JP2014036430A - マルチキャストパケット転送システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マルチキャスト専用経路でマルチキャストパケットを受信するときに、マルチキャストパケットのソースIPアドレスを基に、ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られるRPF(Reverse Path Forwarding) インタフェースと同一物理ポートから受信するマルチキャストパケットを転送し、RPFインタフェースと異なる物理ポートから受信するマルチキャストパケットを廃棄する制御手段を備える。
【選択図】 図1
Description
図1において、マルチキャスト送信ホスト101はルータ4と接続され、マルチキャスト受信ホスト102はルータ3と接続される。ルータ4はルータ1およびルータ2と接続され、ルータ4とルータ3の間には2つの異経路が存在する。マルチキャスト送信ホスト101からルータ4を介してマルチキャスト受信ホスト102に向けて送信されるマルチキャストパケットは、1つ目の経路として、ルータ4〜ルータ1〜MPLS−TPスイッチ11〜MPLS−TP P2Pパス網21〜MPLS−TPスイッチ13〜ルータ3の経路で転送される。2つ目の経路として、ルータ4〜ルータ2〜MPLS−TPスイッチ12〜MPLS−TP P2MPパス網22〜MPLS−TPスイッチ14〜ルータ3の経路で転送される。
図2において、ルータ1とルータ3間、およびルータ2とルータ3間には、MPLS−TPスイッチ11〜14(図2では省略)を介してイーサネットのVLANを用いた論理的なパスが設定される。ルータ1とルータ3間のユニキャストパケットはVLAN−ID=1のVLANにより論理パスが設定され、ルータ1とルータ3間のマルチキャストパケットはVLAN−ID=101のVLANにより論理パスが設定されるものとする。同様に、ルータ2とルータ3間のユニキャストパケットはVLAN−ID=2のVLANにより論理パスが設定され、ルータ2とルータ3間のマルチキャストパケットはVLAN−ID=101のVLANにより論理パスが設定されるものとする。
図1に示す4台のルータ1〜4間において、OSPFやBGP等のユニキャストルーティングプロトコルが動作して、各ルータにIP経路が設定されていることとする。ルータ3において、通常時は、宛先IPアドレスがIP#1のIPパケットの転送先インタフェースは、物理インタフェース識別子がIF3、論理インタフェース識別子がVLAN−ID=1であるとする。
図3において、マルチキャスト送信ホスト101はルータ5と接続され、マルチキャスト受信ホスト102はルータ6と接続される。ルータ5はルータ1およびルータ2と接続され、ルータ6はルータ3およびルータ4と接続され、さらにルータ3とルータ4が接続される。
図4において、ルータ1とルータ3間、およびルータ2とルータ4間には、MPLS−TPスイッチ11〜14(図4では省略)を介してイーサネットのVLANを用いた論理的なパスが設定される。ルータ1とルータ3間のユニキャストパケットはVLAN−ID=1のVLANにより論理パスが設定され、ルータ1とルータ3間のマルチキャストパケットはVLAN−ID=101のVLANにより論理パスが設定されるものとする。同様に、ルータ2とルータ4間のユニキャストパケットはVLAN−ID=2のVLANにより論理パスが設定され、ルータ2とルータ4間のマルチキャストパケットはVLAN−ID=101のVLANにより論理パスが設定されるものとする。
11,12,13,14 MPLS−TPスイッチ
21 MPLS−TP P2Pパス網
22 MPLS−TP P2MPパス網
101 マルチキャスト送信ホスト
102 マルチキャスト受信ホスト
Claims (4)
- マルチキャスト専用経路でマルチキャストパケットを受信するときに、前記マルチキャストパケットのソースIPアドレスを基に、ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られるRPF(Reverse Path Forwarding) インタフェースと同一物理ポートから受信するマルチキャストパケットを転送し、前記RPFインタフェースと異なる物理ポートから受信するマルチキャストパケットを廃棄する制御手段を備えた
ことを特徴とするマルチキャストパケット転送システム。 - 請求項1に記載のマルチキャストパケット転送システムにおいて、
前記ユニキャストIPルーティングテーブルは、IPアドレス、物理インタフェース識別子、論理インタフェース識別子をエントリ要素としたエントリ群で構成され、前記受信したマルチキャストパケットのソースIPアドレスをキーにして検索すると、対応する物理インタフェース識別子および論理インタフェース識別子を出力する構成であり、
さらに、物理インタフェース識別子および論理インタフェース識別子をエントリ要素としたエントリ群で構成され、前記ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られた前記物理インタフェース識別子をキーにして検索すると、対応する論理インタフェース識別子を出力するマルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを備え、
前記制御手段は、マルチキャストパケットを受信したときに、前記ユニキャストIPルーティングテーブルおよび前記マルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを検索し、当該マルチキャストパケットのソースIPアドレスに対応して前記ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られた物理インタフェース識別子が、当該マルチキャストパケットの受信元の物理インタフェースと一致し、かつ、前記物理インタフェースに対応して前記マルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを検索して得られた論理インタフェース識別子が、当該マルチキャストパケットの受信元の論理インタフェースと一致している場合に転送を行い、それ以外の場合に廃棄する構成である
ことを特徴とするマルチキャストパケット転送システム。 - マルチキャスト専用経路でマルチキャストパケットを受信するときに、前記マルチキャストパケットのソースIPアドレスを基に、ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られるRPF(Reverse Path Forwarding) インタフェースと同一物理ポートから受信するマルチキャストパケットを転送し、前記RPFインタフェースと異なる物理ポートから受信するマルチキャストパケットを廃棄する
ことを特徴とするマルチキャストパケット転送方法。 - 請求項3に記載のマルチキャストパケット転送方法において、
前記ユニキャストIPルーティングテーブルは、IPアドレス、物理インタフェース識別子、論理インタフェース識別子をエントリ要素としたエントリ群で構成され、前記受信したマルチキャストパケットのソースIPアドレスをキーにして検索すると、対応する物理インタフェース識別子および論理インタフェース識別子を出力し、
さらに、物理インタフェース識別子および論理インタフェース識別子をエントリ要素としたエントリ群で構成され、前記ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られた前記物理インタフェース識別子をキーにして検索すると、対応する論理インタフェース識別子を出力するマルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを有し、
マルチキャストパケットを受信したときに、前記ユニキャストIPルーティングテーブルおよび前記マルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを検索し、当該マルチキャストパケットのソースIPアドレスに対応して前記ユニキャストIPルーティングテーブルを検索して得られた物理インタフェース識別子が、当該マルチキャストパケットの受信元の物理インタフェースと一致し、かつ、前記物理インタフェースに対応して前記マルチキャスト受信インタフェース登録テーブルを検索して得られた論理インタフェース識別子が、当該マルチキャストパケットの受信元の論理インタフェースと一致している場合に転送を行い、それ以外の場合に廃棄する
ことを特徴とするマルチキャストパケット転送方法。
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