JP2015017683A - Rotary machine system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転機械システムに関する。 The present invention relates to a rotating machine system.
本技術分野の背景技術として、米国特許出願公開第2005/0063829号明細書(特許文献1)がある。この公報には、「この発明は、人体や環境に有害な潤滑油、その他の圧縮機流体が漏出するのを防止し、搬送時の負荷や応力が少ない、圧縮機組立体の基板に関する。この基板は、支持面と、支持面から上方へ延長して第1外周面を形成する壁と、支持面の少なくとも一部と壁の少なくとも一部をカバーし、流体密収容部領域を形成するように配置された弾性材とを具備し、基板内に配置される流体圧縮機は、少なくともその一部が収容部領域内に配置されていることを特徴とする。」と記載されている。 As a background art in this technical field, there is US Patent Application Publication No. 2005/0063829 (Patent Document 1). This publication relates to “a substrate of a compressor assembly that prevents leakage of lubricating oil and other compressor fluids harmful to the human body and the environment and reduces loads and stresses during transportation. Covers a support surface, a wall extending upward from the support surface to form a first outer peripheral surface, covering at least a part of the support surface and at least a part of the wall, and forming a fluid-tight housing portion region The fluid compressor including the elastic member and disposed in the substrate is at least partly disposed in the accommodating portion region. ”
前記特許文献1には、基板と、基板に設けられた車輪と、基板に設けられた弾性材とについて記載されている。しかし、特許文献1に開示されている装置は、圧縮機組立体を運搬するための専用の特別な装置であるのは明らかである。すなわち、特許文献1には、一般的に物流で利用されているような汎用のトレーラに圧縮機組立体を載せて、トラクタで牽引して運ぶ技術については何ら開示されていない。すなわち、輸送時の圧縮機組立体の振動を抑制し、また、軟弱地盤の土地などでも圧縮機組立体を適切に稼働できるようにし、さらに、トラクタのエンジンの振動から圧縮機組立体を保護する技術についても、特許文献1には示されていない。また、特許文献1には、圧縮機組立体を強固に支持しつつも、装置を軽量化して圧縮機組立体の運搬を容易にするための技術的な手段についても何ら開示されていない。
そこで、本発明は、運搬に汎用のトレーラを用いることができ、圧縮機などの回転機械などを強固に支持しつつも、装置を軽量化することが可能な回転機械システムを提供することを課題とする。
Accordingly, the present invention provides a rotating machine system that can use a general-purpose trailer for transportation and can reduce the weight of the apparatus while firmly supporting a rotating machine such as a compressor. And
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、荷物が載置される運搬用のトレーラ上に載置されるベースと、駆動機と、前記駆動機によって駆動される回転機械である被駆動機と、前記駆動機、前記被駆動機以外の補機と、を備え、前記ベースは、前記駆動機が設置される駆動機設置領域と、前記被駆動機が設置される被駆動機設置領域と、前記補機が設置される補機設置領域と、前記駆動機設置領域の下部に2個設置されるとともに、前記被駆動機設置領域の下部に1個設置される弾性および減衰作用をもつ防振装置と、前記駆動機設置領域と前記被駆動機設置領域とにおける両側面部に、その長手方向に延伸する主桁と、前記主桁以外に少なくとも1個設置され、前記主桁よりも剛性が低い補剛桁と、を備える回転機械システムである。 In order to solve the above-described problems, an embodiment of the present invention is a driven body that is a base placed on a transport trailer on which a load is placed, a driving machine, and a rotating machine driven by the driving machine. A drive machine, an auxiliary machine other than the driven machine, and the base includes a drive machine installation area in which the drive machine is installed, and a driven machine installation area in which the driven machine is installed And an auxiliary machine installation area where the auxiliary machine is installed, and two installed at the lower part of the drive machine installation area, and one installed at the lower part of the driven machine installation area, has elasticity and damping action At least one main girder extending in the longitudinal direction and at least one main girder other than the main girder are installed on both side surfaces of the vibration isolator, the drive machine installation area and the driven machine installation area, and is more rigid than the main girder. A rotary mechanical system comprising a low stiffening girder.
本発明によれば、運搬に汎用のトレーラを用いることができ、圧縮機などの回転機械などを強固に支持しつつも、装置を軽量化することが可能な回転機械システムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
According to the present invention, a general purpose trailer can be used for transportation, and a rotating machine system capable of reducing the weight of the apparatus while firmly supporting a rotating machine such as a compressor can be provided. .
Problems, configurations, and effects other than those described above will become apparent from the following description of embodiments.
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
[実施例1]
本実施例では、運搬に汎用のトレーラを用いることができ、圧縮機などの回転機械などを強固に支持しつつも、装置を軽量化することが可能な回転機械運搬車両の例を説明する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[Example 1]
In this embodiment, a general-purpose trailer can be used for transportation, and an example of a rotating machine transporting vehicle capable of reducing the weight of the apparatus while firmly supporting a rotating machine such as a compressor will be described.
<回転機械運搬車両10について>
図1は、本発明の実施例1に係る回転機械運搬車両10を左斜め前方から見た斜視図である。図2は、実施例1に係る回転機械運搬車両10を左斜め後方から見た斜視図である。なお、以下に説明する図1以下の図面においては、X、Y、Z方向を適宜図示している。ここで、X方向は回転機械運搬車両10の前後方向、Y方向は回転機械運搬車両10の幅方向(水平方向にX方向と直角をなす方向)、Z方向は回転機械運搬車両10の上下方向である。
回転機械運搬車両10は、回転機械システム1と、この回転機械システム1と着脱可能に連結され、当該回転機械システム1を牽引して運搬するトラクタ20とから構成されている。
<About the rotating
FIG. 1 is a perspective view of a rotating
The rotating
回転機械システム1は、トレーラ30と、トレーラ30上に載置して荷台31に固定されている回転機械設置用ベース100(以下、「ベース100」という)とを備えている。また、回転機械システム1は、ベース100上にそれぞれ設けられた、駆動機であるモータ101(インバータなども)と、モータ101などの駆動機で駆動される被駆動機となる増速機102及び圧縮機103と、その他の補機131とを備えている。モータ101(あるいは、レシプロエンジンやガスタービンなど)、増速機102、圧縮機103などは、何れも回転体を備えた回転機械である。なお、駆動機は、モータ101に代えて内燃機関などを用いてもよい。以下では、モータ101、増速機102、圧縮機103を併せて回転機械40という。
The
このような回転機械40などが設置されたベース100は、フォークリフトやクレーンなどで持ち上げてトレーラ30上に載置してもよい。あるいは、円柱状の複数本のコロを用いて、回転機械40などが設置されたベース100を移動させて、トレーラ30上に引き上げるようにしてもよい。このようにしてトレーラ30上に載置されたベース100は、トレーラ30の荷台31上に固定する(詳細は後述)。
また、図1、図2では、トレーラ30上のベース100及び回転機械40などの周囲を囲むフレーム50のみを図示している。しかし、ベース100及び回転機械40などの輸送の際には、実際は、ベース100及び回転機械40などを覆うパネルがフレーム50に設けられている。
The
In FIGS. 1 and 2, only the
上記のような、回転機械40などの用途は以下のようなものである。すなわち、天然ガスなどの流体を遠距離に輸送するための一手段としてパイプラインが用いられている。パイプラインでは、流体を圧送(ポンピング)するため、各所に圧縮機が設けられている。すなわち、パイプラインのパイプ中の流体には圧縮機により圧力がかけられ、この圧力によりパイプ中を流体が流れる。
The applications of the
そして、複数本のパイプラインが並行して設置されている地域において、1本のパイプラインがトラブルの発生などにより閉鎖された場合、当該パイプライン中に残存している天然ガスなどの流体は抜き取らねばならない。そこで、閉鎖されたパイプラインと、当該パイプラインと並行して設置されている他のパイプラインとを例えば仮設のラインで接続し、前者から後者に流体を圧送する。この場合の流体の圧送のためには、現地に圧縮機などを持ち込む必要がある。このようなときに使用されるのが、回転機械40などの装置である。また、1本のパイプラインの所定区間を閉鎖し、当該閉鎖区間の天然ガスなどを閉鎖されていない上流側の区間に戻す場合にも、回転機械40などの装置を使用する。すなわち、回転機械40では、モータ101を駆動源とし、モータ101の出力軸の回転速度を増速機102で高め、この高められた回転速度で圧縮機103を回転駆動して天然ガスなどの流体を圧送する。なお、図1、図2において、各機器の出力軸、入力軸などの連結部は図示を省略している(図3以下の図面においても適宜省略する場合がある)。回転機械40は、前記の仮設のラインなどが設置された場所に運んで行き、必要な期間は当該場所で使用して、目的の作業を終了した後は、別の場所(新たな作業場所、あるいは倉庫)に運ぶ。すなわち、これらの回転機械40はモバイル機器である。
In a region where a plurality of pipelines are installed in parallel, when one pipeline is closed due to trouble or the like, fluid such as natural gas remaining in the pipeline is removed. I have to. Therefore, the closed pipeline and another pipeline installed in parallel with the pipeline are connected by, for example, a temporary line, and the fluid is pumped from the former to the latter. In this case, it is necessary to bring a compressor or the like to the site to pump the fluid. Devices such as the
そこで、回転機械40はトレーラ30に載せて目的地に運ぶ。この場合に、トレーラ30は、一般的に物流で利用されているような汎用のトレーラを使用できるようにしたい。すなわち、トレーラ30として、一般的に物流で利用されているような汎用のトレーラを使用するためには、輸送中の回転機械40などの振動を充分に抑制できるようにする必要がある。また、回転機械40などの稼働による振動を抑制できるようにして、軟弱地盤の場所などにおいても回転機械40などを稼働できるようにする必要がある。さらに、トラクタ20のエンジンが稼働しているときに、当該エンジンの振動から圧縮機103などを保護する必要もある。つまり、これらの目的のために、防振のための機構を備えた特別なトレーラを使用しなくてもよいように、ベース100に防振のための機構を設けることが必須となる。
Therefore, the rotating
ここで、トラクタ20のエンジンの振動から圧縮機103などを保護するのは、ベース100上の回転機械40などの装置を稼働するために使用する電力の一部に、トラクタ20におけるエンジンの駆動による発電電力を使用することがあるからである。すなわち、回転機械40の稼働中にトラクタ20のエンジンも稼働させるので、トラクタ20のエンジンの振動が回転機械40にも伝わるため、圧縮機103などを当該振動から保護する必要がある。つまり、目的地にトレーラ30に載せて回転機械40などを輸送した後にトラクタ20だけ(あるいは、回転機械40を降ろしてトラクタ20とトレーラ30の両方)が帰還する場合もあれば、トレーラ30とトラクタ20とが連結されたまま現地で使用される場合もあることを考慮しなければならない。
このように、トレーラ30として汎用のトレーラを用いるためには、ベース100に防振のための機構を設ける必要がある。この場合に、ベース100により防振を図り、また、重量の重い回転機械40などをしっかりと支持しつつも、輸送の便宜のためには、ベース100の重量を軽量化する必要がある。
Here, the
Thus, in order to use a general-purpose trailer as the
<ベース100について>
以下では、これらの課題を解決するための手段となるベース100の構成及び動作について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施例1に係る回転機械設置用ベース100をその斜め下方から見た斜視図である。図4は、実施例1に係る回転機械設置用ベース100の上面図、図5は、実施例1に係る回転機械設置用ベース100の下面図である。
すなわち、ベース100は、設置される各機器の配置や重量を考慮した上で、ベース100内の強度部材である桁を適正に配置して桁の量を低減し、製造コストの低減や軽量化を果たしている。
<About
Below, the structure and operation | movement of the base 100 used as a means for solving these subjects are demonstrated in detail.
FIG. 3 is a perspective view of the rotating
In other words, the
まず、ベース100上には、例えばX方向の回転機械運搬車両10の後方側から、モータ101などの駆動機が設置される駆動機設置領域104と、駆動機で駆動される増速機102や圧縮機103などの被駆動機が設置される被駆動機設置領域105と、その他の補機131が設置される補機設置領域106とが順に設けられている。なお、図3以下の図面では、補機131(図1、図2)を図示していない。
First, on the
ベース100の上面部は、防錆処理した鋼板などの板材100iが後述の桁(110〜115)に溶接で固定されている。なお、板材100iの桁への固定はボルト、リベットなど溶接以外の方法で固定してもよいが、連続的な固定が可能な点では溶接が望ましい。
モータ101などの駆動機の重量および回転運動による振動が加わる駆動機設置領域104の下部には2個の防振装置107、108が設置されている。
被駆動機の増速機102、圧縮機103の重量および回転運動による振動が加わる被駆動機設置領域105の下部には1個の防振装置109が設置されている。つまり、ベース100は計3個の防振装置107、108、109により支持されている。
On the upper surface portion of the
Two
One
防振装置107、108、109は、ばねやダンパなどで構成されている。具体的には、防振装置107、108、109は、加わる振動を、ばねの剛性による弾性エネルギや、ばねの内部摩擦、ダンパの粘性減衰力などで減衰する。なお、防振装置107、108、109は、ばねやダンパ以外のゴムなどの弾性、減衰作用を有する部材を適用してもよい。
すなわち、一般にモータ101はベース100上に設置される各機器の中で重量が重く、モータトルクによる振動も大きい。そこで、駆動機設置領域104の下部に3個のうちの2個の防振装置107、108を設置する構成とし、モータ101の荷重や振動(強制振動、固有振動など)に対応して、ベース100が変形するのを抑制している。
ベース100は、ベース100上の各機器を支持するために、複数の桁(110〜115)と板100iで構築されている。桁(110〜115)は、H形鋼などであり、板は防錆処理を施した鋼板などである。
The
That is, in general, the
The
<駆動機設置領域104および被駆動機設置領域105について>
駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105とには、桁として、ベース100の両側面部(両側面近傍を含む)に、ベース100の長手方向に平行にまたは沿って延伸する主桁110、110を一対設置している。
主桁110は、駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105の双方を載架するように、両領域104、105の全範囲、もしくは、両領域104、105に跨った一部の範囲に設置される。図3〜図5では、主桁110、110を駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105との両側面に設けた場合を示している。
前記の防振装置107、108は、両側面部の主桁110に取り付けられる。
<About the driving
In the driving
The
The
駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105には、駆動機のモータ101や被駆動機の圧縮機103などの重量が大きい機器が設置されている。そこで、これらの機器によるベース100の重力方向の変形(図3のZ軸の下側方向への変形)を抑制するために、主桁110は、その他の各桁(後述)と比較して剛性を高くしている。
なお、輸送時のベース100の揺れなどを考慮した場合、ベース100および回転機械40などの揺れの慣性力は、ベース100の重力方向(Z軸の下側方向)だけでなく、ベース100の幅方向(ベース100の短手方向、Y軸方向)にも影響するため、ベース100の幅方向の剛性も向上させる必要がある。
In the drive
In consideration of the shaking of the base 100 during transportation, the inertial force of the shaking of the
これを考慮して、本実施例1では、高剛性の主桁110をベース100の両側面部に設置しており、この構造によりベース100全体の幅方向(ベース100の短手方向、Y軸方向)の曲げ剛性が向上し、ベース100の幅方向の変形を抑制することができる。
桁は、主桁110以外に、駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105に、任意の方向に延伸する主機補剛桁を設置する。
In consideration of this, in the first embodiment, high-rigidity
In addition to the
主機補剛桁は、駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105の上の各機器配置、その重量を考慮して、以下説明するように、適宜設置する。
例えば、図3に示すように、駆動機設置領域104のモータ101の下方において、モータ101の重量を受ける主機補剛桁111を、ベース100の幅方向(ベース100の短手方向、Y軸方向)に延伸して設けてもよい。
被駆動機設置領域105に、ベース100の幅方向(ベース100の短手方向、Y軸方向)に延伸して設けられる主機補剛桁111aの中央部には、前記の防振装置109が取り付けられる。
The main machine stiffening girder is appropriately installed as described below in consideration of the arrangement and weight of each device on the drive
For example, as shown in FIG. 3, below the
The
また、被駆動機設置領域105の圧縮機103の下方の防振装置109の取り付け箇所から、主桁110に向かい上面視で斜め方向に互いに間隔が広がるように延伸して、主桁110に固定される2本の主機補剛桁112などを設置する。具体的には、防振装置109が取り付けされる主機補剛桁111aの中央部に、主機補剛桁112の一方が溶接、ボルト締めなどでリジットに固定される。そして、主機補剛桁112の他方が左右の主桁110に溶接、ボルト締めなどでリジットに固定される。
Further, from the installation position of the
これにより、2本の主機補剛桁112が、防振装置109の取り付け箇所(被駆動機設置領域105の長手方向縁部であって幅方向中央下部)から主桁110に向かって、上面視で斜め方向に互いに間隔が広がりつつ延伸して左右の主桁110に固定されることになる。よって、駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105とのXY面方向(ベース100の水平面方向)の荷重や、XY面方向での軸周りのねじれに対する剛性を高めることができる。
As a result, the two main
その他、主機補剛桁は、駆動機、被駆動機の重量、配置に応じて任意の方向に延伸して配置できる。これにより、駆動機、被駆動機の重量、配置に応じた適切な桁を設けることができる。
駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105に必要な剛性は、主桁110がその大部分を担うこととなるため、主機補剛桁111、111a、112は、主桁110より剛性を低くしてもよい。
In addition, the main machine stiffening girder can be extended and arranged in an arbitrary direction according to the weight and arrangement of the driving machine and the driven machine. Thereby, a suitable girder according to the weight and arrangement of the driving machine and the driven machine can be provided.
Since the
つまり、主機補剛桁111、111a、112は、厚さを薄くし、あるいは、形状を小さくすることにより、断面係数を低くして剛性を低くしてもよい。このように、主機補剛桁111、111a、112は、寸法を縮小して材料の量を節約することが可能で、ベース100内の全ての桁を主桁110と同じ剛性とする場合と比較して、桁の原材料費に係わる製造コストや重量を低減することができる。
That is, the main
<補機設置領域106について>
駆動機、被駆動機以外の図3〜図6で不図示の補機131(図1、図2)が設けられる補機設置領域106には、図3〜図5に示すように、任意の方向に延伸する補機補剛桁113、114、115を設置する。補機補剛桁113、114、115は、補機設置領域106の上の各機器配置、重量を考慮して以下、説明するように、適宜設置する。
一般に、補機131は、モータ101や圧縮機103などの主機と比較して軽量であるため、補機設置領域106が補機131から受ける負荷は小さい。
<Auxiliary
As shown in FIGS. 3 to 5, any auxiliary
In general, since the
そのため、補機設置領域106の両側面部(両側面近傍を含む)に設ける補機補剛桁113は、主桁110のような高剛性の桁は必要無く、その剛性は低くしてもよい。なお、図3〜図5では、補機補剛桁113を補機設置領域106の両側面に設けた場合を示している。
すなわち、補機補剛桁113は、補機131の設置面積に応じて、例えば、主桁110の延長上に延伸するように、主桁110と連結して設置してもよい。
Therefore, the auxiliary
That is, the auxiliary
補機設置領域106に設けるその他の補機補剛桁としては、例えば、図3、図5に示すように、ベース100の補機設置領域106の略中央の長手方向に延伸する補機補剛桁114がある。また、その他の補機補剛桁として、補機補剛桁114から両側部の補機補剛桁113に向かって、上面視で互いに斜め方向に延伸する2本の補機補剛桁115もある。そして、補機補剛桁114と補機補剛桁115とを、補機設置領域106に対応して上面視で三又状に設置している。そして、この三又状の始点が、被駆動機設置領域105の下部に設置された防振装置109と、補機設置領域105上の補機131(図1、図2)との間に位置する。これにより、補機131の重量と防振装置109で支持する荷重の両荷重を当該三又状の始点で受けることができる。
As other accessory stiffening girders provided in the
また、長手方向に延伸する両側部の補機補剛桁113と中央部の補機補剛桁114とを、中央部の補機補剛桁114から両側部の補機補剛桁113に向かって、上面視で互いに斜め方向に延伸する2本の補機補剛桁115で接続する。これにより、XY平面方向に延伸する補機補剛桁115のみで補機設置領域106内のX方向とY方向とに強度部材を形成できる。つまり、補機設置領域106内のX方向とY方向とに補機補剛桁115を強度部材として延伸させ、補機設置領域106のX方向とY方向の剛性を追加することができる。
Further, the
なお、XY平面方向に延伸する補機補剛桁115は、加えて、XY平面方向の水平軸周りのねじり変形に対しても剛性を高めることができる。そして、中央部の補機補剛桁114は、補機設置領域106上の補機131(図1、図2)の下方を通すことで、補機131の重量を効果的に下支えすることができる。
その他、補機補剛桁113、114、115は、補機131(図1、図2)の重量、配置に応じて任意の方向に延伸して配置できる。これにより、補機131の重量、配置に応じた適切な桁を補機設置領域106に設けることができる。
In addition, the
In addition, the auxiliary
また、補機設置領域106に設置されている全ての機器の下方に位置するように桁を設置することを考えると、例えば、単純にX方向とY方向に格子状に桁を設置するよりも、補機補剛桁115のように斜め方向に桁を設置した方が、部材数が少なく必要な剛性を確保でき、桁の量を減じることができる。そのため、ベース100の原材料費、組み立て費などの製造コストや重量を低減することができる。
補機補剛桁113は、主桁110と連結し、補機設置領域106においてベース100の任意の方向に延伸させてもよい。これにより、補機補剛桁113は主桁110とともに、駆動機設置領域104、被駆動機設置領域105、および補機設置領域106の各荷重を連結して支持することができる。
Also, considering that the girder is installed so as to be positioned below all the devices installed in the auxiliary
The auxiliary
さらに、補機補剛桁113、114、115は、主機補剛桁111、111a、112と同様に、主桁110よりも剛性を低くすることができ、剛性を示す断面係数に係わる厚さや形状などの寸法を縮小して材料を節約することが可能である。そのため、ベース100内の全ての桁を主桁110と同じ剛性とする場合と比較して桁の量を減じることができ、桁の原材料費、組み立てに係わる製造コストや重量を低減することができる。
Further, the auxiliary
上述の構成とすることにより、駆動機設置領域104、被駆動機設置領域105、および、補機設置領域106の各領域において、適正な位置、方向に、適正な数の適正な剛性の桁が配置される。ベース100全体に設けられる各桁が駆動機、被駆動機、補機に応じて適正化することにより、製作工数、部材数、寸法が低減でき、もって製造コストやベース100の重量を低減することが可能となる。
With the above-described configuration, an appropriate number of appropriate rigidity girders are provided in an appropriate position and direction in each of the drive
<ベース100の据え付けについて>
図6は、本発明の実施例1に係る回転機械設置用ベース100の据え付け例を示す斜視図である。
例えば、ベース100の防振装置107、108、109は、トレーラ30の荷台31の防振装置設置部121、122、123の位置にそれぞれ設置される。具体的には、防振装置107、108、109をそれぞれ防振装置設置部121、122、123にボルトで締結し、あるいは、溶接により溶着するなどして固定する。
このように、ベース100をトレーラ30の荷台31上に強固に固定することで、回転機械運搬車両10でベース100および回転機械40などを運搬する際に、あるいは、トレーラ30上で回転機械40を稼働する際に、ベース100が荷台31上で位置ずれしてしまうことを防止することができる。
<Installation of
FIG. 6 is a perspective view showing an installation example of the rotating
For example, the
As described above, the
なお、本実施例1の駆動機設置領域104、被駆動機設置領域105、および、補機設置領域106の各領域に設置する桁(110、111、111a、112、113、114、115)は、一般的にH形鋼を用いることができるが、I形鋼やT形鋼などのその他の各種形鋼や、平板を用いてもよい。
また、主桁110、主機補剛桁111、111a、112、および補機補剛桁113、114、115の各剛性は異なってもよい。
In addition, the girder (110, 111, 111a, 112, 113, 114, 115) installed in each area | region of the drive machine installation area |
Further, the
以上説明した本実施形態の回転機械運搬車両10によれば、ベース100の駆動機設置領域104の下部に2個の防振装置107、108を設け、また、被駆動機設置領域105の下部に1個の防振装置109を設けている。これらの防振装置107、108、109により、輸送中の回転機械40などの振動を防止することができる。また、回転機械40などの振動を防止でき、ベース100を軽量化できるので、回転機械運搬車両10を軟弱地盤の土地などでも稼働することができる。さらに、防振装置107、108、109により、回転機械40などの稼働中にトレーラ20のエンジンも稼働していても、トレーラ20のエンジンの振動が回転機械40などに伝わりにくい。よって、駆動機であるモータ101、被駆動機となる増速機102及び圧縮機103などを、トレーラ20のエンジンの振動から保護することができる。そのため、トレーラ20は、防振機能を備えた特別の車両でなくても、一般の物流に使用されるような汎用のトレーラを使用することができる。
According to the rotating
また、前記のとおり、ベース100は、主桁110と、主機補剛桁111、111a、112、および、補機補剛桁113、114、115などから構成されている。そして、これらの各桁の構成や作用も前記のとおりである。そのため、各桁により、駆動機であるモータ101、被駆動機となる増速機102及び圧縮機103などを強固に支持することができる。
しかも、主機補剛桁111、111a、112、および、補機補剛桁113、114、115は、前記のとおり主桁110より剛性の低いため軽量化することができるので、ベース100の軽量化や、製造コストの低減を図ることができる。よって、トレーラ30に負担をかけないので、トレーラ30として汎用のトレーラ30を用いることができる。
As described above, the
In addition, since the main
[実施例2]
図7は、本発明の実施例2に係る回転機械設置用ベース200をその斜め下方から見た斜視図である。図8は、実施例2に係る回転機械設置用ベース200の上面図である。
実施例2に係る回転機械設置用ベース200(以下、「ベース200」という)は、駆動機設置領域204と被駆動機設置領域205との間に、ベース中空部217を追加して、ベース中空部217内に補機231を設置する構成としたものである。
実施例2のベース200のうち、既に説明した実施例1の図3〜図6に示すベース100と同一の構成、機能を有する部分に関しては、実施例1において100番台の符号を200番台の符号に変えて図示し、詳細な説明を省略する。
[Example 2]
FIG. 7 is a perspective view of the rotating
The rotating
Of the base 200 according to the second embodiment, the parts having the same configuration and function as those of the base 100 shown in FIGS. The detailed description is omitted.
図9は、図8のA−A線で切断したベース中空部217の断面図である。駆動機設置領域204と被駆動機設置領域205との間に、ベース中空部217を設けることにより、モータ201などの駆動機と増速機202や圧縮機203などの被駆動機との接続軸201jに干渉しない位置に、つまり接続軸201jの下方に、補機231を設置したものである。すなわち、補機231の底部位置は、板材200iの上面の位置より低くなっている。
FIG. 9 is a cross-sectional view of the base
接続軸201jの下方を補機231の設置領域として有効活用することにより、別途必要であった補機設置領域206に配置していた補機231の設置領域(補機231の設置空間)を削減でき、全体としてベース200が小さくなり、ベース200の重量を低減させることができる(この場合、図7、図8に図示している補機設置領域206は不要である)。あるいは、補機設置領域206を補機231以外の設置などのために有効活用することができる。
By effectively utilizing the lower part of the connecting
また、ベース中空部217に、補機231をベース200内の低い位置に設置することにより、ベース200の上に補機231を設置した場合と比較して、ベース200に対する補機231の重心位置を下げることができる。
このように、補機231の重心位置をベース200内で下げることにより、ベース200に対する補機231のモーメントの腕の長さを縮小させることができる。そのため、補機231からベース200にかかるモーメントが小さくなり、ベース200の変形を抑制することができる。
In addition, by installing the
Thus, by lowering the position of the center of gravity of the
なお、ベース中空部217の影響により、ベース200の上面部に設けていた板材200i(実施例1における板材100iに相当)がベース中空部217においては無くなる。よって、ベース200自体の剛性は低下するが、ベース中空部217には補機231を設置することから、補機231の剛性がベース200に追加されることとなる。
また、ベース中空部217の剛性が不足する場合は、ベース中空部217を囲む外周部やベース中空部217の底面部に補強桁211k(図7)を追加してもよい。補強桁は、H形鋼、I形やT形などのその他の各種形鋼や、平板を用いてもよい。
なお、ベース中空部217はベース200を、高さ方向(Z軸方向)に貫通するように設けてもよいし、補機231が接続軸201jに干渉しない範囲であれば、ベース200の上の高さ方向の一部まで設けてもよい。
Note that due to the influence of the base
In addition, when the rigidity of the base
The base
[実施例3]
図10は、本発明の実施例3に係る回転機械設置用ベース300の下面図である。
実施例3に係る回転機械設置用ベース300(以下、「ベース300」という)は、実施例1,2のベース100、200がベース幅中心線100c、200cに対称の位置に桁を配置しているのに対して、非対称の位置に桁を配置する構成としたものである。
[Example 3]
FIG. 10 is a bottom view of the rotating
The rotating
図10のベース300のうち、既に説明した図3〜図6に示すベース100と同一の構成、機能を有する部分に関しては、100番台の符号を300番台に変えて図示し、説明を省略する。
ベース300上に設置している各機器(駆動機、被駆動機、補機)の重心が、ベース幅中心線300cに対して対称位置にあることは少なく、各機器の重量も異なることから、一般的にベース300は、ベース幅中心線300cに対して非対称な負荷を受ける。
Of the base 300 shown in FIG. 10, parts having the same configuration and function as those of the base 100 shown in FIGS. 3 to 6 are illustrated by changing the reference numerals in the 100s to the 300s, and the description thereof is omitted.
The center of gravity of each device (driving machine, driven machine, auxiliary machine) installed on the
例えば、図4に示すように、モータ101と圧縮機103とが増速機102を介して接続される場合、モータ101をベース幅中心線100c上に配置しても、増速機102により、モータ軸中心101cと圧縮機軸中心103cとがずれる。同様に、図8に示すように、モータ201と圧縮機203とが増速機202を介して接続される場合、モータ201をベース幅中心線200c上に配置しても、増速機302により、モータ軸中心201cと圧縮機軸中心203cとがずれる。
For example, as shown in FIG. 4, when the
そのため、モータ101、201がベース幅中心線100c、200c上に配置されたとしても、圧縮機103、203はそれぞれベース幅中心線100c、200cからずれた位置に配置される。すなわち、圧縮機103、203の重心がベース幅中心100c、200cからずれるため、その位置に応じて、ベース100、200を構成する桁もそれぞれベース幅中心100c、200cに対して非対称の位置に配置する必要がある。
Therefore, even if the
図10に示す本実施例3では、駆動機設置領域304上の各機器全体の重心304Gがベース幅中心線300cの上側に位置している例を示している。同様に、図10に示す本実施例3では、被駆動機設置領域305上の各機器全体の重心305G、および、補機設置領域306上の各機器全体の重心306Gが、ベース幅中心線300cの下側に位置している例を示している。
In the third embodiment shown in FIG. 10, the center of
そこで、重心位置304Gに応じて、駆動機設置領域304では、ベース幅中心線300cの上側の剛性を高くするように主機補剛桁321を配置している。つまり、駆動機が設置される駆動機設置領域304の重心位置304Gと、その駆動機の重量を考慮して、適正な剛性(寸法)の主機補剛桁321をベース幅中心線300cに非対称な位置に配置する。こうして、主機補剛桁321を、駆動機の重量、重心位置304Gの重量を支持するのに適切な剛性の桁を配置している。
Therefore, the main
また、重心位置305Gに応じて、被駆動機設置領域305では、ベース幅中心線300cの下側の剛性を高くするように主機補剛桁312cを配置する。つまり、被駆動機が設置される被駆動機設置領域305の重心位置305Gと、その被駆動機の重量を考慮して、適正な剛性(寸法)の主機補剛桁312cをベース幅中心線300cに非対称な位置に配置する。
また、重心位置306Gに応じて、補機設置領域306では、ベース幅中心線300cの下側の剛性を高くするように補機補剛桁314、315を配置している。つまり、重心位置306Gの重心を支持し、かつ、補機の重量を支持するのに適切な剛性の桁314、315をベース幅中心線300cに非対称な位置に配置する。
Further, in the driven
Further, according to the center of
このように、各重心位置304G、305G、306Gと、その駆動機、被駆動機、補機の各重量を考慮して、非対称な位置に適正な寸法の桁321、312c、314、315を配置することにより、ベース幅中心線300cに対称な位置に桁を配置した場合と比較して、ベース300の剛性が向上するとともに、余分な桁などの部材を削減できる。そのため、ベース300の重量を低減させることができる。
In this way, considering the respective gravity center positions 304G, 305G, and 306G and the weights of the driving machine, driven machine, and auxiliary machine,
なお、ベース300の構造においても、駆動機設置領域304と被駆動機設置領域305に主桁310と主機補剛桁311、312を各々設置している。また、補機設置領域306に補機補剛桁313を設置している。そして、主機補剛桁311、312や補機補剛桁313の剛性は、主桁310の剛性よりも低くしてよい。また、主機補剛桁321、312c、補機補剛桁314、315の剛性は、主桁310の剛性よりも低くしてよい。
Also in the structure of the
[実施例4]
図11は、本発明の実施例4に係る例1の回転機械設置用ベース100Aの下面図である。
実施例4に係る例1の回転機械設置用ベース100A(以下、「ベース100A」という)は、主機補剛桁112aを、次のように設置している。すなわち、2本の主機補剛桁112aを、圧縮機103下方の防振装置109の取り付け箇所から主桁110の防振装置107、108に向かって、上面視で斜め方向に互いに幅を広げつつ延伸させている。そして、主機補剛桁112aを、防振装置107および防振装置108の各取り付け箇所に連結している。
ベース100Aのその他の構成は、実施例1の図2〜図6に示すベース100と同様な構成であるから、同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
[Example 4]
FIG. 11 is a bottom view of the rotating
The rotating
The other configuration of the
これにより、ベース100Aは、主機補剛桁112aがベース100Aの3点支持の防振装置107、108、109を結合するように構成している。よって、駆動機設置領域104と被駆動機設置領域105とのXY面方向(ベース100A水平面方向)の荷重や、XY面方向での軸周りのねじれに対する剛性がより向上したベース100Aを実現できる。
Thus, the
図12は、本発明の実施例4に係る例2の回転機械設置用ベース200Aの下面図である。
実施例4に係る例2の回転機械設置用ベース200A(以下、「ベース200A」という)は、主機補剛桁212aを設置している。すなわち、2本の主機補剛桁212aが、圧縮機203の下方の防振装置209の取り付け箇所から各主桁210の防振装置207、208に向かって、上面視で斜め方向に互いに幅を広げつつ延伸している。そして、機補剛桁212aは、防振装置207および防振装置208の各取り付け箇所に連結している。
ベース200Aのその他の構成は、図7〜図9に示す実施例2のベース200と同様な構成であるから、同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
FIG. 12 is a bottom view of the rotating
A rotating
The other configuration of the
これにより、ベース200Aは、主機補剛桁212aがベース200Aの3点支持の防振装置207、208、209を結合するように構成されている。よって、駆動機設置領域204と被駆動機設置領域205とのXY平面方向(ベース200A水平面方向)の荷重や、XY平面方向での軸周りのねじれに対する剛性がより向上したベース200Aを実現できる。
As a result, the
図13は、本発明の実施例4に係る例3の回転機械設置用ベース300Aの下面図である。
実施例4に係る例3の回転機械設置用ベース300A(以下、「ベース300A」という)は、主機補剛桁312aを設置している。すなわち、2本の主機補剛桁312aを、圧縮機303下方の防振装置309の取り付け箇所から各主桁310の防振装置307および防振装置308に向かい、上面視で斜め方向に互いに幅を広げつつ延伸している。そして、主機補剛桁312aは、防振装置307および防振装置308の各取り付け箇所に連結している。
FIG. 13 is a bottom view of the rotating
The rotating
ベース300Aのその他の構成は、実施例3のベース300と同様な構成であるから、同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
これにより、主機補剛桁312aがベース300Aの3点支持の防振装置307、308、309を結合するように構成されるので、駆動機設置領域304と被駆動機設置領域305とのXY面方向(ベース300A水平面方向)の荷重や、XY面方向での軸周りのねじれに対する剛性がより向上したベース300Aを実現できる。
Since the other configuration of the
Accordingly, the main
なお、前記の実施例1〜4において、防振装置107,108,109として、アクティブ防振マウント、セミアクティブ防振マウントを適用してもよい。一例を挙げれば、荷重センサで振動を検知し、電磁アクチュエータがその振動を打ち消すように作動する構成である。これによれば、マウントやダンパのばね特性を自由に設定でき、トレーラ30側のばねとベース100側のばねの特性を整合できる。この際、荷重センサは、歪を計測する歪センサや、位置の変位を計測する位置センサに置き換えてもよい。また、悪路か舗装道路かなど、道路状況で制御を変えることができる。
さらに、作業対象となるパイプラインの閉鎖区間のガス残圧によってばね特性を変化させることもできる。例えば、ガス残圧が高いときは、モータ101の回転速度も少なくてすむが、ガス残圧が低くなると、モータ101の回転速度を高くして圧縮比を上げる必要がある。この際、振動の発生状況も異なってくる。このため、残圧に応じてばね特性を変化させることに意義が生じる。ちなみに、ガス残圧ではなく、モータ101の回転速度時応じて変化させるようにしてもよい。
In the first to fourth embodiments, an active vibration isolation mount or a semi-active vibration isolation mount may be applied as the
Furthermore, the spring characteristics can be changed by the gas residual pressure in the closed section of the pipeline to be worked. For example, when the residual gas pressure is high, the rotation speed of the
また、実施例1〜4では、それぞれ様々な構成を説明したが、これらの構成を適宜組み合わせて構成してもよい。
また、本発明における「駆動機設置領域と前記被駆動機設置領域とにおける両側面部」とは、実施例1〜4におけるベース100、200、300、100A、200A、300Aの両側面の近傍を含むものとする。
なお、ベース100のサイズは、使用する国の道路法規により決めることができる。
以上、本発明の様々な実施例を説明したが、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明の実施例は、発明の趣旨を変更しない範囲において適宜、任意に変更可能である。
In the first to fourth embodiments, various configurations have been described. However, these configurations may be appropriately combined.
In addition, the “both side surface portions in the drive machine installation area and the driven machine installation area” in the present invention includes the vicinity of both side surfaces of the
Note that the size of the base 100 can be determined according to the road regulations of the country of use.
While various embodiments of the present invention have been described above, various modifications and changes can be made within the scope of the present invention. That is, the embodiments of the present invention can be arbitrarily changed as appropriate without departing from the spirit of the invention.
100,200,300、100A,200A,300A 回転機械設置用ベース(ベース)
100s 側面部
101、201、301 モータ(駆動機)
102、202、302 増速機(被駆動機)
103、203、303 圧縮機(被駆動機)
104,204,304 駆動機設置領域
105,205,305 被駆動機設置領域
106,206,306 補機設置領域
107,108,109,207,208,209,307,308,309 防振装置
110,210,310 主桁
111,112,211,212,311,312,312c 主機補剛桁(補剛桁)
113,114,115,213,214,215,313,314,315 補機補剛桁
131、231 補機
215 ベース中空部(中空部)
300c ベース幅中心線
100, 200, 300, 100A, 200A, 300A Rotating machine installation base (base)
102, 202, 302 Booster (driven machine)
103, 203, 303 Compressor (driven machine)
104, 204, 304 Drive
113, 114, 115, 213, 214, 215, 313, 314, 315 Auxiliary
300c Base width center line
Claims (12)
駆動機と、
前記駆動機によって駆動される回転機械である被駆動機と、
前記駆動機、前記被駆動機以外の補機と、
を備え、
前記ベースは、
前記駆動機が設置される駆動機設置領域と、
前記被駆動機が設置される被駆動機設置領域と、
前記補機が設置される補機設置領域と、
前記駆動機設置領域の下部に2個設置されるとともに、前記被駆動機設置領域の下部に1個設置される弾性および減衰作用をもつ防振装置と、
前記駆動機設置領域と前記被駆動機設置領域とにおける両側面部に、その長手方向に延伸する主桁と、
前記主桁以外に少なくとも1個設置され、前記主桁よりも剛性が低い補剛桁と、
を備える回転機械システム。 A base placed on a transport trailer on which the load is placed;
A drive machine,
A driven machine that is a rotating machine driven by the driving machine;
The driving machine, an auxiliary machine other than the driven machine, and
With
The base is
A drive installation area where the drive is installed;
A driven machine installation area in which the driven machine is installed;
Auxiliary machine installation area where the auxiliary machine is installed,
Two anti-vibration devices having elasticity and damping action installed at the bottom of the drive machine installation area and at the bottom of the driven machine installation area;
A main girder extending in the longitudinal direction on both side surfaces in the driving machine installation area and the driven machine installation area,
A stiffening girder installed at least one other than the main girder and having a lower rigidity than the main girder,
A rotating machine system comprising:
前記主機補剛桁は、前記被駆動機設置領域の長手方向縁部であって幅方向中央下部を始点として、上面視で前記両主桁に向かい2本が互いに斜め方向に間隔が広がるように延伸し、前記両主桁に固定されている請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
The main machine stiffening girder is a longitudinal edge of the driven machine installation region and starts from the lower central part in the width direction so that two of the two main girder beams face the main girder as viewed from above and are spaced apart in an oblique direction. The rotating machine system according to claim 1, wherein the rotating machine system is stretched and fixed to the two main girders.
前記主機補剛桁は、前記駆動機設置領域の下方で前記ベースの幅方向に延伸して設けられている請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
The rotary machine system according to claim 1, wherein the main machine stiffening girder is provided extending in the width direction of the base below the drive machine installation region.
前記補機補剛桁は、前記補機設置領域に配置され、前記主桁と連結されて前記主桁の延長上に延伸して設けられている請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
2. The rotating machine system according to claim 1, wherein the auxiliary machine stiffening girder is disposed in the auxiliary machine installation region, is connected to the main girder, and is provided to extend on an extension of the main girder.
前記補機補剛桁は、前記ベースの幅方向略中央部の長手方向に延伸する桁と、該桁の一部を始点として左右に斜め方向に広がって延伸する桁とにより、上面視で、三又形状に構成されている請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
The accessory stiffening girder is a top view of a girder extending in the longitudinal direction of the central portion of the base in the width direction and a girder extending in a slanting direction left and right starting from a part of the girder, The rotating machine system according to claim 1, which is configured in a three-pronged shape.
前記補機補剛桁は、前記ベースの幅方向略中央部の長手方向に延伸する桁と、該桁の一部を始点として左右に斜め方向に広がって延伸する桁とにより、上面視で、三又形状に構成されていて、
前記始点は、上面視で、前記被駆動機設置領域の下部に設置された前記防振装置と、前記補機設置領域上の補機との間に位置する請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
The accessory stiffening girder is a top view of a girder extending in the longitudinal direction of the central portion of the base in the width direction and a girder extending in a slanting direction left and right starting from a part of the girder, It is configured in a three-pronged shape,
2. The rotary machine system according to claim 1, wherein the starting point is located between the vibration isolator installed at a lower portion of the driven machine installation area and an auxiliary machine on the auxiliary machine installation area when viewed from above. .
前記補機補剛桁は、前記ベースの幅方向略中央部の長手方向に延伸する桁と、該桁の一部を始点として左右に斜め方向に広がって延伸する桁とにより、上面視で、三又形状に構成されていて、
前記補機補剛桁は、前記補機設置領域上の補機の下方を通る請求項1に記載の回転機械システム。 The stiffening girder is a main machine stiffening girder that extends in an arbitrary direction in the drive machine installation area and the driven machine installation area, or an auxiliary machine stiffening girder that extends in any direction in the auxiliary machine installation area. And
The accessory stiffening girder is a top view of a girder extending in the longitudinal direction of the central portion of the base in the width direction and a girder extending in a slanting direction left and right starting from a part of the girder, It is configured in a three-pronged shape,
The rotary machine system according to claim 1, wherein the auxiliary machine stiffening girder passes below the auxiliary machine on the auxiliary machine installation area.
前記中空部の外周部や底面部に、前記中空部を補強するための補強桁が設置されている請求項1に記載の回転機械システム。 A hollow part is installed between the driving machine and the driven machine, and the auxiliary machine is installed in the hollow part,
The rotating machine system according to claim 1, wherein a reinforcing beam for reinforcing the hollow portion is provided on an outer peripheral portion or a bottom surface portion of the hollow portion.
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- 2014-07-10 EA EA201400682A patent/EA201400682A1/en unknown
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