JP2014088073A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の側面衝突時に座席4に着座した乗員6とドアとの間の空間に展開されるエアバッグ3と、エアバッグ3にガスを供給するインフレータ2と、を備えたサイドエアバッグ装置1であって、エアバッグ3は少なくとも、インフレータ2から直接的にガスが供給され乗員6の肩部61側方に展開する第一チャンバー31と、第一チャンバー31に供給されたガスが供給され乗員6の上腕部62下方に展開する第二チャンバー32と、第二チャンバー32の下方に設けられ第二チャンバー32に供給されたガスが供給されて展開する第三チャンバー33とに区画されている。
【選択図】図1
Description
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
(3)また、前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーよりも車幅方向内側に展開されるように形成されていることが好ましい。
(5)このとき、前記第一通気孔は、前記乗員の肩部側方よりも後方に位置することがより好ましい。
(6)また、前記第一チャンバーは、展開時の車幅方向長さが前記第二チャンバーの展開時の車幅方向長さよりも小さく形成されていることが好ましい。
本サイドエアバッグ装置は、車両の運転席及び助手席に装備されるものである。以下の説明では、車両の進行方向を前方とし、その逆を後方とし、前方を基準に左右を定める。また、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。また、車体の中心に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。
[1−1.構成]
本実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図1〜図3を用いて説明する。なお、図1はエアバッグが展開した状態を示している。図1に示すように、本サイドエアバッグ装置1は、車両の側面衝突時(以下、側突時という)にエアバッグ3を展開させることで乗員6を保護するものである。そのため、サイドエアバッグ装置1は、乗員6が着座するシート4のシートバック41のドア5側の側部41aに収納されている。
次に、図3(a)〜(f)を用いて、側突時におけるサイドエアバッグ装置1の動作について説明する。図3(a)及び(b)はインフレータ2からエアバッグ3へガスが供給されて第一チャンバー31が膨張した状態を示し、図3(c)及び(d)は第二チャンバー32が膨張した状態を示し、図3(e)及び(f)は第三チャンバー33が膨張した状態を示す。
さらに、第二チャンバー32が第一チャンバー31よりも車幅方向内側に展開するように形成されているため、乗員6の上腕部62の下方で展開することができ、上腕部62を上方に持ち上げることができる。
また、第二チャンバー32は、展開時の車幅方向長さが乗員6の上腕部62の車幅方向長さよりも大きくなるように形成されているため、乗員6の上腕部62の下方に接触する面積が拡大され、上腕部6を上方へ持ち上げる力を増大させることができる。
次に、第二実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図4(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、エアバッグ3の第一チャンバー31′の形状が異なる点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、第三実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図5(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、エアバッグ3が規制部37を有する点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、第四実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図6(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、第二チャンバー32と第三チャンバー33とを区画する第二テザー35′が異なる点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
区画されている。なお、第二通気孔35hは第一実施形態と同様、第二テザー35′の略中央に設けられる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記した各実施形態では、エアバッグ3が三つのチャンバー31,32,33に区画されている場合を説明したが、少なくとも上記の三つのチャンバー31,32,33を有していればよく、エアバッグ3が四つ以上に区画されていてもよい。
2 インフレータ
3 エアバッグ
4 シート
5 ドア
6 乗員
31,31′ 第一チャンバー
32 第二チャンバー
33 第三チャンバー
34 第一テザー(第一隔壁部材)
34h 第一通気孔
35,35′ 第二テザー(第二隔壁部材)
35h 第二通気孔
36h 排出孔
37 規制部
37h 連通口
61 肩部
62 上腕部
63 胸部,腹部及び腰部(他の部位)
Claims (7)
- 車両の側面衝突時に座席に着座した乗員とドアとの間の空間に展開されるエアバッグと、前記エアバッグにガスを供給するインフレータと、を備えたサイドエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは少なくとも、前記インフレータから直接的にガスが供給され前記乗員の肩部側方に展開する第一チャンバーと、前記第一チャンバーに供給されたガスが供給され前記乗員の上腕部下方に展開する第二チャンバーと、前記第二チャンバーの下方に設けられ前記第二チャンバーに供給されたガスが供給されて展開する第三チャンバーとに区画されている
ことを特徴とする、サイドエアバッグ装置。 - 前記第二チャンバーは、展開したときの形状が前方に行くほど斜め下方に延びる形状である
ことを特徴とする、請求項1記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーよりも車幅方向内側に展開されるように形成されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記第一チャンバー及び前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーから前記第二チャンバーへガスを流通させるための第一通気孔を有する第一隔壁部材により区画され、
前記第一通気孔は、前記第二チャンバーの後部に位置する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記第一通気孔は、前記乗員の肩部側方よりも後方に位置する
ことを特徴とする、請求項4記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記第一チャンバーは、展開時の車幅方向長さが前記第二チャンバーの展開時の車幅方向長さよりも小さく形成されている
ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記第二チャンバー及び前記第三チャンバーは、前記第二チャンバーから前記第三チャンバーへガスを流通させるための第二通気孔を有する第二隔壁部材により区画され、
前記第二隔壁部材は、前部が後部よりも下方に位置するように傾斜して設けられる
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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