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JP2014502781A - Ledネットワークを埋め込むための方法 - Google Patents

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JP2014502781A JP2013548925A JP2013548925A JP2014502781A JP 2014502781 A JP2014502781 A JP 2014502781A JP 2013548925 A JP2013548925 A JP 2013548925A JP 2013548925 A JP2013548925 A JP 2013548925A JP 2014502781 A JP2014502781 A JP 2014502781A
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Abstract

本発明は、非埋込型又は裸のLEDネットワークを埋め込むための方法に関する。この目的のために、非埋込型LEDネットワークを埋め込む方法は、(a)連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワークを準備するステップと、(b)連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワーク上に液体ベースの可撓性絶縁層を連続方式で施工するステップとを含む。本発明はまた、本発明による方法により得られる埋込型LEDネットワーク、特に、可撓性支持体に関連付けられ、該可撓性支持体に関連付けられたLEDネットワーク上に施工された非熱可塑性材料、特にシリコーン誘導体に基づく液体ベースの連続的な可撓性絶縁層が設けられた埋込型LEDネットワーク、並びに、本発明による埋込型LEDネットワークを含む照明ユニットに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非埋込型又は裸のLEDネットワークを埋め込むための方法に関する。
LEDネットワークは、LED(LED=発光ダイオード)の組にエネルギーを供給することが可能な、このLEDの組をあるパターン(電気回路)で互いに接続する導体のネットワークを含む。このパターンは、一次元マトリクスの場合もあるが、ほとんどの場合、二次元マトリクスである。また、このパターンは、平面内に不規則に配置されたLEDの組によって形成することができる。典型的には、LEDネットワークは、ネットワーク内のLEDを点灯するために電源に接続され、電源とLEDネットワークとの間にはコントローラ要素が存在する場合も存在しない場合もある。
LEDネットワークは、典型的には印刷回路基板上に製造される。この場合、導体は、印刷回路基板内又は基板上に導体ストリップとして設けられ、LEDは、印刷回路基板上に、例えばはんだ付けによって取り付けられる。このような印刷回路基板上のLEDネットワークの場合、その全体を最終製品に仕上げるには2つの可能性がある。一方の場合、埋込型LEDが、最終製品(すなわち、埋込型LEDネットワーク)が直接得られるように印刷回路基板上に取り付けられる。もう一方の場合、非埋込型LED(又は裸のLED)が印刷回路基板上に取り付けられ、その後、LED及び導体ストリップの両方が埋め込まれるように印刷回路基板に絶縁層が設けられ、埋込型LEDネットワークが得られる。上記の方法の組み合わせが、さらなる可能性である。
印刷回路基板上のLEDネットワークの欠点は、印刷回路基板が個別の部片として形成されることである。従って、そのようなLEDネットワークの製造プロセスは、ステップバイステップ式プロセスであり、それゆえ複雑である。従って、寸法もサイズに制限があり、異なる寸法を有する各々のLEDネットワークごとに、個別の印刷回路基板を設計する必要がある。
前述の欠点が知られているので、印刷回路基板上で形成されるのではない更に進んだLEDネットワークが開発されているが、その場合も導体は個別の部品として形成される。そうしたLEDネットワークは、典型的には、封入された導体を埋込型LEDと接続することにより形成され、これによりLEDの「埋め込まれた」ネットワークが作成される。このようなLEDネットワークは、クリスマスの照明に用いられることが多い。そのようなLEDネットワークの利点は、連続的な帯として製造できること、及び、そのことでより大きい及び/又はより様々な寸法のLEDネットワークを容易に製造することが可能になることである。このようなLEDネットワークの欠点は費用価格であり、すなわち、封入型導体は、裸の導体より著しく高価である。埋込型LEDもまた、裸のLEDより高価である。このようなLEDネットワークのさらなる欠点は、比較的厚いため用途の可能性が限定されることである。この厚さは、裸のLEDの寸法がわずか10分の数ミリメートル厚であるのと比べて、封入型LEDの寸法はしばしば数ミリメートル厚になることの帰結である。さらに、封入型導体は、電気接続を得るために導体と接続する箇所を剥ぎ取る必要があるので、製造プロセスが複雑である。
さらに、可撓性形態のLEDネットワークも開発されている。
特許文献1及び特許文献2(Articulated Technologies LLC、2007年)は、可撓性埋込型LEDネットワークと、そのような埋込型LEDネットワークの製造のためのプロセスとを記載しており、この場合、溶融接着剤層内に埋め込まれた裸のLEDユニットが導電面を有する2つの基板の間に積層された積層体を加圧ロール装置を通して給送することにより積層が行われ、そこで溶融接着剤層が溶融され、2つの導電面がそれぞれLEDのn側及びp側と接触し、2つの基板が互いに接合され、同時に導電面を絶縁する。
特許文献3(Airbus Deutshchland GmbH、2009)は、2つの非導電性プラスチック層と、裸のLEDネットワークを含む中間層とを含み、加圧ロール装置内でこれらの層を積層することにより製造される可撓性埋込型LEDネットワークを開示する。この文献は、支持体上の埋込型LEDネットワークを記載していない。このプロセスの欠点は、空気中から湿気及び酸素が混入することであり、これが裸のLED及び導体を腐食させることにより、その信頼性を低下させる。別の欠点は、加圧ロール装置によってLEDに及ぼされる圧力が、LEDに損傷を与えるか又はLEDを導体から外れさせかねないことである。
米国特許出願公開第2007/0105250号明細書 国際公開第2007/149362号 独国特許出願公開第10 2007 039 416号明細書
本発明の目的は、埋込型LEDネットワークを、より簡単でより迅速な、信頼性の高い方法で製造することである。
この目的のために、本発明による非埋込型LEDネットワークを埋め込むための方法は、
(a)連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワークを準備するステップと、
(b)連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワーク上に液体ベースの可撓性絶縁層を連続方式で施工するステップと、
を含むことにより特徴付けられる。
随意的に、本発明による方法は、
少なくともステップ(a)及び(b)により得られた製品を巻き取り、折り畳み、切断し、及び/又は積み重ねるステップを含む。従って、この製品は、少なくとも、連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワークと、該連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワーク上に施工された液体ベースの可撓性絶縁層とを含むことになる。可撓性絶縁層もまた、連続的な可撓性絶縁層であることが好ましい。
液体ベースの可撓性絶縁層を施工することにより、空気中からの湿気及び酸素の封じ込めが回避され、このことにより信頼性が高められ、可撓性層は、熱可塑性材料及び非熱可塑性材料の両方に基づいて施工することができる。本方法を連続方式で実行することによって、大量の埋込型LEDネットワークを迅速に得ることができる。連続的な可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワークを準備することにより、本方法は、例えば、製品がリール又はロール上に巻き取られる連続法(ロールツーロール)により、連続的に実行することができる。
本発明の第1の実施形態による方法が行われる装置の側面図を示す。 本発明の第2の実施形態による方法が行われる装置の側面図を示す。 本発明により製造された、埋込型LEDネットワークを有するフォイルの断面を示す。 本発明の好ましい実施形態によるLEDネットワークを示す。
本発明の枠組みにおいて、LEDネットワークは、特段の断りのない限り、「1つ又はそれ以上の」LEDネットワークを含むことを意味する。
本発明の枠組みにおいて、非埋込型又は裸のLEDネットワークは、少なくとも非埋込型又は裸のLEDと、LED同士を互いに導電的に接続する導体とを含み、好ましくは、非埋込型又は裸のLEDと、LED同士を互いに導電的に接続する非封入型又は裸の導体とを含む。LEDネットワークは、金属導体の構成及び選択の結果としてある程度の剛性を有する自立形LEDネットワーク(例えば金属グリッドに基づく)であってもよいが、支持体上に印刷又は積層されたLEDネットワークであってもよく、この場合、例えば導電性インク又はペーストの助けを借りて、少なくとも導体が支持体上に施工され、又は例えば布又はフェルトのような布地に金属導体を例えば織り込む又は刺繍することによって、LEDネットワークを支持体内に施工することができる。「に関連付けられた」という用語は、上述の実施形態の少なくとも全てを含む。
本発明の枠組みにおいて、「絶縁層」は、それ自体が少なくとも電気絶縁性、すなわち非導電性であって、導電性の成分又は表面を含まない層を指すことが意図される。
本発明の枠組みにおいて、「液体ベースの」絶縁層は、液体調合物、例えばペースト形態からその場で(インサイチュ)で形成され、例えば、光、空気、熱、放射線等の作用の下で、その場で硬化する又は硬化される絶縁層を指すことが意図される。液体調合物は、熱可塑性又は非熱可塑性材料を含むことができる。
本発明の枠組みにおいて、「埋め込む」という用語は、少なくとも1つの絶縁層によってLEDネットワークを実質的に完全に被覆することを指すことが意図される。この点に関して、少なくとも導体は、この絶縁層によって実質的に完全に(導体の、例えば電源に接続するための接点を形成する部分を除いて)被覆される。LEDは、ほとんどの場合、例えば印刷された導体の場合、導体の厚さを超える物理的な高さを有するので、1つ又はそれ以上のLEDは、その上側がその1つ又はそれ以上の絶縁層によって完全には被覆されていないことがある。好ましくは、LEDは、その高さの90%にわたって1つ又はそれ以上の絶縁層の中に埋め込まれ、少なくともその上側は、その1つ又はそれ以上の絶縁層によって被覆されていない。より好ましくは、LEDは、その1つ又はそれ以上の絶縁層によって完全に被覆され、すなわち外気から完全に遮断されている。完全な封入は、機械的及び化学的影響に対するLEDの耐性を高める。
本発明による方法は、当所は非埋込型であるLEDネットワークを低費用で埋め込むことを可能にする。非埋込型LEDネットワークは、裸の導体はLEDとの接続箇所で剥ぎ取る必要がないことを考慮すると、封入型導体及び埋込型LEDを用いたLEDネットワークよりも製造が簡単である。また、裸の導体は封入型導体よりも安価であり、裸のLEDは埋込型LEDよりも安価なので、非埋込型LEDネットワークの製造のための部品は相当に安価になる。
このLEDネットワークは、裸のLEDの組にエネルギーを供給し、かつ、この裸のLEDの組をあるパターンで互いに接続する、導体のネットワークを含むことが好ましい。
本発明による非埋込型LEDネットワークは、実質的に可撓性支持体の長さ全体にわたる長さで延びた連続的なLEDネットワークとして、可撓性支持体に関連付けることもでき、又は、ある特定の長さを有する一連の分離した個別のLEDネットワークとして、可撓性支持体上に設けることもできる。例えば、LEDネットワークは、可撓性支持体の長さの1/100の長さを有し、可撓性支持体は、90個の分離した個別LEDネットワークを含む。この可撓性支持体をその後、例えばLEDが存在しない位置で切断して、分離したLEDネットワークを得ることができる。或いは、図4に示されるような連続的なLEDネットワークを、導体が切断されても切断されたネットワークの各々の部分がそれでもなおその機能を保持するように切断することもできる。
好ましくは、非埋込型LEDネットワークを埋め込む方法は、本発明の第1の実施形態に従って実行され、その場合、逐次的に、
(a1)連続的な可撓性支持体が準備され、
(b1)連続的な可撓性支持体上に液体ベースの第1の可撓性絶縁層が連続方式で施工され、
(c1)第1の可撓性絶縁層上に非埋込型LEDネットワークが配置され、
(d1)非埋込型LEDネットワーク及び第1の絶縁層上に、液体ベースの第2の可撓性絶縁層が連続方式で施工され、
(e1)随意的に、巻き取り、折り畳み、切断及び/又は積み重ねが行われる。
さらなる実施形態により、ステップ(d1)の後で、1つ又はそれ以上のさらなる絶縁層、例えば、第3、第4及び/又は第5の液体ベースの絶縁層が、例えば前述の第2の絶縁層上に又は連続的な可撓性支持体上に、すなわち、連続的な可撓性支持体の、第1の可撓性絶縁層に面していない側の上に連続方式で施工される。
非埋込型LEDネットワークは、第1の可撓性絶縁層上に、連続方式で、例えばロールツーロール法により配置されることが好ましい。しかしながら、個別の非埋込型LEDネットワークを、第1の可撓性絶縁層上に手動で個々に配置することもできる。
本発明の第1の実施形態による方法によって得られる非埋込型LEDネットワークは、第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に完全に埋め込むことができる。従って、これらの層は、非埋込型LEDネットワークが挟まれたフォイルを形成する。フォイルを構築する層、特に絶縁層は、保護機能に加えて光学的機能も有し、すなわち、フォイルは、LEDが放出する光に影響を与えることになる。この影響は、第1及び/又は第2の絶縁層の厚さ、色、不透明度、透明度、半透明性及び光の屈折といった特性を選択することにより最適化することができる。従って、フォイルが光をフォイルの中へと拡散する埋込型LEDネットワークを得ることができ、その結果、ネットワーク内のLED自体が生成する点形状の光出力とは対照的な一様な平面形状の光出力が得られる。光出力に影響を及ぼすことができるので、そしてこのLEDを備えたフォイルは最新技術のLEDネットワークと比べて厚さがより薄いので、本発明による方法によって埋め込まれた埋込型LEDネットワークは、多くの用途を見いだすことができる。さらに、絶縁層は、他の機能、例えば、放熱のためのヒートシンクとしての機能、並びに、熱及び光を反射するための反射板としての機能を有することもできる。
好ましくは、第1又は第2の絶縁層の少なくとも一方は透明絶縁層であり、この絶縁層は、LEDからの可視光の通過を全部又は一部許容するのに十分なほど透明である。
従来技術のLEDネットワークと比較したさらなる利点は、本発明によるLEDネットワークを加工して完璧に平坦な平行平面のフォイル又は布にすることができることであり、これは、積層体の厚さが裸のネットワークの厚さに追従する、すなわちLEDが配置された箇所ではより厚く、LED間の箇所ではより薄い、積層LEDネットワークとは対照的である。
第1の絶縁層並びに第2の絶縁層の両方が連続層を形成するので、裸のLEDは2つの連続層の間に埋め込まれ、それゆえ、周囲、特に空気及び湿気から完全に遮蔽される。
支持体は、恒久的な支持体とすることもできるが、実際には、異なる層がその上に施工される、例えば紙などの一時的な支持体を構成することが多い。施工された層が少なくとも部分的に硬化した後、一時的な支持体を除去することができる(転写塗工法)。支持体上に第1の絶縁層を設け、その上に非埋込型LEDネットワークを配置し、その上に第2の絶縁層を設けることにより、非埋込型LEDネットワークを埋め込む連続的な製造方法が提供される。この第1の実施形態により、主として、埋め込み中にそれ自体では自身を支持するほど十分に強くない非埋込型LEDネットワークを埋め込むことができる。
好ましくは、本方法は、液体ベースの第1の可撓性絶縁層を施工するステップと、第1の絶縁層上に非埋込型LEDネットワークを配置するステップとの間に、
(f1)第1の絶縁層上に接着剤層を施工し、その接着剤層の中又は接着剤層上に非埋込型LEDネットワークを付着させることができるステップを含む。
それゆえ、埋め込みのビルドアップは、支持体−第1の絶縁層−接着剤層/非埋込型LEDネットワーク−第2の絶縁層となり、ここで非埋込型LEDネットワークは、接着剤層内に挿入されている。接着剤層は、非埋込型LEDネットワークと第1及び第2の絶縁層との間の良好な接着を保証する。また、接着剤層によって、第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に気泡が存在する可能性が大幅に低減される。
好ましくは、第1の絶縁層を施工するステップは、
支持体上に絶縁層ペーストを施工するステップと、
絶縁層ペーストを所定の第1の絶縁層厚まで塗り拡げるステップと、
第1の絶縁層ペーストを少なくとも部分的に硬化させて第1の絶縁層を得るステップと、を含む。
本方法は、他の層、特に、透明絶縁層、第1及び第2の絶縁層、接着剤層、及び随意的な最上層を施工するためにもまた、一般的に適用することができる。
連続的な層を支持体上に施工することは、従来的に、様々な方法により、例えばロールツーロール(RTR)法により行うことができる。施工されたペーストを塗り拡げることにより層を施工する利点は、塗り拡げることによって第1の絶縁層の平坦な上側が得られることである。この平坦な上側は、その上に後続の層を施工するための基準レベルとして役立つことができる。さらに、塗り拡げることによって、明確な層の厚さを設定することができる。この厚さを選択することにより、層を通る光の拡散などの光学効果の影響に影響を及ぼすことができ、すなわち、厚い層は、薄い層よりも光を拡散することになる。
好ましくは、第1の絶縁層上に非埋込型LEDネットワークを配置するステップは、
同じ方向に光を放出するためにLEDを焦点合わせするステップと、
LEDを、該LEDが第1の絶縁層に当接するまで接着剤層内に押し付けるステップと、を含む。
1つの同じ方向にLEDの焦点を合わせ、1つの同じ深さまで接着剤層内に押し付けると、結果として、フォイルの外側から見た光の強度は、フォイル内のLED間で実質的に一定になる。フォイル内で1つのLEDと他のLEDとで深さに小さい偏りがあると、結果として、フォイルの外側から1つのLEDが他のLEDよりもよく見えるとようになるであろう。このことは、均等で一様な光出力を得ることを可能にする。
支持体の表面は、所定のテクスチャを提示することが好ましい。この構造は、恒久的な支持体の外側に配置することもできるが、一時的な支持体の内側に施すこともできる。一時的な支持体の表面の内側にテクスチャを設けることにより、その上に後から配置される層は、このテクスチャを獲得し、それを一時的な支持体が除去されたときに維持することになる。構造は、フォイル内の光の分散に対して、及び、光がフォイルから出るときの光の屈折に対して影響を与えることになる。テクスチャを適合させることにより、光学効果を得ることができる。
本発明による方法の第1の実施形態の別の形によると、本方法は、液体ベースの第2の絶縁層を施工するステップの後で、第1の絶縁層の支持体を除去するステップを含む。
本発明の第2の実施形態によると、非埋込型LEDネットワークは、連続的な可撓性支持体、例えば、プラスチックフォイル、紙又は布の中に又はその上に施工され、非埋込型LEDネットワーク上の液体ベースの可撓性絶縁層は、可撓性支持体の中又はその上に施工される。この第2の実施形態においては、LEDネットワークは、直接塗工の原理により埋め込まれる。直接塗工の場合、被膜は表面に直接設けられる。これは、塗工される表面が十分に高い強度を有する場合にのみ可能である。例えば、中にLEDが組み込まれた布又はフォイルは、直接塗工するのに十分な引張強度及び/又は折り畳み安定性を有する。そのようなプラスチックフォイル、紙又は布は、転写塗工を用いて塗工することもできる。本発明の第1の実施形態によるLEDネットワークは、引張強度及び/又は折り畳み安定性が低すぎる場合が多く、直接塗工を用いるのではなく、転写塗工を用いて塗工される。
随意的に、液体ベースの第2の絶縁層は、支持体の、液体ベースの可撓性絶縁層が施工された側とは異なる側に施工される。
支持体は、プラスチックフォイル、紙又は布を含むことが好ましい。LEDネットワークが組み込まれた又はその上に施工された布の両面を塗工することにより、非埋込型LEDネットワークは完全に封入され、従って、酸素、空気、ごみ、水、湿気その他の(e.a.)環境の影響から保護される。ここで、布材料は、絶縁層がその上に施工される連続的な支持体を形成することが好ましい。
連続的な可撓性支持体は、液体ベースの第1の絶縁層を施工する前に少なくとも部分的に巻き出される、ロール上の支持体であることが好ましい。プロセス中にロール上の連続的な可撓性支持体を供給することで、生成プロセスの連続性が増し、それゆえその単純性も増す。
ここで本発明を、図面に示される実施形態に基づいてより詳細に説明する。しかしながら、本発明は、図面に示される実施形態に限定されるものではない。
図中、同じ又は類似した要素には、同じ参照符号が付される。
図3は、本発明の方法により埋め込まれた非埋込型LEDネットワーク1を示す。非埋込型LEDネットワーク1は、裸のLED2を互いに接続する導体を含む。非埋込型LEDネットワークの一方の側には、第1の絶縁層3が配置され、非埋込型LEDネットワークの他方の側には、第2の絶縁層4が配置される。第1及び第2の絶縁層3及び4は、同じ又は異なる厚さを有することができ、同じ又は異なる材料で製造することができる。好ましくは、接着剤層5が第1の絶縁層3と第2の絶縁層4との間に設けられ、本発明による方法の実行中に非埋込型LEDネットワークを接着する。これらの接着剤層5は、図3に示されるように、非埋込型LEDネットワークが接着剤層5によって完全に封入されるような厚さを有することができる。しかしながら、接着剤層5は、非埋込型LEDネットワークより薄い厚さを有することもでき、非埋込型LEDネットワークが接着剤層5内に完全に配置されるのではなく、部分的に接着剤層5内に配置され、部分的に第2の絶縁層4内に配置されるようにすることができる。図3はさらに、非埋込型LEDネットワークがその中に埋め込まれたフォイルを一緒に形成する異なる層3、4及び5が支持体6上に施工される様子をさらに示す。好ましくは、支持体6は、可撓性であり、本発明の第1の実施形態に従って非埋込型LEDネットワークを埋め込むときに支持機能を有する。これもまた本発明の範囲内である第2の実施形態に従って非埋込型LEDネットワークを埋め込むためには、特別の支持体は不要である。光学特性にさらに影響を与えるために、最上層(図示せず)のようなさらなる層を施工することができる。
被膜構造を構成する個々の異なる層の層厚は、数十ミクロンから数センチメートルまで、好ましくは数百ミクロンから最大数ミリメートルまで、変更することができる。支持媒体上に施工される被膜層の合計は、少なくとも非埋込型LEDネットワークの厚さと同じほどの厚さであるが非埋込型LEDネットワークの厚さを大幅に上回らないことが好ましい。
支持体は、布、紙又はプラスチックフォイル、金属フォイル、又はこれらの組み合わせであることが好ましく、これは連続層を形成することが好ましく、ロール上で提供される(RTR方法)ことが好ましい。これにより、支持体は、異なる層を施工するときに支持機能を有することになる。支持体はまた、非埋込型LEDネットワークを含むこともあり、好ましくは、本発明による方法の第2の実施形態に従って埋め込まれる。そのような支持体は、例えば、布地材料に導電ワイヤが組み込まれた織布として形成される、その上に例えばはんだ付けによってLEDが貼り付けられる。支持体は、非埋込型LEDネットワークとは別に、例えば紙又はプラスチック層として形成することもでき、その上に非埋込型LEDネットワークを、好ましくは本発明による方法の第1の実施形態に従って設けることができる。支持体には表面テクスチャを与えることが好ましい。表面テクスチャは、好ましくは平坦ではなく、光学効果を有することになる。液体ベースで支持体上に施工される第1の絶縁層は、支持体への付着により、本質的にこの支持体のテクスチャ(第1の絶縁層に面する側の)の形をとる。LEDからの光がこの絶縁層を通って放出されるとき、光の屈折は、一部にはこの第1の絶縁層の表面の形状(テクスチャ)によって決定されることになる。
第1及び第2の絶縁層は、連続層として非埋込型LEDネットワーク上に施工され、非埋込型LEDネットワークを埋め込み、これらを環境からのごみ、水、及び湿気から保護する。これらの層は、ブレード塗工及びカーテン塗工を含む様々な方法で施工することができる。
ブレード塗工を用いる場合、被膜材料は、塗工される層上に流体/液体形態で施工され、その後、被膜材料は、ブレードを用いて、所定の被膜層厚が得られるまで塗り拡げられる。ブレード塗工の適用により、塗工される層の厚さの違いが、施工された被膜によって平らにならされた、平坦な最上面を有する被膜層が得られる。
カーテン塗工を用いる場合、流体/液体形態の被膜材料は、塗工される層上に、一定の厚さで被膜が得られるように施工される。カーテン塗工の適用により、塗工される層のテクスチャが被膜層の上側でも見られる、一定の厚さを有する被膜層が得られる。
被膜材料は、PVC誘導体、ポリウレタン誘導体、シリコーン誘導体、ポリアクリレート、エポキシド、メラミンホルムアルデヒド、ポリビニルブチラール、及びポリエステルから選択されることが好ましい。被膜材料は、シリコーン誘導体であることが好ましい。上述の材料の組み合わせも可能である。これらの材料に対して、とりわけ、可塑剤、顔料、難燃剤、染料、UV安定剤、熱安定剤、発泡剤、殺生物剤及び光学材料から選択された添加剤を添加することができる。
本発明による方法、特にRTR塗工プロセスは、熱可塑性(例えば、PVC)材料、及び非熱可塑性、この場合は(c.q.)熱硬化性(例えば、シリコーン)材料の両方に適用可能であることが特に好ましい。
ブレード塗工又はカーテン塗工により被膜層を施工した後、この層を少なくとも部分的に硬化させる。層を硬化させることは、被膜材料を所定の時間の間、反応させることによって行うことができる。この時間は、典型的には、反応中に熱及び/又はUV及び/又は電子ビーム(E−ビーム)を付加することにより速めることができる。
LEDネットワークは、図4に示されるように形成されることが好ましい。この図は、導体7により互いに接続されたLED2を模式的に示す。導体7は、互いに平行に延び、LEDは、隣接する平行な導体7間の接続部を構成する。平行な導体7を引き離すことができ、その結果として、導体7は、直線的に延び得るのではなく、波形に延びるようになる。LEDネットワークを図4に示されるように一方では参照符号8のところで、もう一方は参照符号9のところで電圧源に接続することにより、LEDネットワークに電圧を与えることができる。これにより、各々の隣接する導体の間には同じ数のLEDが存在するので、各導体は異なる電位にあることになる。従って、末端導体8又は9の一方は、低電位を有することになり、他方の末端導体8又は9は、高電位を有することになり、各々の中間導体は、それぞれの中間電位を有することになる。上述のようなレイアウトを有するので、このようなLEDネットワークは、別個の機能部分に切り分けることができるが、それでもなお各部分はLEDネットワークの機能を保持することになる。切り分ける際は、導体の方向を考慮することが好ましく、切り分けは、この方向に対して平行に及びこの方向に対して直角に行うことが好ましく、対角線状ではないことが好ましい。
このような切り分けられるLEDネットワークを連続的埋め込みプロセスに適用することは、LEDネットワークを埋め込み後に所望の寸法に切り分けられるように連続的埋め込みプロセスを最適化することができるという利点を有する。
本発明の第1の実施形態による方法は、図1及び図2に示され、図2がこの第1の実施形態の好ましい実施形態である。この第1の実施形態において、非埋込型LEDネットワークは、転写塗工の原理を用いて埋め込まれる。転写塗工を用いる場合、得られる製品に直接連結しない支持体が準備される。この支持体上に異なる層が施工され、その後でこの支持体は除去される。
図1は、巻き出されている(図中、左から右へ)ロール上の支持体6を示す。この支持体6上に、第1の絶縁層3がブレード塗工により施工される。この目的で、支持体上に第1の被膜材料10が施工され、これが第1の絶縁層3を得るために第1のブレード11によって塗り拡げられる。この第1の絶縁層3は、少なくとも部分的に硬化され、これは図中では参照符号12で示される。この第1の絶縁層3は、連続的な帯を形成する。同じ連続的な帯を、上述の方法とは異なる方法で第1の絶縁層を施工することにより得ることができる。
第1の絶縁層3上に、非埋込型LEDネットワークが配置される。これにより、非埋込型LEDネットワークはその底側(第1の絶縁層3の側)で環境から保護される。非埋込型LEDネットワークは、ロール13を用いて供給されることが好ましい。LEDは、一様な光出力を得るように全て同じ方向を指すように方向付けられることが好ましい。
1つ又はそれ以上の非埋込型LEDネットワークを、1つ又はそれ以上のロール13を用いて第1の絶縁層3上に配置することができる。これらの非埋込型LEDネットワークは、例えば、第1の絶縁層3上に平行な帯として互いに隣接して又は互いの後ろに配置される。
LEDの上に、さらなる第2の絶縁層4が施工される。こうすることで、非埋込型LEDネットワークは、その上側(第2の絶縁層4の側)で環境から保護される。この第2の絶縁層4は、第2の被膜材料14を非埋込型LEDネットワーク及び第1の絶縁層の上に施工し、これを第2の絶縁層4を得るために第2のブレード15によって塗り拡げることにより得られる。この第2の絶縁層4は、少なくとも部分的に硬化され、これは図中では参照符号16で示される。この第2の絶縁層4は、非埋込型LEDネットワーク及び第1の絶縁層3を横断して連続的な帯を形成する。同じ連続的な帯を、上述の方法とは異なる方式で第2の絶縁層を施工することにより得ることができる。
その後、第1の絶縁層、非埋込型LEDネットワーク及び第2の絶縁層の全体が、リール17上に巻き取られる。リール17上への巻き取りは、層が連続的な帯として形成されるという理由でのみ可能である。図4に示されるようなLEDネットワークが本方法において用いられる場合、リールをさらに切り分けて、LEDを有するフォイルを得ることができる。
図示されていない実施形態によれば、リール17は切断装置で置き換えられ、第1の絶縁層、非埋込型LEDネットワーク及び第2の絶縁層の全体は、ローラ装置を通して切断装置まで給送され、切り分けられて積層される。
図2において、第1の絶縁層3と非埋込型LEDネットワークとの間に、随意的に、追加層が追加される。この追加層は、本方法を実行するときにその中にLEDを押し付けることができる接着剤層5を形成する。この第1の接着剤層を形成するために、接着剤18が第1の絶縁層上に施工され、次にこれがブレード19によって所定の厚さまで塗り拡げられる。第1及び第2の絶縁層との重要な違いは、接着剤層は、図2において参照符号20に示されるように、LEDが接着剤層内に配置された後でのみ硬化されることである。そのため、非埋込型LEDネットワークは、まだ未硬化の接着剤層内に配置され、そのことがLEDの位置決めを容易にする。
塗工条件は、用いられる被膜材料に依存する。被膜は、乾燥ステップ後には乾燥していることが意図される。未乾燥の被膜層の乾燥は、熱(室温又はそれより高い温度で)並びにUV硬化のどちらによっても行うことができる。一例は、PVCプラスチゾルによる被膜である。ブレードによる塗工の後、被膜調合物は、典型的には180℃で1分間乾燥される。
さらに、本発明による方法、特にRTR塗工プロセスは、LEDに対する損傷を生じさせない、圧力なしプロセスであることが特に好ましい。
LEDの焦点合わせに加えて、フォイルの底側及び/又は上側に対してLEDが配置される深さが、LEDによってフォイルから外に放出される光の強度にとって決定的である。この目的のために、LEDは、LEDを接着剤層内に配置するときに一定の力で接着層5内に押し付けられる。好ましくは、LEDは、少なくとも部分的に硬化した第1の絶縁層に当接するように接合層内の底側まで押し付けられ、従って、この第1の絶縁層の厚さは一定であることからフォイル内で同じ深さで配置される。
図2では、全ての層が施工された後、第1の絶縁層、随意的な接着剤層、非埋込型LEDネットワーク、及び第2の絶縁層を含む全体を巻き取る直前に、支持体が第1の絶縁層から除去される方法を示される。この支持体は、第2の絶縁層の施工の後に除去される。「支持体を除去する」ことは、第1の絶縁層、随意的な接着剤層、非埋込型LEDネットワーク、及び第2の絶縁層を含む全体を巻き取り、そして巻き出した後に、支持体を除去することを含むと理解すべきであり、その場合、支持体は、本発明による方法から得られるリールの一部ではあるが、最終製品の一部ではない。
本発明の適用によって埋め込むことができるLEDは、低電力LED、中電力LED、高電力LED、又はこれらの組み合わせである。さらに、片側から光を放出するLED、又は幾つかの側から光を放出するLEDを埋め込むことができる。埋め込むことができるLEDは、とりわけ、白色LED、着色LED、及びRGB LEDである。本発明の適用により埋め込まれるLEDは、裸のLED(まだ埋め込まれていないLED)であることが好ましい。これらのLEDは、好ましくは3mmより薄い厚さ、より好ましくは2mmより薄い厚さ、最も好ましくは1mmより薄い厚さを有する。
LEDを図4に示されるように導体と接続して、ダイアモンド形の導体のネットワークを得ることができる。LEDは、布又はフォイル上に設けることもでき、この布又はフォイルは、LEDの支持体として機能する。
フォイルから放出される光を一方の側に反射させて光がフォイルのこの一方の側からのみ放出されるようにするために、本方法から生じた製品に反射被膜のようなさらなる層を設けることができる。そうすることで、フォイルから出力される光が最大化される。この反射層は、上部層又は底部層として適用される、a.o.金属層により形成することができる。
絶縁層に、光学特性を改善するために添加剤を加えることができる。例えば、ガラス球体、好ましくは中空のガラス球体、又は二酸化チタンを加えることができ、これらの添加剤は、所望の効果をもたらす形状及び寸法を有する。
本発明はまた、埋込型LEDネットワーク又はその機能部分に関し、特に、本発明による方法によって得られる埋込型LEDネットワークに関し、特に、本発明による方法を実行することによって得られる、可撓性支持体に関連付けられ、該可撓性支持体に関連付けられた非埋込型LEDネットワーク上に施工された液体ベースの連続的な可撓性絶縁層が設けられた、LEDネットワークに関する。
特に、本発明はまた、可撓性支持体に関連付けられ、該可撓性支持体に関連付けられたLEDネットワークに施工された非熱可塑性材料、特にシリコーン誘導体に基づく液体ベースの連続的な可撓性絶縁層が設けられた、埋込型LEDネットワークに関する。
本発明による埋込型LEDネットワークを含む製品は、屋内用照明及び屋外用照明並びに機能的照明及び装飾的照明の両方を含む多くの用途を有する。この目的のために、本発明はまた、本発明による埋込型LEDネットワーク、特に、可撓性支持体に関連付けられ埋込型LEDネットワークであって、可撓性支持体に関連付けられたLEDネットワークに施工された非熱可塑性材料、特にシリコーン誘導体に基づく液体ベースの連続的な可撓性絶縁層が設けられた埋込型LEDネットワークを含む、照明ユニットも含む。
実施例
転写紙上に、ロールツーロール(RTR)塗工プロセス(すなわち、転写塗工)を用いて、300ミクロンのPVCプラスチゾル層を施工した。この層を180℃で1分間乾燥した。引き続き、300ミクロンの第2のPVCプラスチゾル層を施工した。この未乾燥の層内にLEDネットワークを配置し、その後これを180℃で1分間乾燥した。最後に、1500ミクロンの第3のPVCプラスチゾル層を施工し、180℃で1分間乾燥した。この方式で、RTR塗工プロセスを用いて、完全に埋め込まれたLEDネットワークが得られる。
比較例
さらに、特許文献3の方法により、LEDネットワークを積層によって2つのポリマーフォイルの間に埋め込む実験を行った。しかしながら、これは重要な問題を提示した。
すなわち、常に、特定の圧力と組み合わせた特定の温度が必要とされる(PVCフォイルの場合には、典型的には170℃で1分間)。この組み合わせの結果として、LEDが破損することがあり、及び/又は、はんだが溶融することがある。真空引きを利用せずに全ての空気を除去することもまた非常に困難である。(非熱可塑性)シリコーンフォイルの場合には、両方のシリコーンフォイルが互いに結合できるようにするためには、未乾燥のシリコーン中間層、及び高い乾燥温度を用いるべきである。その場合でも、ある量の空気が封入された。要するに、本発明による方法、特に前述のRTR塗工プロセスは、積層プロセスと比べて大きな利点を有する。
最後に、以下の本発明の態様も説明する。
態様1。1つ又はそれ以上のLEDネットワークを埋め込むための方法であって、
前記LEDネットワークを準備するステップと、
第1の絶縁層を前記LEDネットワークに接合し、前記LEDネットワークが一方の側で被覆されるようにするステップと、
前記第1の絶縁層に取り付けられた前記LEDネットワーク上に連続的な第2の絶縁層を施工し、この第2の絶縁層が、前記LEDネットワークの上に連続的な帯として延び、これが前記LEDネットワークを第1の側ではないもう一方の側で被覆するようにする、ステップと、
前記第1の絶縁層を前記LEDネットワーク及び前記第2の絶縁層と共に巻き取るステップと
を含む、方法。
態様2。前記第1の絶縁層は、連続的に施工され、前記第1の側に沿って延びる連続的な帯を形成する、態様1に従う方法。
態様3。前記LEDネットワークは、LEDの組にエネルギーを供給し、かつ前記LEDの組をあるパターンで互いに接続する、導体のネットワークを含む、前記態様のいずれか1つに従う方法。
態様4。逐次的に、
支持体が準備され、
前記支持体上に前記第1の絶縁層が施工され、
前記第1の絶縁層上に前記1つ又はそれ以上のLEDネットワークが配置され、
前記LEDネットワーク及び前記第1の絶縁層を覆って前記第2の絶縁層が施工され、
前記巻き取りが行われる、前記態様のいずれか1つに従う方法。
態様5。前記第1の絶縁層の施工と前記第1の絶縁層上に前記LEDネットワークを配置することとの間に、前記第1の絶縁層上に接着層を施工し、その接着層内又は接着剤層上に前記LEDネットワークを付着させることができるステップを含む、態様4に従う方法。
態様6。前記第1の絶縁層を施工することは、
前記支持体上に絶縁層ペーストを施工するステップと、
前記絶縁層ペーストを所定の第1の絶縁層厚まで塗り拡げるステップと、
前記第1の絶縁層ペーストを少なくとも部分的に硬化させて第1の絶縁層を得るステップと
を含む、態様4又は態様5に従う方法。
態様7。前記第1の絶縁層上に前記LEDネットワークを配置することは、
同じ方向に光を放出するためにLEDを焦点合わせするステップと、
LEDを前記第1の絶縁層に対して押し付けるステップと、
を含む、態様4〜態様6のいずれか1つに従う方法。
態様8。前記支持体は、可撓性支持体である、態様4〜態様7のいずれか1つに従う方法。
態様9。前記支持体は、所定のテクスチャを提示する表面を有する、態様4〜態様8のいずれか1つに記載の方法。
態様10。前記第2の絶縁層を施工するステップの後で、前記第1の絶縁層の前記支持体を除去するステップを含む、態様4〜態様9のいずれか1つに従う方法。
態様11。前記LEDネットワークは、連続的な支持体上に施工され、前記第1の絶縁層及び第2の絶縁層は各々、前記連続的な支持体の異なる側に施工される、態様1〜態様3のいずれか1つに従う方法。
態様12。連続的な支持体は、第1の絶縁層及び第2の絶縁層を施工する前に少なくとも部分的に巻き出される、ロール上の支持体である、態様11に従う方法。
態様13。支持体は、布を含む、態様11又は態様12に従う方法。
態様14。態様1〜態様13のいずれか1つに従う方法を実行することにより得られる埋込型LEDを含む、照明ユニット。
1:非埋込型LEDネットワーク
2:LED
3:第1の絶縁層
4:第2の絶縁層
5:接着剤層
6:支持体
7:導体
8、9:末端導体
10、14:第1の被膜材料
11、15、19:ブレード
13:LEDネットワークのロール
14:第2の被膜材料
17:リール
18:接着剤

Claims (16)

  1. 非埋込型LEDネットワークを埋め込むための方法であって、
    (a)連続的な可撓性支持体に関連付けられた前記非埋込型LEDネットワークを準備するステップと、
    (b)前記連続的な可撓性支持体に関連付けられた前記非埋込型LEDネットワーク上に液体ベースの可撓性絶縁層を連続方式で施工するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 少なくとも前記ステップ(a)及び(b)により得られた製品を巻き取り、折り畳み、切断し、及び/又は積み重ねるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記非埋込型LEDネットワークは、裸のLEDの組にエネルギーを供給し、かつ前記裸のLEDの組をあるパターンで互いに接続する、導体のネットワークを含むことを特徴とする、請求項1〜請求項2のいずれかに記載の方法。
  4. 逐次的に、
    (a1)連続的な可撓性支持体が準備され、
    (b1)前記連続的な可撓性支持体上に液体ベースの第1の可撓性絶縁層が連続方式で施工され、
    (c1)前記第1の可撓性絶縁層上に非埋込型LEDネットワークが配置され、
    (d1)前記非埋込型LEDネットワーク及び前記第1の絶縁層上に、液体ベースの第2の可撓性絶縁層が連続方式で施工され、
    (e1)随意的に、前記巻き取り、折り畳み、切断及び/又は積み重ねが行われる、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記液体ベースの第1の可撓性絶縁層を施工する前記ステップと、前記第1の絶縁層上に前記非埋込型LEDネットワークを配置する前記ステップとの間に、
    (f1)前記第1の絶縁層上に接着剤層を施工し、前記接着剤層内又は接着剤層上に前記非埋込型LEDネットワークを付着させることができるステップ
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の絶縁層を施工する前記ステップが、
    前記支持体上に絶縁層ペーストを施工するステップと、
    前記絶縁層ペーストを所定の第1の絶縁層厚まで塗り拡げるステップと、
    前記第1の絶縁層ペーストを少なくとも部分的に硬化させて前記第1の絶縁層を得るステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項4〜請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第1の絶縁層上に前記非埋込型LEDネットワークを配置する前記ステップが、
    同じ方向に光を放出するために前記LEDを焦点合わせするステップと、
    前記LEDを、該LEDが前記第1の絶縁層に当接するまで前記接着剤層内に押し付けるステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項4〜請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記連続的な可撓性支持体が、所定のテクスチャを提示する表面を有することを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 液体ベースの前記第2の絶縁層を施工するステップの後で、前記第1の絶縁層の前記支持体を除去するステップを含むことを特徴とする、請求項4〜請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記非埋込型LEDネットワークは、連続的な可撓性支持体の中に又はその上に施工され、前記非埋込型LEDネットワーク上の前記液体ベースの可撓性絶縁層は、前記可撓性支持体の中に又はその上に施工されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の方法。
  11. 液体ベースの第2の絶縁層は、前記支持体の、前記液体ベースの可撓性絶縁層が施工された側とは異なる側に施工されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記連続的な可撓性支持体は、液体ベースの第1の絶縁層を施工する前に少なくとも部分的に巻き出される、ロール上の支持体であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記連続的な可撓性支持体は、プラスチックフォイル、紙又は布を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれか又はその機能的部分に記載される方法より得られることを特徴とする、埋込型LEDネットワーク。
  15. 可撓性支持体に関連付けられた埋込型LEDネットワークであって、前記可撓性支持体に関連付けられた前記LEDネットワーク上に施工された、非熱可塑性材料、特にシリコーン誘導体に基づく液体ベースの連続的な可撓性絶縁層が設けられたことを特徴とする、埋込型LEDネットワーク。
  16. 請求項14〜請求項15のいずれかに記載の埋込型LEDネットワークを含むことを特徴とする照明ユニット。
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