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JP2014521447A - 操縦可能なカテーテル及びこれらを作製するための方法 - Google Patents

操縦可能なカテーテル及びこれらを作製するための方法 Download PDF

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Abstract

患者の体内で処置を実施するための装置であって、近位端部及び遠位端部、これらの端部間を延びる中央軸線又は領域、並びに中間部分から遠位端部に遠位に延びる遠位部分を含む管状部材を含む装置が、提供される。1つ又は複数の補助管腔及び操縦要素管腔が、近位端部と遠位端部との間を延び、操縦要素管腔は、遠位部分内では中央領域からずれ、それにより、操縦平面は操縦要素管腔及び中央軸線と交わる。遠位部分は、中間部分と遠位端部との間を延びるコア部材、及び補助管腔に隣接してコア部材内に埋め込まれた安定化要素であって、中央領域からずれた、たとえば操縦要素管腔よりも補助管腔の近くの場所で操縦平面と交わる安定化平面を画定する安定化要素を含む。

Description

本発明は、一般に、操縦可能な部分を含むカテーテル、シース、又は他の管状装置に関し、より詳細には、実質的に所定の平面内で偏向するように構成された操縦可能なカテーテル、シース又は他の管状装置及びこれらを作製するための方法に関する。
診断用又は治療用カテーテル又はシースなどの細長い管状装置が、患者の体内、たとえば患者の血管系又は他の体腔内への導入のために提供され得る。たとえば、カテーテルは、体腔内に導入され、カテーテルの近位端部を操作することによって患者の体内の1つ又は複数の所望の場所に前進されるように構成された遠位部分を有することができる。
そのようなカテーテルの導入を容易にするために、1つ又は複数のワイヤ、ケーブル、又は操縦要素がカテーテル内に設けられてよく、これらの要素は、たとえばカテーテルの遠位部分に結合され、近位端部から引っ張られ又は前進されて遠位部分を偏向させることができる。たとえば、遠位部分を所定の平面内で偏向させるよう意図された操縦要素が設けられ得る。しかし、遠位部分は、たとえば遭遇する生体構造及び/又は他の状態により、所定の平面内から横方向に外れて偏向することがある。
したがって、カテーテル、シース、及び他の管状装置の操縦可能な部分の横方向の安定性を強化することができる装置が必要である。
米国特許仮出願第61/512、634号
本発明は、操縦可能な部分を含むカテーテル、シース、又は他の管状装置を対象とする。より具体的には、本発明は、実質的に所定の平面内で偏向するように構成された操縦可能な遠位部分を有するカテーテル、シース又は他の管状装置、及びそのようなカテーテル、シース、又は他の管状装置を作製するための方法を対象とする。
1つの実施例によれば、患者の体内で処置を実施するための装置であって、近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、これらの端部間を延びる中央領域、及び中間部分から遠位端部に遠位に延びる遠位部分を含む管状部材を含む装置が提供される。少なくとも1つの補助管腔及び操縦要素管腔が、近位端部と遠位端部との間を延び、操縦要素管腔は遠位部分内では中央領域からずれ、それによって操縦要素管腔及び中央領域と交わる操縦平面を画定する。例示的な実施例では、中央領域は、たとえば管状部材が実質的に円形又は中央軸線周りの他の対称的構造を有する場合、管状部材の物理的中央軸線に対応することができる。代替的には、中央領域は、たとえば管状部材が非対称の断面及び/又はその断面にわたって非均一な密度若しくは材料の構造を有する場合、管状部材の質量中心又は他の有効な中心に対応することができる。
1つの実施例では、遠位部分は、中間部分と遠位端部との間を延び、中央領域からずれ中央領域に対して実質的に平行に延びる操縦要素管腔の一部分を中に含むコア部材を含むことができる。任意選択で、1つ又は複数の追加の層、たとえば補強層及び/又は外側ジャケットがコアの周りに施されてよい。
1つ又は複数、たとえば1対又は複数の安定化要素が、コア部材内に埋め込まれて、操縦平面と交わる、安定化要素間を延びる安定化平面を作り出すことができる。例示的な実施例では、安定化平面は、操縦平面と交わってよく、安定化平面に対して実質的に垂直でよく、中央領域と位置合わせされても又はこれと交わってもよく、且つ/又はたとえば操縦要素管腔とは概ね反対側に、中央領域からずれてもよい。
操縦要素は、操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、管状部材の遠位端部に固定された遠位端部と、管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部とを含み、それにより、駆動装置の駆動が操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけ、それによって遠位部分を実質的に操縦平面内で偏向させる。
1つの実施例では、安定化要素は、遠位部分の長さに沿って部分的に延びる1対の細長い部材、たとえばケーブルを含む。細長い部材は、実質的に円形の断面、たとえば安定化平面に対して実質的に平行に延びる長軸を画定する長方形セクションなどを有することができる。細長い部材の第1の端部は、中間部分と遠位部分との間の移行領域に隣接して配設され、第2の端部は、管状部材の遠位先端部から近位に離間され得る。この実施例では、第2の端部と遠位先端部との間の遠位部分の領域は、細長い部材の第1と第2の端部との間の領域、すなわち安定化要素によって支持された領域を上回る柔軟性を有することができる。任意選択で、細長い部材は、細長い部材のコア内の埋め込みを強化する且つ/又はコアに対する細長い部材の軸線方向移動に抵抗することができる表面特徴を含むことができる。
別の実施例によれば、患者の体内で処置を実行するための装置であって、近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、これらの端部間を延びる中央軸線、及び中間部分から遠位端部に遠位に延びる遠位部分を含む管状部材を含む装置が提供される。1つ又は複数の補助管腔及び操縦要素管腔が、近位端部と遠位端部との間を延びることができ、操縦要素管腔は遠位部分内では中央領域からずれている。補助管腔(複数可)は、遠位部分内では操縦要素管腔から中央軸線の反対側に配設されてよく、操縦平面は、操縦要素管腔及び管状部材の中央軸線又は他の中央領域、並びに任意選択で補助管腔(複数可)と交わることができる。
遠位部分は、中間部分と遠位端部との間を延びるコア部材、並びに補助管腔に隣接してコア部材内に埋め込まれた1つ又は複数の安定化要素であって、操縦要素管腔よりも補助管腔に近い場所で操縦平面と交わる安定化平面を画定する、安定化要素を含むことができる。操縦要素は、操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、管状部材の遠位端部に固定された遠位端部、及び管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部を含む。駆動装置の駆動が操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけることができ、それによって遠位部分を実質的に操縦平面内で偏向させる。
例示的な実施例では、装置は、たとえば1つ又は複数の電極、センサ、及び/又は他の要素を遠位部分上に含む、マッピング及び/又はアブレーション・カテーテルでよい。要素に結合された1つ又は複数のワイヤ又は導体は、1つ又は複数の補助管腔を通ってたとえば装置の近位端部に延びることができ、1つ又は複数のコネクタ及び/又は要素を作動させる且つ/又はこれと相互作用するための他の装置に結合され得る。
本発明の他の態様及び特徴は、添付の図を併用して以下の説明を考慮することから明確になるであろう。
図は、本発明の例示的な実施例を示す。
管状装置の近位端部と遠位端部との間を延びる1つ又は複数の管腔を含み、操縦可能な遠位部分を含む管状装置の例示的な実施例の斜視図である。 図1の管状装置の遠位部分の詳細図である。 線2B−2Bで切り取られた図2Aの管状装置の断面図であり、偏向中の遠位部分の横方向の安定性を強化するために遠位部分内に埋め込まれた安定化要素を示している。 図1に示すものなどの、管状装置の遠位部分の代替の実施例の断面図である。 図1に示すものなどの、管状装置の遠位部分の代替の実施例の断面図である。 管状装置の遠位部分内に埋め込まれ得る安定化要素の代替の実施例の断面図である。 管状装置の遠位部分内に埋め込まれ得る安定化要素の代替の実施例の断面図である。 管状装置の遠位部分内に埋め込まれ得る安定化要素の代替の実施例の断面図である。 コアを取り囲む補強層内に内蔵された安定化要素を含む操縦可能な遠位部分の別の実施例の断面図である。
図1に移れば、図1は、体腔(図示せず)にアクセスし且つ/又は1つ又は複数の流体、作用物質及び/又は器具(これも図示せず)を患者の体内に送達するための装置10の例示的な実施例を示している。例示的な実施例では、装置10は、ガイド・カテーテル、シース、処置カテーテル、たとえばイメージング・カテーテル、アブレーション及び/又はマッピング・カテーテル、バルーン・カテーテル、又は、患者の血管系内の血管、患者の胃腸管内の通路、尿生殖路、生殖器官、気道、リンパ系などの体腔内への導入に合わせてサイズ設定された他の管状装置でよい。
通常、装置10は、近位端部12と、体腔内への挿入に合わせてサイズ設定された遠位端部14と、これらの端部間を延びる中央長手方向軸線16と、近位端部12と遠位端部14との間を延びる1つ又は複数の管腔18とを含む細長い管状部材である。たとえば、図2A及び2Bに示すように、装置10は、1つ又は複数の器具又は他の要素(図示せず)をその中で受け入れる又は担持するようにサイズ設定された補助管腔18aを含むことができる。例示的な実施例では、補助管腔18aは、ガイドワイヤ、処置カテーテル、心臓リード、針、若しくは他の器具(図示せず)、1つ又は複数のワイヤ若しくは他の導体、1つ又は複数の光ファイバ、1つ又は複数のチューブ若しくは補助管腔、1つ又は複数の機械的要素、1つ又は複数のセンサを受け入れる又は担持するようにサイズ設定されてよく、且つ/又は流体又は他の流動性作用物質若しくは材料をその中で送達するようにサイズ設定されてよい。補助管腔18aは、遠位端部14内の出口14aと(たとえば図1に示すように)連通してよく、又は遠位端部14内で若しくはその隣で閉鎖されて、たとえば、補助管腔18a及び/又はその中に担持された要素を装置10の外側の環境から隔離してもよい。装置10がアブレーション及び/又はマッピング・カテーテルである例示的な実施例では、補助管腔18aは、たとえば、遠位端部14上に担持された電極又は他の要素(図示せず)に結合された、1つ又は複数のワイヤ又は他の導体、熱電対ワイヤ、チューブなどを担持することができる。
加えて、操縦要素管腔18bには、以下でさらに説明するように、たとえば装置10の遠位部分20を曲げる又は別の形で偏向させるためにプルワイヤ又は他の操縦要素30が中に設けられ得る。任意選択で、装置10は、1つ又は複数の追加の管腔(図示せず)、たとえば追加の操縦要素管腔(複数可)、及び/又は補助管腔(複数可)(図示せず)を含むことができる。
図2Aに示すように、遠位端部14は、たとえば実質的に非侵襲的な先端部を実現するために、且つ/又はさまざまな生体構造内での前進又はナビゲ−ションを容易にするために、先細にされた、丸められた、又は別の形状の遠位先端部15を含むことができる。加えて又は代替的に、遠位端部14は、装置10の特定の意図された用途に応じて、1つ又は複数の治療用及び/又は診断用要素、たとえば1つ又は複数のバルーン、ステント、センサ、電極、アブレーション要素、熱電対、操縦機構、イメージング装置、ヘリカル固定具、針など(図示せず)を含むことができる。
任意選択で、図1に示すように、近位端部12は、ハンドル若しくはハブ13及び/又は1つ又は複数のポート、たとえば補助管腔18a又は他のそれぞれの管腔(図示せず)と連通するポート17を含むことができる。任意選択で、ポート17は、1つ又は複数の器具又は流体の補助管腔18a内への挿入を受け入れる間、実質的に流体密封のシールをもたらすことができる1つ又は複数の弁、たとえば止血弁(これも図示せず)を含むことができる。加えて又は代替的に、ハンドル13及び/又は近位端部12は、シリンジ、ディスプレイ、コントローラなど(図示せず)の他の装置(図示せず)を装置10に連結するための、ルアーロックコネクタ、電気コネクタなどの1つ又は複数のコネクタを含むことができる。加えて、ハンドル13は、たとえば遠位端部14上の構成要素(これも図示せず)を駆動する且つ/又は操作する、又は装置10を別の形で作動させるための、スライダ、ボタン、スイッチなどの1つ又は複数の駆動装置を含むことができる。たとえば、図1に示すように、操縦要素30の近位端部(図示せず)に結合された駆動装置19が設けられてよく、これは以下でさらに説明する。
通常、特に図2Bを参照すれば、装置10は、たとえば、管腔(複数可)18を取り囲む又は別の形で画定する内側コア40と、コア40を取り囲む又はこれに組み込まれた補強層42と、補強層42を取り囲み、近位端部12と遠位端部14との間を少なくとも部分的に延びる任意選択の外側ジャケット又は層44とを含むことができる。補強層42及び/又は外側ジャケット44は、本明細書の他所で説明するように、積層化、接着、接着接合、超音波溶接、リフロー又は他の加熱などによってコア40に取り付けられ得る。任意選択で、管腔18の1つ又は複数、たとえば補助管腔18aは、内側ライナ(図示せず)又は内面を含む他の材料及び/又は所望の特性を有する1つ又は複数のコーティングを含むことができる。
任意選択で、コア40は複数のセクションから形成されてよく、且つ/又は補強層42及び/又は外側ジャケット44は、1つ又は複数の副層(図示せず)を含むことができる。たとえば、補強層42は、たとえば、コア40の周りに編組みの又はらせんの形状で巻き付けられた1つ又は複数の補強要素を含むことができ、外側ジャケット44は、補強層42及び/又は補強層42とコア40(図示せず)の間を取り囲む1つ又は複数の管状層を含むことができる。例示的な実施例では、補強層42は、たとえばステンレス鋼などの金属、プラスチック、ガラス、ケブラー(Kevlar)などの織り繊維、又は複合材料から形成された、1つ又は複数の、又は複数の円形若しくは平坦ワイヤ、フィラメント、ストランドなどを含むことができる。たとえば、補強層24は、たとえば装置10を近位端部12から捩じって遠位端部14を患者の体内で長手方向軸線16の周りで回転させるために、近位端部12と遠位端部14との間に捩じり力を十分に伝えるように構成され得る。加えて、補強層42は、座屈及び/又はよじれの高いリスクを有することなく、装置10の遠位端部14を近位端部12から患者の体内で前進させる又は別の形で操作することを可能にすることができる。
コア40及び/又は外側ジャケット44に使用され得る材料は、ドープ又は非ド−プのPEBAX、ウレタン、ナイロン(ナイロン6/6、ナイロン11、ナイロン12、PEBAを含む)、及び工学的樹脂(ザイテル(Zytel)、リルサン(Rilsan)、グリラミド(Grilamid)、ベスタミド(Vestamid)を含む)、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、フッ素重合体(PTFE、FEP、PFA、PVDF、THV、ETFE、ECFEを含む)、ポリエチレンテレフタラートポリエステル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリプロピレン、シリコーン、天然及び合成ゴム、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレートなどを含む。
1つの実施例では、管状部材10の層の1つ又は複数は、近位端部12と遠位端部14との間で実質的に同一の構造を有することができる。代替的には、構造は、装置10の長さに沿って変化して、たとえば遠位部分20、中間部分22、近位部分24の間に所望の特性を与えることもできる。たとえば、近位端部12に隣接する管状部材10の近位部分24は、実質的に剛性又は半剛性のものになることができ、たとえば、装置10の遠位端部14を近位端部12から押し出す又は別の形で操作することを可能にするのに十分なコラム強さを与える。
特に図2Aを参照すれば、装置10の遠位部分20は、操縦可能になることができ、すなわち、たとえば図2Bに示し以下でさらに説明するように、実質的に操縦平面35内で湾曲され又は別の形で偏向され得る。遠位部分20は、仲介部分22と遠位端部14との間を延び、1つ又は複数の特徴を含み、それによって遠位部分22を所望の方法で曲げ又は偏向させ、たとえば遠位部分20を、実質的に操縦平面35内で偏向し操縦平面35から外れて横方向に曲がることに抵抗するように偏位させる。図示するように、操縦要素管腔18bは、中間部分22内では装置10の中央長手方向軸線16と位置合わせされ、遠位部分20内では、たとえば概ね移行領域21において中央長手方向軸線16からずれている。代替的には、操縦要素管腔18bは、遠位部分20の質量中心又は他の中央領域からずれることができる。たとえば、実質的に均一の構造を有する円形断面コア40の場合、中央軸線16は、遠位部分20の実質的に質量中心に対応することができる。代替的には、たとえば遠位部分20が、非円形若しくは他の非対称の断面及び/又はその断面にわたって非均一の材料特性若しくは構造を有する場合、操縦平面35と交わる中心又は質量又は他の中央領域は、物理的中央軸線16から少なくともいくらかずれることができる。
たとえばハンドル13(図1に示す)上の駆動装置19に結合された近位端部(図示せず)を含み、中間部分22、移行領域21を通って、遠位部分20内に延びる1つ又は複数のプルワイヤ、ケーブル、繊維、糸、フィラメント、又は他の操縦要素30が、操縦要素管腔18b内に摺動可能に受け入れられ得る。操縦要素30の遠位端部34は、図2Aに示すように、遠位端部14に、たとえば遠位先端部15を画定する構成要素に固定され又は別の形で結合され得る。操縦要素50は、当技術分野で知られているように、近位端部にかけられたすべての軸線方向力を遠位端部34に実質的に伝えることができる材料から形成され得る。任意選択で、操縦要素50は、操縦要素50と操縦要素管腔18bの壁との間の摩擦を低減するために、コーティング、たとえばPTFE又は他の潤滑材料、たとえばHDPE、PTFEなどから形成された外側スリーブなどを含むことができる。
使用中、駆動装置19は、駆動され、たとえばハンドル13及び/又は近位端部12に対して近位に又は遠位に方向付けられて、軸線方向力、たとえば張力(操縦要素30が引っ張られるとき)又は圧縮力(操縦要素30が前進されるとき)を操縦要素30にかけることができる。中間部分22内では、操縦要素管腔18b、結果として操縦要素30は、中間部分22の中央軸線16、質量中心又は他の中央領域と概ね位置合わせされるため、曲げモーメントはこの力によってほとんど又は全くかけられない。加えて又は代替的に、装置10の近位部分24及び中間部分22は、操縦要素50の駆動によって引き起こされた曲げ力を防止する又は最小限に抑えるように構築され得る。
移行領域21では、操縦要素管腔18bは、中央軸線16、質量中心、又は遠位部分20を通って延びる他の中央領域からずれている。したがって、操縦要素30上の軸線方向力は、このずれのために曲げモーメントを作り出し、それによって遠位部分22を実質的に操縦平面内で、たとえば図2Aの図の平面内で又は図2Cに示す方向36に偏向させる。
遠位部分内に横方向の安定性を与えるために、すなわち図2Bに示す又は図2Cに示す方向38の操縦平面35から外れた横方向移動に抵抗するために、1つ又は複数の安定化要素50が、たとえば図2A及び2Bに示すように遠位部分20のコア40内に埋め込まれ得る。図2Bに最適に見ることができる例示的な実施例では、1対の安定化要素50が、互いに隣り合って遠位部分20内に埋め込まれて、安定化要素間に、たとえば図2Cに示す方向38に対して実質的に平行な安定化平面37を画定することができる。代替的には、1つだけの長方形形状の安定化要素又は複数の安定化要素が、遠位部分20内に、たとえば本明細書における及び米国特許仮出願第61/512、634号の他の実施例と同じように埋め込まれてよい。
安定化要素50及び安定化平面37は、たとえば図2A及び3Aに示すように、遠位部分20の中央軸線16、質量中心、又は他の中央領域と、コア40の正中線に沿って位置合わせされ得る。代替的には、安定化要素50及び安定化平面37は、遠位部分20の中央軸線16、質量中心又は他の中央領域から、たとえば操縦要素管腔18bとは概ね反対側に及び/又は操縦要素管腔18bよりも補助管腔18aの近くにずれることができ、これは図2Bに示し、本明細書の他所でさらに説明している。
例示的な実施例では、安定化要素50は、図2Bに示すように、中実の棒、ケーブル、ワイヤ、平坦ワイヤ、繊維、織物、捩じれた若しくは編組の糸若しくはストランド、又は他の細長い部材、或いは第1の端部52及び第2の端部54を有する中空管状部材(図示せず)でよい。通常、安定化要素50は、第1の端部52と第2の端部54との間に、コア40の引っ張り強さ又はコラム強さをかなり上回る、引っ張り強さ及びカラム強さの少なくとも1つを有する。例示的な実施例では、各々の安定化要素50は、たとえば、ステンレス鋼、ニチノール(Nitinol)、エルジロイ(Elgiloy)などの金属、ナイロン、PET、エラストマー、PMMA又は他の工学材料などのポリマー、ケブラー(Kevlar)、ノーメックス(nomex)、カーボンなどの繊維、ガラス、又は伸張及び/又は圧縮に抵抗することができる複合材料から形成された、捩じれワイヤ「ケーブル」の一セクションでよい。たとえば単一のワイヤ周りで捩じられた複数のワイヤを含むステンレス鋼ケーブル、たとえば約0.30mm(0.012インチ)の全体外径を有する1×7ケーブル(1本のコアワイヤ周りで捩じられた6本のワイヤ)は、所望の安定性を与えることができる。
図2Aに示す実施例では、安定化要素50の第1の端部52は、中間部分22又は移行部分21に隣接して配置されてよく、第2の端部54は、遠位端部14から、たとえば操縦要素30の遠位端部34が遠位先端部15に固定された場所から所定の距離だけ、若しくはカテーテル先端部から、たとえば約5ミリメートルから50ミリメートル(5〜50mm)の間の所定の距離だけ、又は安定化される領域及びより柔軟な領域の所望の比をもたらすように近位に離間されてよい。したがって、この形状では、遠位部分20は、移行領域21と安定化要素50の第2の端部54との間に、柔軟性又は他の曲げ特性の第1の組を有することができる第1の領域20aと、第2の端部54と遠位先端部15との間に、柔軟性又は他の曲げ特性の第2の組を有することができる第2の領域20bとを含むことができる。例示的な実施例では、第2の領域20bは、装置10の偏向可能な遠位部分20の所定の割合、たとえば約10から90パーセント(10〜90%)の間、又は約20から50パーセント(20〜50%)の間の割合をもたらすことができる。
例示的な実施例では、たとえば、組織への損傷リスクを最小限に抑えながら曲がりくねった生体構造を通って血管枝内に及び/又は心臓などの器官内に前進することを容易にするために、遠位部分20を患者の体内で追跡する又は配向することを容易にし得るより大きい柔軟性を有する第2の領域20b、すなわち遠位先端部15のすぐ隣の領域を有することが望ましくなり得る。第1の領域20aと第2の領域20bとの間の異なる柔軟性はまた、他の所望の特性を与えることができる。たとえば第2の領域20b内のより大きい柔軟性の結果、操縦要素30が駆動されるとき、第2の領域20b内の曲率半径は第1の領域20aより小さくなることができ、且つ/又は第2の領域20b内にいくらかの横方向の柔軟性を可能にすることができる。
任意選択で、安定化要素50は、1つ又は複数の特徴を含んで、安定化要素50をコア40内に埋め込むこと及び/又は固定することを強化して、たとえば、遠位部分20が偏向される且つ/又は横方向力がかけられるときに安定化要素50の移動を防止することができる。たとえば、ケーブルの一セクションの外面は、埋め込みを強化し、且つ/又はコア40内でケーブルが滑るのを防止することができる複数のらせん状の丘及び谷を含むことができる。加えて又は代替的には、安定化要素50の表面は、たとえば、コア40が、安定化要素50の周りに直接型成形され、又は別の形で形成される場合、コア40との相互作用を強化するように適合され、たとえばテクスチャライズ(textrurized)され、仕上げられ、穿孔されるなどが行われてよく、これは本明細書の他所でさらに説明している。
通常、たとえば操縦平面35を外れた曲がりに対する抵抗を強化するために、安定化要素50を互いに遠くなるように、及び/又はコア40の外面の近くになるように配置することが望ましくなり得る。たとえば、図2Bに示すように、操縦平面35は、操縦要素管腔18b、中央軸線16(又は他の中央領域)及び補助管腔18aと交わり、たとえば管腔18a、18bの中央軸線と交わることができる。安定化要素50は、たとえば、安定化平面37が安定化要素50及び補助管腔18aと交わるように、補助管腔18aの両側に位置合わせされ得る。しかし、安定化平面37は、補助管腔18aの中央軸線と交差しなくてよく、コア40の中央軸線16から外方にずれることができる。加えて又は代替的には、安定化要素50は、安定化平面37内で互いから遠く離れて、たとえばコア40の外面近くに配置されてよく、それによって安定化要素50によって安定化平面37内に作り出された横方向の「梁」を最大限にすることができる。
図2A及び3Aに示すように、安定化要素50は、操縦要素管腔18bとは概ね反対側に、たとえば安定化要素50をコア40の正中線39の下方にし、操縦要素管腔18bを正中線39の上方にして配置され得る。通常、たとえば操縦平面35内の曲げに対する抵抗を低減し、且つ/又は操縦要素18のてこ作用を向上させ、且つ/又は操縦要素18の所与の変位によって発生した効果的な偏向を増大させるために、安定化要素50及び/又は安定化平面37を操縦要素管腔18b及び/又は操縦要素18から遠くになるように配置することが望ましくなり得る。安定化要素50の最適な配置は、たとえば横方向の安定性を最大化するための安定化要素50間の距離の最大化と、たとえば遠位部分20の偏向の容易性を最大化するための安定化要素50及び/又は安定化平面37と操縦要素30との間の距離の最大化との釣り合いをとることができる。したがって、安定化要素50及び/又は安定化平面37を操縦要素管腔18bとは反対側の、コア40内又はコアに隣接する範囲内に配置することが通常望ましい。
したがって、安定化要素50を操縦要素管腔18bとは反対側に配置することで、遠位部分20の偏向を容易にし、且つ/又は操縦平面35から外れた移動に対する抵抗を強化することができる。さらに、安定化要素50を互いから離して配置することで、操縦平面35の外側のコア40の曲げモーメント又は慣性モーメントを増大させることができる。
図2B及び3Aに示すように、コア40は、本明細書の他所で説明するように、単一の同一材料から形成され得る。代替的には、図3Bに示すように、コア40は、複数材料及び/又はさまざまな機械的特性を有するセクションから形成されてよい。たとえば、図示するように、コア40’は、安定化要素50’及び/又は補助管腔18a’を取り囲む第1のコア・セクション40a’と、操縦要素管腔18b’を取り囲む第2のコア・セクション40b’とを含む。たとえば、第1のコア・セクション40a’の材料は、第2のコア・セクション40b’を上回る硬度、剛性、デュロメータ及び/又は他の特性を有することができる。コア・セクション40a、’40b’は、本明細書の他所で説明するように、一緒に形成されても、別々に形成されて一緒に取り付けられてもよい。例示的な実施例では、操縦要素管腔18b’を取り囲む又はこれに隣接するより軟質の材料が、より容易に圧縮され且つ/又は延ばされ、それによって操縦平面35内の遠位部分20の曲げを容易にすることができ、一方で安定化要素50の周り又はこれらの間のより硬度のある材料は、安定化平面37内でより効果的な「梁」を作り出すことができる。
図4A〜4Cに移ると、本明細書の実施例の任意のものなどの、管状装置の遠位部分内に埋め込まれ得る又は別の形で設けられ得る安定化要素の代替の実施例が、示されている。たとえば、図4Aは、3つ以上の安定化要素150がコア140内に埋め込まれていることを除き、図2Aに示すものと概ね類似のものになり得る遠位部分120の断面を示している。図示するように、7つの実質的に円形のケーブル又は他の細長い部材150は、遠位部分120用の所望の操縦平面135に対して実質的に垂直な安定化平面137内に直線的に位置して、コア140内に埋め込まれ得る。安定化平面137は、遠位部分120の中央軸線116と交差して示されているが、安定化要素150が、たとえば操縦要素管腔118bとは反対側に中央軸線116(又は他の中央領域)からずらして埋め込まれて、本明細書の他の実施例と同じように、遠位部分120の偏向を容易にする且つ/又は横方向の安定性を強化することができることが理解されよう。
図4Bに移ると、単一の長方形の安定化要素250がコア240内に埋め込まれることを除いて、図2Aに示すものと概ね類似のものになり得る遠位部分220の別の断面が、示されている。図示するように、安定化要素250は、操縦平面235に対して実質的に垂直であり、たとえばそれによって安定化平面237を画定する長軸250aと、操縦平面235に対して実質的に平行な短軸250bとを含む。安定化要素250は、所望に応じて実質的に矩形、長円形、又は他の長方形の断面を有することができ且つ/又は本明細書の他所で説明するように、コア材料内との係合を向上させる1つ又は複数の表面特徴を含むことができる。
代替的には、図4Cに示すように、複数の長方形の安定化要素350が、安定化平面337内で位置合わせされてコア340内に埋め込まれてよい。図示するように、3つの長方形の安定化要素350が、遠位部分320の中央軸線316と交わる安定化平面337内に示されている。代替的には、安定化要素350(又は250)は、たとえば操縦要素管腔318bとは反対側に中央軸線316(又は他の中央領域)からずれることができる。たとえば、1対の長方形の安定化要素(図示せず)が補助管腔318aの両側に設けられて、本明細書内の他の実施例と同じように、操縦平面335内の偏向を容易にする且つ/又は横方向の安定性を最大化する、或いは所望の操縦平面335の外側の偏向に抵抗することができる。
図5に示す別の実施例では、補強層442内に埋め込まれた又は別の形で組み込まれた1対の安定化要素550を含む装置の操縦可能な遠位部分420が、示されている。たとえば本明細書の他の実施例と同じように、遠位部分420は、たとえば遠位部分420の操縦平面435と位置合わせされた、補助管腔418a及び中央軸線416の反対側の操縦要素管腔418bを含むことができる。しかし、安定化要素450はコア440内に組み込まれるのではなく、安定化要素450は、補強層422内に、たとえば補強層422の1つ又はフィラメント又は他の要素が、各々の安定化要素550の周りに少なくとも部分的に織られ、巻き付けられ、又は別の形で施されるように組み込まれ得る。図示するように、安定化要素450は、安定化平面437内で互いに位置合わせされてよく、遠位部分420の中央軸線416と位置合わせされ得る。代替的には、本明細書の他の実施例と同じように、安定化要素450は、中央軸線416(又は他の中央領域)から、たとえば操縦要素管腔418bよりも補助管腔418aの近くにずれて配置されて、たとえば、操縦平面435内での遠位部分420の偏向を容易にし、且つ/又は安定化平面437内の剛性を増大させることができる。
本明細書の装置10のいずれのものも、多様なカテーテル、シース、又は他の医療装置内に組み込まれ得る。例示的な実施例では、装置10は、約30から65センチメートル(30〜65cm)の間の長さと、約4から10フレンチ(4〜10Fr)の間の外径とを有することができる。
図2Aに戻ると、さまざまな方法が、本明細書で説明する実施例の任意のものを製造し且つ/又は組み立てるために使用され得る。例示的な方法では、コア40は、コア材料が安定化要素50の周りに直接型成形される状態で型成形され得る。たとえば、安定化要素50が、所望の配置で、たとえば安定化平面を画定して中に吊り下げられ得る型が、提供され得る。1つ又は複数のマンドレル(図示せず)が、コア40内に形成されるそれぞれの管腔18用の型内で安定化要素50に対して支持され得る。
コア材料、たとえば溶融した熱硬化性プラスチック又は熱可塑性材料が、安定化要素50及びマンドレル(複数可)の周りの型内に導入されて、たとえば遠位セクション20の(又は所望の場合、複数の遠位セクションの長さに対応する)コア40の所望の形状及び/又は長さを画定することができる。たとえば、図2A及び2Bの実施例を参照すれば、補助管腔18a及び操縦要素管腔18bに対応するサイズ及び/又は形状を有する1対のマンドレルが、設けられ得る。コア材料が熱的に、化学的に、及び/又は別の形で硬化された後、マンドレル(複数可)は取り外されて管腔(複数可)18を形成することができ、安定化要素50は、コア40内に埋め込まれ得る。代替的には、コア材料は、たとえば図3Bに示す第1のセクション40a’及び第2のセクション40b’に対応する別々の層で型内に導入されてよい。たとえば第1のセクション40a’用の特性を有するコア材料の第1の量が、型内に導入されてよく、第2のセクション40b’用の特性を有するコア材料の第2の量は、たとえば第1の量が、セクションを融着する又は別の形で互いに結び付けるのではなく混合することを防止するために部分的に硬化された後で導入されてよい。さらなる代替策では、第1及び第2のセクションは、たとえば型成形、押し出しなどによって、第1のセクション40a’が補助管腔18a’及び安定化要素50’を含み、第2のセクション40b’が操縦要素管腔18b’を含んで別個に形成されてよい。別個のセクション40、’40b’は、たとえば接着剤による接合、融着、加熱、及びリフローの1つ又は複数によって、セクション周りの補強層42の巻き付け要素などによって互いに取り付けられ得る。
たとえば補強層42及び/又は外側ジャケット44などの1つ又は複数の層が、次いでコア40の周りに施され且つ/又は形成されて遠位部分20を形成することができる。代替的には、コア40は、中間部分22用のコア及び/又は遠位先端部15に、補強層42及び/又は外側ジャケット44を施す前に取り付けられてよい。中間部分22及び近位部分24は、類似の方法を用いて、たとえば押し出し、ハンド・レイアップ又は他の方法によって、但し安定化要素を有さずに形成され得る。
図5に示すようなさらなる代替策では、コア440は、安定化要素450を有さずに管腔418a、418bを含むように型成形され又は別の形で形成され得る。その代わり、安定化要素450は、コア440に隣接して配設され、1つ又は複数のフィラメント又は他の補強要素が、コア440の周りに編組みされ、巻き付けられ、又は別の形で施されてよく、それによって安定化要素450を中に閉じ込める。外側ジャケット444は、次いで、補強層442の周りに施され得る。層は、接着剤による接合、融着、加熱及び材料をリフローするなどによって一緒に取り付けられ得る。
引き続き図2Aを参照すれば、他の要素又は特徴が、遠位部分20上に、たとえばコア40に直接及び/又は補強層42及び/又は外側ジャケット44と共に設けられ得る。たとえば、マッピング及び/又はアブレーション・カテーテルの場合、補助管腔18aを通って導入された1つ又は複数のワイヤ又は導体に結合され得る1つ又は複数の電極(図示せず)が、コア40及び/又は外側ジャケット44に取り付けられ、装着され又は別の形で固定され得る。
操縦要素30は、操縦要素管腔18bを通って導入されてよく、その遠位端部34は、遠位部分20内の又はこれに隣接する所望の場所に、たとえば遠位先端部15に、たとえば接着剤による接合、融着、1つ又は複数のコネクタ(図示せず)を用いるなどによって結合され得る。したがって、固定された遠位端部34以外の操縦要素30は、装置10の遠位部分20から近位端部12までの操縦要素管腔18b内で自由なままになることができる。操縦要素30の近位端部は、当業者に知られているように、装置10の近位端部12に形成され取り付けられた駆動装置19及び/又はハンドル13に結合され得る。
例示的な実施例の前述の開示が、例示及び説明の目的で提示されてきた。包括的であること、又は本発明を開示した正確な形態に限定することは意図されない。本明細書で説明した実施例の多くの変形形態及び改変形態は、上記の開示に照らして当業者に明らかになるであろう。
さらに、代表的な実施例を説明する上で、本明細書は、ステップの特定の順序で方法及び/又はプロセスを提示してきた。しかし、方法及びプロセスが本明細書に記載されたステップの特定の順番を利用しない範囲では、方法又はプロセスは、説明されたステップの特定の順序に限定されてはならない。当業者が理解するように、ステップの他の順序が可能になり得る。したがって、本明細書に記載したステップの特定の順番は、特許請求項における限定として解釈されてはならない。
本発明はさまざまな改変形態、代替の形態を許容するが、その特有の実例が図で示され、本明細書において詳細に説明される。しかし、本発明は開示した特定の形態又は方法に限定されるものではなく、その反対に、本発明は、付属の特許請求の範囲内に入るすべての改変形態、等価物及び代替策を含むものとすることを理解されたい。

Claims (34)

  1. 患者の体内で処置を実施するための装置であって、
    近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、前記端部間を延びる中央領域、及び中間部分から前記遠位端部に遠位に延びる遠位部分を含む管状部材と、
    前記近位端部と前記遠位端部との間を延びる少なくとも1つの補助管腔及び操縦要素管腔であって、前記操縦要素管腔が前記遠位部分内では前記中央領域からずれ、それによって前記操縦要素管腔及び前記中央領域と交わる操縦平面を画定し、
    前記遠位部分は、前記中間部分と前記遠位端部との間を延び、前記中央領域からずれ前記中央領域に対して実質的に平行に延びる前記操縦要素管腔の一部分を中に含むコア部材、及び前記コア部材内に埋め込まれた1対の安定化要素であって、前記操縦平面と交わる、前記安定化要素間を延びる安定化平面を作り出す、安定化要素を備える、少なくとも1つの補助管腔及び操縦要素管腔と、
    前記操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、前記管状部材の遠位端部に固定された遠位端部、及び前記管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部を含む操縦要素であって、それにより、前記駆動装置の駆動が前記操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけ、それによって前記遠位部分を実質的に前記操縦平面内で偏向させる、操縦要素と
    を備える装置。
  2. 前記安定化平面が、前記補助管腔と交わり、前記中央領域とは交わらない、請求項1に記載の装置。
  3. 前記中央領域が、前記遠位部分の中央軸線及び前記遠位部分の質量中心のうち1つを含み、前記安定化平面が前記中央領域と交わる、請求項1に記載の装置。
  4. 前記操縦要素管腔が、前記中間部分内では前記中央領域と位置合わせされる、請求項1に記載の装置。
  5. 前記操縦要素管腔が、前記中間部分内では前記中央領域からずれ、前記中間部分は、前記操縦要素にかけられた軸線方向力が前記中間部分を実質的に偏向させないよう軸線方向の圧縮力に抵抗するように構築される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記安定化平面が、前記操縦要素管腔の方向とは反対の方向に前記中央領域から外方にずれている、請求項1に記載の装置。
  7. 前記安定化要素が、前記中間部分に隣接して配設された第1の端部、及び前記遠位端部から所定の距離だけ近位に離間された第2の端部を含む細長い部材を備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記安定化要素が、前記コア部材の引っ張り強さをかなり上回る、前記第1の端部と第2の端部との間の前記引っ張り強さ、及び前記コア部材のコラム強さをかなり上回る、前記第1の端部と第2の端部との間の前記コラム強さのうちの少なくとも1つを有する、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第2の端部と前記管状部材の遠位端部との間の前記遠位部分の領域が、前記細長い部材の前記第1の端部と第2の端部との間の前記遠位部分の領域を上回る柔軟性を有する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記細長い部材が、前記コア部材内の前記細長い部材の大きな移動を防止するための特徴を含む外面を備える、請求項1に記載の装置。
  11. 前記細長い部材が、ケーブルのセクションを含む、請求項1に記載の装置。
  12. 前記細長い部材が、前記安定化平面に対して実質的に平行に延びる長軸を画定する長方形の断面を含む、請求項1に記載の装置。
  13. 前記コア部材が、前記安定化要素を取り囲む第1のコア・セクションと、前記操縦要素管腔を取り囲む第2のコア・セクションとを含み、前記第2のコア・セクションは、前記第1のコア・セクションを下回る硬度を有する、請求項1に記載の装置。
  14. 前記遠位部分が、前記コア部材を取り囲む補強層と、前記補強層を取り囲む外側ジャケットとをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  15. 前記補強層が、編組みの構造及びらせんの構造の1つ又は複数を備える、請求項14に記載の装置。
  16. 1つ又は複数の治療要素又は診断要素を前記遠位部分上にさらに備える、請求項1に記載の装置。
  17. 1つ又は複数の電極を前記遠位部分上にさらに備える、請求項1に記載の装置。
  18. 少なくとも1つの補助管腔を通って前記管状部材の近位端部から前記遠位部分に延び、前記1つ又は複数の電極に結合された1つ又は複数の導体をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記安定化要素が、約2から50センチメートル(2〜50cm)の間の長さを有する、請求項1に記載の装置。
  20. 前記管状部材の遠位端部が、前記コア部材に結合された実質的に無傷の遠位先端部を備える、請求項1に記載の装置。
  21. 患者の体内で処置を実施するための装置であって、
    近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、前記端部間を延びる中央軸線、及び中間部分から前記遠位端部に遠位に延びる遠位部分を含む管状部材と、
    前記近位端部と前記遠位端部との間を延びる補助管腔及び操縦要素管腔であって、前記操縦要素管腔が前記遠位部分内では前記中央軸線からずれ、前記補助管腔が、前記遠位部分内では前記操縦要素管腔から前記中央軸線の反対側に配設され、それにより、操縦平面は、前記操縦要素管腔、前記中央軸線、及び前記補助管腔と交わり、
    前記遠位部分は、前記中間部分と前記遠位端部との間を延びるコア部材、並びに前記補助管腔に隣接して前記コア部材内に埋め込まれた1つ又は複数の安定化要素であって、前記操縦平面と前記操縦要素管腔よりも前記補助管腔近くの場所で交わる安定化平面を画定する、安定化要素を備える、補助管腔及び操縦要素管腔と、
    前記操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、前記管状部材の遠位端部に固定された遠位端部、及び前記管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部を含む操縦要素であって、それにより、前記駆動装置の駆動が前記操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけ、それによって前記遠位部分を実質的に前記操縦平面内で偏向させる、操縦要素と
    を備える装置。
  22. 前記安定化平面が、前記操縦要素管腔とは反対側に中央軸線からずれている、請求項21に記載の装置。
  23. 前記操縦平面が、前記安定化平面に対して実質的に垂直である、請求項21に記載の装置。
  24. 前記安定化平面が、前記補助管腔と交わる、請求項21に記載の装置。
  25. 前記安定化平面が、前記操縦平面と、前記補助管腔の半径よりも前記コア部材の中央軸線から遠くにある場所で交わる、請求項21に記載の装置。
  26. 前記1つ又は複数の安定化要素が、前記安定化平面が前記安定化要素の各々と交わるように互いに隣接して配設された複数の安定化要素を含む、請求項21に記載の装置。
  27. 前記複数の安定化要素が、前記補助管腔の両側に互いに配設された1対の安定化要素を含む、請求項26に記載の装置。
  28. 前記1つ又は複数の安定化要素が、長軸及び短軸を画定する長方形の安定化要素を備え、前記長軸は前記安定化平面に対して実質的に平行に延びる、請求項21に記載の装置。
  29. 患者の体内で処置を実施するための装置であって、
    近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、前記近位端部と前記遠位端部との間を延びる少なくとも1つの補助管腔及び操縦要素管腔、並びに管状部材の中間部分から前記遠位端部まで遠位に延びる遠位部分であって、前記中間部分と前記遠位端部との間を延びるコア部材を備え、複数の安定化要素が前記コア部材内に埋め込まれて、前記安定化要素間を延びる安定化平面を作り出す、遠位部分を備える管状部材と、
    前記操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、前記管状部材の遠位端部に固定された遠位端部、及び前記管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部を含む操縦要素であって、それにより、前記駆動装置の駆動が前記操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけ、それによって前記遠位部分を、前記安定化平面に直交する実質的に操縦平面内で偏向させる、操縦要素と
    を備える装置。
  30. 前記遠位部分内の前記操縦要素管腔が、前記遠位部分の第2の側よりも前記遠位部分の反対側の第1の側の近くに配置され、前記安定化要素は、前記第1の側よりも前記第2の側の近くで前記コア内に埋め込まれる、請求項29に記載の装置。
  31. 前記管状部材が、前記管状部材の近位端部と遠位端部との間を延びる補助管腔をさらに含み、前記補助管腔が、前記遠位部分内では前記第1の側よりも前記第2の側の近くに配置される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記複数の安定化要素が、前記補助管腔の両側に1対の安定化要素を含み、それにより、前記安定化平面は前記補助管腔と交わる、請求項31に記載の装置。
  33. 前記操縦平面が、前記安定化平面に対して実質的に垂直である、請求項29に記載の装置。
  34. 患者の体内で処置を実施するための装置であって、
    近位端部、患者の体内への導入に合わせてサイズ設定された遠位端部、前記近位端部と前記遠位端部との間を延びる少なくとも1つの補助管腔及び操縦要素管腔、並びに管状部材の中間部分から前記遠位端部まで遠位に延びる遠位部分であって、前記中間部分と前記遠位端部との間に延びるコアを備え、補強層が前記コアを取り囲み、外側ジャケットが前記補強層を取り囲む、遠位部分を備える管状部材と、
    前記補強層に固定された複数の安定化要素であって、前記安定化要素間を延びる安定化平面を作り出す、安定化要素と、
    前記操縦要素管腔内に摺動可能に配設され、前記管状部材の遠位端部に固定された遠位端部、及び前記管状部材の近位端部上の駆動装置に結合された近位端部を含む操縦要素であって、それにより、前記駆動装置の駆動が前記操縦要素に軸線方向の張力又は圧縮力をかけ、それによって前記遠位部分を、前記安定化平面に対して実質的に垂直である、実質的に操縦平面内で偏向させる、操縦要素と
    を備える装置。
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