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JP2015164111A - 蓄電装置 - Google Patents

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俊雄 小田切
Toshio Odagiri
俊雄 小田切
英明 篠田
Hideaki Shinoda
英明 篠田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Abstract

【課題】圧力開放弁を保護しつつ、圧力開放時には効率よく圧力開放させることができるとともに異物の飛散を抑制することができる蓄電装置を提供すること。【解決手段】二次電池10は、ケース11内の圧力をケース11外に開放させる圧力開放弁20を有する。二次電池10は、圧力開放弁20における弁体21の外面21a全体を覆う薄膜状の第1保護部材26と、第1保護部材26を介して圧力開放弁20の弁体21を外面21aから覆う金網状の第2保護部材27と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ケース内の圧力をケース外に開放させる圧力開放弁を有する蓄電装置に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。二次電池は、金属箔に負極活物質を塗布した負極電極と金属箔に正極活物質を塗布した正極電極との間をセパレータで絶縁し、層状に積層した電極組立体を有する。そして、二次電池のケースには電極組立体と電解液が収容されており、ケースの壁部にはケース内の圧力をケース外に開放させる圧力開放弁が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、特許文献1のリチウムイオン電池からなる電池本体80は、開口部を有するケース81を備えるとともに、ケース81の開口部を閉塞する封口部材82を備え、ケース81内には電極群が収容されている。封口部材82は、正極リード84の端部が溶接された接合部82aと、ケース81内の圧力上昇が発生した際、ケース81が破壊される前に破裂し、ケース81内の圧力をケース81外に開放させる圧力開放弁82bを有する。また、封口部材82は、圧力開放弁82bを保持する保持部82cと、圧力開放弁82bと保持部82cに挟まれ、規定以上の電流が流れるのを防止する電流制限素子82dと、正極端子82eと、を有する。封口部材82の各要素は、圧力開放弁82bを除いて通気口を有する。正極端子82eが有する通気口は、ケース81の内圧上昇により圧力開放弁82bが開裂した際、ガスが噴出する排気口85を構成する。
正極端子82eには、排気口85に臨むように不燃性、熱伝導性及び導電性を有する線材、例えばSUSで構成されたメッシュ部83が設けられている。そして、リチウムイオン電池では、万一、ケース81内での不具合により、発火等しても排気口85から噴出した炎の熱をメッシュ部83が奪うことにより消火することができる。
特開2009−211909号公報
ところで、二次電池が有する圧力開放弁は、ケース内の圧力を受けて開裂すると、複数の弁片に分断されることがある。また、圧力開放時には、開放された圧力開放弁を通ってケースの内容物が飛び出ることがある。分断された弁片や内容物がケースから飛散してしまうことは、好ましくない。例えば、飛散した弁片は、他の周辺部品への衝突によって他の周辺部品を傷つける要因となり、飛散した弁片や内容物は、二次電池の端子を接続するバスバーなどに付着して短絡させる要因などを作ってしまう。
特許文献1のリチウムイオン電池において、メッシュ部83は、分断された弁片のような比較的大きな異物がケースから飛散することは抑制できる。しかし、リチウムイオン電池の周囲には埃のような比較的小さい異物が浮遊している。比較的な小さな異物は、メッシュ部83を通過してしまい、メッシュ部83を通過した小さな異物が圧力開放弁82bの外面に付着したり、圧力開放弁82bに損傷を与えてしまう。そこで、小さな異物が通過できないようにメッシュ部83の孔を小さくすることが考えられるが、この場合には、メッシュ部83そのものが圧力開放時の圧力開放の妨げになり、効率良く圧力開放ができなくなってしまう。
本発明は、圧力開放弁を保護しつつ、圧力開放時には効率よく圧力開放させることができるとともに異物の飛散を抑制することができる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、ケース内の圧力をケース外に開放させる圧力開放弁を有する蓄電装置において、前記圧力開放弁の外面全体を覆う薄膜状の第1保護部材と、前記第1保護部材を介して前記圧力開放弁を外面から覆う多孔質状の第2保護部材と、を有することを要旨とする。
これによれば、例えば、蓄電装置の空冷のために、外部から空気が導入される環境下で蓄電装置が使用されている場合、蓄電装置の周囲には異物が浮遊している。比較的大きな異物は、第2保護部材の孔を通過できず、第2保護部材によって圧力開放弁を保護することができるとともに、第1保護部材も保護することができる。埃等の比較的小さな異物は第2保護部材の孔を通過するが、第1保護部材により異物から圧力開放弁を保護することができ、異物が圧力開放弁の外面に付着したり、異物によって圧力開放弁が損傷することを抑制することができる。
万一、ケース内の圧力が開放圧に達し、圧力開放弁が開裂したとき、弁体の一部が分断されても、第2保護部材によって弁体の一部を受け止め、弁体の一部が飛散することを抑制できる。また、第2保護部材により、ケース内から飛び出した内容物が飛散することも抑制できる。そして、第2保護部材は多孔質状であるため、内容物や弁体の一部の飛散を抑制しつつも、第2保護部材が圧力開放の妨げにならず、効率良く圧力を開放することができる。
また、蓄電装置について、前記第2保護部材は、前記圧力を開放させるために変形した圧力開放弁の逃がし空間を内側に有するドーム状であるのが好ましい。
これによれば、圧力開放弁の弁体にはケースの内圧が裏面に作用するため、圧力開放弁が開裂したとき、圧力開放弁の弁体は弁片となって外側にめくり上がる。このとき、逃がし空間に弁片が入り込むため、弁片のめくり上がりが第2保護部材に妨げられず、圧力開放弁を速やかに開裂させることができる。
また、蓄電装置について、前記圧力開放弁は、外面に開裂溝を有する。
これによれば、第1保護部材によって開裂溝に埃等の異物が入り込むことが抑制でき、開裂溝を速やかに開裂させ、圧力開放弁を速やかに開裂させることができる。
また、前記蓄電装置は二次電池である。
本発明によれば、圧力開放弁を保護しつつ、圧力開放時には効率よく圧力開放させることができるとともに異物の飛散を抑制することができる。
二次電池の外観を示す斜視図。 圧力開放弁、第1保護部材及び第2保護部材を示す分解斜視図。 圧力開放弁、第1保護部材及び第2保護部材を示す部分拡大平面図。 圧力開放弁、第1保護部材及び第2保護部材を示す図3の4−4線断面図。 開裂した状態の圧力開放弁を示す部分拡大側断面図。 開裂した状態の圧力開放弁を示す部分斜視図。 背景技術を示す図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11を有し、ケース11には電極組立体12が収容されている。また、ケース11には、電極組立体12とともに電解液も収容されている。ケース11は、有底筒状のケース本体13と、当該ケース本体13に電極組立体12を挿入する開口部を閉塞する平板状の蓋体14とからなる。ケース本体13と蓋体14は、何れも金属製(本実施形態ではアルミニウム)である。また、この実施形態の二次電池10は、ケース本体13が有底四角筒状であり、蓋体14が矩形平板状であることから、その外観が角型をなす角型電池である。また、この実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
電極組立体12は、正極電極、負極電極、及び正極電極と負極電極を絶縁するセパレータを有する。正極電極は、正極金属箔(アルミニウム箔)の両面に正極活物質を塗布して構成される。負極電極は、負極金属箔(銅箔)の両面に負極活物質を塗布して構成される。そして、電極組立体12は、複数の正極電極と複数の負極電極を交互に積層するとともに、両電極の間にセパレータを介在した積層構造とされている。また、電極組立体12には、正極端子15と負極端子16が電気的に接続されている。これらの正極端子15と負極端子16の各一部分は、蓋体14からケース11外に露出している。また、正極端子15及び負極端子16には、ケース11から絶縁するためのリング状の絶縁リング17aがそれぞれ取り付けられている。
ケース11の蓋体14には、ケース11(ケース本体13)内に電解液を注入するための注液孔18が穿設されており、その注液孔18は封止部材19によって閉塞されている。封止部材19は、蓋体14の外面14aに固定されており、ケース11外に露出している。
図2に示すように、ケース11は圧力開放弁20を備える。圧力開放弁20は、ケース11内の圧力が上昇し過ぎないように、ケース11内の圧力が所定の圧力である開放圧に達した場合に開裂し、ケース11の内外を連通させる。この実施形態において圧力開放弁20は、ケース11の蓋体14に位置している。圧力開放弁20の開放圧は、ケース11自体やケース本体13と蓋体14の接合部に亀裂や破断などが生じ得る前に開裂し得る圧力に設定されている。
図2、図3及び図4に示すように、圧力開放弁20は、蓋体14の板厚よりも薄い薄板状の弁体21を有する。弁体21は、蓋体14に凹設された凹部22の底に位置しており、蓋体14と一体的に成形されている。弁体21は、開裂溝として交差溝23を外面21aに有する。交差溝23は、弁体21の周縁間を直線状に延びる2本の直線溝24,25を有する。この実施形態において直線溝24,25はV字形溝である。また、交差溝23は、2本の直線溝24,25が交差する位置に交差部Pを有する。交差部Pは、ケース11の内側から加わる圧力が集中し易く、弁体21が開裂を始める時の起点である開裂起点として想定される。
二次電池10は、蓋体14の外面14aに貼り付けられた第1保護部材26を有する。第1保護部材26は平面視矩形状である。また、第1保護部材26は、樹脂フィルム製の粘着テープであり、薄膜状である。圧力開放弁20の弁体21が開裂し、複数(例えば、4つ)の弁片S1〜S4に分断されたとき、第1保護部材26が各弁片S1〜S4によって破断するように第1保護部材26の厚みが設定されている。第1保護部材26は、圧力開放弁20における弁体21の外面21a全体を含め、弁体21の周囲も覆う形状である。これにより、圧力開放弁20の弁体21は、その外面21a全体が第1保護部材26により、ケース11の外側から覆われている。
第1保護部材26の粘着面は、蓋体14の外面14aにおいて、圧力開放弁20の周縁よりも外側に貼り付けられている。第1保護部材26は、弁体21の外面21aには貼り付けられず、第1保護部材26の粘着面は弁体21の外面21aから離れている。
二次電池10は、第1保護部材26を介して圧力開放弁20を外面側から覆う第2保護部材27を有する。第2保護部材27は、ドーム状の多孔質体であり、具体的にはドーム状の金網である。第2保護部材27は、ケース11と同じアルミニウム製の針金を方形の目を透かして編んだものであり、孔として複数の網目27aを有する。第2保護部材27において、1インチ当たりの網目27aの数を示すメッシュに関しては100メッシュ以上が好ましい。これは、圧力開放弁20が開裂したとき、ケース11内からケース11外への内容物の飛散を抑制するためであるとともに、第2保護部材27がケース11外への圧力開放の妨げにならないようにするためでもある。
第2保護部材27は、円環状の開口縁27bを有する。第2保護部材27の開口縁27bによって形成される円形の大きさは、圧力開放弁20における弁体21の外形より大きい。第2保護部材27の開口縁27bは、蓋体14の外面14aのうち、圧力開放弁20の弁体21を取り囲む位置に接合されている。なお、第2保護部材27の開口縁27bは第1保護部材26を貫通して蓋体14の外面14aに溶接によって接合されている。
第2保護部材27は、蓋体14の外面14aからドーム状に膨らむ形状である。第2保護部材27は、略半円球状の逃がし空間28を内側に有する。逃がし空間28には、弁体21が開裂した際にめくれ上がった弁片S1〜S4が入り込む。第2保護部材27の内面のうち弁体21の周縁と対向する部位は、各弁片S1〜S4がめくれ上がったときの先端の位置よりも高い位置にある。このため、各弁片S1〜S4が第2保護部材27に向けてめくれ上がっても、各弁片S1〜S4の先端が第2保護部材27の内面に接触しない。
次に、この実施形態の作用を説明する。
二次電池10は、複数一体化されて電池パックとして使用され、圧力開放弁20からの排気用のダクトを有していない状態で使用される。また、電池パックに向けて導入された空気によって冷却される。
二次電池10の通常使用時、二次電池10の周囲に浮遊する比較的大きな異物は、第2保護部材27の網目27aは通過できず、第2保護部材27によって、比較的大きな異物から圧力開放弁20が保護される。一方、埃のような比較的小さな異物は、網目27aを通過してしまうこともあるが、第1保護部材26によって、比較的小さな異物から圧力開放弁20が保護される。
図5及び図6に示すように、万一、ケース11内の圧力が開放圧に達すると、交差部Pを起点として交差溝23が開裂する。交差溝23が開裂すると、弁体21は、複数(例えば、4つ)の弁片S1〜S4に分断されつつ、外側にめくれ上がる。第1保護部材26は、めくれ上がった弁片S1〜S4によって破られる。これにより、圧力開放弁20には、大きな開口29が生じる。そして、ケース11内の圧力は、圧力開放弁20に生じた開口29を通じてケース11外に開放される。
このとき、ケース11内のガスは、第2保護部材27の網目27aを通過してケース11外へ放出されるとともに、ケース11内の圧力がケース11外へ開放される。また、ケース11内の内容物が開口29から飛び出しても、第2保護部材27によって内容物が受け止められ、内容物が第2保護部材27の外へ飛散することが抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)二次電池10の通常使用時、第1保護部材26によって、埃等の比較的小さな異物が圧力開放弁20に付着することが抑制されるとともに、異物によって圧力開放弁20の弁体21が損傷することが抑制される。
(2)二次電池10の通常使用時、第2保護部材27によって、比較的大きな異物から圧力開放弁20を保護することができる。また、ケース11の内圧が上昇し、圧力開放弁20が開裂したときは、ケース11内から内容物が飛び出しても、第2保護部材27によって内容物が飛散することを抑制できる。また、万一、弁片S1〜S4が蓋体14から分離しても、第2保護部材27によって、分離した弁片が飛散することを抑制できる。
(3)第2保護部材27は、複数の網目27aを有する。このため、内容物や弁片の飛散を抑制しつつも、第2保護部材27がケース11外への圧力の開放やガス放出の妨げにならず、効率良く圧力を開放することができる。
(4)第2保護部材27は、ドーム状であり、内側に逃がし空間28を有する。このため、圧力開放弁20が開裂したとき、第2保護部材27が弁片S1〜S4のめくれ上がりの妨げにならず、圧力を速やかに開放させることができる。
(5)圧力開放弁20は、弁体21に交差溝23を有し、交差溝23から開裂するタイプである。このような圧力開放弁20であっても第1保護部材26によって覆われていることにより、異物が交差溝23に入り込むことが抑制され、異物によって交差溝23が開裂しなくなる虞を無くすことができる。
(6)第1保護部材26は、弁体21を取り囲む位置に貼り付けられ、弁体21の外面21aには貼り付けられていない。このため、第1保護部材26が弁片S1〜S4のめくり上がりの妨げにならず、圧力を速やかに開放させることができる。
(7)第2保護部材27は、ドーム状であり、第2保護部材27の全体に網目27aを有する。このため、圧力開放弁20が開裂したとき、第2保護部材27の全方位からガス及び圧力を開放することができる。
また、ケース11外へ開放される圧力を第2保護部材27が受けても、その第2保護部材27は抵抗になりにくく、第2保護部材27が蓋体14から外れることが抑制できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、圧力開放弁20は、開裂溝である交差溝23を弁体21に有していなくてもよい。
○ 開裂溝は交差溝23でなくてもよく、一本の直線、又は互いに交差しない複数本の溝を有する構成であってもよい。
○ 圧力開放弁20は、弁体21の一部が薄肉状になった構成であってもよい。
○ 第2保護部材27のメッシュは適宜変更してもよい。
○ 第2保護部材27は、圧力開放弁20の開裂時、弁片S1〜S4の先端が接触する程度の大きさであってもよい。
○ 第2保護部材27は、ドーム状でなくてもよく、第2保護部材27の形状は適宜変更してもよい。
○ 実施形態では、第2保護部材27を蓋体14と同じアルミニウム製としたが、第2保護部材27は、蓋体14とは別の金属製としてもよい。
○ 第2保護部材27は網目27aを有していれば、平板状であってもよい。
○ 第1保護部材26は、樹脂フィルムでなくてもよく、圧力開放弁20の開裂時に、弁片S1〜S4によって破断できれば、金属箔、不織布、布、紙等、適宜変更してもよい。
○ 第1保護部材26は、金網製でなくてもよく、樹脂や金属によってドーム状に形成された部品に複数の孔を空けて形成したものでもよい。
○ 二次電池10は単体として使用されてもよい。
○ 圧力開放弁20、第1保護部材26及び第2保護部材27を蓋体14に設けたが、圧力開放弁20、第1保護部材26及び第2保護部材27をケース本体13の側壁や底壁に設けてもよい。
○ 正極電極及び負極電極は、金属箔の片面に活物質が存在する構造でもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。また、蓄電装置としてキャパシタでもよい。
○ 電極組立体12は、積層型に限らず、帯状の正極電極と帯状の負極電極を捲回して層状に積層した捲回型であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記第1保護部材は、圧力開放させた圧力開放弁によって破断される蓄電装置。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、21a…外面、20…圧力開放弁、23…開裂溝としての交差溝、26…第1保護部材、27…第2保護部材、28…逃がし空間。

Claims (4)

  1. ケース内の圧力をケース外に開放させる圧力開放弁を有する蓄電装置において、
    前記圧力開放弁の外面全体を覆う薄膜状の第1保護部材と、
    前記第1保護部材を介して前記圧力開放弁を外面から覆う多孔質状の第2保護部材と、を有する蓄電装置。
  2. 前記第2保護部材は、前記圧力を開放させるために変形した圧力開放弁の逃がし空間を内側に有するドーム状である請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記圧力開放弁は、外面に開裂溝を有する請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
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