JP2015184299A - プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部から供給される電力と、内部のバッテリーに充電した電力と、を切り替えて駆動することで小型化や軽量化が可能なプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクター100は、AC電源入力部130と、バッテリー部175と、AC電源入力部130の電力で駆動する第1の駆動、およびバッテリー部175の放電で駆動する第2の駆動の何れかを切り替える電源切り替え部164と、光源装置255と、制御部160と、操作部120と、を備え、制御部160は、第1の駆動を実行しているときに操作部120で所定の指示を受け付けた場合、第1の駆動から第2の駆動への切り替えを指示し、第1の駆動において光源装置255が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を光源装置255に指示する。【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法に関する。
コンテンツ等の画像を表示する表示装置の一形態として、高輝度なランプを採用した光源から射出された光を、光変調装置で画像信号に応じて変調し、この変調光をスクリーン等に拡大投写して画像を表示するプロジェクターが知られている。
周知のように、プロジェクターのランプは、消灯させた直後に再度点灯させたい場合、ランプ周辺の温度が低下するまで待機する必要がある。従って、プロジェクターを移動して投写する場合、投写中のランプを一度消灯させて移動し、移動先でランプの冷却を待つのは非効率であり、下記特許文献1に示すように、プロジェクターのワゴンに充電および放電可能なバッテリーを搭載し、外部の商用電源から電力が供給されない状態であっても、バッテリーからの放電により駆動を継続するプロジェクターシステムが開示されている。また、下記特許文献2では、バッテリーおよび外部の商用電源の何れでも駆動可能なプロジェクターの光源が開示されている。
周知のように、プロジェクターのランプは、消灯させた直後に再度点灯させたい場合、ランプ周辺の温度が低下するまで待機する必要がある。従って、プロジェクターを移動して投写する場合、投写中のランプを一度消灯させて移動し、移動先でランプの冷却を待つのは非効率であり、下記特許文献1に示すように、プロジェクターのワゴンに充電および放電可能なバッテリーを搭載し、外部の商用電源から電力が供給されない状態であっても、バッテリーからの放電により駆動を継続するプロジェクターシステムが開示されている。また、下記特許文献2では、バッテリーおよび外部の商用電源の何れでも駆動可能なプロジェクターの光源が開示されている。
しかしながら、バッテリーから電力を供給しつつ、ランプが点灯した状態でプロジェクターを移動させる場合、ランプは移動中も画像を投写可能な高輝度で点灯しているため、多くの電力が消費されることから大容量のバッテリーが必要になり、ワゴンやプロジェクター本体が大型化した。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、外部から供給される電力と、内部のバッテリーに充電した電力と、を切り替えて使用するプロジェクターの小型化や軽量化を図ることを目的とする。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、外部から供給される電力と、内部のバッテリーに充電した電力と、を切り替えて使用するプロジェクターの小型化や軽量化を図ることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係るプロジェクターは、外部から電力が供給される外部電源部と、前記電力を充放電可能な充電部と前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、画像を投写可能に発光する光源部と、前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、指示を受け付ける入力部と、を備え、前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記入力部が所定の指示を受け付けた場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とする。
本適用例に係るプロジェクターは、外部から電力が供給される外部電源部と、前記電力を充放電可能な充電部と前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、画像を投写可能に発光する光源部と、前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、指示を受け付ける入力部と、を備え、前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記入力部が所定の指示を受け付けた場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とする。
このような構成によれば、プロジェクターは、外部電源部に供給される電力により駆動しているときに所定の指示を受け付けた場合、充電部の放電による駆動に切り替え、輝度を下げて光源部を発光させる。従って、プロジェクターが外部電源部から供給される電力に替えて充電部から供給される電力で駆動する場合、消費電力が低減することから、充電部の容量の小型化が可能になるため、プロジェクターの小型化および軽量化を図れる。
[適用例2]
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記所定の指示は、前記画像の投写を一時的に休止する休止指示であることが好ましい。
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記所定の指示は、前記画像の投写を一時的に休止する休止指示であることが好ましい。
このような構成によれば、プロジェクターは、画像の投写を一時的に休止する休止指示を受け付けた場合、充電部から供給される電力による駆動に切り替わり、光源部の輝度が下がるので、消費電力を低減することができる。
[適用例3]
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記所定の指示は、前記画像を投写する投写光が遮蔽された場合に生成されることが好ましい。
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記所定の指示は、前記画像を投写する投写光が遮蔽された場合に生成されることが好ましい。
このような構成によれば、画像を投写する投写光を遮蔽することで、プロジェクターは充電部から供給される電力による駆動に切り替わり、消費電力を低減することができる。
[適用例4]
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記入力部が前記所定の指示を受け付けた場合、投写するための前記画像の生成を休止させることが好ましい。
上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記入力部が前記所定の指示を受け付けた場合、投写するための前記画像の生成を休止させることが好ましい。
このような構成によれば、プロジェクターは、入力部が所定の指示を受け付けた場合、投写するための画像の生成を休止させることで、消費する電力の更なる低減を図れる。
[適用例5]
本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、電力を充放電可能な充電部と、画像を投写可能に発光する光源部と、を備えるプロジェクターの制御方法であって、外部から供給される前記電力により駆動する第1の駆動工程と、指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程で受け付けた前記指示が所定の指示であるか、否かを判定する判定工程と、前記指示が前記所定の指示である場合、前記充電部からの放電により駆動する第2の駆動工程に切り替える切り替え工程と、前記切り替え工程で前記第2の駆動工程に切り替えた場合、前記第1の駆動工程において発光する前記光源部の第1の輝度値よりも低い第2の輝度値で発光させる発光工程と、を備えることを特徴とする。
本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、電力を充放電可能な充電部と、画像を投写可能に発光する光源部と、を備えるプロジェクターの制御方法であって、外部から供給される前記電力により駆動する第1の駆動工程と、指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程で受け付けた前記指示が所定の指示であるか、否かを判定する判定工程と、前記指示が前記所定の指示である場合、前記充電部からの放電により駆動する第2の駆動工程に切り替える切り替え工程と、前記切り替え工程で前記第2の駆動工程に切り替えた場合、前記第1の駆動工程において発光する前記光源部の第1の輝度値よりも低い第2の輝度値で発光させる発光工程と、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、プロジェクターは、外部電源部に供給される電力により駆動しているときに所定の指示を受け付けた場合、充電部の放電による駆動に切り替え、輝度を下げて光源部を発光させる。従って、プロジェクターが外部電源部から供給される電力に替えて充電部から供給される電力で駆動する場合、消費電力が低減することから、充電部の容量の小型化が可能になるため、プロジェクターの小型化および軽量化を図れる。
[適用例6]
本適用例に係るプロジェクターは、外部から電力が供給される外部電源部と、前記電力を充放電可能な充電部と前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、画像を投写可能に発光する光源部と、前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記外部からの電力供給が休止された場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とする。
本適用例に係るプロジェクターは、外部から電力が供給される外部電源部と、前記電力を充放電可能な充電部と前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、画像を投写可能に発光する光源部と、前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記外部からの電力供給が休止された場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とする。
このような構成によれば、プロジェクターは、外部電源部に供給される電力により駆動しているときに外部からの電力供給が休止された場合、充電部の放電による駆動に切り替え、輝度を下げて光源部を発光させる。従って、プロジェクターが外部電源部から供給される電力に替えて充電部から供給される電力で駆動する場合、消費電力が低減することから、充電部の容量の小型化が可能になるため、プロジェクターの小型化および軽量化を図れる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る画像投写装置として、光源から射出された光を入力された画像信号に応じて変調し、この変調光をスクリーン等の投写面に拡大投写して画像を表示するプロジェクター100について説明する。
図1は、本実施形態におけるプロジェクター100の機能構成を示すブロック図である。このプロジェクター100は、信号入力部110、操作部120、AC電源入力部130、画像処理部140、OSD処理部150、制御部160、電源部170、シャッター位置検出部180、シャッター部185、音声出力部190および画像投写部200を備える。尚、各機能部は、何れも図示を略したCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等のハードウェアと、ROMやフラッシュメモリーに記憶されているソフトウェアとが協働することでそれぞれの機能を実現している。
信号入力部110は、各種のフォーマット形式のコンテンツの入力信号を受け付ける。尚、コンテンツは、音声を含む動画映像を想定し、所定の接続方式で接続されたコンピューターやDVD再生装置等から出力される態様や、フラッシュメモリーに記憶されたデータを読み取る態様や、インターネット等のネットワークを介して入力される態様を想定する。
以下、本発明の実施形態に係る画像投写装置として、光源から射出された光を入力された画像信号に応じて変調し、この変調光をスクリーン等の投写面に拡大投写して画像を表示するプロジェクター100について説明する。
図1は、本実施形態におけるプロジェクター100の機能構成を示すブロック図である。このプロジェクター100は、信号入力部110、操作部120、AC電源入力部130、画像処理部140、OSD処理部150、制御部160、電源部170、シャッター位置検出部180、シャッター部185、音声出力部190および画像投写部200を備える。尚、各機能部は、何れも図示を略したCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等のハードウェアと、ROMやフラッシュメモリーに記憶されているソフトウェアとが協働することでそれぞれの機能を実現している。
信号入力部110は、各種のフォーマット形式のコンテンツの入力信号を受け付ける。尚、コンテンツは、音声を含む動画映像を想定し、所定の接続方式で接続されたコンピューターやDVD再生装置等から出力される態様や、フラッシュメモリーに記憶されたデータを読み取る態様や、インターネット等のネットワークを介して入力される態様を想定する。
信号入力部110は、受け付けた入力信号から画像データと音声データとをそれぞれ抽出し、抽出した画像データを画像処理部140に出力し、抽出した音声データを制御部160に出力する。
操作部120は入力部に相当し、プロジェクター100の図示しない筐体に備えられた操作キーから構成され、プロジェクター100に対する各種指示を受け付ける。
画像処理部140は、画像データに対して階調補正、色補正および倍率補正等の画像処理を制御部160からの指示に基づいて実行し、投写ユニット250で投写可能な投写画像を生成する。生成された投写画像はOSD処理部150に送られる。尚、画像処理部140が実行する画像処理についての詳細な説明は、例えば、特開2010−181807号公報に公開されている。
OSD処理部150は、ユーザーの指示に基づき制御部160が出力する指示に基づいて、種々のメニュー画面やメッセージ画面等を含むOSD画像を生成し、画像処理部140が生成した投写画像にOSD画像を合成する。この結果、投写画像はコンテンツの画像にOSD画像が重畳された態様となる。OSD処理部150が合成した投写画像は画像投写部200に出力される。
操作部120は入力部に相当し、プロジェクター100の図示しない筐体に備えられた操作キーから構成され、プロジェクター100に対する各種指示を受け付ける。
画像処理部140は、画像データに対して階調補正、色補正および倍率補正等の画像処理を制御部160からの指示に基づいて実行し、投写ユニット250で投写可能な投写画像を生成する。生成された投写画像はOSD処理部150に送られる。尚、画像処理部140が実行する画像処理についての詳細な説明は、例えば、特開2010−181807号公報に公開されている。
OSD処理部150は、ユーザーの指示に基づき制御部160が出力する指示に基づいて、種々のメニュー画面やメッセージ画面等を含むOSD画像を生成し、画像処理部140が生成した投写画像にOSD画像を合成する。この結果、投写画像はコンテンツの画像にOSD画像が重畳された態様となる。OSD処理部150が合成した投写画像は画像投写部200に出力される。
AC電源入力部130には外部から供給される商用電力が入力される。このAC電源入力部130は外部電源部に相当する。電源部170は、図示を略した電源回路を備え、AC電源入力部130に入力される交流の商用電力を所定の電圧の直流電力に変換し、各機能部に給電する。AC電源入力部130は外部から商用電力が入力されているか否かの検出状態を制御部160に通知する。
また、電源部170はバッテリー部175を備える。バッテリー部175は繰り返し充放電可能な充電式電池(二次電池)を有し、AC電源入力部130に商用電力が入力されている場合に充電を行い、AC電源入力部130への商用電力の供給が停止された場合、制御部160からの指示に基づいて放電を行い各機能部に給電する。本実施形態では、バッテリー部175は充電部に相当し、プロジェクター100内部に設置された充電式電池を想定する。バッテリー部175の充電式電池は、プロジェクター100を、移動する間の一時的な時間(例えば10分くらい)だけバッテリー駆動できる容量があればよい。このため充電式電池は小型および軽量なものを想定する。
シャッター部185は、画像投写部200の投写レンズ292近傍に設置され、ユーザーの手指の押圧により一方向に摺動可能な板状部材を有する。この板状部材が一方の位置にある場合、投写レンズ292から出射される変調光(投写光)は板状部材により遮蔽される遮蔽状態となる。また、板状部材が他方の位置にある場合、板状部材により遮蔽されない非遮蔽状態であり、投写レンズ292から出射される変調光はスクリーンSCに投写される。
また、電源部170はバッテリー部175を備える。バッテリー部175は繰り返し充放電可能な充電式電池(二次電池)を有し、AC電源入力部130に商用電力が入力されている場合に充電を行い、AC電源入力部130への商用電力の供給が停止された場合、制御部160からの指示に基づいて放電を行い各機能部に給電する。本実施形態では、バッテリー部175は充電部に相当し、プロジェクター100内部に設置された充電式電池を想定する。バッテリー部175の充電式電池は、プロジェクター100を、移動する間の一時的な時間(例えば10分くらい)だけバッテリー駆動できる容量があればよい。このため充電式電池は小型および軽量なものを想定する。
シャッター部185は、画像投写部200の投写レンズ292近傍に設置され、ユーザーの手指の押圧により一方向に摺動可能な板状部材を有する。この板状部材が一方の位置にある場合、投写レンズ292から出射される変調光(投写光)は板状部材により遮蔽される遮蔽状態となる。また、板状部材が他方の位置にある場合、板状部材により遮蔽されない非遮蔽状態であり、投写レンズ292から出射される変調光はスクリーンSCに投写される。
シャッター位置検出部180は、シャッター部185の板状部材の摺動位置をセンサー等で検出し、検出した摺動位置に基づいて、画像投写部200から出射される変調光が遮蔽状態であるか否かの情報を制御部160に出力する。
音声出力部190はスピーカーを備え、入力される音声信号に基づく音声をスピーカーから出力する。本実施形態では、制御部160は、入力信号から抽出される音声データに対して所定の処理を施すことにより音声信号を生成し、生成した音声信号を音声出力部190に出力する。
制御部160は、電源切り替え判定部162、電源切り替え部164および動作モード切り替え部166を備え、各機能部の動作を制御する。
電源切り替え判定部162は、各機能部の設定状態(以降、内部状態と呼ぶ)のうち、所定の内部状態の変化に基づいて、プロジェクター100を駆動するための電力源を商用電力とする第1の駆動(AC駆動)か、またはバッテリー部175に蓄電されている直流電力とする第2の駆動(バッテリー駆動)か、を判定する。
本実施形態では、電源切り替え判定部162は、AVミュート状態、シャッター部185の開閉状態およびAC電源入力部130への商用電力の入力状態を所定の内部状態として監視し、これらの状態の変化に応じて電力源を判定し、電源回路の切り替えを決定する。尚、ユーザーによるAVミュート操作やユーザーによるシャッター部185の開閉操作は、所定の指示に相当する。
音声出力部190はスピーカーを備え、入力される音声信号に基づく音声をスピーカーから出力する。本実施形態では、制御部160は、入力信号から抽出される音声データに対して所定の処理を施すことにより音声信号を生成し、生成した音声信号を音声出力部190に出力する。
制御部160は、電源切り替え判定部162、電源切り替え部164および動作モード切り替え部166を備え、各機能部の動作を制御する。
電源切り替え判定部162は、各機能部の設定状態(以降、内部状態と呼ぶ)のうち、所定の内部状態の変化に基づいて、プロジェクター100を駆動するための電力源を商用電力とする第1の駆動(AC駆動)か、またはバッテリー部175に蓄電されている直流電力とする第2の駆動(バッテリー駆動)か、を判定する。
本実施形態では、電源切り替え判定部162は、AVミュート状態、シャッター部185の開閉状態およびAC電源入力部130への商用電力の入力状態を所定の内部状態として監視し、これらの状態の変化に応じて電力源を判定し、電源回路の切り替えを決定する。尚、ユーザーによるAVミュート操作やユーザーによるシャッター部185の開閉操作は、所定の指示に相当する。
(a)AVミュート状態
ユーザーが操作部120を操作して画像の投写および音声の出力の一時停止を指示(休止指示)しAVミュート状態に遷移した場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、ユーザーが操作部120を操作してAVミュートの解除を指示した場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
(b)シャッター部185の開閉状態
ユーザーがシャッター部185を非遮蔽状態から遮蔽状態に遷移させた場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、ユーザーがシャッター部185を遮蔽状態から非遮蔽状態に遷移させた場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
(c)AC電源入力部130への商用電力の入力状態
図示を略した電源プラグを外す等の操作をユーザーが行い、商用電力の入力が遮断された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、商用電力の入力が再開された場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
尚、電源切り替え判定部162は、これらの内部状態(a)、(b)、(c)のうち、少なくとも1つの判定結果に基づいて決定しても良い。例えば、ユーザーによりAVミュートが操作された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定しても良く、また、商用電力の入力が遮断された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定しても良い。
ユーザーが操作部120を操作して画像の投写および音声の出力の一時停止を指示(休止指示)しAVミュート状態に遷移した場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、ユーザーが操作部120を操作してAVミュートの解除を指示した場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
(b)シャッター部185の開閉状態
ユーザーがシャッター部185を非遮蔽状態から遮蔽状態に遷移させた場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、ユーザーがシャッター部185を遮蔽状態から非遮蔽状態に遷移させた場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
(c)AC電源入力部130への商用電力の入力状態
図示を略した電源プラグを外す等の操作をユーザーが行い、商用電力の入力が遮断された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定する。また、商用電力の入力が再開された場合、電源切り替え判定部162は商用電力からの電力取得を決定する。
尚、電源切り替え判定部162は、これらの内部状態(a)、(b)、(c)のうち、少なくとも1つの判定結果に基づいて決定しても良い。例えば、ユーザーによりAVミュートが操作された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定しても良く、また、商用電力の入力が遮断された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定しても良い。
また、電源切り替え判定部162は、複数の内部状態における判定結果の論理和や論理積に基づいて決定しても良い。例えば、ユーザーによりAVミュートが操作され、かつ、商用電力の入力が遮断された場合、電源切り替え判定部162はバッテリー部175からの電力取得を決定しても良い。
電源切り替え部164は切り替え部に相当し、電源切り替え判定部162の決定に基づいて電源回路を切り替えることにより、電力源を商用電力およびバッテリー部175の何れかに切り替える。また、電源切り替え部164は、電力源を商用電力からバッテリー部175に切り替える場合、バッテリー部175の蓄電量から使用可能時間T1を算出し、バッテリー部175の使用時間が使用可能時間T1を超えた場合、電力源を商用電力に切り替える機能を備える。また、バッテリー部175の使用可能時間T1が所定の最少時間を越えない場合、商用電力からバッテリー部175への電力源の切り替えを行わない態様も想定できる。
動作モード切り替え部166は、電力源に応じて動作モードを切り替える。本実施形態では、電力源が商用電力である場合にはAC駆動に対する動作モードが選択され、電力源がバッテリー部175である場合にはバッテリー駆動に対する動作モードが選択される。
電源切り替え部164は切り替え部に相当し、電源切り替え判定部162の決定に基づいて電源回路を切り替えることにより、電力源を商用電力およびバッテリー部175の何れかに切り替える。また、電源切り替え部164は、電力源を商用電力からバッテリー部175に切り替える場合、バッテリー部175の蓄電量から使用可能時間T1を算出し、バッテリー部175の使用時間が使用可能時間T1を超えた場合、電力源を商用電力に切り替える機能を備える。また、バッテリー部175の使用可能時間T1が所定の最少時間を越えない場合、商用電力からバッテリー部175への電力源の切り替えを行わない態様も想定できる。
動作モード切り替え部166は、電力源に応じて動作モードを切り替える。本実施形態では、電力源が商用電力である場合にはAC駆動に対する動作モードが選択され、電力源がバッテリー部175である場合にはバッテリー駆動に対する動作モードが選択される。
尚、バッテリー駆動に対する動作モードでは、図2に示すように、投写ユニット250において光源部に相当する光源装置255が発光する輝度値(第2の輝度値)は、AC駆動に対する動作モードの時に発行する輝度値(第1の輝度値)よりも低下する。また、投写ユニット250における光変調装置280は、バッテリー駆動に対する動作モードでは変調処理を停止しても良い。更に、バッテリー駆動に対する動作モードでは、画像処理部140による画像処理や、OSD処理部150による合成処理の少なくとも一部の機能が停止する態様も想定できる。
画像投写部200は、ランプ駆動部210、ライトバルブ駆動部220および投写ユニット250を備える。
ランプ駆動部210は、制御部160から出力される駆動指示に基づいて、投写ユニット250の光源装置255の駆動を制御する。尚、本実施形態では、ランプ駆動部210は図示を略したコンデンサーを備える。従って、電力源の切り替え時には、貯電したコンデンサーが放電することにより、光源装置255の発光管256(図3)が消灯状態に遷移することなく瞬時に切り替わることができる。ランプ駆動部210は制御部160の指示に基づいて、光源装置255の輝度値を第1の輝度値、または第2の輝度値に切り替える。
画像投写部200は、ランプ駆動部210、ライトバルブ駆動部220および投写ユニット250を備える。
ランプ駆動部210は、制御部160から出力される駆動指示に基づいて、投写ユニット250の光源装置255の駆動を制御する。尚、本実施形態では、ランプ駆動部210は図示を略したコンデンサーを備える。従って、電力源の切り替え時には、貯電したコンデンサーが放電することにより、光源装置255の発光管256(図3)が消灯状態に遷移することなく瞬時に切り替わることができる。ランプ駆動部210は制御部160の指示に基づいて、光源装置255の輝度値を第1の輝度値、または第2の輝度値に切り替える。
ライトバルブ駆動部220は、OSD処理部150が出力する投写画像に基づいて、光変調装置280を駆動するための駆動信号を生成し、投写ユニット250に出力する。
投写ユニット250は、ライトバルブ駆動部220から出力される駆動信号に基づいて変調光を生成し、生成した変調光をスクリーンSCに投写する。
ここで、図3は投写ユニット250の光学系を模式的に示す図であり、この図3を参照して光学系の概略構成を説明する。
投写ユニット250の光学系の機能は光学系ユニット251として構成されている。光学系ユニット251は、光学部品用筐体252、光源装置255、照明光学装置260、色分離光学装置265、リレー光学装置270、光変調装置280および投写光学装置290を備えている。これらの各装置を構成する光学部品は光学部品用筐体252に収納されている。
投写ユニット250は、ライトバルブ駆動部220から出力される駆動信号に基づいて変調光を生成し、生成した変調光をスクリーンSCに投写する。
ここで、図3は投写ユニット250の光学系を模式的に示す図であり、この図3を参照して光学系の概略構成を説明する。
投写ユニット250の光学系の機能は光学系ユニット251として構成されている。光学系ユニット251は、光学部品用筐体252、光源装置255、照明光学装置260、色分離光学装置265、リレー光学装置270、光変調装置280および投写光学装置290を備えている。これらの各装置を構成する光学部品は光学部品用筐体252に収納されている。
光源装置255は、光束を射出する発光管256およびリフレクター257を備えている。光源装置255は、発光管256から射出された光束をリフレクター257で反射させて射出方向を揃え、照明光学装置260に向けて射出する。尚、照明光軸OCは、光源装置255から被照明領域側に射出される光束の中心軸である。また、発光管256はハロゲンランプ、キセノンランプおよび超高圧水銀ランプ等の高輝度で発光可能な光源を想定する。
照明光学装置260はレンズアレイ261,262、偏光変換素子263、重畳レンズ264およびフィールドレンズ269を備え、光源装置255から射出された光束に対し、照明光軸OCと直交する面内での照度を均一化する機能を有する。
色分離光学装置265はダイクロイックミラー266,267や反射ミラー268を備え、照明光学装置260から射出された光束を、赤色(R)光、緑色(G)光および青色(B)光の3色の色光に分離して3つの液晶装置285R,285G,285Bに導光する。
照明光学装置260はレンズアレイ261,262、偏光変換素子263、重畳レンズ264およびフィールドレンズ269を備え、光源装置255から射出された光束に対し、照明光軸OCと直交する面内での照度を均一化する機能を有する。
色分離光学装置265はダイクロイックミラー266,267や反射ミラー268を備え、照明光学装置260から射出された光束を、赤色(R)光、緑色(G)光および青色(B)光の3色の色光に分離して3つの液晶装置285R,285G,285Bに導光する。
リレー光学装置270は入射側レンズ272、リレーレンズ276および反射ミラー274,278を備える。このリレー光学装置270では、色分離光学装置265で分離された色光(本実施形態1ではB光)の光路の長さは、他の色光の光路の長さよりも長い。これにより、光の発散などによる光の利用効率の低下を防止し、色光を液晶装置285(本実施形態1では液晶装置285B)まで導く。
光変調装置280は、3つの入射側偏光板284の液晶装置285R,285G,285B、3つの射出側偏光板286およびクロスダイクロイックプリズム288を備える。液晶装置285R,285G,285Bは、色分離光学装置265で分離された各色光を駆動信号に応じて変調する。クロスダイクロイックプリズム288は、液晶装置285R,85G,85Bにより変調された各色光を合成し、投写光学装置290側に射出する。
投写光学装置290は投写レンズ292を備える。この投写光学装置290は、光変調装置280で変調され合成された光束を、投写レンズ292で拡大しスクリーンSCに投写する。この結果、入力された画像信号に基づいた投写画像がスクリーンSCに表示される。
尚、本実施形態では、プロジェクター100は、離れたスクリーンSCに向かって投写する据え置き型の態様を想定したが、これには限定されず、短焦点または超短焦点プロジェクターであってもよいし、インタラクティブ操作が可能なプロジェクターであっても良い。
光変調装置280は、3つの入射側偏光板284の液晶装置285R,285G,285B、3つの射出側偏光板286およびクロスダイクロイックプリズム288を備える。液晶装置285R,285G,285Bは、色分離光学装置265で分離された各色光を駆動信号に応じて変調する。クロスダイクロイックプリズム288は、液晶装置285R,85G,85Bにより変調された各色光を合成し、投写光学装置290側に射出する。
投写光学装置290は投写レンズ292を備える。この投写光学装置290は、光変調装置280で変調され合成された光束を、投写レンズ292で拡大しスクリーンSCに投写する。この結果、入力された画像信号に基づいた投写画像がスクリーンSCに表示される。
尚、本実施形態では、プロジェクター100は、離れたスクリーンSCに向かって投写する据え置き型の態様を想定したが、これには限定されず、短焦点または超短焦点プロジェクターであってもよいし、インタラクティブ操作が可能なプロジェクターであっても良い。
図4は、制御部160が実行する電源切り替え処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、プロジェクター100が駆動している場合に所定の時間間隔で実行されるように設定されている。
この処理が開始されると、制御部160は、自身の内部状態を取得し(ステップS300)、所定の内部状態が変化したか否かを判定する(ステップS302)。
ここで、所定の内部状態が変化していないと判定した場合(ステップS302でNo)、この処理を終了する。
他方で、所定の内部状態が変化したと判定した場合(ステップS302でYes)、制御部160はAC電源で駆動中か、否かを判定する(ステップS304)。
ここで、AC電源で駆動中ではないと判定した場合(ステップS304でNo)、制御部160は電力源をAC電源に切り替え(ステップS330)、続いて、AC駆動に対する動作モードに切り替え(ステップS332)、処理を終了する。
他方で、AC電源で駆動中であると判定した場合(ステップS304でYes)、制御部160は、バッテリー部175の使用可能時間T1を算出する(ステップS306)。
この処理が開始されると、制御部160は、自身の内部状態を取得し(ステップS300)、所定の内部状態が変化したか否かを判定する(ステップS302)。
ここで、所定の内部状態が変化していないと判定した場合(ステップS302でNo)、この処理を終了する。
他方で、所定の内部状態が変化したと判定した場合(ステップS302でYes)、制御部160はAC電源で駆動中か、否かを判定する(ステップS304)。
ここで、AC電源で駆動中ではないと判定した場合(ステップS304でNo)、制御部160は電力源をAC電源に切り替え(ステップS330)、続いて、AC駆動に対する動作モードに切り替え(ステップS332)、処理を終了する。
他方で、AC電源で駆動中であると判定した場合(ステップS304でYes)、制御部160は、バッテリー部175の使用可能時間T1を算出する(ステップS306)。
次に、制御部160は、電力源をバッテリー部175に切り替え(ステップS308)、続いて、バッテリー駆動に対応する動作モードに切り替え(ステップS310)、計時を開始する(ステップS312)。
次に、制御部160は、プロジェクター100の主電源が切られたか否かを判定する(ステップS314)。なお、主電源が切られた、とは操作部120の電源キーにより電源オフ操作が入力されたことを言う。
ここで、プロジェクター100の主電源が切られたと判定した場合(ステップS314でYes)、制御部160はステップS322に進む。
他方で、プロジェクター100の主電源が切られていないと判定した場合(ステップS314でNo)、制御部160は自身の内部状態を取得し(ステップS316)、所定の内部状態が変化したか否かを判定する(ステップS318)。
ここで、所定の内部状態が変化したと判定した場合(ステップS318でYes)、ステップS304に戻る。
次に、制御部160は、プロジェクター100の主電源が切られたか否かを判定する(ステップS314)。なお、主電源が切られた、とは操作部120の電源キーにより電源オフ操作が入力されたことを言う。
ここで、プロジェクター100の主電源が切られたと判定した場合(ステップS314でYes)、制御部160はステップS322に進む。
他方で、プロジェクター100の主電源が切られていないと判定した場合(ステップS314でNo)、制御部160は自身の内部状態を取得し(ステップS316)、所定の内部状態が変化したか否かを判定する(ステップS318)。
ここで、所定の内部状態が変化したと判定した場合(ステップS318でYes)、ステップS304に戻る。
他方で、所定の内部状態が変化していないと判定した場合(ステップS318でNo)、制御部160は計時を開始してからの時間経過が使用可能時間T1を超えたか否かを判定する(ステップS320)。
ここで、計時を開始してからの時間経過が使用可能時間T1を超えていないと判定した場合(ステップS320でNo)、ステップS314に戻る。
他方で、計時を開始してからの時間経過が使用可能時間T1を超えたと判定した場合(ステップS320でYes)、ステップS322に進む。
ステップS322では、制御部160は一連の処理を終了するための終了処理を実行し、処理を終了する。
ここで、計時を開始してからの時間経過が使用可能時間T1を超えていないと判定した場合(ステップS320でNo)、ステップS314に戻る。
他方で、計時を開始してからの時間経過が使用可能時間T1を超えたと判定した場合(ステップS320でYes)、ステップS322に進む。
ステップS322では、制御部160は一連の処理を終了するための終了処理を実行し、処理を終了する。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)プロジェクター100は、ユーザーからの所定の指示に応じた内部状態の変化に基づいて、商用電力およびバッテリー部175の何れかを電力源に決定し、決定した電力源からの電力に基づいて駆動するため、プロジェクター100の内部状態の変化に応じて効率的な電源の選択ができる。
(2)プロジェクター100への商用電力の供給が停止した場合、バッテリー部175は光源装置255に対して即座に電力の供給を開始するため、光源装置255の発光管256は消灯状態に遷移することなく、発光状態を維持できることから、発光管256を消灯した場合の再点灯までの待機を回避できる。
(3)プロジェクター100が電力源を商用電力からバッテリー部175に切り替えた場合、光源装置255の輝度は商用電力による駆動時に比べて低下し、更に、変調処理等の機能も停止するため、プロジェクター100本体の発熱量も低下し、プロジェクター100の把持や移送が容易になる。
以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態により限定されるものではなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
(1)プロジェクター100は、ユーザーからの所定の指示に応じた内部状態の変化に基づいて、商用電力およびバッテリー部175の何れかを電力源に決定し、決定した電力源からの電力に基づいて駆動するため、プロジェクター100の内部状態の変化に応じて効率的な電源の選択ができる。
(2)プロジェクター100への商用電力の供給が停止した場合、バッテリー部175は光源装置255に対して即座に電力の供給を開始するため、光源装置255の発光管256は消灯状態に遷移することなく、発光状態を維持できることから、発光管256を消灯した場合の再点灯までの待機を回避できる。
(3)プロジェクター100が電力源を商用電力からバッテリー部175に切り替えた場合、光源装置255の輝度は商用電力による駆動時に比べて低下し、更に、変調処理等の機能も停止するため、プロジェクター100本体の発熱量も低下し、プロジェクター100の把持や移送が容易になる。
以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態により限定されるものではなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
100…プロジェクター、110…信号入力部、120…操作部、130…AC電源入力部、140…画像処理部、150…OSD処理部、160…制御部、162…電源切り替え判定部、164…電源切り替え部、166…動作モード切り替え部、170…電源部、175…バッテリー部、180…シャッター位置検出部、185…シャッター部、190…音声出力部、200…画像投写部、210…ランプ駆動部、220…ライトバルブ駆動部、250…投写ユニット、251…光学系ユニット、252…光学部品用筐体、255…光源装置、256…発光管、257…リフレクター、260…照明光学装置、261,262…レンズアレイ、263…偏光変換素子、264…重畳レンズ、265…色分離光学装置、266,267…ダイクロイックミラー、268…反射ミラー、269…フィールドレンズ、270…リレー光学装置、272…入射側レンズ、274,278…反射ミラー、276…リレーレンズ、280…光変調装置、284…入射側偏光板、285…液晶装置、285R…液晶装置、285G…液晶装置、285B…液晶装置、286…射出側偏光板、288…クロスダイクロイックプリズム、290…投写光学装置、292…投写レンズ。
Claims (6)
- 外部から電力が供給される外部電源部と、
前記電力を充放電可能な充電部と
前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、
画像を投写可能に発光する光源部と、
前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、
指示を受け付ける入力部と、を備え、
前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記入力部が所定の指示を受け付けた場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記所定の指示は、前記画像の投写を一時的に休止する休止指示であることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記所定の指示は、前記画像を投写する投写光が遮蔽された場合に生成されることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
前記制御部は、前記入力部が前記所定の指示を受け付けた場合、投写するための前記画像の生成を休止させることを特徴とするプロジェクター。 - 電力を充放電可能な充電部と、画像を投写可能に発光する光源部と、を備えるプロジェクターの制御方法であって、
外部から供給される前記電力により駆動する第1の駆動工程と、
指示を受け付ける受付工程と、
前記受付工程で受け付けた前記指示が所定の指示であるか、否かを判定する判定工程と、
前記指示が前記所定の指示である場合、前記充電部からの放電により駆動する第2の駆動工程に切り替える切り替え工程と、
前記切り替え工程で前記第2の駆動工程に切り替えた場合、前記第1の駆動工程において発光する前記光源部の第1の輝度値よりも低い第2の輝度値で発光させる発光工程と、を備えることを特徴とするプロジェクターの制御方法。 - 外部から電力が供給される外部電源部と、
前記電力を充放電可能な充電部と
前記外部電源部に供給される前記電力により駆動する第1の駆動、および前記充電部の放電により駆動する第2の駆動の何れかを切り替える切り替え部と、
画像を投写可能に発光する光源部と、
前記切り替え部および前記光源部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1の駆動を実行しているときに前記外部からの電力供給が休止された場合、前記第1の駆動から前記第2の駆動への切り替えを前記切り替え部に指示し、前記第1の駆動において前記光源部が発光する第1の輝度値よりも低い第2の輝度値での発光を前記光源部に指示することを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057693A JP2015184299A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法 |
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017113440A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 花キューピット株式会社 | 花卉用電子機器 |
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JP7452161B2 (ja) | 2020-03-25 | 2024-03-19 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器及びプログラム |
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JP7571384B2 (ja) | 2020-03-25 | 2024-10-23 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014057693A patent/JP2015184299A/ja active Pending
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