JP2015184289A - 鍵盤楽器 - Google Patents
鍵盤楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015184289A JP2015184289A JP2014057564A JP2014057564A JP2015184289A JP 2015184289 A JP2015184289 A JP 2015184289A JP 2014057564 A JP2014057564 A JP 2014057564A JP 2014057564 A JP2014057564 A JP 2014057564A JP 2015184289 A JP2015184289 A JP 2015184289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- keyboard
- front cover
- instrument
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
Description
鍵カバーを柔軟な素材で形成したり、細かく折り畳むことによって鍵カバーを収納する空間を小さくすることも考えられるが、鍵盤楽器の大きさに影響を与えることに変わりはない。
また、鍵盤楽器の内部には、スピーカが設けられているところ、鍵カバーを収納する位置によってはスピーカからの発音や共鳴の邪魔になり、楽音の出力に影響を及ぼすおそれもある。
具体的には、楽器本体内に配置された鍵盤部の前端側を覆う前蓋と鍵盤部の上部側を覆う後蓋とを屈曲連結部で屈曲自在に連結した鍵カバー(鍵盤蓋)を、蓋開閉機構である回動支持部によって、鍵盤部の下側に位置する楽器本体の下部側に移動可能に収納する。
このような構成を採用すれば、鍵盤楽器内部に鍵カバーの収納場所を確保する必要がなく、その分、鍵盤楽器全体の小型化を図ることができる。
このため、鍵カバーを開閉するためにある程度広いスペースが必要となる。また、鍵カバーを開閉するための動きが大きくなるため、例えば子供等が鍵盤楽器を使用する場合に、スムーズな開閉が難しいという問題がある。
演奏操作される鍵盤と、
前記鍵盤を収容する楽器本体と、
前記鍵盤の上方を覆う鍵カバーユニットと、
を備え、
前記鍵カバーユニットは、前記楽器本体の前面側を下方向にスライドさせた後、前記楽器本体の下面側に配置することが可能となる第1の前カバー部材を有していることを特徴としている。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図3(a)は、図1におけるa部分の拡大図であり、図3(b)は、図1におけるb部分の拡大図であり、図3(c)は、図2におけるc部分の拡大図である。
また、図4から図6は、本実施形態の鍵盤楽器の鍵カバーユニットを開状態とする様子を示す要部断面図である。
また、図7(a)は、図4におけるa部分の拡大図であり、図7(b)は、図6におけるb部分の拡大図である。
図1等に示すように、本実施形態の鍵盤楽器1は、楽器本体2と、鍵盤3と、鍵カバーユニット4とを備えている。
一対の側板24は、楽器本体2の側面を構成し、収容部21の左右の側部を画している。なお、図1等では一方側の側板24のみを図示している。
また、背面板23の上端部には、楽器本体2の後部上面を構成する天面板25の後端部が取り付けられている。天面板25は、一対の側板24の上に架け渡されるとともに、鍵盤楽器1における前方に向かって張り出しており、楽器本体2の後部上方を覆うように配置されている。
本実施形態において、基板や、スピーカ等は、例えば底面板22の下面(図2において下側の面)であって鍵盤楽器1の後部側に設けられた電子部品収容部222内に収納されている。
さらに、図示は省略するが、楽器本体2には、鍵盤楽器1の音量や音色等の各種機能を選択指定する複数のスイッチ等を有する図示しない操作スイッチ部が設けられている。操作スイッチ部は、例えば天面板25の上面や側板24等に配置されている。
なお、基板、スピーカ、操作スイッチ部等が設けられる位置等はここに例示したものに限定されない。
鍵盤3は、鍵盤シャーシ5上に配列された多数の鍵(白鍵及び黒鍵)31からなる。各鍵31の後端部は鍵盤シャーシ5の後端部に設けられた鍵支持部51に回動軸52を介して回動可能に取り付けられている。各鍵31は、図示しない付勢部材により上方向に付勢されており、鍵31を押し下げる押鍵操作が行われることによって、その前端側が回動軸52の軸中心を回動中心として下方向に回動するとともに、押鍵操作が止むと、付勢部材の付勢力により押し上げられて上方向に回動し、もとの位置に復帰するように構成されている。
本実施形態において、鍵カバーユニット4は、後カバー部材41、第1の前カバー部材及び第2の前カバー部材の3つの構成部により構成されている。
本実施形態では、楽器本体2の天面板25の左右両端部であって、鍵盤楽器1における前側端部には、後カバー部材41を支持するヒンジ軸251の軸受となる後カバー支持部252が設けられている。ヒンジ軸251は、後カバー部材41の後端部に、後カバー部材41の長手方向に沿って挿入されるとともに、後カバー部材41の左右両端部から先端部分が突出している。
このヒンジ軸251の先端部分が、後カバー支持部252に係止されることにより、後カバー部材41は、ヒンジ軸251の軸中心を回動中心として回動可能となっている。
なお、ヒンジ軸251は、後カバー部材41に挿通されているものに限定されない。例えば、ヒンジ軸は、後カバー部材41の後端側の両側部に一体的に突出形成された突起であってもよい。このようにヒンジ軸を後カバー部材41と一体的に形成することで、部品点数を少なくすることができる。
すなわち、本実施形態の後カバー支持部252には、図示しないストッパ機構が設けられており、このストッパ機構により、後カバー部材41を所定の角度の位置で保持するようになっている。なお、後カバー部材41を所定の角度の位置で保持するストッパ機構の構成は特に限定されず、公知の構成を適用することができる。
ここで「所定の角度の位置」とは、譜面や各種の携帯端末装置、タブレット端末装置等を立て掛けるのに適した角度である。後カバー部材41を所定の角度の位置で保持可能とすることにより、鍵カバーユニット4が開状態となった際に、後カバー部材41に譜面立てとしての機能を持たせることが可能となる。
また、「所定の角度の位置」は、1つに限定されず、複数段階に任意に角度を調整できるように構成されていてもよい。
例えば、図4から図6では、後カバー部材41が天面板25に対して45度程度の角度に維持されている状態を例示しているが、この他に、70度程度の角度をもつ位置等でも起立状態を保持できるように、段階的又は無段階的に角度調整ができるようにしてもよい。このように構成することで、後カバー部材41の角度をユーザにとって譜面等を見やすい角度に調整することが可能となる。
また、例えば、後カバー部材41は、天面板25とほぼ平行に重なり合う位置まで回動可能としてもよい。このように後カバー部材41を天面板25とほぼ平行に重なり合う位置まで回動可能に構成することで、後カバー部材41を譜面立てとして使用しないときには邪魔にならない状態に折り畳んでおくことができる。
すなわち、図2に示すように、鍵カバーユニット4が閉じている閉状態においては、第1の前カバー部材42は、鍵盤3の前端側(前面側)に配置される。
第1の前カバー部材42の上端部は、押鍵していない状態における鍵31の上端部とほぼ同じ高さとなっており、第1の前カバー部材42によって鍵盤3の前端側のほぼ全体が覆われるようになっている。
本実施形態における底面板22の下面(図2等において下側の面)には、磁石221が設けられており、第1の前カバー部材42の先端側(図2に示す閉状態において下側であり、図6に示す開状態において鍵盤楽器1の奥側)であって、楽器本体2に対向する面には、鉄片422が設けられている。
鉄片422は、第1の前カバー部材42が底面板22の下面に配置された際(すなわち、鍵カバーユニット4が開状態となった際。図6参照)に、底面板22の磁石221に対応する位置に配置されており、鍵カバーユニット4が開状態となった際には、鉄片422が磁石221に吸着し、第1の前カバー部材42が底面板22の下面に配置された状態を維持することができるようになっている。
なお、鉄片422及び磁石221は、互いに対応する位置に設けられていればよく、その配置等は図示例に限定されない。
本実施形態では、図1及び図3(a)に示すように、第2の前カバー部材43の後端部には左右両側部に突出形成された係止突起431が設けられている。また、側板24の上端であって、閉状態において第2の前カバー部材43の係止突起431が配置される位置に対応する箇所には、係止突起431が係止される係止凹部245が形成されている。
閉状態において係止突起431は係止凹部245に係止され、この状態において、第2の前カバー部材43の後端側が後カバー部材41の前端側に当接する。これにより、鍵盤3の上方が第2の前カバー部材43及び後カバー部材41によって覆われた状態となるとともに、後カバー部材41の前端側が第2の前カバー部材43の後端側に突き当てられて支持され、後カバー部材41の前端側の位置(高さ)が保持される。
前カバー連結軸421は、第1の前カバー部材42と第2の前カバー部材43との連結部分に設けられており、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43は、前カバー連結軸421の軸中心を回動中心として相対的に回動可能となっている。
前カバー連結軸421の両端部は、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43の両端部よりも外側に突出している。
本実施形態の案内溝241は、第2の前カバー部材43に設けられている係止突起431の径よりも幅の広い幅広部242と、この幅広部242の下方に連続し係止突起431の径よりも幅が狭く前カバー連結軸421の径よりも幅が広い幅狭部243とから構成されており、図1及び図3(a)に示すように、各側板24の上端面に開口している。
案内溝241は、各側板24の下端面まで貫通して設けられていてもよいし、楽器本体2の底面板22の裏面側の位置とほぼ同じ位置(高さ)まで形成されたものでもよい。
本実施形態では、図4及び図7(a)に示すように、第2の前カバー部材43を、第1の前カバー部材42とほぼ一直線とする位置まで鍵盤楽器1の前方向(図4等において左方向)に回動させると、前カバー連結軸421が側板24の案内溝241に沿ってスライド移動可能な状態となる。
また、前カバー連結軸421を介して第1の前カバー部材42に連結された第2の前カバー部材43も、前カバー連結軸421が側板24の案内溝241に沿って案内されることにより、楽器本体2の前面に沿ってスライド移動可能となっている。
そして、第2の前カバー部材43の係止突起431の径は、案内溝241の幅広部242の幅より小さく幅狭部243の幅よりも大きいため、係止突起431は案内溝241内の幅広部242内をスライド移動するが、幅狭部243の手前で係止される。
これにより、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43は、係止突起431が係止される位置よりも下には移動せず、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43の下方向への抜け落ちが防止される。
このとき、第1の前カバー部材42を、前カバー連結軸421の軸中心を回動中心として楽器本体2の後方側に回動させることで、第1の前カバー部材42は、図6及び図7(b)に示すように、楽器本体2の下面側に当該下面とほぼ平行となるように配置される。
すなわち、係止突起431が幅狭部243の手前で係止された状態において、第2の前カバー部材43は、第1の前カバー部材42に代わって鍵盤3の前端側(前面側)に配置され、鍵盤3の前端側(前面側)を覆う前側被覆部として機能する。
すなわち、鍵カバーユニット4が開状態となり、第2の前カバー部材43が前側被覆部を構成する状態となった際には、係止突起431が案内溝241の幅狭部243の手前で係止されることにより第2の前カバー部材43が所定位置に位置決めされる。
ここで、鍵盤3を押鍵する際には、前側被覆部を構成する第2の前カバー部材43が鍵盤3の前端部の上面よりも高い位置にあると、鍵31を一番下まで押し込んだとき等に第2の前カバー部材43の上端部と鍵31を押す指とが干渉して押鍵しにくくなる。
このため、図5等に示すように、第2の前カバー部材43は、その上端部が鍵盤3の前端部の上面の高さよりも多少低い位置(例えば、鍵31を一番下まで押し込んだ際の鍵31の前端部の上面の高さとほぼ同じとなる位置)で止まるように位置決めされることが好ましく、幅広部242の長さは、第2の前カバー部材43をこのような位置で係止できる長さに設定される。
この閉状態において、図1及び図3(a)に示すように、第2の前カバー部材43の係止突起431が楽器本体2の側板24の係止凹部245に係止され、第2の前カバー部材43及びこれに連設されている第1の前カバー部材42が位置決めされる。
また、図3(b)に示すように、第2の前カバー部材43の後端側は後カバー部材41の前端側に当接しており、これにより、後カバー部材41の前端部を支持し、後カバー部材41の位置が保持される。
例えば図4から図6に示すように、後カバー部材41を天面板25に対して45度程度の角度等、所定の角度をもつ位置まで回動させて、ストッパ機構により当該位置で起立状態を保持させる。これにより、後カバー部材41を譜面立て等として利用可能な状態となる。なお、譜面立てが不要な場合等には、後カバー部材41を天面板25と平行に重なり合う位置まで倒しておいてもよい。
図4に示すように、第2の前カバー部材43を、第1の前カバー部材42とほぼ一直線となる位置まで回動させたら、前カバー連結軸421及び係止突起431を案内溝241に係止させた状態で、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43を、楽器本体2の前面に沿って下方向(図4から図6において下方向)に移動させる。第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43は、前カバー連結軸421及び係止突起431が、楽器本体2の側面(すなわち、側板24)に設けられている案内溝241に沿って案内されることによって、楽器本体2の前面に沿って円滑にスライド移動する。
この状態において、図5に示すように、第2の前カバー部材43は第1の前カバー部材42に代わって鍵盤3の前端側(前面側)に配置され、第1の前カバー部材42は楽器本体2の前端側(前面側)の下方に垂下した状態となる。
図8は、本実施形態における鍵盤楽器が開状態となった様子を示す上面図である。
本実施形態の鍵盤楽器1は、図6に示すように、後カバー部材41を天面板25に対して所定の角度をもつ位置で起立状態を保持させ、第2の前カバー部材43を鍵盤3の前端側(前面側)に配置させ、第1の前カバー部材42を楽器本体2の下面側に当該下面とほぼ平行となるように配置させることにより、図8に示すように、鍵カバーユニット4が開状態となり、鍵31を押鍵して演奏することが可能な状態となる。
次に、第2の前カバー部材43を、前カバー連結軸421の軸中心を回動中心として後方(図4において右方向)に回動させ、係止突起431を係止凹部245に係止させる。
さらに、後カバー部材41の先端部が第2の前カバー部材43の後端部に当接する位置まで、後カバー部材41をヒンジ軸251の軸中心を回動中心として前方(図4において左方向)に回動させる。これにより、鍵カバーユニット4が閉状態となる。
このように、鍵カバーユニット4を開状態とした際に、後カバー部材41、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43を楽器本体2の内部に収納せず、楽器本体2の外側にとどまるようにしたため、鍵盤楽器1内に鍵カバーを収納するための空間を確保する必要がない。また、楽器本体2に組み込まれる各種の電子部品を、鍵カバーによる収容空間の制約を受けずに配置することができる。これにより、鍵盤楽器1全体を小型化することができる。
また、鍵カバーが鍵盤楽器1内に設けられているスピーカからの音声出力等を邪魔しないため、音質のよい鍵盤楽器1を実現することができる。
また、閉状態においては、第1の前カバー部材42が鍵盤3の前端側(前面側)を覆う前側被覆部として機能し、開状態においては、第2の前カバー部材43が鍵盤3の前端側に配置されて前側被覆部として機能する。このため、別途鍵盤3の前端側(前面側)に配置される部材を設ける必要がなく、部品点数の削減及び装置の小型化を実現することができる。
また、鍵カバーユニット4が3つの構成部に分割されており、これを開閉する際には、鍵カバーユニット4を構成する第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43が楽器本体2の外形に沿って移動する。このため、鍵カバーユニット4を開閉するための動作も小さくて済み、子供等でも容易かつ安全に鍵カバーの開閉動作を行うことができる。
また、本実施形態では、第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43を案内する案内溝241が、第2の前カバー部材43の後端側に設けられた係止突起431の径よりも幅の広い幅広部242と、この幅広部242の下方に連続し係止突起431の径よりも幅が狭くヒンジ軸である前カバー連結軸421の径よりも幅が広い幅狭部243とで構成されており、開状態において、係止突起431が案内溝241の幅狭部243の手前で係止されることにより、第2の前カバー部材43が所定位置に位置決めされる。これにより、第2の前カバー部材43及びこれに連設されている第1の前カバー部材42が下方向に抜け落ちることがない。また、特に位置合わせ等を行わなくても、係止突起431が係止される位置まで第1の前カバー部材42及び第2の前カバー部材43をスライド移動させれば第2の前カバー部材43が鍵盤3の前端側(前面側)に配置され、第2の前カバー部材43を前側被覆部として機能させることができる。
また、後カバー部材41は、開状態においてヒンジ軸251の軸中心を回動中心として後方に回動するとともに天面板に対して所定の角度をもつ位置で起立状態を保持可能に構成されている。これにより、後カバー部材41を譜面立てとして機能させることができ、別途譜面立てを設ける必要がなく、部品点数の削減及び装置の小型化・軽量化を実現することができる。
また、閉状態の時に第1の前カバー部材42を楽器本体2の底面板22に固定する構成は磁石を用いたものに限定されない。例えば、フック等により、第1の前カバー部材42を底面板22に係止させる構成としてもよい。
例えば第2の前カバー部材43の後端部に後方側に張り出す係止部を設け、後カバー部材41の前端側がこの係止部の上に載置されることで支持されるようにしてもよい。第2の前カバー部材43の後端部に係止部を設けた場合には、後カバー部材41の重量が重いような場合でも、より確実に安定して後カバー部材41を支持することができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
演奏操作される鍵盤と、
前記鍵盤を収容する楽器本体と、
前記鍵盤の上方を覆う鍵カバーユニットと、
を備え、
前記鍵カバーユニットは、前記楽器本体の前面側を下方向にスライドさせた後、前記楽器本体の下面側に配置することが可能となる第1の前カバー部材を有していることを特徴とする鍵盤楽器。
<請求項2>
前記鍵カバーユニットは、
前記第1の前カバー部材にヒンジ軸を介して連設され、前記楽器本体の前面に沿ってスライドさせた後、前記楽器本体の前面側に配置することが可能となる第2の前カバー部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器。
<請求項3>
前記第2の前カバー部材における後端側の側部には、係止突起が設けられ、
前記楽器本体の側板内には、案内溝が上下方向に沿って形成され、
前記案内溝は、
前記係止突起の径よりも幅の広い幅広部と、
前記幅広部の下方に連続し前記係止突起の径よりも幅が狭くかつ前記ヒンジ軸の径よりも幅が広い幅狭部と、
を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鍵盤楽器。
<請求項4>
前記鍵カバーユニットは、
前記楽器本体の後部上方を覆う天面板の前端部にヒンジ軸を介して取り付けられ、前記ヒンジ軸の軸中心を回動中心として後方に回動するとともに起立状態を保持可能となる後カバー部材を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の鍵盤楽器。
2 楽器本体
3 鍵盤
4 鍵カバーユニット
22 底面板
24 側板
41 後カバー部材
42 第1の前カバー部材
43 第2の前カバー部材
221 磁石
241 案内溝
242 幅広部
243 幅狭部
245 係止凹部
251 ヒンジ軸
421 前カバー連結軸
422 鉄片
431 係止突起
Claims (4)
- 演奏操作される鍵盤と、
前記鍵盤を収容する楽器本体と、
前記鍵盤の上方を覆う鍵カバーユニットと、
を備え、
前記鍵カバーユニットは、前記楽器本体の前面側を下方向にスライドさせた後、前記楽器本体の下面側に配置することが可能となる第1の前カバー部材を有していることを特徴とする鍵盤楽器。 - 前記鍵カバーユニットは、
前記第1の前カバー部材にヒンジ軸を介して連設され、前記楽器本体の前面に沿ってスライドさせた後、前記楽器本体の前面側に配置することが可能となる第2の前カバー部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器。 - 前記第2の前カバー部材における後端側の側部には、係止突起が設けられ、
前記楽器本体の側板内には、案内溝が上下方向に沿って形成され、
前記案内溝は、
前記係止突起の径よりも幅の広い幅広部と、
前記幅広部の下方に連続し前記係止突起の径よりも幅が狭くかつ前記ヒンジ軸の径よりも幅が広い幅狭部と、
を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鍵盤楽器。 - 前記鍵カバーユニットは、
前記楽器本体の後部上方を覆う天面板の前端部にヒンジ軸を介して取り付けられ、前記ヒンジ軸の軸中心を回動中心として後方に回動するとともに起立状態を保持可能となる後カバー部材を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の鍵盤楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057564A JP6507475B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057564A JP6507475B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 鍵盤楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015184289A true JP2015184289A (ja) | 2015-10-22 |
JP6507475B2 JP6507475B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=54350947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014057564A Active JP6507475B2 (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 鍵盤楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6507475B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106750A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器の蓋構造、鍵盤楽器 |
JP2021144187A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | ヤマハ株式会社 | 楽器および鍵盤楽器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751991U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 | ||
JPH06250641A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤楽器の蓋機構 |
JP2007017566A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤楽器 |
JP2010072264A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Casio Computer Co Ltd | 鍵盤楽器 |
-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014057564A patent/JP6507475B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751991U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 | ||
JPH06250641A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤楽器の蓋機構 |
JP2007017566A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤楽器 |
JP2010072264A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Casio Computer Co Ltd | 鍵盤楽器 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106750A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器の蓋構造、鍵盤楽器 |
JP7346821B2 (ja) | 2018-12-28 | 2023-09-20 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器の蓋構造、鍵盤楽器 |
JP2021144187A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | ヤマハ株式会社 | 楽器および鍵盤楽器 |
JP7567178B2 (ja) | 2020-03-13 | 2024-10-16 | ヤマハ株式会社 | 楽器、譜面立ておよび鍵盤楽器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6507475B2 (ja) | 2019-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3906702B2 (ja) | 開閉装置及びこれを用いた電子機器 | |
JP6207155B2 (ja) | 支持板を設ける携帯用端末機 | |
US20130028457A1 (en) | Portable speaker | |
JP6507623B2 (ja) | 鍵盤蓋開閉装置、鍵盤楽器および蓋開閉装置 | |
JP2006138400A (ja) | 開閉装置 | |
JP2004308872A (ja) | 開閉装置及びこれを用いた電子機器 | |
JP2019211574A (ja) | 電子機器 | |
JP2011049805A (ja) | 携帯端末 | |
JP2015184289A (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP4785810B2 (ja) | 携帯機器 | |
US8791352B2 (en) | Electrostatic speaker unit for musical instrument | |
JP2008089754A (ja) | 蓋開閉装置 | |
JP6252109B2 (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP2002229674A (ja) | 電子機器 | |
JP6405686B2 (ja) | 楽器蓋構造及び楽器 | |
JP4890586B2 (ja) | 操作装置及び携帯情報端末 | |
JP6405685B2 (ja) | 楽器蓋構造及び楽器 | |
JP2009151719A (ja) | 携帯型機器 | |
JP5567811B2 (ja) | 鍵盤楽器の鍵盤蓋装置 | |
JP2015119112A (ja) | 電子機器収納ケース | |
JP2011227273A (ja) | 鍵盤装置 | |
JP5413794B2 (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP2010211111A (ja) | 鍵盤楽器の鍵盤蓋装置 | |
JP2002152355A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP5641277B2 (ja) | 鍵盤装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6507475 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |