JP2015157593A - 作業車輌の原動部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)を同一軸心上に設け、排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角を、ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定し、ラジエータファン(20)の駆動状態時に、排塵ファン(30)を停止状態に切換え、ラジエータファン(20)の停止状態時には、排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を設け、駆動状態切換手段(45)を、ラジエータファン(20)または排塵ファン(30)のうち、機体内側に配置されるファンの機体内側に隣接して配置することにより解決される。
【選択図】図6
Description
コンバインは、穀稈の刈取、脱穀、選別、排藁処理を行う過程で、前部の刈取装置からは、立毛穀稈の切断や搬送によって藁屑や塵埃が発生し、後部からは、脱穀処理や脱穀後の排稈切断処理によって発生した藁屑、塵埃等を排出するので、コンバインの機体周囲には多量の藁屑や塵埃が巻き上げられる。この巻き上げられた藁屑等がエンジンルームのカバーに装着された濾過体に付着し、これらの濾過体が目詰まった場合、濾過体の外側から内側に十分な外気を吸入することができなくなり、ラジエータの冷却効率が低下し、場合によってはエンジンがオーバヒートする恐れがある。
また、ファンの正転方向時における外気のエンジンルーム内への吸入能力に比べて、ファンの逆転方向時における内気のエンジンルーム外への排気能力が低いため、エンジンルームのカバーに装着された濾過体に付着した藁屑、塵埃等を十分除去することができず、除去できない藁屑、塵埃等により濾過体が目詰まりを起こし、ラジエータの冷却効率が低下し、その結果、エンジンがオーバヒートするという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
請求項1に係る発明は、エンジン(E)と該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)の間に、駆動状態と停止状態に切換可能な外気吸入用のラジエータファン(20)と駆動状態と停止状態に切換可能な排気用の排塵ファン(30)を配置し、該ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)を同一軸心上に設け、前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角を、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定し、前記ラジエータファン(20)の駆動状態時に、排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態時には、排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を設け、前記駆動状態切換手段(45)を、ラジエータファン(20)または排塵ファン(30)のうち、機体内側に配置されるファンの機体内側に隣接して配置した作業車輌の原動部構造である。
エンジンEとラジエータ50の間には、外気をエンジンルーム8の内側に向かって吸入するラジエータファン20と、エンジンルーム8の内側の内気を外部に向かって排気し、濾過体8Bに付着した藁屑等の粉塵を除去する排塵ファン30が配置されている。なお、排塵ファン30は、ラジエータファン20の左側に配置されている。
また、ラジエータ50の右側には、一定の間隔を隔てて、走行用ミッション等の駆動用オイルを冷却するオイルクーラ51と、エンジンEの燃焼用の混合気を冷却するインタークーラ52が配置されている。なお、オイルクーラ51とインタークーラ52は、ラジエータ50とエンジンルーム8のカバー8Aの間に配置されている。
上側回転軸10に伝動された回転は、上側回転軸10の右側端部に取付けられた第1プーリ21と、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22を介して、エンジンルーム8の上下方向の中間部に左右方向に向かって延設された回転軸24の左側端部に取付けられた第2プーリ23に伝動される。
第2プーリ23に伝動された回転は、回転軸24を介して、回転軸24の右側端部に取付けられたラジエータファン20に伝動され、ラジエータファン20を回転させる。
ラジエータファン20の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、外気をエンジンルーム8の内側に吸入して、ラジエータ50等の表面に送風することにより、ラジエータ50の冷却効率を高めることができる。なお、便宜上、ラジエータファン20の回転時を駆動状態といい、ラジエータファン20の回転の停止時を停止状態という。
エンジンEのクランク軸に取付けられたクランクプーリに作用する横引き荷重を抑制するために、第1プーリ21を後述する第3プーリ31よりも上側回転軸10の右側端部の左側に配置するのが好適である。
第4プーリ33に伝動された回転は、筒状回転軸34を介して、筒状回転軸34の右側端部に取付けられた排塵ファン30に伝動され、排塵ファン30を回転させる。
排塵ファン30の回転時には、カバー8Aの濾過体8Bを介して、内気を外部に排気して、内気を濾過体8Bに送風することにより、濾過体8Bに付着した粉塵を除去することができ、ラジエータファン20による外気の吸入効率を一定に維持することができる。なお、便宜上、排塵ファン30の回転時を駆動状態といい、排塵ファン30の回転の停止時を停止状態という。
次に、ラジエータファン20について説明する。ラジエータファン20は、図3,4に示すように、羽根20Aと、羽根20Aの基部を支持する中心部20Dから形成され、中心部20Dは、回転軸24の右側端部に取付けられている。
ラジエータファン20の外気の吸入効率を高めるために、本実施形態の羽根20Aは、長羽根20aと、長羽根20aに近接して設けられた短羽根20bが、中心部20Dの円周方向に所定の間隔を隔てて、それぞれ8羽根ずつ設けられている。なお、部品点数を削減する観点から、図5〜7に示すように、短羽根20bを並設せずに長羽根20aだけを中心部20Dの円周方向に所定の間隔を隔てて8羽根設けることもできる。
次に、排塵ファン30について説明する。排塵ファン30は、図3,4に示すように、ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、ラジエータファン20の左側に配置されている。
排塵ファン30は、羽根30Aと、羽根30Aの基部を支持する中心部30Dから形成され、中心部30Dは、筒状回転軸34の右側端部に取付けられている。
ラジエータファン20の外気の吸入効率の低下を防止するために、羽根30Aの外径は、ラジエータファン20の羽根20Aの外径よりも小さく形成されている。
また、ラジエータファン20と、排塵ファン30の伝動構成を簡易にし、エンジンルーム8内の空間を有効に活用するために、排塵ファン30の羽根30Aの翼角度は、ラジエータファン20の羽根20Aの翼角度と逆翼角度を持って中心部30Dに立設されている。これにより、排塵ファン30が取付けられた筒状回転軸34に伝動された回転方向と、ラジエータファン20が取付けられた回転軸24に伝動された回転方向が同一回転方向であっても、ラジエータファン20においては、外気を吸入してエンジンルーム8の内側に送風でき、排塵ファン30においては、内気をエンジンルーム8の外側に排気することができる。なお、羽根30Aは、中心部30Dの円周方向に所定の間隔を隔てて8羽根設けられている。
次に、回転軸24と筒状回転軸34を、支持部25を介して配置した構成について説明する。回転軸24を軸支する支持部25の左側部の外周部は、図3,6に示すように、背面視において第2プーリ23と第4プーリ33の間に、上下方向に延設されたブラケット40の連結部43に取付けられている。
回転軸24と筒状回転軸34の連結をコンパクトな構成にしてエンジンルーム8内の空間を有効に利用するために、回転軸24は、ベアリングを介して回転自在に支持部25に形成された開口部25Aに取付けられており、筒状回転軸34に形成された溝部34Aは、ベアリングを介して回転自在に支持部25の外周部に取付けられている。
前側脚部41は、図6に示すように、前側フレーム1Aに取付けられる基端部からエンジンEに向かって延設する延設部41Aと、延設部41Aの先端部から後方に向かって延出しながらエンジンEに向かって傾斜する傾斜部41Bから形成されている。
同様に、後側脚部42は、後側フレーム1Bに取付けられた基端部からエンジンEに向かって延設する延設部42Aと、延設部42Aの先端部から前方に向かって延出しながらエンジンEに向かって傾斜する傾斜部42Bから形成されている。
また、連結部43の前端部は、傾斜部41Bの後端部に連結されており、連結部43の後端部は、傾斜部42Bの前端部に連結されている。
次に、エンジンEの回転をラジエータファン20または排塵ファン30に切換えて伝動する構成について説明する。
エンジンEの回転は、上述したように、上側回転軸10、第1プーリ21、第1ベルト22、第2プーリ23、及び回転軸24を介してラジエータファン20に伝動される。
エンジンEの回転をラジエータファン20に伝動してラジエータファン20を回転するには、第1プーリ21と第2プーリ23に巻回された第1ベルト22の上下方向の略中間部に、第1テンションローラ26のローラ26Aを押圧させることにより第1ベルト22の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第1ベルト22の張力を所定以上の張力にすることにより、第1ベルト22と第1プーリ21の間、及び第1ベルト22と第2プーリ23の間での滑りを防止し、第1プーリ21に伝動されたエンジンEの回転を、第1ベルト22を介して第2プーリ23に伝動する。
第2プーリ23に伝動された回転は、回転軸24を介してラジエータファン20に伝動され、ラジエータファン20を回転させる。なお、ラジエータファン20が回転中には、排塵ファン30の回転は停止し、ラジエータファン20によりエンジンルーム8内に外気が吸入され、ラジエータ50、オイルクーラ51、及びインタークーラ52の冷却が行なわれる。
エンジンEの回転が第2プーリ23に伝動にされないことから、回転軸24の回転が停止してラジエータファン20の回転も停止する。なお、ラジエータファン20の停止中には、排塵ファン30が回転し、エンジンルーム8内の内気をカバー8Aの濾過体8Bを介して外部への排気が行なわれる。
エンジンEの回転を排塵ファン30に伝動して排塵ファン30を回転するには、第3プーリ31と第4プーリ33に巻回された第2ベルト32の上下方向の略中間部に、第2テンションローラ36のローラ36Aを押圧させることにより第2ベルト32の張力を所定以上にすることにより行なう。すなわち、第2ベルト32の張力を所定以上の張力にすることにより、第2ベルト32と第3プーリ31の間、及び第2ベルト32と第4プーリ33の間での滑りを防止し、第3プーリ31に伝動されたエンジンEの回転を、第2ベルト32を介して第4プーリ33に伝動する。
第4プーリ33に伝動された回転は、筒状回転軸34を介して排塵ファン30に伝動され、排塵ファン30を回転させる。なお、排塵ファン30の回転中には、ラジエータファン20の回転は停止し、排塵ファン30によりエンジンルーム8内の内気をカバー8Aの濾過体8Bを介して外部に排気し、濾過体8Bに付着した粉塵等の除去が行なわれる。
エンジンEの回転が第4プーリ33に伝動にされないことから筒状回転軸34の回転が停止して排塵ファン30の回転も停止する。なお、排塵ファン30の停止中には、ラジエータファン20が回転し、エンジンルーム8内への外気の吸入が行なわれる。
また、第1テンションローラ26のローラ支持部26Bの上下方向の中間部は、ブラケット40の連結部43の左面に配置された第1接続片27により連結アーム47の下側延出部47Aの左面に取付けられた第1支持部48に連結され、第2テンションローラ36のローラ支持部36Bの上下方向の中間部は、ブラケット40の連結部43の右面に配置された第2接続片37により連結アーム47の上側延出部47Bの右面に取付けられた第2支持部49に連結されている。
また、第2接続片37は、板状の前側接続片37Aと、棒状の後側接続片37Bから形成されている。前側接続片37Aの前端部は、第2テンションローラ36のローラ支持部36Bの右面に回転自在に支持され、後側接続片37Bの中間部は、連結アーム47の第2支持部49に挿通され、前側接続片37Aの後端部の左面と後側接続片37Bの前端部の右面は固着されている。
また、第1テンションローラ26と第2テンションローラ36の移動を容易に行なうために、図4に示すように、第1テンションローラ26のローラ支持部26Bの基部には、駆動状態切換手段45と反対方向の前側にリターンスプリング29を取付け、第2テンションローラ36のローラ支持部36Bの基部には、駆動状態切換手段45と反対方向のリターンスプリング39を取付けるのが好適である。なお、リターンスプリング29の前端部は、ブラケット40の前側脚部41の左面に取付けられ、リターンスプリング39の前端部は、ブラケット40の前側脚部41の右面に取付けられている。
側面視において、第1ストッパ28は、略ヘ字形状に形成されており、第1テンションローラ26がローラ支持部26Bの基部を中心として反時計方向に回転した場合に、第1ストッパ28の後部が、第2プーリ23に巻回された第1ベルト22に押圧して、慣性力によるラジエータファン20の回転を停止させる。
側面視において、第2ストッパ38は、略ヘ字形状に形成されており、第2テンションローラ36がローラ支持部36Bの基部を中心として反時計方向に回転した場合に、第2ストッパ38の後部が、第4プーリ33に巻回された第2ベルト32に押圧して、慣性力による排塵ファン30の回転を停止させる。
下側延出部47Aの下端部を前側に移動させることにより、第1接続片27を介して第1テンションローラ26をローラ支持部26Bの基部を中心として反時計方向に移動させ、第1ベルト22からローラ26Aを離間させている。一方、上側延出部47Bの上端部を後側に移動させることにより、第2接続片37を介して第2テンションローラ36をローラ支持部36Bの基部を中心として時計方向に移動させ、第2ベルト32にローラ36Aを押圧している。
次に、刈取作業等を終了したコンバインを覆うカバーシートの燃焼防止装置について説明する。
他のコンバインは、図8,9に示すように、脱穀装置3と、グレンタンク5の間に形成された空間には、エンジンEから排出される排気ガス中の不純物を除去する排気浄化装置60が配置されている。排気浄化装置60は、流入口側の酸化触媒60Aと、流出口側のパティキュレートフィルタ60Bが内設されており、エンジンEから排出される排気ガス中の未燃燃料は、酸化触媒60Aによって酸化され、排気ガス中の粒状化物質は、パティキュレートフィルタ60Bの濾過作用によって除去される。
そこで、図8に示すように、排気管62の上端部と、排気管62と電気的に導通している揚穀装置63の基部の温度差が所定の温度以上になった場合に、所定の電圧を生じるゼーベック効果を有する燃焼防止装置64を設けられている。また、排気管62の上端部の温度が高く、燃焼防止装置64に所定の電圧が発生した場合には、操縦者にカバーシートでコンバインを覆う作業を中断させるために、操縦席6のフロントパネル、サイドパネルや、排気管62の近傍に設けられた警告ランプ72が点灯する。なお、警告ランプ72は、始動キーの解除操作に後に、点灯させ、操縦者への注意をより喚起するために点滅させるのがより好適である。
次に、電装部品を実装した基板66の配置方法について説明する。
エンジンルーム8の上側には、空気中の不純物を除去するエアクリーナ65が配置されている。エンジンEの吸気タービンと、エアクリーナ65の排気口は、接続管69で連通されている。また、エアクリーナ65の吸気口には、接続管70を介して空気を濾過しながら吸気するプレクリーナ71が連通されている。
20 ラジエータファン
20A 羽根
21 第1プーリ
22 第1ベルト
23 第2プーリ
24 回転軸
25 支持部
26 第1テンションローラ
30 排塵ファン
30A 羽根
31 第3プーリ
32 第2ベルト
33 第4プーリ
34 筒状回転軸
36 第2テンションローラ
40 ブラケット
43 連結部
45 駆動状態切換手段
50 ラジエータ
E エンジン
Claims (8)
- エンジン(E)と該エンジン(E)の冷却水を冷却するラジエータ(50)の間に、駆動状態と停止状態に切換可能な外気吸入用のラジエータファン(20)と駆動状態と停止状態に切換可能な排気用の排塵ファン(30)を配置し、
該ラジエータファン(20)と排塵ファン(30)を同一軸心上に設け、
前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の翼角を、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の翼角と反対の角度に設定し、
前記ラジエータファン(20)の駆動状態時に、排塵ファン(30)を停止状態に切換え、前記ラジエータファン(20)の停止状態時には、排塵ファン(30)を駆動状態に切換える駆動状態切換手段(45)を設け、
前記駆動状態切換手段(45)を、ラジエータファン(20)または排塵ファン(30)のうち、機体内側に配置されるファンの機体内側に隣接して配置した作業車輌の原動部構造。 - 前記ラジエータファン(20)を、前記排塵ファン(30)よりも機体外側に配置した請求項1記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の外径を、前記排塵ファン(30)の羽根(30A)の外径よりも大きくした請求項1または2記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記ラジエータファン(20)の軸心方向視において前記駆動状態切換手段(45)を、前記ラジエータファン(20)の羽根(20A)の外周部に配置した請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記ラジエータファン(20)の回転軸(24)を回転自在に軸支する支持部(25)の外周部に、前記排塵ファン(30)の筒状回転軸(34)の内周部を回転自在に装着した請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記支持部(25)を支持する連結部(43)を有したブラケット(40)を設け、
該連結部(43)の機体内側に、前記エンジン(E)の回転を前記回転軸(24)に伝動する第1プーリ(21)と第2プーリ(23)を配置し、該連結部(43)の機体外側に、前記エンジン(E)の回転を前記筒状回転軸(34)に伝動する第3プーリ(31)と第4プーリ(33)を配置し、
前記第1プーリ(21)と第2プーリ(23)に第1ベルト(22)を巻回し、前記第3プーリ(31)と第4プーリ(33)に第2ベルト(32)を巻回し、
前記連結部(43)の機体内側面に、前記第1ベルト(22)を緊張または弛緩させる第1テンションローラ(26)を設け、前記連結部(43)の機体外側面に、前記第2ベルト(32)を緊張または弛緩させる第2テンションローラ(36)を設け、
前記駆動状態切換手段(45)により該第1テンションローラ(26)と該第2テンションローラ(36)を揺動させることで、前記第1ベルト(22)を緊張時に、前記第2ベルト(32)を弛緩させ、前記第1ベルト(22)を弛緩時には、前記第2ベルト(32)を緊張させる請求項5記載の作業車輌の原動部構造。 - 前記エンジン(E)の上側に左右方向に延在する上側回転軸(10)を設け、
前記第1プーリ(21)を、該上側回転軸(10)の外側部に設け、
前記第3プーリ(31)を、前記上側回転軸(10)の第1プーリ(21)よりも外側部に設け、
前記第2プーリ(23)を、前記連結部(43)よりも機体内側に延在した回転軸(24)の内側部に設け、
前記第4プーリ(33)を、前記連結部(43)よりも機体外側に至る筒状回転軸(34)の内側部に設けた請求項6記載の作業車輌の原動部構造。 - 前記駆動状態切換手段(45)を、平面視で前記第4プーリ(33)の後側に配置した請求項5または6記載の作業車輌の原動部構造。
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