JP2014090639A - 車両用充電制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒータなどを設けずに、低温環境下において、電池などの蓄電装置に充電可能な容量の低下を抑制できる、車両用充電制御システムを提供する。
【解決手段】外部電源7から駆動用電池5への充電中に、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下であるときには、駆動用電池5への充電と駆動用電池5からの放電とが断続的に繰り返される。この充放電の繰り返しにより、駆動用電池5を効果的に発熱させることができる。よって、ヒータなどを設けずに、低温環境下において、駆動用電池5を昇温させることができ、駆動用電池5に充電可能な容量の低下を抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】外部電源7から駆動用電池5への充電中に、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下であるときには、駆動用電池5への充電と駆動用電池5からの放電とが断続的に繰り返される。この充放電の繰り返しにより、駆動用電池5を効果的に発熱させることができる。よって、ヒータなどを設けずに、低温環境下において、駆動用電池5を昇温させることができ、駆動用電池5に充電可能な容量の低下を抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の蓄電装置の充電を制御する車両用充電制御システムに関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッドカー(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)などの車両では、急速充電用DC電源および家庭用電源(商用交流電源)などの外部電源からの電力で電池が充電される。そして、電池に蓄えられた電力がモータに供給され、モータが発生する駆動力により、車両が走行する。
低温環境下では、電池の内部抵抗が増大するため、電池に充電可能な容量(電気量)が低下する。電池に充電可能な容量が低下すると、車両の航続可能距離が短くなる。
そこで、電池を加温するためのヒータを設けて、ヒータを通電し、電池を昇温させることにより、電池に充電可能な容量の低下を抑制することが提案されている。
しかしながら、ヒータを設ける構成では、車両のコストおよび重量が増大するという問題がある。
本発明の目的は、ヒータなどを設けずに、低温環境下において、電池などの蓄電装置に充電可能な容量の低下を抑制できる、車両用充電制御システムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用充電制御システムは、蓄電装置と、電力を受け入れる電力受入手段と、外部電源から供給される電力および前記電力受入手段に受け入れられた電力の少なくとも一方で前記蓄電装置を充電し、前記蓄電装置に蓄えられた電力を前記電力受入手段に放電する充放電手段と、前記蓄電装置の温度を検出する温度検出手段と、前記外部電源から前記蓄電装置への充電中において、前記温度検出手段によって検出される温度が所定温度以下であるときに、前記充放電手段を制御して、前記蓄電装置への充電量が前記蓄電装置からの放電量よりも多くなるように、前記蓄電装置への充電および前記蓄電装置からの放電を断続的に繰り返す充放電制御を実行する制御手段とを含む。
この構成によれば、外部電源から蓄電装置への充電中に、蓄電装置の温度が所定温度以下であるときには、蓄電装置への充電と蓄電装置からの放電とが断続的に繰り返される。この充放電の繰り返しにより、蓄電装置を効果的に発熱させることができる。
よって、ヒータなどを設けずに、低温環境下において、蓄電装置を昇温させることができ、蓄電装置に充電可能な容量の低下を抑制することができる。ヒータなどが不要であるので、ヒータが設けられた構成と比較して、コストおよび重量を低減させることができる。
また、蓄電装置が低温から昇温すると、その昇温に伴って、蓄電装置に充電可能な容量が増加する。蓄電装置への充電量が蓄電装置からの放電量を上回るように、充放電が繰り返されるので、蓄電装置に充電可能な容量の増加に伴い、蓄電装置に電力が追加して蓄積される。そのため、蓄電装置を昇温させながら、蓄電装置を充電することができる。
さらに、蓄電装置から放電された電力は、電力受入手段に受け入れられ、その後の蓄電装置の充電に使用される。これにより、蓄電装置から放電された電力が無駄になることを抑制できる。
蓄電装置の蓄電量が所定量未満であり、蓄電装置の空き容量が大きいときには、低温環境下であっても、蓄電装置を良好に充電することができる。そのため、充放電制御は、蓄電装置の蓄電量が所定量以上であるときに実行されることが好ましい。これにより、蓄電装置から電力が無駄に放電されることを抑制できる。
本発明によれば、ヒータなどの外部から蓄電装置を加温する構成を設けずに、低温環境下において、蓄電装置を昇温させることができ、蓄電装置に充電可能な容量の低下を抑制することができる。ヒータなどが不要であるので、ヒータが設けられた構成と比較して、コストおよび重量を低減させることができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の構成を図解的に示す図である。
車両1は、駆動モータ2を搭載した電気自動車である。
駆動モータ2は、交流電力の供給を受けて、車両1の走行のための駆動力を発生する。駆動モータ2の駆動力は、それぞれドライブシャフト3L,3Rを介して、左右の駆動輪4L,4Rに伝達される。また、駆動モータ2は、発電機能を有している。車両1の減速時には、ドライブシャフト3L,3Rの回転が駆動モータ2に伝達され、その回転が電力に回生される。
また、車両1は、駆動用電池5およびインバータ6を備えている。
駆動用電池5は、複数の二次電池を組み合わせた組電池からなる。
インバータ6は、駆動用電池5から直流電力の供給を受け、直流電力を交流電力に変換し、その交流電力を駆動モータ2に供給する。また、駆動モータ2の発電時には、インバータ6は、駆動モータ2が出力する交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を駆動用電池5に供給する。
駆動用電池5は、外部電源7から供給される電力(電気エネルギ)で充電可能である。この充電のために、車両1は、充電レセプタクル8および充電器9を備えている。
外部電源7は、たとえば、家庭用電源(単相100Vまたは単相200VのAC電源)である。外部電源7には、充電ケーブル10の一端が接続されている。充電ケーブル10の他端には、充電プラグ11が設けられている。
充電レセプタクル8は、充電プラグ11を接続(結合)可能に構成されている。充電プラグ11が充電レセプタクル8に接続されることにより、外部電源7と充電レセプタクル8とが電気的に接続される。
充電器9は、充電レセプタクル8と電気的に接続されている。充電プラグ11が充電レセプタクル8に接続された状態で、充電ケーブル10を通して、外部電源7から充電器9に交流電力を供給することができる。充電器9は、駆動用電池5の端子と電気的に接続されている。充電器9は、その外部電源7からの交流電力を駆動用電池5を充電可能な直流電力に変換し、その直流電力で駆動用電池5を充電する。
また、車両1は、充電器9に接続されたコンデンサ12を備えている。
そして、充電器9は、外部電源7から供給される電力で駆動用電池5を充電する機能に加え、駆動用電池5から電力を取り出して、その電力をコンデンサ12に蓄積する機能と、コンデンサ12に蓄積された電力で駆動用電池5を充電する機能とを有している。
また、車両1は、補機用電池(12V電池)13およびDC/DCコンバータ14を備えている。
補機用電池13は、二次電池からなり、車両1に搭載された駆動モータ2以外の電気負荷(たとえば、補機類)の12V電源として備えられている。
DC/DCコンバータ14の入力端子は、駆動用電池5の端子と電気的に接続されている。DC/DCコンバータ14の出力端子は、補機用電池13の端子と電気的に接続されている。DC/DCコンバータ14が動作することにより、駆動用電池5または充電器9から出力される直流電力が降圧され、その降圧された直流電力により、補機用電池13を充電することができる。
車両1には、各部を制御するために、電池ECU(電子制御ユニット)15が搭載されている。
電池ECU15は、CPUおよびメモリを含む構成である。電池ECU15には、駆動用電池5の温度を検出する温度センサ16が接続されている。
電池ECU15は、インバータ6を制御し、駆動用電池5から駆動モータ2への電力の供給および駆動モータ2から駆動用電池5への電力の供給を制御する。また、電池ECU15は、DC/DCコンバータ14を制御し、駆動用電池5から補機用電池13への電力の供給を制御する。さらにまた、電池ECU15は、駆動用電池5に入出力される電流量に基づいて、駆動用電池5の充電量(蓄電量)に対応する充電率であるSOC(State Of Charge)を演算する。電池ECU15は、SOCおよび駆動用電池5の温度に基づいて、充電器9を制御し、駆動用電池5を充電するための充電制御を実行する。
<充電制御>
図2Aおよび図2Bは、充電制御の流れを示すフローチャートである。図3は、充電制御中の駆動用電池に対する充放電の電流、ならびに駆動用電池のSOCおよび温度の時間変化を示すグラフである。
充電プラグ11が充電レセプタクル8に接続されると(ステップS1のYES)、電池ECU15により、以下の処理が開始される。
充電器9が制御されて、外部電源7から供給される電力による駆動用電池5の充電が開始される(ステップS2)。
駆動用電池5の充電の開始後は、駆動用電池5のSOCが繰り返し演算される。そして、駆動用電池5のSOCが所定値(たとえば、100%)以上であるか否かが判断される(ステップS3)。
駆動用電池5のSOCが所定値に達していないときには(ステップS3のNO)、充電レセプタクル8と充電プラグ11との接続が解除されたか否か、つまり充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られたか否かが判断される(ステップS4)。
充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られていなければ(ステップS4のNO)、駆動用電池5のSOCが所定値以上であるか否かが再び判断される(ステップS3)。
駆動用電池5への充電が進むにつれて、図3に示されるように、駆動用電池5の温度(電池温度)が上昇する。駆動用電池5の温度が上昇すると、駆動用電池5に流入する電流量が増加し、駆動用電池5のSOCの上昇速度が増加する。
駆動用電池5のSOCが所定値に達すると(ステップS3のYES)、駆動用電池5が満充電状態に達したと判断されて、充電器9が制御され、外部電源7から供給される電力による駆動用電池5の充電が停止される(ステップS5)。
つづいて、駆動用電池5の温度が第1所定温度(たとえば、0℃)以下であるか否かが調べられる(ステップS6)。
駆動用電池5の温度が第1所定温度よりも高い場合には(ステップS6のNO)、充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られたか否かが再び判断され(ステップS4)、充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られていなければ(ステップS4のNO)、駆動用電池5のSOCが所定値以上であるか否かが再び判断される(ステップS3)。
駆動用電池5のSOCが所定値に達し、かつ、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下である場合には(ステップS6のYES)、低温環境下であるために、駆動用電池5が十分に充電されていないと判断されて、充放電制御が実行される(ステップS7)。
充放電制御では、充電器9が制御されて、図3に示されるように、駆動用電池5からの放電(駆動用電池5からの電力の取り出し)と駆動用電池5への充電とが断続的に交互に繰り返される。このとき、1回の充電動作で駆動用電池5に充電される電荷量(充電量)が1回の放電動作で駆動用電池5から放電される電荷量(放電量)を上回るように、駆動用電池5の充放電が繰り返される。駆動用電池5から放電された電力は、コンデンサ12に蓄積される。また、コンデンサ12に蓄積された電力は、駆動用電池5の充電に使用される。
駆動用電池5の充放電が繰り返されることにより、駆動用電池5の温度がさらに上昇する。駆動用電池5の温度の上昇に伴って、駆動用電池5の内部抵抗が低下し、駆動用電池5に充電可能な容量が増加する。駆動用電池5への充電量が駆動用電池5からの放電量を上回るように、充放電が繰り返されるので、駆動用電池5に充電可能な容量の増加に伴い、駆動用電池5に電力が追加して蓄積される。その結果、駆動用電池5のSOCが上昇する。
充放電制御の実行後は、駆動用電池5の温度が第2所定温度以下であるか否かが調べられる(ステップS8)。第2所定温度は、第1所定温度と同一であってもよいし、第1所定温度と異なっていてもよい。
駆動用電池5の温度が第2所定温度よりも高い場合には(ステップS8のNO)、ステップS9の処理がスキップされて、充電レセプタクル8と充電プラグ11との接続が解除されたか否か、つまり充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られたか否かが判断される(ステップS10)。
充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られていなければ(ステップS10のNO)、駆動用電池5の温度が第2所定温度以下であるか否かが再び調べられる(ステップS8)。
駆動用電池5の温度が第2所定温度以下である場合には(ステップS8のYES)、保温制御が実行される(ステップS9)。
保温制御では、充電器9が制御されて、図3に示されるように、駆動用電池5からの放電と駆動用電池5への充電とが断続的に交互に繰り返される。このとき、1回の充電動作で駆動用電池5に充電される電荷量(充電量)と1回の放電動作で駆動用電池5から放電される電荷量(放電量)とがほぼ同じであるように、駆動用電池5の充放電が繰り返される。
駆動用電池5の充放電が繰り返されることにより、駆動用電池5の温度が上昇する。これにより、駆動用電池5の温度が第2所定温度以上に保たれる。
充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られると(ステップS4,S10のYES)、充電制御が終了される。
<作用効果>
以上のように、外部電源7から駆動用電池5への充電中に、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下であるときには、駆動用電池5への充電と駆動用電池5からの放電とが断続的に繰り返される。この充放電の繰り返しにより、駆動用電池5を効果的に発熱させることができる。
よって、ヒータなどを設けずに、低温環境下において、駆動用電池5を昇温させることができ、駆動用電池5に充電可能な容量の低下を抑制することができる。ヒータなどが不要であるので、ヒータが設けられた構成と比較して、コストおよび重量を低減させることができる。
また、駆動用電池5が低温から昇温すると、その昇温に伴って、駆動用電池5に充電可能な容量が増加する。駆動用電池5への充電量が駆動用電池5からの放電量を上回るように、充放電が繰り返されるので、駆動用電池5に充電可能な容量の増加に伴い、駆動用電池5に電力が追加して蓄積される。そのため、駆動用電池5を昇温させながら、駆動用電池5を充電することができる。
さらに、駆動用電池5から放電された電力は、コンデンサ12に受け入れられ、その後の駆動用電池5の充電に使用される。これにより、駆動用電池5から放電された電力が無駄になることを抑制できる。
駆動用電池5の蓄電量が所定量未満であり、駆動用電池5の空き容量が大きいときには、低温環境下であっても、駆動用電池5を良好に充電することができる。そのため、充放電制御は、駆動用電池5の蓄電量に対応するSOCが所定値以上であるときに実行される。これにより、駆動用電池5から電力が無駄に放電されることを抑制できる。
また、駆動用電池5の温度が第2所定温度以下に低下すると、保温制御が実行される。これにより、充電プラグ11が充電レセプタクル8から抜き取られるまで、駆動用電池5の温度が第2所定温度以上に保たれる。そのため、低温環境下で車両1が始動されても、その始動直後から駆動用電池5の出力を確保することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、車両1にコンデンサ12が備えられ、駆動用電池5から放電された電力がコンデンサ12に蓄積されるとしたが、たとえば、駆動モータ2に内蔵されたコンデンサが電力受入手段として用いられ、駆動用電池5から放電された電力がその駆動モータ2に内蔵されたコンデンサに蓄積されてもよい。
駆動用電池5から放電された電力は、充電器9から充電レセプタクル8、充電プラグ11および充電ケーブル10を通して外部電源7側に送られて、外部電源7が設置された施設に備えられる外部蓄電部への蓄電や電化製品などの駆動電力として使用されてもよい。この場合、外部蓄電部や電化製品が電力受入手段として用いられる。
また、前述の実施形態では、充放電制御の終了後、駆動用電池5の温度が第2所定温度以下に低下すると、保温制御が実行されるとした。これに限らず、充放電制御の終了後、所定時間が経過するごとに、保温制御が実行されてもよい。
また、駆動用電池5の充電終了予定時刻が判明している場合には、その充電終了予定時刻の所定時間前に、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下であるか否かが調べられて、駆動用電池5の温度が第1所定温度以下であれば、駆動用電池5のSOCが所定値以上であるか否かにかかわらず、充放電制御が実行されてもよい。
また、昇温した駆動用電池5の熱が車両1に搭載された空調装置の暖房の熱源として利用されてもよい。
さらにまた、車両1が電気自動車である場合を例にとったが、本発明は、プラグインハイブリッドカーに適用することもできる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
5 駆動用電池(蓄電装置)
7 外部電源
9 充電器(充放電手段)
12 コンデンサ(電力受入手段)
15 電池ECU(制御手段、蓄電量検出手段)
16 温度センサ(温度検出手段)
5 駆動用電池(蓄電装置)
7 外部電源
9 充電器(充放電手段)
12 コンデンサ(電力受入手段)
15 電池ECU(制御手段、蓄電量検出手段)
16 温度センサ(温度検出手段)
Claims (2)
- 蓄電装置と、
電力を受け入れる電力受入手段と、
外部電源から供給される電力および前記電力受入手段に受け入れられた電力の少なくとも一方で前記蓄電装置を充電し、前記蓄電装置に蓄えられた電力を前記電力受入手段に放電する充放電手段と、
前記蓄電装置の温度を検出する温度検出手段と、
前記外部電源から前記蓄電装置への充電中において、前記温度検出手段によって検出される温度が所定温度以下であるときに、前記充放電手段を制御して、前記蓄電装置への充電量が前記蓄電装置からの放電量よりも多くなるように、前記蓄電装置への充電および前記蓄電装置からの放電を断続的に繰り返す充放電制御を実行する制御手段とを含む、車両用充電制御システム。 - 前記蓄電装置の蓄電量を検出する蓄電量検出手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記蓄電量検出手段によって検出される蓄電量が所定量以上であるときに、前記充放電制御を実行する、請求項1に記載の車両用充電制御システム。
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2012
- 2012-10-31 JP JP2012240581A patent/JP2014090639A/ja active Pending
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