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JP2014173742A - 給水加温システム - Google Patents

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JP2014173742A
JP2014173742A JP2013043599A JP2013043599A JP2014173742A JP 2014173742 A JP2014173742 A JP 2014173742A JP 2013043599 A JP2013043599 A JP 2013043599A JP 2013043599 A JP2013043599 A JP 2013043599A JP 2014173742 A JP2014173742 A JP 2014173742A
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JP
Japan
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heat
water
engine
condenser
heat exchanger
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JP2013043599A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Otani
和之 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

【課題】エンジンで駆動されるヒートポンプを用いた給水加温システムにおいて、その効率を向上する。また、エンジンからの排熱も有効活用する。
【解決手段】ヒートポンプ2は、蒸発器8において熱源流体から熱をくみ上げ、凝縮器6において給水路4の水を加温する。エンジン3は、ヒートポンプ2の圧縮機5を駆動する。熱源流体昇温器16は、蒸発器8への熱源流体を、エンジン3からの排ガスで加温する。給水路4の水は、廃熱回収熱交換器10、過冷却器9および凝縮器6を順に通される。廃熱回収熱交換器10は、給水路4の給水と、蒸発器8を通過後の熱源流体との間接熱交換器である。過冷却器9は、給水路4の給水と、凝縮器6から膨張弁7への冷媒との間接熱交換器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンで駆動されるヒートポンプを用いた給水加温システムに関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、ボイラ(24)の給水タンク(23)への給水を、ヒートポンプ(12)を用いて加温できるシステムが知られている。また、出願人は、この従来技術に比べてヒートポンプの効率をさらに向上した給水加温システムを提案し、既に特許出願を済ませている(特願2012−79191)。
特開2010−25431号公報(図2、図3)
本発明が解決しようとする課題は、エンジンで駆動されるヒートポンプを用いた給水加温システムにおいて、その効率を向上することにある。また、エンジンからの排熱も有効活用することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が順次環状に接続されて冷媒を循環させ、前記蒸発器において熱源流体から熱をくみ上げ、前記凝縮器において給水路の水を加温するヒートポンプと、このヒートポンプの圧縮機を駆動するエンジンと、前記蒸発器への熱源流体を、前記エンジンからの排ガスで加温する熱源流体昇温器とを備え、前記給水路の水は、廃熱回収熱交換器、過冷却器および前記凝縮器を順に通され、前記廃熱回収熱交換器は、前記給水路の給水と、前記蒸発器を通過後の熱源流体との間接熱交換器であり、前記過冷却器は、前記給水路の給水と、前記凝縮器から前記膨張弁への冷媒との間接熱交換器であることを特徴とする給水加温システムである。
請求項1に記載の発明によれば、エンジンで駆動されるヒートポンプを用いた給水加温システムにおいて、給水路の給水は、廃熱回収熱交換器、過冷却器および凝縮器を順に通される一方、ヒートポンプの熱源流体は、熱源流体昇温器、蒸発器および廃熱回収熱交換器を順に通される。蒸発器への熱源流体を、エンジンからの排ガスで加温しておくことで、ヒートポンプの効率を向上することができる。また、蒸発器を通過後の熱源流体の廃熱や、凝縮器を通過後の冷媒の熱を用いて、凝縮器への給水を予熱しておくことで、ヒートポンプの効率を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、前記エンジンから前記熱源流体昇温器への排ガス路に、排ガス浄化触媒を設けたことを特徴とする請求項1に記載の給水加温システムである。
請求項2に記載の発明によれば、触媒反応熱も利用して、蒸発器への熱源流体を、エンジンからの排ガスで昇温することができる。
請求項3に記載の発明は、前記凝縮器を通過後の水を、前記エンジンからの排ガスで加温する排ガス熱交換器をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給水加温システムである。
請求項3に記載の発明によれば、給水をヒートポンプで加温した後、さらにエンジンからの排ガスで加温することができる。このような順序で加温することで、給水を効率よく昇温することができる。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記凝縮器を通過後の水を、前記エンジンのジャケットの冷却に用いて加温するジャケット熱交換器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給水加温システムである。
請求項4に記載の発明によれば、給水をヒートポンプで加温した後、エンジンのジャケット冷却時の排熱でさらに加温することができる。
本発明によれば、エンジンで駆動されるヒートポンプを用いた給水加温システムにおいて、その効率を向上することができる。また、エンジンからの排熱も有効活用することができる。
本発明の給水加温システムの一実施例を示す概略図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の給水加温システム1の一実施例を示す概略図である。
本実施例の給水加温システム1は、蒸気圧縮式のヒートポンプ2と、このヒートポンプ2を駆動するエンジン3とを備える。そして、給水加温システム1は、給水路4の水を、ヒートポンプ2で加温すると共に、エンジン3の排熱を用いて加温する。このようにして加温された水は、その用途を特に問わないが、たとえばボイラへの給水として用いられる。
ヒートポンプ2は、圧縮機5、凝縮器6、膨張弁7および蒸発器8が順次環状に接続されて構成される。そして、圧縮機5は、ガス冷媒を圧縮して高温高圧にする。また、凝縮器6は、圧縮機5からのガス冷媒を凝縮液化する。さらに、膨張弁7は、凝縮器6からの液冷媒を通過させることで、冷媒の圧力と温度とを低下させる。そして、蒸発器8は、膨張弁7からの冷媒の蒸発を図る。
従って、ヒートポンプ2は、蒸発器8において、冷媒が外部から熱を奪って気化する一方、凝縮器6において、冷媒が外部へ放熱して凝縮することになる。これを利用して、ヒートポンプ2は、蒸発器8において熱源流体から熱をくみ上げ、凝縮器6において給水路4の水を加温する。なお、熱源流体は、特に問わないが、本実施例では熱源水(たとえば廃温水)である。
ヒートポンプ2は、さらに、凝縮器6と膨張弁7との間に、過冷却器9を備えるのが好ましい。過冷却器9は、凝縮器6から膨張弁7への冷媒と、凝縮器6への給水との間接熱交換器である。過冷却器9により、凝縮器6への給水で、凝縮器6から膨張弁7への冷媒を過冷却することができると共に、凝縮器6から膨張弁7への冷媒で、凝縮器6への給水を加温することができる。ヒートポンプ2の冷媒は、好適には、凝縮器6において潜熱を放出し、過冷却器9において顕熱を放出する。
つまり、凝縮器6において、ガス冷媒は凝縮して液冷媒となり、その液冷媒が過冷却器9に供給されて、過冷却器9において、液冷媒はさらに冷却(過冷却)される。冷媒の凝縮用と過冷却用とで熱交換器を分けることで、熱交換器の設計が容易となり、熱交換器を簡易な構造で小型化でき、コストの削減を図ることができる。また、汎用の熱交換器の利用も可能となる。
その他、ヒートポンプ2には、圧縮機5の入口側にアキュムレータを設置したり、圧縮機5の出口側に油分離器を設置したり、凝縮器6の出口側(凝縮器6と過冷却器9との間)に受液器を設置したりしてもよい。
給水加温システム1は、さらに、廃熱回収熱交換器10を備えるのが好ましい。この廃熱回収熱交換器10は、過冷却器9への給水と、蒸発器8を通過後の熱源水との間接熱交換器である。従って、給水路4の水は、給水ポンプ11により、廃熱回収熱交換器10、過冷却器9および凝縮器6へと順に通されることになる。
一方、熱源水は、熱源供給路12を介して、蒸発器8を通された後、廃熱回収熱交換器10に通される。本実施例では、熱源供給路12には、蒸発器8より上流側に熱源供給ポンプ(図示省略)が設けられており、この熱源供給ポンプを作動させることで、熱源水を、蒸発器8と廃熱回収熱交換器10とに順に通すことができる。
蒸発器8を先に通した後に廃熱回収熱交換器10に熱源水を通すことで、廃熱回収熱交換器10を先に通した後に蒸発器8に熱源水を通す場合と比較して、蒸発器8における冷媒の蒸発温度(つまり蒸発圧力)を高めることができ、圧縮機5の圧力比を小さくすることができ、省エネルギーを図ることができる。
エンジン3は、ヒートポンプ2の圧縮機5を駆動する。図示例では、エンジン3の動力は、ベルト13を介して圧縮機5を駆動する。エンジン3は、その構成を特に問わないが、たとえばガスエンジンまたはディーゼルエンジンであり、駆動に伴い排ガスを排出する。また、本実施例のエンジン3は、後述するように、ジャケット14を備える水冷式とされている。
給水加温システム1は、蒸発器8への熱源流体を、エンジン3から排ガス路15を介した排ガスで加温する熱源流体昇温器16を備える。熱源流体昇温器16は、熱源供給路12に設けられ、蒸発器8への熱源流体と、エンジン3からの排ガスとの間接熱交換器である。蒸発器8への熱源流体を、エンジン3からの排ガスで昇温しておくことで、ヒートポンプ2の効率を向上することができる。また、熱源水を熱源流体昇温器16で昇温できるので、比較的温度の低い熱源水でも昇温してヒートポンプ2の熱源として用いることが可能となる。
給水加温システム1は、好ましくは、エンジン3のジャケット冷却水や排ガスから熱回収して、給水路4の水を加温可能に構成される。そのために、ジャケット熱交換器17と排ガス熱交換器18との内、一方または双方を備えるのが好ましい。本実施例では、実線で示すように、ジャケット熱交換器17を備えるが、これに代えてまたはこれに加えて、二点鎖線で示すように、排ガス熱交換器18を備えてもよい。
ジャケット熱交換器17は、凝縮器6を通過後の水を、エンジン3のジャケット14の冷却に用いて加温するための間接熱交換器である。この際、凝縮器6からの水は、エンジン3のジャケット14に直接に流してもよい(つまりジャケット14自体をジャケット熱交換器17としてもよい)が、ジャケット14とジャケット熱交換器17との間に液体(ジャケット冷却水)を循環させ、その循環液と給水路4の水とをジャケット熱交換器17で熱交換するのがよい。これにより、循環液で、凝縮器6からの給水が加温される。逆に、凝縮器6からの給水により、循環液は冷却され、ひいてはジャケット14やエンジン3の冷却が図られる。
排ガス熱交換器18は、エンジン3からの排ガス路15に設けられ、凝縮器6を通過後の水(ジャケット熱交換器17を備える場合はジャケット熱交換器17を通過後の水)を、エンジン3からの排ガスで加温する間接熱交換器である。給水路4の給水は、排ガス熱交換器18へ供給され、エンジン3からの排ガスと熱交換して加温され、温水使用設備(たとえばボイラ給水タンク)へ送られる。
排ガス熱交換器18を設置する場合、熱源流体昇温器16には、排ガス熱交換器18を通過後の排ガスを供給してもよいし、排ガス熱交換器18の上流側で分岐させた排ガスを供給してもよい。
ところで、エンジン3から熱源流体昇温器16への排ガス路15には、排ガス浄化触媒19を設けてもよい。図示例では、排ガス路15の内、排ガス熱交換器18の上流側に設けたが、排ガス熱交換器18の下流側に設けてもよい。また、排ガス浄化触媒19は、排ガス熱交換器18を備えない排ガス路15にも設けることができる。いずれにしても、排ガス路15に排ガス浄化触媒19を設けることで、熱源流体昇温器16への排ガスを触媒反応熱により昇温することができる。また、排ガス浄化触媒19により、排ガス中の有害成分の除去を図ることができる。
本発明の給水加温システム1は、前記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、ヒートポンプ2の熱源として熱源水を用いた例について説明したが、ヒートポンプ2の熱源流体として、熱源水に限らず、空気や排ガスなど各種の流体を用いることができる。但し、熱源流体は、蒸発器8においてヒートポンプ2の冷媒に熱(顕熱)を与えつつ自身は温度低下を伴い、その後、廃熱回収熱交換器10において給水に熱(顕熱)を与えつつ自身は温度低下を伴う流体が好ましい。
1 給水加温システム
2 ヒートポンプ
3 エンジン
4 給水路
5 圧縮機
6 凝縮器
7 膨張弁
8 蒸発器
9 過冷却器
10 廃熱回収熱交換器
11 給水ポンプ
12 熱源供給路
13 ベルト
14 ジャケット
15 排ガス路
16 熱源流体昇温器
17 ジャケット熱交換器
18 排ガス熱交換器
19 排ガス浄化触媒

Claims (4)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が順次環状に接続されて冷媒を循環させ、前記蒸発器において熱源流体から熱をくみ上げ、前記凝縮器において給水路の水を加温するヒートポンプと、
    このヒートポンプの圧縮機を駆動するエンジンと、
    前記蒸発器への熱源流体を、前記エンジンからの排ガスで加温する熱源流体昇温器とを備え、
    前記給水路の水は、廃熱回収熱交換器、過冷却器および前記凝縮器を順に通され、
    前記廃熱回収熱交換器は、前記給水路の給水と、前記蒸発器を通過後の熱源流体との間接熱交換器であり、
    前記過冷却器は、前記給水路の給水と、前記凝縮器から前記膨張弁への冷媒との間接熱交換器である
    ことを特徴とする給水加温システム。
  2. 前記エンジンから前記熱源流体昇温器への排ガス路に、排ガス浄化触媒を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の給水加温システム。
  3. 前記凝縮器を通過後の水を、前記エンジンからの排ガスで加温する排ガス熱交換器をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給水加温システム。
  4. 前記凝縮器を通過後の水を、前記エンジンのジャケットの冷却に用いて加温するジャケット熱交換器をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給水加温システム。
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