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JP2014123926A - 制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法 - Google Patents

制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法 Download PDF

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JP2014123926A JP2012280287A JP2012280287A JP2014123926A JP 2014123926 A JP2014123926 A JP 2014123926A JP 2012280287 A JP2012280287 A JP 2012280287A JP 2012280287 A JP2012280287 A JP 2012280287A JP 2014123926 A JP2014123926 A JP 2014123926A
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Abstract

【課題】無線リソースの利用効率を向上させる。
【解決手段】制御装置30において受信処理部36は、M(Mは、2以上の自然数)個の端末10宛てのデータを受信する。決定部33は、同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、制御装置30が基地局20へ同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。そして、送信処理部38は、決定部33で決定されたスケジュールに基づいて、M個の端末10宛てのデータを基地局20へ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法に関する。
移動通信システムでは、第3世代移動通信方式のサービスが行われている。第3世代移動通信システム(3G:3rd Generation)に適用される通信規格としては、例えば、次のものが挙げられる。すなわち、まず、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)及びHSUPA(High-Speed Uplink Packet Access)、並びに、これらを組み合わせたHSPA(High Speed Packet Access)が挙げられる。また、HSPAの発展型であるHSPA+(High Speed Packet Access Plus)、及び、3GPP LTE(Long Term Evolution)が挙げられる。なお、LTEの発展版であるLTE−Advancedも検討されている。
このような第3世代以降の移動通信システムでは、周波数利用効率を向上させるため、1つのチャネルが、複数のユーザ、つまり複数の移動端末によって使用される。すなわち、共有チャネルが複数のユーザによって用いられる。
共有チャネルを複数のユーザで使用することを可能とするために、基地局は、スケジューリングにより、複数のユーザ宛のデータに対して共通チャネルのリソースを割り当てる。この共有チャネルのスケジューリングでは、先に受信されたデータから順番にスケジュールされる。すなわち、現存するデータについてのスケジューリングが行われる。このため、同時期に受信され且つバッファに保持されている、複数のユーザ宛のデータ群は、同じスケジューリングタイミングでスケジュールされる。すなわち、受信されているデータ群の宛先として複数の移動端末が含まれている場合、全ての移動端末についてのスケジューリングが行われることになる。また、この共有チャネルのスケジューリングでは、受信品質の高いユーザほど、多くの周波数が割り当てられる。すなわち、受信品質の高いユーザ宛てのデータほど、単位時間当たりに多く伝送される。なお、周波数の割り当ての際には、端末間の公平性も考慮される。
例えば、或るスケジューリングタイミングにおいて複数の移動端末、つまり、UE1,2,3宛てのデータがバッファに保持されている場合、UE1,2,3の全てがスケジューリング対象となる。そして、UE1及びUE2の受信品質が同じで、UE3の受信品質がUE1及びUE2の受信品質よりも低い場合には、図1に示すように、UE1及びUE2には同じ帯域幅の周波数が割り当てられる。そして、UE3には、UE1及びUE2の帯域幅よりも狭い帯域幅の周波数が割り当てられる。図1は、従来のスケジューリング方法の説明に供する図である。
特開2010−206316号公報
しかしながら、図1のように現存するデータについてのスケジューリングが行われる場合、複数の移動端末へのデータ伝送完了時間が周波数に応じて複雑に変動する状況が生じる可能性が高くなる。これは、各移動端末に割り当てられる周波数の帯域幅又は各移動端末宛てのデータの量が異なるためである。このような状況において、以降のスケジューリングが行われると、割り当て可能な無線リソースが現れるタイミングが周波数に応じて複雑に変動する。このため、以降のスケジューリングが制限されてスケジューリングの自由度が低下し、利用されない無線リソースが増加する可能性が高くなる。この結果として、無線リソースの利用効率の低下を招く可能性が高くなる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、無線リソースの利用効率を向上させることができる、制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法を提供することを目的とする。また、端末における消費電力を削減することを他の目的とする。
開示の態様では、M(Mは、2以上の自然数)個の端末宛てのデータを受信し、同時に送信するデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記受信されたデータを基地局へ送信する。
開示の態様によれば、無線リソースの利用効率を向上させることができる。また、端末における消費電力を削減することができる。
図1は、従来のスケジューリング方法の説明に供する図である。 図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図3は、実施例1の端末の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例1の基地局の一例を示す機能ブロック図である。 図5は、実施例1の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、実施例1のサーバの一例を示す機能ブロック図である。 図7は、実施例1の通信システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施例1のスケジューリング結果の一例を示す図である。 図9は、実施例2の端末の一例を示す機能ブロック図である。 図10は、実施例2の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 図11は、実施例5の決定部の一例を示す機能ブロック図である。 図12は、実施例6の端末の一例を示す機能ブロック図である。 図13は、実施例6の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 図14は、実施例7の通信システムの一例を示す図である。 図15は、実施例7の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 図16は、実施例8の通信システムの一例を示す図である。 図17は、実施例8の基地局の一例を示す機能ブロック図である。 図18は、端末のハードウェア構成を示す図である。 図19は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図20は、制御装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する制御装置、基地局、通信システム、端末、制御方法、及び、送信方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[通信システムの概要]
図2は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。図2において、通信システム1は、端末10−1,2,3と、基地局20と、制御装置30と、サーバ40とを有する。ここでは、説明を簡単にするために、端末10の数を3つ、基地局20の数を1つ、制御装置30の数を1つ、サーバ40の数を1つとしているが、これに限定されるものではない。また、図2には図示されていないが、基地局20と制御装置30との間、及び、制御装置30とサーバ40との間には、移動通信システムのネットワーク装置又はインターネット網が配設されてもよい。なお、以下では、端末10−1,2,3は、特に区別されない場合には、単に端末10と呼ばれることがある。また、図1における円は、基地局20から送信された信号が届くエリア、つまりセルを表している。
通信システム1において、各端末10は、サーバ40からデータを取得するための取得要求を、端末10が属する基地局20及び制御装置30を介してサーバ40へ送信する。各端末10の取得対象である各データは、コンテンツデータ等、一連のデータ群でもよい。
サーバ40は、取得要求に対応するデータを制御装置30へ送信する。
制御装置30は、3つの端末10−1,2,3宛ての複数のデータを受信する。そして、制御装置30は、同時に送信するデータの宛先端末10の数が3より小さい自然数になるように、受信されたデータを基地局20へ送信する。
具体的には、制御装置30は、同時に送信するデータの宛先端末10の数が3より小さい自然数になるように、同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。詳細には、制御装置30は、3つの端末10−1,2,3の順序を決定し、決定された順序に基づいて、スケジュールを決定する。そして、制御装置30は、決定したスケジュールに基づいて、端末10−1,2,3宛てのデータを基地局20へ送信する。
基地局20は、制御装置30から送信された複数のデータを受信する。そして、基地局20は、受信データを、受信順序に従ってスケジュールする。すなわち、基地局20は、受信データに割り当てるリソースを、受信順序に従って決定する。そして、基地局20は、割り当てたリソースを用いてデータを宛先の端末10へ送信する。
このように、基地局20の上位局である制御装置30は、M(Mは、2以上の自然数)個の端末10宛てのデータを受信し、同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、M個の端末10宛てのデータを基地局20へ送信する。換言すれば、基地局20において現存するデータについてのスケジューリングが実行される前段で、制御装置30において端末単位のスケジューリングが実行される。
こうすることで、制御装置30が基地局20にて同じタイミングでスケジューリング対象となる端末10の数を少なく調整することができる。これにより、基地局20におけるスケジューリングをシンプルにすることができると共に、制御装置30及び基地局20の全体として、スケジューリングの自由度を高めることができる。この結果として、基地局20における無線リソースの利用効率を向上させることができる。
[端末の構成]
図3は、実施例1の端末の一例を示す機能ブロック図である。図3において端末10は、要求生成部11と、送信処理部12と、無線送信部13と、無線受信部14と、受信処理部15と、アプリケーション処理部16と、制御部17とを有する。
要求生成部11は、サーバ40からデータを取得するための取得要求を生成する。この取得要求には、取得要求対象であるデータの識別情報と、各端末10に固有である自装置の識別情報と、自装置が収容されている基地局20の識別情報とが含められる。生成された取得要求は、送信処理部12へ出力される。
送信処理部12は、要求生成部11で生成された取得要求を制御チャネルにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を無線送信部13へ出力する。また、送信処理部12は、制御部17から受け取る受信品質に関する情報、例えばCQI(Channel Quality Indicator)を制御チャネルにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を無線送信部13へ出力する。
無線送信部13は、送信処理部12で形成された送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりデジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、得られた無線信号を、アンテナを介して基地局20へ送信する。
無線受信部14は、基地局20から送信された信号を、アンテナを介して受信する。そして、無線受信部14は、受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログデジタル変換等を施し、得られた信号を受信処理部15へ出力する。
受信処理部15は、無線受信部14から受け取る受信信号から、自装置に対して基地局20によって割り当てられたリソースにマッピングされているデータを抽出する。抽出されたデータは、アプリケーション処理部16及び制御部17へ出力される。
アプリケーション処理部16は、受信処理部15から受け取るデータを用いてアプリケーションを実行する。
制御部17は、受信処理部15から受け取るデータのうちの既知データ、例えばパイロットに基づいて、周波数毎の受信品質を測定し、測定された受信品質に関する情報、例えばCQIを生成する。生成された受信品質情報は、送信処理部12へ出力される。
[基地局の構成]
図4は、実施例1の基地局の一例を示す機能ブロック図である。図4において基地局20は、無線受信部21と、受信処理部22と、送信処理部23と、ネットワークインタフェース(IF)24と、受信処理部25と、スケジューラ26と、バッファ27と、送信処理部28と、無線送信部29とを有する。
無線受信部21は、端末10から送信された信号をアンテナを介して受信する。そして、無線受信部21は、受信信号に対して所定の無線受信処理、つまりダウンコンバート、アナログデジタル変換等を施し、得られた信号を受信処理部22へ出力する。
受信処理部22は、無線受信部14から受け取る受信信号から受信品質情報を抽出し、抽出された受信品質情報をスケジューラ26へ出力する。また、受信処理部22は、無線受信部14から受け取る受信信号から取得要求を抽出し、抽出された取得要求を送信処理部23へ出力する。
送信処理部23は、受信処理部22から受け取る取得要求をリソースにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を、ネットワークIF24を介して制御装置30へ送信する。ここで、上記の通り、取得要求には、基地局20の識別情報が端末10において含められている。このため、送信処理部23は、自装置の識別情報を取得要求に付加せずに、制御装置30へ転送すればよい。すなわち、取得要求については、端末10と制御装置30との間に基地局20を介してデータリンク層のトンネルが形成されている。
受信処理部25は、制御装置30から送信された信号をネットワークIF24を介して受信する。そして、受信処理部25は、受信信号から端末10宛てのデータを抽出し、抽出されたデータをスケジューラ26及びバッファ27へ出力する。
スケジューラ26は、受信処理部22から受け取る受信品質情報に基づいて、周波数スケジューリングを実行する。この周波数スケジューリングは、受信データの受信順序に従って実行される。すなわち、スケジューラ26は、受信データに割り当てるリソースを、受信順序に従って決定する。ここで、スケジューラ26は、受信処理部25からの出力データに基づいて、受信順序を特定できる。
そして、スケジューラ26は、スケジューリング結果に基づいて、送信対象であるデータの出力指示信号をバッファ27へ出力する。また、スケジューラ26は、スケジューリング結果に基づいて、送信データの識別情報と、当該送信データをマッピングするリソースに関する情報とを送信処理部28へ出力する。
バッファ27は、スケジューラ26から受け取る出力指示信号に基づいて、当該出力指示信号に対応するデータを送信処理部28へ出力する。
送信処理部28は、スケジューラ26から受け取る、送信データの識別情報とリソースに関する情報とに基づいて、バッファ27から受け取るデータを当該データに対応するリソースにマッピングして送信信号を形成する。そして、送信処理部28は、形成された送信信号を無線送信部29へ出力する。
無線送信部29は、送信処理部28で形成された送信信号に対して所定の無線送信処理、つまりデジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、得られた無線信号を、アンテナを介して端末10へ送信する。
[制御装置の構成]
図5は、実施例1の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。図5において、制御装置30は、ネットワークIF31と、受信処理部32と、決定部33と、送信処理部34と、ネットワークIF35と、受信処理部36と、バッファ37と、送信処理部38とを有する。
受信処理部32は、基地局20から送信された信号をネットワークIF31を介して受信する。そして、受信処理部32は、受信信号から取得要求を抽出し、抽出された取得要求を送信処理部34へ出力する。
決定部33は、受信処理部36から、M(Mは、2以上の自然数)個の端末10の取得要求に対応する受信データに関する情報(以下では、「受信データ情報」と呼ばれることがある)を受け取る。そして、決定部33は、M個の取得要求によってサーバ40から取得されるデータのうち基地局20へ同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。具体的には、決定部33は、M個の端末10の順序を決定し、決定した順序に基づいて、基地局20へ同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。すなわち、端末単位のスケジューリングが実行される。なお、決定部33は、受信データ情報に基づいて、受信データの宛先端末10を把握することができる。
そして、決定部33は、決定したスケジュールをバッファ37へ出力する。
送信処理部34は、受信処理部32から受け取る取得要求をリソースにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を、ネットワークIF35を介してサーバ40へ送信する。なお、送信信号の送信制御は、受信処理部32から取得要求を受け取った決定部33によって制御されてもよい。
受信処理部36は、サーバ40から送信された信号をネットワークIF35を介して受信する。そして、受信処理部36は、受信信号から端末10宛てのデータを抽出し、抽出されたデータをバッファ37へ出力する。また、受信処理部36は、抽出したデータに関する受信データ情報を決定部33へ出力する。
バッファ37は、受信処理部36から受け取る、M個の取得要求に対応するM個の端末10宛てのデータを一時保持する。そして、バッファ37は、決定部33で決定されたスケジュールに従って、M個の端末10宛てのデータを送信処理部38へ出力する。これにより、バッファ37から同時に出力されるデータの宛先端末10の数は、Mより小さい自然数になっている。
送信処理部38は、バッファ37から受け取るデータをリソースにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を、ネットワークIF31を介して基地局20へ送信する。ここで、上記の通り、バッファ37から同時に出力されるデータの宛先端末の数は、Mより小さい自然数になっている。このため、送信処理部38は、同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、M個の端末10宛てのデータを基地局20へ送信することができる。
[サーバの構成]
図6は、実施例1のサーバの一例を示す機能ブロック図である。図6において、サーバ40は、ネットワークIF41と、要求受信部42と、記憶部43と、送信制御部44とを有する。
要求受信部42は、制御装置30から送信された信号を、ネットワークIF41を介して受信する。そして、要求受信部42は、受信信号から取得要求を抽出し、抽出された取得要求を送信制御部44へ出力する。
記憶部43は、複数のデータ、例えばコンテンツデータと、各データの識別情報とを対応付けて記憶する。
送信制御部44は、要求受信部42から受け取る取得要求に含まれるデータ識別情報に対応するデータを記憶部43から読み出し、読み出されたデータを、ネットワークIF41を介して制御装置30へ送信する。
[通信システムの動作]
以上の構成を有する通信システム1の処理動作について説明する。図7は、実施例1の通信システムの処理動作の一例を示すシーケンス図である。
端末10−1,2,3のそれぞれは、サーバ40からデータを取得するための取得要求を生成し、生成された取得要求を基地局20へ送信する(ステップS101−S103及びステップS104−S106)。
基地局20において送信処理部23は、端末10−1,2,3から送信された取得要求を制御装置30へ転送する(ステップS107−S109)。
制御装置30において送信処理部34は、は、基地局20から転送された複数の取得要求をサーバ40へ転送する(ステップS110)。なお、送信処理部34は、端末10−1,2,3の取得要求を別々に送信してもよいし、端末10−1,2,3の取得要求を1つの取得要求に纏めてから送信してもよい。纏めて送信する場合には、取得要求は次のフォーマットにされてもよい。例えば、1つに纏められた取得要求には、メッセージが取得要求であることを示す情報と、纏められる取得要求の送信元である端末10の識別情報と、その端末10が収容されている基地局20の識別情報と、取得要求対象であるデータの識別情報とが含められる。
サーバ40において送信制御部44は、端末10−1,2,3の取得要求に含まれるデータの識別情報に対応するデータを制御装置30へ送信する(ステップS111)。
制御装置30においてバッファ37は、サーバ40から送信されたデータを一時保持する(ステップS112)。
サーバ40において決定部33は、サーバ40から取得したデータの宛先である端末10−1,2,3の順序を決定する(ステップS113)。ここでは、決定部33が端末10−1,3を1番目、端末10−2を2番目として順序を決定したものとする。このように複数の端末10に対して同一の順序を付与することにより、基地局20において同じタイミングでスケジューリング対象とされる複数の端末10をグルーピングすることができる。
制御装置30において送信処理部34は、バッファ37に保持された、端末10−1,3に対応するデータを、決定部33で決定された順序に従って、基地局20へ送信する(ステップS114)。ここでは、端末10−1,3が同一順序なので、端末10−1,3に対応するデータの送信は同じタイミングで開始される。
基地局20においてバッファ27は、制御装置30から送信されたデータを一時保持する(ステップS115)。
そして、基地局20においてスケジューラ26は、バッファ27に一時保持されている、端末10−1,3の取得要求に対応するデータについて、スケジューリングを実行する(ステップS116)。
基地局20において送信処理部28は、端末10−1,3の取得要求に対応するデータを、スケジューリング結果に基づいて端末10−1,3へ送信する(ステップS117)。
また、制御装置30において送信処理部34は、バッファ37に保持された、端末10−2の取得要求に対応するデータを、決定部33で決定された順序に従って、基地局20へ送信する(ステップS118)。
基地局20においてバッファ27は、制御装置30から送信された、端末10−2の取得要求に対応するデータを一時保持する(ステップS119)。
基地局20においてスケジューラ26は、バッファ27に一時保持されている、端末10−2の取得要求に対応するデータについて、スケジューリングを実行する(ステップS120)。ここで、図8は、実施例1のスケジューリング結果の一例を示す図である。例えば、図8において、無線リソースR10−1は、端末10−1宛てのデータに割り当てられる無線リソースであり、無線リソースR10−2は、端末10−2宛てのデータに割り当てられる無線リソースである。また、無線リソースR10−3は、端末10−3宛てのデータに割り当てられる無線リソースである。ところで、同じタイミングでスケジューリング対象となる端末10の数を少なくする程、スケジューリングをシンプルにすることができる。そして、制御装置30によって基地局20で同時にスケジューリング対象となるデータの宛先端末10の数を少なくする処理が行われている。このため、図8に示すように、無線リソースR10−1及び無線リソースR10−3以外の大きく空いた無線リソース領域を、端末10−2に割り当てることができている。この結果、端末10−2へのデータ伝送完了時間と端末10−3へのデータ伝送完了時間との間の変動が少なくなっている。このため、以降のスケジューリングの自由度が高くなり、利用されない無線リソースの発生を低減できるので、結果として、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
基地局20において送信処理部28は、端末10−2の取得要求に対応するデータを、スケジューリング結果に基づいて端末10−2へ送信する(ステップS121)。
以上のように本実施例によれば、制御装置30において受信処理部36は、M(Mは、2以上の自然数)個の端末10宛てのデータを受信する。そして、送信処理部38は、同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、M個の端末10宛てのデータを基地局20へ送信する。
具体的には、制御装置30において決定部33は、同時に送信するデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように、同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。詳細には、決定部33は、M個の端末10の順序を決定し、決定した順序に基づいて、上記したスケジュールを決定する。そして、送信処理部38は、決定部33で決定されたスケジュールに基づいて、M個の端末10宛てのデータを基地局20へ送信する。
こうすることで、基地局20において同じタイミングでスケジューリング対象となる端末10の数を少なく調整することができる。これにより、基地局20におけるスケジューリングをシンプルにすることができると共に、制御装置30及び基地局20の全体として、スケジューリングの自由度を高めることができる。この結果として、利用されない無線リソースの発生を低減できるので、基地局20における無線リソースの利用効率を向上させることができる。また、これにより、基地局20における消費電力を削減することができる。また、同じタイミングでスケジューリング対象となる端末10の数が少なくなるため、各端末10においてデータの受信時間が短縮されることにより消費電力を削減することができる。
[実施例2]
実施例2では、順序決定のパラメータとして、データ種別が用いられる。なお、実施例2における基地局及びサーバの構成は、実施例1の基地局20及びサーバ40と同じである。
図9は、実施例2の端末の一例を示す機能ブロック図である。図9において端末110は、要求生成部111を有する。
要求生成部111は、制御部17から、取得要求対象であるデータの種別情報を受け取り、当該種別情報を含めた取得要求を生成する。なお、実施例1と同様に、取得要求には、他に、取得要求対象であるデータの識別情報と、各端末10に固有である自装置の識別情報と、自装置が収容されている基地局20の識別情報とが含められる。生成された取得要求は、送信処理部12へ出力される。
ここで、データ種別は、例えば、音声、動画、及びウェブブラウジング等のサービス種別、並びに、伝送周期等によって規定される。
図10は、実施例2の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。図10において、制御装置130は、決定部131を有する。
決定部131は、M個の取得要求に対応するM個の端末110の順序を、受信処理部36から受け取った受信データ情報に含まれるデータの種別情報に基づいて決定する。すなわち、決定部131は、M個の端末110の順序を、M個の端末110宛てのデータの種別情報に基づいて決定する。なお、M個の端末10からの取得要求に順序決定に用いられる情報が含まれる場合、決定部131は、受信処理部22から取得要求を受け取り、当該取得要求に含まれる情報に基づいて順位を決定してもよい。
具体的には、決定部131は、記憶部(図示せず)を有する。この記憶部は、複数のデータ種別候補と、各データ種別候補に応じた、リアルタイム性に関する指数とを対応づけるテーブルを保持する。例えば、リアルタイム性に関する指数が大きいほど、高いリアルタイム性が要求される。そして、決定部131は、要求されるリアルタイム性の高いデータの種別情報を含む受信データ情報に対応する端末110ほど早い順序に決定する。換言すれば、決定部131は、第1のデータの種別の方が第2のデータの種別よりもリアルタイム性が高い場合、第1のデータの宛先である第1の端末110の順序を第2のデータの宛先である第2の端末110の順序よりも前にする。
例えば、音声等のリアルタイム性の高いサービスに対応するデータの取得を要求している端末110は、優先度が高いので、早い順序とされる。一方、ウェブブラウジング等の遅延の許容されるサービスに対応するデータの取得を要求している端末110は、優先度が低いので、遅い順序とされる。
以上のように本実施例によれば、制御装置130において決定部131は、受信データ情報に含まれる、データの種別情報に基づいて、順序を決定する。
こうすることで、取得要求対象であるデータの種別に応じて端末単位のスケジューリングを行うことができるので、ユーザの利便性が損なわれることを防止することができる。
[実施例3]
実施例3では、順序決定のパラメータとして、データサイズが用いられる。なお、実施例3における基地局及びサーバの構成は、実施例1の基地局20及びサーバ40と同じである。また、実施例3における端末及び制御装置の基本構成は、実施例2の端末110及び制御装置130と同じなので、図9及び図10を援用して説明する。
実施例3の端末110において要求生成部111は、制御部17から、取得要求対象であるデータの取得要求を生成する。
また、実施例3の制御装置130において決定部131は、M個の取得要求に対応するM個の端末110の順序を、受信処理部36から受け取った受信データ情報に含まれるデータのサイズ情報に基づいて決定する。ここで、データサイズは、例えば、連続して伝送されるデータの量として規定される。なお、周期的に伝送が行われるサービスでは、ここに規定されるデータサイズを有するデータが複数回伝送される。
具体的には、決定部131は、より大きいサイズを示すサイズ情報を含む受信データ情報に対応する端末110ほど早い順序に決定する。換言すれば、決定部131は、第1のデータのサイズの方が第2のデータのサイズよりも大きい場合、第1のデータの宛先である第1の端末110の順序を第2のデータの宛先である第2の端末110の順序よりも前にする。
以上のように本実施例によれば、端末110において要求生成部111は、取得要求対象であるデータの取得要求を生成する。
また、制御装置130において決定部131は、受信データ情報に含まれる、データのサイズ情報に基づいて、順序を決定する。
こうすることで、伝送に長い時間を要するデータに対応する端末110ほど早い順序にすることができるので、遅延によってユーザの利便性が損なわれることを防止することができる。
[実施例4]
実施例4では、順序決定のパラメータとして、無線品質が用いられる。なお、実施例4における基地局及びサーバの構成は、実施例1の基地局20及びサーバ40と同じである。また、実施例4における端末及び制御装置の基本構成は、実施例2の端末110及び制御装置130と同じなので、図9及び図10を援用して説明する。
実施例4の端末110において制御部17は、自装置と自装置が収容されている基地局20との間の無線品質を測定し、測定された無線品質に関する情報を要求生成部111へ出力する。
ここで、無線品質としては、例えば、端末110が収容されている基地局20から送信された既知データ、例えばパイロットの受信品質、又は、端末110が収容されている基地局20から送信されたデータの誤り率を用いることができる。受信品質としては、例えば、信号対干渉比(SIR:Signal-to-Interference Ratio)を用いることができる。
要求生成部111は、制御部17から、無線品質情報を受け取り、当該無線品質情報を含めた取得要求を生成する。
また、実施例4の制御装置130において決定部131は、受信処理部32から受け取ったM個の取得要求に対応するM個の端末110の順序を、取得要求に含まれる無線品質情報に基づいて決定する。
具体的には、決定部131は、よりレベルの低いことを示す無線品質情報を含む取得要求に対応する端末110ほど早い順序に決定する。換言すれば、決定部131は、第1の端末110と基地局20との間の無線品質が第2の端末110と基地局20との間の無線品質よりも低い場合、第1の端末110の順序を第2の端末110の順序よりも前にする。
以上のように本実施例によれば、端末110において要求生成部111は、自装置と自装置が収容されている基地局20との間の無線品質に関する情報を含めた取得要求を生成する。
また、制御装置130において決定部131は、取得要求に含まれる、端末110と当該端末110が収容されている基地局20との間の無線品質に関する情報に基づいて、順序を決定する。
こうすることで、伝送に長い時間を要するデータの取得要求に対応する端末110ほど早い順序にすることができるので、遅延によってユーザの利便性が損なわれることを防止することができる。
[実施例5]
実施例5では、順序決定のパラメータとして、データ種別、データサイズ、及び無線品質のうちの任意の組合せが用いられる。なお、実施例5における基地局及びサーバの構成は、実施例1の基地局20及びサーバ40と同じである。また、実施例5における端末及び制御装置の基本構成は、実施例2の端末110及び制御装置130と同じなので、図9及び図10を援用して説明する。
実施例5の端末110において要求生成部111は、無線品質を含めた取得要求を生成する。
また、実施例5の制御装置130において決定部131は、M個の取得要求に対応するM個の端末110の順序を、データ種別、データサイズ、及び無線品質のうちの任意の組合せに基づいて決定する。なお、無線品質に関する情報は、決定部131が受信処理部32から受け取る取得要求に含まれている。また、データサイズに関する情報、及び、データ種別に関する情報は、決定部131が受信処理部36から受け取る受信データ情報に含まれている。
図11は、実施例5の決定部の一例を示す機能ブロック図である。図11において決定部131は、ポイント付与部141と、総計算出部142と、順序付与部143とを有する。
ポイント付与部141は、上記した任意の組合せの各パラメータ毎に、各端末110に対してポイントを付与する。
具体的には、ポイント付与部141は、記憶部(図示せず)を有する。この記憶部は、複数のデータ種別候補と、各データ種別候補に応じたポイントとが対応付けられた第1のテーブルを記憶している。また、この記憶部は、複数のデータサイズ候補と、各データサイズ候補に応じたポイントとが対応付けられた第2のテーブルを記憶している。また、この記憶部は、複数の無線品質候補と、各無線品質候補に応じたポイントとが対応付けられた第3のテーブルを記憶している。例えば、第1のテーブルでは、リアルタイム性の高いサービスに対応するデータ種別候補ほど、高いポイントが対応づけられている。また、第2のテーブルでは、大きなサイズを示すデータサイズ候補ほど、高いポイントが対応づけられている。また、第3のテーブルでは、低い無線品質を示す無線品質候補ほど、高いポイントが対応づけられている。
そして、ポイント付与部141は、上記した任意の組合せの各パラメータと、第1から第3のテーブルとに基づいて、端末110に対してポイントを付与する。
総計算出部142は、各端末110について、任意の組合せを構成する全パラメータのポイントの総計値を算出する。例えば、上記した3つのパラメータの組合せが用いられ、最高ポイントを10とし、最低ポイントを1とした場合、総計値の最大値は、30ポイントであり、最小値は3ポイントである。
順序付与部143は、総計算出部142で算出された総計値に基づいて、各端末10の順序を決定する。例えば、順序付与部143は、総計値の多い端末110ほど、順序を前にする。
以上のように本実施例によれば、制御装置130において順序付与部143は、各端末110について、任意の組合せを構成する全パラメータのポイントの総計値に基づいて、各端末110の順序を決定する。
こうすることで、複数のパラメータに応じて端末110の順序を決定することができる。
[実施例6]
実施例6では、制御装置がデータの送信を開始する予定時間又はデータが宛先の端末へ届く予定時間を算出し、算出された予定時間に関する情報を該当する端末へ送信する。そして、端末は、受信した予定時間に関する情報を表示部に表示させる。なお、実施例6における基地局及びサーバの構成は、実施例1の基地局20及びサーバ40と同じである。
図12は、実施例6の端末の一例を示す機能ブロック図である。図12において、端末210は、アプリケーション処理部211と、表示部212とを有する。
アプリケーション処理部211は、受信処理部15から受け取るデータに含まれる、予定時間に関する情報を抽出し、表示部212に表示させる。
図13は、実施例6の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。図13において制御装置230は、時間算出部231を有する。
時間算出部231は、決定部33で決定された順序に基づいて、各端末210宛てのデータの送信を開始する予定時間を算出する。そして、時間算出部231は、算出された予定時間に関する情報を送信処理部38へ出力する。
送信処理部38は、時間算出部231から受け取る、予定時間に関する情報をリソースにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を、ネットワークIF31を介して基地局20へ送信する。予定時間に関する情報は、例えば、制御チャネルのリソースにマッピングされる。
なお、ここでは、時間算出部231は、予定時間として、各端末210宛てのデータの送信が開始される時間を算出したが、これに限定されない。例えば、時間算出部231は、上記の通り、予定時間として、データが宛先の端末210に届く時間を算出してもよい。データが宛先の端末210に届く時間は、例えば、データの送信を開始する時間に対して、制御装置230から送信された信号が端末210に届くまでに掛かる平均時間を加算することによって算出可能である。
以上のように本実施例によれば、制御装置230において時間算出部231は、決定部33で決定された順序に基づいて、各端末210宛てのデータの送信を開始する予定時間又は各端末210について各データが届く予定時間を算出する。
また、端末210において受信処理部15は、制御装置230から送信された、予定時間に関する情報を受信する。そして、表示部212は、受信された、予定時間に関する情報を表示する。
こうすることで、データが端末210に届く時間の目安、つまりネットワークの混み具合の目安となる情報を表示できる。これにより、端末210の利用者に対して、データの取得要求を延期するか否か又は取り消すか否かについての判断材料を提供することができる。すなわち、端末210の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、上記説明では、制御装置230の基本構成は実施例1の制御装置30と共通しているが、これに限定されない。すなわち、制御装置230の基本構成は実施例2から5のいずれかと共通していてもよい。
[実施例7]
実施例7は、制御装置の配下に複数の基地局が存在することを前提とする。そして、制御装置は、共通の基地局に収容されている端末のグループ毎に、端末の順序を決定する。なお、実施例7における端末、基地局、及びサーバの構成は、実施例1から6のいずれかのものと同じである。
図14は、実施例7の通信システムの一例を示す図である。図14に示す通信システム2では、制御装置330の配下に基地局20−1,2が配設されている。また、端末10−1,2,3は、基地局20−1に収容され、端末10−4,5,6は、基地局20−2に収容されている。ここでは、説明を簡単にするために、端末10の数を6つ、基地局20の数を2つ、制御装置330の数を1つ、サーバ40の数を1つとしているが、これに限定されるものではない。なお、図14における円は、セルを表している。
図15は、実施例7の制御装置の一例を示す機能ブロック図である。図15において制御装置330は、決定部331を有する。
決定部331は、共通の基地局20に収容される端末10から成るグループ毎に、同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。具体的には、決定部331は、共通の基地局20に収容される端末10から成るグループ毎に、端末10の順序を決定する。すなわち、図14に示される通信システム2では、基地局20−1に収容されている端末10−1,2,3が第1のグループとされる。また、基地局20−2に収容されている端末10−4,5,6が第2のグループとされる。そして、決定部331は、第1のグループの中で順序を決定すると共に、第2のグループの中で順序を決定する。そして、第1のグループの中での順序に基づいて、端末10−1,2,3宛てのデータが基地局20−1へ送信され、第2のグループの中での順序に基づいて、端末10−4,5,6宛てのデータが基地局20−2へ送信される。
以上のように本実施例によれば、制御装置330において決定部331は、共通の基地局20に収容される端末10から成るグループ毎に、同時に送信するデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。具体的には、決定部331は、共通の基地局20に収容される端末10から成るグループ毎に、端末10の順序を決定する。
こうすることで、1つの制御装置330によって複数の基地局20に収容されている端末10を対象とする順序制御を行うことができるので、システム構成を簡素化することができる。
なお、上記説明では、制御装置330の基本構成は実施例1の制御装置30と共通しているが、これに限定されない。すなわち、制御装置330の基本構成は実施例2から6のいずれかと共通していてもよい。
[実施例8]
実施例1から7では、基地局と制御装置とが別体の装置であることを前提としている。これに対して、実施例8は、実施例1から6のいずれかの制御装置が組み入れられた構成を有する基地局に関する。なお、実施例8における端末及びサーバの構成は、実施例1から6のいずれかのものと同じである。
図16は、実施例8の通信システムの一例を示す図である。図16において通信システム3は、端末10−1,2,3と、基地局420と、サーバ40とを有する。ここでは、説明を簡単にするために、端末10の数を3つ、基地局420の数を1つ、サーバ40の数を1つとしているが、これに限定されるものではない。なお、図16における円は、セルを表している。
図17は、実施例8の基地局の一例を示す機能ブロック図である。図17において基地局420は、受信処理部25,32と、決定部33と、送信処理部34と、スケジューラ421とを有する。
受信処理部32は、端末10から送信された信号をアンテナ及び無線受信部21を介して受信する。そして、受信処理部32は、受信信号から取得要求を抽出し、抽出された取得要求を送信処理部34へ出力する。
受信処理部25は、実施例1で説明した機能を有する。また、受信処理部25は、抽出したデータに関する受信データ情報を決定部33へ出力する。
決定部33は、スケジューラ421で同時にスケジューリング対象とされるデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。このスケジュールは、M個の取得要求によってサーバ40から取得されるデータのうちスケジューラ421で同時にスケジューリング対象とされるデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように決定される。具体的には、決定部33は、M個の端末10の順序を決定し、決定した順序に基づいて、スケジューラ421で同時にスケジューリング対象とされるデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。
そして、決定部33は、決定したスケジュールをスケジューラ421へ出力する。
送信処理部34は、受信処理部32から受け取る取得要求をリソースにマッピングして送信信号を形成し、形成された送信信号を、ネットワークIF24を介してサーバ40へ送信する。
スケジューラ421は、受信処理部32から受け取る受信品質情報に基づいて、周波数スケジューリングを実行する。この周波数スケジューリングは、決定部33で決定されたスケジュールに従って実行される。これにより、スケジューラ421で同時にスケジューリングされるデータの宛先端末の数をMより小さい自然数にすることができる。
以上のように本実施例によれば、基地局420において受信処理部25は、M(Mは、2以上の自然数)個の端末10宛てのデータを受信する。決定部33は、スケジューラ421で同時にスケジューリング対象とされるデータの宛先端末10についての、スケジュールを決定する。このスケジュールは、スケジューラ421で同時にスケジューリング対象とされるデータの宛先端末10の数がMより小さい自然数になるように決定される。
こうすることで、スケジューラ421において同じタイミングでスケジューリング対象となる端末10の数を少なく調整することができる。これにより、スケジューラ421におけるスケジューリングをシンプルにすることができると共に、決定部33及びスケジューラ33の全体として、スケジューリングの自由度を高めることができる。この結果として、利用されない無線リソースの発生を低減できるので、スケジューラ421における無線リソースの利用効率を向上させることができる。
[他の実施例]
実施例1から8の端末、基地局、及び制御装置は、以下のようなハードウェア構成により実現することができる。
図18は、端末のハードウェア構成を示す図である。図18において端末500は、ハードウェア的には、アンテナを有するRF回路501と、CPU(Central Processing Unit)502と、メモリ503と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置504とを有する。CPU502と、RF回路501、メモリ503、及び表示装置504のそれぞれとは、バスを介して接続されている。メモリ503は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。また、端末500が携帯電話機である場合、端末500には、マイクロフォン及びスピーカに接続される音声入出力部、並びに、操作キーなどの入力部等が実装されてもよい。
そして、無線送信部13及び無線受信部14は、RF回路501によって実現される。また、バッファ27は、メモリ503によって実現される。また、表示部212は、表示装置504によって実現される。
そして、実施例1から8の端末で行われる各種処理機能は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現できる。すなわち、要求生成部11と、送信処理部12と、受信処理部15と、アプリケーション処理部16,211と、制御部17とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ503に記録され、各プログラムがCPU502に読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、要求生成部11と、送信処理部12と、受信処理部15と、アプリケーション処理部16と、制御部17とは、ベースバンドCPU及びアプリケーションCPU等の複数のCPUに分けられて実装されてもよい。この場合、アプリケーション処理部16は、アプリケーションCPUによって実現される。
図19は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図19において基地局600は、アンテナを有するRF回路601と、CPU602と、メモリ603と、ネットワークIF(Inter Face)604とを有する。CPU602と、RF回路601、メモリ603、及びネットワークIF604のそれぞれとは、バスを介して接続されている。メモリ603は、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
そして、無線受信部21及び無線送信部29は、RF回路601によって実現される。また、バッファ27は、メモリ603によって実現される。また、ネットワークIF24は、ネットワークIF604によって実現される。
そして、実施例1から8の基地局で行われる各種処理機能は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現できる。すなわち、受信処理部22,25,32と、送信処理部23,28,34と、スケジューラ26,421と、決定部33とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ603に記録され、各プログラムがCPU602に読み出されてプロセスとして機能してもよい。
図20は、制御装置のハードウェア構成を示す図である。図20において制御装置700は、ネットワークIF701,702と、CPU703と、メモリ704とを有する。CPU703と、ネットワークIF701,702及びメモリ704のそれぞれとは、バスを介して接続されている。メモリ704は、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
そして、バッファ37は、メモリ704によって実現される。また、ネットワークIF31,35は、ネットワークIF701,702によって実現される。
そして、実施例1から7の制御装置で行われる各種処理機能は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現できる。すなわち、受信処理部32,36と、決定部33,131,331と、送信処理部34,38と、時間算出部231とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ704に記録され、各プログラムがCPU703に読み出されてプロセスとして機能してもよい。
1,2,3 通信システム
10,110,210 端末
11,111 要求生成部
12,23,28,34,38 送信処理部
13,29 無線送信部
14,21 無線受信部
15,22,25,32,36 受信処理部
16,211 アプリケーション処理部
17 制御部
20,420 基地局
24,31,35,41 ネットワークIF
26,421 スケジューラ
27,37 バッファ
30,130,230,330 制御装置
33,131,331 決定部
40 サーバ
42 要求受信部
43 記憶部
44 送信制御部
141 ポイント付与部
142 総計算出部
143 順序付与部
212 表示部
231 時間算出部

Claims (16)

  1. 基地局から端末へデータを送信する通信システムにおける制御装置であって、
    M(Mは、2以上の自然数)個の端末宛てのデータを受信する受信部と、
    同時に送信するデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記受信されたデータを前記基地局へ送信する送信部と、
    を具備することを特徴とする制御装置。
  2. 同時に送信されるデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記同時に送信されるデータの宛先端末についての、スケジュールを決定する決定部を具備し、
    前記送信部は、前記決定されたスケジュールに基づいて、前記受信されたデータを前記基地局へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に制御装置。
  3. 前記決定部は、前記M個の端末の順序を決定し、前記決定した順序に基づいて、前記スケジュールを決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記決定部は、各データの種別、各データのサイズ、各端末と前記基地局との間の無線品質、又は、これらの任意の組合せに基づいて、前記順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記決定部は、第1のデータの種別の方が第2のデータの種別よりもリアルタイム性が高い場合、前記第1のデータの宛先である第1の端末の順序を前記第2のデータの宛先である第2の端末の順序よりも前にする、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  6. 前記決定部は、第1のデータのサイズの方が第2のデータのサイズよりも大きい場合、前記第1のデータの宛先である第1の端末の順序を前記第2のデータの宛先である第2の端末の順序よりも前にする、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  7. 前記決定部は、第1の端末と前記基地局との間の無線品質が第2の端末と前記基地局との間の無線品質よりも低い場合、前記第1の端末の順序を前記第2の端末の順序よりも前にする、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御装置。
  8. 前記決定部は、
    前記任意の組合せを構成するパラメータ毎に、前記各端末に対してポイントを付与する第1の付与部と、
    前記各端末について全パラメータのポイントの総計値を算出する算出部と、
    前記算出された総計値に基づいて、前記各端末に前記順序を付与する第2の付与部と、
    を具備する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  9. 前記決定された順序に基づいて、前記各端末宛てのデータの送信を開始する予定時間を算出する時間算出部を具備し、
    前記送信部は、前記算出された予定時間に関する情報を、前記基地局へ送信する、
    ことを特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 複数の基地局と接続され、
    前記決定部は、共通の基地局に収容される端末から成るグループ毎に、前記順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項3から9のいずれか一項に記載の制御装置。
  11. 制御装置と、端末へデータを送信する基地局とを有する通信システムにおいて、
    前記制御装置は、
    M(Mは、2以上の自然数)個の端末宛てのデータを受信する第1の受信部と、
    同時に送信するデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記受信されたデータを前記基地局へ送信する送信部と、
    を具備し、
    前記基地局は、
    前記制御装置から送信されたデータを受信する第2の受信部と、
    前記第2の受信部で受信されたデータを、受信順序に従ってスケジューリングするスケジューラと、
    を具備する、
    ことを特徴とする通信システム。
  12. 端末が基地局からデータを取得する通信システムにおける前記端末であって、
    取得要求対象であるデータの種別、又はサイズ、及び自装置が収容される基地局と自装置との間の無線品質の少なくとも1つと、自装置の識別情報と、前記基地局の識別情報とを含む、取得要求を生成する生成部と、
    前記生成された取得要求を前記基地局へ送信する送信部と、
    を具備することを特徴とする端末。
  13. 前記取得要求対象であるデータの送信が開始される予定時間に関する情報を受信する受信部と、
    前記受信された情報を表示する表示部と、
    を具備することを特徴とする請求項12に記載の端末。
  14. 端末が基地局からデータを取得する通信システムにおける制御方法であって、
    M(Mは、2以上の自然数)個の端末宛てのデータを受信し、
    同時に送信するデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記受信されたデータを基地局へ送信する、
    ことを特徴とする制御方法。
  15. 端末が基地局からデータを取得する通信システムにおける送信方法であって、
    端末による取得要求の対象であるデータの種別、若しくはサイズ、及び前記端末が収容される基地局と前記端末との間の無線品質の少なくとも1つと、前記端末の識別情報と、前記基地局の識別情報とを含む取得要求を生成し、
    前記生成された取得要求を前記基地局へ送信する、
    ことを特徴とする送信方法。
  16. 端末が基地局からデータを取得する通信システムにおける前記基地局であって、
    M(Mは、2以上の自然数)個の端末宛てのデータを受信する受信部と、
    同時にスケジューリングされるデータの宛先端末の数が前記Mより小さい自然数になるように、前記同時にスケジューリングされるデータの宛先端末についての、スケジュールを決定する決定部と、
    前記決定されたスケジュールに基づいて、前記受信されたデータをスケジューリングするスケジューラと、
    を具備することを特徴とする基地局。
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