JP2015061816A - Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 - Google Patents
Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015061816A JP2015061816A JP2014220264A JP2014220264A JP2015061816A JP 2015061816 A JP2015061816 A JP 2015061816A JP 2014220264 A JP2014220264 A JP 2014220264A JP 2014220264 A JP2014220264 A JP 2014220264A JP 2015061816 A JP2015061816 A JP 2015061816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group iii
- iii nitride
- plane
- substrate
- nitride semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/10—Inorganic compounds or compositions
- C30B29/40—AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
- C30B29/403—AIII-nitrides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/10—Inorganic compounds or compositions
- C30B29/40—AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
- C30B29/403—AIII-nitrides
- C30B29/406—Gallium nitride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B33/00—After-treatment of single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure
- C30B33/08—Etching
- C30B33/10—Etching in solutions or melts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/02041—Cleaning
- H01L21/02043—Cleaning before device manufacture, i.e. Begin-Of-Line process
- H01L21/02052—Wet cleaning only
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Weting (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
【解決手段】直径2インチ、厚さ430μmのサファイア基板の上にMOCVD法で2μmの(0001)面GaNを成長してテンプレート基板とし、HVPE装置で厚さ5mmのGaN単結晶を成長させる。スライシングにより(11−2−2)面を切り出したGaN基板をラッピングし、加工ダメージを除去した後、KOH溶液でエッチングし、ラッピングダメージを除去する。次に、この基板の(11−22)面を表にして、ラッピングを行い、スライシングによる加工ダメージを除去した後、コロイダルシリカを含むスラリーで研磨する。続いて、NH4Fを含む洗浄剤でコロイダルシリカを除去した後、純水で洗浄剤を除去し、スピン乾燥機で水分を飛ばして(11−22)面を主面とするGaN基板を得る。
【選択図】なし
Description
例えばGaN基板の場合、現在最も一般的なのは(0001)面(以下+c面という)を主面とするGaN基板である。ここで主面とは、デバイスを形成すべき面、あるいは、基板における最も広い面を意味する。+c面を主面とするGaN基板は、まずGaN結晶の+c面を研磨粒子を用いて研磨し、その後、HFなどの酸性溶液やKOHなどの塩基性溶液で洗浄して研磨粒子を除去することにより製造している。+c面は、種々の酸やアルカリに対して非常に安定であるため、平坦で清浄な+c面を主面とするGaN基板が提供されている。
[2] 前記ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面が、前記III族窒化物半導体基板の最も広い面であることを特徴とする[1]に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[3] 前記洗浄前のIII族窒化物半導体基板表面に粒径が200nm以下の粒子が付着していることを特徴とする[1]または[2]に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[4] 前記洗浄を行う前に、前記ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面を粒径が200nm以下の研磨粒子を含む研磨剤で研磨することを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一項に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[5] 前記研磨粒子が、コロイダルシリカであることを特徴とする[4]に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[6] 前記アンモニウム塩が、NH4FまたはNH4Clであることを特徴とする[1]〜[5]のいずれか一項に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[7] 前記洗浄剤のpHが6.5〜8.0であることを特徴とする[1]〜[6]のいずれか一項に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[8] 前記III族窒化物半導体基板を前記洗浄剤中に浸漬することにより洗浄することを特徴とする[1]〜[7]のいずれか一項に記載のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法。
[10] 前記のダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である面が(11−22)面であることを特徴とする[9]に記載のIII族窒化物半導体基板。
[11] 前記のダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である面が(10−1−1)面であることを特徴とする[9]に記載のIII族窒化物半導体基板。
[12] 前記のダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である面が(000−1)面であることを特徴とする[9]に記載のIII族窒化物半導体基板。
[13] 前記のダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である面が(1−101)面であることを特徴とする[9]に記載のIII族窒化物半導体基板。
[14] 前記のダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である面が(10−12)面であることを特徴とする[9]に記載のIII族窒化物半導体基板。
[15] 前記III族窒化物半導体基板がGaN基板であることを特徴とする[8]〜[14]のいずれか一項に記載のIII族窒化物半導体基板。
(結晶成長法)
本発明のIII族窒化物半導体基板を構成するIII族窒化物結晶の作製方法は特に限定されず、HVPE法、アモノサーマル法、MOCVD法、MBE法、LPE法、昇華法などを用いて作製することができる。これらのうち、HVPE法、アモノサーマル法、LPE法が、成長速度が速くて経済的であることから好ましい。
III族窒化物結晶の種類は特に制限されない。例えばGaN、InN、AlN、InGaN、AlGaN、AllnGaN、AllnGaNなどを挙げることができる。好ましいのはGaN、AlN、AlGaNであり、より好ましいのはGaNである。例えば、GaN結晶のc軸方向の厚さは500μm以上であることが好ましく、1mm以上であることがより好ましく、3mm以上であることがさらに好ましく、5mm以上であることがさらにより好ましい。結晶の厚みが5mm以上であれば、切り出されるダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きな面の面積も大きくなり、基板の取り扱いが容易になるという利点がある。
(成形法)
得られたIII族窒化物結晶は、III族窒化物半導体基板として使用しやすい形状に成形する。具体的な形状は、III族窒化物半導体基板の使用目的や使用態様に応じて適宜決定することができる。
一般的な、III族窒化物半導体基板の作製方法としては、半導体塊(インゴット)を必要とする面方位で切り出し(スライス)、外形加工(ベベル)する方法を挙げることができる。切り出しと外形加工は、通常の結晶に対して採用されている処理法の中から適宜選択して行うことができる。例えば、切り出しの際には、ダイヤモンドを砥粒として、ワイヤーソーによりスライスする方法を好ましく採用することができ、外形加工の際には、回転した砥石に結晶を当てて加工する方法を好ましく採用することができる。
成形の際には、成形後に得られるIII族窒化物半導体基板が、ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面を有するように成形する。
ダングリングボンドとは、原子における未結合手である。半導体結晶において、結晶の表面や欠陥付近では原子は共有結合の相手を失って、結合に関与しない電子(不対電子)で占められた結合手が存在する。この手をダングリングボンドと呼ぶ。そして、ダングリングボンド密度とは、単位面積あたりのGa原子及びN原子双方からの未結合手の数である。例えば、ダングリングボンド密度が14.0nm-2であるとは、表面1nm2あたりに平均14本のGa原子とN原子双方からの未結合手が存在することを意味する。
−c面については、表面が仮にN原子終端であるとした場合、ダングリングボンド密度は+c面と同じ11.4nm-2であると計算される。しかしながら、N原子終端はエネルギー的に不安定であり、通常は表面再構成が起こっていることが考えられる。表面再構成は、表面原子が新しい平衡位置、あるいは表面エネルギーが最小になるよう移動するために起こる。例えば、Physical Review Letters vol.79 pp.3934 (1997), Smith et al.では、−c面は実際にはN原子終端ではなく、さらにGa原子が1層付加していることが報告されている。本発明でいう−c面はこのようなGa原子終端である場合を意味するものとし、この場合の−c面のダングリングボンド密度は+c面の3倍の34.2nm-2である。
後述する洗浄方法による効果をよりよく享受するためには、III族窒化物半導体基板が、ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面を少なくとも1面有することが好ましく、16.0nm-2より大きい面を少なくとも1面有することがより好ましく、18.0nm-2より大きい面を少なくとも1面有することがさらに好ましく、20.0nm-2より大きい面を少なくとも1面有することがさらにより好ましい。
成形後のIII族窒化物半導体基板の厚みは、100μm以上であることが好ましく、200μm以上であることがより好ましく、300μm以上であることがさらに好ましい。ここでいう厚みとは、基板における最も広い面に対する法線方向の厚みをいう。厚みが300μm以上であると基板の機械的強度が向上し、基板の取り扱いが容易になる。
(研磨法と研磨粒子)
成形後のIII族窒化物半導体基板は研磨することが好ましい。III族窒化物半導体基板の研磨は、研削(グラインド)、粗研磨(ラップ)、精密研磨(ポリッシュ)という3工程を経て加工するのが一般的であるが、所望の表面状態が得られるのであれば、これらの1工程または2工程は省略しても構わない。
III族窒化物半導体基板は結晶の硬度が高いため、研磨粒子として主にダイヤモンドを使用することが望ましい。また、最終研磨時にはダイヤモンド研磨で入った加工ダメージを除去するため、ダイヤモンドよりも硬度が低い研磨粒子を用いて研磨することが望ましい。具体的には、アルミナやコロイダルシリカを挙げることができ、なかでもコロイダルシリカを用いて研磨することが好ましい。
(本発明の特徴)
本発明では、III族窒化物半導体基板を構成するダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面を、アンモニウム塩を含む洗浄剤で洗浄する工程を含むことを特徴とする。本発明では、ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面と同時に、III族窒化物半導体基板を構成する他の面の洗浄を行っても構わない。ここでいう他の面のダングリングボンド密度は、14.0nm-2より大きくても、14.0nm-2以下であっても構わない。また、III族窒化物半導体基板を構成するダングリングボンド密度が14.0nm-2以下の面については、本発明の洗浄とは別に従来から用いられている方法で洗浄してもよい。ダングリングボンド密度の説明は上記の通りである。
本発明のIII族窒化物半導体基板の洗浄方法で用いる洗浄剤は、アンモニウム塩を含む。アンモニウム塩の具体例として、フッ化アンモニウム(NH4F)、塩化アンモニウム(NH4Cl)、臭化アンモニウム(NH4Br)などのハロゲン化アンモニウム;炭酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、水酸化アンモニウム、リン酸アンモニウム、ホスホン酸アンモニウムなどを挙げることができる。好ましくはハロゲン化アンモニウムであり、より好ましくはフッ化アンモニウムである。これらのアンモニウム塩は、1種類のみを単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。2種類以上を組み合わせて用いる場合は、2種類以上のアンモニウム塩を混合した洗浄剤を用いてもよいし、各種アンモニウム塩を含む洗浄剤を順に使用してもよい。
洗浄剤で洗浄した後のIII族窒化物半導体基板には、後処理を行うことによって基板表面に残存している洗浄剤を洗い流すことが好ましい。具体的には、III族窒化物半導体基板の洗浄面に水を流したり、水中に浸漬したりすることによって洗浄剤を洗い流すことができる。洗浄剤を洗い流した後は、スピン乾燥機などを用いてIII族窒化物半導体基板表面を乾燥することが好ましい。
(本発明の特徴)
本発明の洗浄方法により洗浄したIII族窒化物半導体基板は、洗浄したダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面が平坦であるという特徴を有する。洗浄面の表面粗さ(RMS)は0.1nm以下であり、0.9nm以下であることが好ましく、0.8nm以下であることがより好ましく、0.7nm以下であることがさらに好ましい。ここでいう表面粗さ(RMS)は、原子間力顕微鏡(AFM)で測定することができる。
本発明のIII族窒化物半導体基板は、基板に存在するダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きい面の全面について、表面粗さ(RMS)が0.1nm以下であることは必ずしも要求されず、面の少なくとも一部の領域の表面粗さ(RMS)が0.1nm以下であれば本発明のIII族窒化物半導体基板に該当する。好ましいのは、全面の表面粗さ(RMS)が0.1nm以下である場合である。なお、ダングリングボンド密度が14.0nm-2より大きい面の説明と具体例については、上記の通りである。
本発明のIII族窒化物半導体基板は、さまざまな用途に用いることができる。例えば、紫外、青色又は緑色等の発光ダイオード、半導体レーザー等の比較的短波長側の発光素子や、HEMT及びHBT等の高周波及び高出力の電子デバイス等の半導体デバイスの基板として有用である。特に、本発明のIII族窒化物半導体基板を用いたInGaN系の青色や緑色のLEDやLDにおいては、その成長軸方向にピエゾ電界が生じることがないため、内部量子効率と外部量子効率を高く維持することができる。また、本発明のIII族窒化物半導体基板を下地基板として用いて、さらに大きなIII族窒化物結晶を得ることも可能である。
直径2インチ、厚さ430μmのサファイア基板を下地基板として、その上にMOCVD法で2μmの(0001)面GaNを成長して、2インチGaNテンプレート基板とした。次いで、このテンプレート基板をHVPE装置のリアクター装置内に配置して、成長温度を1040℃に昇温した後、下地GaN層上に、実質的にH2のみからなるキャリアガスと、GaとHClの反応生成物であるGaClガスと、NH3ガスとを供給しながら、GaN層を約40時間にわたって成長させた。この成長工程において、成長圧力を1.01×105Paとし、GaClガスの分圧を3.07×102Paとし、NH3ガスの分圧を1.27×104Paとした。成長終了後、室温まで降温して、厚さが約5mmのGaN単結晶を得た。
その後、ワイヤーソータイプの装置を用いて、スライシングを行った。各ワイヤーの間隔は700μmとし、スライシング速度は1mm/hとした。ワイヤーの直径は0.1〜0.2mmの範囲で適宜選択した。結晶とワイヤーソーとの角度を変更することにより、種々の表面を有する半極性面GaN基板と−c面GaN基板を得た。一度のスライスで10〜100枚の基板のスライスを行った。得られたGaN基板を以下の実施例と比較例で使用した。
本実施例では、上記スライシング工程で(11−2−2)面を切り出したGaN基板を用いた。
セラミックス製ブロックにワックスを用いて前記結晶の(11−2−2)面を表にして貼り付けた。平均粒子径15μmのダイヤモンドを含む研磨スラリーを用いて(11−2−2)面のラッピングを行い、スライシングによる加工ダメージ除去を行った。その後、セラミックス製ブロックをホットプレート上に置いてワックスを溶かし、基板をセラミックス製ブロックから剥離した。その基板を、加温したイソプロピルアルコール(以下IPA)中に浸漬し、ワックスを除去した。この(11−2−2)面には平均粒子径15μmのダイヤモンドによるラッピングダメージが残留していた。この基板を、100℃以上に加温した濃度50%のKOH溶液に浸漬してエッチングを行い、ラッピングダメージを完全に除去した。続いて、この基板の(11−22)面を表にして、セラミックス製ブロックにワックスを用いて貼り付けた。(11−2−2)面と同様にダイヤモンドを含む研磨スラリーを用いてラッピングを行って、スライシングによる加工ダメージを除去した後、平均粒子径80nmのコロイダルシリカを含む研磨スラリーを用いて、(11−22)面を3時間研磨した。続いて、基板表面が濡れている状態を維持しつつ、直ちに基板洗浄機(表面スクラバー)にセットし、界面活性剤を用いて基板表面の研磨剤残留物やパーティクルを洗浄した。大きな汚れは、この工程で除去されたが、AFMやSEMで基板表面を観察すると、コロイダルシリカが凝集した数μm程度の塊が残留していた。この洗浄終了後、基板を貼り付けたセラミックス製ブロックをホットプレート上で100℃に加温してワックスを溶かし、研磨基板をセラミックス製ブロックから剥がした。剥離した基板を加熱したIPAに浸漬しワックスを除去した。
洗浄剤として、NH4Cl(濃度40%水溶液):HF(濃度50%水溶液):H2O = 50:1:200を使用した以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(11−22)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(11−22)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(11−22)面を観察したところ、RMSは0.098nmであり、実施例1と同様に非常に平坦な表面であることが確認された。
研磨面を−c面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み−c面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で−c面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで−c面を観察したところ、RMSは0.072nmであり、実施例1と同様に非常に平坦な表面であることが確認された。
研磨面を(10−1−1)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(10−1−1)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(10−1−1)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(10−1−1)面を観察したところ、RMSは0.082nmであり、実施例1と同様に非常に平坦な表面であることが確認された。
研磨面を(1−101)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(1−101)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(1−101)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(1−101)面を観察したところ、RMSは0.095nmであり、実施例1と同様に非常に平坦な表面であることが確認された。
研磨面を(10−12)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(10−12)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(10−12)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(10−12)面を観察したところ、RMSは0.089nmであり、実施例1と同様に非常に平坦な表面であることが確認された。
洗浄剤としてHF(濃度50%水溶液):H20=1:50を使用した以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(11−22)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(11−22)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(11−22)面を観察したところ、RMSは6.602nmであり、非常に表面が荒れていることが確認された。
洗浄剤として高純度KOH溶液(濃度50%)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(11−22)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(11−22)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは全く観察されなかった。またAFMで(11−22)面を観察したところ、RMSは2.305nmであり、非常に表面が荒れていることが確認された。
洗浄剤として高純度KOH溶液(濃度50%):H2O=1:10を使用した以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(11−22)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(11−22)面を観察したところ、表面にコロイダルシリカが残留しているのが観察され、洗浄効果が不十分であることが確認された。
研磨面を(0001)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(0001)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(0001)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは観察されなかった。またAFMで(0001)面を観察したところ、RMSは0.252nmであり、HF(濃度50%水溶液):H2O=1:50の洗浄剤で洗浄した場合のRMSである0.152nmよりも悪くなっていた。
研磨面を(1−100)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(1−100)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(1−100)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは観察されなかった。またAFMで(1−100)面を観察したところ、RMSは0.178nmであり、HF(濃度50%水溶液):H2O=1:50の洗浄剤で洗浄した場合のRMSである0.072nmよりも悪くなっていた。
研磨面を(11−20)面とした以外は、実施例1と同様の方法で処理を行い、洗浄済み(11−20)面を主面とするGaN基板を得た。実施例1と同様に顕微鏡で(11−20)面を観察したところ、残留コロイダルシリカは観察されなかった。またAFMで(11−20)面を観察したところ、RMSは0.174nmであり、HF(濃度50%水溶液):H2O=1:50の洗浄剤で洗浄した場合のRMSである0.093nmよりも悪くなっていた。
Claims (7)
- ダングリングボンド密度が14.0nm-2よりも大きく、且つ、表面粗さ(RMS)が0.9nm以下である主面を有するIII族窒化物半導体基板を下地基板に用いて、該下地基板より大きなIII族窒化物結晶を成長させることを特徴とする、III族窒化物結晶の製造方法。
- 前記主面が(11−22)面であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記主面が(10−1−1)面であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記主面が(000−1)面であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記主面が(1−101)面であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記主面が(10−12)面であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
- 前記III族窒化物半導体基板がGaN基板であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014220264A JP5896002B2 (ja) | 2007-07-19 | 2014-10-29 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007188603 | 2007-07-19 | ||
JP2007188603 | 2007-07-19 | ||
JP2014220264A JP5896002B2 (ja) | 2007-07-19 | 2014-10-29 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013161647A Division JP5641105B2 (ja) | 2007-07-19 | 2013-08-02 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015061816A true JP2015061816A (ja) | 2015-04-02 |
JP5896002B2 JP5896002B2 (ja) | 2016-03-30 |
Family
ID=40259449
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008177535A Active JP5493302B2 (ja) | 2007-07-19 | 2008-07-08 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
JP2013161647A Active JP5641105B2 (ja) | 2007-07-19 | 2013-08-02 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
JP2014220264A Active JP5896002B2 (ja) | 2007-07-19 | 2014-10-29 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008177535A Active JP5493302B2 (ja) | 2007-07-19 | 2008-07-08 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
JP2013161647A Active JP5641105B2 (ja) | 2007-07-19 | 2013-08-02 | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7928446B2 (ja) |
EP (1) | EP2175480A4 (ja) |
JP (3) | JP5493302B2 (ja) |
KR (1) | KR101452550B1 (ja) |
WO (1) | WO2009011100A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200981A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4998241B2 (ja) * | 2007-12-11 | 2012-08-15 | 信越半導体株式会社 | ワイヤソーによるワークの切断方法およびワイヤソー |
KR20100134577A (ko) * | 2008-03-03 | 2010-12-23 | 미쓰비시 가가꾸 가부시키가이샤 | 질화물 반도체 결정과 그 제조 방법 |
JP2011146639A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Iii族窒化物系半導体素子 |
JP5552873B2 (ja) * | 2010-04-08 | 2014-07-16 | 日立金属株式会社 | 窒化物半導体基板、その製造方法及び窒化物半導体デバイス |
JPWO2012002440A1 (ja) * | 2010-06-29 | 2013-08-29 | 京セラ株式会社 | 半導体基板の表面処理方法、半導体基板、および太陽電池の製造方法 |
DE102011014845B4 (de) * | 2011-03-23 | 2023-05-17 | OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Licht emittierendes Halbleiterbauteil und Verfahren zur Herstellung eines Licht emittierenden Halbleiterbauteils |
JP5733120B2 (ja) * | 2011-09-09 | 2015-06-10 | 住友電気工業株式会社 | ソーワイヤおよびそれを用いたiii族窒化物結晶基板の製造方法 |
JP2013124217A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Mitsubishi Chemicals Corp | 再生原料の製造方法、窒化物結晶の製造方法および窒化物結晶 |
JP5767141B2 (ja) * | 2012-03-02 | 2015-08-19 | 株式会社サイオクス | 窒化ガリウム基板およびそれを用いた光デバイス |
EP2900851B1 (en) | 2012-09-25 | 2019-01-09 | SixPoint Materials, Inc. | Method of growing group iii nitride crystals |
JP6140291B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2017-05-31 | シックスポイント マテリアルズ, インコーポレイテッド | Iii族窒化物ウエハおよび製作方法および試験方法 |
KR101524930B1 (ko) * | 2013-09-12 | 2015-06-01 | 한양대학교 에리카산학협력단 | 질화갈륨 기판의 n 표면용 세정용액 및 이를 이용한 질화갈륨 기판의 n 표면 세정방법 |
JP6611485B2 (ja) | 2014-11-07 | 2019-11-27 | 株式会社フジミインコーポレーテッド | 研磨方法およびポリシング用組成物 |
JPWO2020162346A1 (ja) * | 2019-02-07 | 2021-12-09 | 古河機械金属株式会社 | Iii族窒化物半導体基板、及び、iii族窒化物半導体基板の製造方法 |
JP7215683B2 (ja) * | 2019-09-09 | 2023-01-31 | 株式会社Sumco | 半導体デバイス |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003112999A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体基板、半導体装置及びそれらの製造方法並びに結晶成長方法 |
JP2003209062A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-25 | Sony Corp | 化合物半導体層の結晶成長方法及び半導体素子 |
JP2004356609A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-12-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化物半導体基板の加工方法 |
JP2005225756A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Technologies & Devices Internatl Inc | クラックフリーiii族窒化物半導体材料の製造方法 |
WO2007029655A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 六方晶系窒化物単結晶の製造方法、六方晶系窒化物半導体結晶及び六方晶系窒化物単結晶ウエハの製造方法 |
JP2008091598A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Furukawa Co Ltd | Iii族窒化物半導体基板及びその製造方法 |
JP2008118048A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Rohm Co Ltd | GaN系半導体発光素子 |
Family Cites Families (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9210514D0 (en) | 1992-05-16 | 1992-07-01 | Micro Image Technology Ltd | Etching compositions |
JP2743823B2 (ja) * | 1994-03-25 | 1998-04-22 | 日本電気株式会社 | 半導体基板のウエット処理方法 |
JP3689871B2 (ja) * | 1995-03-09 | 2005-08-31 | 関東化学株式会社 | 半導体基板用アルカリ性洗浄液 |
JP3040067B2 (ja) | 1995-09-28 | 2000-05-08 | ローム株式会社 | 半導体層を有する基板の洗浄方法 |
JPH104074A (ja) | 1996-03-25 | 1998-01-06 | Fujitsu Ltd | 基板又は膜の洗浄方法及び半導体装置の製造方法 |
JPH09279189A (ja) | 1996-04-08 | 1997-10-28 | Nippon Steel Corp | 半導体基板用洗浄液 |
WO1998030667A1 (en) | 1997-01-09 | 1998-07-16 | Advanced Technology Materials, Inc. | Semiconductor wafer cleaning composition and method with aqueous ammonium fluoride and amine |
JP3450683B2 (ja) | 1997-01-10 | 2003-09-29 | 株式会社東芝 | 半導体被処理面の調製方法 |
US6524966B1 (en) | 1997-05-28 | 2003-02-25 | Sandia National Laboratories | Surface treatment and protection method for cadmium zinc telluride crystals |
JPH1167632A (ja) | 1997-08-18 | 1999-03-09 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 半導体装置用洗浄剤 |
JP2003300800A (ja) * | 1998-09-30 | 2003-10-21 | Nec Corp | Iii族元素窒化物半導体ウェーハの製造方法 |
US6252261B1 (en) | 1998-09-30 | 2001-06-26 | Nec Corporation | GaN crystal film, a group III element nitride semiconductor wafer and a manufacturing process therefor |
JP2000196188A (ja) | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Toshiba Corp | 半導体レ―ザ素子およびその製造方法 |
JP4368963B2 (ja) | 1999-03-03 | 2009-11-18 | 株式会社日立製作所 | 化合物半導体材料のエッチング方法 |
JP2000315670A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Nec Corp | 半導体基板の洗浄方法 |
US6235693B1 (en) | 1999-07-16 | 2001-05-22 | Ekc Technology, Inc. | Lactam compositions for cleaning organic and plasma etched residues for semiconductor devices |
JP2001196347A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Iii−v族化合物半導体ウェハの製造方法 |
US6447604B1 (en) | 2000-03-13 | 2002-09-10 | Advanced Technology Materials, Inc. | Method for achieving improved epitaxy quality (surface texture and defect density) on free-standing (aluminum, indium, gallium) nitride ((al,in,ga)n) substrates for opto-electronic and electronic devices |
JP3668131B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2005-07-06 | 三洋電機株式会社 | 窒化物系半導体素子および窒化物系半導体の形成方法 |
JP4689855B2 (ja) | 2001-03-23 | 2011-05-25 | イーケーシー テクノロジー,インコーポレイティド | 残渣剥離剤組成物およびその使用方法 |
JP4456330B2 (ja) | 2001-03-27 | 2010-04-28 | アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド | 半導体基板上の無機残留物を洗浄するための、銅特異的な腐食防止剤を含有する水性洗浄組成物 |
US6488767B1 (en) * | 2001-06-08 | 2002-12-03 | Advanced Technology Materials, Inc. | High surface quality GaN wafer and method of fabricating same |
US7501023B2 (en) * | 2001-07-06 | 2009-03-10 | Technologies And Devices, International, Inc. | Method and apparatus for fabricating crack-free Group III nitride semiconductor materials |
US7238968B2 (en) | 2001-08-13 | 2007-07-03 | Josuke Nakata | Semiconductor device and method of making the same |
US6773873B2 (en) | 2002-03-25 | 2004-08-10 | Advanced Technology Materials, Inc. | pH buffered compositions useful for cleaning residue from semiconductor substrates |
JP4651269B2 (ja) | 2003-02-19 | 2011-03-16 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 洗浄液およびそれを用いた洗浄法 |
JP2004256609A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ基を有するケイ素化合物、その製造方法及び熱硬化性樹脂組成物 |
US7125801B2 (en) * | 2003-08-06 | 2006-10-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing Group III nitride crystal substrate, etchant used in the method, Group III nitride crystal substrate, and semiconductor device including the same |
JP4479657B2 (ja) * | 2003-10-27 | 2010-06-09 | 住友電気工業株式会社 | 窒化ガリウム系半導体基板の製造方法 |
JP2005162526A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 窒化ガリウム結晶作成方法 |
JP3700786B2 (ja) * | 2003-12-18 | 2005-09-28 | 株式会社東北テクノアーチ | GaN基板作製方法 |
JP2005243719A (ja) | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Yasuo Ono | 電界効果型トランジスタ及びその製造方法 |
JP2006128661A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 窒化物系半導体レーザ |
JP4792802B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-10-12 | 住友電気工業株式会社 | Iii族窒化物結晶の表面処理方法 |
JP2006352075A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-12-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化物系化合物半導体および化合物半導体の洗浄方法、これらの製造方法および基板 |
JP4891579B2 (ja) | 2005-08-31 | 2012-03-07 | 住友電気工業株式会社 | フォトニック結晶構造を備える素子の製造方法 |
JP2007103457A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ポリシングスラリー、iii族窒化物結晶の表面処理方法、iii族窒化物結晶基板、エピタキシャル層付iii族窒化物結晶基板、半導体デバイスおよびその製造方法 |
JP2008153286A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Rohm Co Ltd | 窒化物半導体積層構造および窒化物半導体装置、ならびに窒化物半導体積層構造の製造方法 |
WO2008079078A1 (en) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Qunano Ab | Elevated led and method of producing such |
AU2008203934C1 (en) * | 2007-01-12 | 2014-03-13 | Qunano Ab | Nitride nanowires and method of producing such |
-
2008
- 2008-07-08 JP JP2008177535A patent/JP5493302B2/ja active Active
- 2008-07-08 WO PCT/JP2008/001813 patent/WO2009011100A1/ja active Application Filing
- 2008-07-08 EP EP08790165A patent/EP2175480A4/en not_active Withdrawn
- 2008-07-08 US US12/669,610 patent/US7928446B2/en active Active
- 2008-07-08 KR KR1020107003471A patent/KR101452550B1/ko active IP Right Grant
-
2011
- 2011-04-08 US US13/082,916 patent/US8022413B2/en active Active
-
2013
- 2013-08-02 JP JP2013161647A patent/JP5641105B2/ja active Active
-
2014
- 2014-10-29 JP JP2014220264A patent/JP5896002B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003112999A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体基板、半導体装置及びそれらの製造方法並びに結晶成長方法 |
JP2003209062A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-25 | Sony Corp | 化合物半導体層の結晶成長方法及び半導体素子 |
JP2004356609A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-12-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化物半導体基板の加工方法 |
JP2005225756A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Technologies & Devices Internatl Inc | クラックフリーiii族窒化物半導体材料の製造方法 |
WO2007029655A1 (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 六方晶系窒化物単結晶の製造方法、六方晶系窒化物半導体結晶及び六方晶系窒化物単結晶ウエハの製造方法 |
JP2008091598A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Furukawa Co Ltd | Iii族窒化物半導体基板及びその製造方法 |
JP2008118048A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Rohm Co Ltd | GaN系半導体発光素子 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018200981A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5896002B2 (ja) | 2016-03-30 |
JP5493302B2 (ja) | 2014-05-14 |
EP2175480A1 (en) | 2010-04-14 |
KR101452550B1 (ko) | 2014-10-21 |
US7928446B2 (en) | 2011-04-19 |
JP2009044138A (ja) | 2009-02-26 |
WO2009011100A1 (ja) | 2009-01-22 |
US8022413B2 (en) | 2011-09-20 |
JP2014039028A (ja) | 2014-02-27 |
US20110180904A1 (en) | 2011-07-28 |
JP5641105B2 (ja) | 2014-12-17 |
US20100200865A1 (en) | 2010-08-12 |
KR20100046200A (ko) | 2010-05-06 |
EP2175480A4 (en) | 2012-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5896002B2 (ja) | Iii族窒化物半導体基板およびその洗浄方法 | |
JP4333820B1 (ja) | 化合物半導体基板 | |
TWI479541B (zh) | A group III nitride semiconductor semiconductor substrate, a group III nitride semiconductor semiconductor substrate, a group III nitride semiconductor device, and a group III nitride semiconductor self-supporting substrate, and a method of manufacturing the same | |
US11952677B2 (en) | Laminate of aluminum nitride single-crystal substrate | |
TW201112312A (en) | Iii nitride semiconductor substrate, epitaxial substrate, and semiconductor device | |
JP2008109084A (ja) | Iii族窒化物化合物半導体発光素子の製造方法、及びiii族窒化物化合物半導体発光素子、並びにランプ | |
WO2005112079A1 (ja) | 酸化ガリウム単結晶複合体及びその製造方法並びに酸化ガリウム単結晶複合体を用いた窒化物半導体膜の製造方法 | |
JP5446945B2 (ja) | 窒化物半導体単結晶及び窒化物半導体基板の製造方法 | |
JP2008166393A (ja) | Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法 | |
JP2007103457A (ja) | ポリシングスラリー、iii族窒化物結晶の表面処理方法、iii族窒化物結晶基板、エピタキシャル層付iii族窒化物結晶基板、半導体デバイスおよびその製造方法 | |
JP2005244202A (ja) | Iii族窒化物半導体積層物 | |
JP3975700B2 (ja) | 化合物半導体の製造方法 | |
JP2008053372A (ja) | 半導体デバイスの製造方法 | |
KR100841269B1 (ko) | Ⅲ족 질화물 반도체 다층구조물 | |
JP2013211315A (ja) | 窒化物半導体基板の製造方法および窒化物半導体基板 | |
JP2009161434A (ja) | Iii族窒化物半導体結晶の製造方法及びiii族窒化物半導体結晶 | |
JP5636642B2 (ja) | 化合物半導体基板 | |
JP4786587B2 (ja) | Iii族窒化物半導体およびその製造方法、iii族窒化物半導体製造用基板 | |
JP2008282942A (ja) | 半導体素子及びその製造方法 | |
Lin et al. | Characterization study of GaN-based epitaxial layer and light-emitting diode on nature-patterned sapphire substrate | |
JP5887908B2 (ja) | 周期表第13族金属窒化物半導体基板の製造方法 | |
JP2013211314A (ja) | 窒化物半導体基板の製造方法および窒化物半導体基板 | |
JP2010166017A (ja) | 化合物半導体基板及び半導体デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5896002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |