JP2014073640A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 機器の電源をオンする際、その機器の電源がオフされているのは電力供給量がひっ迫しているためか、たまたま電源がオフにされているだけなのか区別できないため、電力供給量がひっ迫しているために機器の電源がオフされているにも拘らず、ユーザがその機器の電源をオンにすることにより消費電力量が増大して電力供給量を超えてしまうおそれがある。
【解決手段】 電力制御を指示する電力制御信号をネットワークを介して受信すると、その電力制御信号に応じて画像形成装置の電源をオフにし、電力制御信号による電源オフであることを示す情報を記憶する。そして電力制御信号によって画像形成装置の電源がオフになった後に画像形成装置が起動される場合に、記憶手段に前記情報が記憶されているか否かを判定し、その情報が記憶されていないと判定される場合、画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、その情報が記憶されていると判定される場合、画像形成装置を第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動する。
【選択図】 図6
【解決手段】 電力制御を指示する電力制御信号をネットワークを介して受信すると、その電力制御信号に応じて画像形成装置の電源をオフにし、電力制御信号による電源オフであることを示す情報を記憶する。そして電力制御信号によって画像形成装置の電源がオフになった後に画像形成装置が起動される場合に、記憶手段に前記情報が記憶されているか否かを判定し、その情報が記憶されていないと判定される場合、画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、その情報が記憶されていると判定される場合、画像形成装置を第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、電力供給量の変化に応じて電源制御を行う画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、プリンタ部に電子写真方式を採用した多機能処理装置(MFP)では、画像形成時に大電力を必要とする。特に消費電力が大きいのは、定着器や画像形成部、及び画像データを処理する回路などである。一方で、近年の省エネ意識の高まりや規制の強化等により、きめ細かい電力制御を行う必要性が高まっている。例えば、特許文献1には、ブレーカの定格に近づいたらユーザに通知したり、機器の電源をオフにすることが記載されている。更には、電力の需要量が増大して電力の供給能力がひっ迫してきた場合には、動的に電力供給量を変化させるとともに、電力を消費している機器の電源をオフすることで消費電力量を減らして電力ピークを抑える技術が記載されている。
しかしながら、このような状況の場合に問題になるのが、その機器を利用するユーザは、その機器の電源がオフされているのは、電力供給量がひっ迫しているためか、或いは、たまたま電源がオフにされているだけなのか区別できない点にある。更に、電力供給量がひっ迫しているために機器の電源がオフされているにも拘らず、ユーザがその機器の電源をオンにすることにより消費電力量が増大して、電力供給量を超えてしまう事態が発生する可能性がある。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決することにある。
本発明の目的は、電力供給量に応じて電源がオフされている装置が起動されるときは、少ない消費電力で起動できるようにする技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
ネットワークに接続する画像形成装置であって、
電力制御を指示する電力制御信号を前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記電力制御信号に応じて、前記画像形成装置の電源をオフにするシャットダウン手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになったことを示す情報を記憶する記憶手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになった後に前記画像形成装置が起動される場合、前記記憶手段に前記情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記情報が記憶されていないと判定される場合、前記画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、前記判定手段により前記情報が記憶されていると判定される場合、前記画像形成装置を前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
ネットワークに接続する画像形成装置であって、
電力制御を指示する電力制御信号を前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記電力制御信号に応じて、前記画像形成装置の電源をオフにするシャットダウン手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになったことを示す情報を記憶する記憶手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになった後に前記画像形成装置が起動される場合、前記記憶手段に前記情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記情報が記憶されていないと判定される場合、前記画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、前記判定手段により前記情報が記憶されていると判定される場合、前記画像形成装置を前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、電力制御信号に応じて電源をオフにした状態の装置が、利用者によって電源がオンにされた場合に、少ない消費電力で起動できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。尚、本実施形態では、画像形成装置の一例として、多機能処理装置(MFP)を例に説明するが、本発明はこのようなMFPに限定されるものではない。
[実施形態1]
実施形態1では、供給可能な電力供給量に対して電力需要量が増大したために電源をオフ(シャットダウン)した複合機(多機能処理装置)が、その後、その電源がオンされたとき、その複合機は、前回電源がオフした理由を判定する。そして、電力供給量に起因した電源オフであった場合には、複合機を通常の動作モード(第1電力状態)ではなく前記動作モードより消費電力量の小さい省電力モード(第2電力状態)で立ち上げる。そしてユーザに対して、電力供給量に起因した電源オフの指示が出ていることを通知し、現時点では、複合機を通常の動作モードで起動できないことを知らせる。
実施形態1では、供給可能な電力供給量に対して電力需要量が増大したために電源をオフ(シャットダウン)した複合機(多機能処理装置)が、その後、その電源がオンされたとき、その複合機は、前回電源がオフした理由を判定する。そして、電力供給量に起因した電源オフであった場合には、複合機を通常の動作モード(第1電力状態)ではなく前記動作モードより消費電力量の小さい省電力モード(第2電力状態)で立ち上げる。そしてユーザに対して、電力供給量に起因した電源オフの指示が出ていることを通知し、現時点では、複合機を通常の動作モードで起動できないことを知らせる。
図1は、実施形態1に係る情報処理システムの構成図である。
このシステムでは、MFP104,105やプリンタ106、FAX107などの機器がネットワーク101に接続されている。このネットワークは、ここではEthernet(登録商標)とする。本実施形態1は、ネットワークの種類に依存しないため、他の方式のネットワークでも適用可能である。PC102はユーザが使用するPC(パーソナルコンピュータ)であり、ネットワーク101を介してMFP104,105やプリンタ106、FAX107等の機器とのデータの送受信ができる。電力管理サーバ108は、電力会社側に存在する電力管理サーバで、電力利用者が利用可能な消費可能電力量を保持する。電力管理サーバ108は、外部ネットワーク109を経由して、MFP104が接続されるネットワーク101と接続される。電力コントローラ103は、このシステム内の消費電力量を管理するサーバであり、電力管理サーバ108から取得した消費可能電力量を基に、電力量がひっ迫した場合に、このシステムに含まれる機器に対してシャットダウン指示を行う。
MFP104,105はコピー、プリンタ、スキャナ等の機能が統合された複合機である。これらMFP104,105では、カラー印刷を行うか否かの設定やプリントスピード等の設定を行うことができ、その設定に応じて消費電力も大きく異なってくる。特に、トナーを熱定着させる電子写真方式のプリンタでは、定着器のヒータに多くの電力が必要になる。一般には、白黒印刷よりもカラー印刷の方が消費電力が多く、プリントスピードが速くなるほど消費電力は多くなる。プリンタ106、FAX107はそれぞれ単機能の印刷機器及びファクシミリ機器である。
次に、実施形態1に係るMFP104の構造及び動作について説明する。本実施形態1は、MFP105、プリンタ106、FAX107にも適応可能であるが、ここではMFP104を例にとって説明する。
図2は、実施形態1に係るMFP104の構成を示すブロック図である。
制御部202は、このMFP104全体の動作を制御しており、データの送受信、データの変換、データの保存、電力制御等を行う。
MFP104がプリント動作を行う場合は、PC102が印刷ジョブを生成し、その印刷ジョブをネットワーク101を介してMFP104に送信する。これにより制御部202は、その印刷ジョブを受信して一旦、制御部202内のメモリに保存し、制御部202は、その保存した印刷ジョブのデータを画像データに変換してプリンタ部204に出力する。プリンタ部204は、制御部202の制御下で、その画像データに基づいてシート(用紙)に画像を印刷し、その印刷済のシートを排出する。
MFP104がスキャン動作を行う場合を説明する。この場合は、ユーザが原稿をスキャナ部203にセットした後、操作部201の画面を参照しながらボタンを操作することによりスキャン動作の設定を行う。そして操作部201のスタートボタンが押下されるとスキャン動作が開始され、制御部202の制御下で、スキャナ部203は原稿を光学的に読み取って画像データに変換する。制御部202は、こうして得られた画像データを一旦保存した後、予め操作部201で指定した設定内容に従ってデータ形式を変換して送信先に転送する。
またMFP104がコピー動作を行う場合は、ユーザが原稿をスキャナ部203にセットした後、操作部201の画面を参照しながらボタンを操作してコピー動作を設定する。そして操作部201のスタートボタンが押下されるとコピー動作が開始される。スキャナ部203は、制御部202の制御下で原稿を光学的に読み取って画像データに変換する。この画像データは制御部202内のメモリに保存された後、制御部202が、そのデータ形式を変換してプリンタ部204に出力する。プリンタ部204は、その画像データに基づいて画像をシート上に印刷し、その印刷済のシートをMFP104の外に排出する。
電源部205は、電源プラグ206から供給される商用電源を、MFP104の各部で使用する電圧に変換する。電源スイッチ210は、このMFP104の電源をオン/オフするためのスイッチであり、電源を投入するためには、ユーザの操作によって電源スイッチ210をオン状態にする。制御部202と電源スイッチ210の間は制御線211で接続されており、制御部202はこの制御線211によりMFP104の電源をオフすることができる。
シャットダウン処理が完了した後、制御部202のCPU302(図3)は、この制御線211を変化させることにより電源スイッチ210をオフすることができ、このときMFP104が完全に電源オフの状態になる。電源スイッチ210は、制御線211から電流が流れ込むことにより電源供給をオフにできるソレノイド式のスイッチである。スイッチ207,208,209は、制御部202からの信号に基づき、各部への電力供給をオン/オフする。ここでスイッチ207は、電源部205から操作部201への電力供給をオン/オフする。スイッチ208は、電源部205からスキャナ部203への電力供給をオン/オフする。更にスイッチ209は、電源部205からプリンタ部204への電力供給をオン/オフする。
図3は、実施形態1に係るMFP104の制御部202の構成を説明するブロック図である。
制御部202を制御するCPU302は、不揮発メモリであるプログラムメモリ305に記憶されたプログラムを実行し、汎用メモリ307を一時記憶領域として各種処理を行う。またCPU302は、ネットワークI/F301、スキャナ部203と通信を行うスキャナI/F303、操作部201と通信を行う操作部I/F304、プリンタ部204と通信を行うプリンタI/F306と、内部バス309を介して接続されている。更に、CPU302は、内部バス309を介して時計308、電源制御I/F310及び不揮発性メモリ311等と接続されている。時計308は、計時の精度を保つため、ネットワーク101経由でNTP(Network Time Protocol)方式によって定期的に時間を補正している。電源制御I/F310は、CPU302の制御により、スイッチ207,208,209,210に対して、これらスイッチをオン/オフする制御信号を出力する出力ポートである。不揮発性メモリ311は、後述する電力コントローラ103からのシャットダウン指示によるシャットダウンを行ったかどうかを示す情報を保持するメモリである。
いま、MFP104がスリープモード(第3電力状態)にあるときは、CPU302の制御により、スイッチ207,208,209がオフ状態にあり、操作部201、スキャナ部203及びプリンタ部204の電力供給が遮断されている。
スリープモード(第3電力状態)から通常状態への移行は、ネットワーク101を経由して印刷ジョブを受信するか、操作部201の電源ボタンの押下、時計308におけるアラームの発生等により起動される。これらの検知はCPU302が行い、その検知に応じて、スイッチ207,208,209を操作して、必要な部位への電源の投入を行う。印刷ジョブの実行が完了して、プリント動作が終了すると、再びスリープモード(第3電力状態)に移行する。以上がMFP104の構造及び動作説明の概要である。
図4は、実施形態1におけるMFP104の制御部202によるシャットダウン処理を説明するフローチャートである。このフローチャートを実行するプログラムはプログラムメモリ305に記憶されており、CPU302がこのプログラムを実行することにより、この処理が実現できる。
この処理は、ユーザが操作部201を操作してシャットダウン指示を行うか、もしくはネットワーク101を経由して電力コントローラ103からシャットダウン指示を受け取ることにより開始される。まずS401でCPU302は、電力コントローラ103からのシャットダウン指示かどうかを判断する。電力コントローラ103からのシャットダウン指示であると判断した場合はS402に進み、CPU302は、電力コントローラ103からの指示情報(要求フレームワーク:後述)を基にシャットダウンを行うため、不揮発性メモリ311のフラグをオンにする。次にS403に進み、CPU302は、電力コントローラ103からのシャットダウン指示情報に含まれる備考情報を不揮発性メモリ311に保存してS404に進む。S404では、ソレノイド式のスイッチ207,208,209,210に、スイッチをオフにする制御信号を出力して、シャットダウン処理を終了する。これにより、MFP104の電源がオフになる。尚、シャットダウン処理の後にMFP104が移行する電源オフの状態は、RAMなどの揮発性メモリに通電した状態である。この状態は、シャットダウン時にRAMに記憶されたOS等のステータス情報を用いて高速復帰可能なサスペンド状態を含む。更には、この状態は、シャットダウン時にHDDなどの不揮発性メモリに記憶されたOS等のステータス情報を用いて高速復帰可能なハイバネーション状態を含む。
一方、S401で、電力コントローラ103からのシャットダウン指示でないと判断した場合はS405に進み、不揮発性メモリ311のフラグをオンにする。そしてS404に進み、ソレノイド式のスイッチ207,208,209,210を全てオフにして操作部201、スキャナ部203、プリンタ部204への電力供給をオフにする。
この処理により、電力コントローラ103からのシャットダウン指示によりシャットダウンを実行するときは、不揮発性メモリ311のフラグをオンにしてシャットダウン処理を実行する。これにより次にMFP104の電源がオンされた時は、前回のシャットダウンがユーザの操作によるものか、電力コントローラ103からのシャットダウン指示によるものかを判定できる。
図5は、実施形態1において、電力コントローラ103からネットワーク101経由でMFP104に送信されるシャットダウン指示(電力制御信号)のための要求フレームワークの一例を示す図である。
図5において、501は送信元を表し、ここで「1」は、電力コントローラ103を示している。502は要求フレームワークの送信先を表し、ここで「2」は、MFP104を示している。503は要求フレームワークを送信する先の機種の種別を示しており、ここでは「MFP」がセットされている。504は要求フレームワークを受信した機種が制御する制御内容を示す。図5の例の場合は、シャットダウンを示す「シャットダウン」が記述されている。505は制御内容の補足情報である備考が記述されている。この場合、シャットダウン指示が解除される予定時刻が16:00であることを表している。図5で示した要求フレームワークはあくまでも一例であり、この限りではない。
図6は、実施形態1に係るMFP104において、シャットダウン後、ユーザが電源スイッチ210を操作することによってMFP104の電源がオンされて起動されるときの処理を説明するフローチャートである。このフローチャートを実行するプログラムはプログラムメモリ305に記憶されており、CPU302がこのプログラムを実行することにより、この処理が実現できる。
この処理は、ユーザの操作によって電源スイッチ210がオンされることにより開始される。この状態では電源スイッチ210を介して商用電源が電源部205に供給されており、この電源部205から制御部202に電力が供給されてCPU302による処理が実行可能となっている。まずS601で、CPU302は、不揮発性メモリ311のフラグがオンになっているかどうかを判定する。S601で、不揮発性メモリ311のフラグがオンになっていると判定した場合はS602に進み、オンになっていないと判定した場合はS604に進む。このフラグがオンの場合は、電力コントローラ103からシャットダウン要求があったことを示しているため、この場合は電力供給量がひっ迫していて、電源投入を抑制すべきと考えられる。そこでS602に進み、CPU302は、まず不揮発性メモリ311のフラグをオフにする。そしてCPU302は、操作部201に電力を供給するためにスイッチ207をオンにして操作部201に通電して起動する。次にS603に進み、CPU302は、不揮発性メモリ311に保持した指示情報を基に、操作部201に表示を指示し起動処理を終了する。
一方S601で、不揮発性メモリ311のフラグがオフであればS604に進み、CPU302は、スイッチ207,208,209をオンにして、操作部201、スキャナ部203、プリンタ部204に通電する、通常の起動処理を行って起動処理を終了する。
尚、S602で、操作部201に通電して表示を行っているのは、ユーザが電源スイッチ210オンしたにも関わらずMFP104が起動しないと、ユーザは、MFP104が故障したと勘違いする恐れがある。そこで、ユーザに対して、いまMFP104が使用できないことを伝えるために操作部201に通電して、ユーザへメッセージを表示するようにしている。このように操作部201にのみ通電することにより、起動時のMFP104の消費電力を少なく抑えることができる。
図7は、実施形態1に係るMFP104の操作部201への表示例を示す図である。この表示は、例えば前述の図6のS603で操作部201に表示される。
図において、703はハードキー部分を示し、ここにはテンキーやスタートキーなどが配置されている。表示部702には、現在、電力コントローラ103からのシャットダウン指示により電源をオフにしていることを利用者に通知するための情報が表示されている。図7では「現在、電力供給量の低下のため使用することができません」というメッセージに加えて、「電力供給量の復帰予定時刻はXX月XX日16:00です」というように、復帰予定時刻が表示されている。これは前述した電力コントローラ103からのシャットダウン指示情報に含まれる、例えば図5の要求フレームワークに基づいて設定される。尚、図7の表示例はあくまでも一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
以上説明したように本実施形態1によれば、電力供給量がひっ迫しているためにシャットダウンされた機器の電源スイッチがオンされると、直ちに機器を動作可能なスタンバイ状態に移行しないようにできる。これにより、システム全体の消費電力の増大を抑えることができる。またこの時、ユーザに対して、現在、電力供給量が低下しているために、この機器を使用できない旨を表示できるため、ユーザが機器の故障と勘違いするのを防止できる。
[実施形態2]
この実施形態2では、実施形態1との相違点として、ユーザがMFP104の電源スイッチをオンにして起動する際、電力コントローラ103からのシャットダウン指示が解除されているかを確認する処理を追加した実施形態について説明する。尚、実施形態2におけるシステム構成、MFPの構成などは前述の実施形態1と同じであるため、それらの説明を省略する。
この実施形態2では、実施形態1との相違点として、ユーザがMFP104の電源スイッチをオンにして起動する際、電力コントローラ103からのシャットダウン指示が解除されているかを確認する処理を追加した実施形態について説明する。尚、実施形態2におけるシステム構成、MFPの構成などは前述の実施形態1と同じであるため、それらの説明を省略する。
図8は、実施形態2に係るMFP104において、ユーザが電源スイッチ210をオンした時の起動処理を説明するフローチャートである。このフローチャートを実行するプログラムはプログラムメモリ305に記憶されており、CPU302がこのプログラムを実行することにより、この処理が実現できる。
この処理は、ユーザが電源スイッチ210をオンにすることにより制御部202に電力が供給されることにより開始される。まずS801でCPU302は、不揮発性メモリ311のフラグがオンかどうかを判定する。S801で不揮発性メモリ311のフラグがオンであると判定した場合はS802に進み、オンでないと判定したときはS804に進む。S802でCPU302は、不揮発性メモリ311のフラグをオフにする。そしてCPU302は、ネットワークI/F301を経由して、シャットダウンの指示の発行元である電力コントローラ103に対してシャットダウン指示が解除されているか否かを確認する。S803で、シャットダウンの指示が解除されていると判定したときはS804に進み、CPU302は、スイッチ207,208,209をオンにして、操作部201、スキャナ部203、プリンタ部204に通電する、通常の起動処理を行う。
一方、S803で、シャットダウン指示が解除されていないと判定したときはS805に進み、CPU302は、操作部201に電力を供給するためにスイッチ207をオンにし、操作部201に通電して起動する。次にS806に進み、CPU302は、不揮発性メモリ311に保持した指示情報を基に、操作部201に、例えば図7に示すようなメッセージを表示するように指示して起動処理を終了する。
このように、ユーザがMFP104の電源スイッチをオンした場合に、前回、電力供給量がひっ迫しているために電源がオフされた場合であっても、電力コントローラ103からのシャットダウン指示が解除されていれば、通常の起動を行うことが可能となる。
また、電力コントローラ103からのシャットダウン指示が解除されていないときは、以前として電力供給量がひっ迫した状態にあるため省電力モードで起動し、ユーザに対して、直ぐに電源をオンできない旨を表示することができる。
これにより、MFP104が、電力コントローラ103からのシャットダウン指示によりシャットダウンした場合であっても、ユーザがMFP104の電源スイッチ210をオンにした際に、シャットダウン指示が解除されていれば通常通り起動できる。また、シャットダウン指示が解除されていないときは、以前として電力供給量がひっ迫した状態にあるため省電力モードで起動することができる。
尚、上記実施形態では、利用者に通知するための情報として、復帰予定時刻を示すメッセージを表示した。しかし本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、システム内の他のどの機器が利用できるかという情報、また、その利用可能な機器の位置を示す情報等を表示するようにしても良い。
また更には、例えば、オフィス内の他の機器の消費電力を下げることで利用禁止になっているMFPを一時的にでも利用可能にする候補を表示するようにしても良い。例えば、「エアコンの温度を1度下げると、MFPから画像データを送信できます」、或いは、「照明を消すことによりプリントできます」等の表示を行っても良い。
また、上記実施形態では、電力制御信号によってMFPの電源がオフになった後に、MFPが起動された場合、少なくとも表示部に電力を供給する第2電力状態で起動する例について説明した。しかし本発明はこれに限らず、操作部201、スキャナ部203及びプリンタ部204への電力供給が停止され且つ制御部202へ電力が供給されるスリープモードで起動しても良い。
また、上記実施形態では、電力制御信号によってMFPの電源がオフになった後に、MFPが起動された場合、少なくとも表示部に電力を供給する第2電力状態で起動する例について説明した。しかし本発明はこれに限らず、少なくとも制御部202のネットワークI/F301への電力が供給されるモードで起動しても良い。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- ネットワークに接続する画像形成装置であって、
電力制御を指示する電力制御信号を前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記電力制御信号に応じて、前記画像形成装置の電源をオフにするシャットダウン手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになったことを示す情報を記憶する記憶手段と、
前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになった後に前記画像形成装置が起動される場合、前記記憶手段に前記情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記情報が記憶されていないと判定される場合、前記画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、前記判定手段により前記情報が記憶されていると判定される場合、前記画像形成装置を前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置の起動の指示は、当該画像形成装置の電源スイッチのオンによるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記電力制御信号は、前記供給可能な電力量に対して消費電力量が近づいた場合に、前記ネットワークに送信されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第2電力状態において、前記画像形成装置の少なくとも表示部に電力を供給して、前記画像形成装置の電源をオンできないことを示すメッセージを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記電力制御信号は、前記電力制御が解除される予定時刻の情報を含み、前記メッセージは、更に、前記予定時刻の情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記省電力モードは、前記画像形成装置の操作部に電力を供給し、少なくともプリンタ部に電力を供給しないモードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記判定手段により前記情報が記憶されていると判定される場合、前記電力制御信号の発行元に対して前記電力制御信号が解除されているか否かを問い合わせる問い合わせ手段を更に有し、
前記制御手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせで前記電力制御信号が解除されていないときは、前記画像形成装置を前記第2電力状態で起動し、
前記問い合わせ手段による問い合わせで前記電力制御信号が解除されているときは、前記画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - ネットワークに接続する画像形成装置を制御する制御方法であって、
受信手段が、電力制御を指示する電力制御信号を前記ネットワークを介して受信する受信工程と、
シャットダウン手段が、前記受信工程で受信した前記電力制御信号に応じて、前記画像形成装置の電源をオフにするシャットダウン工程と、
記憶手段が、前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになったことを示す情報を記憶する記憶工程と、
判定手段が、前記電力制御信号によって前記画像形成装置の電源がオフになった後に前記画像形成装置が起動される場合、前記記憶工程で前記情報が記憶されているか否かを判定する判定工程と、
制御手段が、前記判定工程で前記情報が記憶されていないと判定される場合、前記画像形成装置を第1電力状態で起動するように制御し、前記判定工程で前記情報が記憶されていると判定される場合、前記画像形成装置を前記第1電力状態より省電力の第2電力状態で起動するように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項8の制御方法を実行させるためのプログラム。
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JP2015197465A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 住友ゴム工業株式会社 | トナー供給ローラおよび画像形成装置 |
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2012
- 2012-10-04 JP JP2012222541A patent/JP2014073640A/ja active Pending
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