印刷命令からイメージデータを作成し、印刷処理を行う。
以上によって、PCから文章を印刷する場合、消去可能なトナーにてマスキングを行って印刷を行うことが可能となる。これによって第1の実施の形態と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の実施の形態では、用紙に対して消去可能なトナーは消去不可能なトナーよりも外側に層を形成するようにするため、MFP100の画像形成部25Dは搬送部22の搬送路に対して最も近い位置に配置されたが、これに限られるものではない。例えば、一旦消去不可能なトナーを用紙に対して転写と定着を行った後に、消去可能なトナーの用紙への転写と定着を行う方法も考えられる。この場合、第1の実施の形態では、システム制御部5は、マスクモード時において、RAM54の座標情報記憶エリアにマスキングを行う座標を記憶している場合、システム制御部5は、一旦消去不可能なトナーの転写と定着を行った後、ADU31にて用紙を転写部28の上流側へ搬送し、消去不可能なトナーが印刷された面に対して、消去可能なトナーの転写と定着を行えばよい。第2の実施の形態では、PC300がMFP100へと送信するページ記述言語に、マスキングを行うフラグ情報などを付加すればよい。ADU31にて用紙を転写部28上流へと再度搬送する方法は、第1の実施の形態と同様である。
本発明の実施の形態では、対象となる文字に対してマスキングを行ったが、座標情報記憶エリアに記憶する座標全てに対してマスキングを行ってもよい。
マスキングする対象とは、マスキングを行う文字や図形などの画像情報であってもよいし、指定された範囲全てに対してマスキングを行う座標の情報であってもよい。また。第2の実施の形態のように、文字や図形をマスキングするための座標情報も含まれる。
第1の記憶部と第2の記憶部とは一体であっても別体であってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 スキャナ
2 プリンタ
4 操作パネル
100 MFP
200 消去装置
300 PC
2 プリンタ
4 操作パネル
100 MFP
200 消去装置
300 PC
Claims (5)
- 印刷部と、
印刷する画像情報を記憶する第1の記憶部と、
印刷する画像情報に対して、消去可能なトナーにてマスキングする対象を記憶する第2の記憶部と、
前記第1の記憶部の画像情報と前記第2の記憶部のマスキングする対象とに基づいて用紙に画像を形成するよう印刷部を制御する制御部と、
を有する画像形成装置。 - 前記印刷部は、消去可能なトナーと消去不可能なトナーとで画像を形成する画像形成部と、転写部とを少なくとも有し、
前記画像形成部にて形成された画像を前記転写部にて用紙に転写する場合、用紙に転写された消去可能なトナーは、消去不可能なトナーよりも用紙に対して外側に層を形成するよう前記印刷部が構成されている
ことを特徴する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記印刷部は定着部と転写部と有し、
前記定着部の下流側から前記転写部の上流側へと用紙を搬送する搬送部と、
前記制御部は、前記記憶部の画像情報を印刷する場合、消去不可能なトナーを前記印刷部を制御して用紙に印刷を行い、前記搬送部を制御して用紙を前記転写部上流側へと搬送し、消去可能なトナーを前記印刷部を制御して用紙に印刷する制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - マスキングする対象を入力する入力部と、
前記制御部は、前記入力部により入力された対象を前記第2の記憶部に記憶するよう制御する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 印刷に関する画像情報を記憶する第1の記憶部と、マスキングする対象を記憶可能な第2の記憶部と、操作部と、外部機器と通信可能な通信部と、を有し、画像形成装置に印刷に関する情報を送る処理をコンピュータにて実行させるプログラムであって、
前記操作部によって入力されたマスキングを行う対象を前記第2の記憶部に記憶する記憶機能と、
前記第1の記憶部の画像情報と前記第2の記憶部に記憶するマスキングする対象とに基づいて、印刷命令を作成する作成機能と、
前記作成機能で作成された印刷命令を前記通信部を用いて画像形成装置へと送信する送信機能と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014077374A JP2015197672A (ja) | 2014-04-03 | 2014-04-03 | 画像形成装置及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017102152A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
US9821591B1 (en) | 2017-01-23 | 2017-11-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and mask forming method |
-
2014
- 2014-04-03 JP JP2014077374A patent/JP2015197672A/ja active Pending
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