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JP2014176800A - ミストセパレータ、レジスト塗布装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

ミストセパレータ、レジスト塗布装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2014176800A
JP2014176800A JP2013052043A JP2013052043A JP2014176800A JP 2014176800 A JP2014176800 A JP 2014176800A JP 2013052043 A JP2013052043 A JP 2013052043A JP 2013052043 A JP2013052043 A JP 2013052043A JP 2014176800 A JP2014176800 A JP 2014176800A
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mist separator
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mist
film
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Noriko Toida
典子 樋田
Noriaki Nishida
典明 西田
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Abstract

【課題】ミストセパレータにおけるフィルタの表面積を大きくさせる。
【解決手段】ミストセパレータMSは、筒状の第1フィルタFL1と、第2フィルタFL2と、を備えている。第2フィルタFL2は、空間SPに形成されている。空間SPは、平面視で第1フィルタFL1に囲まれかつ第1フィルタFL1の高さ方向において第1フィルタFL1と重なる空間である。第2フィルタFL2は、シート状のフィルタによって形成されている。そして第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミストセパレータ、レジスト塗布装置および半導体装置の製造方法に関し、例えばレジストの塗布に適用可能な技術である。
レジストミストを始めミストに含まれている物質を他の物質から分離するフィルタには、現在様々の種類のものが提案されている。特許文献1には、逆円錐状に形成された整流板を備えたミストコレクタ用フィルタが記載されている。特許文献2には、メッシュ状のねじり板を備えたミスト回収装置が記載されている。特許文献3には、ミストトラップが排気管の排気孔近傍に設けられたレジスト塗布装置が記載されている。特許文献4には、セラミックス多孔体からなり、円錐容器形状に形成された粒子状物質フィルタが記載されている。特許文献5には、円錐状に形成されたフィルタを備える吸排気弁が記載されている。特許文献6には、円錐状に形成されたグリスフィルタが記載されている。
実開平4−134417号公報 実開平5−76520号公報 特開2003−236445号公報 特開2004−332581号公報 特開2006−316809号公報 特開2009−172563号公報
ミストの捕集には、ミストセパレータが用いられることがある。ミストセパレータにおけるミストの捕集性の向上には、ミストセパレータにおけるフィルタの表面積を大きくさせることが求められる。本発明者らは、ミストセパレータにおけるフィルタの表面積を大きくすることを検討した。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、ミストセパレータは、筒状の第1フィルタと、第2フィルタと、を備えている。第2フィルタは、平面視で第1フィルタに囲まれかつ第1フィルタの高さ方向において第1フィルタと重なる空間に形成されている。第2フィルタは、シート状のフィルタによって形成されている。そして第2フィルタは、第1フィルタの他端から第1フィルタの一端に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されている。
前記一実施の形態によれば、ミストの捕集性の高いミストセパレータが提供される。
第1の実施形態におけるミストセパレータを示す概略斜視図である。 図1に示されたミストセパレータの断面図である。 図1に示されたミストセパレータの製造方法の一例を示す概略斜視図である。 第2の実施形態におけるミストセパレータを示す概略斜視図である。 図4に示されたミストセパレータの断面図である。 第3フィルタの製造方法の一例を示す概略斜視図である。 第3の実施形態におけるレジスト塗布装置を示す断面図である。 図7に示されたミストセパレータの近傍の拡大図である。 第3の実施形態における半導体装置を示す断面図である。 図9に示された半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図9に示された半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図9に示された半導体装置の製造方法を示す断面図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態におけるミストセパレータMSを示す概略斜視図である。図1はミストセパレータMSを示す模式図であり、ミストセパレータMSの構成は図1に示されるものに限られない。図2は、図1に示されたミストセパレータMSの中心近傍の断面図である。
ミストセパレータMSは、第1フィルタFL1と、第2フィルタFL2と、を備えている。第1フィルタFL1は、筒状に形成されている。第1フィルタFL1の一端EG1には開口OPが形成されている。第2フィルタFL2は、空間SPに形成されている。空間SPは、平面視で第1フィルタFL1に囲まれかつ第1フィルタFL1の高さ方向において第1フィルタFL1と重なる空間である。第1フィルタFL1の側壁SWには、複数の孔HL1が形成されている。孔HL1は、第1フィルタFL1の側壁SWを貫通している。平面視で第1フィルタFL1の一端EG1に囲まれる面積は、平面視で第1フィルタFL2の他端EG2に囲まれる面積よりも大きい。空間SPは、第2フィルタFL2によって2つの空間(空間SP1および空間SP2)に仕切られている。第2フィルタFL2は、シート状のフィルタによって形成されている。このシート状のフィルタには複数の貫通孔HL2が形成されている。そして第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されている。
ミストセパレータMSの第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されている。この場合、第2フィルタFL2が第1フィルタFL1の他端EG2に沿って平面状に形成されているよりも、第2フィルタFL2の表面積を大きくすることができる。結果、ミストセパレータMSにおけるミストの捕集性が高いものとなる。
本実施形態におけるミストセパレータMSについて図1および2を用いて詳細に説明する。ミストセパレータMSは、図1および2に示されるように、第1フィルタFL1と、第2フィルタFL2と、を備えている。
第1フィルタFL1は、筒状に形成されている。第1フィルタFL1の一端EG1には、開口OPが形成されている。第1フィルタFL1は、図1に示されるように、円筒状に形成されていてもよい。他の例として、第1フィルタFL1は、第1フィルタFL1の平面視における断面形状が多角形(例えば、三角形または正八角形)または楕円となるように形成されていてもよい。第1フィルタFL1は、金属により形成されていてもよい。なお、図1において第2フィルタFL2が描写されている箇所に第1フィルタFL1の側壁SWが描写されていないのは、説明の便宜のためである。図1に示される第1フィルタFL1の側壁SWは、図2に示されるように、第2フィルタFL2を覆っている。
平面視で第1フィルタFL1の一端EG1に囲まれる面積は、平面視で第1フィルタFL2の他端EG2に囲まれる面積よりも大きい。第1フィルタFL1が図1に示されるように円筒状に形成されている場合は、第1フィルタFL1の一端EG1における直径d1が第1フィルタFL2の他端EG2における直径d2よりも大きいことになる(d1>d2)。平面視で第1フィルタFL1に囲まれる面積は、図1に示されるように、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かってテーパ状に変化していてもよい。他の例として、平面視で第1フィルタFL1に囲まれる面積は、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かって減少した後、増加していてもよい。平面視で第1フィルタFL1に囲まれる面積は、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かって増加した後、減少していてもよい。平面視で第1フィルタFL1に囲まれる面積は、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かって階段状に変化していてもよい。また平面視で第1フィルタFL1の一端EG1に囲まれる領域の中心は、図1に示されるように、平面視において、平面視で第1フィルタFL1の他端EG2に囲まれる領域の中心と一致していてもよい。
第1フィルタFL1の側壁SWには、複数の孔HL1が形成されている。孔HL1は、第1フィルタFL1の側壁SWを貫通している。孔HL1は、ミストセパレータMSに達したミストを捕獲する機能を有している。そのため孔HL1の径は、孔HL1が捕獲するミストに適した大きさであることが好ましい。孔HL1の径は、第1フィルタFL1の側壁SWの内側から外側に向かって、一定であってもよいし、または増加していてもよいし、もしくは、減少していてもよい。孔HL1の径が第1フィルタFL1の側壁SWの内側から外側に向かって減少している場合は、ミストに含まれる大きな粒子が第1フィルタFL1の内側近傍で捕獲されやすくなる一方で、ミストに含まれる小さな粒子が第1フィルタFL1の外側近傍で捕獲されやすくなる。このようにして、効率的なミストの捕獲が可能になる。孔HL1の形状の例としては、円もしくは楕円または多角形(例えば、正方形)が挙げられる。複数の孔HL1は、不規則に配置されていてもよい。他の例として、複数の孔HL1は、格子点上に配置されていてもよい。この場合、孔HL1は、格子点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、格子点のすべての点上において形成されていてもよい。複数の孔HL1は、千鳥格子状に配置された点上に形成されていてもよい。この場合孔HL1は、千鳥格子状に配置された点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、千鳥格子状に配置された点のすべて点上において形成されていてもよい。このような孔HL1は、第1フィルタFL1を構成するシート状の部材に形成された孔であってもよい。他の例として、孔HL1は、第1フィルタFL1を構成する線状の複数の部材が互いに編まれた網の隙間であってもよい。この場合、第1フィルタFL1は、メッシュ状に形成されることになる。図1では、四角形に形成された孔HL1が格子点上に配置されている。なお、図1において孔HL1が一部描写されていないのは、説明の便宜のためである。図1におけるミストセパレータMSでは、孔HL1は、側壁SW全体に形成されている。
第2フィルタFL2は、図2に示されるように、空間SPに形成されている。空間SPは、平面視で第1フィルタFL1に囲まれかつ第1フィルタFL1の高さ方向において第1フィルタFL1と重なる空間である。空間SPは、図2に示されるように、第2フィルタFL2によって、2つの空間(空間SP1および空間SP2)に仕切られている。空間SP1は、開口OPが設けられている空間である。第2フィルタFL2は、シート状のフィルタによって形成されている。このシート状のフィルタには複数の貫通孔HL2が形成されている。そして第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されている。第2フィルタFL2は、金属により形成されていてもよい。なお、図1において第1フィルタFL1の他端EG2近傍の一部において第2フィルタFL2が描写されていないのは、説明の便宜のためである。図1における第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2全体に接している。
第2フィルタFL2の形状は、第2フィルタFL2が平面状に形成されるよりも広い表面積を有することができるものであれば、特定の形状に限定されない。第2フィルタFL2は、図2に示されるように、平面視で第2フィルタFL2に囲まれる面積が第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かってテーパ状に変化するように形成されていてもよい。第2フィルタFL2は、平面視で第2フィルタFL2に囲まれる面積が第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かって階段状に変化するように形成されていてもよい。第2フィルタFL2は、平面視で第2フィルタFL2に囲まれる面積が第1フィルタFL1の他端EG2から第1フィルタFL1の一端EG1に向かって減少した後、増加し、再び減少するように形成されていてもよい。第2フィルタFL2は、図1に示されるように、円錐状に形成されていてもよい。第2フィルタFL2は、第2フィルタFL2の平面視における断面形状が多角形(例えば、三角形または正八角形)または楕円となるように形成されていてもよい。第2フィルタFL2はドーム状に形成されていてもよい。第2フィルタEL2は、図2に示されるように、第1フィルタFL1の他端EG2において第1フィルタFL1に接続していてもよい。この点、第1フィルタFL1と第2フィルタFL2とが接続する箇所は、第1フィルタFLが空間SPに形成されるものであれば、第1フィルタFL1の側壁SWの内壁のいずれの場所でもよい。第2フィルタFL2の高さh2が高いほど第2フィルタFL2の表面積が大きくなる。第2フィルタFL2の高さh2と第1フィルタFL1の高さh1との関係は、例えば、0.8≦h2/h1<1.0であってもよい。
第2フィルタFL2には、複数の貫通孔HL2が形成されている。貫通孔HL2は、第2フィルタFL2を貫通している。貫通孔HL2は、ミストセパレータMSに達したミストを捕獲する機能を有している。そのため貫通孔HL2の径は、貫通孔HL2が捕獲するミストに適した大きさであることが好ましい。貫通孔HL2の径は、第2フィルタFL2が空間SP1と面する表面から第2フィルタFL2が空間SP2と面する表面の方向に向かって、一定であってもよいし、または増加していてもよいし、もしくは、減少していてもよい。貫通孔HL2の径が、第2フィルタFL2が空間SP1と面する表面から第2フィルタFL2が空間SP2と面する表面の方向に向かって減少している場合は、ミストに含まれる大きな粒子が、第2フィルタFL2が空間SP1と面する表面近傍で捕獲されやすくなる一方で、ミストに含まれる小さな粒子が、第2フィルタFL2が空間SP2と面する表面近傍で捕獲されやすくなる。このようにして、効率的なミストの捕獲が可能になる。貫通孔HL2の形状の例としては、円もしくは楕円または多角形(例えば、正方形)が挙げられる。複数の貫通孔HL2は、不規則に配置されていてもよい。他の例として、複数の貫通孔HL2は、格子点上に配置されていてもよい。この場合、貫通孔HL2は、格子点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、格子点のすべての点上において形成されていてもよい。複数の貫通孔HL2は、千鳥格子状に配置された点上に形成されていてもよい。この場合貫通孔HL2は、千鳥格子状に配置された点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、千鳥格子状に配置された点のすべて点上において形成されていてもよい。このような貫通孔HL2は、第2フィルタFL2を構成するシート状の部材に形成された孔であってもよい。他の例として、貫通孔HL2は、第2フィルタFL2を構成する線状の複数の部材が互いに編まれた網の隙間であってもよい。この場合、第2フィルタFL2は、メッシュ状に形成されることになる。図1では、四角形に形成された貫通孔HL2が格子点上に配置されている。なお、図1において貫通孔HL2が一部描写されていないのは、説明の便宜のためである。図1におけるミストセパレータMSでは、貫通孔HL2は、第2フィルタFL2全体に形成されている。
次に、ミストセパレータMSの製造方法について説明する。図3は、ミストセパレータMSの製造方法の一例を示す概略斜視図である。第1フィルタFL1と第2フィルタFL2とは、異なる部材によって形成されていてもよい。この場合、第1フィルタFL1と、第2フィルタFL2とは、図3(a)に示されるように、別々に形成されてもよい。そして別々に形成された第1フィルタFL1と、第2フィルタFL2とは、接続部材(例えば、接着剤)を介して接続されてもよい。あるいは、第2フィルタFL2は、接続部材を介さず、第1フィルタFL1の側壁SWの内壁に挟まれることで、第1フィルタFL1に固定されてもよい。これにより、ミストセパレータMSが形成される(図3(b))。このとき第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の側壁SWに接続される。第2フィルタFL2は、図3に示されるように、第1フィルタFL2の他端EG2において接続されていてもよい。一方第1フィルタFL1と第2フィルタFL2とは、同一の部材によって形成されていてもよい。この場合、第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の他端EG2から連続的に形成されることになる。第1フィルタFL1と第2フィルタFL2とが連続的に形成されたミストセパレータMSは、底部が形成された筒状の第1フィルタFL1を形成する工程と、当該第1フィルタFL1の底部を内側に湾曲させる工程と、により形成されてもよい。
本実施形態におけるミストセパレータMSによれば、第2フィルタFL2が第1フィルタFL1の他端EG2に沿って平面状に形成されているよりも、第2フィルタFL2の表面積を大きくすることができる。加えて、第2フィルタFL2は、第1フィルタFL1の外側ではなく内側に隆起している。このため、本実施形態におけるミストセパレータMSが占める空間は、第2フィルタFL2が第1フィルタFL1の他端に沿って平面状に形成されている場合と変わらない。このように本実施形態におけるミストセパレータMSによれば、ミストの効率的な捕集とともに、占有スペースの縮小が実現される。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態におけるミストセパレータMSを示す概略斜視図である。図4はミストセパレータMSを示す模式図であり、ミストセパレータMSの構成は図4に示されるものに限られない。図5は、図4に示されたミストセパレータMSの断面図である。図5に示された断面図は、フィルタFL3a方向に見た断面図である。本実施形態におけるミストセパレータMSは、第3フィルタFL3をさらに備えている点を除いて、第1の実施形態におけるミストセパレータMSと同様の構成を備えている。
本実施形態におけるミストセパレータMSは、第3フィルタFL3を備えている。第3フィルタFL3は、フィルタFL3aと、フィルタFL3bと、フィルタFL3cと、を含んでいる。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、シート状に形成されている。フィルタFL3aには、複数の貫通孔HL3aが形成されている。貫通孔HL3aは、フィルタFL3aを貫通している。フィルタFL3bおよびフィルタFL3cにも、フィルタFL3aと同様、複数の貫通孔HL3bおよび複数の貫通孔HL3c(不図示)が形成されている。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、空間SP1に形成されている。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、第1フィルタFL1の高さ方向に沿って形成されている。なお、第3フィルタFL3が含むフィルタの数は、図4に示されるように3つ(フィルタFL3a、フィルタFL3bおよびフィルタFL3c)に限定されることはなく、1個でもよいし、複数個であってもよい。第3フィルタFL3に含まれるフィルタの数が増えるほど第3フィルタFL3の表面積が増加する。
本実施形態におけるミストセパレータMSは、第3フィルタFL3を備えている。このため本実施形態におけるフィルタの表面積は、第1の実施形態におけるミストセパレータMSのフィルタの表面積よりも大きい。このため、本実施形態におけるミストセパレータMSによれば、第1の実施形態におけるミストセパレータMSよりも効率的なミストの捕集が実現される。
本実施形態におけるミストセパレータMSについて詳細に説明する。ミストセパレータMSは、図4および5に示されるように、第1フィルタFL1および第2フィルタFL2に加えて、第3フィルタFL3を備えている。
第3フィルタFL3は、図4に示されるように、フィルタFL3aと、フィルタFL3bと、フィルタFL3cと、を含んでいる。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、シート状に形成されている。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、図4に示されるように、フィルタFL1の高さ方向に沿って形成されている。フィルタFL3a(フィルタFL3bおよびFL3c)は、図5に示されるように、空間SP1に形成されている。空間SP1は、空間SPのうち開口OPが設けられている側の空間である。そしてフィルタFL3a(フィルタFL3bおよびFL3c)は、図5に示されるように、フィルタFL1の側壁SWおよびフィルタFL2に接していてもよい。フィルタFL3a(フィルタFL3bおよびFL3c)がフィルタFL1の側壁SWおよびフィルタFL2に接している場合、フィルタFL3a(フィルタFL3bおよびFL3c)は、フィルタFL1およびフィルタFL2に安定に固定される。フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cは、金属により形成されていてもよい。
フィルタFL3aには、複数の貫通孔HL3aが形成されている。貫通孔HL3aは、フィルタFL3aを貫通している。貫通孔HL3aは、ミストセパレータMSに達したミストを捕獲する機能を有している。そのため貫通孔HL3aの径は、貫通孔HL3aが捕獲するミストに適した大きさであることが好ましい。貫通孔HL3aの形状の例としては、円もしくは楕円または多角形(例えば、正方形)が挙げられる。複数の貫通孔HL3aは、不規則に配置されていてもよい。他の例として、複数の貫通孔HL3aは、格子点上に配置されていてもよい。この場合、貫通孔HL3aは、格子点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、格子点のすべての点上において形成されていてもよい。複数の貫通孔HL3aは、千鳥格子状に配置された点上に形成されていてもよい。この場合貫通孔HL3aは、千鳥格子状に配置された点の一部の点上において形成されていなくてもよいし、または、千鳥格子状に配置された点のすべて点上において形成されていてもよい。このような貫通孔HL3aは、フィルタFL3aを構成するシート状の部材に形成された孔であってもよい。他の例として、貫通孔HL3aは、フィルタFL3aを構成する線状の複数の部材が互いに編まれた網の隙間であってもよい。この場合、フィルタFL3aは、メッシュ状に形成されることになる。図4および5では、四角形に形成された貫通孔HL3aが格子点上に配置されている。なお、図4において貫通孔HL3aが一部描写されていないのは、説明の便宜のためである。図4におけるミストセパレータMSでは、貫通孔HL3aは、フィルタFL3a全体に形成されている。以上で述べた貫通孔HL3aに関する事柄は、フィルタFL3bおよびFL3cにそれぞれ形成された貫通孔HL3bおよびHL3c(不図示)についても同様である。貫通孔HL3a、HL3bおよびHL3cの形状は、互いに同じでもよいし異なっていてもよい。貫通孔HL3a、HL3bおよびHL3cの配置は、互いに同じでもよいし異なっていてもよい。
次に、第3フィルタFL3の製造方法について説明する。図6は、第3フィルタFL3の製造方法の一例を示す概略斜視図である。まず、シート状に形成されたフィルタFL3aを用意する。フィルタFL3aは、図6(a)に示されるように、辺S1、S2、S3およびS4に沿って形成されていてもよい。辺S1およびS2は、第1フィルタFL1の側壁SWに接することになる。辺S3およびS4は、第2フィルタFL2に接することになる。次に、フィルタFL3aの中心Sの一部にスリットを形成する(図6(a))。フィルタFL3bおよびFL3cについても同様の処理を施す。次に、フィルタFL3a、FL3bおよびFL3cを、それぞれの中心に形成されたスリットを介して組み合わせる(図6(b))。これにより第3フィルタFL3が形成される。完成した第3フィルタFL3は、第1フィルタFL1および第2フィルタFL2に接続される。これにより、本実施形態におけるミストセパレータMSが形成される。第3フィルタFL3は、接続部材(例えば、接着剤)を介して第1フィルタFL1および第2フィルタFL2に接続されてもよい。あるいは、第3フィルタFL3は、接続部材を介さず、第1フィルタFL1の側壁SWの内壁に挟まれることで、第1フィルタFL1に固定されてもよい。
本実施形態におけるミストセパレータMSによれば、第3フィルタFL3の存在により、第1の実施形態におけるミストセパレータMSよりも、フィルタの表面積を大きくすることができる。加えて、第3フィルタFL3は、第1フィルタFL1の内側に形成されている。このため、本実施形態におけるミストセパレータMSが占める空間は、第1の実施形態におけるミストセパレータMSが占める空間と変わらない。このように本実施形態におけるミストセパレータMSによれば、ミストの効率的な捕集とともに、占有スペースの縮小が実現される。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態におけるレジスト塗布装置APを示す断面図である。本実施形態では、第1の実施形態または第2の実施形態におけるミストセパレータMSがレジスト塗布装置APに用いられる。レジスト塗布装置APは、基板(例えば、シリコン基板などの半導体基板)にレジストを塗布する装置である。基板へのレジストの塗布に際しては、余分なレジストがレジストミストとして排出されることがある。本実施形態では、そのようなレジストミストに対してミストセパレータMSが用いられる。
レジスト塗布装置APは、図7に示されるように、載置台STGと、排出管DNと、送風部BSTと、ミストセパレータMSと、を備えている。載置台STGは、基板を回転させることで基板上にレジストを塗布する台である。排出管DNは、レジストミストを排出する管である。排出管DNには、導入口IOが形成されている。載置台STGにおけるレジストによって発生したレジストミストは、導入口IOに導入される。排出管DNは、導入口IOを介してレジストミストを排出する。送風部BSTは、載置台STGから導入口IOにレジストミストを気流によって誘導する。ミストセパレータMSは、第1の実施形態または第2の実施形態におけるミストセパレータMSである。ミストセパレータMSは、排出口DN内に設けられている。そしてミストセパレータMSは、第1フィルタFL1の一端EG1が第1フィルタの他端EG2よりも気流の上流側に位置するように設けられている。
本実施形態におけるレジスト塗布装置APについて、図7を用いて詳細に説明する。
載置台STGには、基板が載置される。基板にはレジストが塗布される。基板に塗布されるレジストは、図7に示されるように、レジストノズルRNから供給されてもよい。レジストノズルRNは、図7に示されるように、載置台STGの中心上に形成されていてもよい。この場合、レジストノズルRNから供給されるレジストは、滴下により供給されることになる。載置台STGは、回転機構RTに接続されている。回転機構RTによって載置台STGは、水平方向に回転する。本実施形態におけるレジスト塗布装置では、載置台STGの回転により発生する遠心力によって、レジストノズルRNから基板に滴下したレジストが基板の表面全体に塗布されることになる。このようなレジストの塗布方法によれば、基板上に塗布されるレジストの厚さを均一にすることができる。
以上のレジストの塗布方法によれば、余分なレジストがレジストミストとなり、載置台STGから飛散することがある。このような飛散したレジストミストは、送風部BSTによって発生させられる気流によって導入口IOに誘導される。図7における白矢印は、送風部BSTによって発生させられた気流を概念的に示したものである。仮に飛散したレジストミストが送風部BSTによって発生させられた気流による誘導から外れてしまっても、そのようなレジストミストは、カップCPに付着することになる。このためレジストミストがカップCPの外側に飛散することはない。
導入口IOに誘導されたレジストミストを含む気流は、排出管DNに排出される。気流に含まれるレジストミストは、ミストセパレータMSによって捕集される。ミストセパレータMSは、図8に示されるように、レジスト塗布装置APの底部BTに取り付けられている。図8は、図7に示されたミストセパレータMSの近傍の拡大図である。ミストセパレータMSは、排出管DN内に形成されている。そしてミストセパレータMSは、図8に示されるように、第1フィルタFL1の一端EG1が第1フィルタの他端EG2よりも気流の上流側に位置するように設けられている。ミストセパレータMSは、図8に示されるように、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かう方向が排出管DNに沿うように、排出管DNに設けられていてもよい。ミストセパレータMSは、第1フィルタFL1の一端EG1から第1フィルタFL1の他端EG2に向かう方向が鉛直方向に沿うように形成されていてもよい。この場合、ミストセパレータMSは、図8に示されるように、第1フィルタFL1の一端EG1が第2フィルタFL1の他端EG2よりも高い位置に形成されていてもよい。ミストセパレータMSは、リングRGを介して底部BTに固定されていてもよい。この場合リングRGには、排出管DNが露出される開口が形成されている。リングRGは、金属(例えば、アルミニウム)により形成されていてもよい。この場合、ミストセパレータMSは、リングRGの溶着により底部BTに固定されていてもよい。排出管DNの内壁の径は、位置によらず、一定であってもよい。
本実施形態におけるレジスト塗布装置APによれば、ミストセパレータMSのフィルタの表面積が大きい。このため本実施形態におけるレジスト塗布装置APでは、ミストセパレータMSにおけるレジストミストの目詰まりが生じにくい。仮にこのようなレジストミストの目詰まりが生じると、レジストミストの排気気流の流速または流路に影響を与えることがある。そしてこのような排気気流の流速または流路の変動は、基板上に塗布されるレジストの厚さに影響を及ぼすことがある。またレジストミストの排気量の減少は、基板上に不要なレジストが付着するという結果を招く場合がある。一方レジストミストの目詰まりが生じにくい本実施形態におけるレジスト塗布装置APでは、上述した問題が生じにくいことになる。
本実施形態におけるレジスト塗布装置APは、例えば、図9に示される半導体装置SDにおける配線層WIの形成に用いてもよい。図9は、本実施形態における半導体装置SDを示す断面図である。半導体装置SDは、基板SUBと、基板SUBに設けられたトランジスタTRと、複数の配線層WIからなる多層配線構造と、を有している。
半導体装置SDについて、図9を用いて詳細に説明する。基板SUBは、半導体基板(例えば、シリコン基板)としてもよい。基板SUBには、素子分離膜STIが形成されている。素子分離膜STIは、トランジスタTRを他の素子から電気的に分離する機能を果たしている。素子分離膜STIは、絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)により形成されていてもよい。トランジスタTRは、ゲート絶縁膜GIと、ゲート電極GEと、サイドウォールSDWと、拡散領域(ソース・ドレイン領域)DRと、を有する。ゲート絶縁膜GIは、基板SUB上に設けられている。ゲート絶縁膜GIは、絶縁膜により形成されている。ゲート絶縁膜GIは、シリコン酸化膜(SiO)、酸化窒化シリコン膜(SiON膜)または高誘電率膜(例えば、ハフニウムシリケート膜(HfSiO)または窒素添加ハフニウムシリケート膜)により形成されていてもよい。ゲート電極GEは、ゲート絶縁膜GI上に設けられている。ゲート電極GEは、多結晶シリコンにより形成されていてもよい。またゲート電極GEは、金属膜またはシリサイド膜を含んでいてもよい。サイドウォールSDWは、ゲート絶縁膜GIおよびゲート電極GEの側面上に形成されている。サイドウォールSDWは、絶縁膜(シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜)により形成されていてもよい。拡散領域DRは、ゲート電極GEの側方において基板SUBに形成されている。拡散領域DRには、シリサイド層SCが形成されている。シリサイド層SCは、シリサイドにより形成されている。シリサイド層SCは、Niシリサイド、Ptシリサイド、Coシリサイド、TiシリサイドまたはPtを含有したNiシリサイド(Ni1−xPtSi(0<x<1))により形成されていてもよい。基板SUB上には、トランジスタTRを覆うようにエッチングストッパ膜ES1が形成されている。エッチングストッパ膜ES1は、絶縁膜により形成されている。エッチングストッパ膜ES1は、シリコ窒化膜により形成されていてもよい。エッチングストッパ膜ES1上には、層間絶縁膜ID1が形成されている。層間絶縁膜ID1は、絶縁膜により形成されている。層間絶縁膜ID1は、シリコン酸化膜または低誘電率膜により形成されていてもよい。層間絶縁膜ID1中には、コンタクトプラグCPが形成されている。コンタクトプラグCPは、層間絶縁膜ID1およびエッチングストッパ膜ES1を貫通して拡散領域DRに達している。コンタクトプラグは、金属または多結晶シリコンにより形成されていてもよい。
層間絶縁膜ID1上には、複数の配線層WIが積層されてなる多層配線層が形成されている。配線層WIは、エッチングストッパ膜ES2、エッチングストッパ膜ES2上に設けられる層間絶縁膜ID2、ならびに層間絶縁膜ID2中に形成される配線ICおよびビアプラグVPにより構成されている。エッチングストッパ膜ES2は、絶縁膜により形成されている。エッチングストッパ膜ES1は、シリコ窒化膜により形成されていてもよい。層間絶縁膜ID1は、絶縁膜により形成されている。層間絶縁膜ID1は、シリコン酸化膜または低誘電率膜により形成されていてもよい。配線ICは、金属膜ML(図9において不図示)と、その側面を覆うバリアメタル膜BM(図9おいて不図示)と、により構成される。配線ICおよびビアプラグVPは、デュアルダマシン構造を有していてもよいし、またはシングルダマシン構造を有していてもよい。
次に、本実施形態に係る半導体装置SDの製造方法につき詳細に説明する。本実施形態に係る半導体装置SDは、基板SUB上にトランジスタTRを形成した後、トランジスタTR上に複数の配線層WIからなる多層配線構造を形成することにより得られる。
各配線層WIの形成は、図10から図12までに示されるように行われる。図10から図12までは、半導体装置SDの製造方法を示す断面図である。
まず、基板SUB(図10から図12まででは不図示)上に形成された層間絶縁膜ID2上に、ハードマスクHM、反射防止膜ARおよびレジスト膜RSを、この順に形成する(図10(a))。次いで、パターンが形成されたマスクMKを介してレジスト膜RSを光LTに露光する(図10(b))。次いで、露光されたレジスト膜RSを現像することで、レジストパターンRPを形成する(図11(a))。次いで、レジストパターンRPを形成したレジスト膜RSをマスクとして層間絶縁膜ID2に配線溝ITをエッチングにより形成する(図11(b))。このときのエッチングには、ドライエッチングを用いてもよい。次いで、レジスト膜RSと、反射防止膜ARと、ハードマスクHMと、を層間絶縁膜ID2上から除去する。次いで、配線溝ITの底面および側面ならびに層間絶縁膜ID2の表面全体にバリアメタル膜BMを形成する(図12(a))。バリアメタル膜BMは、チタン、窒化チタン、タンタル、窒化タンタルまたは窒化タングステンにより形成されていてもよい。次いで、配線溝ITに金属膜ML(導電膜)を埋め込む(図12(b))。金属膜MLは、銅により形成されていてもよい。金属膜MLは、めっき処理により形成されてもよい。図12(b)に示されるように、金属膜MLは、配線溝ITだけでなく、配線溝IT外の層間絶縁膜ID2上にも形成される。このような金属膜MLは、例えば、Chemical Mechanical Polishing(CMP)により除去する。これにより、配線溝ITに埋め込まれた配線ICを得る。以上のようにして、各配線層WIが得られることとなる。
本実施形態におけるレジスト塗布装置APは、図10(a)に示されるレジスト膜RSを形成する工程で用いてもよい。この場合、基板SUBがレジスト塗布装置APの載置台STGに載置されることになる。このとき基板SUBは、基板SUBの中心が載置台STGの回転軸と一致するように載置してもよい。レジスト膜RSは、基板SUBをレジスト塗布装置APの載置台STGに載置してレジスト膜RSを形成するレジストを塗布する工程と、基板SUBを加熱する工程と、により形成されてもよい。レジスト塗布装置APが半導体装置SDの形成に用いられるのは、上述のレジスト膜RSが形成される場合に限られない。基板SUB上にレジスト膜を形成するいずれの工程についても、レジスト塗布装置APを用いることができる。一の例として、半導体装置SDの拡散領域DRを形成するために基板SUB上にレジスト膜を形成する場合にレジスト塗布装置APを用いることができる。この場合、基板SUBは、レジスト塗布装置APの載置台STGに載置される。他の例として、半導体装置SDのコンタクトプラグCPを形成するために層間絶縁膜ID1上にレジスト膜を形成する場合にレジスト塗布装置APを用いることができる。この場合も、基板SUBは、レジスト塗布装置APの載置台STGに載置される。
レジスト塗布装置APが半導体装置SDの製造に用いられる場合、各工程で形成されるレジスト膜の均一性が向上する。これにより、半導体装置SDの特性を良好なものにすることが可能になる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
MS ミストセパレータ
FL1 第1フィルタ
FL2 第2フィルタ
FL3 第3フィルタ
FL3a フィルタ
FL3b フィルタ
FL3c フィルタ
HL1 孔
HL2 貫通孔
HL3a 貫通孔
EG1 一端
EG2 他端
SW 側壁
OP 開口
SP 空間
SP1 空間
SP2 空間
AP レジスト塗布装置
STG 載置台
RT 回転機構
BST 送風部
RN レジストノズル
CP カップ
IO 導入口
DN 排出管
BT 底部
RG リング
SD 半導体装置
SUB 基板
STI 素子分離膜
TR トランジスタ
DR 拡散領域
SC シリサイド層
GI ゲート絶縁膜
SDW サイドウォール
GE ゲート電極
CP コンタクトプラグ
ES1 エッチングストッパ膜
ES2 エッチングストッパ膜
ID1 層間絶縁膜
ID2 層間絶縁膜
WI 配線層
VP ビアプラグ
IC 配線
HM ハードマスク
AR 反射防止膜
RS レジスト膜
MK マスク
LT 光
RP レジストパターン
IT 配線溝
BM バリアメタル膜
ML 金属膜

Claims (9)

  1. 一端に開口が形成された筒状の第1フィルタと、
    平面視で前記第1フィルタに囲まれかつ前記第1フィルタの高さ方向において前記第1フィルタと重なる空間に形成された第2フィルタと、
    を備え、
    前記第1フィルタの側壁には、前記第1フィルタの側壁を貫通する複数の孔が形成されており、
    平面視で前記第1フィルタの前記一端に囲まれる面積は、平面視で前記第1フィルタの他端に囲まれる面積よりも大きく、
    前記空間は、前記第2フィルタによって2つの空間に仕切られており、
    前記第2フィルタは、複数の貫通孔が形成されたシート状のフィルタによって形成され、かつ、前記第1フィルタの前記他端から前記第1フィルタの前記一端に向かう方向に隆起した凸部を有するように形成されているミストセパレータ。
  2. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    前記第1フィルタと前記第2フィルタとは異なる部材によって形成されており、
    前記第2フィルタは、前記第1フィルタの前記側壁に接続されているミストセパレータ。
  3. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    前記第1フィルタと前記第2フィルタとは同一の部材によって形成されており、
    前記第2フィルタは、前記第1フィルタの前記他端から連続的に形成されているミストセパレータ。
  4. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    平面視で前記第1フィルタによって囲まれる面積は、前記第1フィルタの前記一端から前記第1フィルタの前記他端に向かってテーパ状に変化しているミストセパレータ。
  5. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    前記第1フィルタは円筒状に形成されており、
    前記第2フィルタは円錐状に形成されているミストセパレータ。
  6. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    前記第1フィルタの複数の前記孔は、格子点上に配置されており、
    前記第2フィルタの複数の前記貫通孔は、格子点上に配置されているミストセパレータ。
  7. 請求項1に記載のミストセパレータであって、
    複数の貫通孔が形成されたシート状の第3フィルタをさらに備え、
    前記第3フィルタは、前記空間のうち前記第1フィルタの前記開口が形成されている側の空間に形成され、かつ、前記第1フィルタの高さ方向に沿って形成されているミストセパレータ。
  8. 基板を回転させることで前記基板上にレジストを塗布する載置台と、
    前記載置台における前記レジストによって発生するレジストミストが導入される導入口が形成され、かつ、前記導入口を介して前記レジストミストを排出する排出管と、
    前記載置台から前記導入口に前記レジストミストを気流によって誘導する送風部と、
    前記排出口内に設けられたミストセパレータと、
    を備え、
    前記ミストセパレータは、
    一端に開口が形成された筒状の第1フィルタと、
    平面視で前記第1フィルタに囲まれかつ前記第1フィルタの高さ方向において前記第1フィルタと重なる空間に形成された第2フィルタと、
    を備え、
    前記第1フィルタの側壁には、前記第1フィルタの側壁を貫通する複数の孔が形成されており、
    平面視で前記第1フィルタの前記一端に囲まれる面積は、平面視で前記第1フィルタの他端に囲まれる面積よりも大きく、
    前記空間は、前記第2フィルタによって2つの空間に仕切られており、
    前記第2フィルタは、複数の貫通孔が形成されたシート状のフィルタによって形成され、かつ、前記第1フィルタの前記他端から前記第1フィルタの前記一端に向かう方向に隆起するように形成されており、
    前記ミストセパレータは、前記第1フィルタの前記一端が前記第1フィルタの前記他端よりも前記気流の上流に位置するように設けられているレジスト塗布装置。
  9. 基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上にレジスト膜を形成する工程と、
    パターンが形成されたマスクを介して前記レジスト膜を露光することでレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンが形成された前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜に配線溝をエッチングにより形成する工程と、
    前記配線溝に導電膜を埋め込む工程と、
    を備え、
    前記レジスト膜を形成する工程では、請求項8に記載のレジスト塗布装置の前記載置台に前記基板を載置して前記レジスト膜が形成される半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170108856A (ko) * 2016-03-17 2017-09-27 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 트랩 장치 및 이것을 사용한 배기계, 그리고 기판 처리 장치
KR20180048099A (ko) * 2016-11-02 2018-05-10 (주) 인텐시브필터코리아 산 미스트 처리 장치

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